事業の概要 会社の所在地・主たる事業活動 環境経営の方針 108

■ 事業の概要
■ 会社の所在地・主たる事業活動
〒108-0075
東京都港区港南二丁目16番1号
品川イーストワンタワー 22階
電話 03-5461-8412
FAX 03-5461-8412
■ 環境経営の方針
【環境基本方針】
私たちはすべての事業活動において、省資源、再利用、再資源(3R)
に努め、地球環境の保全に積極的に取り組みます。
■ 代表者職氏名
代表取締役社長 加藤 欣悟
【環境行動指針】
■ 主たる事業の種類
事務ならびに事務補助・印刷等
■ 主要な製品・サービスの内容
・親会社・関連会社の事務作業補助
・機密文書のシュレッダー処理
・非木材紙、森林認証紙を使った名刺の作製
・紙媒体で保管されている書類のスキャニング
・オンデマンド印刷による家主様向け報告書等の作製
・オフセット印刷によるパンフレット等の作製
・シルク印刷、インクジェット印刷による看板等の作製
■ 売上高等
売上高
総資産
861百万円
414百万円
事業の概況
百万円
1,200
売上高 百万円
1,000
800
総資産 百万円
961
861
736
600
400
400
414
13年3月期
14年3月期
300
200
1.法規制
2.教育
3.省資源
4.再利用
5.再資源
:環境に関連する法規を順守し、事業活動を行う。
:啓蒙活動を継続して、全社員が環境に優しい活動を
率先して取り組む。
:事務用品の使用状況を把握し、不必要な購入を控え、
資源の消費を抑える。
:梱包材を再利用し、環境負荷低減に努める。
:資源のリサイクルを推進し、環境負荷低減に努める。
■ 事業活動における環境負荷の状況とその低減に向けた取組の内容
実績及び目標等の総括
グリーン購入、節電、梱包材や紙類の再利用などの活動は継続
できていますが、グリーン購入は、ガイドライン外の商品の購入が
避けられず、購入率は52%で目標に及びませんでした。
節電については、未使用ディスプレイの電源を切る運動から、使
用していないOA機器の電源を落とす運動へと拡大し、継続してい
ます。梱包材の再利用も継続して取り組みます。
エネルギー投入量は前年度より減少しましたが、効率は若干
悪化しました。環境に与える負荷が大きくなってきていますので、
今まで以上に、事業活動によって発生する物資の投入量や廃棄
物の処分量、処理方法等の把握に努め、余剰消費の低減に努め
てまいります。
0
12年3月期
■ 従業員数
98人
■ その他の経営関連情報等
事業所数
名刺作成数
家主様向け報告書作成数
その他の印刷物作成数
■ 目標等の達成に向けて
年間 78,006ケース
年間 842,361冊
年間 185.0t
環境管理責任者氏名 多田 弘
【担当者連絡先】
電話 03-5461-8411
FAX 03-5461-8412
社員ひとりひとりの環境意識は高まり、省資源、再利用、再資源の
意識は根付いてきています。一方で、事業の拡大、特に各種印刷物
の作製増加にともなって、エネルギー、物質の投入量、廃棄物の排
出量が増加しており、環境に与える影響は大きなものになってきまし
た。今後はさらに、事業活動によって発生する環境負荷の把握と消
費、排出の低減に努めます。
また、印刷素材についても、環境負荷の少ない素材へ変更してい
きます。
2015年6月30日
代表取締役社長 加藤 欣悟
■ 2014年度環境活動の取組結果
2014年度目標
2014年度取組項目
離席、退社時のPCディスプレイ
の電源オフの徹底
離席、退社時にはPCディスプレイの
電源を切り、電力消費の低減に努める
◎
ペットボトルキャップの回収の継続 グループ各社のペットボトルキャップを
回収、推進協会への送付を継続する。
○
電子マニフェストの導入
ガソリン使用量の削減
紙マニフェストを電子マニフェストに
移行する。
2014年度中の移行完了を目標とする。
エコドライブ等により、ガソリン使用量
(売上高原単位)を削減する。
前年比5%減を目標とする。
事務用品のグリーン調達率の向上 文房具を中心にグリーン購入を進める。
購入点数に占める割合で85%を目標
とする。
産業廃棄物最終処分量の削減
看板印刷で発生する廃プラスチックの
排出量(売上高原単位)を削減する。
前年比5%減を目標とする。
■ 2015年度環境活動の取組目標
2015年度目標
エネルギー消費量削減
【機器の電源OFF】
・電気使用量削減
廃棄物排出量削減
【廃棄物処理適正化】
・エコキャップ収集量アップ
産業廃棄物処理適正化
【電子マニフェスト運用定着】
・電子マニフェスト運用
不法投棄撲滅
【処分場確認】
・産業廃棄物処分場年1回確認
違法排水防止
【排水状況確認】
・排水放流状況確認
燃料消費量削減
【エコドライブ促進】
・ガソリン消費量削減
グリーン購入
【グリーン購入の推進】
・事務用品のグリーン購入促進
産業廃棄物最終処分量の削減
【産業廃棄物処理方法適正化】
・廃プラスチック排出量削減
2014年度の取組結果
評価
◎
○
×
◎
社員の離席、退社時にはPCディスプレイの電源を切り、
温室効果ガスの排出量削減に努めた。
また、就業時間中、長時間使用しない機器や照明の電源を
切るように努めた。
終業後は速やかに退社することを促進し、社員のいなくなっ
たスペースから消灯することに努めた。
グループ各社のペットボトルキャップを回収、エコキャップ
推進協会への送付を継続した。
本年度の回収量は約675,530個で前年度実績の約837,640
個を下回ったが、キャップを回収する意識の拡大は図ること
ができた。
従来の紙マニフェストから電子マニフェストに移行した。
本年度3月に電子マニフェスト加入手続きを完了し、来年度
4月の排出分より電子マニフェスト登録を開始する。
エコドライブ等により、ガソリン使用量(売上高原単位)を
前年比5%減とする目標で取り組んだが、本年度4月より
社有車1台増車したため、年度途中に目標を修正した。
新たな目標をガソリン使用量1.40L/百万円(売上高原単位)
以下にすると設定し、結果は1.06L/百万円と目標を達成す
ることができた。
購入点数に占める割合で85%を目標に、ガイドラインを基準
にして文房具等のグリーン購入を進めた。
商品の耐久性や費用の点からグリーン購入ガイドライン外
の商品を購入するという判断もあり、今年度の実績は52.9%
で目標値には32ポイント及ばなかったが、前年度実績は10
ポイント上回った。
看板印刷で発生する廃プラスチック排出量(売上高原単位)
の削減に努めた。
前年度比5%削減を目標に取り組んだ結果、廃プラスチック
排出量2,400枚、2.63枚/百万円(売上高原単位)となり、
前年度比75.4%減となった。
2014年度取組項目
離席、退社時にはPCディスプレイの電源を切る
一定時間(機器により30~60分)使用しない機器は主電源を切る
(電気使用量の推移は北九州・浦安事業所の総量で確認する)
グループ各社のペットボトルキャップを回収、推進協会への送付を継続する
建築現場のキャップ回収を試行する(4月から)
4月から電子マニフェストの運用を開始する
産業廃棄物排出時にはマニフェスト情報を必ず登録する(3日以内)
・すべての搬出先処分場の場所等を確認する(4月中)
・すべての搬出先処分場(現地)を確認する(12月まで)
自主管理要領に則った運用と測定・記録を継続する
・自動現像機:週3回、スクリーン版現像機:週1回の水交換を実施
・年1回の排出水質の測定(11月)、記録の保存(5年間)
「エコ安全ドライブ」を周知する(5月まで)
以降3ヶ月に1回の頻度で啓蒙を継続する
対象品リストを作成して情報を共有する(6月まで)
以降3ヶ月に1回の頻度で啓蒙を継続する
試し刷り、ヤレを削減する
■ 環境報告の概要
MJ/売上高
(百万円)
エネルギー投入量
MJ
3,000,000
2,950,000
10,000
80.00
9,000
70.00
t/売上高
(百万円)
廃棄物排出量
t
0.1000
0.0900
0.0867
8,000
0.0800
60.00
2,900,000
0.0700
7,000
50.00
2,850,000
0.0600
6,000
2,800,000
5,000
2,980,336
3,746
2,750,000
3,101
3,315
2,854,501
4,000
40.00
0.0500
0.0478
63.83
30.00
3,000
2,650,000
1,000
2,600,000
投入量
2013年度
10.00
0.0100
0.0000
2012年度
2014年度
投入量/売上高(百万円)
排出量
エネルギー投入量は前年に対して4.2%減少しましたが、効率は
6.9%悪化しました。
(売上高原単位)
400
250,000
2013年度
2014年度
排出量/売上高(百万円)
廃棄物排出量は前年に対して15.3%減少し、効率も5.4%
改善しました。
(売上高原単位)
kg/売上高
(百万円)
CO2排出量
kg
0.0200
0.00
0
2012年度
38.89
2,000
2,756,782
0.0400
0.0300
45.92
20.00
2,700,000
0.0452
m3/売上高
(百万円)
水資源投入量
m3
1.50
600.00
1.30
350
500.00
200,000
1.10
300
400.00
242
190
0.90
250
150,000
185
200
300.00
0.67
0.70
232,326
490.59
100,000
150
140,144
0.50
200.00
158,992
0.30
100
283.70
0.33
281.20
0.30
50,000
100.00
50
0
0
2012年度
2013年度
排出量
2014年度
排出量/売上高(百万円)
CO2排出量はエネルギー投入量の減少に伴って減少し、効率も
23.5%改善しました。
(売上高原単位)
0.10
-0.10
0.00
2012年度
投入量
2013年度
2014年度
投入量/売上高(百万円)
水資源投入量は前年より若干減少し、効率は10.0%悪化しま
した。
(売上高原単位)
■ 環境マネジメント等の環境経営に関する状況
■ 環境マネジメントシステムの状況
2009年度から環境マネジメントシステムの考え方を取り入れて環
境経営に取り組んでおり、今期より下記体制にて執り行います。
■ 環境関連法規への違反、訴訟等の有無
2014年4月1日~2015年3月31日の期間において、関連法規に係
る違反、訴訟、行政指導、行政処分はありませんでした。
なお、2006年5月6日~2014年3月31日の期間においても、関連法
規に係る違反、訴訟、行政指導、行政処分はありませんでした。
■ 環境マネジメントの組織体制
■ 環境コミュニケーションの状況
■ 環境コミュニケーションに関する方針、目標、計画、取組状況、
実績等
2009年度より環境への取組を開始しました。現在は環境活動レポ
ートを作成し、環境コミュニケーションに取り組んでいます。
代表取締役社長
加藤 欣悟
◇環境方針の決定
◇社員への周知・社員の環境意識の啓蒙
環境管理委員長
多田 弘
◇中長期的な目標の設定、達成状況の把握
および改善指示
以上
環境管理事務局長
多田 弘(兼)
環境管理事務局
金井 圭(兼)
本社
金井 圭
北九州
比嘉 清子
◇月ごとの環境負荷の
状況調査、データ化
浦安
水口 幸洋
■特定施設排出水の水質自主管理
■自主管理の方針
当社は、浦安事業所において、水質汚濁防止法等で定められている特定施設を有しており、
その管理は当社の重要な社会的責務です。そのことを十分に認識し、自主基準を設けて特定
施設の管理を適正に行い、環境への影響を最小化します。
■自主管理の組織
特定施設 23 の 2 イ
代表取締役社長
自動現像機管理者
浦安事業所長
環境管理委員長
特定施設 23 の 2 ロ
スクリーン版現像機管理者
環境管理事務局
環境管理委員
■排出水の水質自主基準値
浦安市下水道条例で定める基準値の 10 分の 4 の値を自主基準として定めています。
項目
水素イオン濃度
(pH)
基準値
概要
浦安市下水道条例
自主基準
5.7 を超え 8.7 未満
同左
(5.7 を超え 8.7 未満)
水中の酸性・中性・アルカリ
性を表す指標。pH7 が中性、
7 より大きいとアルカリ性、
7 より小さいと酸性。
生物化学的酸素要求量
(BOD)
300mg/㍑未満
120mg/㍑未満
水の汚れを生化学的に表し
たもの。水中に含まれる有機
物等が、一定条件下で微生物
により分解される際に消費
される酸素量。
浮遊物質量
(SS)
300mg/㍑未満
120mg/㍑未満
水中において懸濁している
物質の量で、これが多いと水
に濁りが見られる。
ノルマルヘキサン抽出物含有量
(鉱油類)
5mg/㍑以下
2mg/㍑以下
ノルマルヘキサン抽出物含有量
(動植物油脂)
30mg/㍑以下
12mg/㍑以下
沃素消費量
200mg/㍑未満
80mg/㍑未満
水中に含まれる油分の総量。
一定条件下でヘキサンによ
り抽出されるものの質量。
水の還元性の指標。水中の硫
化物、不安定な有機物質等に
より消費される沃素の量。
■直近の水質分析結果
項目
単位
自主管理基準値
直近の分析結果
23の2イ
23の2ロ
2014/11/12
水素イオン濃度
(pH)
-
生物化学的酸素要求量
(BOD)
2014/11/12
5.7を超え8.7 未満
8.6
8.2
㎎/
120
㎎/
未満
720
2.3
浮遊物質量
(SS)
㎎/
120
㎎/
未満
15
16
ノルマルヘキサン抽出物質含有量
鉱油類含有量
㎎/
2
㎎/
以下
0.5
0.5
ノルマルヘキサン抽出物質含有量
動植物油脂類含有量
㎎/
12
㎎/
以下
3.6
0.5
沃素消費量
㎎/
80
㎎/
未満
3
3
■水質異常時の対応
排出水質が自主基準を超過した場合は、速やかに特定施設の状態を確認し、原因の究明を行
います。その後、適正に処理できることを確認し、基準を超過した項目の再検査を行います。
■事故対策
事故により有害物質を含む水、もしくは排水基準に適合しない水が排出されたときは、環境
の悪化を防止するための応急の措置を講ずるとともに、必要に応じて事故の状況、および講
じた措置の概要を行政機関に届け出ます。
■その他
法令や特定施設に変更が生じた場合、事故発生した場合は、自主管理基準を適宜見直します。
以上