TE-9200 注視点測定システム ■ 特 徴 1. 非接触タイプで弊害や心理的な圧迫がありません。 2. 眼球の状態が良好でない被験者でも問題ありません。 3. 部屋の明るさ等の測定環境の制約条件が殆どありません。 4. 小型・軽量のため移動は容易で設置面積をとりません。 5. わずか30秒でキャリブレーション作業が完了します。 6. 測定レートは 16.7 mS、分解能は 0.1 度と高性能です。 7. 設定は自動なので注視点検出に関する専門知識は必要ありません。 ■ 被 験 者 本システムは疾病や障害などで眼球の状態が良好でない被験者でも注 視点を測定することができます。症状の度合いや個人差がありますが、 下記の様な症状でも注視点が測定できます。 ■ 概 要 本システムは非接触型の注視点測定システムで、被験者の注視 点、視線軌跡および分割したエリア毎の注視点滞留率などが被験 ・ 白内障,人工レンズの装着 ・ 角膜移植,や角膜表面に傷や損傷 ・ 虹彩異色や虹彩部分に痣や変色 ・ 眼球の炎症や眼病 ・ 瞼の痙攣や.瞼が半開 ・ 片眼 ・ 軽い眼震 ・ 黒や茶色以外のカラードアイ ・ 涙や目やに ・ 眼鏡やコンタクトレンズの装着 ■ システムの用途 者の身体の拘束や器具の装着なしに自然な状態で測定できます。 ・ 注視点検出、視線移動測定、眼球運動測定などが必要な研究 その他の付加情報としては眼球特徴点(瞳孔径、面積など)や瞬 ・ 様々な学術研究(情報工学、電子工学、機械工学、人間工学、マンマ きに関する情報なども出力されます。 シンインターフェース、デザイン工学、ロボット工学、医学、福祉、 尚、注視点は明瞳孔および暗瞳孔そして角膜反射像の検出によ 教育、芸術、スポーツ、環境工学、心理学など) って算出されており、測定レートは 60Hz (16.7mS)で分解能は 0.1 ・ 各種メーカーの開発室や研究所での商品デザインの研究 度です。 ・ グラビア、ポスター、広告、雑誌等の出版物に関するデザインの研究 ・ ウェブ、ゲームソフトなどの画面デザインの研究 基本的に注視点測定はコンピュータディスプレィ、大型テレビ ・ マーケティングや商品陳列などに関する研究 やプロジェクターなどの表示用モニターに表示された刺激(写真、 ・ その他、視線測定や注視点検出が必要とされる研究 図形、動画等)で行います。尚、刺激が現物または風景などの場合 はビジョンカメラで被験者の見ている範囲を同時に撮影すること でリアルタイムに注視点測定が可能になります。 ■ 標準構成品 TE-9170 TE-9171 TE-9101B TS-9113 赤外線カメラ 赤外線 LED 検出ユニット 測定プログラム また、本システムは注視点測定の専門知識、測定前のシステム 設定、被験者の選定や測定環境の整備などは必要ありません。 本システムの設定は全て自動ですので、測定を開始する時は電 源をオンするだけで測定開始できます。更にキャリブレーション については弊社独自のアルゴリズムによりわずか30秒です。 本システムは部屋の明るさなどの測定環境に関する制約も殆ど ■ オプション構成品 TE-9175C TE-9130C TS-9114 モニター パンチルト 追尾ユニット 測定プログラム 眼球映像モニター なく、被験者についても制約条件はないので被験者の選定は必要 ありません。眼鏡やコンタクトレンズの装着にも対応しており、 白内障や眼震などで眼球の状態が良好でない方でも注視点測定が できますので、難病や重度障害者の方々まで被験者を問わず様々 な研究に幅広くご活用頂けます。 株式会社テクノワークス ■ 標準機能 注視点プロット 視線移動測定 ■ 出力データ データ内容 各エリアの注視点滞留比率 ■ キャリブレーション ファイル形式 備 考 (1) 5点法によるキャリブレーション 1 注視点プロット画像 bmp 静止画 (2) 瞬きにより測定開始 2 注視点プロット映像 NTSC ビデオ信号 動 画 (3) 動作過程をマーク色で確認 3 測定データ CSV (1) 注視点座標 (4) 注視点プロットで検出精度を確認 (2) 眼球特徴点 (5) 手動で設定・調整が可能 (3) 瞬き関連 (6) わずか30秒で作業完了 ■ 利 用 例 < 静止画(写真,絵、図形など)での注視点測定 > 注視点測定 眼球特徴点測定 商品デザイン インテリアデザイン 広告デザイン 心理学 < モニターに表示されている動画での注視点測定 > 表示器上の刺激全般 PC を利用する作業者 Web デザイン シミュレータやゲーム機 ゲームデザイン CM デザイン ビジョンカメラを設置することで空間にある現物や風景なども刺激として注視点が測定できます。例えば、ゲームやパズルのプレーヤー、読書、作 業者、運転者、ドライバーなど、基本的に測定中に姿勢が変わらない被験者の注視点測定に最適です。 ご相談/お問合せ
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