整数の足し算・1ケタでくりあがりなし 出てくる数字がすべて 1 ケタの足し算で、くりあがりがない問題を作ります。 (1) 4 + 3 = 出力例 (2) 1+ 8 = MathPub では変数を$n で表し、アクセスのたび異なる数字を出力します。 左辺の数字を$1、$2、答えを$3 としましょう。 問題は以下のように入力します。 問題名 小学 1 年生のたし算 言語 日本語 カテゴリ (空欄のまま) 問題文 問題式 解答式 たしざんをしましょう。 $1+$2= $1+$2=$3 解答 $3 制約条件では、問題に使用した$1、$2、$3 がどんな数なのかを決めます。 今回は$1、$2 が 1~9 の整数とします。 【1.まず変数$1、$2、$3 がどのような数なのか決めます(変数宣言)】 変数は$x;[整数・分数・少数]:[最小値],[最大値]と表示します。 「整数」を出力するときは d をつけます。$1;d さらに「最小値,最大値」を決めます。(1,9)をあてはめて $1;d:1,10 $1;d:1,9 $2;d:1,9 $3;d:2,9 $1 は整数で最小値 1、最大値 9 $2 は整数で最小値 1、最大値 9 $3 は整数で最小値 2、最大値 9 ※$1,$2 の最大値は 9 ですが、くりあがりを発生させな いために$3 の最大値を限定します。 【2.$1 と$2 の乱数をどう発生させるのか決めます(計算処理-整数乱数生成)】 ・$1,$2 はランダムに数字を発生させるので頭に R をつけます。 R(整数・分数・小数)( [最小値], [最大値]);$1[$2…] 出力する数字は整数なので d をつけます。 Rd(1,9);$1 Rd(1,9);$2 $1、$2 は整数で、最小値 1、最大値 9 からランダムに発生させる ※Rd(1,9);$1$2 とまとめることもできます。 $1;d:1,9 と$2;d:1,9 で最小値、最大値を定めたので、 Rd(0,0);$1 や Rd(0,0);$2 という書き方をしたり、Rd(0,0);$1$2 とまとめることもできます。 1/2 【3.答えの表示形式を決めます(代入式)】 $3 は$1,$2 と異なり、ほかの変数によって値が決定されます。 $3 と、ほかの$がどのような関係にあるのかを示します。 また、$3 の表示形式(整数、小数、分数)を決めます。 $1+$2=$3;[表示形式] 。整数なので d を[表示形式]に入れます。 $3 は$1+$2 の答えで、整数 $1+$2=$3;d 制約条件で問題の難易度を変えられる 制約条件によって、$1+$2=$3 というシンプルな足し算が、小学校1年生向けにもなれば、 小学校高学年用の文章題にもなります。 答えが1ケタ+1ケタ= 10 の位になる制約条件 答えが3ケタ 下3ケタが 000 になった 4ケタの足し算 ※ $1;d:1,9 $2;d:1,9 $3;d:10,18 Rd(1,9);$1 Rd(1,9);$2 $1+$2=$3;d $1;d:100,899 $2;d:100,899 $3;d:200,999 Rd(0,0);$1$2 $1+$2=$3;d $1;d:1000,9000 $2;d:1000,9000 $3;d:2000,10000 $4;d:2,10 $5;d:1,9 $6;d:1,9 Rd(0,0);$4 Da($4);$5$6 $5*1000=$1;d $6*1000=$2;d $1+$2=$3;d ※Da は加算文法。カッコの中に指定した数を、いくつかの数の和になるように分割します。 Da($4);$5$6 とは、$4 は、$5 と$6 の和であるということです。 $5 と$6 を設定し、$1 と$2 が常に 1000 の倍数であるように定義しています。 制約条件の表し方は一通りではありません。さまざまな方法を試してください。 2/2
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