安全センター関係の1名、2団体が受賞

平成27年度 安全功労者・消防功労者総務大臣表彰式
安全センター関係の1名、2団体が受賞
平成27年度 安全功労者・消防功労者総務大臣表彰式が、7月6日㈪午前11時より、東京都千代
田区のスクワール麹町において行われた。
安全センター関係では、安全功労者表彰個人の部で東京都の山本晴保氏(東京臨港防火防災協会
副会長)、団体の部で一般財団法人神奈川県消防設備安全協会(理事長 西津英二氏)と一般社団法人
岡山県消防設備協会(岡山県上申・会長 若松守氏)が受賞した。
団体の部代表受領
(一般財団法人神奈川県消防設備安全協会)
平成27年度の受賞者は、安全功労者表彰受賞者
士気高揚を図る」という目的で、消防職団員以外の
が個人22名・団体13団体、消防功労者表彰受賞者
個人・団体を受賞対象として行っているものである。
が消防団員7名、婦人(女性)防火クラブ員2名で
消防功労者総務大臣表彰は、
「国民の生命、身体、
ある。
財産を災害から防護するため、郷土愛護の精神に基
安全功労者総務大臣表彰は、
「安全思想の普及
づき、消防活動、火災予防思想の普及等に献身的に
徹底又は安全水準の向上のため、各種安全運動、安
尽力している消防団員及び婦人(女性)防火クラブ
全のための研究、もしくは教育又は災害の発生の防
員の士気高揚を図る」という目的で行っているもの
止もしくは被害軽減に尽力し、又は貢献した方々の
である。
安全功労者総務大臣表彰 個人の部
山本晴保氏
(東京臨港防火防災協会副会長)
山本氏は、昭和51年に東京臨港防火協会に入会
以来、理事、副会長兼防火管理部会長を歴任し、地
施し、同協会の円滑な運営に寄与するとともに、地
域連携による災害に強いまちづくりに尽力している。
また、消防署が実施する火災予防運動、防災週間、
域の安全・安心の礎となる防火・防災思想の普及・
消防団や消防少年団の訓練・教育に積極的に協力
啓発に積極的に尽力し、平成17年には、地域の防災
するとともに、防火防災協会要職のほか、交通安全
力向上に向け、都内の他団体に先駆けて本会の名称
協会長を兼務し、地域全体の安全・安心に多大な
に防災を取り入れ「東京臨港防火防災協会」へ名
貢献をしている。
称変更する原動力として、各方面への働きかけを実
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安全功労者総務大臣表彰 団体の部
一般財団法人神奈川県消防設備安全協会
一般社団法人岡山県消防設備協会
神奈川県消防設備安全協会は、昭和52年4月に
岡山県消防設備協会は、平成4年4月に任意団
神奈川県の許可を受けて設立以来、消防設備士及
体として設立以来、今日までの長きにわたって、関
び消防設備点検資格者の教育を行い、その資質の
係技術者(消防設備士、消防設備点検資格者等)の
向上を図るとともに、消防用設備等の設置及び維持
資質向上等のため指導育成を行い、消防用設備等
管理の適正化に必要な事業の推進を通じて建築物
の適正な設置及び維持管理を推進してきた。
の防火安全を推進し、
地域社会における火災の予防、
また、防火対象物関係者へ防火・防災業務の啓
火災による被害の軽減、社会公共の福祉の増進に寄
発、火災予防思想の普及、地域の防災活動への参加
与している。
等の事業を展開してきた。
さらに、無償の点検推進指導員派遣立会制度を
これらの事業を通じて、県下のデパート、ホテル、
通じて、保守点検の適正な実施に貢献するとともに、
病院、工場、事務所ビル等の防火対象物及び一般住
火災予防への意識高揚を推進している。また、神奈
宅に対する防火安全の徹底と地域住民に対する防
川県における消防設備保守点検業務委託入札の最
火・防災意識の高揚に多大な貢献をしている。
低制限価格制度の導入に尽力、これにより質の高い
点検の履行が実施されることとなり、県民の生命の
安全・安心に多大な貢献をしている。
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