「アンサンブルの魅力を再発見!」

エリザベト音楽大学
2015 年度 パフォーマンス・フォーラム
「アンサンブルの魅力を再発見!」
~ブザンソン音楽院オーボエ主任教授
ファブリス・フェレーズ氏をお迎えして~
音楽家にとって欠かすことのできないアンサンブル。
フェレーズ氏と観・ディユ・明子さん(本学卒業生・在仏)による演奏、
本学学生へのレッスンをとおして、アンサンブルの魅力を探る。
講師:ファブリス・フェレーズ(オーボエ)
リヨン国⽴⾳楽院卒業。その後プラハ及びクラクフ(ポーランド)のモーツァルト・アカデミーにおいて、モーリス・ブルグ⽒
にオーボエ、シャーンドル・ヴェーグ⽒に室内楽を師事。
グスタフ・マーラー若⼿交響楽団のメンバーとして、ベルナルト・ハイティンクやクラウディオ・アバドの指揮のもとに演奏。
またパリ国⽴オペラ交響楽団やリヨン交響楽団などと共演した。
現在、フランス・ブザンソン⾳楽院オーボエ主任教授。ヴィクトル・ユーゴー・フランシュコンテ交響楽団のオーボエ・ソロ
奏者。また室内楽アンサンブル「テトラクティス」のディレクターとしてブザンソンを拠点に精⼒的な活動を展開している。
また、ブザンソン・フィルハーモニー交響楽団の指揮者も務めた。2014 年には「パヴェル・ハース・イン・メモリアム」という
ディスクを製作。現代の作曲家による作品演奏にも優れ、これまでに望⽉京の「⻘い森にて」またパリの作曲家ブリュ
ノー・ジネールは彼のためにオーボエ・ソロ曲「裂かれた 3 つの沈黙」を書いて献呈した。熱⼼な後進の指導は⾼く評価
され、これまでにドイツ・スイス・ユーゴスラビア・中国へマスタークラスに招かれている。
16:00~
■ファブリス・フェレーズ氏、観・ディユ・明子さんによる演奏
■レッスン(詳細は裏面)
2015 年
10 月 30 日(金)16:00~
エリザベト音楽大学ザビエルホール(広島市中区幟町 4-15)
■学部の授業 パフォーマンス・フォーラムを無料で一般公開いたします。
■講演当日は 15:50 より入場いただけます。
■お問合せ・申し込み先/エリザベト音楽大学 学事部演奏活動
電話:082-225-8004(直通)・082-221-0918(代表)
Fax:082-221-0947
E-Mail:[email protected]
※会場は変更する場合が
ございます。
【レッスン受講生・曲目】
J.S.バッハ
アリア「イエズスの御手のうちに憩うたましいかな」BWV127
Sop. 二上 恵美(2 年声楽専攻)
Org.観・ディユ・明子
C.サン=サーンス
Ob. 德永 日向子(3 年オーボエ専攻)
オーボエとピアノのためのソナタ
Ob. 木本 香澄(3 年オーボエ専攻)
A.マルチェッロ
オーボエ協奏曲
Pf. 大下
ニ長調
Op.166
枝里子(卒業生)
ニ短調
Ob. 桝上 莉加(1 年オーボエ専攻)
Cemb. 観・ディユ・明子
観・ディユ・明⼦(オルガン・チェンバロ)
エリザベト⾳楽⼤学宗教⾳楽学科パイプオルガンコース卒業。その後ジグモンド・サットマリー・スイスアカデミーに参
加。1990 年ベルリンの壁崩壊の記念コンサートにベルリンとアンガーミュンデに招かれる。ドイツ・アーヘン教会⾳楽学
校で和声と対位法をミヒャエル・ロイデンバッハに学びアルザスでティエリー・メヒラー⽒のアカデミー、次いでロマン派から
現代曲をジュネーヴ⾼等⾳楽院においてリオネル・ロッグ⽒に学び準プリを得て卒業した。フランス古典オルガン⾳楽に
出会い 2000 年からフランス・ドールに在住。その重鎮ミシェル・シャピュイ⽒の薫陶を受ける。コレジアル教会の代理オ
ルガにスト、モン・ロラン・ノートルダム巡礼の丘教会のアシスタントオルガにストとして貢献。サン・ベルトラン・ド・コマンジ
ュ国際オルガン作曲コンクールにおいて柿沼唯⽒の作「巡礼の笛」を初演。
現在、ブザンソン⾳楽院の伴奏者も務め、修道院の古都ドールを拠点に演奏活動を⾏っている。