九経マンスリー - 経済産業省九州経済産業局

九経マンスリー
平成２８年３月９日
九州経済産業局
今月の管内経済動向：九州地域の経済は、緩やかに持ち直している。
生産は横ばい傾向。輸出は足踏み。個人消費は緩やかに持ち直している。雇用情勢は改善している。
国内需要や海外経済の動向などを引き続き注視する必要がある。
概
況
１．生産動向
1 月の鉱工業生産指数（季節調整済）は、100.4 で前月比+0.5％と 3 か月ぶりの
増加となった。
２．設備投資動向
27 年度の設備投資計画は、製造業は前年度比+72.4％、非製造業は同▲
5.6％、全産業では同+29.9％と前年度を上回る見込み。
３．貿易動向
1 月の輸出額は、前年同月比▲14.4％と 2 か月連続の減少、輸入額は同▲
30.3％と 13 か月連続の減少となった。
４．消費動向
九州の主要経済指標（２８年１月）
■生産動向【九州経済産業局】
生産指数
100.4
（参考）出荷指数
103.6
在庫指数
123.6
前月比
0.5
▲0.2
1.7
前年比
▲7.9
▲9.0
4.0
■設備投資動向【日本銀行福岡支店】（26 年度、27 年度計画 )
26 年度
2７年度
全産業
11.9
29.9
製造業
12.8
72.4
非製造業
11.1
▲5.6
■貿易動向【財務省】
輸出通関額
434,374 百万円
輸入通関額
397,832 百万円
▲14.4
▲30.3
●百貨店・スーパー販売額
1月の百貨店・スーパー販売額は1,291億円で前年同月比+1.2％と2か月連続の
増加となった。百貨店は 460 億円で同▲5.8％と 3 か月連続の減少、ス－パ－は
831 億円で同+4.9％と 2 か月連続の増加となった。
■百貨店・スーパー販売額【九州経済産業局】
合計
129,054 百万円
百貨店
46,003 百万円
スーパー
83,051 百万円
1.2
▲5.8
4.9
●コンビニエンス・ストア販売額
1月のコンビニエンス・ストア販売額は847億円で、全店では前年同月比+10.1％と
52 か月連続の増加となった。店舗数は 5,031 店となった。
■コンビニエンス・ストア販売額【九州経済産業局】
商品販売及びｻｰﾋﾞｽ売上高
84,706 百万円
店舗数
5,031 店
10.1
7.2
●乗用車新車登録・届出台数
1 月の乗用車新車登録・届出台数は、小型車、軽自動車が前年を下回り、乗用
車全体で前年同月比▲9.3％と 13 か月連続の減少となった。
■ 乗用車新車登録・届出台数【福岡県自動車販売店協会等】
乗用車計
33,873 台
▲9.3
普通車
10,309 台
20.8
小型車
8,929 台
▲18.1
軽自動車
14,635 台
▲18.4
●家計調査
1 月の消費支出（二人以上の世帯）は 26 万 1,864 円で、前年同月比▲1.9％と 2
か月ぶりの減少となった。可処分所得（勤労者世帯）は、同+2.6％と 2 か月連続の増
加となった。
■家計調査
【総務省】
261,864 円
（実質）▲1.9
333,008 円
（実質） 2.6
平均消費性向（季調値、全国） 72.3％
▲2.2
消費支出
（二人以上の世帯）
●家電販売額
1 月の家電販売額は 281 億円で、前年同月比+6.1%の増加。生活家電、通信家電
が好調だった。
●旅行取扱高
1 月の九州の主要旅行業者 3 社の旅行取扱高は、国内旅行は前年同月比
+2.9%と 3 か月ぶりの増加、海外旅行は同▲3.1％と 16 か月連続の減少、合計では
同+1.7％と 3 か月ぶりの増加となった。
●賃金（現金給与総額）
12 月の賃金（5 人以上の事業所）は、全産業では前年同月比+2.4％と 3 か月連
続の増加、製造業では同+2.8％と 4 か月ぶりの増加となった。
５．住宅建設動向
1 月の新設住宅着工戸数は、持家、分譲住宅が前年を下回り、全体では前年同
月比▲2.3％と 2 か月連続の減少となった。
６．物価動向
可処分所得
（勤労者世帯）
■家電販売額【九州経済産業局】
販売額前年同月比
■旅行取扱高【九州運輸局】
国内旅行
8,327 百万円
海外旅行
1,959 百万円
合計
10,286 百万円
■賃金【各県】（２７年１２月）
全産業
製造業
6.1
2.9
▲3.1
1.7
2.4
2.8
■住宅建設動向【国土交通省】
住宅着工計
6,340 戸
持家
2,286 戸
貸家
3,048 戸
分譲住宅
884 戸
▲2.3
▲1.7
3.0
▲24.3
■企業倒産動向【㈱東京商工リサーチ福岡支社】
倒産件数
57 件
負債金額
26,382 百万円
▲12.3
209.4
1 月の消費者物価指数(九州)は、103.5 で前年同月比+0.5 と 32 か月連続で上昇
（前月比は▲0.4％）。国内企業物価指数は、100.1 で.前月比▲0.9％と 8 か月連続
の低下（前年同月比は▲3.1％）。
■物価動向【日本銀行・総務省】
消費者物価指数（九州）
103.5
▲0.4
0.5
７．雇用動向
企業物価指数（全国）
100.1
▲0.9
▲3.1
1 月の新規求人倍率は前月比+0.07 ポイントの 1.73 倍、有効求人倍率は前月比
■雇用動向【九州各労働局】
▲0.01 ポイントの 1.10 倍となった。
新規求人倍率（季調値）
1.73 倍
0.07
0.25
月間有効求人倍率（季調値）
1.10 倍
▲0.01
0.13
８．公共投資動向
1 月の公共工事請負金額は、前年と比較して県、市町村、独立行政法人等が減
■公共投資動向［工事請負］【西日本建設業保証㈱】
少し、全体で前年同月比▲13.5％と 18 か月連続の減少となった。
請負金額
675 億円
▲13.5
９．企業倒産動向
1 月の倒産件数は前年同月比▲12.3％と 2 か月連続の減少、負債金額は
同+209.4％と 2 か月ぶりの増加となった。
（注）・「1 ．生産動向」の指数は季調値、ただし前年比は原数値で比較。
・「 3 ．貿易動向」は、九経マンスリー平成 2 6 年 3 月版から、山口・沖縄を含まない。
・「 4 .消費動向」中、消費支出・可処分所得の前年比は、算出にあたって消費者物価指数（総務省）により実質化。また、平均消費性向は前月差、前年差で表記。
九経サマリ－
― 最近の九州経済の動向について ―
平成２８年３月９日
九州経済産業局
１．生産動向
（１）全体
1 月の鉱工業指数（季節調整済）は、前月比で生産が+0.5％、出荷が▲0.2％、在庫が+1.7％となった。生産は、
横ばい傾向。
(平成22年=100）
26年　27年　項目
R 27年　27年
R
1～3
4～6
7～9
10～12
10月
11月
12月
1月
102.8
104.9
104.6
100.5
101.5
103.5
101.0
99.9
100.4
-
4.2
▲ 0.3
▲ 3.9
1.0
3.0
▲ 2.4
▲ 1.1
0.5
2.5
1.1
4.7
3.4
0.8
2.0
2.1
▲ 1.8
▲ 7.9
98.3
97.1
97.6
98.8
97.9
96.2
99.8
▲ 1.4
▲ 1.2
0.5
1.4
▲ 0.9
▲ 1.7
3.7
▲ 0.4
▲ 0.5
▲ 1.4
1.7
▲ 1.9
▲ 3.8
109.6
104.1
106.8
112.7
103.9
103.8
103.6
0.6
▲ 5.0
2.6
6.9
▲ 7.8
▲ 0.1
▲ 0.2
九
100.3
-
季調済指数
州
2.8
前月比：％
全
99.0
98.1
99.7
-
-
1.5
国
2.1
▲ 0.9
▲ 2.1
▲ 0.5
九
103.1
107.2
108.9
-
-
4.4
生　産
前年比：％
出　荷
R 28年　P
季調済指数
州
2.4
4.0
2.4
7.6
3.7
2.3
9.0
0.0
▲ 1.7
▲ 9.0
前月比：％
全
98.2
97.1
99.2
96.8
96.2
96.6
98.8
96.4
94.7
97.9
-
-
1.7
▲ 2.4
▲ 0.6
0.4
2.1
▲ 2.4
▲ 1.8
3.4
国
1.3
▲ 1.1
▲ 2.4
▲ 0.3
▲ 0.6
▲ 0.8
▲ 0.8
0.7
▲ 2.5
▲ 5.9
九
114.4
121.8
122.2
122.5
129.3
121.5
124.6
124.1
121.5
123.6
-
-
7.1
0.2
5.6
▲ 6.0
▲ 3.6
▲ 0.4
▲ 2.1
1.7
前年比：％
在　庫（末）
季調済指数
州
3.6
6.5
8.6
8.1
11.9
6.5
7.3
8.1
6.5
4.0
前月比：％
全
112.3
112.3
113.4
114.6
113.6
112.3
111.4
111.9
112.3
112.0
-
-
1.0
1.1
▲ 0.9
▲ 1.1
▲ 1.9
0.4
0.4
▲ 0.3
国
6.2
0.0
6.2
4.0
2.1
0.0
0.2
前年比：％
▲ 0.4
0.0
0.2
（注）年の指数は原指数
鉱工業生産指数の推移（季節調整済）
110
（
生
産105
指
数
）
季
100
節
調
整
済
95
九州
平成28年1月
九州 100.4 (前月比+0.5%)
全国 99.8 (前月比+3.7%)
90
全国
85
22/1
5
9
23/1
5
9
24/1
5
9
25/1
5
9
26/1
5
9
27/1
5
9
28/1
（平成22年=100）
出所：経済産業省、九州経済産業局
-1-
（２）主要業種生産指数
業種別の前月比をみると、電子部品・デバイス工業（前月比+14.5%）、電気・情報通信機械工業（同+19.1%）、
非鉄金属工業（同+28.7%）など１５業種中 8 業種が上昇し、はん用・生産用・業務用機械工業（同▲11.9%）、輸
送機械工業（同▲3.8%）、金属製品工業（同▲4.0%）など 7 業種が低下した。
（平成22年=100）
26年
27年
27年
R
1～3
4～6
R 27年
7～9 10～12
10月
107.2
9.7
3.2
82.9
▲ 3.8
3.4
106.1
8.5
3.8
92.5
8.7
2.4
114.3
111.1
116.6
▲ 0.9
10.1
8.1
5.6
▲ 7.5
▲ 1.4
1.3
3.5
▲ 2.9
3.3
101.8
99.9
102.6
100.5
99.4
鉄鋼業
九州
1.3
▲ 1.9
0.0
▲ 2.0
▲ 1.1
九州
w=569.3
全国
w=391.1 全国
1.0
▲ 5.7
▲ 0.7
▲ 4.1
▲ 0.9
（注）業種の下段の数値は各業種のウエイト。
年・年度は原指数とその前年比。四半期及び月は季節調整済指数とその前期（月）比
▲ 2.8
▲ 0.1
97.3
▲ 2.1
0.7
3.2
▲ 1.4
94.3
▲ 5.2
1.3
輸送機械工業
九州
全国
九州
w=2448.7
w=1912.4 全国
電子部品・デバイス工業
九州
w=1229.9
w=818.6 全国
九州
全国
97.9
▲ 2.1
1.8
83.6
8.3
9.0
105.0
7.3
▲ 2.8
88.9
6.3
6.4
110.4
16.2
2.1
93.7
3.4
1.1
103.9
▲ 5.9
▲ 2.3
94.2
0.5
▲ 0.8
97.7
▲ 6.0
▲ 2.0
86.2
▲ 8.5
▲ 5.8
105.6
116.3
117.0
123.6
化学・石油石炭製品工業
九州
w=825.9
w=1277.4 全国
(※全国は化学工業)
九州
全国
11月
106.4
0.3
▲ 0.1
81.5
▲ 11.9
▲ 1.4
R 28年　P
12月
1月
109.2
2.6
▲ 2.0
74.6
▲ 8.5
▲ 3.9
105.0
▲ 3.8
2.9
85.4
14.5
6.3
109.7
107.0
109.5
▲ 5.9
▲ 1.8
97.3
3.2
▲ 0.1
▲ 2.5
0.3
100.2
3.0
▲ 0.2
2.3
99.8
▲ 0.4
1.7
業種別生産指数の推移（季節調整済）
130
輸送機械工業
120
化学・石油石炭製品工業
生 110
産
指
数 100
鉄鋼業
（
）
季
節 90
調
整 80
済
電子部品・デバイス工業
70
60
輸送機械工業
50
平成28年1月
輸送機械工業
電子部品・デバイス工業
化学・石油石炭製品工業
鉄鋼業
電子部品・デバイス工業
鉄鋼業
40
化学・石油石炭製品工業
30
22/1
5
9
23/1
5
9
24/1
5
9
25/1
5
105.0 (前月比 ▲3.8％)
85.4 (前月比 +14.5％)
109.5 (前月比 +2.3%)
99.8 ( 前月比 ▲0.4％)
9
（３）自動車生産動向
26/1
5
9
27/1
5
9
28/1
平成22年＝100
出所：経済産業省、九州経済産業局
1 月の自動車生産台数は 99,589 台で、前年同月比▲17.2％と 5 か月ぶりで減少した。
26年 27年 27年
R 27年
R
1～3
4～6
10月
11月
九州
▲ 3.6
4.2
▲ 0.3
3.6
8.0
6.3
7.5
8.6
前年比：％全国
1.4
▲ 5.1
▲ 6.9
▲ 9.6
▲ 4.4
1.0
▲ 0.5
6.1
項　目
生産台数
7～9 10～12
R 28年　P
12月
1月
2.8 ▲ 17.2
▲ 2.3
-
（出所）経済産業省、九州経済産業局
（４）IC 生産動向
1 月の IC の生産数量は前年同月比▲12.1％と 7 か月連続の減少、生産金額は同▲22.0％と 7 か月連続
で減少した。
26年
項　目
生産数量
九州
前年比：％全国
生産金額
九州
前年比：％全国
27年
2.1
8.0
3.3
4.9
R
27年
1～3
４～６
7.5
▲ 0.8
1.2
4.8
34.2
5.6
16.2
14.8
22.9
0.8
12.8
13.7
R 27年
７～９ 10～12
10月
11月
R 28年 P
12月
1月
▲ 5.6 ▲ 11.6 ▲ 13.5 ▲ 11.1 ▲ 9.8 ▲ 12.1
▲ 1.0 ▲ 8.1 ▲ 3.0 ▲ 0.5 ▲ 22.1
▲ 4.9 ▲ 14.0 ▲ 1.9 ▲ 15.9 ▲ 25.1 ▲ 22.0
2.1 ▲ 8.2 ▲ 3.6 ▲ 2.5 ▲ 18.0
（出所）経済産業省、九州経済産業局
-2-
２．設備投資動向
平成 27 年度の設備投資（計画）は、製造業は前年度比+72.4％と前年を大幅に上回り、非製造業は同▲5.6％と前年を下
回り、全産業は同＋29.9％と 3 年連続で増加する計画となっている。
（前年度＜前年同期＞比、％）
26年度
27年度
26/上期
（計画）
製造業
非製造業
（除　電気・ガス）
全産業
（除　電気・ガス）
下期
27/上期
修正率
下期
修正率
（計画）
修正率
12.8
72.4
0.7
9.1
15.9
81.9
0.0
64.9
1.4
11.1
▲ 5.6
0.8
21.1
5.0
▲ 3.3
2.8
▲ 7.2
▲ 0.6
11.9
29.9
0.8
15.1
9.6
37.2
1.0
24.6
0.6
4.3
7.8
1.3
1.8
6.3
4.8
▲ 6.4
10.1
7.9
（参考）全国
(出所)日本銀行福岡支店　九州・沖縄「企業短期経済観測調査」12月
３．貿易動向
（輸出）2 か月連続の減少（前年同月比▲14.4％）
１月の輸出は主要品目別では、鉄鋼（前年同月比▲27.0％）が 6 か月連続、半導体等電子部品（同▲18.6％）
が 3 か月連続、船舶（同▲9.9％）が 2 か月連続、自動車（同▲3.6%）が 5 か月ぶり、有機化合物（同▲8.7％）が 6
か月連続で減少した。
地域別でみると、EU（同+3.6%）が 4 か月連続で増加したものの、アメリカ（同▲33.8％）が 2 か月連続、中国（同▲
15.0％）、韓国（同▲14.3％）が 3 か月連続、ASEAN（▲23.5%）が 6 か月連続で減少した。
（輸入）13 か月連続の減少（前年同月比▲30.3％）
1 月の輸入は主要品目別では、原油及び粗油（同▲56.8％）が 8 か月連続、液化天然ガス（同▲68.5％）が 12 か月
連続で減少した。
地域別でみると、中東（同▲58.5％）は 15 か月連続、中国（同▲17.1％）は 5 か月連続で減少した。
26年
輸出通関額（円）
九州
前年比：％全国
輸入通関額（円）九州
前年比：％全国
対アジア
輸出
前年比：％輸入
為替レート（￥/＄）
（期中平均）
原油輸入価格
（ＣＩＦベース＄/Ｂ）
27年
2.7
27年
3.3
4.8
3.5
3.0 R ▲ 16.6
5.7 R ▲ 8.7
27年
1～3
5.8
4～6
10.1
9.0
6.7
▲ 12.4
▲ 11.6
▲ 9.3
▲ 5.1
4.5
▲ 2.0
8.8
1.6
15.7
1.4
105.85
121.03
119.07
105.11
55.00
56.14
2.9
10.4 R
7～9
4.2
28年
10～12
▲ 5.8
10月
▲ 6.4
▲ 4.6
▲ 23.9
▲ 5.8 R ▲ 13.9
▲ 2.2
▲ 19.0
▲ 13.3
▲ 3.3
▲ 8.0 R ▲ 12.9
▲ 24.0 R ▲ 28.1 P ▲ 30.3
▲ 10.2 R ▲ 18.0 P ▲ 18.0
▲ 11.5
▲ 9.8 R ▲ 16.8
▲ 10.6 R ▲ 16.6 P ▲ 8.6
3.7
▲ 18.4 R
11月
2.0
12月
1月
▲ 12.1 R ▲ 14.4
3.9
▲ 0.5 R
▲ 7.7
▲ 9.8
▲ 2.0
▲ 0.9
121.35
122.23
121.48
120.06
122.54
121.84
118.25
59.57
58.20
46.19
47.91
47.50
43.51
37.01
九州の輸出入通関額の推移（月別）
1000
50
平成28年1月九州輸出入通関額
輸出 4,344億円（前年同月比▲14.4%）
輸入 3,978億円（前年同月比▲30.3%）
900
40
800
30
700
20
（
10
）
0
400
▲10
300
▲20
200
▲30
100
▲40
輸出額
輸入額
輸出前年比
輸入前年比
▲50
H24.1
5
9
H25.1
5
9
H26.1
-3-
5
9
H27.1
5
9
H28.1
出所：財務省貿易統計より九州経済産業局作成
前
年
比
（）
600
十
億
円 500
％
４．消費動向
（１）百貨店・スーパー販売動向
①店舗調整前販売額（全店）の動向－（百貨店 20 店舗、スーパー405 店舗、計 425 店舗）
・1 月の百貨店・スーパー販売額は 1,291 億円で前年同月比+1.2 ％と 2 か月連続の増加となった。
・百貨店は 460 億円で同▲5.8％と 3 か月連続の減少、スーパーは 831 億円で同+4.9％と 2 か月連続の増加となった。
②店舗調整済販売額（既存店）の動向－前年比+1.6％と 3 か月ぶりの増加。
・百貨店は同▲1.9％と 2 か月ぶりの減少、スーパーは同+3.6％と 3 か月ぶりの増加となった。
26年
27年
R 27年
1～3
項　目
店舗調整前販売額
九州
1.5
前年比：％
全国
九州
百貨店
（九州には
沖縄を含む）
ｽｰﾊﾟｰ
4～6
7～9
2.3
R 27年
10～12
10月
0.5
▲ 4.3
4.9
1.7
1.3
▲ 3.9
5.3
1.0
▲ 2.6
▲ 8.4
1.5
全国
1.6
▲ 0.0
▲ 6.9
5.9
2.1
0.1
九州
1.7
2.1
▲ 1.9
6.6
3.7
0.2
全国
1.8
1.9
▲ 2.3
5.0
3.2
1.7
4～6
7～9
10～12
26年
27年
R
12月
28年　P
1月
0.1
1.2
▲ 0.2
2.5
▲ 3.3
2.8
1.3
4.0
▲ 0.8
0.9
2.1
▲ 0.7
▲ 1.9
2.8
▲ 5.8
▲ 1.9
▲ 5.8
3.8
▲ 2.9
▲ 0.1
▲ 2.1
2.2
▲ 2.4
0.7
4.9
4.0
0.1
1.2
4.3
R
28年　P
10月
11月
12月
1月
R 27年
項　目
11月
R 27年
1～3
店舗調整済販売額
九州
0.8
0.8
▲ 4.0
5.2
2.7
▲ 0.1
3.1
▲ 3.0
▲0.0
1.6
前年比：％
全国
0.9
0.4
▲ 4.6
4.4
1.9
0.4
2.9
▲ 1.6
0.0
1.0
九州
1.9
0.6
▲ 5.9
5.6
3.8
0.4
5.2
▲ 3.7
0.6
▲ 1.9
全国
2.1
0.5
▲ 6.4
6.5
2.8
0.5
4.2
▲ 2.6
0.3
▲ 1.5
九州
0.3
0.9
▲ 2.9
5.1
2.1
▲ 0.3
2.0
▲ 2.5
▲ 0.4
3.6
全国
0.3
0.3
▲ 3.6
3.4
1.4
0.3
2.3
▲ 1.0
▲ 0.1
2.4
百貨店
（九州には
沖縄を含む）
ｽｰﾊﾟｰ
前年比（％）
百貨店・スーパー販売額前年同月比の推移
販売額（億円）
20
2,000
販売額
全店（前年比）
既存店（前年比）
1,800
15
1,600
10
1,400
5
1,200
1,000
0
800
▲5
600
▲ 10
400
▲ 15
200
0
▲ 20
出所：経済産業省、九州経済産業局
(２) 九州コンビニエンス・ストア販売動向
1 月のコンビニエンス・ストア販売額は 847 億円で、前年同月比+10.1％と 52 か月連続の増加となった。
店舗数は 5,031 店となった。
26年
27年
項　目
コンビニ販売額
前年比：%
九州　全店
既存店
全国　全店
既存店
4.2
0.4
5.6
0.7
27年
1～3
4.7
1.2
5.5
5.0
0.5
R
7.1
4～6
7.3
2.9
6.4
2.1
R 27年
10月
8.7
6.1
-
7～9 10～12
7.8
8.3
5.3
5.2
-
R 28年　P
11月
6.2
4.2
-
12月
10.0
5.1
-
1月
10.1
4.9
-
※平成 24 年 12 月分までは九州には沖縄を含む。平成 27 年 7 月から既存店を廃止した。
（出所）：九州経済産業局
-4-
(３) 乗用車新車登録・届出台数動向
1 月の乗用車新車登録・届出台数は、普通車は 3 か月連続の増加、小型車は 2 か月ぶりの減少、軽自動車
13 か月連続の減少となった。乗用車全体では前年同月比▲9.3％と 13 か月連続の減少となった。
26年　全体
九州
3.8
3.6
▲ 2.5
8.1
3.0
2.7
▲ 3.4
8.8
普通乗用車
小型乗用車
軽自動車
全体
全国
27年　普通乗用車
小型乗用車
軽自動車
27年
1～3
▲ 12.8
▲ 7.0
▲ 6.9
▲ 19.2
▲ 10.3
▲ 5.1
▲ 5.9
▲ 17.8
4～6
7～9 10～12
27年
10月
28年
11月
12月
1月
▲ 15.4 ▲ 12.3 ▲ 9.7 ▲ 12.5 ▲ 8.1 ▲ 11.6
▲ 21.1
4.8 ▲ 2.9
2.4 ▲ 2.7
1.1
▲ 15.7 ▲ 5.5
0.2 ▲ 2.7 ▲ 3.0 ▲ 5.3
▲ 11.8 ▲ 23.4 ▲ 19.7 ▲ 25.3 ▲ 14.8 ▲ 21.4
▲ 15.5 ▲ 7.0 ▲ 7.0 ▲ 9.0 ▲ 4.0 ▲ 7.7
▲ 19.7
10.3 ▲ 2.5
2.8 ▲ 2.1
0.9
▲ 14.3 ▲ 3.6 ▲ 0.4 ▲ 1.4
1.9 ▲ 2.1
▲ 12.9 ▲ 21.4 ▲ 16.4 ▲ 23.0 ▲ 10.7 ▲ 18.3
▲ 17.1
8.7
0.2
▲ 36.7
▲ 14.6
9.6
▲ 4.0
▲ 36.1
▲ 9.3
20.8
▲ 18.1
▲ 18.4
▲ 4.5
22.4
▲ 17.5
▲ 13.0
乗用車新車登録・届出台数の推移[月別]
（千）
75
（軽自動車含む）
前年比 (％)
120
九州前年同月比
全国前年同月比
100
80
60
50
40
20
0
25
▲20
▲40
22/1
5
9
23/1
5
9
24/1
5
9
25/1
5
9
26/1
5
9
27/1
5
9
28/1
▲60
出所：日本自動車販売協会連合会、全国軽自動車協会連合会
（４）家計調査動向
1 月の消費支出（二人以上の世帯）は 26 万 1,864 円で、前年同月比▲1.9％と 2 か月ぶりの減少となった。可処分
所得（勤労者世帯）は、同+2.6％と 2 か月連続の増加となった。
26年
4～6
7～9 10～12
27年
10月
11月
12月
▲ 2.3
▲ 0.6
▲ 3.1
2.3
▲ 1.0
▲ 0.7
▲ 2.1
▲ 3.2
1.3
3.2
▲ 3.9
0.1
▲ 1.2
2.1
2.3
▲ 2.1
▲ 0.9
▲ 1.8
▲ 2.9
▲ 1.3
九州
▲ 1.6
▲ 1.5
▲ 4.0
0.4
▲ 0.9
▲ 1.3
▲ 1.7
▲ 3.8
0.0
2.6
（勤労者世帯）全国
▲ 3.8
▲ 0.1
▲ 1.4
1.8
2.1
▲ 2.2
▲ 0.3
▲ 2.5
▲ 3.1
▲ 0.9
九州
▲ 5.6
1.1
▲ 7.4
7.8
6.8
▲ 1.2
▲ 3.4
▲ 2.7
1.9
▲ 1.9
（二人以上の世帯）
全国
▲ 2.9
▲ 2.3
▲ 6.5
0.5
0.7
▲ 3.3
▲ 2.4
▲ 2.9
▲ 4.4
▲ 3.1
平均消費性向
九州
75.7
78.1
90.3
75.6
86.1
65.0
78.9
87.0
47.8
90.8
（勤労者世帯）全国
75.3
73.8
85.3
73.0
77.5
62.9
76.5
85.5
45.3
87.8
消費支出
全国　勤労者世帯 26年 27年
12月
1月
平均消費性向
（季節調整値） 73.7 74.5
2月
3月
4月
5月
6月
７月
8月
9月
10月
11月
12月
28年
1月
72.9
75.4
73.6
74.8
74.3
71.9
74.1
74.3
73.2
73.0
72.9
72.3
九州（勤労者世帯）の消費支出と平均消費性向の推移
消
費
性
向
前
年
ポ
イ
ン
ト
差
28年
1月
九州
実収入
可処分所得
前年比：%
27年
1～3
（勤労者世帯）全国
家計調査
（実質）
27年
（千円）
20
550
10
500
0
450
▲10
400
▲20
350
▲30
300
▲40
250
▲50
消費支出（千円）
200
▲60
平均消費性向前年ポイント差(％)
150
▲70
100
22/1
5
9
23/1
5
9
24/1
5
9
25/1
5
9
26/1
5
9
27/1
5
9
28/1
（出所）総務省家計調査報告
-5-
消
費
支
出
（５）家電販売動向
1 月の家電販売額は前年同月比+6.1％と 3 か月ぶりの増加となった。生活家電、通信家電が好調。
26年
27年
項目
R
家電販売額
前年比：％
27年
1～3
4～6
R 27年
7～9 10～12
10月
R 28年　P
12月
1月
11月
九州
-
▲ 5.9 ▲ 27.5
8.7
4.2
0.9
6.6
▲ 0.5
▲ 1.6
6.1
全国
-
▲ 6.3 ▲ 24.8
5.2
3.8
▲ 1.8
2.0
▲ 3.7
▲ 2.8
3.2
（出所）：九州経済産業局
（６）旅行取扱高
1 月の九州の主要旅行業者 3 社の旅行取扱高は、国内旅行が前年同月比+2.9％と 3 か月ぶりの増加、
海外旅行が同▲3.1％と 16 か月連続の減少。合計では同+1.7％と 3 か月ぶりの増加となった。
26年
27年
27年
1～3
1.1
1.0
項目
九
旅行州
取扱高
前年比：％全
国
国内旅行
海外旅行
3.3
4～6
1.2
7～9 10～12
4.6 ▲ 1.8
▲ 4.1 ▲ 17.1 ▲ 17.8 ▲ 20.7 ▲ 22.9
▲ 7.7
27年
10月
10.8
11月
▲ 5.3
12月
▲ 8.9
28年
1月
2.9
▲ 3.2 ▲ 11.3
▲ 8.8
▲ 3.1
1.1
▲ 4.1
▲ 4.2
▲ 5.4
▲ 3.8
▲ 3.3
6.8
▲ 6.8
▲ 8.9
1.7
国内旅行
-
-
-
-
-
-
10.7
5.2
4.5
-
海外旅行
-
-
-
-
-
-
▲ 5.5
▲ 6.0 ▲ 13.6
-
合計
-
-
-
-
-
-
5.1
合計
1.7
▲ 2.1
-
（出所）：九州運輸局、国土交通省
(7) 賃金
(現金給与総額)
１２月の賃金は、全産業(5 人以上の事業所)が前年同月比+2.4％と 3 か月連続の増加、製造業(5 人以上の
事業所)は同+2.8％と 4 か月ぶりの増加となった。
毎月勤労統計
九州　全産業
製造業
全国全産業
26年
27年
26年
27年
27年
1～3
4～6
7～9
10～12
9月
10月
11月
12月
0.3
▲ 0.6
0.1
0.1
1.5
▲ 0.2
0.6
1.0
2.4
5人以上
1.5
30人以上
2.4
0.6
▲ 0.2
1.2
▲ 0.7
1.6
▲ 1.1
▲0.0
2.3
2.2
5人以上
2.6
▲ 1.0
▲ 2.4
▲ 1.8
▲ 0.6
0.5
▲ 1.6
▲ 1.8
▲ 1.7
2.8
30人以上
2.5
▲ 0.7
▲ 2.1
▲ 2.2
▲ 0.3
1.1
▲ 1.2
▲ 2.2
0.1
3.1
0.4
0.1
0.2
▲ 0.7
0.5
0.2
0.4
0.7
0.0
0.0
1.8
0.4
0.1
▲ 0.9
0.8
1.3
1.0
1.0
1.6
1.5
5人以上
製造業
（出所）：九州各県、厚生労働省「毎月勤労統計調査」
（参考）景気ウォッチャー（景気の現状判断 DI）
26年 27年
12月
1月
60.0
2月
3月
４月
５月
6月
７月
8月
９月
10月
11月
12月
28年
1月
合計
九州
48.5
44.4
50.5
54.8
55.4
53.2
49.9
51.8
48.6
48.7
50.0
45.6
49.5
45.9
（家計・企業・雇用関連計）
全国
45.2
45.6
50.1
52.2
53.6
53.3
51.0
51.6
49.3
47.5
48.2
46.1
48.7
46.6
家計動向関連
九州
47.2
42.0
47.8
53.8
55.0
52.9
48.8
52.3
48.3
48.6
49.8
42.7
48.4
43.8
全国
44.2
43.9
48.4
50.9
53.2
53.6
50.4
50.8
48.8
47.0
48.1
44.4
47.7
45.6
景気の現状判断ＤＩ(合計)
60.0
55.0
55.0
50.0
50.0
45.0
45.0
40.0
40.0
35.0
35.0
30.0
30.0
合計（九州）
25.0
景気の現状判断DI(家計動向関連)
合計（全国）
20.0
22.1月 7月 23.1月 7月 24.1月 7月 25.1月 7月 26.1月 7月 27.1月 7月 28.1月
家計動向関連（九州）
25.0
家計動向関連（全国）
20.0
22.1月 7月 23.1月 7月 24.1月 7月 25.1月 7月 26.1月 7月 27.1月 7月 28.1月
（出所）：内閣府
-6-
５．住宅建設動向
1 月の新設住宅着工戸数は、全体では 6,340 戸となり、前年同月比▲2.3％と 2 か月連続で前年を下回った。
26年
項　目
27年
1～3
4～6
▲ 3.2
8.2
九州
前年同月比：％
全国
▲ 9.0
1.9
▲ 5.4
九州
▲ 16.8
0.9
▲ 3.9
全国
▲ 19.6
九州
全国
▲ 5.3
1.7
九州
全国
家
貸
家
分譲住宅
5.6
27年
新設住宅着工戸数
持
▲ 11.1
27年
10月
11月
12月
1月
8.3
9.1
2.3
27.1
▲ 0.7
▲ 2.3
7.6
6.2
▲ 0.7
▲ 2.5
1.7
▲ 1.3
0.2
▲ 0.1
2.7
4.7
7.7
6.0
0.4
▲ 1.7
0.2
2.4
3.5
▲ 5.4
▲ 0.1
4.2 ▲ 15.2
1.3 ▲ 2.6
31.2
2.6
1.1
3.9
3.0
5.3
▲ 0.7 ▲ 10.1
7～9 10～12
28年
2.2
4.8
▲ 1.0
▲ 4.4
12.6
5.3
16.5
16.5
▲ 12.4
5.6 ▲ 13.8
5.1
▲ 0.9
37.1
77.9
65.4
▲ 10.0
1.6
18.8
▲ 5.4
▲ 3.6
▲ 9.5
2.5
8.1
4.6
▲ 2.3
▲ 8.4 ▲ 24.3
▲ 3.5
▲ 5.7
住宅着工戸数の推移（月別）
20
40
九州着工戸数
九州（前年比）
全国（前年比）
20
15
0
前
年
比 ▲20
戸
数
千
戸
）
（）
▲40
5
▲60
▲80
22/1 4
7
10 23/1 4
7
10 24/1 4
7
10 25/1 4
7
10 26/1 4
7
10 27/1 4
7
10 28/1
出所：国土交通省「建築着工統計調査」
６．物価動向
1 月の消費者物価指数(九州)は、教養娯楽用耐久財（前年同月比+9.6％）、履物類（同+6.6％）、下着類（同+3.
6%）などの項目で上昇し、総合の指数は 103.5 で同+0.5％と 32 か月連続で上昇した（前月比は▲0.4％）。
1 月の国内企業物価指数は、石油・石炭製品（前月比▲9.3％）、農林水産物（同▲4.0％）などが低下し、総合の指
数は 100.1 で前月比▲0.9％と 8 か月連続の低下、前年同月比は▲3.1％と 10 か月連続で低下。
また、輸入物価指数は、99.9 で前月比では▲5.3％と 2 か月連続の低下、前年同月比は▲17.8％と 13 か月連続で低
下。
26年
27年
27年
1～3
4～6
7～9
10～12
10月
11月
12月
1月
前年比：％
▲ 0.4
2.4
▲ 0.3
2.3
▲ 0.6
2.3
▲ 0.7
2.1
▲ 0.4
2.0
▲ 0.4
2.0
0.8
0.8
0.7
0.5
0.7
0.4
0.7
0.1
0.8
0.7
0.7
0.5
0.4
0.6
0.0
0.2
0.1
0.2
0.0
▲ 0.1
0.4
1.0
0.3
0.7
▲ 0.1
0.7
▲ 0.2
0.2
0.2
0.4
0.0
0.0
0.4
1.2
0.3
0.9
0.0
0.7
▲ 0.1
0.3
0.2
0.4
0.1
▲ 0.1
0.1
1.1
0.1
0.7
▲ 0.5
0.7
▲ 0.3
0.3
0.0
0.5
0.0
0.1
0.0
1.2
0.0
0.9
▲ 0.1
0.5
▲ 0.1
0.2
▲ 0.2
0.4
▲ 0.2
0.1
▲ 0.1
1.1
▲ 0.1
0.8
▲ 0.4
0.5
▲ 0.4
0.0
▲ 0.7
0.3
▲ 0.7
0.0
▲ 0.6
1.1
▲ 0.7
0.7
前月比：％
－
－
▲ 1.6
0.3
▲ 1.0
▲ 1.4
▲ 0.6
▲ 0.1
▲ 0.4
▲ 0.9
前年比：％
3.1
▲ 2.2
0.5
▲ 2.2
▲ 3.6
▲ 3.6
▲ 3.8
▲ 3.6
▲ 3.5
▲ 3.1
前月比：％
－
－
▲ 9.1
▲ 1.5
▲ 2.2
▲ 5.5
▲ 1.3
0.5
▲ 2.7
▲ 5.3
4.2 ▲ 11.2
▲ 8.3
▲ 8.2 ▲ 10.8 ▲ 17.2 ▲ 15.6 ▲ 17.6 ▲ 18.5 ▲ 17.8
前月比：％
生鮮食
前年比：％
品を除く
総合前月比：％
九州
全国
前年比：％
）
企
業
2
物
2
年価
基指
準
数
成
全国
前年比：％
前月比：％
食品及び
エネルギー
を除く総合
平
九州
前年比：％
前月比：％
（
平消
成費
2 者
2 物
年価
基
指
準
数
国内
輸入
28年
1.1
0.8
0.8
0.5
1.2
1.0
前月比：％
総合
27年
2.8
2.7
2.6
2.6
1.8
1.8
項　目
(
％
（
10
九州
前年比：％
前月比：％
）
前年比：％
全国
-7-
国内企業物価指数と九州の消費者物価指数の推移
九州の消費者物価指数
Ｈ28年1月
103.5
（生鮮食品を除く 103.1)
107
消費者物価指数
106
消費者物価指数（生鮮食品を除く）
105
国内企業物価指数
消費者物価指数（食品及びエネルギーを除く）
104
103
102
国内企業物価指数
Ｈ28年1月 100.1
101
100
99
98
97
22.1
5
9
23.1
5
9
24.1
5
9
25.1
5
9
26.1
5
9
27.1
5
9
28.1
出所：「企業物価指数」日本銀行（平成22年基準）、「消費者物価指数」総務省（平成22年基準）
７．雇用動向
1 月の新規求人倍率は前月から 0.07 ポイント上昇の 1.73 倍、有効求人倍率は前月から 0.01 ポイント低下の 1.10 倍と
なった。
26年
27年
項　目
九州
全国
九州
全国
九州
全国
九州
全国
新規求人倍率
有効求人倍率
雇用者数
前期比：％
完全失業率
％
1.38
1.66
0.91
1.09
0.8
0.7
4.2
3.6
1.54
1.80
1.04
1.20
2.0
0.8
3.8
3.4
27年
1～3
1.49
1.73
0.98
1.15
1.7
0.9
3.9
3.5
4～6
1.52
1.78
1.02
1.18
0.9
0.7
3.8
3.4
7～9 10～12
1.58
1.63
1.83
1.89
1.06
1.10
1.22
1.26
3.2
2.0
0.7
1.0
3.9
3.5
3.4
3.1
27年
10月
1.63
1.86
1.09
1.24
1.3
3.2
11月
1.60
1.90
1.10
1.26
0.7
3.3
12月
1.66
1.90
1.11
1.27
0.9
3.3
28年
1月
1.73
2.07
1.10
1.28
1.8
3.2
九州各県別有効求人倍率
1.30
1.25
1.20
1.15
1.10
1.05
1.00
0.95
0.90
0.85
0.80
0.75
0.70
0.65
0.60
0.55
0.50
0.45
0.40
0.35
H22.1
全国(1.28)
福岡
佐賀
長崎
大分
熊本
宮崎
鹿児島
九州
全国
福岡（1.2）
熊本（1.15）
九州（ 1.1）
宮崎（1.07）
大分（1.06）
長崎（1.04）
佐賀（1.01)
鹿児島（0.93）
5
9
H23.1
5
9
H24.1
5
9
H25.1
5
9
H26.1
5
9
H27.1
5
9
H28.1
出所）厚生労働省、各労働局より当局算出
-8-
８．公共投資動向
1 月の公共工事請負金額は、前年と比較して県・市町村・独立行政法人等が減少し、全体で前年同月比
▲13.5％と 18 か月連続で減少した。
26年
項　目
公共工事請負金額
27年
▲ 8.6 ▲ 11.7
九州
4.6
前年比：％全国
▲ 5.8
27年
27年
28年
1～3
4～6
7～9
10～12
10月
11月
12月
1月
▲ 8.5
▲ 13.3
▲ 12.7
▲ 11.2
▲ 15.8
▲ 1.8
▲ 12.4
▲ 13.5
▲ 9.3
▲ 2.9
▲ 8.0
▲ 4.0
▲ 4.8
3.3
▲ 9.6
▲ 2.6
H28.1
公共工事保証実績の推移（月別）
生コン出荷量前年比の推移
250
前年比（％）
80
60
官公需
▲30.1％
民需
▲7.7％
請負金額合計
九州前年比
全国前年比
60
45
200
40
30
150
十
億
円
前
年
15 比
％
100
20
0
0
▲ 20
50
▲15
官公需
民需
▲ 40
24.1
7
25.1
7
26.1
出所：全国生コンクリート組合連合会
▲30
24/1
5
9
25/1
5
9
26/1
5
9
27/1
5
9
28/1
7
出所：西日本建設業保証㈱資料
27.1
7
28.1
九州7県
（H25.4月以降宮崎除く6県）
９．企業倒産動向
1 月の倒産件数は、前年同月比▲12.3％と 2 か月連続の減少となった。負債金額は同+209.4％と 2 か月ぶりの増加
となった。
26年
27年
27年
27年
28年
1～3
4～6
7～9
10～12
10月
11月
12月
1月
件　数
九州
▲ 5.9
1.5
2.9
▲ 1.6
17.0
▲ 9.3
▲ 24.6
12.8
▲ 8.7
▲ 12.3
前年比：％
全国
▲ 10.4
▲ 9.4
▲ 7.6
▲ 12.1
▲ 14.1
▲ 3.2
▲ 7.3
▲ 3.4
1.9
▲ 6.4
負債金額
九州
12.5
▲ 18.4
▲ 23.5
▲ 23.4
17.3
▲ 27.1
▲ 53.2
172.1
▲ 59.8
209.4
前年比：％
全国
▲ 32.6
12.7
▲ 1.0
▲ 11.5
21.6
51.5
▲ 14.4
22.7
116.1
▲ 24.5
倒産件数の推移（月別）
50
200
九州倒産件数
平成28年1月
件数
57件
前年比 ▲12.3%
九州前年比
全国前年比
175
25
125
（）
)
(
前
年
比
%
150
100 件
0
75
50
▲ 25
25
▲ 50
H.22.1
5
9
H.23.1
5
9
H.24.1
5
9
H.25.1
-9-
5
9
H.26.1
5
9
H27.1
5
9
0
H28.1
出所：㈱東京商工リサーチ
（参考）業況判断
（１）日本銀行「企業短期経済観測調査」
日銀短観（12 月調査）によると、九州の業況判断 DI は、製造業 DI は+5（前回調査比▲4 ポイント）、非製造業は+19
（同+6 ポイント）、全産業で+14（同+1 ポイント）とやや上昇。次回予測（3 月）の数値は、製造業は+6(同+1 ポイント)、非製
造業は+13（同▲6 ポイント）、全産業で+10（同▲1 ポイント）と悪化を予測。
（予測）
26年
27年
業況判断DI
全産業
九州・沖縄
全国
製造業
九州・沖縄
全国
非製造業
九州・沖縄
全国
３月
18
12
11
10
22
14
６月
9
7
11
6
9
8
９月
8
4
10
4
8
5
12月
8
5
9
6
8
4
28年
３月
11
7
6
5
15
9
６月
12
7
8
4
14
10
９月
13
8
9
5
13
10
12月
14
9
5
4
19
13
３月
10
3
6
1
13
7
※調査対象企業見直しに伴い、27年3月調査以降は新ベースデータ。
業況判断ＤＩの推移
50
九州・沖縄
40
全国
30
20
10
九州・沖縄
0
▲ 10
▲ 20
▲ 30
2015年12月
九州 14
全国 9
全国
▲ 40
▲ 50
75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 00 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 1516
（注）網掛け部分は景気後退期
（出所）日本銀行福岡支店
九州・沖縄「企業短期経済観測調査」
（２）中小企業庁「中小企業景況調査」
中小企業景況調査（2015 年 10-12 月期）によると、九州・沖縄における中小企業の業況判断 DI（前期比季調値）は
全産業で▲11.0 と前期から+1.1 ポイントの上昇となった。
業況判断DI
（前期比季調値）
全産業
26年
1－3月
4－6月
7－9月
10－12月
27年
1－3月
4－6月
7－9月
▲ 9.2
▲ 23.3
▲ 19.8
▲ 18.7
▲ 19.5
▲ 17.5
▲ 12.1
▲ 11.0
▲ 12.4
▲ 23.4
▲ 18.5
▲ 19.1
▲ 17.8
▲ 18.7
▲ 15.5
▲ 15.1
九州・沖縄
全国
製造業
非製造業
10－12月
九州・沖縄
▲ 7.1
▲ 22.0
▲ 19.0
▲ 18.3
▲ 15.7
▲ 17.0
▲ 9.1
▲ 8.7
全国
▲ 4.4
▲ 18.6
▲ 12.0
▲ 14.1
▲ 14.1
▲ 15.6
▲ 12.8
▲ 12.9
九州・沖縄
▲ 10.1
▲ 23.8
▲ 19.8
▲ 19.0
▲ 20.9
▲ 17.7
▲ 12.5
▲ 11.6
全国
▲ 15.2
▲ 24.9
▲ 20.4
▲ 20.8
▲ 19.3
▲ 19.6
▲ 16.4
▲ 15.8
九州・沖縄
中小企業の業況判断DI（前期比季調値）
全国
0.0
▲ 5.0
▲ 10.0
▲ 15.0
▲ 20.0
▲ 25.0
▲ 30.0
▲ 35.0
▲ 40.0
2015年10-12月期
九州 ▲11.0 （前期比 +1.1）
全国 ▲15.1 （前期比 +0.4）
▲ 45.0
▲ 50.0
ⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣ
94
95
96
97
98
99
00
01
02
03
04
（注）網掛け部分は景気後退期
05
06
07
08
09
10
11
12
13
14
15
（出所）中小企業庁「中小企業景況調査」
- 10 -

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