学生を地域、社会へと誘うモチベーションを探る

第9回 大学ボランティアセンター全国フォーラム2015
いざな
学生を地域、社会へと誘うモチベーションを探る
9月10日(木)・新潟青陵大学・新潟青陵大学短期大学部
9月11日(金)・4大学メディアキャンパス(新潟日報メディアシップ 6階)
今回で9回目を迎える全国フォーラムは、新潟青陵大学・新潟青陵大学短期大学部、4大学メディアキャ
ンパス(新潟市)を会場に開催いたします。
大学、短大への進学率が55%を超え、「大学全入時代」、「大学のユニバーサル化」が進むなか、学生の目的意
識や学ぶ意欲をいかに引き出し、高めていくのかは多くの大学にとって共通の課題です。こうしたなか、学
生が地域、社会と関わり、他者に貢献するなかで、主体性や学ぶ意欲を育むボランティア活動やサービスラー
ニングにますます期待が高まっています。今回のフォーラムでは「学生を地域、社会へと誘(いざな)うモチ
ベーションを探る」と題して、地域や社会に関わる活動に学生が参加、継続していくためのメカニズムをモ
チベーション(動機付け)という観点から探っていく機会としました。
また、東日本大震災発災から5年目を迎え、仮設住宅から復興公営住宅へと被災者の生活環境も徐々に変
化していくなか、大学、学生による被災地への関わり方、復興支援活動のあり方も変わっていくでしょう。
フォーラムでも、被災地の現状と今後の見通しを共有し、これからの活動を考える機会も設けます。
この他、新潟青陵大学・新潟青陵大学短期大学部ボランティアセンターからの実践報告、3つの分科会、自
由研究発表など様々な学びの時間を設けています。多くの方のご参加を得て、多様な意見交換、ネットワー
クづくりを行いたいと考えておりますので、ぜひご参加ください。
対 象 大学ボランティアセンター、サービスラーニングセンター、地域連携センターなど学生・大学の社会貢献
活動を推進する部署、プログラムの運営、実践に関わる教職員 、これらの開設を検討している教職員/
大学ボランティアセンター等と連携している学外のボランティア活動支援組織(中間支援組織)
定 員 50名
参 加 費 14,000円(情報交換会は別途会費必要、宿泊は各自手配)
主 催 特定非営利活動法人ユースビジョン
新潟青陵大学・新潟青陵大学短期大学部ボランティアセンター
プログラム 9月10日(木)<1日目> 会場: 新潟青陵大学・新潟青陵大学短期大学部
13:00 受付開始
13:30 フォーラム開会
13:30 開会挨拶、参加者紹介
14:00 記念講演「ボランティア活動と青年心理 - 内発的動機づけ理論を中心に -」
15:30 休憩
15:40 全体会Ⅰ「新潟青陵大学・新潟青陵大学短期大学部ボランティアセンターに学ぶ」 17:00 休憩
17:10 全体会Ⅱ「被災地の今、そしてこれから - 今後の支援活動のあり方を考える -」
18:00 情報交換会会場へ移動
18:30 情報交換会[新潟駅近辺](希望者のみ・別途会費必要)
20:30 1日目終了
9月11日(金)<2日目> 会場: 4大学メディアキャンパス(新潟日報メディアシップ 6階)
09:30 分科会
12:00 昼食休憩
13:00 分科会報告(共有)
13:30 自由研究発表
16:10 閉会挨拶・アンケート記入
16:45 フォーラム閉会・解散
1日目
記念講演
全体会Ⅱ
ボランティア活動と青年心理
被災地の今、そしてこれから
- 内発的動機づけ理論を中心に -
- 今後の支援活動のあり方を考える -
講師:碓井真史
講師:藤室玲治
(新潟青陵大学 大学院
(東北大学課外・ボランテ
ィア活動支援センター
特任准教授)
臨床心理学研究科 教授)
現代社会の青年の心理や発達にボランティア活動はど
東日本大震災から5年を経て、被災地の復興はどこまで
のような影響を与えうるのでしょうか。また、学生たち
進んでいるのか、そしてこれからどのように進んでいく
をボランティア活動へいざなうために、あるいは、さら
のか。阪神淡路大震災、新潟中越地震での復興支援活動
なる活動へと促していくためには、どのような動機付け
の経験され、現在は東北大学にて岩手、宮城、福島の3県
が必要でしょうか。今回の講演では、内発的動機づけ理
にまたがり、学生とともに復興支援活動や大学での教育
論を中心に、社会心理学の観点から、学生ボランティア
活動に奔走する藤室さんから、被災地の今と今後の見通
を支援するヒントを学びます。
し、そして大学、学生の今後の関わり方についてお話を
プロフィール
伺います。
東京墨田区下町生まれ。幼稚園中退。日本大学大学院
プロフィール
博士後期課程修了。博士(心理学)。スクールカウンセ
1974年大阪市生まれ、神戸市育ち。神戸大学在学時に
ラー。テレビ新潟番組審議委員。好物はもんじゃ。専
阪神大震災(1995年)を経験し、翌月から避難所でボラ
門は社会心理学。HP「こころの散歩道」は総アクセス
ンティアを始めた。新潟県中越地震(2004年)、岩手・
数5千万。テレビ出演:「視点論点」「あさイチ」「とく
宮城内陸地震(2008年)などでも活動。神戸大学都市安
ダネ!」「ミヤネ屋」「みんなのニュース」「ホンマでっ
全研究センター、学生ボランティア支援室コーディネー
か!?TV」など。著書:「あなたが死んだら私は悲しい
ターを経て2013年4月から東北大学で勤務。
:心理学者からのいのちのメッセージ」「誰でもいいか
ら殺したかった:追い詰められた青少年の心理」など。
監修:「よくわかる人間関係の心理学」など。
全体会Ⅰ
新潟青陵大学・新潟青陵大学短期大学部ボラ
ンティアセンターに学ぶ
進行: 新潟青陵大学・新潟青陵大学短期大学部ボランテ
ィアセンター
大学の学生数は約1600人と小規模ながら、30人の学
生ボランティアコーディネーターが活発な活動を行っ
ているボランティアセンター。センターの立ち上げは
2009年ですが、活動が活発になる契機は東日本大震災
でした。この機にセンターが大学内でいかにして、存在
感を高めてきたのか、また学生たちの参加をどのように
して促してきたのか、その発展の経過をセンターの運営
に関わる教職員から語っていただきます。 また、学生に
よる活動紹介やセンター見学(案内)もあります。
情報交換会へ移動(JR新潟駅近辺を予定)
情報交換会
進行: 新潟青陵大学・新潟青陵大学短期大学部ボランテ
ィアセンター
参加者間で、情報を交換し、交流をさらに深めましょ
う。任意ですが、参加をおすすめします。
(希望者のみ。別途会費4,000円が必要です。)
2日目
参加申込み方法等
分科会
<申込方法>
① 学生スタッフ組織を活性化する
インターネットで大学ボランティアセンター情報web
(http://daigaku-vc.info)にアクセスし、「参加申込
フォーム」のページに必要事項を入力の上、送信してく
ださい。事務局から申込み受理の連絡を差し上げた時
点で正式なお申込みとなります。
進行: 中野充(新潟青陵大学看護福祉心理学部 准教授、 新潟青陵大学・新潟青陵大学短期大学部ボランテ
イアセンター 副センター長)
学生ボランティア活動を支援するパートナーとして学
生スタッフを組織している大学はたくさんありますが、
<申込締切>
学生たちにどこまで任せていいのかという位置づけや、
2015年9月4日(金) 先着順で受付 育成の仕組みづくりに試行錯誤しているところも多い
ようです。分科会では各大学の現状や課題を共有し、よ
りよい学生スタッフ組織のあり方について考え合いま
す。これから学生スタッフの組織づくりに取り組みた
い大学の参加も歓迎します。
② 震災5年目を展望し、活動を企画する
進行: 藤室玲治(東北大学課外・ボランティア活動支援
センター特任准教授)
震災から5年を迎えるにあたり、今後、大学としてどの
<宿泊について>
宿泊場所は各自で手配ください。JR新潟駅周辺に多数
宿泊場所があります。
<お問合せ先(事務局)>
大学ボランティアセンター全国フォーラム2015事務局
( 担当: ユースビジョン 赤澤、芝原)
TEL 075-254-8617[受付:火 金曜日 13:00 18:00
FAX 075-254-8627 メール: info@daigaku-vc.info
ウェブサイト: http://daigaku-vc.info/
ように被災地支援活動を継続していくかを検討中の大
学を主な対象として、各大学の次年度からの活動のかた
ちを検討します。1日目の全体会Ⅱ講師の藤室さんにも
助言いただき、被災地の大学との連携も模索します。
「自由研究発表のご案内」
【発表時間・募集件数】
③ ボランティアプログラムをデザインする
・自由研究発表は、1テーマ45分程度とし、発表15分、
進行: 赤澤清孝(ユースビジョン代表、大谷大学文学部
講師、大谷大学地域連携室室員)
質疑30分で計画しております。
地域から様々なボランティア活動依頼の中には、学生
・テーマは3∼6件程度募集します。(先着順)
・フォーラムの参加者であることが条件です。自由研
にマッチしないケースも多々あります。しかし、コーディ
究発表のみの参加はできません。
ネートする側が、うまく活動を設計することで地域に
(ただし、2日目のみの参加は可です。)
とっても学生にとっても成果の高いプログラムにする
ことも可能です。この分科会ではこうしたボランティ
アプログラムのデザインの手法を学び、これまでの活動
のブラッシュアップや新規活動の企画に取り組みます。
自由研究発表
現場からの実践報告・研究発表
大学ボランティアセンターの運営に関わる現場のス
【申込方法】
発表を希望される方は、大学ボランティアセンター
情報Web内の「自由研究発表申込フォーム」から以下
の事項をご入力の上、送信ください。事務局から申込
み受理の連絡を差し上げた時点で正式なお申込みとな
ります。
(1)発表テーマ(正式な題名は、発表決定後に変更
してもかまいません)
タッフの皆様から、実践報告や研究発表を募集し、参加
(2)発表者のお名前(複数名で発表される方は、代
者同士で深める機会をつくります。日頃の実践の成果
表者のお名前、発表者全員のお名前)
や問題意識をぜひ分かち合いましょう。発表者には、発
(3)ご所属、ご連絡先(複数名で発表される方は、代
表後、参加者から多くのフィードバックやアイデアなど
表者のみで可)
が寄せられます。ぜひ、積極的に発表に参加ください。
[自由研究発表 概要]
・1テーマ45分で計3セッション実施。
・テーマは、フォーラム参加者から公募したテーマから
参加者が関心のあるテーマを選んで参加します。
※発表をご希望の方は、右の「自由研究発表のご案内」
をご覧の上、ご応募ください。
【応募締切】
9月4日(金)
【その他】
発表は、WindowsPC、パワーポイントを使用できる
環境をご用意しますが、その他の方法をご希望の場合
には、事前に事務局までご相談ください。
新潟青陵大学・新潟青陵大学短期大学部へのアクセス
(※2日目のみ参加の方は、「4大学メディアキャンパス」に直接お越しください。http://niigata-mediaship.jp/access/ )
新潟駅まで
・「新潟市公式観光情報サイト」を参照ください。全国各地からの電車、飛行機、バス等の行程が掲載されております。 ●新潟市公式観光情報サイト http://www.nvcb.or.jp/access/
・関東方面以外から、飛行機で移動される場合は、航空券と宿泊がセットで大幅割引のダイナミックパッケージの利用
をお薦めします。(ただし、伊丹空港以外は本数がありません) ●ANA http://www.ana.co.jp/domtour/dp/ ●JAL https://www.jal.co.jp/domtour/jaldp/
新潟駅から
バスをご利用の方
新潟駅万代口バスターミナル11番線乗り場から「新潟青陵大学・水族館前行」 バスで約20分、新潟青陵大学前下車。
または、「浜浦町先回り(西循環)」「浜浦町経由西部営業所行」「浜浦町経由信濃町行」バスで約20分、松波町1丁目
下車、徒歩4分。 JRをご利用の方
JR 越後線白山駅下車、
徒歩15分。
新潟青陵大学
新潟青陵大学
4大学メディアキャンパス
(新潟日報メディアシップ6階)