量かいご家族に 会えて

2015. 10, 9
ア イ
― タ イム
313号 ①
稲沢 市 立 明治 中学校
温 か い ご家族 に出会 えて
稲沢市立 明治 中学校
鈴木
翔大
僕 は今 回 の ホ ー ムス テイで ,と て もす ば らしい 出会
いと感動 をもらいました。
ホ ー ムステイ先 の ホス トフ ァ ミ リー は ,ホ ス トフ ァ
ーザ ー とマ ザ ー , 3歳 と 1歳 の子 供 た ち の 4人 暮 らし
で ,そ れ にかわ いい猫 と犬 が い ま した。 とて も大 きな
家 ,広 い庭 ,周 囲 の広 い家 々 や道 な ど, 日本 の 環 境 と
のス ケ ー ル の違 いに驚 き ま した。そ こで 暮 らす 人 々の
大 らか さ,穏 や か さ,優 しさの源 が ここに ある と感 じ
ました。
ホス トフ ァー ザ ー は とて も親切で ,シ ョッ ピングセ ンタ ーや ゴル フの練習 ,食 事 に連 れて行
って くださ り,僕 たち の緊張 をほ ぐして くれ ました。 また,ホ ス トマザ ー は学校 の先生 を しな
が らも,食 事 を作 って くれた り,親 切 に僕 の 身 の 回 りの ことをお 手伝 い して くれた りしました。
子供 たち も僕 に興味津 々で ,顔 を見 るといつ も近 くに寄 って来て くれ ,す ぐに自然 と仲良 くな
り, 日本 か ら持参 したお もちゃで一 緒 に遊 び ました。 また ,家 の 中で飼 って いる猫 も人懐 つこ
く, トイ レに行 く時 も,寝 て いる時 もそ ばか ら離れ ませ んで した。
会話 では ,ホ ス トフ ァミ リー が私 たちに文法や単語 を合せて くれ ました 。 ゆっ くりしたス ピ
ー ドで話 して くれて,聞 き取 りやす く, こち らの 身振 りや手振 りを合わせた言葉 を理解 して く
ださ り,コ ミュニ ケー シ ョンをスム ー ズ に とることができま した。それ によって ,文 法や単語
力 のみでな く,表 情や体 を使 って表 現す る ことが ,コ ミュニ ケー シ ョンには とて も大切である
ことを改 めて実感 しました。 日本 にいる時は ,普 通 にして いる ことなのに,海 外 では言葉 のみ
に頼 ろうとして不安 になって いました。それ を和 らげて くださった のは ,ホ ス トフ ァミリー
また僕たち のため に駆 け つ けて くださつたおばあちゃ んの優 しい笑顔 で した。
,
出発 前 は ,緊 張や 不安 で い
っぱ いで したが ,今 回 の ホ ー
ムステイで ,「 大丈夫 ,何 とか
な る」 と 自信 を もつ ことが で
きま した。 いつ か再 会 した い
と思 い ,必 ず も う一 度 この 場
所 を訪 れ る 約束 の 握 手 を して
ホス トフ ァミ リー と別 れ ま し
た。今後 ,本 格的 に英会話力 を身に付 けるため に,長 期 で海外 に滞在 したい と感 じました。
今 回 の稲沢市 の派遣事業 に参加 でき,貴 重な経験が できた こと,支 えて くれた先生方や家族
にも感謝 して い ます。
今 回 の経験 をきっかけに,少 しで も国際交流 に貢献 できる人にな りた いで す。
忘 れ られ な い想 い
稲沢市立明治 中学校
私 は ,中 学 1年 生 の 時 にオース トラ リア
で ホ ー ム ステ イ を 14日 間 し ま した 。 そ こ
神出
りの
_
で英語 や海外 に興 味 を持 ち始 め ま した。そ
れで今 回海外派遣事業 の募集が あった ので
もう一 度 ホー ムステ イ を した い と思 い応募
,
しま した。 参加 で きる ことが決 まった時
,
す ごくうれ しく思 いま した。
今 回カナダ に行 ってみて思 った ことは
す ご く"あ っ と い う間 "だ った とい う こと
,
です。
私 がホ ー ムステ イ した 家 は 5人 家族 で
ホス トファザ ー ,ホ ス トマザ ー,お 姉 さん
,
一
が 2人 ,そ して弟 が 1人 い ました。ホス トマザ ー は韓国人で ,一 番 上のお姉 さんは もう自立 し
て いて,た まに家 に来 るぐらいで した。家 には庭 に大 きいプール と トランポ リンがあ りました。
カナダに到着 して ,バ ンクーバーの街 を市内観光 した後 ,い よいよホス トフ ァミ リー との対
面式。 ホス トフ ァザ ー が迎 えに来て くれて ,す ごく緊張 して いたけれ ど,「 リラックス , リラ
゛
ックス」と言 って くれたので少 し緊張が ほくれ ました。お姉 さんが家 の紹介 をして くれ ました。
初めはお姉 さんが言 っている ことを理解す るのは難 しか ったけれ ど,少 しず つお姉 さんの話す
ス ピー ドにも慣れ ,理 解 できるよ うにな りました。 ホー ムステ イ初 日は いろ い ろ緊張 して疲れ
て いたので , ぐっす り眠れ ました。 休 日には,ホ ス トフ ァザ ー と散歩 した り,ホ ス トマザ ーや
お姉 さん と一 緒 にシ ョッ ピングに行 った りしました。お土産や アクセサ リー な どを買 いました。
また ,ホ ス トフ ァザ ー とお姉 さん,そ して弟 と一緒 に教会 にも行 きま した。 教会 では,賛 美歌
を歌 った り,聖 書 を読 んだ りして いて,そ の英語 を理解す るのは難 しか ったです。そ の あ と
,
ず っ と緊張 して渡 せず にいた 日本か らの Tシ ャツを渡 しま した。渡 した ときホス トファミ リー
゛
がす ごく喜 んでいたので,す ごく嬉 しかったです。渡 した Tシ ャツをす くホス トファザ ー とお
姉 さんが着 て くれた ので写真 を撮 りました。
ホ ー ムステイ を して ,私 が特 に印象 に残 っている ことが 1つ あ ります。それは,ホ ス トマザ
ーや ホス トファザ ー が作 って くれた料理 です。作 つて くれた料理 は どれ も美 味 しくて,食 事 を
して い るとき も 「味 は どう ?口 にあって いる ?」 な ど,す ごく気 にか けて くれて優 しさを感 じ
るとともに,「 コ ミュニ ケー シ ョンがた くさん とれた。」 とい う嬉 しさもす ごく感 じました。
今 回 ,海 外派遣事業でカナダに来て ,私 は確
実 に行 く前 よ りも成長 で きた と思 います。ホ ー
ムステ イや語学研修 で ,最 初 は発言 した り,聞
き取 った りす る ことが 全 然 で き ませ ん で した
が ,慣 れて くる と長 い言葉 を話す ことができる
よ うにな り,自 分で も正 直驚 きま した。カ ナダ
で い ろいろな経験 をす る ことができて ,そ れ ら
は 私 に とって 忘 れ られ な い 想 い 出 にな りま し
た。 貴重な体験 をさせて い ただき,本 当にあ り
が とうございました。
イ
―
¨ フ
2015. 10. 9
― タ イム
313号 ②
稲 沢市 立 明治 中学校
もうひ とつの家族
稲沢市立 明治 中学校
梶浦
千里
海外派遣事業 でカナダヘ 行 くことが 決 まった瞬間 ,嬉 し
さ と同時 にた くさんの疑 間 が生 まれ ま した。カナダの食事
では どのよ うな もの を食 べ て いるの か ,カ ナダ の 人たちは
どのよ うな生活 を して いるの かな ど,分 か らな い ことばか
りで した。そ こで ,こ の事業 に参加す る一 番 の 目的 を,生
きた英語 を学ぶ ことに しました。
研修 会場 で ,ホ ス トマ ザ ー と初 めて挨 拶 を した とき,僕
に とって話すス ピー ドが速 く,何 を言 って いるのか 分 か りませんで した。けれ ども,ジ ェスチ
ャー を通 して何 とか理解す る ことができ ま した。ホス トファミリーの家 に着 いた ら,ま ず僕 の
家族 をホス トファミ リー に紹介 を しま した。僕 がホー ムステイ した家は,ホ ス トマ ザ ー とホス
トファザ ー ,11歳 の女 の子 と15歳 の男 の子 の 4人 家族 で した。挨拶 をす ると笑顔 で返 して くれ
たため ,緊 張 がほ ぐれ ました。 自己紹介 を した ときバスケ ッ トボー ルが好 きだ と伝 えると,近
くの公 園へ 連れ て行 って くれて ,一 緒 にバスケ ッ トボー ル を しました。
2日 目には ,ホ ス トファミ リーの友人 と一緒 に博物館 へ行 きました。博物館 には , 日の錯覚
を利用 した遊びな どのた くさん の展示物が あ りました。展示物 の説明は難 しい単語 ばか りで僕
が悩 んでいると,ホ ス トファザ ー が簡単な単語 に訳 して くれて理解す る ことができました 。 フ
ァミ リーの家 に帰 ってか らは ,ペ アの子 と 2人 で公 園へ 行 き,バ スケ ッ トボール を しました。
す る と,近 くで 1人 の男 の子 が 遊 んでいたので声 をかけて ,一 緒 にバスケ ッ トボ ー ル を しまし
How old are you?"と 聞 くと,11歳 と教えて くれ ま した。 自分 の話 した英語が伝わ って と
た “
て もうれ しく思 い ま した。それか らそ の子 に 1時 間 くらいシュー トの仕方 を教えなが ら,様 々
な質 問 をしました。些細な ことで も話 してみると,相 手 に考 えが伝 わ ったか伝わ らなか ったか
が分か り,発 音 にも気 をつ けて話す ことができたのでよか ったです。言 い表す ことが難 しい単
語 は ,身 振 り手振 りを使 えば相手 に伝わ る ことが 分 か り,コ ミュニ ケー シ ョンにはジェスチ ャ
ー も重 要 な ことを学 び ました。
3日 目には ,ホ ス トファミリー とバ ンクーバーヘ 買 い物 に行 きました。そ こでは ,ホ ス トマ
ザ ー か らお金 の種類 について 教えて も らい ました。 ま
た ,ホ ス トマ ザ ー には ,語 学研修 の 日のお弁 当を,僕
の好み に合わ せて作 って も らい ま した。ホス トマザ ー
の優 しさを感 じま した。
ホス トフ ァミ リー と過 ごした 日々は ,あ っとい う間
に過 ぎました。別 れ る ときは ,も っと一緒 にいたい と
心か ら思 いました。カナダ の もうひ とつの家族 と過 ご
した 日々は ,僕 の一生の宝物 です。貴 重な機会 を本 当
にあ りが とうございました。
か けが え の な い思 い 出
稲沢市立明治 中学校
山崎
美桜
わた しは この 10日 間 で,生 きた英語 を聞き
日本 とカ ナ ダ との 言語 の 使 われ方 の 違 いを知
,
り,カ ナ ダ の 自然や 町 並 み ,そ して生 活 をそ
の 場 で 見 て ,カ ナ ダ と 日本 の 文化 の 違 い を感
じま した。
バ ンク ーバ ー 到着 の 日,初 めはバ ンクーバ
ー 空港 で の オ ー ル イ ング リッシュ の環 境 や 周
りがす べ て 外 国人 とい う環 境 に圧倒 され て
ホ ー ムス テイで ち ゃ ん とや って い け るか不安
な部 分が あ りま した。バ ンクーバ ー の 観光 が
,
終 わ り, ドキ ドキ しなが ら,ホ ス トフ ァ ミ リ
― との対面式が行われ ました。ホス トファザ ー は ドンさん とい う方で ,初 めて見た とき とて も
優 しそ うに見え,安 心 しました。そのあ と,ホ ームステイ先 に到着す ると,ホ ス トマザ ー が出
迎えて くれ ました。夕食 の時間,ホ ス トマザ ー は私 たちに,た くさんの ことを話 して くれ ,た
くさんの ことを聞 いて くれ ました。ホス トマザ ーの話す ス ピー ドは , 日本で勉強 して いる速 さ
よ り速 く,音 がつなが る こともあ り,聞 き取れな いことが多 く,単 語 を聞き取 って何 を話 して
いたか 予想 しなが ら会話 を しました。 しか し,緊 張 してたので ,質 問 の答 えが ,Yesや Noば か
りになって しまいました。ホー ムステイ の 3日 目, 4日 目になると,次 第 に英語 を聞き取れ る
よ うにな り,も っと話 したいという気持ち が強 くな って いきま した。 単語だけだ つたのが ,つ
なが った文章 として聞き取れ るようにな り,英 語 を聞 くのが楽 しくな りました。ホームス テイ
5日 目,私 たちは ,ア メ リカ との国 境 とな っている ビーチに連れて行 って もらいま した。そ こ
には ,た くさん の人が いて ,海 と一緒 に,ア メ リカ の街 を見て い ました。違 う国が見 える とい
うのは,特 別な感 じが して うれ しか ったです。ホー ムステイ最後 の 日,私 たちはホス トフ ァミ
リー に感謝 の気持ち と,日 本 について知 って も らいた い とい う思 いで ,そ うめんを作 りました。
ホス トマザ ー は,初 めは箸 を使 っていたけれ ど,う ま く使 えず ,フ ォー クにかえて食 べ て いて
文化 の違 い を感 じました。ホス トマザ ー はそ うめんを笑顔で食 べ て くれて ,喜 んで いた ので
作 ってよか った と思 い ました。 6日 間 のホ ー ムステイが終わ り,ホ ス トファミ リー とのお別 れ
の 時が来 た とき ,ホ ス トフ ァ ミ リー と仲 良 く
,
,
なれ て い た と ころだ った ので ,悲 しか ったで
す。
この 10日 間 の研修 は ,私 に とってか けが え
の な い体験 とな り,コ ミュ ニ ケ ー シ ョンの大
切 さを感 じ,そ して 私 自身成長 す る ことが で
きました。これか ら,さ らに英語 の勉強 を し
いろ い ろな人 と コ ミュ ニ ケー シ ョンが とれ る
,
よ うにな りた い と思 い ます。そ して ,こ の貴
重な体験 を一 生 の思 い出 として心 に焼きつ け
,
これか らの生活で役 立てて いきたいです。