【参考】前回の様子 日展協ニュース(15/01/16) 日展協 2015年新年懇親会 日展協新年会 過去最多 700 名が参加 国会議員、経産省審議官、観光庁長官など80名が来賓 甘利大臣 「展示会は成長戦略」 と表明 2015 年 1 月 8 日(木)、日本展示会協会(略称:日展協、会 長:石積 忠夫 リード社長)は、東京の ANA インターコンチネ ンタルホテル東京にて、恒例の新年懇親会(以下、新年会)を 開催しました。 日展協は、展示会の開催に関わる企業・団体で構成される、 日本最大の業界団体です。会員は「主催者」「展示会場」「支援 企業」の 3 つに大別されます。 「主催者」は東京モーターショー を開催する日本自動車工業会などの業界団体、日本経済新聞社 などの新聞社、リードなど民間の主催会社です。 「展示会場」は 東京ビッグサイト、幕張メッセなどの巨大会場をはじめ、日本 中の中小会場が会員となっています。 「支援企業」は装飾会社や ホテルなど、様々なサービス企業です。新年会は各社の代表者 日展協の応援に駆け付けた甘利大臣(左)と石積会長 が集う、いわば展示会業界最大のイベントとなっています。 (前列 左から)猪口邦子参議院議員、牧原秀樹衆議院議員(議連幹事)、薗浦健太郎外務大臣政務官(議連幹事長)、甘利明経済再生担当大臣、石 積会長、木村太郎内閣総理大臣補佐官(議連会長)、岩城光英参議院議員(議連顧問)、宮下一郎財務副大臣、山田修路参議院議員、(後列 左か ら)日展協 田中事務局長、イブ監事(UBM)、堀理事(トレードショーオーガナイザーズ)、野田理事(インクグロウ)、清水理事(日刊工)、浜田理事(マ イナビ)、越野副会長(日本包装技術協会)、久保観光庁長官、大橋経産省審議官、永井インテックス大阪理事長、日展協 荒井副会長(フジサンケ イ)、梶原理事(メサゴメッセ)、菅野理事(日本自動車工業会)、松井理事(ICS)、山本監事(ケン&スタッフ)。 1 当日は過去最多の約 700 名が参加、会場は熱気で充満しました。 参加者が急増した最大の要因は、この1年間で会員数が増えた ことにあります。左のグラフの通り、ここ 6 年間で日展協の会員 数は 175 社から 313 社へと 1.8 倍に激増しています。石積会長を はじめとする日展協幹部、各委員会や会員が展示会産業の発展の ために精力的に活動を行ってきたことが実を結び、日本の産業界 の中に、展示会産業への期待が大きくふくらんだことが最大の理 由です。 中でも、石積会長の活動は極めて精力的でした。彼はこの 6 年 間で 100 回を超える講演を行うと同時に、約 3,000 名に上る政治 家、官僚、産業界のリーダーたちに直接会い、 「資源の無い日本が グローバル経済の中で勝ち残るためには、人、物、情報がどこよりも集まる国になるべきだ。そのため には、展示会立国になることが最も近道だ」と訴えてきました。 その石積会長が新年会の冒頭、次のように極めて力強く挨拶しました。 日展協会長 石積が発表! 展示会産業 3倍拡大計画 「皆さん! (2016 年からの5年で) 明けましておめでとうございます。 実は私が会長になった6年前までの新年会への出席者 数はわずか 200~300 人程にすぎませんでした。ところが、 それが毎年、毎年増え続け、今年は遂に約 700 名にまで 達しました。 (会場から大きな拍手) なぜか?それは、日本中で展示会の重要性がより強く 認識され、将来への期待がより大きくなったからに他な りません。 それを象徴するように、例えば昨年は、自民党が国会 議員連盟を結成、経産省が展示会産業の活性化委員会を 発足、経団連が私の講演会を開催、そしてビッグサイト が遂に会場の増設を決定・・・等、世界から大きく遅れ ていた我が日本もようやく眠りからさめ、前進し始めま した。 「日本もついに動き出したが、まだ不十分。業界を3倍にす べく、今年も全力投球する」 と石積会長 しかし、私は率直に申し上げたい。 「まだまだ、発展の スピードもスケールも十分ではない!」「2020年までに展示会産業の規模を3倍に拡大すべし!」 と。その実現のために何をすべきか?私が考える戦略は、次の3つです。 (1)本格的 展示会の数を 3倍の1,000本 に! 本格的展示会とは、競合他社が何百社も一堂に集まり、商談や PR が活発に行われ、もっと多くの 海外ビジネスマンが来日し、もっと多くの方が宿泊し、もっと巨大な経済効果を生み出す、そんな展 示会のことです。そんな展示会が増えれば、展示会へのニーズが圧倒的に高まり、展示会産業が3倍 に拡大することも十分可能だと信じております。 2 (2)日本の 会場総面積を 3倍の100万㎡ に! 右の図にあるように、例えば東京の 25 万㎡を含め(現在、都内の展示面積は東京 ビッグサイトの 8 万㎡。これを増設・新設 により、3 倍にすべきということです)、関 東全体で 60 万㎡、大阪 20 万㎡、名古屋 10 万㎡、その他日本全国で、この図のように 拡張、新設をすべきだと考えます。 これでも、決して大きすぎることはあり ません。ヨーロッパの 1/10、中国の 1/5 に しかすぎず、ほとんどの会場がすぐに満杯 になると信じております。同時に、100 万 ㎡に拡大されれば、 「オリンピックが行われ る 2020 年に展示会場が使えなくなる」とい う多くの方の心配が完全に払拭されます。 石積が提唱する、日本の展示会場の総面積3倍計画 すなわち、展示会を重要な販路にしている 10 万社にのぼる中小企業を救うことにつながります。 (3)日展協の会員数を1,000社に、特に 主催者を 3倍の200社 に! そうなれば、我々の声を現在の3倍大きくすることができ、それが政治、行政、そして産業界を強 く動かす原動力になると確信しております。 最後に、本日お集まりの方々に改めて訴えたい。「展示会産業が3倍になることは、日本経済の発展 に3倍大きな貢献ができること」です。いや、もっと重要なことは「皆さん一社一社のビジネスチャン スが3倍に膨らむ」ということです。 私は今後も展示会業界の発展のために全力投球で頑張ります。どうか皆さん、今後も絶大なる御協力 をくださいますよう、心からお願い申し上げます。」 3 石積会長は、持論である「展示会産業 3倍拡大計画」を熱弁。会場には期待と賛同の声と大拍手が湧き起った 議員連盟会長 木村 総理補佐官が熱弁 展示会産業を、国を挙げて発展させる! 続いて、 「自由民主党 展示会産業 議員連盟」の会長を務める、 内閣総理大臣補佐官 木村太郎 衆議院議員が次のように挨拶し ました。要旨を紹介します。 「自民党の中にもたくさんの議員連盟がありますが、議員連盟 をつくる際、全ての国会議員に案内状を送り、 「宜しければご入 会ください」というのが通常のやり方です。しかしこの「展示会 産業 議員連盟」は、石積会長をはじめ、日展協の皆さんの熱意 を考え、最初から魂を込めてつくろうという方針を掲げ、昨年の 三月に発足いたしました。従って、議連の趣旨を本当に理解し、 ビッグサイトをはじめ展示会場に足を運び、展示会産業の重要性 を実感した上で、議員連盟に入会していただいております。 「政府予算に展示会場整備を盛り込めた。議連と して、日展協にさらに協力し、展示会産業を発展さ せたい」 と述べた、木村太郎 総理補佐官 まだ議連結成から一年もたっておりませんが、昨年はさまざま な勉強会も開催しました。私も、安倍総理に直接、展示会産業の 重要性を何度も説明し、総理ご自身も国会等の場面において展示会の重要性を答弁されております。 一つの成果としては、今編成中の補正予算や来年度の本予算です。経済産業省、国土交通省、観光庁 も努力して頂いております。例えば観光庁は「Visit Japan」を掲げ、2014 年は 1,300 万人の外国人が 訪日しましたが、今年度は展示会関連の予算を充実させています。さらには、国土交通省 都市局に努 力いただき、展示会場等を整備するという予算項目を、初めて予算案に盛り込むことが出来ました。 これらは、まだ小さな一歩かもしれませんが、意味ある一歩として捉えていただき、皆で日展協の発 展に繋げ、経済をはじめ様々な波及効果を起こし、日本の成長戦略に繋げていきましょう。 石積会長はじめご来会の皆様、今年も各々の立場で日展協のためにご活躍いただき、そのことがそれ ぞれのご商売の繁盛、日本経済の発展にご貢献いただくことをご祈念申し上げます。」と力強く述べま した。 経産省 大橋審議官が決意表明 今年を、「展示会産業 飛躍の年」 にする! 続いて、経済産業省 商務情報政策局 審議官の大橋秀行氏が次のよう に挨拶しました。要旨を紹介します。 「経済産業省は、日本の優れた技術、サービス、商品などを、世界に 広く知っていただくため、しっかりとプロモートしていく役割を担って おります。その中において、展示会はまさに、日本だけではなく、世界 に対して情報を発信していく大変重要な機会だと認識しております。 展示会産業は日本市場に海外投資を呼び込み、成長の芽をつくりだす 重要な産業です。従って昨年、経済産業省は日本の展示会産業が世界、 アジアの中心として発展していくために、どのような取り組みをすべき かを考える『展示会産業 活性化委員会』を設けました。 4 「展示会産業発展に今まで以上に力を 入れる」 と述べた、経産省 大橋審議官 この一年を変革の年、飛躍の年として、日展協と一緒に我々も取り組んで参りますので、日本経済の 新しい成長戦略をお支えいただけますようお願い申しあげます。」 観光庁 久保長官が訴える 展示会産業を発展させ、観光立国を実現する! 続いて観光庁長官の久保成人氏が挨拶に立ち、次のように述べました。 要旨は次の通りです。 「昨年も新年会に参加しましたが、昨年より更に熱気が溢れる感じが伝 わってまいります。 観光庁としても、展示会については多大な関心を抱いており、一緒に尽 力していきたいと思っております。昨年、安倍総理主催の観光立国推進閣 僚会議が開かれ、訪日外国人数を 2020 年に 2,000 万人にする目標が掲げ られました。 そのために、具体的な政策をまとめた「アクションプログラム 2014」 を作成しました。その中で展示会をはじめとする MICE(Meeting:企業 会議、Incentive:報奨旅行、Convention:国際会議、Exhibition/Event: 展示会の頭文字をとってできた言葉)は重要な柱です。訪日外国人数に大 「訪日外国人の目標達成に、展示会の 貢献は大きい」 と観光庁 久保長官 きな影響を与えますし、経済波及効果が大変大きいということでもあります。 ここにおられる 700 名を超える方々と共に展示会産業を発展させ、私共の目指しております観光立国 実現にも繋げたいと思っておりますので、ご支援を賜りたいと思います。」 甘利 経済再生担当大臣が 期待表明 展示会産業は、アベノミクスの大きな柱になる! 続いて、日展協を応援しようと駆けつけた 10 名の国会議員が紹 介されました。中でも、現職大臣で最も多忙を極める甘利明 経済 再生担当大臣が駆け付けてくれたことが司会から発表されると、 参加者から歓喜の声と大きな拍手があがった。甘利大臣の挨拶要 旨は次の通りです。 「ご出席の皆様には、アベノミクスへのご理解、また日本経済 を支えて頂いておりますことを、心から感謝申しあげます。昨年、 訪日外国人数が 1,300 万人を超えました。2020 年に 2,000 万人、 2030 年には 3,000 万人を目指しています。 訪日外国人を増やすというと、地域での観光や名産、旧跡、世 界遺産等々が思い浮かびますが、石積会長より、展示会ビジネス が大変な集客力を持ち、日本の大きなビジネスチャンスにもなる 「展示会ビジネスの可能性は大きい。日本経済に 貢献する分野だ」 と期待を表明した、甘利明経済 再生担当大臣 ことを前々から伺っており、私の勉強会でも講師を務めていただ きました。 5 その中で、日本では『展示会場が世界に比べ本当に少なく、規模も小さい』『建物自体にお金をかけ すぎ、それをペイするために、会場の稼働率が絶対だという発想になりがち』、さらには『来場者は立 派な展示会場を見に来るのではなく、展示物を見に来るもの。だから会場建設にはそんなにお金をかけ る必要がない』という発想の転換など、色々とご示唆をいただいています。また、展示会ビジネスがど れだけ裾野が広く、日本の経済発展に貢献するものかということについては、大変なご教示をいただい ているところでございます。 木村会長をはじめ、議連には我が党の精鋭が揃っておりますから、日展協の皆さんの思いと、国会議 員の思いを一つにし、アベノミクスの強力な柱の一つとして、この展示会産業が発展していきますよう ご祈念申し上げます。」 薗浦 議連幹事長と国会議員 全員が 乾杯の音頭 展示会産業発展のため、皆で力を合わせよう! その後、国会議員を代表し、展示会産業 議員連盟で幹事長を務める、外務大臣政務官の薗浦健太郎 衆議院議員が乾杯のあいさつに立ちました。 「展示会産業は我が国にとって重要な成長戦略でありますが、昨年、日本再興戦略の中にも明記され たように、展示会場の新設・増設という課題、また、海外企業やバイヤーが日本の展示会に参加しやす くするための関税など、様々な課題を解決していかねばなりません。そのような中、2015 年という年 が、将来から振り返った時に展示会産業にとってのターニングポイントになったと思えるように、今年 一年、羊のように皆で群れて同じ方向を向き、皆で頑張っていくことをこの場で誓い合いたいと思いま す。石積会長の率いる日展協の皆様の益々のご発展と、ご来会の皆様のご繁栄を心から祈念申し上げま して杯を上げさせて頂きたいと思います。乾杯!」と乾杯の音頭をとりました。 「今年を展示会産業 変革の年にしよう!」 と、薗浦健太郎 議連幹事長 薗浦健太郎 議連幹事長の音頭により、国会議員が壇上で乾杯。会場全体が 「展示会 産業がいよいよ動き出す」 という雰囲気に包まれたように感じられた。 国会議員からは、「この時期は連日、様々な業界団体の賀詞交換会に出席しているが、こんなに熱気 があふれた会は珍しい。展示会産業の勢いを実感する」「展示会産業の発展が、日本経済の発展につな がると確信した。一緒に力をあわせ、展示会産業を盛り上げていきましょう」という声が聞かれました。 それに対して石積会長は、「皆さんが今日応援に駆け付けてくださり、展示会産業の人々が大いに元 気づけられました。日本の展示会産業はたしかに遅れています。しかしそれだけ大きな発展の余地があ 6 るということ。展示会場の拡張をはじめ、課題を一つ一つ解決していくため、是非お力をお貸しくださ い」と熱心に訴えていました。 木村 太郎 総理補佐官 衆議院議員 自民党 展示会議連 会長 秋葉 賢也 衆議院議員 (左から)薗浦 外務大臣政務官(議連幹事長)、宮下一郎 財務副大臣、牧原秀樹 衆議院 議員(議連幹事)、石積会長、岩城光英 参議院議員(議連顧問)、山田修路 参議院議員 猪口 邦子 参議院議員 片山 さつき 参議院議員 熱気あふれる会場の様子、写真で紹介 この後、歓談が始まりました。会場で出会う多くの人が、「700 名を突破したとは驚き。年々参加者 が増えて驚いている。」 「大臣など、国会議員がこんなにたくさん参加するのはすごい。展示会産業の活 性に向けた熱意を感じ、業界の発展に希望が持てた。」「石積会長の熱気あふれる挨拶に感動した。『展 示会産業 3 倍計画』に共感できる」 「展示会産業の今年は、また明るい年になりそうだ」などと笑顔で 話していました。会場の盛り上がりを写真でご紹介します 過去最多 700 名が参加。立錐の余地もないほど、会場は多くの参加者で賑わっていた。 7 (左から)ICS 宮師部長、小島部長、岡元工業 細見常務、大森課長 (左から)リード斎藤課長、日本能率協会 笠嶋グ ループ長、化学工業日報 明翫課長 (左)日新 秋林路社長、日本ロジステ ィクスシステム協会 橋爪常務理事 (左から)日展協 梶原理事、メサゴメッセ武田マネージャー、日展協 堀 理事、メサゴメッセ坂東マネージャー、山本執行役員、西山マネージャー (左から)千葉県 浜本部長、インテックス大阪 永 井理事長、千葉県 石井室長 (左から)夢メッセみやぎ 大山次長、秋葉賢也 衆議院議員、伊東理事長 (左から)成田市 関根副市長、甘利明経済再生担当 大臣、成田市 藤田副市長 (左から)日本政府観光局 蜷川部長、加藤理事、 日本コンベンション事業協会 分部会長 (左から)ビジネスガイド藤波部長、中小機構 宮地理事、ビジネスガ イド芳賀社長、中小機構 村井部長、小村参事 (左から)昭栄美術 植木取締役、ICS 高課長、西潟課長 (左から)コンベックス西川専務、パシフィコ横浜 黒 (左から)マイドームおおさか南部理事長、SEMI 澤課長、日本コンベンション事業協会 坂井副会長 廣瀬マネージャー、マイドームおおさか上野課長 8 朱鷺メッセ(左)高橋デスク、(右)森 専務 (左から)フジサンケイ橋本氏、サピエント本間部長、古 市氏、パラボックス於久田代表、サピエント湯川社長 (左から)日展協 菅野理事、秋葉賢也 衆議院議員、石積 会長、木村太郎 総理補佐官(議連会長)、日展協 堀理事 (左から)パシフィコ横浜 永見常務、片山さつ (左から)ソニーミュージック水野社長、会津部長、京都高 (左から)群馬県 鈴木コンベンション推進課主任、ピー き参議院議員、パシフィコ横浜 鈴木社長 オーピー池上取締役、群馬県 笠原企画部長 度技術研究所 清水次長、ソニーミュージック皆川部長 (左から)大阪市 宮川係長、東京ビッグサイト宮本営業統括課長、大阪市 岩上課 長、福岡係長、徳久氏 (左から)マイナビ鳴海部長、猪口邦子参議院議員、 博展 大友課長 (左から)日経 BP 中村局長、日経新聞 坪﨑部長、安藤プロデューサー、コンピュ ータエンターテインメント協会 五十嵐イベントチーフ、日経 BP 船本部長、鈴木部長 (左)NPO フィールド 21(山梨県)萩原氏、 (右)坂本理事長 (左から)幕張メッセ池上主任、鎗田マネージャー、児玉部長、飯田電機 石橋所長、ケン& スタッフ崔課長、山本副社長 (左から)日本旅行業協会 池田事務局次長、田端部長、 岡田室長、グランキューブ大阪 岩本課長 (左から)新日本スーパーマーケット協会 吉沢氏、インテリアニ シダ石川部長、新日本スーパーマーケット協会 富張副参事 日展協 事業促進委員会 梶原委員長が発表 日展協が、「展示会業界の為の展示会」 を開催 日展協は 2013 年に一般社団法人化しましたが、これに伴い、法人として収益を上げていくことが求 められています。事業促進委員会は、このような背景から生まれ、日展協としての収益事業を企画し、 実行していくという重要な役割を担っています。 9 このような中、事業促進委員会は今年 12 月 9 日、東京ビッグサイトにて、展示会業界のため の展示会「Japan Exhibition Forum 2015(ジ ャパン エキシビション フォーラム)」の開催 を決定しました。全会員が集まるこの新年会の 場で初めて公に発表されました。 歓談の最中、日展協 事業促進委員会の梶原 靖志委員長(メサゴ・メッセフランクフルト社 長)が登壇し、次のように述べました。 「この『ジャパン エキシビション フォーラ ム』は、日展協の全会員が出展対象となってお 案内パンフレットを会場に示し、「全会員が出展対象。ぜひ 出展してほしい」と訴える梶原事業促進委員長 ります。皆様のビジネスに活用するために出展 いただくことはもちろんですが、同時に、この フォーラムは展示会業界の存在を対外的にア ピールする場となります。したがって、展示会産業の一員として、業界を盛り上げるために、是非ふる ってご参加をお願い申し上げます」と参加を強く呼びかけました。 会員数 6年連続の増加、313社に! 入会検討中の主催者 16社も 新年会に参加 引き続き、2014年に入会した新入会員が紹介されました。日展協の拡大をもっとも象徴するのが会員 数の増加ですが、日展協 入会促進委員会(菅野幸司委員長)の活動を中心として、この一年間に33社 が新しく入会し会員数は313社に達しました。 ステージ上、所狭しと並ぶ新入会員の代表者。日展協拡大を象徴する、毎年恒例のセレモニーだ。 10 またこの日、入会を真剣に検討している企業も多数参加しました。特に、展示会産業のさらなる発展 のためには、展示会を創り出す「主催者」の存在が不可欠だが、今回の新年会には、入会検討中の主催 者16社・団体が参加し、日展協のさらなる拡大を予感させました。 ある入会検討の主催者は、「こんなに盛り上がっているとは、正直驚いている。今まで『入会のメリ ット』ばかりを考えて入会に踏み切れずにいたが、今日の盛況ぶりを見て、自分たちも展示会業界に身 を置く一員として、業界発展のために貢献する義務があるとさえ実感した。入会を真剣に検討したい」 と話していました。 インテックス大阪 永井理事長 が 中締め 展示会で、日本経済に貢献しよう! 開会から約 1 時間半。会場の熱気は依然、冷めやらぬ状況だったが、ついに終了の時刻となり、イン テックス大阪 理事長の永井哲郎氏が登壇し、次のように中締めの挨拶を述べました。 「この看板にありますように『日本経済発展の切り札、それは展示会』という言葉を、皆さんで共に 胸に刻みたいと思います。 私共インテックス大阪は昨年、史上最高の利益を上げることが出来、 今年度も開催件数で昨年度を上回る好成績を見込んでおります。ここ にお集まりの皆様方のご支援の賜物でございます。一つでも多くの展 示会を開催することによって、大阪市から日本経済の発展に寄与でき ればと思っておりますので、引き続き皆様方のご支援をよろしくお願 いします。」 その後、三本締めが景気よく行われ、新年会は終了しましたが、そ の後も多くの参加者が会場に残り、名残惜しそうに交流を続けていま した。 6 年連続、最多参加者数を記録した日展協の新年会。2015 年、展示 会産業の更なる拡大に、今、大きな期待が集まっているところです。 お問い合わせ: 一般社団法人 日本展示会協会 国内広報委員会 11 「多くの展示会を開催し、日本経済 に貢献しよう」 と述べた、インテック ス大阪 永井哲郎理事長。 TEL: 03-3518-2640
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