Keysight Technologies 雑音指数セレクションガイド 不確かさを最小限に

雑音指数セレクション・ガイド
不確かさを最小限に
幅広いニーズに対応する
柔軟なソリューション
目次
雑音指数の不確かさの最小化.... ...................................................................... 2
雑音指数の概要 ................................................................................................... 3
測定の不確かさ ................................................................................................... 4
雑音指数測定のシステム・コンポーネント ................................................. 5
雑音指数アナライザ ........................................................................................ 10
Xシリーズ シグナル・アナライザ(PXA/MXA/EXA/CXA)..................... 11
PSA ...................................................................................................................... 13
ESA ...................................................................................................................... 14
PNA-Xマイクロ波ネットワーク・アナライザ ........................................... 15
SNSシリーズ スマート・ノイズ・ソース................................................... 17
従来型の346シリーズ ノイズ・ソース ........................................................ 17
ノイズ・ソース・テスト・セット ................................................................ 19
その他のリソース ............................................................................................ 20
雑音指数の不確かさの最小化
雑音指数は、多くの場合、レシーバの評価やレシーバの内部雑音による入力信
号の検出能力を評価するために測定されます。雑音指数を低減するにはまず、
コンポーネント、サブシステム、テスト・セットアップの不確かさを十分理解
する必要があります。このような未知数を定量化するには、正確で信頼性の高
い結果が得られる柔軟なツールが必要です。
Agilentの雑音指数ソリューション・セット(測定器、アプリケーション、アク
セサリ)を使用すれば、テスト・セットアップを最適化し、不要なノイズの発
生源を識別できます。Agilentは、ベーシックなノイズ・メータから最新のス
ペクトラム/ネットワーク/雑音指数アナライザ・ベースのソリューションま
で、50年以上に渡って雑音指数テスト・ソリューションを提供しています。
このセレクション・ガイドでは最初に、3 ∼ 9ページで雑音指数の概要を簡単
に説明します。10 ∼ 19ページでは、Agilentの現在の製品ラインナップを紹
介します。設計するデバイスの性能レベルに関係なく、アプリケーションに最
適なソリューションを簡単に見つけることができます。
20ページには、関連リソースの一覧が掲載されています。アプリケーション・
ノート
(全7冊)は、雑音指数や雑音指数固有の問題に対する理解を深めるため
に役立ちます。
詳細については以下をご覧ください:
www.agilent.co.jp/find/noisefigure
2
雑音指数の測定には
主に以下の
2つの方法を使用
します。
• Yファクタ
• コールド・ソース
これらの方法の詳細に
ついては、Application
Note 57-1『RFおよびマ
イクロ波の雑音指数測定
の基礎』、カタログ番号
5952-8255Jを参照して
ください。
雑音指数の概要
雑音指数は、レシーバやそのコンポーネントが熱雑音の存在する環境で信号を
処理する能力を評価する際に使用される、重要なパラメータの1つです。例え
ば低雑音増幅器(LNA)を測定する場合、雑音指数は、LNA内のアクティブ・
デバイス内部で生じたノイズに起因するS/N比の低下を表わします。
正確な雑音指数測定は、製品の設計と開発に不可欠です。非常に確度の高い測
定では、シミュレーションと測定がよく一致し、シミュレーションでは考慮さ
れないノイズの要因も明らかにできる場合があります。アプリケーションに最
適な測定器を選択する前に、雑音指数測定の実行方法と雑音指数測定固有の不
確かさの2点を理解することが重要です。雑音指数測定の不確かさは、テスト
機器に依存するだけでなく、被試験デバイス
(DUT)の特性
(Sパラメータ、ノ
イズ・パラメータなど)にも関係します。
現在、雑音指数の測定に使用される主な方法が2つあります。最も一般的な方
法は、Yファクタまたはホット/コールド・ソース法と呼ばれる方法です。こ
の方法では、DUTの入力にノイズ・ソースを接続して、2つの入力ノイズ・レ
ベルを供給します。この方法では、DUTの雑音指数とスカラ利得が得られます。
Yファクタ法では、スペクトラム・アナライザと雑音指数アナライザを使用し
ます。Yファクタ法は、使用が簡単で、優れた測定確度が得られます(特にノイ
ズ・ソースの整合が良好で、DUTに直接接続できる場合)。
もう1つの方法は、コールド・ソース法または直接ノイズ法と呼ばれます。
DUTの入力でノイズ・ソースを使用するのではなく、既知の終端(通常50 Ω)
のみが必要です。コールド・ソース法では、DUTの利得を測定します。この方
法では、ベクトル・ネットワーク・アナライザを使用し、ベクトル誤差補正を
利用して非常に正確な利得(S21)の測定値が得られます。PNA-Xシグナル・ア
ナライザを使用する場合、ベクトル誤差補正とPNA-X独自のソース補正法を
組み合わせることにより、業界最高の測定確度が得られます。コールド・ソー
ス法には、DUTへの1回の接続でSパラメータと雑音指数の測定を実行できる
という利点もあります。なおシステムの校正時にノイズ・ソースが必要になり
ます。
3
DUTの不確かさ
N4000Aや346Aなどの低ENR
ノイズ・ソースを使用したり、
ノイズ・ソースをDUTに直接
接続することができれば、確
度の高いYファクタ測定が行え
ま す。 多 く の デ バ イ ス で は、
このシナリオによって、正確
でコスト・パフォーマンスの
高い雑音指数測定が実現でき
ます。ただし、これらの条件
が満たされなければ、測定の
不 確 か さ が 大 き く な り ま す。
PNA-Xは、すべての場合で優
れた確度が得られる高度な誤
差補正手法を採用しているた
め、Yファクタ測定の不確かさ
が 非 常 に 大 き く な り が ち な、
インフィクスチャ/オン
ウェーハ/自動テスト環境に
特 に 有 用 で す。PNA-Xは、S
パラメータ、圧縮、相互変調
歪みなどの測定が必要な場合
にも有用です。
測定の不確かさ
複数の寄与因子が雑音指数測定全体の不確かさに影響を及ぼします。雑音指数
ソリューションを選択する場合は、雑音指数全体の不確かさへの主な寄与因子
をできるだけ減らす方法を選択することが重要です。
これらの寄与因子の一部(測定器の不確かさ、過剰ノイズ比(ENR)、ジッタ)は、
測定器のデータシートからわかります。その他は、テスト・システムとDUT間
の相互作用に依存します。例えば、システムのソース・マッチの不完全性
(理
想的な50 Ωからのずれ)により2つの誤差要因が発生します。1つは不整合誤差
で、テスト・システムとDUT間の理想的でないパワー伝送に起因します。もう
1つの誤差要因は、DUT内で発生したノイズとDUTから見たソース・マッチ
(Γs)との相互作用に起因するものです。図1では、Yファクタ法とコールド・ソー
ス法の雑音指数測定の不確かさを比較しています。サンプルの増幅器は、3 dB
の雑音指数、15 dBの利得、10 dBの入力/出力整合、中程度のノイズ・パラメー
タ(Fmin=2.8 dB、Γopt=0.27+j0、Rn=37.4)です。Yファクタ法では、不確
かさが2種類の方法で計算されます。DUTに直接接続されたノイズ・ソースを
使用する方法と、ノイズ・ソースとDUT
(損失補正済み)間に配置された自動テ
スト機器
(ATE)のスイッチとケーブルをシミュレートする電気回路を使用する
方法です。PNA-Xの例にはATE回路が含まれています。
不確かさの内訳
DUTが十分に整合がとれてい
Yファクタ(ATE回路を使用)
Yファクタ(DUTに接続された
ノイズ・ソースを使用)
PNA-X(ATE回路を使用)
注記:
ジッタ
Sパラメータ
ГS相互作用
DUTのノイズ/
不整合
ENRの不確かさ
ノイズ・ソース=346C
97 %の信頼度
全不確かさ
て、ソース・マッチの不完全
性(理想的な50 Ωからのずれ)
に対する感度が比較的低い場
合には、測定の不確かさはデー
タシートの仕様に依存します。
この他の場合
(十分に整合がと
れていないデバイスを測定す
る場合やウェーハ・プローバ
を使用する場合など)には、シ
ステムのソース・マッチの不
完全性により、さらに2つの誤
差要因が発生し、非常に大き
な誤差となる可能性がありま
す。1つは不整合誤差で、テス
ト・システムによる再反射の
反射ノイズ・パワーに起因し、
測定でリップルが発生する要
因にもなります。もう1つの誤
差要因は、DUT内で発生した
ノイズとDUTから見たソース・
マッチ
(Γs)との相互作用に起
因するものです。
不確かさへの寄与因子
図1. Yファクタ法とコールド・ソース(ソース補正付き)法の雑音指数測定の不確かさへの寄与因子の
内訳。
Yファクタ法を使用した場合、誤差の主な要因は2つあります。ノイズ・ソース
とDUT間の不整合と、DUTで発生したノイズとシステム間の相互作用です。
シミュレートされたATE回路(ノイズ・ソースとDUT間に挿入)により、誤差
が増加します。PNA-Xのソース補正コールド・ソース法では、最大の誤差要
因は、ノイズ・ソースのENRの不確かさで、校正時にPNA-Xの内部ノイズ・
レシーバ測定に影響を与えます。
4
雑音指数測定のシステム・
コンポーネント
システム全体の雑音指数は、雑音指数の測定に使用される測定器、測定/校正
に使用されるノイズ・ソース、DUTの3つのコンポーネントの結果です。Yファ
クタ法が、ほとんどの雑音指数測定のベースになります。Yファクタ法は、ノ
イズ・ソースを使用して、校正時と測定時にDUTの内部ノイズを測定します。
これに対して、コールド・ソース法は、図2に示すように、校正時にのみノイズ・
ソースを使用します。
Yファクタ法
スペクトラム/ネットワーク/
雑音指数アナライザ
DUT
ノイズ・ソース
コールド・ソース法
VNA
ECal
チューナ
DUT
校正用のみ:
校正キットまたは
Ecalモジュール
ノイズ・ソース
またはパワー・メータ
図2. 雑音指数測定に必要なコンポーネント。
図2に示されている各コンポーネントを、以下のセクションで詳細に説明しま
す。Yファクタ法は、雑音指数アナライザ
(NFA)またはシグナル/スペクトラ
ム・アナライザ
(オプションの雑音指数測定アプリケーション搭載)を使用しま
す。コールド・ソース法は、雑音指数オプション搭載のPNA-Xネットワーク・
アナライザを使用して雑音指数測定を行います。
5
Agilentでは、
測定器の選択
雑音指数測定用の
ソリューションを
3種類ご用意して
います。
Agilentの雑音指数用測定器から、要件に適したソリューションを簡単に見つ
けることができます。Agilentは、専用雑音指数アナライザ、シグナル/スペ
クトラム・アナライザ、ベクトル・ネットワーク・アナライザの3種類のソリュー
• 雑音指数アナライザ:業界
唯 一 の ワ ン ボ ッ ク ス・ ソ
リューション
• シグナル/スペクトラム・
アナライザ:優れた性能を
備えた安価なソリュー
ション
• ネットワーク・アナライザ:
最高の測定確度
ションを提供しています。以下に、それぞれの利点の概要を紹介します。
雑音指数アナライザ(NFA):Agilentは、雑音指数測定ソリューションのリー
ダとして、業界唯一の雑音指数測定用ワンボックス・ソリューションを提供し
ています。NFAシリーズは、正確な雑音指数測定のための専用器で、Yファク
タ法を採用しています。このアナライザは内蔵プリアンプを標準装備し、3つ
の周波数レンジ
(3.0、6.7、26.5 GHz)をカバーしていますが、ブロック・ダ
ウンコンバータを搭載すれば110 GHzまで拡大できます。NFAシリーズは測
定器の雑音指数が低く、柔軟なシグナル/スペクトラム・アナライザ・ソリュー
ションと高確度のネットワーク・アナライザ・ベースのソリューションの中間
レベルのソリューションです。
シグナル/スペクトラム・アナライザ:汎用シグナル/スペクトラム・アナラ
イザにオプションの雑音指数測定アプリケーションを追加して、雑音指数測定
機能を安価に実現できます。このソリューションの確度と周波数レンジは、使
用される測定器に依存します。雑音指数アナライザは、雑音指数測定にYファ
クタ法を使用します。プリアンプ(外部または内蔵)により、確度が向上します。
ネットワーク・アナライザ:雑音指数測定で最高の確度が必要な場合は、雑音
指数オプションを備えたAgilent PNA-Xネットワーク・アナライザをご検討
ください。このソリューションはコールド・ソース法に基づいたもので、Sパ
ラメータと雑音指数がDUTへの1回の接続で測定できます。
ニーズに合わせて測定器を選択する際には、最初にDUTの周波数レンジをカ
バーする測定器を選択することが重要です。表1に、Agilentのすべての雑音
指数ソリューションと、仕様または公称性能の周波数レンジ、雑音指数測定に
推奨できない測定器の周波数レンジを示しています。
雑音指数測定の仕様周波数レンジ
推奨しない
公称性能
仕様
仕様、3.6 GHz まで
測定器
200 kHz ∼ 10 MHz
10 MHz ∼ 3 GHz
3 ∼ 7 GHz
7 ∼ 26.5 GHz
26.5 ∼ 110 GHz
11
ESA
14
EXA
11
MXA
11
PSA
13
PXA
11
NFA
公称性能、ブロック・
ダウンコンバータ使用
ページ
CXA
10
PNA-X
50 GHzまで
15
表1. Agilentでは、雑音指数測定用にさまざまな周波数レンジをカバーする測定器を豊富に取り揃えています。公称性能は、測定器のテストに基づいた
性能ですが、保証された性能ではありません。仕様は、保証された性能仕様です。実際の性能は、仕様ガイドに示された数値を超える場合もあります。
6
雑音指数ニーズに合わせてどの測定器を選択する際にも重要となるのが、測定
仕様です。表2では、比較を容易にするために、各測定器の1 GHzにおける公
称性能を示しています。さまざまな周波数レンジでの仕様と公称性能など、完
全な仕様情報については、各製品の個別の仕様を参照してください。
1 GHzでの公称雑音指数仕様
Yファクタ
測定器
雑音指数測定の不確かさ
(dB)
雑音指数利得の不確か
さ(dB)
測定器の整合
CXA
0.05
0.2
1.5
10.2
11
ESA
0.24
0.83
1.4
8.75
14
EXA
0.03
0.15
1.3
13
11
MXA
0.02
0.1
1.3
9.5
11
PSA
0.05
0.17
1.1
6.5
13
PXA
0.02
0.07
1.3
9.75
11
NFA
0.05
0.17
1.7
4.75
10
測定器の整合
測定器の雑音指数
ページ
1.02
12
15
コールド・ソース
測定器
PNA-X
リニアリティ
0.05
S21パラメータの
不確かさ
0.05
測定器の雑音指数(dB) ページ
表2. このチャートでは、さまざまな雑音指数ソリューションの1 GHzにおける公称性能のみを比較しています。仕様を含むフル仕様については、各測定
器の仕様を参照してください。
ノイズ・ソースの選択
雑音指数測定では、ノイズ・ソースの品質が測定の確度と再現性に影響を与え
ます。Agilentノイズ・ソースのENRは、厳密に校正されていて、米国と英国
の国家標準機関にトレーサブルです。ノイズ・ソースの出力の定義には、周波
数レンジとENRが用いられます。通常、6 dBと15 dBの公称ENR値が使用さ
れます。低ENRのノイズ・ソースにより、ノイズ・ディテクタの非線形性に起
因する誤差が最小限に抑えられます。誤差を小さくするには、測定器のディテ
クタのより狭い(したがってより線形な)レンジで測定を行います。6 dBノイ
ズ・ソースでは、15 dBノイズ・ソースよりも狭いディテクタ・レンジを使用
します。
6 dBノイズ・ソースは、以下の場合に使用します。
• ソース・インピーダンスの変化に特に敏感な利得を持つデバイスを測定
する場合
• DUTが非常に低い雑音指数を持つ場合
• デバイスの雑音指数が15 dBを超えない場合
15 dBノイズ・ソースは、以下の場合に使用します。
• 最大30 dBの雑音指数を測定するための汎用アプリケーション
• 高利得デバイスを測定する前に、測定器の最大限のダイナミック・レン
ジをユーザ校正する場合
7
Agilentでは、周波数レンジ、ソース・マッチ、ENR、コネクタ・タイプの異
なる、3種類のノイズ・ソースを提供しています。スマート・ノイズ・ソース
では、電子的に記憶された校正データが測定器に自動的にダウンロードされる
のでセットアップが容易になり、貴重なエンジニアリング時間を節約できます。
従来の346シリーズは、最もコスト・パフォーマンスの高いソリューションで、
広い周波数範囲を備えています。最後に、Agilentでは、26.5 GHzを超える測
定用に導波管インタフェースを備えた高周波ノイズ・ソースを提供しています。
上記のノイズ・ソースは、表4に示すさまざまな測定器で動作します。
Agilentノイズ・ソース
Agilentノイズ・
ソース
SNSシリーズ
従来のノイズ・
ソース
346シリーズ
高周波ノイズ・
ソース
347シリーズ
ノイズ・ソース
ENR(代表値)
周波数レンジ
ページ
N4000A
4.6 ∼ 6.5 dB
10 MHz ∼ 18 GHz
16
N4001A
14 ∼ 16 dB
10 MHz ∼ 18 GHz
16
N4002A
12 ∼ 17 dB
10 MHz ∼ 26 GHz
16
346A
5 ∼ 7 dB
10 MHz ∼ 18 GHz
17
346B
14 ∼ 16 dB
10 MHz ∼ 18 GHz
17
346C
12 ∼ 17 dB
10 MHz ∼ 26 GHz
17
346C-K01
21 dB
1 ∼ 50 GHz
17
Q347B
6 ∼ 13 dB
33 ∼ 50 GHz
18
R347B
10 ∼ 13 dB
26.5 ∼ 40 GHz
18
表3. Agilentでは、さまざまな予算とテスト要件に適するように3種類のノイズ・ソースを提供しています。
ノイズ・ソースのサポート
Yファクタ測定器
346シリーズ
347シリーズ
N4000A SNSシリーズ
ページ
CXA
▲
▲
▲
11
ESA
▲
▲
▲
14
EXA
▲
▲
▲
11
MXA
▲
▲
▲
11
PSA
▲
▲
PXA
▲
▲
▲
11
NFA
▲
▲
▲
10
PNA-X
▲
13
15
表4. この表は、雑音指数測定の際のノイズ・ソースと測定器の互換性を示しています。
8
被試験デバイス(DUT)
DUTは、個々の雑音指数、利得、ポート整合、ノイズ・パラメータに基づいて、
雑音指数全体の不確かさの要因となります。通常、Yファクタ法を選択する場
合は、2つの状況を考慮してください。DUTの出力ノイズがアナライザの入力
ノイズより十分大きい場合は、測定器の不確かさが最も優れたアナライザが最
も正確な結果を提供するので、MXAシグナル・アナライザが最良の選択にな
ります。DUTの出力ノイズが小さい場合は、NFA雑音指数アナライザを選択
します。これにより、不確かさが最も小さくなります。これらのソリューショ
ンの1 GHzにおける公称性能の比較については、表2を参照してください。
図3は、スペクトラム・アナライザまたは雑音指数アナライザを使用したときの、
DUT利得の雑音指数の不確かさへの影響を示しています。この例では、1 GHzに
おいて346Aノイズ・ソースを使用し、DUTの雑音指数が1.5 dB、VSWRが1.5:1
であると仮定しています。
0.900
0.850
0.800
0.750
雑音指数の不確かさ
(dB)
0.700
0.650
0.500
ESA
CXA
EXA
8970B
MXA
0.450
PXA
0.600
0.550
PSAおよびNFA
0.400
0.350
0.300
0.250
0.200
12
14
16
18
20
22
24
26
28
30
32
DUTの利得(dB)
図3. DUTの利得が減少すると、Yファクタ法による雑音指数測定の不確かさが大きくなります。
20 dB未満の利得では、測定器の選択により大きな違いが生じます。
図3の値は、雑音指数の不確かさ計算機と表2に示す1 GHzでの公称性能を使っ
て計算されました。不確かさ計算機は、www.agilent.co.jp/find/nfu にあります。
不確かさ計算機は、以下のいずれのケースにも使用できます。
システム性能のモデリング:
Agilentの雑音指数測定器/ノイズ・ソース用のデフォルトが利用できます。
これらのデフォルトには関連する代表値があり、全不確かさレベルに対する個
別パラメータの影響を評価する際に有効です。
システムの不確かさの実際の計算:
整合、利得など、問題になっているすべての関連パラメータの正確な値を得る
必要があります。実測の不確かさパラメータについては、測定器の校正証明書
をご覧ください。
9
雑音指数
アナライザ(NFA)
唯一の専用雑音指数アナライザ
N8973A
N8974A
N8975A
NFAシリーズは、DUTの包括的な特性評価用に設計された専用雑音指数アナ
ライザです。これらのアナライザには、雑音指数メータの従来の利点のほか、
研究開発や量産テストで頻繁に使用される特長/機能も備わっています。これ
らの機能は操作性に優れ、測定のセットアップ、各種フォーマットでの測定値
の表示、結果の印刷またはディスクへの保存などが簡単に行えます。さらに、
合否判定テストに便利なリミット・ラインが画面に表示されます。拡張された
周波数カバレージ、高性能な機能、選択可能な測定帯域幅により、正確な仕様
の測定が行えます。また再現性に優れ、信頼できる測定により、信頼できる結
果が得られます。この結果、ラボでの信頼性の高いデザインとプロトタイプの
作成、および製造での歩留まりとスループットの向上が可能になります。
特長:
• 3、6.7、26.5 GHzまでのワンボックス・アナライザ。ブロック・ダウ
ンコンバータを使用すると110 GHzまで拡張可能
• 26.5 GHzまで完全に仕様化、内蔵プリアンプ搭載
• Agilentスマート・ノイズ・ソースおよび346シリーズ ノイズ・ソース
を使用可能
• 測定の不確かさ計算機内蔵
関連カタログ:
•『雑音指数アナライザ』Brochure、カタログ番号5980-0166J
•『NFA Series Noise Figure Analyzers』Configuration Guide、
カタログ番号5980-0163E
•『N8972A、N8973A NFA シリーズ雑音指数アナライザ』Data Sheet、
カタログ番号5980-0164J
10
Xシリーズ
シグナル・
アナライザ
Agilentの最高速シグナル・
アナライザによる雑音指数測定
N9030A PXA
N9020A MXA
N9010A EXA
N9000A CXA
AgilentのXシリーズ雑音指数測定アプリケーションは、正確で再現性がある
雑音測定を行うためのツールです。雑音指数オプションには、Agilent Xシリー
ズ シグナル・アナライザの使いやすいユーザ・インタフェースと高速性能が活
用されています。内蔵のヘルプ機能と詳細なダイアグラムにより、新規ユーザ
もすぐに雑音測定を開始して、結果をすばやく保存できます。CXA用W9069A
では最高7.5 GHz、EXA用N9069Aでは最高3.6 GHz、MXA/PXA用N9069A
では最高26.5 GHzの雑音測定が行えます。それぞれの仕様を満たすには、内
蔵プリアンプを雑音指数測定オプションとともに注文する必要があります。ま
た、雑音指数測定アプリケーションは、以前の雑音指数ソリューションとのコー
ド互換性があります。
特長:
• MXA/PXAシグナル・アナライザにオプションの内蔵プリアンプを搭載
すれば、26.5 GHzまで完全に仕様化
• MXA/PXAでは、ブロック・ダウンコンバータを使用して110 GHzまで
雑音指数測定が可能
• EXAシグナル・アナライザにオプションの内蔵プリアンプを搭載すれば、
3 GHzまで完全に仕様化
• CXAシグナル・アナライザにオプションの内蔵プリアンプを搭載すれば、
7.5 GHzまで完全に仕様化
• Agilent N4000Aスマート・ノイズ・ソースおよび346シリーズ ノイズ・
ソースを使用可能
• 測定の不確かさ計算機内蔵
関連カタログ:
•『N9069A雑音指数測定アプリケーション』
Technical Overview/デモ・ガイド、カタログ番号5989-6536JAJP
11
N8975A NFA、
N9020A-526 MXA
ブロック・ダウンコンバート:
110 GHzまでの雑音指数測定
または
N9030A-526 PXA
を使った
110 GHzまでの
雑音指数測定。
Agilent Kシリーズ ブロック・ダウンコンバータは、N8975A、N9020A-526
またはN9030A-526の周波数上限値を26.5 GHzから110 GHzに拡張します。
ダウンコンバータは、内蔵LOを使用して入力信号を測定レンジ内のIFにダウ
ンコンバートします。Kシリーズは、13.5 GHzのバンド幅で提供されています。
例えば、52 GHzまで雑音指数測定をしたい場合は、測定器の上限周波数を
26.5 GHzから52 GHzに拡張するために、K40、K50、K63をオーダします。
ブロック・ダウンコンバータ・オプション
N8975AZ - K40
(26.5 GHz∼40.0 GHz)
N8975AZ - K50
(36.5 GHz∼50.0 GHz)
N8975AZ - K63
(50.0 GHz∼63.5 GHz)
N8975AZ - K75
(61.5 GHz∼75.0 GHz)
N8975AZ - K88
(75.0 GHz∼88.5 GHz)
N8975AZ - K98
(86.5 GHz∼100 GHz)
N8975AZ - K99
(96.5 GHz∼110 GHz)
25 GHz 45 GHz 65 GHz 85 GHz 105 GHz
図4. Kシリーズ ブロック・ダウンコンバータの周波数レンジ。
12
PSAシリーズ
E4446A
E4447A
E4448A
E4440A
E4443A
E4445A
高性能スペクトラム・アナライザ
高性能Agilent PSAシリーズを使用すると、強力なワンボタン測定、汎用機能
セット、および柔軟性、速度、確度、ダイナミック・レンジの最適な組み合わ
せにより、50 GHzまで最高性能のスペクトラム解析が行えます。PSAを拡張
して雑音指数測定を追加するには、雑音指数測定パーソナリティ(オプション
219)を使用します。PSA雑音指数パーソナリティの仕様を満足するために必
要な内蔵プリアンプを追加するには、オプション1DSまたは110を使用します。
内蔵プリアンプは、10 MHzより下または3 GHzより上でも動作しますが、雑
音指数パーソナリティは、10 MHz ∼ 3 GHzの周波数レンジ以外では公称性能
のみを提供しています。増幅器およびミキサ測定は、DUTセットアップ・メ
ニューの指示に従って行えます。内蔵の測定の不確かさ計算機を使用すれば、
測定システムの品質を簡単に確認できます。
特長:
• 10 MHz ∼ 3 GHzは仕様。内蔵プリアンプにより確度が向上
• 10 MHzより下および3 GHzより上では公称性能。内蔵プリアンプが使用
可能
• Agilent 346シリーズ ノイズ・ソースを使用可能
• 測定の不確かさ計算機内蔵
関連カタログ:
•『PSAシリーズ:雑音指数測定パーソナリティ』、
カタログ番号5988-7884JAJP
•『PSAシリーズ スペクトラム・アナライザ』Brochure、
カタログ番号5980-1283J
•『PSAシリーズ高性能スペクトラム・アナライザ』
Configuration Guide、カタログ番号5989-2773JAJP
•『PSAシリーズ スペクトラム・アナライザ』Data Sheet、
カタログ番号5980-1284J
•『PSA Specification Guide』、カタログ番号E4440-90347
13
ESAシリーズ
E4402B
E4404B
E4405B
E4407B
エコノミー・クラスのスペクトラム・
アナライザ
Agilent ESA-Eシリーズ スペクトラム・アナライザに雑音指数測定パーソナ
リティ
(オプション219)を追加すると、汎用スペクトラム解析と内蔵ワンボタ
ン雑音指数測定を組み合わせた、柔軟なソリューションが得られます。このソ
リューションを使用すると測定プロセスが自動化され、1回ボタンを押すだけ
で、雑音指数、利得、関連する指標に対するすべての必要な計算を10 MHz ∼
3 GHzの範囲で行えます。ESAは、DUTセットアップ・メニュー、コンテキ
ストベースのヘルプ、内蔵不確かさ計算機などの機能を備え、DUTの雑音指数
を手頃な価格で包括的に評価できるソリューションです。
特長:
• 10 MHz ∼ 3.6 GHzは仕様。内蔵プリアンプにより確度が向上
• Agilent N4000Aスマート・ノイズ・ソースおよび346シリーズ ノイズ・
ソースを使用可能
• 測定の不確かさ計算機内蔵
関連カタログ:
•『ESA-Eシリーズ スペクトラム・アナライザ 雑音指数測定パーソナリ
ティ』、カタログ番号5989-0215JA
•『ESA-Eシリーズ スペクトラム・アナライザ』Brochure、
カタログ番号5968-3278JA
•『ESA/EMCスペクトラム・アナライザ 構成ガイド』
Configuration Guide、カタログ番号5968-3412JA
•『ESAシリーズ スペクトラム・アナライザ』Data Sheet、
カタログ番号5968-3386J
•『ESA Signal Analyzer Specifications Guide』、
カタログ番号E4401-90490
14
PNA-Xマイクロ波
ネットワーク・
アナライザ
業界最高の確度の雑音指数測定
N5241A
N5242A
N5244A
N5245A
Agilent PNA-Xは、10 MHz ∼ 50 GHzの高性能マイクロ波ネットワーク・ア
ナライザです。この2/4ポート・ネットワーク・アナライザは、Sパラメータ、
雑音指数、相互変調歪み、圧縮、パルスドRF測定用の柔軟なシングル接続ソ
リューションを提供します。Agilent独自のソース補正雑音指数法(オプション
028、029、H29)は、Agilent 8510ネットワーク・アナライザで最初に開発さ
れた、内蔵ベクトル誤差補正コールド・ソース法をベースにしています。
PNA-Xと、インピーダンス・チューナとして構成されたAgilent ECalモジュー
ルを使用すると、不完全なシステム・ソース・マッチに起因する不整合誤差と
ノイズ・パラメータ誤差が除去され、コールド・ソース法の確度が大幅に向上
します。この方法の確度は、最新のYファクタ・ベースの雑音指数アナライザ
またはスペクトラム・アナライザ・ソリューションの確度を上回っています。
このオプションをAgilent PNA-Xに組み込むと、低ノイズ・トランジスタ、増
幅器、送信/受信
(T/R)モジュールの開発/テストに最適なシングル接続/マ
ルチ測定パッケージになります。
特長:
• 独自の測定手法により、市場で最高確度の雑音指数ソリューションを実現
• DUTへの1回の接続でSパラメータ、雑音指数、圧縮、相互変調歪みを測
定可能
• 通常、NFA(51または201ポイントを使用)より4 ∼ 10倍高速
• 同軸デバイス、インフィクスチャ・デバイス、オンウェーハ・デバイス
を測定可能
• 10 MHz ∼ 50 GHzの仕様
関連カタログ:
•『PNA-Xシリーズ マイクロ波ネットワーク・アナライザ』Brochure、
カタログ番号5990-4592JAJP
•『PNAシリーズ マイクロ波ネットワーク・アナライザ』Configuration
Guide、カタログ番号5989-7606JAJP
•『PNA-X』Data Sheet、カタログ番号N5242-90007
•『High Accuracy Noise Figure Measurements Using the PNA-X
Series Network Analyzer』Application Note、
カタログ番号5990-5800EN
15
SNSシリーズ
スマート・
ノイズ・ソース
ENRテーブルの測定器への
自動ダウンロード
N4000A
N4001A
N4002A
SNSシリーズ スマート・ノイズ・ソースは、Xシリーズ シグナル・アナライザ、
雑音指数アナライザ(NFA)、ESAスペクトラム・アナライザで使用できます。
SNSノイズ・ソースのENR出力と周波数カバレージは従来の346シリーズ ノ
イズ・ソースと同じですが、その他の利点があります。SNSでは、ENRデータ
がEPROMに保存され、測定器に自動的にダウンロードされるので、主要周波
数ポイントごとに値を校正テーブルに手動で入力する必要がありません。もう
1つの主な利点として、サーミスタがノイズ・ソースに組み込まれるので、ア
ナライザが常に正しい温度で更新され、自動温度補償/補正により測定の確度
が向上します。
特長:
• ENR校正データの保存により、ユーザ・エラーの可能性が低下
• ENRデータが測定器に自動的にダウンロードされるため、セットアップ
時間が短縮
• 温度補正により測定確度が向上し、より厳密な仕様化が可能
関連カタログ:
•『N4000A、N4001A、N4002A SNSシリーズ ノイズ・ソース』
Product Overview、カタログ番号5988-0081JA
16
従来型の
346シリーズ
ノイズ・ソース
Agilentの最も一般的なノイズ・ソース
346A
346B
346C
346シリーズは、従来型のコスト・パフォーマンスの高いノイズ・ソースで、
すべてのAgilent雑音指数ソリューションで使用できます。346シリーズは、
周波数カバレージとENRにより分類されます。一部のアクティブ・デバイスは、
ポート整合に敏感で、ソース・インピーダンスに依存して異なる雑音指数値を
示します。ノイズ・ソースは、T HotからT Coldに切り替わるときにポート・
インピーダンス(SWR)が変化します。346Aなどのノイズ・ソースには、イン
ピーダンスの変化を最小限に抑える出力回路が内蔵されています。
特長:
• 低SWRにより雑音指数測定の不確かさが低減
• 特定の周波数で個別に校正されたENR値
• 付属のフロッピー・ディスクの校正値をNFAシリーズ雑音指数アナライ
ザに簡単にロード可能
関連カタログ:
•『Agilent 346A/B/C Noise Sources:10 MHz to 26.5 GHz』、
カタログ番号5953-6452B
17
347シリーズ
高周波ノイズ・
ソース
ミリ波デバイス用のノイズ・ソース・
ソリューション
R347B
Q347B
これらの導波管ノイズ・ソースにより、ミリ波デバイスで簡単な雑音指数測定
が可能です。347シリーズは、被試験システムまたはコンポーネントの入力で
極めて正確な広帯域ノイズを提供します。その後、雑音指数メータが、システ
ムIFに存在するノイズ・パワーのオン/オフ比を処理し、雑音指数と利得の正
確な読み値を提供します。これらのノイズ・ソースのENRは長期に渡って非常
に安定しているため、より長い再校正サイクルとより正確な雑音指数測定が可
能です。
特長:
• ミリ波周波数での高い性能と信頼性
• 長期に渡って優れたENR安定度
• 低SWR
Webリソース
• www.agilent.co.jp/find/SNS(347ノイズ・ソースを選択)
18
ノイズ・ソース・
テスト・セット
N2002A
信頼性の高い、高速で再現性がある
校正
Agilent N2002Aノイズ・ソース・テスト・セットは、校正システムの要素と
して、高速で再現性がある校正を最小レベルの不確かさで実現するスタンドア
ロン測定器です。ノイズ・ソース・テスト・セットは、ノイズ・ソースに対し
てENRテストを行う際に必要になります。この安価で使いやすいテスト・セッ
トにより、正確な校正結果が保証されるため、測定の信頼性が高まり、より厳
密な仕様を持つDUTの開発が可能になります。N2002Aノイズ・ソース・テス
ト・セットは、10.0 MHz ∼ 26.5 GHzの周波数レンジで動作します。
特長:
• 雑音指数測定の不確かさを小さくして、正確で再現性がある結果を保証
• 国家標準にトレーサブル
• すべてのAgilent SNS/346ノイズ・ソースを完全に校正可能
• 手動制御またはGPIBを使用したリモート操作
関連カタログ:
•『N2002A Noise Source Test Set User's Guide』、
カタログ番号N2002-90001
•『Using the Agilent N8975A Noise Figure Analyzer and the
N2002A Noise Source Test Set』、カタログ番号5988-7229EN
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その他のリソース
カタログ
•『雑音指数測定を成功させる10のヒント』、カタログ番号5980-0288JA
•『RF およびマイクロ波の雑音指数測定の基礎』、
カタログ番号5952-8255J
• Noise Figure Measurement Accuracy: The Y-Factor Method(AN
57-2),literature number 5952-3760E
•『周波数コンバータの雑音指数測定』、カタログ番号5989-0400JA
• Non-Zero Noise Figure After Calibration(AN 1484),
literature number 5989-0270EN
• Practical Noise Figure Measurement and Analysis for Low-Noise
Amplifier Designs(AN 1354), literature number 5980-1916E
• High-Accuracy Noise Figure Measurements Using the PNA-X
Series Network Analyzer(AN 1408-20),
literature number 5990-5800EN
Web
• 雑音指数ソリューション:
www.agilent.co.jp/find/noisefigure
• より良い雑音指数測定のためのヒント - ビデオ・シリーズ
www.agilent.co.jp/find/noisefigurevideos
20
www.agilent.co.jp
www.agilent.co.jp/find/noisefigure
www.lxistandard.org
LXI は、 Web へのアクセスを可能にするイー
サネット・ベースのテスト・システム用イ
ンタフェースです。Agilentは、LXIコンソーシ
アムの設立メンバです。
契約販売店
www.agilent.co.jp/find/channelpartners
アジレント契約販売店からもご購入頂けます。
お気軽にお問い合わせください。
アジレント・アドバンテージ・サービスは、
お客様の機器のライフタイム全体にわたって、
お客様の成功を支援します。また、サービス
の品質向上、サービス内容の充実、納期の短
縮に継続的に取り組みます。こうした取り組
みは、機器の維持管理費の削減にも繋がると
信じております。このような修理・校正サー
ビスに支えられたアジレント製品を購入後も
安心してお使いください。機器およびサービ
スの管理の効率化に、Infoline Webサービスも
ご活用いただけます。修理・校正サービスを
通じて、お客様のビジネスの成功に貢献でき
るよう努め、エンジニアは専門知識を積極的
にお客様に提供します。
www.agilent.co.jp/find/advantageservices
アジレント・テクノロジー株式会社
本社〒 192-8510 東京都八王子市高倉町 9-1
計測お客様窓口
受付時間 9:00-18:00
(土・日・祭日を除く)
TEL ■■ 0120-421-345
(042-656-7832)
FAX ■■ 0120-421-678
(042-656-7840)
Email
[email protected]
電子計測ホームページ
www.agilent.co.jp
●
記載事項は変更になる場合があります。
ご発注の際はご確認ください。
© Agilent Technologies, Inc. 2012
Published in Japan, December 4, 2012
5989-8056JAJP
0000-00DEP