重要害虫防除適期予測図(セジロウンカ) JPP-NET病害虫発生予測システム 飛来日 セジロウンカ △ 6月22日 △ 6月29日 ○ 7月10日 ☆○ 7月20日 ☆○ 7月25日 8月 1 o - o o - 5 o o o - 10 o o @@o o o ----ooo AAAAAAo o o @@o o ---oooo 15 o o o o 20 9月 1 25 AAAAAAA- - - - - - @@o o o o o AAAAAA- - - - - o o o o @@o o o o AAAAAAA- - - - - @@o o o o AAAAAAA- o o - o o o - 5 o o @@o o o ----ooo AAAAAAA o o o @@@o ----ooo o o o o 10 15 o AAAAAAAAA- - @@@o o o o o AAAAA - - - - - - o o o o o @@ o o o AAAAAAAA- @@@o o o o o AAAAA 20 -AA @@ -AA 25 ---o AAAoooo ---AA- - o o - o o o - 予測日 2009年 7月 3 1日 凡例 A : 成虫 - : 卵 o : 幼虫 @ : 防除適期 ☆ 主要な飛来 ◎ 多飛来 ○ 並飛来 △ 少飛来 o o o @@ ----AAAAA ooooo ----- 概要 1 セジロウンカ (1)飛来状況 5月23日に下関市清末の予察灯で初確認(平年6月2日)され、平年並みであった。 飛来日は、6月22日(少)、29日(少)、7月10日(並)、20日(並)、25日(並)頃と推測され、主要な飛来日は7月20日、25 日頃と考えられた。 予察灯における誘殺数(4か所、5月11日~7月27日合計)は、996頭(平年4,504頭)で平年並みであった。 (2)ほ場発生状況 7月下旬の巡回調査では、発生ほ場率は95.3%(平年78.1%)、10株当たり虫数は29.9頭(平年35.7頭)で平年並みで あった。 (3)防除対策 防除適期は8月7~13日頃(幼虫最盛期)である。 穂ばらみ中期までに株当たり50頭以上(成幼虫)の発生があれば、薬剤防除を行う。 出穂した後のほ場では、防除の必要性は低い。 重要害虫防除適期予測図(トビイロウンカ) JPP-NET病害虫発生予測システム 飛来日 トビイロウンカ △ 6月25日 ☆○ 6月29日 ☆○ 7月20日 △ 7月23日 8月 1 5 AAAA- - - AAAAAAA------oo -------- 10 15 20 25 9月 1 5 - - - - o o o @@@@@o o o o o AAAAAAAA- - - - - - - - o o @@@@@o o o o o AAAAAA @@@@@o o o o o AAAAAAAA- - - - - - - o o o @@@@@o o o o o AAAAAAAA- - - - - 10 ----AAAA--ooo ----- 15 -----ooo@ --------@@@@@@o o o o o o @@@@@@ 20 @@ -o oo oo 25 @@@@o o o o o o o o o o @@@@@@@o o AAAAAAAAAA o o o o AAAAAAA 予測日 200 9年 7月 31日 凡例 A : 成虫 - : 卵 o : 幼虫 @ : 防除適期 ☆ 主要な飛来 ◎ 多飛来 ○ 並飛来 △ 少飛来 2 トビイロウンカ (1)飛来状況 6月25日に宇部市楠の予察灯で初確認(平年6月21日)され、平年並みであった。 飛来は6月25日(少)、29日(並)、7月20日(並)、23日(少)頃に認められ、主要な飛来日は6月29日、7月20日頃と考えられた。 予察灯での誘殺数(4か所、5月11日~7月27日)は、22頭 (平年27.2頭)で平年並みであった。 (2)ほ場発生状況 7月下旬の巡回調査では、発生ほ場率は16.3%(平年7.1%)、10株当たり虫数は0.20頭(平年0.14頭)で平年に比べやや多かった。 幼虫最盛期に当たる8月16日~23日頃(幼虫最盛期(第二世代))、9月17~29日頃(幼虫最盛期(第三世代))に発生密度 (3)防除対策 を確認する。 防除の目安は、8月上旬までは成幼虫20頭/100株以上、8月中旬~9月上旬は成幼虫5頭/株以上である。 ほ場を確認する際には、セジロウンカ短翅成虫及びヒメトビウンカと見誤らないようにする。 重要害虫防除適期予測図(コブノメイガ) JPP-NET病害虫発生予測システム 8月 飛来日 1 5 10 15 20 25 コブノメイガ △ 6月29日 + A A A A - - - @ @ @ @ o o o o o o o o o o o o o o + + + + + △ 7月3日 + + + + A A A A - - - @ @ @ @ o o o o o o o o o o o o o o + + △ 7月10日 o o o + + + + + + + A A A A - - - @ @ @ @ o o o o o o o o o o 9月 1 5 10 15 20 25 + + A AAAA- - - - @@@@@o o o o o o o o o o o o o o + + + + + + AAAA- - - - - @@ @@ @o o o o o o o o o o o o o o o + + + + + + + + AAAA AA - - - - - @@@@@@ 予測日 2009年 7月 3 1日 凡例 A : 成虫 - : 卵 o : 幼虫 + : 蛹 ☆ 主要な飛来 ◎ 多飛来 ○ 並飛来 △ 少飛来 @ : 防除適期 概要 3 コブノメイガ (1)飛来状況 7月1日に長門市日置のほ場払い出しで初確認(平年6月25日)され、平年並みであった。 まとまった飛来は認められなかったが、6月29日、7月3日、10日頃に飛来があったと考えられる。 山口市のマレーズトラップにおける誘殺数(7月1~30日)は5頭(平年81.9頭)で、平年に比べ少なかった。 (2)ほ場発生状況 7月下旬の巡回調査では、発生ほ場率は48.8%(平年61.3%)、被害葉率は0.3%(平年1.8%)で平年並みであった。 (3)防除対策 本年はこれまで目立った飛来はなく発生もやや少ないため防除の必要性は低く、ほ場を確認し適切な防除に努める。 8月1~3半旬の払い出しで、成虫が5頭/㎡以上いたほ場では8月9~21日(若令幼虫最盛期)頃に粉剤、液剤で薬剤散 布を行う。 出穂後のイネには産卵が少ないため、既に出穂したほ場ではコブノメイガ対象の防除は必要ない。 葉色の濃いほ場は被害を受けやすいので、ほ場の成虫発生量をよく観察する。 重要害虫防除適期予測図(ハスモンヨトウ) JPP-NET病害虫発生予測システム 8月 9月 飛来日 1 5 10 15 20 25 1 5 10 15 20 25 ハスモンヨトウ ◎ 7月2日 + + + + + + + + + AAAAAA- - - - @@@@@o o o o o o o o o o o o o + + + + + + + + + + + + + AAAAAAAAA- ○ 7月23日 - @ @ @ @ @ o o o o o o o o o o o o + + + + + + + + + + + A A A A A A - - - - - @ @ @ @ @ @ o o o o o o o o o o o o o o o 予測日 2009年 7月 3 0日 凡例 A : 成虫 - : 卵 o : 幼虫 + : 蛹 ☆ 主要な飛来 ◎ 多飛来 ○ 並飛来 △ 少飛来 @ : 防除適期 概要 4 ハスモンヨトウ (1)飛来状況 (2)防除対策 (2)防除対策 飛来日は、7月2日(多)、7月23日(並)頃と推測された。 県内のフェロモントラップにおける7月1半旬~7月4半旬の誘殺数は、平年に比べやや多かった。 防除適期である若齢幼虫最盛期は8月20~24日、9月10~15日頃と推測される。 ダイズの防除の目安は、白変葉の発生か所数が1アール当たり5か所以上である。
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