週間外食ニュース 経営者に必須の業界動向情報を発信します the Food news of the week 発信元 : 食百年の会 事務局 2015 年 9 月 13 日号 毎週:日曜日配信 編集者 : 岡本 裕 【先週 9 月 6 日~9 月 12 日の外食の出来事】 ■<ワタミ>介護事業売却は200億円想定 赤字回避狙い ワタミは10日、介護事業の譲渡に関する協議をしていると発表した。同事業を200億円程度で売却して財務体質 を強化し、「本業」の外食事業の立て直しに注力する狙いがある。ただ、客離れに歯止めがかかっていない。 ■<ブラックバイト>「自腹購入」大学生が団体交渉申し入れ 「ブラックバイトユニオン」は、「温野菜」に勤務していた大学生が、4カ月間休みなしの勤務や高額な「自腹購入」を 強いられたとして、「レインズインターナショナル」などに未払い賃金の支払いなどを求め、団体交渉を申し入れた。 ■ゼンショーが保育参入 まず自社に 働きやすい環境整備 ゼンショーは保育事業に参入する。12日に茨城県つくば市内に同社が自前で運営する企業内保育所を開く。グ ループ従業員の子供を預かり、女性が働きやすい環境を整える。今後は従業員以外の子供も預かる。 ■牛丼3社、そろって増収 8月既存店 『吉野家』が前年同月比15.4%増となったほか、『すき家』『松屋』も増収だった。吉野家の10%以上の増収は、 鍋商品の販売が好調だった昨年11月以来となる。 ■コロワイド アトム株売却額 最大230億円に コロワイドは、連結子会社アトム株の一部売り出しで、売却価格を1株657円に決めた。売却金額は最大で約230 億円になる。コロワイドは売却により得た資金で財務の改善を進める。持ち株比率は53%に下がる見通し。 ■マック、既存店8月2.8%増収 マクドナルドの8月の既存店売上高は前年同月比で2.8%増だった。プラスは19カ月ぶり。当初の目標通り増収 は達成したが、客数は3.3%減と減少が続く。客単価は6.3%上昇した。 ■東京都が本腰を入れて『分煙対策』 を支援 東京都を訪れる外国人旅行者に、快適に宿泊・飲食施設を利用してもらう環境整備推進の一環として始まった「分 煙環境整備補助金」制度だ。この制度が広まることで、分煙を進める飲食店が今後更に増えていくと考えられる。 ■かっぱ寿司の新業態「鮨ノ場」、ヘルシー感覚寿司「サラダ鮨」を提供 カッパは、9 月 18 日に青山にてオープンする新業態「鮨ノ場」にて、“野菜の寿司”を提供。また、「青山店」に引き続 き、10 月と 11 月に 3 店舗を出店し、未開拓である都市部繁華街へ 2019 年までに 100 店舗展開を計画している。 ■木曽路、新業態「しゃぶしゃぶ旬彩 穂の里」をオープン 木曽路は、10 月に春日井市にて、新業態「しゃぶしゃぶ旬彩 穂の里 春日井店」をオープンする。 厳選した黒毛 和牛や国産牛、産地にこだわった豚肉とともに、寿司や天ぷらなどの一品料理を楽しめる食べ放題店。 【お問合せ先】食百年の会 事務局 〒101-0041 東京都千代田区神田須田町 1-4-15-501 ℡ 03-3255-3022 FAX 03-3255-3023 第 291 号
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