鎮魂行 科目名 単位数 1単位 担当教員 レポート数 3 中川 純 スクーリング時間数 0 科目概要 本科目では、金剛禅の修行の一つである鎮魂行について学び、かつ実践し ます。唱和する金剛禅「教典」の意味内容、調息法と思念とによる身心調御 と信仰の確立など、行としての構造とその意義について理解し、金剛禅の教 義(ダーマ信仰)とのつながりを踏まえて実習します。それにより修練前の 形式的なセレモニーであるとか武道の道場訓の唱和であるとかではない、鎮 魂行に対する正しい認識を深めます。 到達目標 ・鎮魂行の意義を正しく認識し、その実践がダーマ信仰をより深める修行と なるようにする。 ・ 「教典」の意味内容を理解することで、その唱和自体に聖なる意義を感じら れるようにする。 ・鎮魂行の流れとその意義にもとづき、正しく主座が勤められるようにする。 学習アドバイス 大会や行事などでも行われるため、修練や行事にあたってのセレモニーと のイメージがあったり、また、武道の道場訓の唱和に似たイメージがあった りするが、本来の行としての鎮魂行に対する正しい認識を深めたい。 行としての構造や所作の意味について、なぜそのようになっているのか、 実践することを通じて考え、体感してみてください。 学習教材 配布教材 …『 「鎮魂行」学習資料』 指定教材 …『金剛禅読本』金剛禅総本山少林寺/950円(税込) 『僧階教本/宗論1 金剛禅「教典」』 金剛禅総本山少林寺(非売品) 『僧階教本/行論2 金剛禅門信徒修行法』 金剛禅総本山少林寺 (非売品) 参考教材 …『少林寺拳法教範』宗 道臣/金剛禅総本山少林寺(非売品) テーマ番号 1-A 1-B テーマ レポート・テーマと留意点(順不問) 金剛禅における「鎮魂行」の意義 留意点 何を目的に鎮魂行を行うか、教典の唱和や瞑目・調息法にはどの ような効用があるかなど、鎮魂行がもつ役割を金剛禅の教えと関連 付けてまとめる。 テーマ 「礼拝詞」の主旨 留意点 鎮魂行の流れ(構造)を考えたとき、礼拝詞を唱和することはどの ような意味、位置付けとなるかについてまとめる。また、礼拝詞の 内容の意味についても概要をまとめる。 1-C 実習レポート 留意点 別冊[各種手続き一覧]の「鎮魂行実習レポート用紙」の記載事項 に従って作成してください。
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