新 潟 県暴 力団 排 除条 例 〔 沿 革〕 平成 24年 12月条 例 第83号 改正 、平 成 25年 10月条 例 第42号改 正 、平 成 27年 3 月条 例第 41号改 正 目次 第1章 総 則( 第1 条 -第 5 条) 第2章 暴 力団 排除 に 関す る 基本 的 施策 等( 第 6条 - 第10条 ) 第3章 暴 力団 員等 に 対す る 利益 の 供与 の禁 止 等( 第 11条 ・ 第12条) 第4章 不 動産 の譲 渡 等を し よう と する 者の 講 ずべ き 措置 等 (第 13条 ・ 第14条 ) 第5章 青 少年 の健 全 な育 成 を図 る ため の措 置 (第 15条・ 第 16条 ) 第6章 暴 力団 排除 特 別強 化 区域 ( 第17条- 第 19条 ) 第7章 義 務違 反者 に 対す る 措置 等 (第 20条 - 第22条 ) 第8章 雑 則( 第23条 ) 第9章 罰 則( 第24条 ・第 25条) 附則 第1 章 総則 ( 目 的) 第1 条 こ の 条例 は 、暴 力 団排 除 に関 し 、基 本理 念 を定 め 、県 及 び県 民等 の 責務 を 明ら か にす ると と もに 、 暴力 団 排 除に 関 する 基 本的 施 策を 定 め、 及 び必 要な 規 制を 行 うこ と によ り、 暴 力団 排 除を 推 進し 、も っ て社 会 経済 活 動 の健 全 な発 展に 寄 与し 、 及び 県 民の 安全 で 安心 な 生活 を 確保 する こ とを 目 的と す る。 ( 定 義) 第2 条 こ の 条例 にお い て、 次 の各 号 に掲 げる 用 語の 意 義は 、 それ ぞれ 当 該各 号 に定 め ると ころ に よる 。 (1) 暴力 団 暴 力 団員 に よる 不 当な 行 為の 防止 等 に関 す る法 律 (平 成3 年 法律 第 77号 。 以下 「法 」 とい う 。)第 2 条第 2 号に 規定 す る暴 力 団を い う。 (2) 暴力 団 員 法第 2 条第 6 号に 規 定す る暴 力 団員 を いう 。 (3) 暴力 団 員等 暴 力 団員 又 は暴 力 団員 でな く なっ た 日か ら 5年 を経 過 しな い 者を い う。 (4) 暴力 団 排除 暴力 団 又は 暴 力団 員 等に よる 不 当な 行 為を 防 止し 、及 び これ に より 県 内の 事業 活 動又 は 県民 生 活に 生 じた 不当 な 影響 を 排除 す るこ とを い う。 (5) 県民 等 県 民及 び 事業 者 をい う 。 (6) 暴力 団 事務 所 暴 力団 の 活動 の 拠点 であ る 施設 又 は施 設 の区 画さ れ た部 分 をい う 。 ( 基 本理 念 ) 第3 条 暴 力 団排 除 は、 暴 力団 が 県内 の 事業 活動 及 び県 民 生活 に 不当 な影 響 を及 ぼ す反 社 会的 な団 体 であ る こと を 社 会全 体 が認 識 した 上 で、 暴 力団 を 恐れ ない こ と、 暴 力団 に 対し て資 金 を提 供 しな い こと 及び 暴 力団 を 利用 し な いこ と を基 本 とし て 、国 、 県、 市 町村 及び 県 民等 に よる 相 互の 連携 及 び協 力 の下 に 推進 され な けれ ば なら ない。 ( 県 の責 務 ) 第4 条 県 は 、前 条 に定 め る基 本 理念 ( 以下 「基 本 理念 」 とい う 。)に のっ と り、 国 、市 町 村、 法第 32条の 3 第1 項 の 規定 に より 新 潟県 公 安委 員 会( 以 下「 公安 委 員会 」 とい う 。)か ら新 潟 県暴 力 追放 運 動推 進セ ン ター と して 指 定 を受 け た者 、 新潟 県 弁護 士 会そ の 他の 暴力 団 員に よ る不 当 な行 為の 防 止を 目 的と す る団 体及 び 県民 等 と連 携 及 び協 力 を図 りな が ら、 暴 力団 排 除に 関す る 施策 を 実施 す るも のと す る。 ( 県 民等 の 責務 ) 第5 条 県 民 は、 基 本理 念 にの っ とり 、 暴力 団排 除 のた め の活 動 に自 主的 に 、か つ 、相 互 に連 携及 び 協力 を 図り な が ら取 り 組む とと も に、 県 が実 施 する 暴力 団 排除 に 関す る 施策 に協 力 する よ う努 め るも のと す る。 2 事 業者 は 、基 本 理念 に のっ と り、 そ の行 う事 業 (事 業 の準 備 を含 む。 以 下同 じ 。)に よ り暴 力団 を 利す る こと と な らな い よう にす る とと も に、 県 が実 施す る 暴力 団 排除 に 関す る施 策 に協 力 する よ う努 める も のと す る。 3 県 民等 は 、基 本 理念 に のっ と り、 暴 力団 員と の 社会 的 に非 難 され るべ き 関係 を 遮断 し 、暴 力団 排 除に 資 する と 認 めら れ る情 報を 知 った と きは 、 県に 対し 、 当該 情 報を 提 供す るよ う 努め る もの と する 。 第2 章 暴 力団 排 除に 関 する 基 本的 施策 等 ( 県 の事 務 及び 事業 に おけ る 措置 ) 第6 条 県 は 、公 共 工事 そ の他 の 県の 事 務又 は事 業 によ り 暴力 団 を利 する こ とと な らな い よう 、暴 力 団員 又 は暴 力 団 若し く は暴 力 団員 と 社会 的 に非 難 され るべ き 関係 を 有す る 者に つい て 、県 が 実施 す る入 札に 参 加さ せ ない こ と その 他 の暴 力団 排 除の た めの 必 要な 措置 を 講ず る もの と する 。 ( 県 民等 に 対す る支 援 ) 第7 条 県 は 、県 民 等が 暴 力団 排 除の た めの 活動 に 自主 的 に、 か つ、 相互 に 連携 及 び協 力 を図 りな が ら取 り 組む こ と がで き るよ う、 県 民等 に 対し 、 情報 の提 供 その 他 の必 要 な支 援を 行 うも の とす る 。 ( 広 報及 び 啓発 ) 第8 条 県 は 、県 民 等が 暴 力団 排 除の 重 要性 につ い て理 解 を深 め るこ とが で きる よ う、 県 内に おけ る 暴力 団 の活 動 実 態等 に つい て の周 知 、暴 力 団排 除 の気 運を 醸 成す る ため の 集会 の開 催 その 他 の広 報 及び 啓発 を 行う も のと する。 ( 警 察に よ る保 護措 置 ) 第9 条 警 察 本部 長 は、 暴 力団 排 除の た めの 活動 に 取り 組 んだ こ と等 によ り 暴力 団 又は 暴 力団 員等 か ら危 害 を加 え ら れる お それ があ る と認 め られ る 者に 対し 、 保護 そ の他 の 必要 な措 置 を講 ず るも の とす る。 ( 市 町村 へ の協 力) 第10条 県 は 、市 町 村に お いて 暴 力団 排 除に 関す る 施策 が 実施 さ れる よう 、 市町 村 に対 し 、情 報の 提 供、 技 術的 助 言 その 他 の必 要な 協 力を 行 うも の とす る。 第3 章 暴 力団 員 等に 対 する 利 益の 供与 の 禁止 等 ( 利 益の 供 与等 の禁 止 ) 第11条 事 業 者は 、 第18条 第2 項 及び 第 3項 に定 め るも の のほ か 、そ の行 う 事業 に 関し 、 暴力 団員 等 又は 暴 力団 員 等 が指 定 した 者に 対 し、 次 に掲 げ る行 為を し ては な らな い 。 (1) 暴力 団 の威 力 を利 用 する こ と又 は 利用 した こ との 対 償と し て金 品そ の 他の 財 産上 の 利益 の供 与 (以 下 「利 益 の供 与 」と いう 。)をす る こと 。 (2) 前号 に 掲げ る もの の ほか 、 情を 知 って 、暴 力 団の 活 動を 助 長し 、又 は 暴力 団 の運 営 に資 する こ とと な る利 益 の供 与 (法 令 上の 義 務又 は 情を 知 らな いで し た契 約 に係 る 債務 の履 行 とし て する 利 益の 供与 そ の他 正 当な 理 由が あ る場 合に す る利 益 の供 与 を除 く。 第 18条 第 3項 及 び第 19条 第 3項 に おい て 同じ 。)を す るこ と 。 2 暴 力団 員 等は 、 第19条 第2 項 及び 第 3項 に定 め るも の のほ か 、情 を知 っ て、 事 業者 か ら当 該事 業 者が 前 項の 規 定 に違 反 する こ とと な る利 益 の供 与 を受 け、 又 は事 業 者に 当 該事 業者 が 同項 の 規定 に 違反 する こ とと な る当 該 暴 力団 員 等が 指定 し た者 に 対す る 利益 の供 与 をさ せ ては な らな い。 ( 取 引の 関 係者 の確 認 等) 第12条 事 業 者は 、 その 行 う事 業 に関 し 、そ の取 引 の相 手 方、 そ の取 引の 媒 介を す る者 そ の他 の関 係 者が 暴 力団 員 等 でな い こと を 確認 し 、そ の 取引 の 相手 方に 対 して 、 契約 時 にお いて 当 該相 手 方が 暴 力団 員等 で ない こ とを 書 面 で誓 約 させ るな ど 暴力 団 排除 の ため の必 要 な措 置 を講 ず るよ う努 め るも の とす る 。 2 事 業者 は 、そ の 行う 事 業に 関 して 書 面に よる 契 約を 締 結す る 場合 にお い て、 契 約の 相 手方 が暴 力 団員 等 であ る こ とが 判 明し た とき は 、催 告 する こ とな く当 該 契約 を 解除 す るこ とが で きる 旨 を定 め るよ う努 め るも の とす る。 第4 章 不 動産 の 譲渡 等 をし よ うと する 者 の講 ず べき 措 置等 ( 不 動産 の 譲渡 等を し よう と する 者 等の 責務 ) 第13条 県 内 に所 在 する 不 動産 ( 以下 「 不動 産」 と いう 。)の譲 渡 又は 貸付 け (地 上 権の 設 定を 含む 。 以下 「 譲渡 等 」 とい う 。)を し よう と する 者 は、 当 該譲 渡等 に 係る 契 約の 前 に、 当該 契 約の 相 手方 に 対し 、当 該 不動 産 を暴 力 団 事務 所 の用 に供 す るも の では な いこ とを 確 認す る よう 努 める もの と する 。 2 何 人も 、 自己 が 譲渡 等 をし よ うと し てい る不 動 産が 暴 力団 事 務所 の用 に 供さ れ るこ と とな るこ と を知 っ て、 当 該 譲渡 等 に係 る契 約 をし て はな ら ない 。 3 不 動産 の 譲渡 等 をし よ うと す る者 は 、当 該譲 渡 等に 係 る契 約 にお いて 、 次に 掲 げる 事 項を 定め る よう 努 める も の とす る 。 (1) 当該 不 動産 を暴 力 団事 務 所の 用 に供 して は なら な い旨 (2) 当該 不 動産 が 暴力 団 事務 所 の用 に 供さ れて い るこ と が判 明 した とき は 、催 告 する こ とな く当 該 契約 を 解除 し 、又 は 当該 不動 産 の買 戻 しを す るこ とが で きる 旨 4 前 項第 2 号に 規 定す る 事項 を 定め た 契約 によ り 不動 産 の譲 渡 等を した 者 は、 当 該不 動 産が 暴力 団 事務 所 の用 に 供 され て いる こ とが 判 明し た とき は 、速 やか に 、当 該 契約 を 解除 し、 又 は当 該 不動 産 の買 戻し を する よ う努 め る もの と する 。 ( 不 動産 の 譲渡 等の 代 理等 を する 者 の責 務) 第14条 不 動 産の 譲 渡等 の 代理 又 は媒 介 をす る者 は 、当 該 譲渡 等 をし よう と する 者 に対 し 、前 条の 規 定の 遵 守に 関 し 、助 言 その 他の 措 置を 講 じな け れば なら な い。 2 何 人も 、 他人 が 譲渡 等 をし よ うと し てい る不 動 産が 暴 力団 事 務所 の用 に 供さ れ るこ と とな るこ と を知 っ て、 当 該 譲渡 等 に係 る契 約 の代 理 又は 媒 介を して は なら な い。 第5 章 青 少年 の 健全 な 育成 を 図る ため の 措置 ( 青 少年 に 対す る指 導 等) 第15条 県 は 、学 校 等の 教 育機 関 にお い て、 その 生 徒が 暴 力団 排 除の 重要 性 を認 識 し、 暴 力団 に加 入 せず 、 及び 暴 力 団 員 等 に よる 犯 罪 の 被 害 を受 け な い よ う にす る た め の 教 育が 行 わ れ る よう 適 切 な 措 置を 講 ず る も のと す る。 2 県 民等 は 、青 少 年が 暴 力団 排 除の 重 要性 を認 識 し、 暴 力団 に 加入 せず 、 及び 暴 力団 員 等に よる 犯 罪の 被 害を 受 け ない よ う、 地 域、 職 域等 に おい て 、青 少年 に 対し 、 指導 、 助言 その 他 適切 な 措置 を 講ず るよ う 努め る もの と す る。 ( 暴 力団 事 務所 の開 設 及び 運 営の 禁 止) 第16条 暴 力団 事 務 所は 、 次 に掲 げ る 施設 の 敷 地の 周 囲 200メ ー ト ルの 区 域内 に お いて は 、 これ を 開設 し 、 又は 運 営 して は なら ない 。 (1) 学 校 教育 法 ( 昭和 22年 法律 第 26号 )第 1 条に 規 定 する 学 校( 大 学 を除 く 。)又は 同 法 第124条 に規 定 す る専 修 学校 ( 高等 課程 を 置く も のに 限 る。) (2) 児 童 福祉 法 ( 昭和 22年 法律 第 164号) 第 7 条第 1 項 に規 定 する 児 童 福祉 施 設 又は 同 法第 12条 第1 項 に 規定 す る児 童 相談 所 (3) 社会 教 育法 (昭 和 24年 法 律第 207号 ) 第20条 に規 定す る 公民 館 (4) 図書 館 法( 昭和 25年法 律 第118号) 第 2条 第 1項 に規 定 する 図 書館 (5) 博物 館 法( 昭和 26年法 律 第285号) 第 2条 第 1項 に規 定 する 博 物館 (6) 裁判 所 法( 昭和 22年法 律 第59号 )第 2条 第 1項 に 規定 す る家 庭裁 判 所 (7) 少年 院 法( 平成 26年法 律 第58号 )第 3条 に 規定 す る少 年 院 (8) 少年 鑑 別所 法( 平 成26年 法律 第 59号 )第 3 条に 規 定す る 少年 鑑別 所 (9) 更生 保 護法 (平 成 19年 法 律第 88号) 第29条 に規 定 する 保 護観 察所 (10) 前 各号 に 掲 げる も の の ほか 、 特 にそ の 周 辺に お け る青 少 年 の健 全 な育 成 を 図る た め の良 好 な環 境 を 保全 す る必 要 があ る施 設 とし て 新潟 県 公安 委員 会 規則 ( 以下 「 公安 委員 会 規則 」 とい う 。)で 定め る もの 2 前 項の 規 定は 、 この 条 例の 施 行又 は 同項 の規 定 の適 用 の際 現 に運 営さ れ てい る 暴力 団 事務 所に つ いて は 、適 用 し ない 。 ただ し 、当 該 暴力 団 事務 所 が、 他の 暴 力団 の もの と して 開設 さ れ、 又 は運 営 され る場 合 は、 こ の限 り で ない 。 第6 章 暴 力団 排 除特 別 強化 区 域 ( 特 別強 化 区域 の指 定 ) 第17条 公 安 委員 会 は、 暴 力団 の 活動 の 状況 を勘 案 して 、 暴力 団 排除 を徹 底 する こ とに よ り、 安全 で 安心 な まち づ く りを 特 に強 力 に推 進 する 必 要が あ る区 域と し て、 次 に掲 げ る区 域を 暴 力団 排 除特 別 強化 区域 ( 以下 「 特別 強 化 区域 」 とい う。)と して 指 定す る 。 (1) 新潟 市 中央 区西 堀 通1 番 町か ら 11番 町ま で の区 域 (2) 新潟 市 中央 区西 堀 前通 1 番町 か ら11番町 ま での 区 域 (3) 新潟 市 中央 区古 町 通1 番 町か ら 13番 町ま で の区 域 (4) 新潟 市 中央 区東 堀 通1 番 町か ら 13番 町ま で の区 域 (5) 新潟 市 中央 区東 堀 前通 1 番町 か ら11番町 ま での 区 域 (6) 新潟 市 中央 区本 町 通1 番 町か ら 14番 町ま で の区 域 (7) 新潟 市 中央 区上 大 川前 通 5番 町 から 11番 町 まで の 区域 (8) 新潟 市 中央 区秣 川 岸通 1 丁目 及 び2 丁目 の 区域 (9) 新潟 市 中央 区明 石 1丁 目 及び 2 丁目 の区 域 (10) 新 潟 市中 央区 花 園1 丁 目及 び 2丁 目の 区 域 (11) 新 潟 市中 央区 東 大通 1 丁目 及 び2 丁目 の 区域 (12) 新 潟 市中 央区 弁 天1 丁 目か ら 3丁 目ま で の区 域 (13) 新 潟 市中 央区 南 万代 町 の区 域 (14) 新 潟 市中 央区 春 日町 の 区域 (15) 新 潟 市中 央区 万 代1 丁 目か ら 6丁 目ま で の区 域 (16) 新 潟 市中 央区 八 千代 1 丁目 及 び2 丁目 の 区域 (17) 新 潟 市中 央区 笹 口1 丁 目か ら 3丁 目ま で の区 域 (18) 新 潟 市中 央区 南 笹口 1 丁目 及 び2 丁目 の 区域 (19) 新 潟 市中 央区 天 神1 丁 目及 び 2丁 目の 区 域 (20) 新 潟 市中 央区 天 神尾 1 丁目 及 び2 丁目 の 区域 (21) 新 潟 市中 央区 米 山の 区 域 (22) 新 潟 市中 央区 米 山1 丁 目か ら 6丁 目ま で の区 域 ( 特 別強 化 区域 にお け る特 定 営業 者 の禁 止行 為 ) 第18条 次 に 掲げ る 営業 ( 以下 「 特定 営 業」 とい う 。)を 営 む者 ( 以下 「特 定 営業 者 」と い う。)は、 特 別強 化 区域 に お け る特 定 営 業( 風 俗 営業 等 の 規制 及 び 業務 の 適 正化 等 に 関す る 法 律( 昭 和 23年 法 律 第122号 。以 下 「 風営 適 正 化法 」 とい う 。)第 2 条第 7 項第 1 号の 営業 に あっ て は事 務 所( 風営 適 正化 法 第31条 の2 第1 項 に規 定 する 事 務 所を い う。 以 下同 じ 。)が 特 別強 化 区域 に所 在 する 者 が営 む 当該 事務 所 に係 る 当該 営 業及 び風 営 適正 化 法第 31条 の2 第 1項 第 7号 に 規定 す る受 付 所又 は待 機 所を 特 別強 化 区域 に設 け る場 合 の当 該 受付 所又 は 待機 所 に係 る 当 該営 業 を含 み 、風 営 適正 化 法第 2 条第 7項 第 2号 の 営業 、 同条 第8 項 に規 定 する 映 像送 信型 性 風俗 特 殊営 業 及 び同 条 第10項 に規 定 する 無 店舗 型 電話 異性 紹 介営 業 にあ っ ては 事務 所 が特 別 強化 区 域に 所在 す る者 が 営む 当 該 事務 所 に係 る 当該 営 業と し 、風 営 適正 化法 第 2条 第 11項 に 規定 する 接 客業 務 受託 営 業( 以下 「 接客 業 務受 託 営 業」 と いう 。)にあ っ ては 事 務所 が 特別 強化 区 域に 所 在す る 者が 営む 当 該事 務 所に 係 る当 該営 業 を含 む 。以 下 同 じ。)の 営業 に 関し 、 暴力 団 員か ら 、用 心棒 の 役務 ( 営業 を 営む 者の 営 業に 係 る業 務 を円 滑に 行 うこ と がで き る よう に する た め顧 客 その 他 の者 と の紛 争の 解 決又 は 鎮圧 を 行う 役務 を いう 。 以下 同 じ。)の提 供 を受 け ては な ら ない 。 (1) 風営 適 正化 法第 2 条第 1 項に 規 定す る風 俗 営業 (2) 風営 適 正化 法第 2 条第 5 項に 規 定す る性 風 俗関 連 特殊 営 業 (3) 接客 業 務受 託営 業 (4) 風営 適 正化 法第 2 条第 11項第 3 号に 規定 す る飲 食 店営 業 (5) 前各 号 に掲 げる も のの ほ か、 公 安委 員会 規 則で 定 める 営 業 2 特 定営 業 者は 、 特別 強 化区 域 にお け る特 定営 業 の営 業 に関 し 、暴 力団 員 に対 し 、顧 客 その 他の 者 との 紛 争が 発 生 した 場 合に 用心 棒 の役 務 の提 供 を受 ける こ との 対 償と し て利 益の 供 与を し ては な らな い。 3 特 定営 業 者は 、 特別 強 化区 域 にお け る特 定営 業 の営 業 に関 し 、暴 力団 員 に対 し 、名 目 のい かん を 問わ ず 、そ の 営 業を 営 むこ とを 容 認す る 対償 と して 利益 の 供与 を して は なら ない 。 ( 特 別強 化 区域 にお け る暴 力 団員 の 禁止 行為 ) 第19条 暴 力 団員 は 、特 別 強化 区 域に お ける 特定 営 業の 営 業に 関 し、 特定 営 業者 に 対し 、 用心 棒の 役 務の 提 供を し て はな ら ない 。 2 暴 力団 員 は、 特 別強 化 区域 に おけ る 特定 営業 の 営業 に 関し 、 特定 営業 者 から 、 顧客 そ の他 の者 と の紛 争 が発 生 し た場 合 に用 心棒 の 役務 の 提供 を する こと の 対償 と して 利 益の 供与 を 受け て はな ら ない 。 3 暴 力団 員 は、 特 別強 化 区域 に おけ る 特定 営業 の 営業 に 関し 、 特定 営業 者 から 、 名目 の いか んを 問 わず 、 その 営 業 を営 む こと を容 認 する 対 償と し て利 益の 供 与を 受 けて は なら ない 。 第7 章 義 務違 反 者に 対 する 措 置等 ( 調 査) 第20条 公 安 委員 会 は、 第 11条 、 第13条 第2 項又 は 第14条 第2 項 の規 定に 違 反す る 行為 を した 疑い が ある と 認め ら れ る者 そ の他 の 関係 者 に対 し 、そ の 違反 の事 実 を明 ら かに す るた めに 必 要な 限 度に お いて 、説 明 又は 資 料の 提 出 を求 め るこ とが で きる 。 ( 勧 告) 第21条 公 安 委員 会 は、 第 11条 、 第13条 第2 項又 は 第14条 第2 項 の規 定に 違 反す る 行為 が あっ た場 合 にお い て、 当 該 行為 が 暴力 団 排除 に 支障 を 及ぼ し 、又 は及 ぼ すお そ れが あ ると 認め る とき は 、当 該 行為 をし た 者に 対 し、 必 要 な勧 告 をす るこ と がで き る。 ( 公 表) 第22条 公 安 委員 会 は、 第 20条 の 規定 に より 説明 又 は資 料 の提 出 を求 めら れ た者 が 正当 な 理由 なく 当 該説 明 若し く は 資料 の 提出 を 拒み 、 又は 虚 偽の 説 明若 しく は 資料 の 提出 を した とき は 、そ の 旨を 公 表す るこ と がで き る。 2 公 安委 員 会は 、 前条 の 規定 に より 勧 告を 受け た 者が 正 当な 理 由な く当 該 勧告 に 従わ な いと きは 、 その 旨 及び 当 該 勧告 の 内容 を公 表 する こ とが で きる 。 3 公 安委 員 会は 、 前2 項 の規 定 によ る 公表 をし よ うと す ると き は、 あら か じめ 、 当該 公 表に 係る 者 に対 し 、意 見 を 述べ る 機会 を与 え なけ れ ばな ら ない 。 第8 章 雑則 ( 委 任) 第23条 こ の 条例 に定 め るも の のほ か 、こ の条 例 の施 行 に関 し 必要 な事 項 は、 公 安委 員 会規 則で 定 める 。 第9 章 第24条 罰則 次 の 各号 のい ず れか に 該当 す る者 は、 1 年以 下 の懲 役 又は 50万 円 以下 の 罰金 に 処す る。 (1) 第16条 第1 項の 規 定に 違 反し た 者 (2) 相手 が 暴力 団員 で ある こ との 情 を知 って 、 第18条 第1 項 、第 2項 又 は第 3 項の 規 定に 違反 し た者 (3) 第19条 第1 項、 第 2項 又 は第 3 項の 規定 に 違反 し た者 第25条 法 人 (法 人 でな い 団体 で 代表 者 又は 管理 人 の定 め のあ る もの を含 む 。以 下 同じ 。)の代 表者 若 しく は 管理 人 又 は法 人 若し く は人 の 代理 人 、使 用 人そ の他 の 従業 者 が、 そ の法 人又 は 人の 業 務に 関 し、 前条 の 違反 行 為を し た とき は 、行 為者 を 罰す る ほか 、 その 法人 又 は人 に 対し て 同条 の罰 金 刑を 科 する 。 2 法 人で な い団 体 につ い て前 項 の規 定 の適 用が あ る場 合 には 、 その 代表 者 又は 管 理人 が 、そ の訴 訟 行為 に つき 法 人 でな い 団体 を 代表 す るほ か 、法 人 を被 告人 又 は被 疑 者と す る場 合の 刑 事訴 訟 に関 す る法 律の 規 定を 準 用す る。 附 則 こ の 条例 は 、平 成23年 8月 1 日か ら 施行 する 。 附 則 (平 成24年 12月 28日条 例 第83号) こ の 条例 は 、公 布の 日 から 施 行す る 。 附 則 (平 成25年 10月 25日条 例 第42号) こ の 条例 は 、公 布の 日 から 施 行す る 。 附 則 (平 成27年 3月 3 1日 条 例第 41号 ) こ の 条例 は 、少 年 院法 ( 平成 26年法 律 第58号) の 施行 の 日又 は この 条例 の 公布 の 日の い ずれ か遅 い 日か ら 施行 する 。( 施行 の 日= 平成 27年6 月 1日 )
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