総務部 部課長方針

<平成27年度>
総務部 部課長方針
総務部長
川 﨑 文 也
庶務課長
安 治 直 尚
人事課長
伊 東 信 也(次長)
政策企画室長
根 津 賢 治(次長)
財政課長
相 馬 一 富
税務課長
藤 野 聡 雄
納税推進室長
田 上 正 行(次長)
平成25年度 部長方針
27年度 部長方針
部
総務部
部長
川﨑 文也
部の運営方針
1.業務遂行にあたっての基本的スタンス
~市民に信頼される行政を目指す~
○総務部は行政全体の管理運営を担っていることを意識し、常に必要な情報収集と分析・評価を行い、
PDCAサイクルを活かした行政運営に努める。
・行政課題に機動的に対応できる組織運営
・費用対効果を意識した行政運営による財政の健全化
・市民との協働の更なる推進と職員の育成
○業務遂行にあたっての共通事項
・職員が常に高い能力を発揮できるよう心身ともに健康管理を徹底
・部内情報の共有化のための部内会議の定期的な開催
2.重点的に取り組む事業とその目標
○本年度は「コンパクトシティ蕨」将来ビジョン推進プラン(H27~31)の初年度であることから、プランの
目的である市民との協働をいちばんの推進力として、持続可能な都市経営を着実に推進していく。
(重点推進項目)
・「コンパクトシティ蕨」将来ビジョン及び推進プランの着実な推進
・ファシリティマネジメント推進のための白書の策定
・マイナンバー制度への確実な対応
・土地開発公社経営健全化の着実な推進
・市債残高の削減や基金残高の確保など財政の健全化の推進
・人財育成基本方針(パワハラ防止要綱制定含む)による職員の育成と組織力の強化
・市税等市債権回収対策の強化と収納率の向上
・税制改正に伴う条例改正やシステム改修への適切な対応
・まち・ひと・しごと創生人口ビジョン・総合戦略の策定
3.部員に求める必要な心構え
○業務遂行にあたっての共通事項
・全体の奉仕者である公務員としての高い職業倫理を持ち、公平、公正、誠実に職務を行う。
・職務についての自己研鑽に努め、「行政のプロフェッショナル」として、市民に信頼される職員を目指
す。
・「蕨市のため、市民のために自ら考え、持てる知恵と力を発揮できる職員」として、多様化するニーズに
対応できるよう常に情報収集に努め、問題意識を持って職務を行う。
・挨拶の励行や報告・連絡・相談を徹底し、職員全員が意欲を持ちお互いを高めあえる活気あふれる職
場づくりに努める。
平成27年度 課長方針
部課
総務部 庶務課
安治 直尚
課長
課の運営方針
○接遇サービスの更なる向上
・窓口の対応では、相手からではなく、まずこちらからお声掛けする。
・電話の応対では、2コール以上お待たせしない。
・さわやかに、おはようございます!感謝の意味を込めて、ありがとうございます!の挨拶を徹底す
る。
○法令順守と創意工夫(迅速かつ適切な対応/担当業務に対しプロとしての責任感を持って対応す
る。)
○業務の遂行に当たっては、情報を共有し、報告・連絡・相談を忘れず、相互に協力し合う。
○業務マニュアルを日々改善する。
☆「蕨市の行政運営に係る長期計画『コンパクトシティ蕨』将来ビジョン」及び「実現計画」における庶務
課所管の推進項目の着実な推進。
主要事業
事業名
国勢調査の円
滑な実施
事業内容
調査区数656、指導員数66人、
調査員数437人といずれも前回
(平成22年)を上回る規模となる。
また、パソコン・スマートホン等を利
用したオンライン回答が導入され
る。
目標
調査の円滑な実施に向けて調査員・指導員への
説明会を実施し、事故等のない円滑な調査の実
施に努める。
併せて、オンライン回答を積極的に啓発するとと
もに、調査客体の完全把握に努める。
番号法の完全 個人番号の付番が始まる平成27
番号法に関する例規整備情報提供サービスを活
施行に向けた準 年10月1日までに、蕨市個人情報
用し、期限までの改正を実施する。
備
保護条例の改正が必要となる。
市庁舎の計画
的な保全等
①乳幼児を連れた男性も利用ができるよう、ベ
市庁舎の長寿命化を図るため、現
ビーシート等を地下の障害者トイレに設置する改
庁舎の改修及び機械設備等の更
修工事を行う。
新、修繕等を計画的に行う。
②その他、必要な修繕を行う。
①H25年度に策定した「健全化計画(H25~H33)」
に基づき、引き続き、簿価の縮減に努める。
②7月末頃を目途に中央3丁目の「時間貸し駐車
場」(地積438.63㎡、簿価834,455,754円)の買い戻
しを行う。
土地開発公社
の健全化
長期保有土地の縮減に努める。
市有財産の売
却と有効活用
事業に供する見込みのない普通財 ①事業に供する見込みのない市有地を選定し、
産である市有地の売却及び有効活 積極的に売却を進める。
用を促進する。
②その他、市有地の有効活用を随時検討する。
「芸術・文化活動への支援と地域
の人材活用」や「芸術・文化活動の
市民会館の維
発表機会の充実」を図るため、市
持管理に必要な
民会館指定管理者と連携しなが
改修等
ら、施設の必要な修繕等を実施す
る。
①構造上一体の建物である中央公民館・勤労青
尐年ホームと併せて、耐震診断を行う。
②老朽化した舞台スクリーンの改修工事を行う。
③必要な修繕(見積り額30万円以上)を行う。
④H28年度からH32年度に係る指定管理者の募
集及び選定を行う。
平成27年度 課長方針
部課
総務部 人事課
伊東 信也
課長
課の運営方針
○蕨市人財育成基本方針に基づき、公務員制度改革等、組織環境が大きく変動するなかにあっても、
時代の変化に対応し、職員一人ひとりが生き生きと働き、市民のために高いパフォーマンスを発揮でき
る組織となるための環境整備に努める。
○「コンパクトシティ蕨」将来ビジョン推進プランを進めるため、以下の推進項目について重点的に取り組
む。
・公務員制度改革に対応した人事管理の見直し
・有用な人材の確保
・健康で元気に働く職員・職場づくりの推進
・窓口応対等に関する市民評価の実施
・職員の能力開発機会の充実
○本課の職員の基本姿勢として、
・蕨市人財育成基本方針に掲げる職員像を目指して、常に自己研鑽と情報収集に励み、専門知識を
高めて業務に精通するとともに、互いに情報共有・点検を行い、人事・研修・給与・厚生各業務の
精度を高めていく。
・市民評価の実施等の窓口サービス向上運動の先頭に立ち、率先して挨拶の励行等、接遇力の強
化を図る。
主要事業
事業名
事業内容
改正地方公務員法に対応した、能
公務員制度改 力及び実績に基づく人事管理の徹
革に対応した人 底と退職管理の適正の確保に取り
事管理の見直し 組む。
職員の採用のあり方について、昨
有用な人材の確 年の採用試験における課題をふま
保
えつつ、さらなる改善に努める。
目標
平成28年4月1日に予定される改正地方公務員法
について、本市の課題をふまえた検討を行い、関
係例規等の整備を行う。
平成27年度も引き続き、採用職種、求める人材に
応じた工夫を行う。
職員のメンタルヘルス対策やハラ 平成27年度中にパワーハラスメント防止にかかる
健康で元気に働 スメント防止対策の充実等、更なる 要綱を整備し、職員に周知する。
く職員・職場づく 職場環境づくりに努める。
職員一人ひとりの健康管理やメンタルヘルス向上
りの推進
に資するよう啓発を推進する。
職員の窓口対応等について、相手 窓口アンケートを実施(12月頃)し、その調査結果
窓口応対等に関 の立場や目線で応対がされている をもとに全庁に改善を促す等、職員の接遇の改
する市民評価の か調査し、接遇の改善・向上に努 善・向上に努めるとともに、結果について市民に
実施
める。
公表する。
蕨市人財育成基本方針に基づき、 各種専門研修や講師養成講座研修等、本市の課
職員の能力開 各種研修や人事評価制度等を通し 題に対応した研修機会の確保に努める。また、職
員の資格取得支援制度の検討を行う。
発機会の充実 て、職員の能力開発を進める。
特定事業主行
動計画の策定
次世代育成支援対策推進法に基 国の策定指針や本市の現状と課題をふまえて、
づき、本市の次期特定事業主行動 年度内に次期特定事業主行動計画の策定を行
計画の策定を行う。
う。
平成27年度 課長方針
部課
総務部 政策企画室
根津 賢治
室長
課の運営方針
・法令順守と創意工夫(常にプロとしての責任感を持ち、自己研さんに努め、質の高い業務が行えるように心がけ
る)。
・業務遂行に当たっては、情報を共有し、報告・連絡・相談を忘れず、相互に協力し合う。また、業務上の課題に対し
ては、室内全員で議論し解決する。
・まち・ひと・しごと創生法に基づき、蕨市の実情や地域特性を踏まえた「地方人口ビジョン」及び「地方版総合戦略」
を策定する。
・「コンパクトシティ蕨」将来ビジョンの推進に向け、今年度スタートした将来ビジョン推進プランの着実な推進を目指
す。
・各情報システムが安全かつ安定的に使用できるよう管理を行う。
・マイナンバー制度のシステムの構築に全力で取り組む。
主要事業
事業名
事業内容
蕨市将来構想に掲げた、まちの将来
「コンパクトシティ 像「安心とにぎわい みんなにあたた
蕨」将来ビジョン かい 日本一のコンパクトシティ蕨」の
の進行管理
実現に向け、将来ビジョンの進行管
理を行う。
公共施設等マネジ 公共施設等の総量や利用状況、経費
メント白書の作成 などの実態を一元的に把握するため
【プラン実施項目】 の基礎資料となる白書を作成する。
マイナンバー制 平成28年1月から利用開始となるマ
度のシステム構 イナンバー制度のシステムを構築す
築
る。
地方人口ビジョ
まち・ひと・しごと創生人口ビジョン及
ン及び地方版総
び総合戦略を策定する。
合戦略の策定
市民参画・協働 市民と行政が同じ目標に向かって、
を推進する条例 市民参画・協働のまちづくりを進めて
の適切な運用
いくため、そのよりどころとなる条例の
適正な運用を行う。
目標
将来ビジョンに掲げた施策等の主要な事業の
概要、事業費などを示した3年間の実行計画を
作成し、毎年ローリングによる見直しを行うとと
もに、今年度スタートした推進プランの実施項目
の着実な推進を目指す。
地方自治研究機構との共同による調査研究事
業として実施する。
公共施設等の現状把握と課題整理、維持更新
費用のシミュレーション分析等を行い、その結果
を取りまとめた白書を作成する。
平成27年10月から個人番号を市民へ通知し、
平成28年1月よりマイナンバーの利用が開始さ
れることから、国の示す開発スケジュールに基
づき、各種情報システムの構築作業を遅滞なく
進めていく。
国が策定した「長期ビジョン」及び「まち・ひと・し
ごと創生総合戦略」を勘案しつつ、本市におけ
る人口の現状と将来展望を示した人口ビジョン
を策定し、これを踏まえて、本市における「まち・
ひと・しごと創生総合戦略(地方版総合戦略)」を
策定する。
市民及び職員に対し、引き続き本条例の趣旨
等の周知を行うとともに、適正な運用に努める。
平成26年度における市民参画手続き状況や協
働事業などについて意見等をいただくため「み
んなで創るわらび推進条例市民懇談会」を開催
する。
懇談会からの意見をもとに市民参画と協働の実
施状況を取りまとめ公表する。
マスコットキャラクター「ワラビー」の着ぐるみを、
マスコットキャラク
マスコットキャラクター「ワラビー」の着
ターの有効活用
親しみやすいデザインにリニューアルし、イベン
【プラン実施項目】 ぐるみをリニューアルし、活用を図る。 ト等で活用を図る。
部課長方針の更な 目標を明確にした業務管理を徹底す 引き続き、平成27年度の部課長方針を作成・
る活用
るため、引き続き部課長方針を作成 公表するとともに、年度末までに検証作業を行
【プラン実施項目】 する。
いその内容についても公表する。
平成25年10月に稼働した財務会計システム、
基幹系システム・財務会計システムな 平成26年1月にオープン化した基幹システム等
情報システムの
どを安全・確実に運営できるよう努め 各種システムを安全・確実に運用するために、
運営
る。
機器及び、システムのメンテナンスを行ってい
く。
平成27年度 課長方針
部課
総務部 財政課
相馬 一富
課長
課の運営方針
・効率的で持続可能な財政運営の推進にあたり、経費節減努力を続けること。
・最尐の経費で最大の行政効果を挙げること。
・知識の習得に日々自己研鑽するとともに、新たな事務に積極的に取り組むこと。
・前例踏襲ではなく、新たな発想、広い視野で思考すること。
主要事業
事業名
土地開発公社
経営健全化
【プラン推進項目】
公共施設の耐
震化
事業内容
平成33年度までの土地開発公社
経営健全化計画を着実に実施
目標
土地開発公社の経営健全化に向けて、計画に位
置付けられた土地の買戻しを図る。土地開発公
社への借入金利子相当の補助金を削減。
公共施設の耐震化について、施策
公民館・市民体育館等の公共施設の耐震化促進
の優先度を高めて財源を確保し、
に向け、財源を確保し、予算化を図る。
配分
地方公会計の
財務書類作成の基礎資料となる固 固定資産台帳の整備に向けて、庁内体制を整備
統一的な基準に
定資産台帳の整備を関係部課と連 し、公有財産台帳との照合、実地調査など、資産
よる財務書類の
携し、作業を進める。
の棚卸、データ作成に取り組む。
段階的整備
市内業者の受
注機会を確保
各契約案件について、市内業者の受注機会の確
各契約案件について、市内業者の 保に努め、100万円以下の修理・修繕については
受注機会の確保に努める。
小規模修理・修繕契約希望登録業者の活用を図
る。
平成27年度 課長方針
部課
総務部 税務課
藤野 聡雄
課長
課の運営方針
○公平・公正かつ適正な課税を行う。
・課税客体や課税内容の的確な把握のために、実態調査をはじめとした必要な調査を随時行う。
・常に法令を遵守し、税制に関する知識の習得に努め、併せて事務能力の向上を図る。
・税制改正に伴う条例の改正や税務システムの改修など、適切な課税環境を維持する。
○市民に信頼される税務行政を推進する。
・親切かつ丁寧な応対をすることで、市民の方に「さわやかな窓口サービス」を提供する。
・課税の仕組み等を説明する際には、相手の立場に立った分かりやすい説明を心掛ける。
・個人情報の管理を厳重に行う。
主要事業
事業名
市県民税賦課
業務
事業内容
市民税の課税客体である個人・法 個人は課税資料や扶養関係の資料収集に、法人
人の所在並びに所得を的確に把 については新規及び休廃業等営業実態の把握に
握し、適正かつ公平な賦課を行う。 努め、必要に応じて調査を行う。
固定資産税及び都市計画税の課
固定資産税及び
税客体である土地・家屋・償却資
都市計画税賦
産を的確に把握し、適正かつ公平
課事業
な賦課を行う。
軽自動車税賦
課業務
目標
土地・家屋については、登記済通知書や公図等
を活用して、課税客体の現況を調査する。
償却資産については、未申告事業所等の調査を
行う。
市内に定置場を持つ軽自動車等
軽自動車等の所有状況の確認、通知の送付など
の所有者に対し、適正かつ公平な
の実態調査を行う。
賦課業務を行う。
各種媒体による広
納税通知書用封筒等への有料広
告事業の実施
【プラン推進項目】 告掲載を積極的に進める。
市全体の実施要件を踏まえて、広告掲載につい
て引き続き情報収集に努める。
平成27年度 課長方針
部課
総務部 納税推進室
田上 正行
室長
課の運営方針
・納期内に納税している大多数の納税者との「公平性を確保」する。
・行政サービスを継続的かつ安定的に提供するため、自主財源である「税収を確保」する。
・徴税吏員の権限を最大限発揮し、効率的かつ効果的な滞納整理を進める。
主要事業
事業名
事業内容
目標
・催告(差押予告)書の送付
現年課税分の滞納者に年度内の納付を促し、新
現年課税分の徴 ・大口滞納者の早期納税相談
規滞納の抑制を図る。
収強化(新規滞納 ・大口固定資産税滞納は不動産の
・市税収納率目標98.1%
の抑止)
差押
・国保税収納率目標86.6%
・財産調査の強化
・差押処分の強化
(換価しやすい預金・生命保険・給
与などの債権)
・延滞金徴収の徹底
滞納繰越分の圧縮
・累積滞納者の納税相談の実施
・担税力、財産のない案件は処分
を停止する。
・困難事案については、県の徴収
対策を活用し、連携を強化する。
納税環境の整備
・差押処分目標件数400件
・換価額目標8,000万円
・延滞金徴収目標5,000万円
・現滞合計市税収納率目標92.0%
・現滞合計国保税収納率目標57.0%
・納税相談により自主納付を促し、早期の完納を
目指す。
・休日納税相談、納税窓口の拡充
納税者の納付機会を拡大し、納付しやすい環境
・口座振替の加入促進
づくりに努め、納期内納付の向上を目指す。
・さらなる納税機会の拡充の検討
・市税については、納税相談を実
施し、自主納付を促し、納税相談に
応じない者は差押などの滞納処分
市税等市債権回
を進める。
収対策の強化【プ
・自立執行権のない私債権につい
ラン推進項目】
ては、悪質な場合、司法に委ね強
制執行により債権回収の実現を図
る。
蕨市債権管理対策委員会において、各主管課の
収納状況や取組状況について、報告や意見交換
を行い、債権回収に対する共通認識を持ち、積極
的に債権回収に努める。