ホンダの中国新車販売、2カ月連続のプラス ホンダの中国法人、本田技研工業(中国)投資(北京市朝陽区)は2日、6月の中国での 新車販売台数が前年同月比15.8%増の7万739台だったと発表した。 前年同月比でのプラスは2カ月連続。 モデルチェンジ車種の投入やインターネット販売などの販促活動が全体を押し上げた。 チャネル別販売台数では、広州汽車集団との合弁である広汽本田が18.8%増の 4万43台、東風汽車集団との合弁である東風本田が12.1%増の3万696台だった。 広汽本田の車種別販売は、5月末にモデルチェンジした「フィット(飛度)」が 約3.4倍の8,199台と急伸。 「アコード(雅閣)」は10%増の7,938台、「シティ(鋒范)」は8.8%増の 5,013台、「オデッセイ(奥徳賽)」は約2.5倍の1,349台とそれぞれ伸びを 示した。 昨年6月末に発売したAセグメント車「クライダー(凌派)」は5.8%減の 1万5.292台だった。 東風本田ではスポーツタイプ多目的車(SUV)の「CR―V」が0.2%減の 1万6,196台、「シビック(思域)」が24.2%減の5,587台と主力車種が軟調。 ただ新型車「JADE(傑徳)」の販売が6,320台となり、全体を押し上げた。 1~6月の累計販売は前年同期比11.7%増の35万3,416台。 このうち広汽本田は2.5%増の18万1,556台、東風本田は23.3%増の 17万1,860台だった。 広汽本田は1~5月の1.4%減からプラスに戻した。 ホンダは2014年の中国での販売目標を前年比18.9%増の90万台に設定している。
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