内部統制システムに関する基本方針の一部改訂のお知らせ 内部統制

平成 27 年 9 月 4 日
各 位
愛知県岡崎市仁木町字荒下 1 番地
マ ル サ ン ア イ 株 式 会 社
代表取締役社長 伊 藤 明 徳
(コード番号:2551)
お 問 合 せ 先
取締役副社長(兼)管理統括部長 渡 辺 邦 康
電 話 番 号
0564-27-3700
内部統制システムに関する基本方針の一部改訂のお知らせ
当社は、平成 27 年 9 月 4 日開催の取締役会において、内部統制システムに関する基本方針を下記のとおり
改訂することを決議いたしましたので、お知らせいたします。
記
内部統制システムに関する基本方針
(注)下線部分が変更箇所
1.当社及び当社子会社から成る企業集団(以下「当社グループ」という)の取締役及び使用人の職務の
執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制
(1) 当社グループは、
「すべてのステークホルダーに対する企業価値の向上」を経営上の基本方針のひと
つとし、その実現のためコンプライアンス委員会の設置をはじめとし、取締役及び使用人が法令及び
定款等を遵守することを徹底するとともに、これらに対する内部監査を実効的に行うための社内体制
の整備・充実を図る。
(2) コンプライアンス委員会は、当社グループの役員及び使用人がコンプライアンスを確実に実践するよ
う支援、指導する。
(3) コンプライアンス委員会は、使用人のコンプライアンスの指針として、コンプライアンス委員会規程
を制定し、その周知徹底及び社内教育を図るための指針となる「マルサンカード」を取締役及び使用
人に交付する。
(4) コンプライアンス委員会に社外委員を置き、社外委員が直接使用人から通報・相談を受け付ける内部
通報制度を導入し、不正行為の早期発見と是正に努める。
(5) 社外委員は、情報提供者を特定し得る情報を開示することなく、当該内部情報をコンプライアンス委
員会に諮り、対応を検討する。
(6) コンプライアンス委員会では、定期的に会議を実施し、課題の抽出や改善策等の検討を行う。
2. 取締役の職務の執行に係る情報の保存及び管理に関する体制
(1) 取締役の職務の執行に係る情報については、法令・定款及び社内規程に基づき、適切に保存及び管理
を行う。
(2) 前項の情報の管理については、必要に応じて運用状況の検証、各規程の見直し等を行い、取締役及び
監査役は、社内規程に基づきこれらの情報をいつでも閲覧できる。
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3.当社グループの損失の危険の管理に関する規程その他の体制
(1) 当社グループに係わる種々のリスクの予防、発見、管理のため、リスク管理委員会を設置し、リスク
管理規程及び危機管理マニュアルに基づき、個々のリスクについて管理責任者を定め、リスク管理体
制を明確化する。また、不測の事態が発生した場合、社長指揮下の対策本部を設置し、迅速な対応を
行い、損害の拡大を防止し最小限にとどめるよう努力する。
(2) リスク管理委員会は、当社各部門及び子会社ごとにリスクの状況を管理し、その結果を定期的に取締
役会に報告し、当社グループ全体の問題点の把握と改善に努める。
4.当社グループの取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制
(1) 取締役会は、定期的に行われる定時取締役会と必要に応じて開催する臨時取締役会を実施し、法令や
定款で定めた事項や経営に関する重要な意思決定、中期経営計画の策定・遂行や進捗状況を報告する
とともに当社グループの業務執行状況等の報告を行う。
(2) 役付取締役全員により構成される戦略会議を毎月 1 回開催し、戦略会議において、経営上の重要事項
及び業務執行を効率的に進める方法を討議する。
(3) 取締役会は、前項に定める戦略会議の討議を考慮しながら役職員が共有する全社的な目標を定め、各
業務執行担当取締役は、その目標達成のために各部門の指導及び助言を行う。
5.当社グループにおける業務の適正を確保するための体制
(1) 当社の子会社及び関係会社(以下「子会社等」という)については、関係会社管理規程に基づき経営
管理担当役員が子会社等の業務の全般を統括管理し、個々の業務については、経営管理部門、総務人
事部門、経理財務部門が管理する。
(2) 子会社等のリスク予防・管理その他の業務運営の法令及び定款の遵守の状況を監査するため、当社の
内部監査部門が定期的に監査を実施する。監査の結果、子会社等に損失の危険の発生を把握した場合
には、直ちに当該子会社等の取締役、監査役、その他担当部署に報告する体制を構築する。
6. 監査役の職務を補助すべき使用人を置くことを求めた場合における当該使用人に関する事項及び当該
使用人の取締役からの独立性に関する事項
(1) 監査役が必要とした場合、監査役の職務を補助すべき使用人を置く。なお、その場合、当該使用人は、
監査役の指揮命令下におく。
(2) 当該使用人の人事及び人事処遇については、取締役会と監査役会が事前に協議の上決定する。
(3) 当該使用人の評価は、監査役会が行い、当該使用人の解任、人事異動、賃金等の改定に関する取締役
会の決定については、監査役会の同意を得なければならない。監査役より監査業務に必要な命令を受
けた当該使用人は、その命令に関して、取締役、内部監査部門等の指揮命令を受けないものとする。
(4) 当該使用人は業務の執行に係る役職を兼務しない。
7. 取締役及び使用人が監査役に報告をするための体制その他の監査役への報告に関する体制
(1) 監査役は、取締役会、戦略会議等の重要な会議に出席できるとともに、必要に応じて意見を述べるこ
とができる。
(2) 取締役及び使用人は、当社グループに著しい損害を及ぼすおそれのある事実、職務の執行に関する不
正行為、法令・定款に違反する事実、その他重要な事実が発生した場合、直ちに監査役に報告しなけ
ればならない。監査役は、いつでも必要に応じて、取締役及び使用人に対して報告及び情報提供を求
めることができる。
監査役へ報告を行った者が、当該報告をしたことを理由として不利益な取り扱いを受けることを禁止
する。
また、監査役の職務を遂行する上で必要な費用の前払い、又は償還の手続き、その他の当該職務の遂
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行について生ずる費用又は債務等の請求をしたときは、速やかに当該費用又は債務を支払う。
8.その他監査役の監査が実効的に行われることを確保するための体制
監査役は、会計監査人、内部監査部門、顧問弁護士及びコンプライアンス委員会と情報交換に努め、連
携して当社グループの監査の実効性を確保する。
9.財務報告の信頼性を確保するための体制
(1) 当社グループの財務報告に係る透明性・信頼性の確保及び内部統制報告書の有効かつ適切な提出のた
め、内部統制委員会を設置する。
(2) 財務報告に係る内部統制が有効に行われるよう、財務報告に係る内部統制の整備、運用、評価及び継
続的な見直しを行う。
10.反社会的勢力を排除するための体制
(1) 反社会的勢力及び団体と関わりのある企業、団体、個人とは、取引関係その他一切の関係を持たない。
(2) 社会の秩序や企業の健全な活動に対して脅威を与える反社会的勢力に対しては、組織全体として毅然
とした態度で対応する。
(3) 反社会的勢力による不当要求が発生した場合、危機管理マニュアルに基づいて対応する。
以 上
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