(チ・カ・ホ)、 開通後5年 ストック効果が札幌都心部

平成28年3月8日
お
件
名
知
ら
せ
札幌駅前通地下歩行空間(チ・カ・ホ)、開通後5年
ストック効果が札幌都心部全体へ波及し、活性化!
~人が集まる空間へ~
お知らせ内容
札幌駅前通地下歩行空間(チ・カ・ホ)は、平成23年3月12日に開通し、5年を迎えます。
この度、札幌開発建設部では、札幌市と共同で、ストック効果※等について調査し、とりまとめ
ましたのでお知らせします。
※ストック効果:整備された社会資本が機能することによって、継続的及び中長期的に得られる効果
【開通後5年のチ・カ・ホのストック効果】
1
四季を通して“歩きやすい札幌駅前通”に!
・チ・カ・ホを含めた札幌駅前通の地上・地下の通行量は開通後5年間で、
約2.3倍の約8.5万人/(9時~20時)に増加(平日)。
・札幌駅前通の地上部の交通事故や冬期の転倒による救急搬送件数が減少。
2
ビルのリニューアル、多種多様な使われ方など“にぎわい創出”!
・民間投資によるビルの建て替え・接続が進み、11のビルがチ・カ・ホと接続。
・チ・カ・ホ沿線の事業所数や従業員数が増加、地価も年々上昇。
・チ・カ・ホ広場では、年間約6千件のイベントが開催され、多種多様な使われ方に
より地域交流や地域活性化に寄与。
3
地下ネットワークのつながりで、“都心の回遊性向上”!
・アンケート回答者の約4割の方が、積雪期、札幌都心部への来訪頻度増加を実感。
・アンケート回答者の約7割の方が、札幌都心部での行動範囲拡大を実感。
※
※
問
合
せ
先
詳細については添付の資料をご覧ください。
札幌市においても同日付けで市政記者クラブ等にお知らせをしています。
所
属
北海道開発局
札幌開発建設部
都市圏道路計画課
札幌開発建設部
ホームページアドレス
役
課
職
名
長
課長補佐
氏
名
みや ざき
たか お
うえむら
た つ や
宮 﨑 貴雄
上村 達也
電
話
番
号
011-611-0216
(ダイヤルイン)
http://www.sp.hkd.mlit.go.jp/
チ・カ・ホ開通までの経緯と現在までの歩み
○札幌駅前通地下歩⾏空間(チ・カ・ホ)は、札幌駅周辺地区と⼤通地区を
地下歩道でつなぎ、都⼼商業圏の回遊性を⾼め、四季を通じて安全で快適
な歩⾏空間を確保することを⽬的に、平成23年3⽉12⽇に開通しました。
○チ・カ・ホは、施設や利⽤者の利便性の良さなどが⾼く評価され、照明普及
賞や全国街路事業コンクール特別賞を受賞しました。
チ・カ・ホ開通までの経緯と現在までの歩み
平成
6年度
平成
7~9年度
平成
12年度
平成
14年度
平成
17年度
平成
25年6月
平成
28年3月
チ・カ・ホ開通5年
全国街路事業コンクール
特別賞受賞
⼯事の様⼦
平成
24年5月
照明普及賞受賞
地上部分
(平成16年度)
チ・カ・ホ開通
チ・カ・ホ
工事開始
施設計画検討開始
市民意向把握
ユニバーサルデザインのための調査
札幌駅前通地下通路の
整備検討
地下利用ガイドプラン作成
【都市計画決定】
地下部分
(平成14年度)
平成
23年3月
【平成23年度「照明普及賞」受賞】
市民モニター調査・街来者アンケート調査等
フィールドチェック、高齢者アンケート等
札幌駅周辺・大通周辺を結ぶ「通路」として計画
札幌駅周辺・大通周辺を結ぶ地下ネットワークの明示
札幌駅周辺地区
【受賞のポイント】
・外光を取り入れたスルーホール
・均一な壁側パネル等
その年に竣工した優れた照明施設を表彰
(主催:一般社団法人照明学会)
写真:札幌駅前通まちづくり株式会社
【「全国街路事業コンクール特別賞」受賞】
札幌駅前通
札幌駅前通地下歩⾏空間
(チ・カ・ホ)
⼤通地区
【受賞のポイント】
・歩行者の安全性向上、賑わい空間の創出
・利用者の利便性向上
地域経済の発展と住民福祉の向上を図るため、
街路整備に優れた業績をあげている地方公共団体等を表彰
(主催:全国街路事業促進協議会、後援:国土交通省)
写真:札幌市HP
※次ページより、チ・カ・ホ開通によって発現したと考えられる効果の事例やチ・カ・ホ利⽤者などの声を紹介します。
①四季を通して“歩きやすい札幌駅前通”に!
~チ・カ・ホ開通以降、札幌駅前通の通行量は年々増加~
○チ・カ・ホを含めた札幌駅前通の地上・地下の歩⾏者通⾏量は開通後5年間で、
平⽇は約2.3倍の約8.5万⼈、休⽇は約2.9倍の6.7万⼈(9時〜
平
約
倍 約
休
約
倍
( 時
20時)に増加しました。
○⼤通・すすきの地区の歩⾏者通⾏量もチ・カ・ホ開通以降、増加傾向です。
札幌駅前通(チ・カ・ホ区間)の通⾏量
チ・カ・ホの状況
【平⽇】
開通後5年間で約2.3倍、
約8.5万⼈/⽇に増加
10万人
(9時〜20時)
チ・カ・ホ
チ
カ ホ
札幌市北3条広場
H26.7オープン
⽇本⽣命札幌ビル
H22.10オープン
地上
6.5万人
地下
8.5万人
5.2万人
5.5万人
3.3万人
3.0万人
H26年
H27年
6.8万人
4.1万人
4万人
2万人
8.5万人
7.8万人
8万人
6万人
札幌ドーム
満員※の約2倍
2倍
5.2万人
万人
5.4万人
3.7万人
3.5万人
2.7万人
2.6万人
H24年
H25年
1.1万人
0万人
H21年
H22年
H23年
開通
札幌三井JPビルディング
H26 8オープン
H26.8オ
プン
※札幌ド ム満員(野球時収容⼈数 42 270⼈(札幌ド ムHPより))
※札幌ドーム満員(野球時収容⼈数:42,270⼈(札幌ドームHPより))
札幌⼤通⻄4ビル
H25.6オープン
【休⽇】
北洋⼤通センター
H22.9オープン
10万人
8万人
6万人
開通後5年間で約2.9倍、
約6.7万⼈/⽇に増加
(9時〜20時)
地上
地下
7.0万人
5.6万人
5.5万人
6.1万人
4.1万人
4万人
⼤通・すすきの地区通⾏量調査範囲
⼤通〜南4条、⻄1丁⽬〜⻄7丁⽬
(地上40地点、地下26地点)
4.5万人
3.8万人
3.9万人
2万人
2.2万人
2.3万人
H21年
H22年
0万人
1.1万人
H23年
1.7万人
2.2万人
H24年
H25年
6.7万人
4.4万人
2.9万人
2.3万人
H26年
H27年
開通
出典:札幌市都⼼商店街通⾏量調査(9時から20時までの11時間合計)
(調査主体:札幌市商店街振興組合連合会)
【調査⽇】H21.9〜H27.9の平⽇、休⽇各1⽇
【調査箇所】地上:⼤同⽣命ビル⻄側、⽇本⽣命ビル東側の合計値
地下:⼤通駅出⼊⼝、歩⾏空間中央、札幌駅出⼊⼝の平均値
⼤通・すすきの地区の通⾏量
地上
開通後5年間で約1.2倍、
約2.7万⼈/⽇に増加
⼤通・すすきの地区の通⾏量も
チ・カ・ホ開通以降、年々増加。
地下
3万人
(9時〜20時)
(9時
0時)
2.7万人
2.5万人
2.2万人
2.3万人
2.4万人
2.5万人
2.5万人
1.4万人
1.4万人
2万人
1.6万人
1.1万人
1.3万人
1.6万人
1.4万人
1.1万人
1.0万人
0.9万人
1.0万人
1.1万人
1.1万人
1.1万人
H21年
H22年
H23年
H24年
H25年
H26年
H27年
1万人
0万人
開通
⼤通地区の状況
出典:札幌市都⼼商店街通⾏量調査(9時から20時までの11時間合計)
【調査⽇】H21.9〜H27.9の休⽇1⽇
(調査主体:札幌市商店街振興組合連合会)
【調査箇所】地上:⼤通公園以南(⼤通〜南4条、⻄1丁⽬〜⻄7丁⽬)の40地点の平均値
地下:オーロラタウン、ポールタウン、⼤通駅コンコースに該当する26地点の平均値
①四季を通して“歩きやすい札幌駅前通”に!
~四季を通して安心・安全かつ便利に~
○地上部の⼈対⾞両の交通事故が減少しました。⾃動⾞や⾃転⾞との錯綜がな
くなり、安全になったとの声が挙げられています。
○冬期ツルツル路⾯に起因する転倒事故の救急搬送件数が減少しました。
○バリアフリー化が施されたチ・カ・ホは障がい者からも⾼評価を得ています。
○地下鉄さっぽろ駅・⼤通駅間の徒歩による所要時間が約4分短縮されました。
移動時における安全性の向上
冬期通⾏環境の改善
【チ・カ・ホ周辺の
転倒による救急搬送件数】
救急搬送件
件数(件)
札幌駅前通の⼈対⾞両事故件
札
件数(件)
【札幌駅前通地上部の交通事故件数】
15件
件
12件
11件
9件
6件
2件
3件
⼈対⾞両事故が減少
冬期の転倒による
救急搬送件数が減少
10件
8件
6件
4件
6件
5件
2件
4件
3件
3件
H25
年度
H26
年度
0件
H22
年度
H23
年度
H24
年度
出典:札幌開発建設部
開通
0件
開通前
開通後
出典:北海道事故統合データ
集計区間:札幌駅前通(地下鉄さっぽろ駅〜すすきの駅間)
集計期間:開通前(H19.4〜H22.12)、開通後(H23.4〜H25.12)
利⽤者の声
歩いていて、⾞や⾃転⾞など危険な
歩
⾞や⾃転⾞など危険な
ものがなくて、安全に歩けます。
(30代⾚ちゃん連れ家族)
出典:札幌市消防局
移動時における円滑性の向上
【札幌駅前通の所要時間(地下鉄さっぽろ駅〜⼤通駅)】
地下鉄さっぽろ駅・⼤通駅間を通⾏する際の信
号交差点は4箇所 チ カ ホでは信号待ちが
号交差点は4箇所。チ・カ・ホでは信号待ちが
なく、特に冬期は路⾯状態に影響されないため、
約4分短縮となり、円滑性が向上。
地上部の様⼦
出典:チ・カ・ホ利⽤者ヒアリング調査(札幌開発建設部調べ)(H26.2実施)
障が 者 声
障がい者の声
【都⼼部への来訪頻度】
・チ・カ・ホができたことで、地下のネット
ワークが充実、街に出やすくなっていると
感じている。
出典:札幌市⾝体障害者福祉協会ヒアリング調査
(札幌開発建設部調べ)(H28.1実施)
約10分30秒
※札幌駅前通
約6分30秒
チ・カ・ホ利⽤
北5
北4
北3
北2
北1
北3条
広場
大通
⼤通駅
【安全性について】
・⾃転⾞との錯綜がなくなった
ため、安全性が向上した。
信号4箇所のうち3箇
所でつかまり、1箇所
あたり平均約1分待ち
地上部※利⽤
さっぽろ駅
【チ・カ・ホの通⾏理由】
・段差も少なく通⾏しやすい。
・⾞いす⽤のトイレも整備されており、エレ
ベーターで地上との⾏き来も可能。
・飲⾷や買い物を楽しんだり、イベントに⽴
飲⾷や買い物を楽しんだり イベントに⽴
ち寄ったりできる。
集計エリア:北1〜5条⻄3〜4丁⽬、⼤通⻄3〜4丁⽬
集計期間:各年度12⽉及び1⽉※H26年度は12⽉のみ
チ・カ・ホ区間:約520m
出典:札幌駅前通所要時間調査(札幌開発建設部調べ)(H27.12実施)
※地上地下ともにチ・カ・ホ区間(約520m)を歩⾏時の所要時間
利⽤者の声
地上は歩⾞分離信号が多く、待ち時間が
かなり⻑いため、信号のないチ・カ・ホ
は地上より速く移動できます。
(40代男性)
出典:チ・カ・ホ利⽤者webアンケート調査(札幌開発建設部調べ)(H26.1実施)
②ビルのリニューアル、多種多様な使われ⽅など“にぎわい創出”!
~民間投資によるビルの建て替えや公共空間への接続が進行~
○チ・カ・ホの事業調整段階からビルとの接続が調整され、⺠間投資によるビル
の建て替え・接続路の整備が進⾏し、11のビルがチ・カ・ホと接続⼯事済。
(H28.3現在)
○北3条広場や⼤通交流拠点地下広場といった公共空間とも接続され、にぎわい
創出に寄与しています。
●●●●● :チ・カ・ホ開通に伴い、建て替え
●●●●● :チ・カ・ホ接続⼯事のみ
地下歩⾏空間(チ・カ・ホ)
⽇本⽣命札幌ビル
NOASIS 3.4(H22.10オープン)
チ・カ・ホ
札幌駅南⼝再開発事業
ヒューリック札幌NORTH33ビル
⽇本⽣命札幌ビル
札幌三井JPビルディング
北海道ビルヂング
札幌グランドホテル
札幌ノースプラザ
札幌フコク⽣命越⼭ビル※H29年春完成予定
敷島ビル
札幌駅前通
札幌市北3条広場(アカプラ)
(H26.7.19 オープン)
⼤同⽣命ビル
創世1.1.1区
北1⻄1地区
市街地再開発
(事業中)
北洋⼤通センター
⼤通ビッセ(H22.9.23オープン)
井⾨札幌ビル
札幌⼤通⻄4ビル
札幌三井JPビルディング
⾚れんが テラス
(H26.8.28オープン)
北洋⼤通センター
⼤通交流拠点地下広場整備
(H27.2.4⼀部オープン)
明治安⽥⽣命ビル
(H27.1オープン)
札幌⼤通⻄4ビル
(H25.6オープン)
■地下歩⾏空間開通以降のビル建て替え (市街地再開発)等の動向
事業
調整段階
主な出来事
・
公共空間
との接続
H22年度
年度
H23年度
年度
H24年度
年度
H25年度
年度
H26年度
年度
H27年度
年度
H26.7.19
札幌市北3条広場(アカプラ)オープン
チ・カ・ホとの
接続調整・協議
H23.3.12
チ・カ・ホ開通
H27.2.4
⼤通交流拠点地下広場⼀部オープン
開通と同時に8ビルが接続
ビルの接続
・⽇本⽣命札幌ビル ・札幌グランドホテル
・札幌⼤同⽣命ビル ・札幌ノースプラザ
・敷島ビル
・井⾨札幌ビル
・北海道ビル
・北洋⼤通センター
H25.6
札幌⼤通⻄4ビル
オープン(接続)
H26.8.28
札幌三井JPビルディング
オープン(接続)
(⾚れんが テラス)
※ヒューリック札幌NORTH33ビルは接続⼯事済だが、未開通のため、現在10ビルが実際にチ・カ・ホ接続されている。
②ビルのリニューアル、多種多様な使われ⽅など“にぎわい創出”!
~札幌駅前通の商業機能が活性化~
○チ・カ・ホ開通前後で、チ・カ・ホ沿線の事業所数、従業員数が増えています。
○地価もチ・カ・ホ開通を機にV字回復し、年々増加しています。
○地価もチ
カ ホ開通を機にV字回復し、年々増加しています。
○都⼼部での消費⾦額増加を実感する⼈も年々増加し、約4割の⽅が開通前に⽐
べ消費⾦額の増加を実感しており、チ・カ・ホ沿線施設への好影響も確認され
ています。
事業所数
事業所数が増加
H18年度から
従業員数が
約3割増加
従業員数
(⼈)
40,000 (事業所)
1,400 36,586 1,309 1,283 1,300 35,000 32,929 従業員数
数
事業所
所数
1,233 1 200
1,200 1,100 30 000
30,000 28,101 25,000 1,000 0 20,000 0 H18
年度
H21
年度
H24
年度
開通
⼯事開始
H18
年度
⼯事開始
H21
年度
H24
年度
開通
出典:市区町村,町丁・⼤字別事業所数・従業員数(平成18年事業所・企業統計調査、平成21年経済センサス、平成24年経済センサス)
集計エリア:チ・カ・ホ沿線(札幌市中央区⼤通⻄3〜4、北⼀条〜北四条⻄3〜4丁⽬)
地価
地価がV字回復し、
開通前よりも上昇
(千円/㎡)
2,950
3,000
地価公⽰価格
2,750
都⼼部での消費⾦額
増えた
2 700
2,700
2,500
2,350
2,350
2,390
2,480
H25
(開通3年後)
7%
0
1,500
1
500
H27
(開通5年後)
10%
H20
年度
H21
年度
変わらない
H23
3% 14%
(開通1年後)
2,000
H19
年度
やや増えた
やや減った
減った
2,600
H22
年度
H23
年度
開通
H24
年度
H25
年度
H26
年度
出典:国⼟交通省地価公⽰
各年度1⽉1⽇時点
※標準値番号:札幌中央5-34(北海道札幌市中央区北4条⻄4丁⽬1番7外)
チ・カ・ホ沿線施設の声
0%
80%
20%
70%
26%
20%
約4割の⽅が都⼼部での
消費⾦額の増加を実感
2%
1%
3%
1%
60%
40%
60%
2%
1%
80%
100%
出典:
チ・カ・ホ利⽤者webアンケート調査
(札幌開発建設部調べ)
(H24.1、H26.1、H27.10実施)
チ・カ・ホ開通を機に、地下空間とつながったことで、店舗へ来やすくなったことが、
来客数が増えた⼀因だと思います。
また、来客数増加に伴い、売上が増え、従業員数も増員しています。
(チ・カ・ホ沿線店舗)
・開通前は、札幌駅から離れているホテルという印象をお客様に持たれることが多かったが
・開通前は 札幌駅から離れているホテルという印象をお客様に持たれることが多かったが
チ・カ・ホによって、地下空間で接続されたため、札幌駅とつながっているホテルという
印象に変わった。
・チ・カ・ホとつながったことにより、特に悪天候時などは来やすくなったと評価をいた
だいている。また、インバウンド観光客の⽅の利⽤も⾒られる。
(チ・カ・ホ沿線ホテル)
出典:チ・カ・ホ沿線施設へのヒアリング調査(札幌開発建設部調べ)(H27.12、H28.1実施)
②ビルのリニューアル、多種多様な使われ⽅など“にぎわい創出”!
~様々なイベントが開催され、都心のにぎわいを創出~
○チ・カ・ホは移動経路としてだけでなく、広場はパブリックスペースとして、
多種多様な使われ⽅をされ、地域交流や地域活性化に寄与しています。
販売
プロモーション
【クラシェ】
音楽
【STV チ・カ・ホ de XMAS】
チ・カ・ホ内広場の稼働率
北⼤通交差点広場 ⻄側
平⽇:94% 休⽇:97%
【チ・カ・ホミュージックLIVE】
提供:札幌テレビ放送株式会社
※平成26年度実績
北3条交差点広場 ⻄側
平⽇:96% 休⽇:98%
創造都市さっぽろの情報発信
スペースとして活⽤
北⼤通交差点広場 東側
平⽇:94% 休⽇:94%
憩いの空間
平⽇:94% 休⽇:96%
北3条交差点広場 東側
平⽇:100% 休⽇:100%
行政
アート
アート
【PARC】
【CISEサイエンスフェスティバル】
Photo:ハレバレジャパン
【チ・カ・ホでのイベント開催状況】
(件)
8,000
【⼭川冬樹《リバー・ラン・プラクティス:
⽯狩湾から札幌駅前通地下歩⾏空間へ遡上する》2014】
Photo:Keizo Kioku
提供:創造都市さっぽろ・国際芸術祭実⾏委員会
【イベント開催内容】 ※平成26年度実績
年間約6千件の
イベントを開催
(H27.3までに
累計約2万5千件)
多種多様なイベント
が開催されている
11% 8%
6,000
1 956
1,956
2,071
2,192
行政
2,101
4,000
28%
休日
プロモーション
平日
2,000
3,898
4,114
4,251
4,305
アート・音楽
販売
40%
13%
その他
0
H23
年度
H24
年度
H25
年度
H26
年度
※イベント件数は貸出枠数での算出
出典:札幌駅前通まちづくり株式会社
③地下ネットワークのつながりで、“都⼼の回遊性向上”!
~札幌都心部への来訪頻度の増加の実感~
○都⼼部発着の地下鉄乗⾞⼈員が開通前以上に増加しました。
○開通後、札幌都⼼部への来訪頻度の増加を実感する声が年々増加し、積雪期
では約4割の⽅から来訪頻度の増加を実感する声が聞こえています。
○また、地下ネットワークの利便性が向上し、チ・カ・ホ周辺駐⾞場の利⽤者
の利便性が向上しているとの声も挙げられています。
地下鉄の乗⾞⼈員
都⼼部(さっぽろ駅・⼤通駅・すすきの駅)発着の地下鉄乗⾞⼈員は、開通後⼀時的に減少したものの、
5年が経過し、開通前以上に増加。
⽇平均あたり、
約1万⼈増加
【都⼼部発着の地下鉄乗⾞⼈員数】
(万⼈/⽇)
18.5万人
地下鉄乗⾞⼈員
17.5万人
16.5万人
H23年度
乗⾞⼈員
18.1万人 18.1万人
17.6万人 17.5万人
16.7万人
15.5万人
17.1万人
17.6万人 17.7万人
0.0万人
14.5万人
万人
H19
年度
H20
年度
H21
年度
H22
年度
H23
年度
H24
年度
H25
年度
地下鉄さっぽろ駅の改札
(チ・カ・ホ周辺)の状況
H26
年度
開通
出典:札幌市交通局(さっぽろ駅、⼤通駅、すすきの駅の合計値の⽇平均乗⾞⼈員)
チ・カ・ホ開通後の札幌都⼼部来訪頻度
チ カ ホが開通した前後で 札幌都⼼部を訪れる回数が増加したと答えた⼈が約4割
チ・カ・ホが開通した前後で、札幌都⼼部を訪れる回数が増加したと答えた⼈が約4割。
【無雪期】
0%
H23年度
(開通1年後)
H25年度
(開通3年後)
H27年度
(開通5年後)
20%
21%
30%
34%
40%
60%
77%
69%
64%
【積雪期】
80%
100%
0%
2%
H23年度
(開通1年後)
1%
H25年度
(開通3年後)
1%
H27年度
(開通5年後)
チ・カ・ホ周辺駐⾞場利⽤者の声
チ
カ ホ周辺駐⾞場利⽤者の声
20%
40%
60%
27%
38%
43%
約4割の⽅が来訪頻度の
増加を実感
80%
70%
60%
56%
100%
3%
2%
増えた
変わらない
変わらな
減った
1%
出典:チ・カ・ホ利⽤者webアンケート調査
(札幌開発建設部調べ)
(H24.1、H26.1、H27.10実施)
利⽤者の声
・チ・カ・ホで札幌駅⽅⾯、⼤通⽅⾯に⾏けるのでとても便利。⾜があま
り良くないので冬は特に安⼼。買い物に来る機会が増えた。
(60代男性)
・これまでも利⽤していたが、チ・カ・ホ開通により、便利になり、訪問
する箇所も増えた。仕事での利⽤がほとんどだったが、私⽤でも利⽤す
るようになり、利⽤頻度は約2倍に増えた。
(40代男性)
出典:チ・カ・ホ利⽤者ヒアリング調査(札幌開発建設部調べ)(H26.2実施)
③地下ネットワークのつながりで、“都⼼の回遊性向上”!
~札幌都心部での行動範囲拡大の実感~
○チ・カ・ホにより、札幌駅と⼤通、すすきのが地下でつながったことで約7割
の⽅が都⼼部での⾏動範囲の増加を実感しており、地下ネットワークの拡がり
や天候に左右されないことが理由として挙げられています。
チ・カ・ホ開通に伴う⾏動範囲の拡⼤イメージ
:チ・カ・ホ
:既存地下空間
※札幌駅周辺利⽤者の例
:開通前の行動エリア
北3条広場
チ・カ・ホとつながった公共空間や
沿道ビルなど地上との連携が拡⼤
:開通後の追加行動エリア
札幌駅周辺
地区
地上が⾬や雪でも…
地上が⾬や雪でも
札幌駅
チ・カ・ホ開通により、
地下ネットワークが拡⼤
大通
チ・カ・ホは天候に
左右されない
左右されな
創成川公園周辺
地区
様々なイベントなど
楽しみも充実
すすきの
大通・すすきの
地区
チ・カ・ホ開通により、
⾏動範囲が拡⼤
⾏動範囲の拡⼤
「天候に左右されない」、「地下ネットワークの拡がり」等の理由により、都⼼部での
⾏動範囲拡⼤の実感の声が聞こえています。
チ・カ・ホが開通し、地下
ネットワークが拡がったため
119
29%
約7割の⽅が
増加を実感
288
71%
増加した
チ・カ・ホが開通し、天候に
チ
カ ホが開通し 天候に
左右されなくなったため
78%
86%
地上部に立ち寄りたい施設が
増えたため
15%
15%
地下に立ち寄りたい施設が
増えたため
増加していない
19%
21%
0%
無雪期
【開通前後の都⼼部での⾏動範囲の変化】
利⽤者の声
53%
54%
無雪期:N=289
積雪期:N=287
20% 40% 60% 80% 100%
積雪期
【⾏動範囲が増加した理由】
⼤通⽅⾯にあまり⾏
かなかったが、買い
物と散歩がてら⼤通
公園や、デパートへ
の買い物、また、す
すきのに飲みに⾏く
時も歩いて⾏くよう
になった。
(40代⼥性)
出典:チ・カ・ホ利⽤者webアンケート調査
(札幌開発建設部調べ)
(H26.1、H27.10実施)