ディノスのインターネット販売における 情報提供について

ディノスのインターネット販売における
情報提供について
平成28年3月9日
株式会社 ディノス・セシール
ディノス事業ディビジョン
食品部 塚原 弘嗣
会社概要
創業
1971年(昭和46年)12月
設立
1991年(平成3年)3月
資本金
20億円
売上高
1,173億円(平成27年3月期)
事業内容
●通信販売事業
(カタログ・テレビ・インターネット等による
家具・ファッション・インテリア・美容健康
商品・食品他の販売)
●法人向け事業(広告、卸事業他)
●直販事業(店舗・催事)
●その他(フラワーネット事業・保険代理
業他)
株主
株式会社フジ・メディア・ホールディングス
100%
従業員数
1,320名(平成27年3月期)
<沿革>
1971年12月 株式会社ディノス創業
1972年1月
フジテレビの情報番組の中で日本初の本格的な
テレビショッピングを開始
1972年11月 初めてのゼネラルカタログ「フジサンケイリビング
カタログ」発行
1998年7月
食品カタログ「どうぞめしあがれ」創刊
2000年9月
「ディノスオンラインショップ」スタート
2013年7月
株式会社ディノスと株式会社セシールが合併し、
株式会社ディノス・セシールがスタート
「ディノス」「セシール」それぞれのブランド毎で
事業を運営
1
ディノス事業の主な販売チャネル
●カタログ事業
家具・インテリア・ファッション・美容健康・食品などカテゴリーごとのカタログを発行
●テレビ事業
フジテレビ系列で美容健康・寝具・ジュエリー・旬に合った食品等を放映
●インターネット事業
カタログ・テレビの商品はもちろんのこと、Web限定コンテンツを多数取り揃え
2
ディノスの食品販売について
●食品がつなぐ信頼の絆
●食品は通信販売の原点
味覚を満足させることは、繰り返し購入の近道
接触頻度は信頼感の育成に
フジテレビの情報番組の中で、採れたて野菜の
プレゼント企画を行ったところ、想定を超える
応募があった。
⇒産地直送で販売してみたら ・・・ さらに大反響!
これがテレビショッピングの始まり(1972年)
●いまの食品事業(一例)
①年4回のカタログ発行(どうぞ召し上がれ)
②旬に合わせたDMの発行
③週1回ペースのWebコンテンツ更新
①どうぞ召し上がれ
2015冬号(124P)
②ずわいがにDM
③Webバレンタイン特集
3
食品の採用・販売における情報開示について
●12か条の取り組み
以下12項目の基準に則り、採用・販売を行っています。
下記URLでホームページに掲載しています。
http://www.dinos-cecile.co.jp/csr/governance/06-2-dinos.html#sec_07
本日は健康食品を除く、一般的な食料品の表示についてご説明いたします。
4
ディノスの食品表記について①
●カタログの事例
カタログはスペースが限られる
ため、次の情報を掲載
・内容量
この場合、総重量と固形量を分けて
表示
・賞味期間または期限
製造日からの賞味期間または、実際
の賞味期限
・製造地または原産国
国内製造なのか、輸入品なのか
・主な原材料の原産地
国内製造でも原材料は海外産もあり
・アレルギー表示対象品目
表示義務と推奨合わせて27品目
・締切やお届けの注意事項
・温度帯やお届けまでの日数
・適した調理法
拡大
※原材料はホームページに記載している旨をショッピングガイドに表記
5
ディノスの食品表記について②
●Webの事例①・・・PCサイト
実際に画面を見ながらご説明
いたします。
Webではカタログの情報に加
えて、原材料を表記
また、商品によっては美味しく
召し上がっていただくためのレ
シピや動画をアップしています。
http://www.dinos.co.jp/p/1306400006/
【商品の仕様】
6
ディノスの食品表記について③
●Webの事例②・・・スマートフォンサイト
PCサイトと同じ情報をスマートフォン用に加工しています。
7
ディノスの食品表記について④
●Webの事例③・・・文字情報が多い場合の情報提供
おせち料理のように、様々な原材料を組み合わせて販売する商品は、原材料一覧をPDFファイルで
確認できるようにしています。
http://www.dinos.co.jp/p/1280300780/
8
正しい商品情報を表示するために
●商品データベース
取引先(仕入先)やバイヤー(商品担当者)が商品情報を入力
その根拠となる資料を入手し、PDFファイルや画像データとして格納
根拠となる資料 ・・・
一括表示、製造工程図、産地証明書、栄養成分分析データなど
※このデータベースは、コールセンターや物流センターでも閲覧可能で、各種問合せに対応しています。
~バイヤー(商品担当者)の業務~
商品開発~仕入交渉~商品決定会議~媒体制作~販売~商品調達~お問合せのフォロー・・・
まで一連の流れすべてを担当
●チェック体制
管理栄養士2名で、販売が決定した商品について、媒体表記や商品の表示に間違いがないかを
チェックしています。
●取引先(仕入先)校正
Web公開前に取引先に商品詳細ページを送り、内容に間違いがないか確認しています。
9
今後の課題
●新表示への切り替え
取り扱い全商品の切り替え時期とそれぞれの進捗状況の把握
栄養成分をどこまで、どのように表示していくか?
●製造メーカーへの伝達方法
取引先(仕入先)またはその先の製造メーカーへの表示の指導や知識・対応力の向上
●消費者にわかりやすい輸入品の原産国表示をしたいが・・・
(現状はJAS法に準じて表示)
<植物油脂の例>
①トルコ産ごまを輸入し、日本でしぼってボトル詰め
②トルコ産ごまをトルコでしぼってボトル詰めして輸入
③トルコ産ごまをトルコでしぼって精製後、日本でボトル詰め
… 日本産(原料原産地:トルコ)
… トルコ産
… トルコ産
①の場合、日本産となり原料原産地を表示しているが、この文字情報だけでしっかり伝わっている
のか不安。
以上
10