電通、北米のデータ・アナリティクス専門のコンサルティング会社

2016 年 3 月 11 日
株式会社 電 通
代表取締役社長執行役員 石井 直
(東証第1部 証券コード:4324)
電通、北米のデータ・アナリティクス専門のコンサルティング会社
「カーディナル・パース社」の株式 100%取得で合意
― 社内外のビッグデータを分析し、顧客企業にコンサルティングとソリューションを提供 ―
株式会社電通(本社:東京都港区、代表取締役社長執行役員:石井 直、資本金:746 億 981
万円)の海外本社「電通イージス・ネットワーク」は、北米のデータ・アナリティクス専門の
コンサルティング会社「Cardinal Path Holding Company」
(本社:カナダ・バンクーバー市、
以下「カーディナル・パース社」)の株式 100%を取得することにつき、同社株主と合意しまし
た。
カーディナル・パース社買収の背景には、今日の広告コミュニケーション・ビジネスにおい
て、ビッグデータ分析に基づく、より精緻で効果が見込めるプランニングや施策の重要性が高
まってきたことが挙げられます。
2011 年に設立された同社は、そうしたビッグデータの分析とそれに基づくコンサルティン
グやソリューションに強みを持っています。具体的には、①クライアント企業内に分散して存
在するデータを整理、②データから読み取れる企業課題を抽出、③多様な外部オーディエンス
データを掛け合わせての統合分析、④コンサルティングおよび各種ソリューション施策の実施
とその検証、という 4 つのプロセスで質の高いサービスを提供しています。2015 年には、米
国の Digital Analytics Association から「Most Influential Agency/Vendor of the Year」賞を
受賞するなど、多くのグローバル企業から高い評価を得ています。現在、傘下にカナダ法人(本
社:バンクーバー、支社:トロント)と米国法人(本社:フェニックス、支社:シカゴ)を持
ち、77 名の従業員を抱えています。
買収後、当社グループはデータ・ソリューション力の強化により、北米における既存顧客へ
のサービス向上と新規顧客の開拓を狙っていきます。
なお、本件が当社の 2016 年 12 月期の連結業績に与える影響は軽微です。
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【カーディナル・パース社の概要】
社
名
: Cardinal Path Holding Company(カーディナル・パース社)
本社所在地 : カナダ・バンクーバー市
※トロント、シカゴ、フェニックスにも営業拠点を置く
設
立
株主構成
: 2011 年 6 月
: 株式取得後 電通イージス・ネットワーク 100%
収益(Revenue):
1,150 万 US ドル(約 13.0 億円)
(2015 年 12 月期)
代 表 者 : John Hossack (CEO/President)
従業員数
: 77 名
事業内容
: デジタルデータ分析とコンサルティングサービス
以
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