帯活動アルファベットしりとり(ペア) - 電子辞書活用事例集

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帯活動アルファベットしりとり(ペア)
中学校 / 英語 / 初級 / ウォーム ア ッ プ・ 帯活動 / XD- B4 7 0 0
ねらい
1. 辞書を使用することに慣れる。
2. 辞書の活用により、自発的・継続的な学習に結びつける。
3. 電子辞書の使用を通じて英語の単語に慣れ親しむ。
活動のアウトライン
1. 教師が活動の説明をします。
2. 生徒は必要があれば電子辞書を使用し、A~Zまでの単語を順番に言っていきます。
3. Zまで言ったら着席し、言った単語の綴りを確認したり、他の単語を言い合ったりして全員終わるまで活動を続けます。
4. 全員が終わったら終了です。時間がかかりそうな場合は時間設定(1分)をし、行います。
5. No.1になったペアの確認をします。他の生徒は拍手をします。
6. 遅かった生徒や終わらなかったペアには励ますと同時に、家庭学習でもっと早く言えるように促します。
7. どのような単語を言ったかスピーディに確認をします。
活動時間
説明を含めて約5分 慣れてくると約1~2分
操作例
STEP 01
生徒は電子辞書の英和/英英ボタンを押し、「ジーニアス英和辞典」を準備しておきます。
<ボタン操作>
STEP 02
教師の合図でアルファベットしりとりを開始します。
STEP 03
ペアでじゃんけんをし、勝った方からスタートします。Aから順番に言っていくので、Aのボタンを押し、Aで始ま
る単語を確認します。画面左にリストが出るので、選んだ単語のところまでスクロールし決定ボタンを押しま
す。
<ボタン操作>
ここでは、”ability”を選んだとします。
<ボタン操作>
音声が出るので、その単語を自分も発音します。
STEP 04
次は負けた方がBから始まる単語を言います。
<ボタン操作>
STEP 05
同様にしてC~Zまで言い、速くZまで言ったペアが勝ちです。
STEP 06
全員起立させ、教師はスタートの合図を出します。言い終わったペアから着席し、綴りを調べたり他の単語でしりとりをしたりしながら練習をします。教師は机間指導で
活動ができているかモニターします。
STEP 07
単語を見つけたけれど、発音が分からない場合には、音声を使い発音を確認します。
<ボタン操作>
で発音を知りたい単語を網掛けにします。その後決定ボタンを押すと、発音の確認をすることができます。
<ボタン操作>
STEP 08
言った単語を書き出していきます。
まとめ
個人活動にしても可能な活動ですが、ペア活動にすると苦手な生徒に安心感を与えることができると共に、協力する態度も培うことができます。また、繰り返して行う場
合は前の回と同じ単語を使わないようにするというルールを提示すると、スリリングになり生徒を飽きさせずに活動をさせることができます。
また、品詞を指定して行うと、品詞に対する意識も高まり語順指導の補助にすることもできます。
単語を覚えることが得意でない生徒も負荷なく覚えることができるようになります。最後に単語を書くことで、綴りの確認ができると共に単語の定着も高めることができま
す。
授業に役立つ資料
帯活動アルファベットしりとり ワークシート
( © e-pros
2012 胡子
美由紀)