真幸まちづくり協議会だより7月号 (PDFファイル/422.07キロバイト)

真幸まちづくり協議会だより
7
平成 27年
月号
私たち一人一人が主役です、活動に積極的に参加し、自分の手で真幸の未来を作りましょう。
協議会活動
花いっぱい運動
まちづくり協議会 福祉部会は、高齢者クラブ
を通じて全自治会にマリーゴールドとサルビア
1120 ポットをお届けしました。みんなで花を
持ち寄って、地域を花でいっぱいにしましょう。
「マリーゴールド(Marigolds)
」
“聖マリアの
黄金の花”という意味です。キク科 花言葉は予
言・健康 メキシコ原産、春から秋まで絶え間
なく咲き続けます。 「サルビア(Salvia)」シ
[6 月 5 日 真幸地区コミュニティセンター]
ソ科 語源はサルベイオ(治療)だそうです。葉
っぱの緑と赤い花のコントラストが印象的な美
しい花です。水切れに弱く半日蔭を好みますが、
長時間ジメジメした状態だと根腐れを起こしま
す。肥料が切れると花が少なくなりますので液
肥を上げてください。
(福祉部会長 徳澄季喜)
自治会情報
EM 石鹸作り(奨励事業)
西川北自治会女性部 20 名は、宮路和子さん
を講師にお招きし、EM 石けんを作りました。
カセイソーダと EM 菌の発酵液に、台所の廃
油を混ぜて 2~3 か月熟成させると出来上がり
です。100 個の石けんは持ち帰り乾燥中ですが、
8 月には使えるようになります。廃油を流さな
いことで、河川や浄化槽の負荷を軽くして、EM
[ 6 月 6 日 西川北公民館]
菌で浄化しようというはじめての試みで、みん
な真剣に取り組んでいました。
洗うと布巾は真っ白になり、顔や髪もしっと
りとして、水虫やアトピーにも効くそうです。
いいことづくめの EM 石けんを、盆には孫や子
にも持たせてやりたいと思っています。
(西川北自治会 女性部長 宮原スミ子)
日本人の千年の営みを伝える田植え交流会を開催
南昌明寺自治会 子供育成会は、田植え交流会
を開催しました。今年は 2 歳から小学生まで北
昌明寺から 1 人、水流 1 人、遠くは宮崎市から
も 3 人、総勢 10 人の子供の参加がありました。
はじめに宮園馨育成会長から苗のちぎり方や
握り方を教わりました。横一列になり足を取ら
れながら 赤い玉のしるしに沿ってモミジのよ
う手で一本一本丁寧に植えました。その後、み
[6 月 14 日 南昌明寺 湯園公民館]
んな一緒に公民館に集まり、おばちゃんたちに
作っていただいた 煮しめやご飯をいただき、ゲ
ーム大会をして、楽しい交流会になりました。
この地で千年以上続く米作りの遺伝子を、こ
の子達もしっかりと伝承してくれることを願っ
ています。また、秋の稲の収穫を楽しみにして
います。
(南昌明寺木村自治会長)
これからの活動
7月 8 日 悪徳商法防止研修 下島内自治会(安全部会)
7 月 15 日
上浦澤原八坂神社馬頭観音祭
(棒踊り青壮年・鎌踊り小学生)
7 月 18日 えびの京町温泉夏祭り花火大会
7 月 24 日 第 1 回「安心安全ネットワーク」づくり 真幸アリーナにて
出席予定者:自治会長・民生委員児童委員・高齢者クラブ・地域福祉推進員・消防団
※第 2 回 8 月 28 日、第 3 回 9 月 18 日に開催します。
7 月 26 日
青少年育成ソフトボール大会(予定)
7 月 28 日
牛越祭 西川北菅原神社
8 月 18 日
まちづくり講演会 文化センターホール
王子原ソフト球場
トピックス
えびの学で「牛越祭」
真幸小学校の 3 年生 20 名は、
「えびの学」の
授業で、西川北菅原神社の宮司黒木克正さんか
ら、平成 4 年に宮崎県の無形民俗文化財に指定
された「牛越祭」について学びました。
菅原道真公の末裔の正道が創建した菅原神社
は、京都北の天満宮と大宰府天満宮と並び日本
三大威徳天神と言われており、その境内で毎年
7月 28 日400 年の伝統を誇る牛越祭が行われ
ています。
半数の児童は、実際に牛越祭を見た経験があ
り、中でも地元西川北地区の山下君と津留君は、
祭りの時道路に建ち並ぶ約 100 本のぼり旗の
中に、自分の名前が書かれた旗を持っており、
毎年牛越祭で「鏡研ぎ踊り」を踊ります。
授業では、牛馬がいないと農業が成り立たな
[6 月 19 日 真幸小学校]
かった時代に、牛は大変貴重な家畜であったこ
とや牛越祭の思い出、牛の運動やえさやりなど
牛の世話は子供の仕事だったことを知りました。
かんこびと言われる牛飾りをつけ、勢子と息を
合わせ高さ 70 センチの丸太を 20 頭余りの若
い牛が越えて、家畜の無病息災と豊穣を願う珍
しい祭りであることなど、郷土を愛する心と地
域の伝統と和を大切にする精神が、脈々と受け
継がれていることを学びました。
魅力いっぱいの授業のあとで、たくさん質問
があり、子供たちの関心の高さがうかがえまし
た。
なお、
「赤いくつ」
「シャボン玉」
「十五夜月さ
ん」などを作った詩人野口雨情は、えびのを訪
れた際に「牛越祭」のことを詠んでいます。
丸たんぼう
ぴょんと飛び越す
まつりの日は
牛もけしょして
牛越まつり
いそいそと
「2015 年日本の祭り 34」に選ばれ、8 月放送予定の MRT の 60 分特別番組の取材中でした。
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電話:37-3221 (文書取扱:事務局長 若松秀一)