2015年9月15日 駅構内の防犯カメラと東急セキュリティ鉄道警備隊を 連携させた実証実験を開始します。 東急セキュリティ株式会社(以下、東急セキュリティ)は、親会社である東京急行電鉄 株式会社(以下、東急電鉄)とともに、東急線の鉄道施設や周辺の商業施設に設置されて いる防犯カメラや提供サービスをネットワーク化し、面的な警備体制を構築することによ り沿線価値向上を図る「タウンセキュリティ構想」を推進しておりますが、このたび9月 16日(水)より、溝の口駅構内の防犯カメラを活用した実証実験を新たに行います。 東急電鉄では、2015年度を始期とする中期経営計画の重点施策の一つとして、「さら に安心で安全な鉄道の追求」を掲げており、ホームドアの設置等、安全対策に積極的に取 り組んでおります。 本実証実験は、溝の口駅構内に設置している防犯カメラをネットワーク化し、東急セキ ュリティの画像監視センターにて、現地の状況をリアルタイムに把握できる環境を構築す ることにより、お客さまの安全を脅かす可能性がある事象(長時間の座り込み、線路内へ の立ち入り、混雑状況等)を早期に発見し、鉄道警備隊が対応する仕組みを構築します。 また、画像データを用いた行動パターン分析もあわせて行い、防犯カメラの画像解析技 術向上を図ることで、将来的には駅・ホームにおける異常状況を自動的に検知できる仕組 みを検討してまいります。 従来の「人のみ」 「機械のみ」による警備から、それぞれの長所を組み合わせた高度な警 備ネットワークを実現することで、安全で安心な鉄道の実現に寄与してまいります。 本実証実験の概要は別紙のとおりです。 <別紙> 実証実験の概要 1.期間 2015年9月16日~2015年12月中旬(予定) 毎週水曜日・金曜日の23時頃~終電および毎週木曜日・土曜日の始発~7時頃迄 2.実施駅 田園都市線・大井町線 溝の口駅 3.実験概要 これまでに発生している駅構内における事件・事故の原因を踏まえ、画像監視セン ターにてお客さまの安全を脅かす可能性がある事象(長時間の座り込み、線路内へ の立ち入り、混雑状況等)を早期に発見し、現地の東急セキュリティ鉄道警備隊と の連携により、事件・事故を未然に防ぐ仕組みを構築します。 <フロー図> ※防犯カメラの画像は異常を検知するためのものであり、個人の特定を行うものでは ありません。 以 上
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