が開始される見込みとなっている。今後に ついてはピークも迎えることから慎重に 考えていく必要があると思っている。 在宅支援だが、24 時間体制のサービス は、事業所の受け入れについて二の足を踏 まれている状況だ。しかし、小規模多機能 型施設の整備も考えているので、そのよう な施設を利用する中で、在宅生活を支援し ていきたい。 産業振興 しんぼ 工業統計調査による製造品出荷 額をみると、化学工業と窯業・土石製品が 全体の 80%を占めている。工業が非常に偏 っているのではないかと思う。 もう少しバランスの良い構造になるよ う中小企業振興条例を制定し、UI ターン や地元の起業支援、中小企業の振興を強化 すべきではないか。 答 産業構造については、そのまちの特 徴を生かすことが自然の恵みを生かした まちづくりになると思う。自然資源を生か した工業のまちであるというなら、それを 中心にして支援をしていくということも 必要だろうと思う。 しんぼ 技術にしても、製品にしても、質 の高いものを目指す、質の高いもので勝負 する、本物を目指すということは必要なこ とではないかと思うがどうか。 答 お話の通りだと思っている。生産者 みずからもそのような気持ちをもって生 産、従事して頂けるような環境づくりも必 要ではないかと思っている。 消防団員の資格要件を緩和する条例改 正は、市内の事業所に働いている市外居住 者も市の消防団員になることができるよ うにするもの。医療技術者修学資金貸与条 例改正は、社会福祉士、介護福祉士の資格取 得のための修学資金も対象とするための改正。 行革委員長報告と提言…退席 2015 年 3 月定例会 3 月定例会 各党・会派の態度 平成 27 年度一般会計予算では、社会保 障・税番号制度関連システム整備事業は、 住基ネットに様々なシステムを接続し、国 と地方を接続させていくものだが、個人情 報保護の点で疑念がある。虫歯予防事業の フッ素洗口は、論争中のものを、教育や保 育の場に持ち込むのは良くない。市の所有 する二つのスキー場に対する支出の限度 額を定め、抜本的対策を講じていくべき。 当面、両スキー場の経営統合を考えるべき ではないか。中学生海外派遣事業は、572 万円が予算計上されているが 8 月に 4 泊 5 日で 3 年生約 380 名中 30 名が香港へ派遣 されるもの。義務教育段階での取り組みと してはふさわしいと思えない等で反対。 国民健康保険特別会計予算は、国保税を 2 段階に分けて値上げするうちの 1 回目の 値上げを行う予算。消費税増税等、市民に 対する様々な負担が増え、実質所得が減り 続けている中での大幅値上げには反対。 柵口温泉事業特別会計予算は、3 億 8 千 万円をかける大改修に取り組み 8 月にはリ ニューアルオープンする計画。その際、温 泉センターも統合することになっている。 本来の意味の公的宿泊施設でもない。 市は旅館経営から手を引くことを、はっ きりさせておいた方が良い等で反対。 一般会計補正予算(第 7 号)は、住まいる 環境リフォーム補助金やプレミアム商品 券等の緊急経済対策・地方創生関係等の補 正予算。 教育委員長をなくし首長任命の教育長 が教育委員会を代表するように変える関 連 6 条例は、地方教育行政の組織及び運営 に関する法律の改正に伴うもので、教育委 員長をなくし、議会同意は得るが、教育委 員でない首長任命の教育長が会務を総理 し、教育委員会を代表するもの。首長が召 集する総合教育会議も含め、首長の教育に 対する権限が大幅に拡大する。国民を戦争 に動員するため教育が利用された反省か ら、教育委員会制度の独立性がうたわれて いたが、国、行政の意のままの教育委員会 にしようとする制度改定と言わざるを得 ないもので反対。 職員の寒冷地手当支給条例改正は、対象 を旧青海町から糸魚川市内に改めるもの。 行政組織条例一部改正は、都市整備課を廃 止し定住促進課を新設する等にともなう もの。 清 生 ク ラ ブ 奴 奈 市 21 糸 共 公 歩 ひ 松尾徹郎 大滝 豊 中村 実 渡辺重雄 樋口英一 斉木 勇 倉又 稔 高澤 公 伊藤文博 笠原幸江 古畑浩一 五十嵐健一郎 古川 昇 田中立一 田原 実 新保峰孝 保坂 悟 吉岡静夫 吉川慶一 平 成 二 七 年 度 一 般 会 計 予 算 国 民 健 康 保 険 特 別 会 計 予 算 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ × ○ × ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ × ○ ○ ○ 柵 口 温 泉 事 業 特 別 会 計 予 算 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ × × ○ × ○ 員 会 を 代 表 す る よ う に 変 え る 関 連 六 条 例 教 育 委 員 長 を な く し 首 長 任 命 の 教 育 長 が 教 育 委 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ × ○ ○ ○ 職 員 の 寒 冷 地 手 当 支 給 条 例 一 部 改 正 医 療 技 術 者 修 学 資 金 貸 与 条 例 改 正 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ × ○ ○ × ○ ○ ○ ○ ○ ○ × ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 最終日の行政改革特別委員会の委員長 報告と提言書については、民営化ありきに なる可能性があったため退席しました。吉 岡、古川、田中議員も退席。 教育委員の渡邉槇江氏の後任に楠田昌 樹氏、監査委員廣川勲氏の後任には齋藤隆 嗣氏が全会一致で選ばれました。 2013 年市議選後 2 年間の 市 長 提 出 63 議 案 中 一般質問の状況 (故伊井澤議員の一般質問は含まれていません) 2013 年 賛 成 反 対 63 63 63 63 63 63 63 62 63 63 62 63 63 63 62 54 63 59 63 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 1 0 0 0 1 9 0 4 0 6 月 定 例 会 9 月 定 例 会 1 2 月 定 例 会 2 0 1 5 年 2014 年 3 月 定 例 会 6 月 定 例 会 9 月 定 例 会 ○ 1 2 月 定 例 会 3 月 定 例 会 ○ ○ ○ ○ ○ ○ 議 長 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ※奴奈=奴奈川クラブ 市 21=市民ネット 21 糸 21=糸魚川 21 共=日本共産党 公=公明党 歩=市民・糸魚川、一緒に歩こう会 ひ=ひめかわの会 しんぼの 3 月定例会一般質問(要旨) 市議会臨時会開かれる 市議会臨時会が 5 月 19 日(火)に開 かれました。先決処分 6 件、一般会 計補正予算(第 2 号)1 件が提案され ました。 先決処分は地方税法の一部改正に 伴うもの、谷根広田地すべり対応等 の補正予算などで、一般会計補正(第 2 号)は大和川漁港離岸堤災害にとも なうものです。 この内、国民健康保険税の限度額 (医療分・介護分・後期高齢者医療分 の合計)81 万円を 85 万円に引き上げ る議案では退席しました。軽減措置 も拡大され、差し引き国保税の増と いうことにはならないようですが、 国の負担割合を元に戻すか引き上げ る、健康づくりに力を入れるなどの 抜本的な対策をとらない限り、国保 税は上がるばかりで市民も自治体も 大変になります。抜本的対策が必要 ということで退席。 市議会の後期人事決まる 議長に倉又氏、 副議長に渡辺氏選出 糸魚川市議会の会派構成 (5 月から変わっています) 議案審査後、市議会の人事関係の選挙 等おこなわれ、後期人事が決まりました。 議長には倉又稔氏、副議長には渡辺重雄 氏が選出されました。又、地方創生調査 対策特別委員会が設置されました。 議長選挙 副議長選挙 倉又 稔 14 票 渡辺重雄 16 票 1 吉岡静夫 吉岡静夫 1票 1 新保峰孝 白 票 2票 3 白 票 清政クラブ 6名 創生クラブ 6名 市民ネット 21 糸魚川 21 クラブ 奴奈川クラブ 日本共産党 公明党 一緒に歩こう会 2名 1名 1名 1名 1名 1名 ◎松尾徹郎 樋口英一 伊藤文博 ◎高澤 公 笠原幸江 中村 実 ◎古川 昇 ◎田原 実 ◎古畑浩一 ◎新保峰孝 ◎保坂 悟 ◎吉岡静夫 渡辺重雄 斉木 勇 五十嵐健一郎 倉又 稔 大滝 豊 吉川慶一 田中立一 ◎は長 各議員の所属委員会 ◎伊藤文博 古川 昇 ◎大滝 豊 田中立一 ◎笠原幸江 田原 実 ◎松尾徹郎 大滝 豊 地方創生調査 対策特別委員会 10 名 ◎五十嵐健一郎 ○保坂 悟 松尾徹郎 渡辺重雄 中村 実 吉川慶一 古畑浩一 伊藤文博 大滝 豊 笠原幸江 ◎は長 ○は副 ○吉川慶一 新保峰孝 ○中村 実 古畑浩一 ○斉木 勇 吉岡静夫 ○古川 昇 中村 実 5 月 19 日現在 松尾徹郎 倉又 稔 保坂 悟 渡辺重雄 五十嵐健一郎 総務文教常任 委員会 7 名 建設産業常任 委員会 6 名 市民厚生常任 委員会 6 名 議会運営 委員会 7 名 樋口英一 高澤 公 伊藤文博 笠原幸江 渡辺重雄 6 月定例会日程 8 日(月) 本会議 11 日(木) 議運委 12 日(金)一般質問 15 日(月)一般質問 市町合併 10 年を検証する ～ 糸魚川市はどうなったか、何が課題か ～ 人口等 しんぼ 総人口、3 地域人口、世帯数の推 移、人口動態、婚姻数等の推移、年少人口、 生産年齢人口、老年人口の推移をどのよう に捉えているか。 答 総人口、3 地域人口とも合併時と比 較して約 10%の減少となっている。世帯 数は横ばいで、核家族化や高齢者の単身世 帯が増えている。人口動態、婚姻数につい ては、ともに減少傾向が続いており、抑制 する施策が必要と考えている。 年少人口、生産年齢人口についても減少 傾向が続いており、市内の産業や経済活動 への影響が懸念されている。老年人口につ いては、しばらく増加するものの、その後 は減少するものと見込まれている。 市の決算 しんぼ 2005 年度と 2013 年度(決算)の 比較だが、民生費 40 億円 13.7%が、53 億 円 16%に伸びている。全国都市財政年報に よると、2013 年度決算で全国 790 都市中、 789 番目とのことだ。最下位から 2 番目と いうことだが、どのようにお考えか。 答 組織機構の見直しがあり、子ども医 療費、児童手当関係については一部見直し をしている。 その統計を承知していないので、どうい う形でその民生費が積み上がっているか 確認できないが、下位に属するという指摘 である。特に民生費の割合が低いという認 識はしていなかった。 し ん ぼ 普 通 建 設 事 業 費 は 、 62 億 円 21.2%が、88 億円 26.5%となっている、全 国 790 都市中、12 番目とのことだ。どの ようにお考えか。 答 平成 18 年、19 年と 40 億円近くま で下がっている。23 年度は 42 億円という 数字である。新幹線開業とか、学校耐震化 とか、平成 25 年度、平成 26 年度が極めて 多いのは、その時の特殊事情であるという ことを理解願いたい。 子育て支援 しんぼ 若者を呼び込むためには子育て 支援策は大事な柱になる。思い切って保育 料第 2 子以降無料化等の子育て支援策拡 充をはかる必要があると思うがどうか。 答 第 3 子無料、第 2 子半額ということ で、現在、進めている。第 2 子以降も無料 ということについては、今後、研究、調査 していきたい。 介護施策の充実 しんぼ 高齢者人口のピークは、第 6 期介 護保険計画の最終年度 2017 年度、あと 3 年後だ。2020 年、6 年後には介護認定者 数のピークがくると推計されているが、特 別養護老人ホーム、24 時間在宅介護につ いて、今後の取り組みはどうなっている か。 答 施設整備については、第 6 期計画での 特養整備はショートステイから 8 床を予 定している。平成 27 年 12 月くらいには、 おおさわの里の特別養護老人ホーム増床 19 日(金) 民生委 22 日(月) 総文委 23 日(火) 建産委 26 日(金) 本会議 しんぼ峰孝の 市議会報告 2015 年 6月7日 編集 日本共産党糸魚川市議会議員 ・ 発行 新保峰孝 一の宮 5-2-33 電話 fax 共 025-552-7155
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