第7回専門部会 会議録(要旨) (PDFファイル/183.63キロバイト)

平成26年度都城市都市計画審議会 第7回土地利用専門部会
― 意 見 要 旨 ―
■日時:平成 27 年 1 月 8 日(水)13:30~
■場所:都城市役所南別館3階 委員会室
■出席者
○委員
中村裕文委員、嶋本寛委員、桑山博文委員、森山福一委員
○オブザーバー
宮崎県県土整備部都市計画課林田和代主査
○事務局
都市計画課:中屋正浩、前田俊一、大内山浩一、立山和利、東直也、東拓郎
建築課
:渡部政治、椋田治、木田朱美
○委託
小宮大介(㈱オオバ)
、淺野耕平(㈱オオバ)
議事(1) これまでの経緯等について
■委員
議事録によると、もう尐しきつめに制限してほしかったという意見が出ているが、具体的な話が
あったか。全体的になのか、個々について、もう尐しこれはきつめにしてほしいというご意見だ
ったのか。
■事務局
具体的な話ではなかった。おそらく大規模開発等が今後あることに留意されたのではないか。
■委員
当然まだ、住宅の開発の熱はあるということか。
■事務局
そうである。一番心配されているのは、インターチェンジ周辺。住宅開発についてはかなり圧力
が増すのではないかという考えと思われる。
■委員
4ページについて、
「コンパクト+ネットワーク~」のまちづくりは、審議会で説明した上でこう
いった意見が挙がったのか。
■事務局
都市計画マスタープランの中においては、西岳地区の極として位置づけられている中で、今回の
審議会に諮った特定用途の内容では、都市計画区域内と限定しているため、西岳地区が外れる。
西岳地区こそしなければいけないという考えを持たれていたため、そういう意見を発せられた。
都城市は来年度から、国が支援する立地適正化計画の策定を計画していて、それも都市計画区域
内に限られるため、実際は西岳地区についてということはないが、後背地とする西岳地区と、公
共交通のネットワークなどを配慮して、検討していくことになるだろう。
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議事(2) 今後のスケジュールについて
■部会長
最後にあった、30 年以降に田園系生活拠点に変更されたときは既存不適格ではなくなることであ
ったが、田園系でも不適格か、それとも最終的には不適格ではなくなるということか。
■事務局
ガイドライン案どおり見直すと、既存不適格となると考えていただきたい。将来特定用途では近
商レベルの制限となるので、一度既存不適格となった建物が既存不適格じゃなくなるものがある
ということである。
一住に今回見直して、その間に建替えや設備投資を検討する工場は、適切な工業系用地に移転し
ていただくが、特定用途に変更してから設備投資をされる方は適法に建替え出来るといったおか
しな状況が起こるので、再検討をお願いしている。
■委員
ガイドラインでは、既存不適格が出てくることは当然想定していたわけだが、それについてはど
うしようとなっていたか。
■事務局
当初、既存不適格自体はやむなしと考えて進めていたが、中に誘致企業があった。白地について
は適用除外にした経緯があり、不公平感が出る。そのため、不適格としないために再検討を実施
している。
■委員
当初どおり進めて適用除外ではダメか。
■事務局
建築基準法の扱いとなるため、特例許可といった手続き以外は適用除外という項目がない。
特定用途内でも誘致企業を経過措置で適用除外にするという方針が決まったのが今年度であり、
前年度までは誘致企業も含めて誘導を図っていく必要があるという方針を決められていると思わ
れるので、特定用途の制限範囲が確定したことから整合性を図る必要があると思い提案している。
■委員
誘致企業は、高崎、山之口の2箇所だけか。
■事務局
具体的に影響が出てくるのはそこだけである。
■委員
先ほどの不適格となる誘致企業の立地は昭和40年で、もう50年も経っている。誘致企業の位
置付けは20年など、期間は設けられていないのか。
■事務局
減免措置などは、それくらいと思うが、市の方針としてお願いした以上配慮すべきと考える。
■委員
例えば高崎は、特定用途制限地域に移行するなら田園系生活拠点となるか。
■事務局
そうである。将来特定用途制限地域に移行したときのことも考えて検討する必要があるのではと
考えている。
用途地域の指定されていることのメリットは、都市計画税は賦課していないので都市環境の秩序
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が守られるという点である。ただ、将来的には人口密度の状況をみて、いずれは特定用途をと考
えている。
■委員
周辺4地区については、当分今のままで 30 年以降に対応するものひとつの手である。ガイドライ
ンからは外れるが将来的に用途地域を廃止して特定用途でやっていくという市の方針ががっちり
あればその時点でやった方がわかりやすいのでは。
■事務局
そのほうがありがたいが、1万㎡を超える大型店舗が立地可能な土地が残ってしまう。風俗・遊
戯施設についてもそう。段階を踏むこととなるが、特別用途で制限を導入し、特定用途に移行す
る時期に一気に用途地域の廃止と特定用途の指定することはやむを得ないのでは。
■事務局
旧4町足並みそろえようとすると、高崎は区画整理をしているので、適化法との整合も検討する
必要がある。
■委員
高崎は確かに用途廃止が難しい。廃止していくのであれば、県は区画整理、道路整備をしないと
いうことになりかねない。
以上
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