旭川工場におけるアルカリ性洗剤(苛性ソーダ)流出に関する件(第

2015 年 11 月 26 日
株式会社 明治
旭川工場におけるアルカリ性洗剤(苛性ソーダ)流出に関する件(第一報)
この度、弊社旭川工場において、牛乳貯蔵タンクの洗浄に使用するアルカリ性洗剤(苛性ソーダ)
が配管から漏れ、石狩川に流出いたしました。現時点では、石狩川において水質への影響は見られ
ておりませんが、流出の状況などにつきご報告をいたします。
周辺住民の皆様、お客様、お取引先様には、多大なるご心配とご迷惑をおかけいたしますことを
お詫び申し上げます。
記
1. 流出の状況
(1)当該工場
株式会社 明治 旭川工場
北海道旭川市永山北 1 条 7 丁目 29
(2)流出薬液
アルカリ性洗剤(苛性ソーダ)濃度 1.2%
*アルカリ性洗剤は牛乳貯蔵タンクを洗浄するために使用しております。
(3)推定流出量
約 6,000L
2.流出原因
牛乳貯蔵タンクの自動洗浄中に配管の継ぎ目が緩み、アルカリ性洗剤が漏れ、雨水経路へ流出
いたしました。その後、雨水経路から、石狩川へ流出いたしました。
3.流出による影響
旭川市で簡易水質検査を行った結果 pH7.6 で中性を示しており水道水の基準内にあります。ま
た、下流にある伊納水質自動監視装置でも pH7.3~7.5 で測定されております。
当社といたしましても河川への影響について引き続き現地調査を行ってまいります。
4.発覚の経緯
2015 年 11 月 26 日午前 9 時頃に弊社従業員が設備の自動洗浄工程が進まないため点検をしたと
ころ、アルカリ性洗剤が配管から漏れていることを発見いたしました。その後、ただちに公共
雨水路への放出口を遮断いたしました。事故発覚後、旭川市水道局にご報告し、同局、北海道
開発局及び旭川市役所環境部のご指導の下、処理に着手し、事故への対応をさせていただいて
おります。しかしながら、洗浄作業は午前 5 時半頃から行われていたため、午前 5 時半頃から
午前 9 時頃までの使用量である約 6,000Lのアルカリ性洗剤が石狩川に流出したものと考えら
れます。
周辺住民の皆様、お客様、お取引先様には、このような事故を起こし、多大なるご心配とご迷惑
をおかけいたしておりますことを重ねてお詫び申し上げます。
以上