アニュアルレポート 目 次 1.社長メッセージ .......................................................................... 1 2.会社情報 ........................................................................... 2 ∼ 3 3.施設概要と各施設の所有・運営関係 ............................................ 4 4.2014 年度 経営の概況 ....................................................... 5 ∼ 6 5.財務諸表 .................................................................................. 7 6.2014 年度の主な取組と CSR(企業の社会的責任)への取組 .......... 8 7.お客様の声に応えました ............................................................ 9 8.営業の概況 .................................................................... 10 ∼ 13 パシフィコ横浜の企業理念 基本理念 − パシフィコ横浜の使命 − 「国際観光・M ICE都市 横浜」のMICE拠点として、 人と情報の交流を促進することにより、 学術・文化・産業等の発展を通じて、地域の活性化と国際平和に貢献します。 経営方針 − 理念を実現するための基本的な方向 − 1. 国際会議場、展示場及びホテルが一体となった大規模複合MICE施設としての特性と、横浜という都市 の魅力、ウォーターフロントに位置する環境を活かし、快適で魅力ある交流の場を提供します。 2.開催されるMICEの成功を私たち自身の喜びとし、お客さまから信頼され、満足いただけるサービスを 提供します。 3. MICEの開催により公益的使命を果たすとともに、株式会社として経営環境の変化に柔軟かつ迅速に 対応します。 企業行動指針 − 企業の社会的責任 (CSR) と行動規範 − 1.お客様に安全・快適で高品質な施設やサービスを提供します 2.法令・社内規則を遵守し、社会的倫理に基づいて行動すると共に、反社会的勢力及び団体との関係は排除 します 3.省エネ・資源の有効活用・リサイクルなど地球環境の保全を念頭に置いた事業を遂行します 4.個人の人権・人格を尊重し、不当な差別をしません 5.社員の自発性・創造性を尊重し、安全で働きやすい職場環境づくりをします 6.良き企業市民として、地域社会への貢献活動に取り組みます 7.取締役は本指針の遵守・実現を自らの責務と認識し、率先垂範の上、実効性のある社内体制を整備します 社長メッセージ 平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。 2014 年度は、「第 16 回世界作業療法士連盟大会」、「第 18 回世界社会 学会」等の大型国際会議や、自主事業「ヨコハマ恐竜展 2014」等の閑散期 対策など全社をあげた努力が奏功し、会場使用料収入は 36 億 2 千万円と なりました。これにより、 2011 年度に策定した「中期経営計画(2011-2015) 」 や、横浜市と締結している「自主的・自立的経営を目指した協約(2014)」 等に定める会場使用料収入目標を大きく上回ることができ、総売上高は 80 億 6 千万円、当期純利益は 4 億 7 千万円と、過去最高となりました。 2015 年度につきましては、年度を通じて景気は緩やかな回復軌道をたどると予想され、MICE 業界にとっ ても企業コンベンション需要等の拡大が期待できます。 一方、アジア太平洋地域や国内では施設の新設・拡張が次々と計画されているなど、よりいっそう競争 が激化することは明らかであり、潜在顧客を開拓するとともに、顧客満足を向上させる商品の提供、新た な価値の創出に取り組み、施設としての競争力を高めてまいります。 競争力強化の一環でもある中長期大規模改修工事については、ホテル棟の改修を中心に各棟の経年劣化 対応や省エネ化など機能強化のための工事のほか、展示ホールⅠ期の大規模改修の基本構想をとりまとめ てまいります。ホテル棟の改修については、客室の売り止めを最小限に止めるとともに、建設経費高騰に 対応するべく、効率的な工事を実施していきます。 また、弊社が開業以来蓄積してきた MICE(※)開催や施設運営のノウハウ、地域連携の取組等を活か した MICE 周辺ビジネスの事業化など、新たな収益源確保に向けて事業領域の拡大を進めていきます。 横浜市が進めている「みなとみらい 21 中央地区・20 街区」の新 MICE 施設整備に関して、弊社はその 運営者となるべく、当社既存施設と相乗効果が発揮できるような新しい施設のあり方を検討するとともに、 2016 年春に予定されている運営計画提案書の提出に向けて準備作業を進めています。 2020 年オリンピック・パラリンピック東京大会の開催決定は、MICE 業界にとっても横浜にとっても 飛躍のチャンスです。また、横浜市は本年 2 月に「横浜市都心臨海部再生マスタープラン」として、2050 年の都心臨海部の将来像を描き、都心機能の重要な要素として MICE 強化を鮮明にしました。弊社として も横浜の MICE 機能の更なる強化に貢献してまいりたいと考えています。 株主のみなさま、当社をご利用いただくお客様ならびに当社に関わる全てのみなさまにおかれましては、 今後ともより一層のご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。 2015 年 7 月 株式会社横浜国際平和会議場 代表取締役社長 (※)MICE:Meeting(企業等の会議) 、Incentive Travel(企業等の行う報奨・研修旅行) 、Convention(国際機関・学 会等が主催する総会、学術会議等)、Exhibition/Event(展示会・見本市 / イベント)などビジネスイベントの総称 1 会社情報 会 社 概 要 商 号 株式会社 横浜国際平和会議場 英 文 社 名 PACIFIC CONVENTION PLAZA YOKOHAMA 略 称 社 名 パシフィコ横浜 (PACIFICO YOKOHAMA) 本 社 所 在 地 〒 220- 0012 横浜市西区みなとみらい一丁目1番1号 代表取締役社長 鈴木 設 立 1987(昭和 62)年 6 月 3 日 金 75 億 6500 万円 革 1987(昭和 62)年 6 月 資 沿 本 1988(昭和 63)年 6 月 同年 12 月 1989(平成 元)年 6 月 同年 10 月 1991(平成 3)年 6 月 同年 7 月 同年 9 月 同年 10 月 1994(平成 6)年 4 月 1999(平成 11)年 7 月 2000(平成 12)年 6 月 2001(平成 13)年 7 月 2004(平成 16)年 2006(平成 18)年 2009(平成 21)年 2010(平成 22)年 2010(平成 22)年 2013(平成 25)年 2014(平成 26)年 6月 8月 6月 3月 4月 6月 6月 ㈱横浜国際平和会議場(会長:花村仁八郎・社長:髙木文雄) 設立 資本金 44 億円 資本金 88 億円に増資 会議センター・ホテル建設工事着工 資本金 110 億円に増資 展示ホール(Ⅰ期分)建設工事着工 資本金 159 億 8600 万円に増資 会議センター・ホテル棟竣工 7 月 29 日竣工式開催 8 月 22 日営業開始 資本金 168 億 100 万円に増資 国立横浜国際会議場(国立大ホール)建設工事着工 展示ホール(Ⅰ期分)竣工 10 月 12 日竣工式開催 10 月 13 日営業開始 国立大ホール完成 国(大蔵省)から管理を受託 4 月 25 日落成記念式典開催 5 月 19 日から営業開始 展示ホール(Ⅱ期増床・アネックスホール)工事着工 髙木文雄 会長就任・馬場貞夫 社長就任 展示ホール(Ⅱ期分)7 月 30 日竣工 8 月 6 日営業開始 岡本坦 社長就任 資本金 75 億 6,500 万円に減資 深川邦昭 社長就任 会議センターリニューアル 小堀卓 社長就任 光田清隆 社長就任 鈴木 社長就任 主 な 事 業 内 容 1. 国際・国内会議及び文化・学術等各種催物の企画、 誘致及び開催 2. 国内外商品等の見本市、 展示会の企画、 誘致及び開催 3. 会議施設、 展示場、 商談室、 宿泊施設及びこれらに付帯する施設の賃貸及び管理運営 4. 駐車場等の受託管理、及び公園等の指定管理 5. 損害保険代理業 2 会社情報 株 式 の 状 況 (2015 年 3 月 31 日現在) 1. 株式数 発行可能株式の総数 399,000 株 発行済株式の総数 333,520 株 当社への出資状況 主な株主名 2. 株主数 244 名 株式数 当社の当該株主 持株比率 (%) へ の 出 資 状 況 横浜市 82,000 24.58 な し 神奈川県 40,000 11.99 な し 株式会社 日本政策投資銀行 32,000 9.59 な し 日建連みなとみらい 21 出資協力会 12,000 3.59 な し 株式会社 三菱東京 UFJ 銀行 6,820 2.04 な し 株式会社 横浜銀行 6,640 1.99 な し 東京瓦斯 株式会社 4,000 1.19 な し 東京電力 株式会社 4,000 1.19 な し 東日本電信電話 株式会社 4,000 1.19 な し 株式会社 みずほ銀行 3,880 1.16 な し 役 員 (2015 年 7 月 1 日現在) 役 職 名 氏 名 現 職 代表取締役社長 鈴 木 専務取締役 武井 伊織 常務取締役 永 見 取 締 役 伊東 眞幸 ㈱浜銀総合研究所 代表取締役社長 取 締 役 大竹 准一 神奈川県 拉致問題・国際戦略担当局長 取 締 役 佐々木 謙二 横浜商工会議所 会頭、日本発条㈱ 最高顧問 ( 一社 ) 神奈川県商工会議所連合会 会頭 ( 一社 ) 横浜インドセンター 会長 取 締 役 中 山 東京瓦斯㈱ 神奈川支社長兼横浜支店長 取 締 役 中山 こずゑ 横浜市 文化観光局長 取 締 役 原田 清志 東日本電信電話㈱ 取締役 神奈川事業部長 ㈱NTT東日本−南関東 取締役 神奈川事業部長 取 締 役 深井 勝美 ㈱日本政策投資銀行 経理部長 取 締 役 村 田 千 春 東京電力㈱ 執行役員 パワーグリッド・カンパニー神奈川総支社長 裕 潔 常勤監査役 松田 宏一 監 査 役 田 子 璋 監 査 役 大澤 正之 組 織 (2015 年 7 月 1 日現在) 弁護士 従 業 員 数 (2015 年 7 月 1 日現在) ᰴ⥲ 区 分 従業員数 平均年齢 平均勤続年数 男 性 36 名 44.2 歳 11 年 6 ヶ月 女 性 18 名 38.1 歳 11 年 6 ヶ月 合計又は 平 均 54 名 42.1 歳 11 年 6 ヶ月 ┘ᰝᙺ ྲྀ⥾ᙺ ⥲ົ㒊 ⥲ົㄢ Ⴀᴗ㒊 Ⴀᴗㄢ ㄏ⮴⏬ㄢ タ㐠Ⴀ㒊 㐠Ⴀㄢ タㄢ 3 施設概要と各施設の所有・運営関係 9 8 -3 8 -4 2 4 10 6 5 7 3 8 -2 1 8 -1 施 設 名 称 概 要 施設所有者 土地所有者 運 営 ① 会議センター 大中小合わせて約 50 室 の会議室 パシフィコ横浜 横浜市※ パシフィコ横浜 ② ホテル 客室数約 600 室 パシフィコ横浜 横浜市※ 横浜グランドインター コンチネンタルホテル ③ 横浜国際協力センター 横浜市が誘致した 国際機関の活動拠点 横浜市国際局 横浜市 国立大ホール 東日本唯一の国立国際会議場 ④ 1 F ( マリンロビー ) 多目的に利用可能な 1,400㎡ のロビー、 パシフィコ横浜 波打ち際をイメージしたデザイン 2 F 以上 ( ホール ) シアター形式約 5,000 席の 日本最大級の会議場 国 ( 財務省 ) パシフィコ横浜 ( 施設管理業務のみ) 横浜市と国の共有 パシフィコ横浜 ( 持分 1 / 2 ずつ ) パシフィコ横浜 ⑤ 展示ホール 4 分割可能な 20,000 ㎡ の 展示ホール パシフィコ横浜 横浜市※ パシフィコ横浜 ⑥ アネックスホール 6 分割可能な 1,350 ㎡の会議室、 多目的に利用可能 パシフィコ横浜 横浜市※ パシフィコ横浜 ⑦ みなとみらい公共駐車場 約 1,200 台収容可能な地下駐車場 横浜市建築助成公社 横浜市 ⑧-1 ペデストリアンデッキ 各施設をつなぐ 2 階デッキ ⑧-2 プラザ パシフィコ横浜の中心にある円形広場 横浜市港湾局 パシフィコ横浜 横浜市 パシフィコ横浜 ( 指定管理者) パシフィコ横浜 ⑧-3 ぷかりさん橋 シーバス等の船舶の発着所 ⑧-4 臨港パーク 横浜港を臨むみなとみらい地区の最大 緑地 駐車場:100 台 ⑨ バス・大型車駐車場 ( 耐震バース ) 40 台収容の大型車駐車場と 搬入出車両待機場として利用 ─ 横浜市 ⑩ 2 0 街区 空地(約 22,120㎡) 新 MICE 施設整備検討中(横浜市) ─ 横浜市 ─ ※ 横浜市との公有財産有償貸付契約 4 2014 年度 経営の概況 2 0 1 4 年 度 経 営 の 概 況 1. 事業の経過およびその成果 当期における我が国の経済状況は、消費税増税に伴う個人消費の冷え込みや企業の設備投資の伸び悩み等も あり、国内総生産(GDP)がマイナス成長となるなど、上期は景気が低迷いたしました。しかし、下期には、 輸出や設備投資が緩やかな増加基調に転じ、景気は持ち直しの動きがみられました。今後は、個人消費の回復、 円安を背景にした輸出の増加や、企業業績の改善に伴う設備投資の増加が見込まれ、緩やかながら景気は回復 基調を示すと考えられます。 こうした経済状況において、国内の MICE 業界では、前期に引き続き市場は活況を維持いたしました。 このような中、当期の当社の状況といたしましては、年間を通して、高い施設稼働率を維持することができ ました。その結果、総売上高で 80 億 6 千万円、会場使用料収入も 36 億 2 千 3 百万円と前期 ( 総売上高 79 億 9 千 8 百万円、会場使用料収入 35 億 3 千 3 百万円 ) を上回りました。 (1) 営業状況 2014 年度は、「第 16 回世界作業療法士連盟大会」、「第 18 回 世界社会学会議 横浜大会」等の大規模 国際会議、「2014 国際医用画像総合展」、「CP + 2015(CAMERA & PHOTO IMAGING SHOW) 」等の大 規模展示会が開催された他、自主事業「ヨコハマ恐竜展 2014」、「福山☆冬の大感謝祭 其の十四」等 の開催など、前期に引き続き夏期・冬期の稼働が好調に推移したことにより、通期で高稼働を維持いた しました。 そのため、施設全体の総利用件数は 980 件(前期 1,030 件)、総来場者数は 483 万人(前期 423 万人) を記録し、開業以来の総来場者数は 6 千 564 万人となりました。 (2) 業 績 損益につきましては、売上高は伸びたものの、施設の大規模改修に伴う修繕費等の増加により売上原 価が大きく増加したため、営業利益は 12 億 4 千 8 百万円(前期比 2 億 4 百万円減)にとどまりました。 しかし、資金調達にともなう手数料など営業外費用が減少したことにより、経常利益は 8 億 2 千 5 百万 円(前期比 8 千万円増)を計上いたしました。 これらの結果、当期純利益は、前期比 8 千万円増の 4 億 7 千万円となりました。 5 2014 年度 経営の概況 2. 会社が対処すべき課題 当社は、建物や設備の老朽化・陳腐化への対応、及び MICE 誘致の競争力を高めるための施設・設備の機能 強化を目的として、前期から 2030 年度まで、総額 180 億円を要する中長期大規模改修を実施しております。 当期は、その計画で中核ともいえるホテル棟の改修工事に着手いたしました。改修工事は計画通り順調に進ん でおりますが、 今後は、東日本大震災の復興需要や 2020 年の東京オリンピック開催決定を契機とした建設 物価の高騰による工事費用の増加が懸念されます。このような状況下において、今後 15 年間継続する改修計 画を円滑に遂行するため、工事の進捗管理、及び資金管理を徹底するとともに、改修工事の財源確保のため、 自己資金の充実を図る必要があります。 また、横浜市が進めている「みなとみらい 21 中央地区・20 街区」の新 MICE 施設整備に関して、当社は、 その運営者として想定されております。来期は、当社既存施設と相乗効果が発揮できるような新しい施設のあ り方を検討し、2016 年春に予定されている運営計画提案書の提出に向けて準備作業を進めることとしていま す。 来期は、引き続き大規模改修に伴う各種コストの増大が見込まれ、損益については、厳しい状況が想定され ます。しかし、全社一丸となり、一層の営業活動に注力し、継続的な利益確保と経営基盤の安定化を図るとと もに、横浜の MICE 機能強化や経済効果等、当社に課せられた社会的使命を遂行し、企業価値の向上に努めて まいります。 損 益 の 推 移 (過去 5 年間) ■ 財産及び損益の状況の推移 2010 年度 (平成 22 年度) 区 分 2011 年度 (平成 23 年度) 2012 年度 (平成 24 年度) 2013 年度 (平成 25 年度) 2014 年度 (平成 26 年度) 売上高 ( 千円 ) 7,488,948 7,064,367 7,685,296 7,998,969 8,060,437 営業利益(千円) 1,184,182 887,668 1,157,060 1,452,337 1,248,590 670,826 389,954 725,189 745,445 825,833 9,240 395,362 429,806 390,768 470,318 27 1,185 1,288 1,171 1,410 総資産 ( 千円 ) 41,888,992 39,698,732 38,778,847 39,266,603 39,544,124 純資産 ( 千円 ) 8,740,855 9,136,218 9,566,024 9,956,792 10,427,111 26,207 27,393 28,682 29,853 31,263 経常利益 ( 千円 ) 当期純利益 ( 千円 ) 1株当たり当期純利益 ( 円 ) ※ 1株当たり純資産 ( 円 ) ※ 1 株当たり当期純利益は、期中平均発行済株式総数に基づき算出しております。 䠄༢䠖༓䠅 9,000,000 8,060,437 7,998,969 8,000,000 7,685,296 7,488,948 7,064,367 7,000,000 ୖ㧗 3,000,000 Ⴀᴗ┈ 2,000,000 1,452,337 ⤒ᖖ┈ 1,000,000 1,248,590 1,157,060 1,184,182 887,668 670,826 725,189 745,445 825,833 389,954 2010 年度 2011 年度 6 2012年度 2013年度 2014年度 財務諸表 貸 借 対 照 表 (2015 年 3 月 31 日現在) 科 目 (単位:千円) 金 額 (資産の部) 流動資産 現金及び預金 売掛金 有価証券 繰延税金資産 その他 貸倒引当金 固定資産 有形固定資産 建物 構築物 車両運搬具 工具器具備品 建設仮勘定 無形固定資産 ソフトウェア 電話加入権 投資その他の資産 投資有価証券 長期前払費用 破産更生債権等 差入保証金 繰延税金資産 その他 貸倒引当金 科 目 (負債の部) 流動負債 買掛金 1年内返済予定長期借入金 前受金 設備未払金 未払法人税等 その他 3,976,272 2,262,297 323,156 1,300,000 36,137 56,297 △ 1,615 35,567,851 33,871,800 33,262,753 166,602 1,993 288,312 152,137 18,614 16,679 1,935 1,677,436 4,449 459,385 1,356 1,065,010 115,970 32,621 △ 1,356 資 産 合 計 24,719,639 21,189,920 357,710 3,171,589 420 負債合計 29,117,013 10,427,111 負債及び純資産合計 39,544,124 (2014 年 4 月 1 日から 2015 年 3 月 31 日まで) (単位:千円) 科 目 売 売 上 上 原 売 上 金 額 高 価 総 8,060,437 6,170,792 利 益 1,889,644 益 1,248,590 販売費及び一般管理費 営 業 641,054 利 営業外収益 受 取 利 そ の 営業外費用 支 払 利 支 払 手 数 そ の 経 常 利 息 他 1,030 1,349 2,379 息 料 他 362,447 31,738 30,951 425,136 益 特 別 損 失 固 定 資 産 除 却 損 825,833 64,104 税引前当期純利益 法人税、住民税及び事業税 法 人 税 等 調 整 額 当 期 純 利 64,104 761,728 283,498 7,912 益 291,410 470,318 記載金額は千円未満を切捨てて表示しております。 7 10,427,111 7,565,000 2,862,111 2,862,111 570,000 790,768 1,501,342 純資産合計 記載金額は千円未満を切捨てて表示しております。 損 益 計 算 書 4,397,373 728,771 1,496,320 789,700 800,563 194,522 387,496 固定負債 長期借入金 退職給付引当金 受入保証金等 長期前受収益 (純資産の部) 株主資本 資本金 利益剰余金 その他利益剰余金 別途積立金 修繕積立金 繰越利益剰余金 39,544,124 金 額 2014 年度 の主な取組と CSR(企業の社会的責任)への取組 中長期大規模改修の経過 開業後 24 年を経過した施設の老朽化対策及び競争力強化のため、2013 年度から 2030 年度までに亘る大規模 改修工事を引き続き実施しております。 2014 年度はホテル棟改修工事の着工、国立大ホールの電気設備・舞台設備の大規模更新を行いました。また、 今後予定している展示ホールⅠ期の大規模改修の基本計画の策定を開始しました。本改修によって、MICE 施設と しての魅力を高め、収益力と国際競争力を高めてまいります。 横浜環境行動賞「ヨコハマ 3 R夢」受賞、 「3 R活動優良事業所」に 4 年連続認定 2011 年から 4 年連続で横浜市より「3R 活動優良事業所」に認定されました。 「3R 活動優良事業所」とは、横 浜市が資源回収や紙ごみ減量化の推進、消費者に対する PR の推進等、3R 活動に顕著な功績があった事業所に対 して認定するものです。 パシフィコ横浜では施設内各エコステーションに設置された 8 種類の分別リサイクルボックスから集めた全て のごみを、施設内の集積所で再度分別した後、計量・記録し、発生場所別と種類別の集計ができるシステムを構築 し、ごみの 見える化を実現 しました。これにより廃棄物処理業務においては業界初の取組として、施設内で出 た廃棄物の完全把握と 100%リサイクルを目指し、環境負荷の低減に努めています。 ※ 3R 活動:リデュース(発生抑制)・リユース(再使用)・リサイクル(再利用) 国立大ホール 20 周年記念イベント「夏休みこども施設探検ツアー」 国立大ホール 20 周年記念と地域貢献の一環として、 「夏 休みこども施設探検ツアー」を実施いたしました。多数の 応募の中から、25 組 79 名の方に参加いただき、当社がど のようなイベントを開催しているのかを紹介するとともに、 普段見ることのできない舞台裏や海を一望するシーサイド ロビーなどを案内いたしました。 また、ホールの舞台上でのアナウンスや、同時通訳設備 を通して国際会議を疑似体験できる機会を設け、参加者の みなさまには大変好評いただきました。 今後も地域のみなさまに当社の取組を紹介し、地域に貢献で きるイベントを企画してまいります。 パシフィコ横浜 CS 基本理念 CS スローガン お客様の大切な瞬間を最高の瞬間とするために CS 行動原理 A-JiST A(安全) Ji(迅速) S(正確) T(丁寧) <安全を基本とし、迅速、正確、丁寧に業務遂行することを行動原理とします> ・安全・・・大規模集客施設として常に安全にお客様をお迎えします。 ・迅速・・・お待たせしないスピーディな対応をします。 ・正確・・・業務遂行、催事運営、施設管理は間違いなく正確に行います。 ・丁寧・・・相手を尊重し、丁寧な対応をします。 8 舞台袖見学 お客様の声に応えました パシフィコ横浜では、CS アンケート調査を実施しております。 アンケート結果やお客様から頂いたお問い合わせ・ご意見を関連部門で共有し、継続的に組織活動に反映するこ とでさまざまな改善に取り組み、より顧客満足度の高い施設を目指してまいります。 【2014 年度の主な取組】 展示会やコンベンションの搬出入をもっと楽にしたい パシフィコ ロジスティクス センターを開設しました。 展示会やコンベンションの開催前後における販促品や印刷 物などの搬出入では、多数の配送業者が出入りするため、 施設内の物流効率化について課題を抱えていました。 このたび、スムーズな物流でご利用者のみなさまをトータ ルサポートする「パシフィコ ロジスティクス センター」 を開設し、ヤマト運輸のビル・タウンマネジメントサービ スを導入しました。 荷捌き場での車両の混雑の緩和やスピーディーな配送、セ キュリティの向上などを実現しました。 『パシフィコ ロジスティクス センター』 展示ホール 2F コンコース(ビジネス & サービスセンター隣) 営業時間:9:00 ∼ 18:00 お弁当の種類を増やしてほしい バリエーションを大幅に拡充しました。 2014 年 10 月からホテル特製のお弁当のメニュー数を約 2 倍に拡充したほか、和・洋・中にとらわれない幅広いニーズ に対応できるメニューを取り入れました。 詳細につきましては、ヨコハマ グランド インターコンチネ ンタル ホテル担当者もしくはパシフィコ横浜担当者より提 案させていただきます。 少人数で会議室を使いたいけれど、手続きや料金がわかりにくい。 少人数からご利用いただけるお得なプランをご用意いたしました。 1 名あたりのわかりやすいお得な料金で「会議室+ケータリ ング+昼食」をご利用いただける「パシフィコ ミーティング プラン」をスタートしました。 より気軽に少人数から会議室をご利用いただけます。 『パシフィコ ミーティング プラン』 小会議室ご利用プラン ¥5,500/1 名様(10 名様∼) 中会議室ご利用プラン ¥8,000/1 名様(50 名様∼) 9 営業の概況 国 立 大 ホ ー ル の 利 用 実 績 (過去 5 年間) 【件数・稼働率・参加者数】 年 度 2010 年度 2011 年度 2012 年度 2013 年度 2014 年度 (平成 22 年度)(平成 23 年度)(平成 24 年度)(平成 25 年度)(平成 26 年度) 開催件数(件) 実質日数稼働率(%) 参加者数(千人) 102 132 135 143 145 69 72 78 77 75 648 747 717 813 788 *実質日数稼働率 = 稼働日数÷利用可能日数(年間 365 ∼ 6 日−施設点検等の閉館日数 24 日) 【種類別内訳】 䕔㻌ᅜ❧䝩䞊䝹⏝ᐇ⦼䚷✀㢮ูෆヂ ᐇ⦼䚷✀㢮ูෆヂ ㆟䞉䝉䝭䝘䞊䞉 䝅䞁䝫䝆䜴䝮 2010ᖺᗘ 䞉㞟䞉ᘧ 2011ᖺᗘ 21 25 ᴗ䝁䞁䝧䞁䝅䝵䞁 2012ᖺᗘ 19 28 ⯆⾜䞉䜲䝧䞁䝖 2013ᖺᗘ 䛭䛾 2014ᖺᗘ 19 34 15 10 30 43 14 25 20 34 11 29 18 0 13 40 10 46 9 48 50 1 38 60 70 80 90 100 (%) 会 議 セ ン タ ー の 利 用 実 績 (過去 5 年間) 【件数・稼働率・参加者数】 年 度 2010 年度 2011 年度 2012 年度 2013 年度 2014 年度 (平成 22 年度)(平成 23 年度)(平成 24 年度)(平成 25 年度)(平成 26 年度) 開催件数(件) 実質日数稼働率(%) 参加者数(千人) 370 432 421 443 395 62 59 67 66 69 422 453 500 526 587 * 実質日数稼働率 = 主な会議室(メインホール・301 ∼ 304・501・502・503)の平均稼働日数÷利用可能日数(年間 365 ∼ 6 日−施設点検等の 24 日) 【種類別内訳】 䕔㻌㆟䝉䞁䝍䞊⏝ᐇ⦼䚷✀㢮ูෆヂ ⦼ ✀㢮ูෆヂ ㆟䞉䝉䝭䝘䞊䞉 䝅䞁䝫䝆䜴䝮 2010ᖺᗘ 81 䞉㞟䞉ᘧ 2011ᖺᗘ 80 䝟䞊䝔䜱䞊 2012ᖺᗘ 75 11 2 12 䛭䛾 2013ᖺᗘ 75 10 2 13 2014ᖺᗘ 75 11 䠄ᒎ♧䞉ぢᮏᕷ 㻌ᴗ䜲䞁䝉䞁䝔䜱䝤 㻌䜲䝧䞁䝖➼䠅 0 10 20 30 10 40 8 1 10 7 1 12 50 60 70 80 2 12 90 100 (%) 営業の概況 展 示 ホ ー ル の 利 用 実 績 (過去 5 年間) 【件数・稼働率・参加者数】 年 度 2010 年度 2011 年度 2012 年度 2013 年度 2014 年度 (平成 22 年度)(平成 23 年度)(平成 24 年度)(平成 25 年度)(平成 26 年度) 開催件数(件) 128 153 173 173 199 61 59 72 74 79 1,725 2,061 2,407 2,644 3,211 実質面積稼働率(%) 参加者数(千人) *実質面積稼働率 = 稼働面積÷(利用可能日数(年間 365 ∼ 6 日−施設点検等の 24 日 ) ×面積) 【種類別内訳】 䕔㻌ᒎ♧䝩䞊䝹⏝ᐇ⦼䚷✀㢮ูෆヂ ⦼䚷✀㢮ูෆヂ ᒎ♧䞉ぢᮏᕷ 2010ᖺᗘ ≀㈍ 2011ᖺᗘ ⯆⾜䞉䜲䝧䞁䝖 2012ᖺᗘ 䛭䛾 2013ᖺᗘ 䠄㆟䞉䝉䝭䝘䞊䞉 㻌䝅䞁䝫䝆䜴䝮䞉 㻌䞉㞟䞉ᴗ 㻌䜲䞁䝉䞁䝔䜱䝤➼䠅 2014ᖺᗘ 35 9 23 25 7 31 10 37 35 33 33 6 20 26 31 8 26 0 29 10 28 41 30 40 50 27 60 70 80 90 100 (%) 90 100 (%) ア ネ ッ ク ス ホ ー ル の 利 用 実 績 (過去 5 年間) 【件数・稼働率・参加者数】 年 度 2010 年度 2011 年度 2012 年度 2013 年度 2014 年度 (平成 22 年度)(平成 23 年度)(平成 24 年度)(平成 25 年度)(平成 26 年度) 開催件数(件) 実質日数稼働率(%) 参加者数(千人) 240 228 244 271 241 60 54 65 61 59 294 278 268 250 247 *実質日数稼働率 = 各部屋(F201 ∼ F206)の平均稼働日数÷利用可能日数(年間 365 ∼ 6 日−施設点検等の 24 日) 【種類別内訳】 䕔㻌䜰䝛䝑䜽䝇䝩䞊䝹⏝ᐇ⦼䚷✀㢮ูෆヂ ⏝ᐇ⦼䚷✀㢮ูෆヂ ㆟䞉䝉䝭䝘䞊䞉 䝅䞁䝫䝆䜴䝮 2010ᖺᗘ 䞉㞟䞉ᘧ 2011ᖺᗘ 䝟䞊䝔䜱䞊 2012ᖺᗘ 䛭䛾 2013ᖺᗘ 䠄ᒎ♧䞉ぢᮏᕷ 㻌ᴗ䜲䞁䝉䞁䝔䜱䝤 㻌䜲䝧䞁䝖➼䠅 2014ᖺᗘ 63 4 2 59 57 21 1 38 4 2 37 63 10 20 30 11 32 32 59 0 31 35 51 40 50 60 70 80 営業の概況 2 0 1 4 年 度 の 主 な 催 事 ・日本麻酔科学会第 61 回学術集会 5/15(木)∼ 17(土) ・第 7 回 アジアビューティーエキスポ 5/26(月)∼ 27(火) ・Japan ASEAN + INDIA Travel Mart 2014 6/3(火)∼ 4(水) ・第 17 回 世界大学総長協会 2014 横浜総会 6/11(水)∼ 14(土) ・第 16 回世界作業療法士連盟大会・第 48 回日本作業療法学会 6/18(水)∼ 21(土) ・第 18 回 世界社会学会議 横浜大会 7/13(日)∼ 19(土) ・ヨコハマ恐竜展 2014 ∼新説・恐竜の成長∼ 7/16(水)∼ 8/28(木) 12 ・トランスフォーマー博 8/9(土)∼ 17(日) ・第 16 回 国際嗜癖医学会年次学術総会 10/2(木)∼ 6(月) ・第 7 回日本国際歯科大会/第 7 回ワールドデンタルショー 10/10(金)∼ 12(日) ・福山☆冬の大感謝祭 其の十四 12/23(火)∼ 31(水) ・CP+2015 2/12(木)∼ 15(日) ・Asia-ARVO 2015 2/16(月)∼ 19(木) ・横浜マラソン 2015 3/13(金)∼ 3/15(日) 営業の概況 パシフィコ横浜におけるコンベンション開催実績 複合コンベンション施設であるパシフィコ横浜では、会議、展示会、イベント、コンサートを始め、様々な催事でご利用 いただいておりますが、特に国際会議や医学会では日本トップクラスの実績を上げています。 国際会議 ※ 1 コンベンション施設※ 2 別開催件数ランキング(直近 5 年間 / 上位 5 位) 2009 2010 2011 (件) 2012 2013 1位 パシフィコ横浜 91 パシフィコ横浜 73 パシフィコ横浜 69 パシフィコ横浜 84 パシフィコ横浜 128 2位 つくば国際会議場 47 国立京都国際会館 49 国立京都国際会館 40 東京国際フォーラム 53 大 阪 国 際 会 議 場 43 3位 国立京都国際会館 44 つくば国際会議場 42 つくば国際会議場 32 国立京都国際会館 47 東京ビッグサイト 37 4位 大阪国際会議場 37 神戸国際会議場 31 大阪国際会議場 26 つくば国際会議場 41 国立京都国際会館 35 5位 名古屋国際会議場 29 幕 張 メ ッ セ 27 神戸国際会議場 26 大 阪 国 際 会 議 場 35 つくば国際会議場 33 (日本政府観光局 統計より) 国際会議 ※ 1 コンベンション施設※ 2 別参加者総数ランキング(直近 5 年間 / 上位 5 位) 2009 2010 2011 2012 (万人) 2013 1位 パシフィコ横浜 2位 国立京都国際会館 8.0 国立京都国際会館 8.8 名古屋国際会議場 8.8 福 岡 国 際 会 議 場 10.2 大 阪 国 際 会 議 場 7.9 3位 大阪国際会議場 6.5 東京ビッグサイト 6.1 国立京都国際会館 6.2 国立京都国際会館 8.5 福 岡 国 際 会 議 場 7.2 4位 福岡国際会議場 6.1 神戸国際会議場 5.6 福岡国際会議場 5.2 神戸国際展示場 7.6 国立京都国際会館 6.6 5位 マリンメッセ福岡 4.4 神戸国際展示場 5.3 東京ビッグサイト 4.6 大 阪 国 際 会 議 場 6.9 東京ビッグサイト 6.0 31.5 パシフィコ横浜 13.8 パシフィコ横浜 14.3 パシフィコ横浜 18.6 パシフィコ横浜 21.0 (日本政府観光局 統計より) 日本医学会 118 分科会 コンベンション施設※ 2 別開催件数ランキング(直近 5 年間 / 上位 5 位) 2009 2010 2011 2012 (件) 2013 1位 パシフィコ横浜 14 パシフィコ横浜 11 パシフィコ横浜 12 福岡国際会議場 9 パシフィコ横浜 15 2位 国立京都国際会館 7 国立京都国際会館 10 名古屋国際会議場 8 パシフィコ横浜 8 東京国際フォーラム 9 3位 名古屋国際会議場 7 神戸国際会議場 7 福岡国際会議場 6 神戸国際会議場 8 大阪国際会議場 7 4位 福岡国際会議場 5 東京国際フォーラム 6 幕 張 メ ッ セ 5 国立京都国際会館 7 福岡国際会議場 6 5位 東京国際フォーラム 5 福岡国際会議場 6 札幌コンベンションセンター 5 大阪国際会議場 6 国立京都国際会館 5 (当社調べ) ※ 1「国際会議」の基準 ① 主 催 者 :国際機関・国際団体 ( 各国支部を含む ) 又は、国家機関・国内団体 ② 参加者総数:50 名以上 ③ 参 加 国 :日本を含む 3 カ国以上 ④ 開 催 期 間:1 日以上 ※ 2 大学・ホテルを除く 【参考】中・大型国際会議 ※ 3 国内都市別開催件数ランキング 2009 2010 (件) 2011 2012 2013 1位 東 京 58 東 京 51 東 京 57 東 京 64 東 京 72 2位 横 浜 52 横 浜 47 横 浜 32 横 浜 52 横 浜 45 3位 京 都 34 京 都 33 京 都 28 京 都 48 京 都 32 4位 大 阪 21 福 岡 25 福 岡 22 福 岡 26 大 阪 23 5位 神 戸 20 神 戸 23 名 古 屋 16 神 戸 21 北 九 州 20 (日本政府観光局 統計より) ※ 3「中・大型国際会議」の基準:参加者総数が 300 人以上、そのうち外国人参加者数が 50 人以上 13 〒 220-0012 横浜市西区みなとみらい一丁目 1 番 1 号 1-1-1, Minato-Mirai, Nishi-Ku, Yokohama 220-0012, JAPAN TEL 045-221-2155 http://www.pacifico.co.jp
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