不祥事件の発生について

平 成 27 年 11 月 24 日
各
位
株式会社 山梨中央銀行
不祥事件の発生について
この度、弊行行員による不祥事件が下記のとおり発生いたしました。
信用を第一とする金融機関でありながら、このような事態を招いたことは誠に申し訳な
く、役職員一同深く反省いたしております。また、被害に遭われたお客さまをはじめ、
日頃からご支援とご愛顧をいただいております地域の皆さま、お取引先の皆さま、株主の
皆さまに対し、多大なるご迷惑とご心配をおかけいたしましたことを、心から深くお詫び
申しあげます。
記
1.事件の概要
弊行吉田支店に勤務していた営業担当の行員(男性、30 歳代)が、平成 25 年 8 月か
ら平成 27 年 10 月の 2 年 3 か月間にわたり、
6 先のお客さまの預金口座から不正に 15 件、
計 2 億 2,811 万 6 千円を出金するなどし、8 先のお客さまの設備資金や融資金決済資金等
への流用を繰り返していたことが、お客さまからのお問い合わせにより本年 10 月 27 日
に発覚いたしました。
また、調査の過程で、お客さまへお渡しした証明書を偽造していたことが判明いたし
ました。
なお、発覚時までに流用金の一部を補填していたことから、発覚時点での未補填額は
2,171 万 6 千円となっておりましたが、既に当該行員から全額弁償されております。
2.被害に遭われたお客さまへの対応
被害に遭われたお客さまには、弊行から事実関係を説明のうえ深くお詫び申しあげて
おりますが、今後も適切に対応させていただきます。
3.監督官庁等への届出等
事件発覚後、速やかに法令等に基づく監督官庁等への届出や通報を行っております。
4.人事処分
必要な手続きが終了次第、弊行の規定に基づき厳格に処分いたします。
なお、役員や管理監督の責にあった関係者につきましても、厳格な処分を実施いたし
ます。
1
5.再発防止について
弊行は、これまでもコンプライアンス(法令等遵守)の徹底を経営における最重要か
つ最優先の課題と位置付け、態勢整備を図ってまいりました。
そうした中で、本年 9 月に続き不祥事件が発生したという事実を厳粛に受け止め、再
発防止に向けて内部管理態勢の一層の充実・強化に取り組み、全役職員が一丸となって
信頼回復に努めてまいります。
本件についてのお問い合わせ、お気づきの点につきましては、以下のフリーダイヤルま
でご連絡をいただきますようお願い申しあげます。
【本件に関するお客さま専用のお問い合わせ先】
[電
話] 0120-072-223(フリーダイヤル)
[受付時間] 9:00~17:00
なお、12月7日以降は、平日のみ承らせていただきますのでご了
承ください。
以
2
上