IPsec • Virtual Private Network – 公開ネットワーク上で仮想的な専用線 – データ改ざん防止 • AH: Authentication Header – 認証機構 – 盗聴防止 • ESP: Encapsulating Security Payload – 認証機構+暗号化 – 暗号処理による通信性能の劣化 – トランスポートモード • 送信・受信ホストの両方が直接通信 – トンネルモード • 直接通信不能→中継用のゲートウェイ必須 4通りの通信方式 • トランスポートモード 1500Byte 1500Byte 図13.3 • トンネルモード 1500Byte 1500Byte 図13.4 ファイアウォール • ネットワーク層型 – Layer 3と4でパケットフィルタリング • 送信元IPアドレス、送信先IPアドレス • TCP/UDP • 送信元ポート番号、送信先ポート番号 通過する情報の 中身は見ない 図13.5 ファイアウォール • トランスポート層型 – Layer4(トランスポート層で制御) • 送信元IPアドレス、送信先IPアドレス • TCP/UDP • 送信元ポート番号、送信先ポート番号 6.91.40 送信先:133. 通過する情報の 中身は見ない IPアドレスの付け替え 送信先:192.168.1.1 192.168.1.1 送信先:133. 6.91.40 IPアドレスの付け替え 送信先:192.168.1.1 192.168.1.1 ファイアウォール • アプリケーション層型 – アプリケーションに依存した情報 • IPアドレス、ポート番号 • パケットの中身 通過する情報の 中身を見る 規格外の通信 を拒否 図13.5 規格外の通信 を拒否 ステートフルパケットインスペクション • パケットの詳細情報に基づいてフィルタリング 図13.6 3-‐way handshake 無しのTCP ACK は仕様外 通信拒否 NAT(Network Address TranslaDon • プライベートIPアドレスでインターネットのサーバと通信 – 送信時: • 送信元プライベートIPアドレスをグローバルIPアドレス に変換 – 受信時: • 送信先グローバルIPアドレスをプライベートIPアドレス に変換 – 同時に使用できるプライベートIPアドレスは一つ 図13.7 NAPT(Network Address Port TranslaDon) • プライベートIPアドレス側ポート番号を変換 • NAPTは変換情報を保持 – 同時に複数台のプライベートIPアドレスで通信可能 図13.8 ポート番号変換が必須な理由 • プライベートIPアドレス側の複数の機器 – 使用する送信元ポート番号はそれぞれが独立に決定 – 同じ番号となる可能性あり →どの機器かを識別するために必要 図13.9
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