営農かわらばん 7月号 平成27年 第5号 【園芸情報:長岡地区】 平成27年7月6日 JA越後ながおか (4)基肥施肥例 (単位:kg/1aあたり) キャベツ 肥料名 ブロッコリー カリフラワー 施肥量 N-P-K 施肥量 N-P-K 施肥量 N-P-K 1.秋野菜の栽培 MMB燐加安 16 2.2-1.6-2.1 15 2.1-1.5-2.0 10 1.4-1.0-1.3 (1)作 粒状苦土炭カル 12 ― 12 ― 15 ― 完熟堆肥 300 ― 200 ― 200 ― 型 (5)畦立て例 ●:播種 ▲:定植 ■:収穫 (2)播 種 ①セルトレイ(128穴)と育苗箱、野菜培土3号等の培土を準備します。 ②セルトレイに培土を詰めて播き穴を開け、1穴1粒ずつ播種します。 ③種子が隠れる程度に覆土し十分かん水した後、乾燥防止のため新聞紙等で被覆します。 ④発芽の適温は15~25℃です。適温環境下では2~3日で発芽しますので、60~70% ほど芽が見えたら、徒長を避けるため夕方被覆物を取り除きます。 畦 株 条 株 幅 間 数 数 キャベツ 1.2~1.4m 30~35cm 2 条千鳥植え 400~550 株/a 作物名 覆土・鎮圧 キャベツ 水稲育苗箱 ブロッコリー (3)育苗管理 ①発芽後は根鉢形成を良くするために、ややかん水を控えて育苗します。天候と生育状況 を見ながら早期にかん水しましょう。(夕方に床土の表面が乾く程度とします) 晴天による高温時は昼頃に葉水程度(朝の半分~1/3 程度の量)のかん水をしましょう。 ②セルトレイの場合、地面に直接置かず育苗棚等の上に乗せ、トレイ下からの根の伸長を 抑えます。 ③育苗期間は概ね20~25日間です。 苗を取り出してみて、 ☆定植適期目安:2.5葉の頃 根が十分に回っていれば 定植適期です。 カリフラワー 0.9~1.0m 30~38cm 1 条植え 260~370 株/a (6)病害虫防除例 対象病害虫 根こぶ病 セルトレイ ブロッコリー 1.4~1.5m 35~40cm 2 条千鳥植え 330~400 株/a カリフラワー 株腐病 菌核病 アオムシ コナガ ヨトウムシ ハスモンヨトウ 農 薬 名 薬量・倍率 使用時期 使用 回数 ネビジン粉剤 20~30 ㎏ 播種又は定植前 全面土壌混和 2 アミスター20フロアブル 2,000 倍 収穫 7 日前まで 4 アファーム乳剤 1,000~2,000 倍 収穫前日まで 3 100 倍 育苗期後半~定植当日 1 2,000 倍 収穫前日まで 3 プレバソンフロアブル5 べと病 ダコニール 1000 1,000 倍 出蕾前(収穫 21 日前まで) 2 軟腐病 スターナ水和剤 2,000 倍 収穫前 14 日まで 2 根こぶ病 ネビジン粉剤 20~30 ㎏ 播種又は定植前 全面土壌混和 1 コナガ アオムシ ヨトウムシ アファーム乳剤 1,000~2,000 倍 収穫 3 日前まで 3 ※コテツフロアブル 2,000 倍 収穫前日まで 2 コナガ アオムシ スピノエース顆粒水和剤 5,000 倍 収穫 3 日前まで 3 ネキリムシ類 ダイアジノン粒剤 5 6㎏ 1 軟腐病 オリゼメート粒剤 6~9 ㎏ 根こぶ病 ネビジン粉剤 20~30 ㎏ 定植時 土壌表面散布 定植時 全面土壌混和 播種又は定植前 全面土壌混和 コナガ アオムシ アファーム乳剤 1,000~2,000 倍 収穫 3 日前まで 3 ネキリムシ類 ダイアジノン粒剤 5 6㎏ 定植時 土壌表面散布 1 ※劇物 1 1 2.枝豆の管理と収穫 (1)追 肥 枝豆は、開花後から生育後半にかけて養分吸収が急激に増加するため、開花直後から追肥 を重視しましょう。おいしい枝豆を収穫するには収穫 10 日前の追肥が大切です。 ≪施肥例≫ (1a あたり) 施用時期 肥料名 1 回目 開花始め~開花盛期 2 回目 莢肥大期~収穫 10 日前 NK化成 施肥量 3~4kg 3kg 目 的 7月の人気・売れ筋商品のご案内【現出荷会員様向け情報】 トマト、枝豆、きゅうり、なす、小玉スイカ、トウモロコシ 等 莢肥大 莢色・食味向上 新「なじら~て東店」グランドオープン(^_^)v 2回目 1 回目 開花始めから盛期 JA越後ながおかは、平成27年5月30日 に「なじら~て東店」をアクロスプラザ東側道 路沿いに新築オープンしました。 店舗移転・拡充に伴い、農産物(野菜・加工 品等)の出荷会員を募集しております。 この機会に多くの組合員の皆様より会員登録 いただきますようお願い申し上げます。 追肥 莢肥大期から収穫 10 日前 通路に施用 JA 越後ながおか農産物直売所「なじら~て東店」 (2)水管理 ①かん水 開花期前後及び莢肥大期の土壌水分不足は、開花・着莢肥大に影響します。圃場が乾燥 し、降雨が見込まれない場合は、夕方に畦間かん水を実施しましょう。 ②排水対策 排水が悪いと立枯病や湿害が発生しやすくなるので、排水溝を整備しましょう。 (3)病害虫防除例 適用病害虫名 アブラムシ類 カメムシ類 フタスジヒメハムシ マメシンクイガ カメムシ類 フタスジヒメハムシ 薬剤名 薬量・倍率 使用時期 使用回数 ダントツ水溶剤 2,000~4,000 倍 収穫 3 日前まで 3 トレボン乳剤 1,000 倍 収穫 14 日前まで 2 収穫 7 日前まで 3 ※アグロスリン乳剤 2,000 倍 ※劇物 フタスジヒメハムシは若莢期の加害による被害が 大きいので、開花終了後5~7日程度の間隔で連続 防除を実施しましょう。 「営農かわらばん」の内容についてのお問い合わせは、最寄りの支店営農指導係または 地域営農センターまでお願いします。 農薬使用基準は平成 26 年9月末現在の農薬登録内容を基に作成しています。 出荷会員募集中! 直売所出荷会員の加入登録について なじら~て関原店・なじら~て東店に、加入登録に必要な専用書類が用意してあります。店 長または事務担当者へお問い合わせ下さい。 【連絡先】 ●なじら~て関原店 TEL(0258)47-2003 店長:反町(そりまち) ●なじら~て東店 TEL(0258)31-4884 店長:松平(まつだいら) 【会員登録の要件】 ●出荷会員は、JA越後ながおかの組合員(又は准組合員)であることが要件です。 ●JA越後ながおか「農産物直売所出荷生産者会」・「園芸部会」に加入いただきます。 【会 費】 ●年会費として、毎年5,000円(直売所出荷生産者会3,000円+園芸部会2,000円)を納入いただきます。 【出荷可能品目】 ●会員自ら栽培する「野菜」・「果実」・「茸類」、自ら採取した「山菜類」等。 ※天然の「茸類」を採取しての販売はできません。 ●会員自らが栽培した農産物を加工した、農産物加工品。 販売手数料 【販売代金の精算】 ●販売手数料 ●精 算 他 野菜17% 果実20% その他(加工品等)20% 毎月1日~15日分、16日~月末分の月2回精算となります。 販売代金は指定口座へ振込いたします。
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