高校生ものづくりコンテスト 東北・全国大会(自動車整備部門) 各高等学校で取り組んでいるものづくりの学習効果の発表の場として公 益社団法人全国工業高等学校長協会が主催する、『高校生ものづくりコン テスト』自動車整備部門の東北大会並びに全国大会が相次いで本校で開催 され、本校職員も審査協力員として課題の設定・審査を担当しました。 7月31日~8月1日の東北大会では東北各県(山形・青森・秋田・宮 城)から集まった選手が、全国大会への切符を賭けて競技に挑み、地元山 形代表の選手が見事に出場権を勝ち取りました。 全国大会は11月15日~16日に開催され、全国9地区の代表(開催 県からプラス1校)10名により、定期点検や故障探求などの課題に真剣 に取り組む姿が好印象でした。 優勝は中国地方代表で、本県代表選手は惜しくも入賞は逃したものの、 どの選手も賞賛に値する活躍を見せてくれました。近い将来、整備業界を 背負って立つ人材となってくれることを期待します。 (訓練課長:清水 猛) 東北 大会 全国 大会 7/31 11/15 ~8/1 ~16 第52回技能五輪全国大会報告 第52回技能五輪全国大会が、平成26年11月28日から12月1日 までの4日間にわたって、愛知県内8会場に分散開催されました。山形県 からは過去最多となる15職種34名の選手が参加しました。 建築大工職種では、建設技術科の修了生である佐野和人選手(株式会社 丸健所属)、若林信選手(株式会社大沼建築所属)、渡部友基選手(株式会社 匠明所属)、峯田侑歩選手(株式会社近江建設所属)、山﨑大河選手(有限会 社畠山工務店所属)の5名が出場し、大工部門の出場者総数65名の中で 果敢に競技に取り組みました。 2日間にわたる競技時間11時間45分の事前公表課題に、競技日初日 に公表された当日公表課題(図面の作図と墨付けのみ)が追加されて行われ ました。そのため的確な現寸展開図の理解力に加えて、高度な応用力が求 められる他に、正確で迅速な墨付け・加工能力が求められる厳しい内容に なっています。選手達は今年度の課題が公表される前の9月上旬から、過 去の課題を用いた作図法の練習をスタートさせ、大会までに実質2ヶ月間 半、23個にも及ぶ課題製作のための強化練習を重ねました。 その結果として、選手5名全員が自分の持てる力を存分に発揮し、課題 を完成させ提出したことに加え、若林選手が見事に金賞(全国第一位)を、 峯田選手が敢闘賞を獲得してくれました。今回の大会を通じて、山形県選 手団の能力の高さを十分にアピールしてくれたことを大変誇りに思うとと もに、本校での学びが各選手の能力向上にしっかり貢献できていると確信 できました。5名の選手全員に感謝したいと思います。更に若林選手は、 今年の8月にブラジルのサンパウロで開催される国際大会への出場が決ま りました。若林選手には、日本代表として胸を張って大会に出場し、存分 な活躍をしていただきたいと祈念しています。 競技日には、事業所の社長さんをはじめ選手の御家族、山形から応援ツ アーに参加された方達が会場に駆けつけてくださり、直接熱い声援を掛け 続けていただきました。御支援並びに御声援には心から感謝申し上げる次 第です。本当にありがとうございました。 各選手には、全国大会への出場を通じて高めた技能とやり遂げた誇りを 持って、事業所の発展のために、また自身の成長のために今後とも研鑽を 続けられることを期待しています。 (指導主幹:上野 源太郎)
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