第 162 号 2014. 12.22 News&Topics 「Music Revolution 8th」ファイナル進出決定! 医学部軽音楽部 医学部軽音楽部のバンド「Nicetime Workerz(ナイスタイ ムワーカーズ)」が、日本最大級の音楽コンテスト「Music Revolution 8th」ファイナルステージ進出が決定しました。 Music Revolution は、ヤマハが主催するコンテストで、23 歳以下のアーティストを対象としています。ナイスタイム ワーカーズは、4 月から 7 月にかけて行われた福井大会を勝 ち抜き、大阪セミファイナルを経て、西日本エリアファイ ナルに出場。17 組の中から優秀賞に選出され、東京でのフ ァイナルステージ出場権を獲得しました。 来年 1 月 11 日に、Zepp Diver city 東京で行われるファ イナルステージには、応募総数 4522 組の中から地区予選を 勝ち抜いた 14 組が出場します。 メンバーは若林 佑さん(医学科 5 年)、福岡 諒さん(医 学科 4 年)、川浪 春菜さん(医学科 4 年)、山本 亜希さ ん(看護学科 4 年)の 4 名。現在、ファイナル出場に向け て練習を続けています。 若林さんは、「最初で最後の舞台になるので、精一杯頑 張りたい」と本番に向けて抱負を語っています。 と き ところ 1月 11 日(日)14:30~ Zepp Diver city 東京 (東京都江東区青海1-1-10 ダイバーシティ東京プラザ) 問い合わせ 広報センター 0776-27-9733 福井ブランドの新しい技術開発に向けて ふくい産学官共同研究拠点で講座 本学産学官連携本部では、地域の産業界や行政との連携 を進め、地域発イノベーションの創出、展開及びそれを担 う実践グローバル産業人材の育成に取り組んでいます。 福井県内には技術開発型の中小企業が多く、技術開発の ための先端精密分析・評価機器は、維持管理の煩雑さなど から、一社での管理が合理的ではないものが多く、さらに 収集したデータ解析には高度専門知識が必要で、当該分野 に精通した研究者との対話が必要となります。 そこで本部内のふくい産学官共同研究拠点では、本部協 力会の加盟企業を中心に、施設を開放、研究開発に必要と なる各種分析などを予約制で行えるようにしています。 また、6月から7月にかけては、参加者が行いたい分析 について実践的に学ぶ講座「水曜測定会」を、9回にわた って開催しました。11 月から来年1月にかけては、機器分 析に関心のある方や初心者を対象に、「機器分析講座」を 開講しています。拠点にある各種分析機器の基本的な操作 方法とデータ解析について学ぶ入門編と、機器の操作方法 を習得した方を対象により良い測定のコツや高度なデータ 解析について解説する応用編合わせて8回を実施予定です。 ふくい産学官共同研究拠点では、「この施設に整備され ている分析評価装置の積極的な活用を通して、新しい技術 開発に役立てていただきたい」と考え、今後も様々な取り 組みを続けたいとしています。 問い合わせ 産学官連携本部 前田 0776-27-9795 臨床医ならではの目線から、新しい知見を発見! 研修医 向井萌さんら、日本救急医学会で受賞 毎年、日本国内では 20~30 人の方が、蜂に刺されたこと により(蜂刺症)アナフィラキシーショックを起こし亡く なっています。しかし蜂に刺された人のうち、どのような 人が重症化しやすいか分かっていませんでした。 医学部附属病院 研修医 向井萌さんは、重症のアナフィ ラキシーを起こす人を早期発見する方法はないか検討を行 いました。その結果、蜂に刺された後、腫れる、じんまし んが出るなど皮膚症状がある場合、最も重症のアナフィラ キシーとされる血圧低下などの「循環器症状」を起こす可 能性が高いことを発見しました。得られた知見をまとめ、 「蜂刺症における膨疹はアナフィラキシーと一致する か?」という演題で、第 42 回日本救急医学会総会・学術集 会で発表したところ、 全国から 100 を超える演題の中から、 学生・研修医セッションの優秀賞に選出されました。 今回は副賞として、来年台北で開催される第 8 回アジア 救急医学会(2015 年 11 月 7 日(土)~10 日(火))への 渡航費が援助されることとなり、向井さんは「まだまだ未 熟ですが、先生方の力を借りながら地道に自分ができる研 究を続けていきたいと思います」とさらなる臨床研究に意 欲を見せています。 また、同じく研修医の古谷 真知さんも、診療記録から、 当院を受診したキノコ中毒患者はすべてツキヨタケが原因 であることを明らかにしました。同じ学会において発表し た「当院の救急部における過去 3 年間のキノコ中毒患者の 摂取したキノコの種類と臨床症状」が、推薦演題として表 彰されました。 本学では、2012 年度に大学院医学系研究科「地域総合医 療学コース」を設置し、医学部附属病院 救急部・総合診療 部の林 寛之教授、木村 哲也准教授が中心となり、様々な 臨床研究を推進しています。臨床研究は、実際の医療現場 から得られたデータを用いて研究を行うのが特徴です。本 学では、大学院生だけでなく、多くの若手医師や学生が自 分の興味のあるテーマを選び、研究成果を医療に還元して いくことを目標に日々研究を行っています。今回の研修医 の指導を担当した救急部 医師で大学院生の川野 貴久さん は臨床研究が盛んな海外へ武者修行に行く予定で、今後 益々の発展が期待されます。 問い合わせ 広報センター 0776-27-9733 ○本学事務局は、12 月 27 日(土)~1 月 4 日(日)まで、 年末年始休業となります。よろしくお願いいたします。 ★今年も一年お世話になりましてありがとうございました。 次号は来年1月 13 日発行です。 【発行・お問い合わせ】 福井大学 広報センター 〒910-8507 福井県福井市文京 3-9-1 TEL 0776-27-9733 FAX 0776-27-8518 E-mail [email protected] ご意見・ご要望をどしどしお寄せ下さい!
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