平成 27 年度 竜光保育園 第 607 号 《園長のことば》 先日の生活発表会には、お寒い中、多くの皆様にお越し頂きまことに有難うございました。2 部構成での発表会は新園舎では初めてとあって戸惑う事も多々あり、 ご来園の皆様にはご迷惑をかけたことだと思います。何卒ご容赦下さい。 さて、1 部~2 部を通じ、保護者の皆様の絶えまないあたたかなまなざしと拍手のうちにフィナーレを迎えた発表会でありましたが、なかには、お子様が終始「泣 き通しだった」 「うまく台詞が言えなかった」 「フリーズ(固まったまま)状態だった」と落胆している保護者の皆様もいらっしゃったのではないでしょうか。しか し、発表会は子どもたちの「一糸乱れぬ完璧な演技」を見せるための舞台では決してありません。もちろん 1 つの目標を掲げたならば、(発達段階に応じて)子ど もたちにはある程度の厳しさ(負荷)とそれに伴う結果は大切なことだとは思いますが、 より重要なのは、 おけいこの過程で養われていく他者(子ども同士や保育士) との関わり、コミュニケーション力や信頼関係に他ならないのではないでしょうか。それは、演技の出来不出来に関わらず、すべての子どもたちがこの大きな舞 台を通して少しずつ、そして確実に芽生えはじめていくもので、これから成長していく中での大切な要素だと思います。 最後にもう一言、発表会を終えたこどもたちに下記の相田みつをさんの詩を送りたいと思います。 「あなたがそこに ただいるだけで その場の空気があかるくなる あなたがそこに ただいるだけで みんなのこころがやすらぐ そんなあなたにわたしもなりたい」 『ただいるだけで』 作:相田みつを 生活発表会リハーサルの様子 12 月の行事予定 3 日(木) 〔あしたば〕もちつき【さくら組参加】 13 日(日) 北九州幼児音楽祭【さくら組参加】 うめ組さんのオペレッタ(歌劇) 《てぶくろ》でのラストシーンです! 15 日(火) 身体測定 19 日(土) 餅つき 21 日(月) 防災訓練 25 日(金) 誕生会 28 日(月) 終園 もも組さんの《ミラクル☆メロディーハー ※1 月 4 日(月)始園 モニー》のかわいい衣装と踊りです♡ 今年度もこのステージで 子どもたちの感動的なパフ ォーマンスがくりひろげら れました。 天井のデザインや朱のド レープカーテンがシアター (劇場)感覚を際立たせます。 クラスだより さくら組 先日の生活発表会では、初めて《朗読》に挑戦しました。子どもたちなりに詩の意味を考え、声に出して読むことでその意味を人の心に伝えようとする、良い経 験ができたのではないかと思います。今月の音楽祭本番にむけ、いっそうおけいこに熱が入っているようです。当日はみんなで心をひとつにして、演奏を楽しみた いと思います。 うめ組 「踊りしようよ!」 「 《てぶくろ》しよう!」と、生活発表会のおけいこを楽しんでいた子どもたち。ピアニカも積極的に頑張っていました。当日は、一生懸命に自 己表現をしていた子どもたちの姿をご覧いただけたのではないでしょうか。これからさらに寒くなりますが、こまめに手洗いやお茶うがいなどをして、健康面にも 気を付けながら、集団遊びのなかで冬の自然にふれたりして楽しんでいきたいと思います。 もも組 生活発表会では、元気に台詞を言ったり照れながらでも踊ったりと、少し成長した子どもたちの姿を見ていただけたと思います。遊びの中でも「ニャニャニャの ニャー!」と劇中の台詞を発したり、 「先生、CDかけて!」とみんなが発表会に向けて積極的に取り組んでいました。互いに頑張ったそんな経験が、友だちとの関わ りをいっそう深めていくことでしょう。 たんぽぽ組 おけいこにも意欲的に取り組んでいた生活発表会当では、緊張した表情を浮かべつつも、楽しんで演じている子どもたちの姿を見ることができたのではないでし ょうか。1つ大きな行事を終えた子どもたちは、衣服を畳んだり、 《トイレットトレーニング》を頑張るなどしています。そんな子どもたちの日々の成長をあたたか く見守っていきたいと思います。 すみれ 1 歳児組 生活発表会では、元気よく踊ったり、音楽に合わせて楽器を叩くなどの姿を見せてくれた子どもたち。クラスでは、言葉のやりとりが多く感じられるようになり ました。ますます寒くなりますので、一人ひとりの体調の変化に気を付けながら、元気よく過せるようにしていきたいと思います。 すみれ 0 歳児組 生活発表会では、最後まであたたかいご声援をいただき有難うございました。寒さがきびしくなるこの季節、子どもたちの体調に留意して、元気にのびのびと 過ごしたいと思います。今月は、5 名のお友だちが仲間入りします。ますますにぎやかになりそうです。
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