特許協力条約に基づく国際出願等に関する法律施行

特許協力条約に基づく国際出願等に関する法律施行規則
昭和53年 7月29日通商産業省令第34号
改正:平成27年 6月22日経済産業省令第51号(特許法施行規則等の一部を改正する省令)
改正前
改正後
-本則施行日:平成27年 7月 1日
(願書等の提出)
(願書等の提出)
第十四条 願書、明細書、請求の範囲、必要 第十四条 願書、明細書、請求の範囲、必要
な図面及び要約書は、それぞれ別の書面で作 な図面及び要約書は、それぞれ別の書面で作
成しなければならない。
成しなければならない。
2 前項の書面は、各一通を提出しなければ 2 前項の書面は、各一通を提出しなければ
ならない。
ならない。
3 国際出願をしようとする者は、特許庁長 ◆削除◆
官が定める方式に従つて記録した磁気ディス
ク(これに準ずる方法により一定の事項を確
実に記録しておくことができる物を含む。以
下同じ。)を、第十六条第一項に規定する方
式に従つて作成した願書に添付することがで
きる。
-本則施行日:平成27年 7月 1日
(願書の様式等)
(願書の様式◆削除◆)
第十六条 願書は、印刷若しくはコンピュー 第十六条 願書は、印刷又はコンピューター
ター印字による別に定める様式により作成し 印字による別に定める様式により◆削除◆作
、又は特許庁長官が定める方式に従つて作成 成しなければならない。
しなければならない。
2 前項の書面にする出願人の押印又は署名
2 前項の書面にする出願人の押印又は署名 は、第二条第三項の規定にかかわらず、出願
は、第二条第三項の規定にかかわらず、出願 人が二人以上ある場合にあつては、出願人の
人が二人以上ある場合にあつては、出願人の うち少なくとも一人の押印又は署名とする。
うち少なくとも一人の押印又は署名とする。
-本則施行日:平成27年 7月 1日
(塩基配列又はアミノ酸配列を含む特許出願 (塩基配列又はアミノ酸配列を含む特許出願
等)
等)
第五十条の三 塩基配列又はアミノ酸配列( 第五十条の三 塩基配列又はアミノ酸配列(
以下この条において「配列」という。)を含 以下この条において「配列」という。)を含
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1
む国際出願をする者は、特許庁長官が定める む国際出願をする者は、特許庁長官が定める
ところにより作成した配列表及び当該配列表 ところにより作成した配列表及び当該配列表
につき特許庁長官が定める事項を、願書に添 につき特許庁長官が定める事項を、願書に添
付する明細書に記載しなければならない。
付する明細書に記載しなければならない。
2 前項に規定する国際出願(特許庁が国際 2 前項に規定する国際出願(特許庁が国際
調査をする国際出願に限る。次項において同 調査をする国際出願に限る。次項において同
じ。)をするときは、前項に規定する配列表 じ。)をするときは、前項に規定する配列表
を特許庁長官が定める方式に従つて記録した を特許庁長官が定める方式に従つて記録した
磁気ディスク◆追加◆を、願書に添付しなけ 磁気ディスク(これに準ずる方法により一定
ればならない。
の事項を確実に記録しておくことができる物
3 第一項の配列表について法第六条の規定 を含む。以下この条において同じ。)を、願
による命令に基づく補正、法第十一条の規定 書に添付しなければならない。
による補正及び第七十七条第一項の規定によ 3 第一項の配列表について法第六条の規定
る訂正の請求(以下この項及び第八項におい による命令に基づく補正、法第十一条の規定
て「補正等」という。)をするときは、特例 による補正及び第七十七条第一項の規定によ
法第三条第一項の規定による電子情報処理組 る訂正の請求(以下この項及び第八項におい
織を使用して行つた配列を含む国際出願に係 て「補正等」という。)をするときは、特例
る第一項の配列表についてする場合を除き、 法第三条第一項の規定による電子情報処理組
当該補正等後の配列表を記録した磁気ディス 織を使用して行つた配列を含む国際出願に係
クを特許庁長官に提出しなければならない。 る第一項の配列表についてする場合を除き、
4 第二項の規定により磁気ディスクを願書 当該補正等後の配列表を記録した磁気ディス
に添付するとき又は前項の規定により、若し クを特許庁長官に提出しなければならない。
くは次項の規定による命令に基づき磁気ディ 4 第二項の規定により磁気ディスクを願書
スクを提出するときは、願書に添付した明細 に添付するとき又は前項の規定により、若し
書に記載した配列とその磁気ディスクに記録 くは次項の規定による命令に基づき磁気ディ
した配列が同一である旨の陳述書を、その磁 スクを提出するときは、願書に添付した明細
気ディスクに添付しなければならない。
書に記載した配列とその磁気ディスクに記録
5 特許庁長官は、出願人が第一項に規定す した配列が同一である旨の陳述書を、その磁
る配列表を願書に添付した明細書に記載して 気ディスクに添付しなければならない。
いない場合はその配列表を記載した書面を、 5 特許庁長官は、出願人が第一項に規定す
出願人が第二項に規定する磁気ディスクを願 る配列表を願書に添付した明細書に記載して
書に添付していない場合はその磁気ディスク いない場合はその配列表を記載した書面を、
を、相当の期間を指定して、提出すべきこと 出願人が第二項に規定する磁気ディスクを願
を命ずることができる。
書に添付していない場合はその磁気ディスク
6 第三項の規定により、若しくは前項の規 を、相当の期間を指定して、提出すべきこと
定による命令に基づき磁気ディスクを提出す を命ずることができる。
るとき又は前項の規定による命令に基づき配 6 第三項の規定により、若しくは前項の規
列表を記載した書面を提出するときは、様式 定による命令に基づき磁気ディスクを提出す
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2
第十五又は様式第十五の二により作成した提 るとき又は前項の規定による命令に基づき配
出書を当該磁気ディスク又は当該配列表を記 列表を記載した書面を提出するときは、様式
載した書面に添付しなければならない。
第十五又は様式第十五の二により作成した提
7 第五項の規定により配列表を記載した書 出書を当該磁気ディスク又は当該配列表を記
面又は磁気ディスクを提出すべきことを命じ 載した書面に添付しなければならない。
られた者が同項の規定により指定された期間 7 第五項の規定により配列表を記載した書
内にその提出をしないときは、審査官は、そ 面又は磁気ディスクを提出すべきことを命じ
のために有効な国際調査をすることができな られた者が同項の規定により指定された期間
い請求の範囲につき国際調査をすることを要 内にその提出をしないときは、審査官は、そ
しない。
のために有効な国際調査をすることができな
8 特例法第三条第一項の規定による電子情 い請求の範囲につき国際調査をすることを要
報処理組織を使用して行つた配列を含む国際 しない。
出願に係る第一項の配列表について補正等を 8 特例法第三条第一項の規定による電子情
するときは、当該補正等後の配列表を記録し 報処理組織を使用して行つた配列を含む国際
た磁気ディスクを様式第十五又は様式第十五 出願に係る第一項の配列表について補正等を
の二により作成した手続補正書(第七十七条 するときは、当該補正等後の配列表を記録し
第一項の規定による訂正を請求する場合にあ た磁気ディスクを様式第十五又は様式第十五
つては、様式第二十六又は様式第二十六の二 の二により作成した手続補正書(第七十七条
により作成した訂正請求書)に添付しなけれ 第一項の規定による訂正を請求する場合にあ
ばならない。
つては、様式第二十六又は様式第二十六の二
9 特許庁長官は、出願人が第一項の特許庁 により作成した訂正請求書)に添付しなけれ
長官が定める事項を願書に添付する明細書に ばならない。
記載していないときは、相当の期間を指定し 9 特許庁長官は、出願人が第一項の特許庁
て、書面により手続の補正をすべきことを命 長官が定める事項を願書に添付する明細書に
じなければならない。
記載していないときは、相当の期間を指定し
10 前項の規定による命令に基づく手続の補 て、書面により手続の補正をすべきことを命
正は、様式第十五又は様式第十五の二により じなければならない。
しなければならない。
10 前項の規定による命令に基づく手続の補
11 第二項及び第三項に規定する磁気ディス 正は、様式第十五又は様式第十五の二により
クに記録した事項は、願書に添付した明細書 しなければならない。
に記載した事項とみなさない。
11 第二項及び第三項に規定する磁気ディス
クに記録した事項は、願書に添付した明細書
に記載した事項とみなさない。
-本則施行日:平成27年 7月 1日
(国際出願手数料の金額)
(国際出願手数料の金額)
第七十九条 令第二条第三項の特許協力条約 第七十九条 令第二条第三項の特許協力条約
に基づく規則第十五規則に規定する国際出願 に基づく規則第十五規則に規定する国際出願
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3
手数料として経済産業省令で定める金額は、
第一号に定めるところにより算定した金額と
する。ただし、第二号又は第三号に該当する
場合には、当該第一号に定めるところにより
算定した金額からそれぞれ第二号又は第三号
に定める金額を減額をした金額とする。
一 国際出願に係る書類の用紙の数(第三号
に掲げる場合にあつては、工業所有権に関
する手続等の特例に関する法律施行規則(
平成二年通商産業省令第四十一号。以下「
特例法施行規則」という。)第十条の二の
規定により電子計算機に入力した事項を書
類の用紙に換算した数。以下この条におい
て同じ。)が三十枚以内の場合にあつては
、千三百三十スイス・フランに相当する本
邦通貨の金額として特許庁長官が国際事務
局との合意に基づいて告示する金額、国際
出願に係る書類の用紙の数が三十枚を超え
る場合にあつては、当該金額に、十五スイ
ス・フランに相当する本邦通貨の金額とし
て特許庁長官が国際事務局との合意に基づ
いて告示する金額に三十枚を超える用紙の
数(第五十条の三第一項の規定による配列
表を含む国際出願(第三号に掲げる場合で
あつて、当該配列表を特例法施行規則第十
九条の二で定める方法により提出するもの
に限る。)にあつては、当該配列表の用紙
の数を除く。)を乗じて得た金額を加算し
た金額
二 国際出願を第十六条第一項に規定する方
式に従つて作成した願書に、第十四条第三
項に規定する磁気ディスクを添付して行つ
た場合には、百スイス・フランに相当する
本邦通貨の金額として特許庁長官が国際事
務局との合意に基づいて告示する金額
三 国際出願を特例法第三条第一項の規定に
よる電子情報処理組織を使用して行つた場
合には、三百スイス・フランに相当する本
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手数料として経済産業省令で定める金額は、
第一号に定めるところにより算定した金額と
する。ただし、第二号に該当する場合には、
当該第一号に定めるところにより算定した金
額から第二号に定める金額を減額をした金額
とする。
一 国際出願に係る書類の用紙の数(次号に
掲げる場合にあつては、工業所有権に関す
る手続等の特例に関する法律施行規則(平
成二年通商産業省令第四十一号。以下「特
例法施行規則」という。)第十条の二の規
定により電子計算機に入力した事項を書類
の用紙に換算した数。以下この条において
同じ。)が三十枚以内の場合にあつては、
千三百三十スイス・フランに相当する本邦
通貨の金額として特許庁長官が国際事務局
との合意に基づいて告示する金額、国際出
願に係る書類の用紙の数が三十枚を超える
場合にあつては、当該金額に、十五スイス
・フランに相当する本邦通貨の金額として
特許庁長官が国際事務局との合意に基づい
て告示する金額に三十枚を超える用紙の数
(第五十条の三第一項の規定による配列表
を含む国際出願(次号に掲げる場合であつ
て、当該配列表を特例法施行規則第十九条
の二で定める方法により提出するものに限
る。)にあつては、当該配列表の用紙の数
を除く。)を乗じて得た金額を加算した金
額
◆削除◆
二 国際出願を特例法第三条第一項の規定に
よる電子情報処理組織を使用して行つた場
合には、三百スイス・フランに相当する本
邦通貨の金額として特許庁長官が国際事務
局との合意に基づいて告示する金額
4
邦通貨の金額として特許庁長官が国際事務
局との合意に基づいて告示する金額
-改正法・附則・題名- ~平成27年 6月22日 経済産業省 令 第51号~
施行日:平成27年 7月 1日
◆追加◆
附
則(平成二七・六・二二経産令五一)抄
-改正法・附則- ~平成27年 6月22日 経済産業省 令 第51号~
施行日:平成27年 7月 1日
◆追加◆
(施行期日)
第一条 この省令は、平成二十七年七月一日
から施行する。
-改正法・附則- ~平成27年 6月22日 経済産業省 令 第51号~
施行日:平成27年 7月 1日
◆追加◆
(特許協力条約に基づく国際出願等に関する
法律施行規則の一部改正に伴う経過措置)
第四条 第三条の規定による改正後の特許協
力条約に基づく国際出願等に関する法律施行
規則第七十九条の規定は、施行日以後に特許
庁が受理する国際出願に係る手数料について
適用し、施行日前に特許庁が受理した国際出
願に係る手数料については、なお従前の例に
よる。
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