平成28年3月8日 株主各位 第97期定時株主総会招集ご通知に際しての インターネット開示事項 ①連結計算書類の連結注記表…………………………………………… 1頁 ②計算書類の個別注記表………………………………………………… 7頁 法 令 及 び 当 社 定 款 の 規 程 に 基 づ き 、上 記 の 事 項 に つ き ま し て は 、イ ン タ ー ネ ッ ト 上 の 当 社 ウ ェ ブ サ イ ト ( http://www.neg.co.jp/) に 掲 載 す る こ と により、株主の皆様に提供しています。 日本電気硝子株式会社 連結注記表 (連結計算書類の作成のための基本となる重要な事項に関する注記) 1.連結の範囲に関する事項 連結子会社の数及び主要な連結子会社の名称 連結子会社の数 24社 当連結会計年度において、電気硝子(南京)有限公司を新たに設立したこ とにより連結の範囲に含めました。 主要な連結子会社の名称 ニ ッ ポ ン ・ エ レ ク ト リ ッ ク ・ グ ラ ス ・ マ レ ー シ ア Sdn.Bhd.、 坡 州 電 気 硝 子 株 式 会 社 、 電 気 硝 子 ( Korea) 株 式 会 社 、 電 気 硝 子 ( 厦 門 ) 有 限 公 司 2.持分法の適用に関する事項 (1)持 分 法 を 適 用 し た 非 連 結 子 会 社 又 は 関 連 会 社 の 数 持分法を適用した非連結子会社又は関連会社はありません。 (2)持 分 法 を 適 用 し な い 関 連 会 社 の 名 称 等 持分法を適用しない関連会社のうち主要な会社の名称 サンゴバン・ティーエム株式会社 持分法を適用しない理由 持分法を適用していない関連会社は、それぞれ連結当期純損益及び連結利 益剰余金等に及ぼす影響が軽微であり、かつ全体としても重要性がないため 持分法の適用から除外しています。 3.連結子会社の事業年度等に関する事項 連結子会社の決算日は、連結決算日と一致しています。 4.会計処理基準に関する事項 (1)重 要 な 資 産 の 評 価 基 準 及 び 評 価 方 法 ①有価証券 その他有価証券 時価のあるもの 決算日の市場価格等に基づく時価法を採用しています。(評価差額は 全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定) 時価のないもの 移動平均法による原価法を採用しています。 ②デリバティブ 時価法を採用しています。 ③たな卸資産 当社及び国内連結子会社は主として移動平均法による原価法(貸借対照表 価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定)を採用していま す。 また、在外連結子会社は主として移動平均法による低価法を採用していま す。 -1 - (2)重 要 な 減 価 償 却 資 産 の 減 価 償 却 の 方 法 ①有形固定資産(リース資産を除く) 当社及び国内連結子会社は定率法を採用しています。 た だ し 、 平 成 10年 4 月 1 日 以 降 に 取 得 し た 建 物 ( 建 物 附 属 設 備 を 除 く ) に ついては定額法を採用しています。 また、在外連結子会社は主として定率法を採用しています。 なお、主な耐用年数は次のとおりです。 機械装置及び運搬具 9年 ②無形固定資産(リース資産を除く) 定額法を採用しています。 (3)重 要 な 引 当 金 の 計 上 基 準 ①貸倒引当金 債権の貸倒れによる損失に備えるため、主として一般債権については貸倒 実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を検 討し、回収不能見込額を計上しています。 ②役員賞与引当金 取締役賞与の支給に備えるため、支給見込額に基づき計上しています。 ③役員退職慰労引当金 役員の退職慰労金の支出に備えるため、内規に基づく当連結会計年度末要 支 給 額 を 計 上 し て い ま す 。 た だ し 、 当 社 に お い て は 平 成 16年 6 月 に 役 員 退 職 慰 労 金 制 度 を 廃 止 し た た め 、 平 成 16年 7 月 以 降 に つ い て は 追 加 計 上 し て お り ません。 ④特別修繕引当金 ガラス溶解炉の定期的な大規模修繕に備えるため、次回修繕に要する見積 修繕金額を次回修繕までの期間を基準として配分しています。 ⑤事業場閉鎖損失引当金 事業場の閉鎖に伴う損失に備えるため、将来発生すると見込まれる損失額 を計上しています。 (4)重 要 な 外 貨 建 の 資 産 又 は 負 債 の 本 邦 通 貨 へ の 換 算 の 基 準 外貨建金銭債権債務は、連結決算日の直物為替相場により円貨に換算し、換 算差額は損益として処理しています。在外連結子会社の資産及び負債は、連結 決算日の直物為替相場により円貨に換算し、収益及び費用は期中平均相場によ り円貨に換算し、換算差額は純資産の部における為替換算調整勘定及び少数株 主持分に含めて計上しています。 (5)重 要 な ヘ ッ ジ 会 計 の 方 法 ①ヘッジ会計の方法 為替予約及び金利スワップ取引について、ヘッジ会計の要件を満たしてい る場合は繰延ヘッジ処理を採用しています。 ②ヘッジ手段とヘッジ対象 ヘッジ手段…為替予約、金利スワップ ヘッジ対象…外貨建予定取引、借入金 - 2 - ③ヘッジ方針 外貨建予定取引の為替変動リスクを回避する目的で為替予約を、借入金の 金利変動リスクを回避する目的で金利スワップ取引を行っています。 ④ヘッジ有効性評価の方法 為替予約は取引の重要な条件が同一でありヘッジ効果が極めて高いことか ら、金利スワップ取引については特例処理の要件を満たしているため有効性 の評価を省略しています。 (6)そ の 他 連 結 計 算 書 類 作 成 の た め の 重 要 な 事 項 ①のれんの償却方法及び償却期間 のれんの償却については、5年間の定額法により償却しています。 ②退職給付に係る負債の計上基準 当社グループの退職給付における確定給付制度の重要性は乏しいため、当 社及び連結子会社は、退職給付に係る負債及び退職給付費用の計算に、主と して退職給付に係る期末自己都合要支給額を退職給付債務とする方法を用い た簡便法を適用しています。 ③消費税等の会計処理 消費税及び地方消費税の会計処理は税抜方式によっています。 (追加情報) (法人税等の税率の変更による繰延税金資産及び繰延税金負債の金額の修正) 「 所 得 税 法 等 の 一 部 を 改 正 す る 法 律 」 ( 平 成 27年 法 律 第 9 号 ) 及 び 「 地 方 税 法 等 の 一 部 を 改 正 す る 法 律 」( 平 成 27年 法 律 第 2 号 )が 平 成 27年 3 月 31日 に 公 布 さ れ 、平 成 2 7年 4 月 1 日 以 後 に 開 始 す る 連 結 会 計 年 度 か ら 法 人 税 率 等 の 引 下 げ 等 が 行 わ れ る こ と となりました。これに伴い、繰延税金資産及び繰延税金負債の計算に使用する法定実 効 税 率 は 従 来 の 35.4% か ら 、 平 成 28年 1 月 1 日 に 開 始 す る 連 結 会 計 年 度 に 解 消 が 見 込 ま れ る 一 時 差 異 に つ い て は 32.9% に 、 平 成 29年 1 月 1 日 か ら 開 始 す る 連 結 会 計 年 度 以 降 に 解 消 が 見 込 ま れ る 一 時 差 異 に つ い て は 32.1% に な り ま す 。 この税率変更により、繰延税金資産の金額(繰延税金負債の金額を控除した金額) は 1,049百 万 円 減 少 し 、法 人 税 等 調 整 額 が 1,950百 万 円 、そ の 他 有 価 証 券 評 価 差 額 金 が 9 09百 万 円 、 そ れ ぞ れ 増 加 し 、 繰 延 ヘ ッ ジ 損 益 が 9 百 万 円 減 少 し て い ま す 。 (連結貸借対照表等に関する注記) 1.有形固定資産の減価償却累計額 505,192百 万 円 2.圧縮記帳 取得価額から直接控除した国庫補助金等による圧縮記帳額は、建物及び構築物0百万円、 機 械 装 置 及 び 運 搬 具 91百 万 円 、土 地 842百 万 円 並 び に 有 形 固 定 資 産 の そ の 他 24百 万 円です。 - 3 - 3.保証債務等 当社従業員の金融機関からの借入債務に対する保証 298百 万 円 その他の偶発債務 当 社 は 、ニ ッ ポ ン・エ レ ク ト リ ッ ク・グ ラ ス ・UK Limitedの 法 的 清 算 に あ た り 、 清算人等に対し次の事項について補償を行うことの保証状を差し入れています。 (1) 清 算 人 等 が 清 算 に 関 連 し て 負 う 責 任 、 費 用 等 (2) 清 算 人 の 報 酬 な お 、補 償 の 総 額 は 、保 証 状 差 し 入 れ 後 当 社 が 同 社 か ら 受 け 取 る 金 額 及 び こ れ に対する利息を超えません。 4.受取手形割引高 104百 万 円 (連結株主資本等変動計算書に関する注記) 1.当連結会計年度の末日における発行済株式の総数 普通株式 497,616,234株 2.当連結会計年度中に行った剰余金の配当に関する事項 1株 株式 配当金 当たり 決 議 基 準 日 の の総額 配当額 種類 (百万円) (円) 平 成 27年 3 月 27日 普通 1,989 4.00 平 成 26年 12月 31日 定時株主総会 株式 平 成 27年 7 月 30日 普通 取締役会 株式 3,979 8.00 平 成 27年 6 月 30日 効力発生日 平 成 27年 3 月 30日 平 成 27年 8 月 31日 3.当連結会計年度の末日後に行う剰余金の配当に関する事項 1株 株式 配当金 配当の 当たり 決議予定 の の総額 基 準 日 効力発生日 原資 配当額 種類 (百万円) (円) 利益 平 成 28年 3 月 30日 普 通 8.00 平 成 27年 12月 31日 平 成 28年 3 月 31日 3,978 剰余金 定時株主総会 株式 (金融商品に関する注記) 1.金融商品の状況に関する事項 当社グループ(当社及び連結子会社)は、資金運用については預金等に限定し、 また、資金調達については主に銀行借入又は社債の発行によっています。 営 業 債 権 で あ る 受 取 手 形 及 び 売 掛 金 は 、顧 客 の 信 用 リ ス ク 及 び 為 替 リ ス ク に 晒 さ れ て い ま す 。投 資 有 価 証 券 は 、主 に 業 務 上 の 関 係 を 有 す る 企 業 の 株 式 で あ り 、市 場 価格の変動リスクに晒されています。 営 業 債 務 で あ る 支 払 手 形 及 び 買 掛 金 は 、1 年 以 内 の 支 払 期 日 で す 。借 入 金 の う ち 、 短 期 借 入 金 は 主 に 営 業 取 引 に 係 る 資 金 調 達 で あ り 、社 債 及 び 長 期 借 入 金 は 主 に 設 備 投資に係る資金調達です。 当 社 グ ル ー プ は 、為 替 相 場 や 金 利 の 変 動 に よ る リ ス ク を 回 避 す る 目 的 で デ リ バ テ ィブ取引を利用しており、投機的な取引は行わない方針です。 上 記 金 融 商 品 に 係 る 各 種 リ ス ク は 、グ ル ー プ 各 社 の 内 部 規 程 等 に 基 づ き 管 理 し て います。 - 4 - 2.金融商品の時価等に関する事項 平 成 27年 12月 31日 に お け る 連 結 貸 借 対 照 表 計 上 額 、時 価 及 び こ れ ら の 差 額 に つ い て は、次のとおりです。 連結貸借対照表 計 上 額 (百 万 円 ) 時 価 (百 万 円 ) 差 額 (百 万 円 ) 144,345 144,345 - 47,391 47,391 - その他有価証券 53,627 53,627 - (4) 支 払 手 形 及 び 買 掛 金 (29,587) (29,587) - 短期借入金 (15,930) (15,930) - 1年内返済予定の長期借入金 (13,300) (13,301) △1 1年内償還予定の社債 (10,000) (10,083) △ 83 社債 (40,000) (40,279) △ 279 (27,500) (27,492) 7 (2,262) (2,262) (1) 現 金 及 び 預 金 (2) 受 取 手 形 及 び 売 掛 金 (3) 投 資 有 価 証 券 (5) 短 期 借 入 金 (6) 社 債 (7) 長 期 借 入 金 (8) デ リ バ テ ィ ブ 取 引 - (注 )1 . 連 結 貸 借 対 照 表 計 上 額 及 び 時 価 の う ち 、 負 債 に 計 上 さ れ て い る も の に つ い て は 、 ( )で 表 示 し て い ま す 。 2.金融商品の時価の算定方法 (1)現 金 及 び 預 金 、 (2)受 取 手 形 及 び 売 掛 金 、 (4)支 払 手 形 及 び 買 掛 金 、 並 び に (5)短 期 借 入 金 これらは短期間で決済されるものであり、時価は帳簿価額にほぼ 等しいことから当該帳簿価額によっています。なお、短期借入金の う ち 1 年 内 返 済 予 定 の 長 期 借 入 金 に つ い て は (7)長 期 借 入 金 の 方 法 により算定し区分しています。 (3)投 資 有 価 証 券 株式については取引所の価格によっています。 (6)社 債 市場価格に基づき算定しています。 (7)長 期 借 入 金 元利金の合計額を同様の新規借入を行った場合に想定される利率 で割り引いて算定する方法によっています。 (8)デ リ バ テ ィ ブ 取 引 取引金融機関から提示された価格等に基づき算定しています。 3 . 非 上 場 株 式 ( 連 結 貸 借 対 照 表 計 上 額 1,686百 万 円 ) に つ い て は 時 価 を 把 握 す る こ と が 極 め て 困 難 で あ る た め 、 (3)投 資 有 価 証 券 に は 含 め て お り ま せ ん。 (1株当たり情報に関する注記) 1.1株当たり純資産額 1,031円 86銭 2.1株当たり当期純利益金額 19円 38銭 - 5 - (減損損失に関する注記) 当連結会計年度において、当社グループは以下の資産グループについて減損損失を 計上しています。 用 途 重要な遊休資産 場 種 所 類 滋賀高月事業場、日本電気硝子 建 物 及 び 構 築 物 、機 械 装 置 及 び (韓国)株式会社他 運搬具、建設仮勘定、その他 重要な遊休資産については、今後の使用が見込まれないことから、帳簿価額を回 収 可 能 価 額 ま で 減 額 し 、当 該 減 少 額 を 減 損 損 失 と し て 特 別 損 失 に 1,485百 万 円 計 上 し て い ま す 。上 記 減 損 損 失 の 内 訳 は 建 物 及 び 構 築 物 0 百 万 円 、機 械 装 置 及 び 運 搬 具 850 百 万 円 、 建 設 仮 勘 定 634百 万 円 、 そ の 他 0 百 万 円 で す 。 回収可能価額は、正味売却価額により評価していますが、ガラス製造設備の正味 売 却 価 額 に つ い て は 、転 用 及 び 売 却 の 可 能 性 が 低 い た め 価 値 を 見 込 ん で お り ま せ ん 。 (注)各注記における記載金額は、表示単位未満を切り捨てています。ただし、1株当 たり情報については、表示単位未満を四捨五入しています。 - 6 - 個別注記表 (重要な会計方針に係る事項に関する注記) 1.資産の評価基準及び評価方法 (1)有 価 証 券 子会社株式及び関連会社株式 移動平均法による原価法を採用しています。 その他有価証券 時価のあるもの 決 算 日 の 市 場 価 格 等 に 基 づ く 時 価 法 を 採 用 し て い ま す 。( 評 価 差 額 は 全 部 純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定) 時価のないもの 移動平均法による原価法を採用しています。 (2)デ リ バ テ ィ ブ 時価法を採用しています。 (3)た な 卸 資 産 主 と し て 移 動 平 均 法 に よ る 原 価 法( 貸 借 対 照 表 価 額 は 収 益 性 の 低 下 に 基 づ く 簿 価切下げの方法により算定)を採用しています。 2.固定資産の減価償却の方法 (1)有 形 固 定 資 産 ( リ ー ス 資 産 を 除 く ) 定率法を採用しています。 た だ し 、平 成 10年 4 月 1 日 以 降 に 取 得 し た 建 物( 建 物 附 属 設 備 を 除 く )に つ い ては定額法を採用しています。 なお、主な耐用年数は次のとおりです。 機械及び装置 9年 (2)無 形 固 定 資 産 ( リ ー ス 資 産 を 除 く ) 定額法を採用しています。 た だ し 、自 社 利 用 の ソ フ ト ウ ェ ア に つ い て は 社 内 に お け る 利 用 可 能 期 間( 5 年 ) に基づく定額法を採用しています。 3.引当金の計上基準 (1)貸 倒 引 当 金 債 権 の 貸 倒 れ に よ る 損 失 に 備 え る た め 、一 般 債 権 に つ い て は 貸 倒 実 績 率 に よ り 、 貸 倒 懸 念 債 権 等 特 定 の 債 権 に つ い て は 個 別 に 回 収 可 能 性 を 検 討 し 、回 収 不 能 見 込 額を計上しています。 (2)役 員 賞 与 引 当 金 取締役賞与の支給に備えるため、支給見込額に基づき計上しています。 (3)退 職 給 付 引 当 金 従 業 員 の 退 職 給 付 に 備 え る た め 、当 事 業 年 度 末 に お け る 退 職 給 付 債 務 の 金 額 を 計 上 し て い ま す 。な お 、確 定 給 付 制 度 の 対 象 と な る 従 業 員 が 少 な く 、退 職 給 付 の 重 要 性 が 乏 し い た め 、退 職 給 付 債 務 の 金 額 は 、簡 便 法( 当 事 業 年 度 末 自 己 都 合 要 支給額)によっています。 - 7 - (4)役 員 退 職 慰 労 引 当 金 役 員 の 退 職 慰 労 金 の 支 出 に 備 え る た め 、内 規 に 基 づ く 当 事 業 年 度 末 要 支 給 額 を 計 上 し て い ま す 。 た だ し 、 平 成 16年 6 月 に 役 員 退 職 慰 労 金 制 度 を 廃 止 し た た め 、 平 成 16年 7 月 以 降 に つ い て は 追 加 計 上 し て お り ま せ ん 。 (5)特 別 修 繕 引 当 金 ガ ラ ス 溶 解 炉 の 定 期 的 な 大 規 模 修 繕 に 備 え る た め 、次 回 修 繕 に 要 す る 見 積 修 繕 金額を次回修繕までの期間を基準として配分しています。 (6)事 業 場 閉 鎖 損 失 引 当 金 事 業 場 の 閉 鎖 に 伴 う 損 失 に 備 え る た め 、将 来 発 生 す る と 見 込 ま れ る 損 失 額 を 計 上しています。 4.ヘッジ会計の方法 (1)ヘ ッ ジ 会 計 の 方 法 為 替 予 約 及 び 金 利 ス ワ ッ プ 取 引 に つ い て 、ヘ ッ ジ 会 計 の 要 件 を 満 た し て い る 場 合は繰延ヘッジ処理を採用しています。 (2)ヘ ッ ジ 手 段 と ヘ ッ ジ 対 象 ヘッジ手段…為替予約、金利スワップ ヘッジ対象…外貨建予定取引、借入金 (3)ヘ ッ ジ 方 針 外 貨 建 予 定 取 引 の 為 替 変 動 リ ス ク を 回 避 す る 目 的 で 為 替 予 約 を 、借 入 金 の 金 利 変動リスクを回避する目的で金利スワップ取引を行っています。 (4)ヘ ッ ジ 有 効 性 評 価 の 方 法 為替予約は取引の重要な条件が同一でありヘッジ効果が極めて高いことから、 金利スワップ取引については特例処理の要件を満たしているため有効性の評価 を省略しています。 5.その他計算書類の作成のための基本となる重要な事項 消費税及び地方消費税の会計処理は税抜方式によっています。 (貸借対照表等に関する注記) 1.有形固定資産の減価償却累計額 348,956百 万 円 2. 圧縮記帳 取得価額から直接控除した国庫補助金等による圧縮記帳額は、建物及び構築物0百万円、 機 械 及 び 装 置 91百 万 円 、車 両 運 搬 具 及 び 工 具 器 具 備 品 24百 万 円 並 び に 土 地 842百 万 円です。 3.保証債務等 子会社の売掛債権一括信託に係る債務に対する保証 1,407百 万 円 当社従業員の金融機関からの借入債務に対する保証 298百 万 円 その他の偶発債務 当 社 は 、 ニ ッ ポ ン ・ エ レ ク ト リ ッ ク ・ グ ラ ス ・ UK Limitedの 法 的 清 算 に あ た り、清算人等に対し次の事項について補償を行うことの保証状を差し入れてい ます。 (1) 清 算 人 等 が 清 算 に 関 連 し て 負 う 責 任 、 費 用 等 (2) 清 算 人 の 報 酬 なお、補償の総額は、保証状差し入れ後当社が同社から受け取る金額及びこ れに対する利息を超えません。 - 8 - 4.受取手形割引高 104百 万 円 5.関係会社に対する金銭債権・債務 短期金銭債権 35,435百 万 円 長期金銭債権 58,103百 万 円 短期金銭債務 13,613百 万 円 長期金銭債務 0百 万 円 (損益計算書に関する注記) 関係会社との取引高 営業取引による取引高 売上高 84,639百 万 円 仕入高 60,421百 万 円 営業取引以外の取引高 17,650百 万 円 (株主資本等変動計算書に関する注記) 当事業年度の末日における自己株式の種類及び株式数 普通株式 243,750株 (税効果会計に関する注記) 1.繰延税金資産の発生の主な原因 繰延税金資産の発生の主な原因は、特別修繕引当金損金算入限度超過額及び減 価償却資産の償却限度超過額によるものであり、また、繰延税金負債の発生の主 な原因は、その他有価証券評価差額金によるものです。 2.法人税等の税率の変更による繰延税金資産及び繰延税金負債の金額の修正 「 所 得 税 法 等 の 一 部 を 改 正 す る 法 律 」 ( 平 成 27年 法 律 第 9 号 ) 及 び 「 地 方 税 法 等 の 一 部 を 改 正 す る 法 律 」 ( 平 成 27年 法 律 第 2 号 ) が 平 成 27年 3 月 31日 に 公 布 さ れ 、 平 成 27年 4 月 1 日 以 後 に 開 始 す る 事 業 年 度 か ら 法 人 税 率 等 の 引 下 げ 等 が 行 わ れることとなりました。これに伴い、繰延税金資産及び繰延税金負債の計算に使 用 す る 法 定 実 効 税 率 は 従 来 の 35.4% か ら 、 平 成 28年 1 月 1 日 に 開 始 す る 事 業 年 度 に 解 消 が 見 込 ま れ る 一 時 差 異 に つ い て は 32.9% に 、 平 成 29年 1 月 1 日 か ら 開 始 す る 事 業 年 度 以 降 に 解 消 が 見 込 ま れ る 一 時 差 異 に つ い て は 32.1% に な り ま す 。 この税率変更により、繰延税金資産の金額(繰延税金負債の金額を控除した金 額 ) は 979百 万 円 減 少 し 、 法 人 税 等 調 整 額 が 1,880百 万 円 、 そ の 他 有 価 証 券 評 価 差 額 金 が 909百 万 円 、 そ れ ぞ れ 増 加 し 、 繰 延 ヘ ッ ジ 損 益 が 9 百 万 円 減 少 し て い ま す 。 (1株当たり情報に関する注記) 1.1株当たり純資産額 922円 89銭 2.1株当たり当期純利益金額 27円 25銭 - 9 - (関連当事者との取引に関する注記) 属 会社等の 性 名称 子 会 社 子 会 社 議決権 等の所 有割合 ニ ッ ポ ン・エ レ ク トリック・グラ ス・マレーシア Sdn.Bhd. 電 気 硝 子 (Korea) 株式会社 直接 100% 直接 100% 関連当事者 取引の との関係 内容 ガラス製品等の 販売及び仕入 資金の貸付 役員の兼任 資金の貸付 ガラス製品等の 販売及び仕入 資金の貸付 ガラス製品等の 子 会 社 電気硝子(厦門) 直接 有限公司 100% 販売 貸付金の 返済 増資の引受 期末 取引 科 金額 目 (百万円) 17,000 7,624 残高 (百万円) 短期貸付金 長期貸付金 短期貸付金 長期貸付金 6,692 23,050 19,576 - - 増資の引受 資金の貸付 資金の貸付 役員の兼任 18,747 長 期 貸 付 金 18,642 (注 )1 . 上 記 金 額 に は 消 費 税 等 は 含 ま れ て お り ま せ ん 。 2.取引条件及び取引条件の決定方針等 資金の貸付については融資時の市場金利に基づき決定しています。 (減損損失に関する注記) 当 事 業 年 度 に お い て 、当 社 は 以 下 の 資 産 グ ル ー プ に つ い て 減 損 損 失 を 計 上 し て い ま す 。 用 途 場 所 種 類 建 物 及 び 構 築 物 、機 械 及 び 装 重要な遊休資産 滋賀高月事業場他 置 、車 両 運 搬 具 及 び 工 具 器 具 備品、建設仮勘定 重 要 な 遊 休 資 産 に つ い て は 、今 後 の 使 用 が 見 込 ま れ な い こ と か ら 、帳 簿 価 額 を 回 収 可 能 価 額 ま で 減 額 し 、 当 該 減 少 額 を 減 損 損 失 と し て 特 別 損 失 に 1,230百 万 円 計 上 し て い ま す 。 上 記 減 損 損 失 の 内 訳 は 建 物 及 び 構 築 物 0 百 万 円 、 機 械 及 び 装 置 595百 万 円 、 車 両 運 搬 具 及 び 工 具 器 具 備 品 0 百 万 円 、 建 設 仮 勘 定 634百 万 円 で す 。 回 収 可 能 価 額 は 、正 味 売 却 価 額 に よ り 評 価 し て い ま す が 、ガ ラ ス 製 造 設 備 の 正 味 売 却価額については、転用及び売却の可能性が低いため価値を見込んでおりません。 ( 注 )各 注 記 に お け る 記 載 金 額 は 、表 示 単 位 未 満 を 切 り 捨 て て い ま す 。た だ し 、1 株 当 たり情報については、表示単位未満を四捨五入しています。 - 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