「まもるくん号」がバルーンフェスタに出場

News Release
2015年10月19日
共栄火災 熱気球「まもるくん号」がバルーンフェスタに出場
「ビーバー・バルーンクラブ」と合同で日本の熱気球の先駆けとなった
「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」に3機出場
共栄火災海上保険株式会社(本社:東京都港区新橋 1-18-6、社長:杉中洋文)は、「ビーバー・バ
ルーンクラブ」(所在地:佐賀県佐賀市、会長:鶴崎伸一氏/当社佐賀支社代理店店主)と合同で、
「2015佐賀インターナショナルバルーンフェスタ/FAI熱気球世界選手権プレ大会」(会場:佐賀市
嘉瀬川河川敷、開催期間:10月28日~11月4日)に出場することになりました。
大会では、熱気球「まもるくん号」が3機出場し空中を飛行します。期間中は、「ビーバー・バルーン
クラブ」のスタッフ15名が参加し、参加者や見学者をはじめ地域社会の方々との交流をはかります。
熱気球「まもるくん号」は、当社が1992年の創立50周年を記念して製作、
球皮には当社の主力保険商品である「まもるくん(建物更新総合保険)」のキ
ャラクターであるビーバーがデザインされています。運営は「ビーバー・バル
ーンクラブ」に委託し、主に西日本地区を中心に施設※への慰問、競技大会
への出場など、積極的な活動を展開しています。現在、ビーバー・バルーン
クラブが訪問した施設はこの23年間で370か所を超えています。
当社では、今後も各種イベント活動等を通じ、地域や社会との交流を積極
的にはかってきます。
※ 全国の児童養護施設、養護学校、肢体不自由児施設、児童自立支援施設(旧教護院)、老人ホームなど
各種福祉施設へ慰問を行っています。
【2015佐賀インターナショナルバルーンフェスタ/FAI熱気球世界選手権プレ大会の概要】
会場
佐賀市嘉瀬川河川敷
開催期間 2015年10月28日(水)~11月4日(水)
競技期間 2015年10月30日(金)~11月3日(火・祝)
主催
2016 佐賀熱気球世界選手権組織委員会
(一般財団法人日本航空協会、日本気球連盟、佐賀県、佐賀市、佐賀バルーン
フェスタ組織委員会)
【本件に関するお問い合わせ先】
〒105-8604 東京都港区新橋 1-18-6
広報室 ☎03-3580-4221(ダイヤルイン) 担当:小林・古賀
佐賀インターナショナルバルーンフェスタについて
佐賀インターナショナルバルーンフェスタは、1980年から競技中心の熱気球大会として開催して
おり、1989年には世界選手権を開催。以降も世界選手権と同一の質と量で競技を実施してきました。
これらの努力が国際的にも評価され、代々の世界チャンピオン、ヨーロッパチャンピオンを始めとした
世界トップクラスの選手や競技役員が毎年多数参加しています。
佐賀インターナショナルバルーンフェスタのメインタイトルであるパシフィック・カップは、例年85機
前後で開催され、そのうち日本選手は50機前後が参加しています。
佐賀インターナショナルバルーンフェスタは、その参加規模においてアジア地区最大であり、また
大会運営や競技運営の内容においても、世界のトップクラスと評価され、世界中の注目を集め続け
ています。
熱気球「まもるくん」号の製作背景について
日本での熱気球の先駆けとなったのが、1989年に九州の佐賀県で開催された「佐賀インターナ
ショナルバルーンフェスタ」で、その後毎年開催され、会期中には全国から延べ約80万人が集まる
大イベントとなっています。
当社が熱気球を製作することになったのは、日本の熱気球のメッカである佐賀に在住し、長年の
ボランティア活動に携わってきた鶴崎伸一氏(当社の代理店「佐賀鶴崎」の店主)が、「体が不自由な
方々にも大空の素晴らしさを味わってもらいたい」という思いを実現するために、熱気球のクラブチー
ム「ビーバー・バルーンクラブ」を結成、メンバーを集うとともに、機体などを提供するスポンサーを探し
ていました。
それに対し当社も、当社社員が参加できる熱気球を活用した社会貢献活動が可能になるとして、
1992年に製作の運びとなったものです。また、現在3機の熱気球を運用しています。
ビーバー・バルーンクラブについて
きっかけは、ある一人の障害者の方が言った「私も鳥のように自由に空を飛びたい。風のように速
く走りたい」という言葉でした。1992年4月に誕生したビーバー・バルーンクラブは、養護施設や肢体
不自由児施設の子供たちを中心に「大空を駆けめぐる」感動を味わってもらおうと、西日本地区を中
心に、熱気球搭乗体験イベントを実施しています。
「ビーバー・バルーンクラブ」のユニークな点は、メンバーのなかに身障者が所属していることもあり、
アマチュア無線で連絡を取り合っていることです。これならば身障者の方でも自宅に居ながらにして
競技やミーティングなどに参加できるからです。普段の練習は各種大会等を目指したものが中心で
すが、近郊の施設や佐賀市の社会福祉協議会などと連携し、施設へのバルーン慰問や地域社会へ
のボランティアも積極的に行なっています。
同チームの活動は、あくまでも自発的な意志を尊重しており、メンバー各自の仕事を優先しながら
ボランティアとして実施しています。