11月28日(土)

Harvest Festival in Autumn 2015
Harvest Festival in Autumn 2015
香川 県
丸亀市
11月28 日(土)
公開講座
- Lec ture-
秋のミュージアムで、モノ思いにふける
私たちにとってミュージアムは、今やすっかり身
は何か。作家にとって、来館者にとって、そこで
館。科学館や資料館。そして動物園や水族館もミ
か。地域にとって、そこに住む人たちにとって、
近な存在といえるかもしれません。博物館や美術
ュージアムの仲間です。そのいずれかに足を運ん
美術館は街のリビング
だことがある方は相当多いはずですし、年に何度
も訪れるという方もいらっしゃるでしょう。
とはいえ、「ミュージアムとは何か」と改めて問
会場
- Place-
丸亀市猪熊弦一郎現代美術館
さぬき浜街道
【集合場所】
丸亀市猪熊弦一郎現代美術館(MIMOCA)
2 階ミュージアムホール
(12:45 集合)
〒763-0022 香川県丸亀市浜町 80-1
http://www.mimoca.org
JR丸亀駅
至坂出北IC
坂出・高松方面
JR予讃線
者たちが多様な答えを提起してもいるのですが、
なかなかひとつの正答にいたることはできていな
土器川
いのが現状なのです。
そこで今回は、
「よいミュージアムとは何か」と
いう問いを、もう少し噛み砕いて考えてみたいと
猪熊弦一郎
現代美術館
思います。作品や資料にとってよいミュージアムと
旅行者にとって、子どもにとって、大人にとって、
そしてなによりあなた自身にとって、よいミュージ
アムとは?
問いの舞台は、独自の活動によって館のブラン
ド化に成 功している丸亀市猪熊弦一郎現代美術
館。同 館の学芸員と一 緒に展 示 室をめぐりなが
ら、作品や作家について学ぶとともに、展示室と
作品とのかかわりについて、そして美術館と地域
とのかかわりについても、考えを深めていくプロ
グラムです。
○○とは何か。もちろん答えは、こと
ばで与えられる「定義」だけとは限りません。建築
や、建築を取り巻く周囲の街並みや、あるいは展
示室にかけられ、照明を当てられた一枚の絵画の
かたちで、答えは、何度も訪れるはずです。
(今村信隆)
県道33号線
IC
美術館は街のリビング
11 IC
丸亀城
号線
11
至坂出
国道
至善通寺
国道 号線
※同時開催の常設展の観覧料も含みます。
※丸亀市在住の 65 歳以上の方、各種障がい者手帳を
お持ちの方は無料
(障がい者手帳をご持参ください)
。
観覧料は個人負担となります。
参加者が在学生、卒業生それぞれで20名以上となっ
た場合は団体料金となります。ミュージアムホール
集合後に集金しますので、つり銭のないようにご用
意ください。
はなかなかの難問です。特に後の方の問い、つま
な回答がありえますし、実際に世界中の博物館学
地下P
観覧料:大学生@650 円、卒業生@950 円
(参加者が 20 名以上の場合:大学生@520 円、
卒業生@760 円)
ミュージアムとは何か」と尋ねられたら? これは実
り「よいミュージアムとは」という問いには、色々
うちわの港
ミュージアム
丸亀港
われたならば、どうでしょうか。あるいは、
「よい
働く学芸員や職員にとってよいミュージアムとは何
美術館に行くというと、いつもの自分から少し背伸びをしてとい
う経験は誰もがどこかでもっているのではないでしょうか。作品や
【アクセス】
JR予讃線「丸亀駅」下車、南口から徒歩1分。
作家に対する敬意はもちろんのこと、美術館という少し非日常的な
場のもつ雰囲気や印象がそうさせていたのかもしれません。しかし
ながら、芸術に対する関心の高まりやアクセスの向上、多様な分野
【当日緊急連絡先】 090−9097−1268
【定員】30 名
における芸術的発想の必要性や応用が求めらているいま、生活の場
として美術館の担う役割もまた拡張しているようです。丸亀市猪熊
弦一郎現代美術館は駅前広場と一体的にデザインされた美術館で、
丸亀の「顔」であるとともに、何より市民のための開かれた場として
の可能性を持つ空間でもあります。街の生活の場としての美術館の
スケジュール
- S c h e d u le -
12:45 ∼
受付開始
13:00 ∼ 13:05
スタッフ紹介、当日の全体説明
13:05 ∼ 13:45
特別講義Ⅰ「秋のミュージアムで、モノ思いにふける」
(今村信隆)
13:45 ∼ 15:15
丸亀市猪熊弦一郎現代美術館学芸員によるギャラリートーク、
その後各自で研修
15:15 ∼ 15:45
特別講義Ⅱ「美術館は街のリビング」
(岸川謙介)
15:45 ∼ 16:00
まとめ 可能性について皆さんと考えたいと思います。
丸亀市猪熊弦一郎現代美術館
(岸川謙介)
担当教員
岸川 謙 介
建築デザインコース
今村 信隆
博物館学芸員課程
上 原 英司
情報デザインコース