3月1日、北川市長は3月市議会定例会で、平成28 年度の市政運営の考え方を示す「市政運営方針」を発 表しました=写真。おもな内容を紹介します。 ◎市ホームページ「所信表明・市政運営方針」から全 文を見ることができます。 問 企画政策課 平 成 28 年度 市政運営方 針 発 表 市長としての重責を担 わせていただいてから、 私にとりましても、非常 守る」ことを訴えてきた させました。「子どもを 深い悲しみと憤りを生じ を的確に捉え、施策の選 市民の思いや時代の要請 まいりました。さらに、 政策などの点検を行って 宅政策・浸水対策・環境 また、今期の市政運営 の基本認識に照らし、住 いるところであります。 ための施策・事業を進めて で魅力あるまちの実現の 本として、より安全・安心 存であります。 かじ取りをしてまいる所 む決意も新たに、市政の て、市民の皆様と共に歩 の市政運営を土台とし のため、この9か月間で 本市の更なる発展とよ り一層の市民福祉の向上 ます。 に全力で取り組んでおり ら、先送りできない課題 安心な暮らしをより一層 ることが、市民の安全で るべきことを十分に備え 市民の生命・財産を守 るため、行政として備え しました。 壊し、甚大な被害を及ぼ 流れる鬼怒川の堤防が決 雨をもたらし、茨城県を 9月に発生した台風 号・ 号は、記録的な大 めました。 アフリカ代表から勝利を収 プにおいて、日本代表が南 また、スポーツの世界で は、ラグビーワールドカッ 章氏が選ばれました。改めて 学宇宙線研究所長の梶田隆 ノーベル物 理学 賞に東京大 本格化し、地域活性化を進 ることに加 え、地方 創 生を 評価されたものであります。 「安心につながる社会保障」 日本人研究者の功績が高く めるとされております。 望を生み出す強い経済」 国 政におきましては、第 3 次 安 倍 改 造 内 閣 が 、「 希 別 栄 誉 教 授の 大 村 智 氏 が 、 たしております。 早いもので9か月が経ち に心を痛めた事件であり の自然災害に見舞われた さて、昨年を振り返っ てみますと、全国で多く ます。 思いを強くいたしており 守ることにつながるとの さらに、本市出身の又吉 直樹さんが、小説「火花」 を掲 げ、経済成長を加速す 「 夢 をつ む ぐ 子 育 て 支 援 」 ました。 ました。 寝屋川市の更なる 発展とより一層の 市民福祉の向上のために この間、「命を守る」こ と を 市 政 の 基 本 と して 、 「事業見直し」を実施い 創生総合戦略に基づく施策 子 ど も 及 び 市 民 の 安 全・ このような事件が決し 択と集中により行政サー て 繰 り 返 さ れ な いよ う 、 ビスを向上させるため、 を着実に推進してまいる所 る」「生活(くらし)を守 一方で、日本人として、 また、寝屋川市民の一人と で芥川賞を受賞され大きな る 」と いう 視 点 か ら 、積 年となりました。 存であります。 たしました。 話題となりました。 急対策を講じるととも 平成 年度は、以上の認 識、考え方を踏まえ、「笑 安心を確保するための緊 これらの成果は、並々な らぬ努力の末に得たもので 極果敢に市政改革に取り あります。私自身も、寝屋 組んでまいりました。 い出来事もありました。 して笑顔になれた喜ばし らわれることなく、これ 箱根山、桜島などの火 山活動が活発化するとと 情 報 発 信 す ることで市へ に、メディア等へ積極的に では爆発的噴火が発生し もに、口永良部島の新岳 一方、昨年8月、非道 な犯罪により、本市中学 までの事業の枠組みや進 顔が広がるまちづくり 元 年」と位置付け、まちづく の 愛 着・誇 り を 醸 成 す る ました。 川市のため、高い志を持ち 生2人の尊い命が絶たれ め方の見直しを行いなが りを推進してまいります。 な ど、命 を 守 る こと を 基 努力し続ける決意を強くい いずれにいたしまして も、前例や既成概念にと 「子どもを守る」「街を守 本市におきましても、寝 屋川市まち・ひと・しごと 17 平成 年のノーベル生 理学・医学賞に北里大学特 たことは、市民の皆様に 基本方針 安全・安心を実感できるまち寝屋川を築く 子どもの命、笑顔を守るための防犯体制の整備、市民の生 命・財産を守り、市民の皆様に安心して暮らしていただく環 境をつくるための防災・減災、治水等の施策に取り組んでま いります。 安心して子育て・教育ができるまち寝屋川を築く 少子化に歯止めをかけるため、妊娠から出産、子育てまで 切れ目のない支援を推進するとともに、子どもたちが本市を 愛し、本市に住み続けたいと思い、その次の世代に引き継い でいけるよう、子ども一人一人の確かな学力、豊かな心、健 やかな体を育む教育を推進してまいります。 魅力・品格のあるまち寝屋川を築く 本市の規模にふさわしい独自のまちづくりをより一層推進しな ければなりません。中核市移行についてより詳細な検討を進めて まいります。 きめ細かな市民サービスの提供、快適で安心な住環境の創 出、都市機能の強化、情報発信の強化を図り、市のイメージ アップにつなげてまいります。 毎月1日・15日発行 広報 18 27 28 民満足度の高い、期待され の皆様の声に耳を傾け、市 題と真摯に向き合い、市民 じ、本市が直面している課 された者として自らを信 な基礎自治体の運営を信託 私にとって「事を誠実に 尽くす」とは、市民に身近 くすことであります。 ているのは、事を誠実に尽 で、常に視座の中心に据え とめ、市政運営に当たる中 私は、「政治は暮らしで ある。」という思いを心に まいる所存であります。 政運営に全力で取り組んで 皆様と手を携えながら、市 き、一丸となって、市民の もに知恵を絞り、汗をか が先頭に立って、職員とと 感に変えていくため、自ら 寝屋川市に笑顔が広が り、市民の皆様の願いを実 るところであります。 あると、重く受けとめてい が、私に課せられた使命で げる寝屋川市をつくること 着実に推進し、次代につな 市民満足度の高い 期待される市政運営を る市政を運営することであ と・しごと創生総合戦略を ると認識しております。 おもな施策・事業は 2面に掲載 また、第五次総合計画後 期基本計画及び市まち・ひ ※「広報ねやがわ」は、再生紙を使っています。 ホームページ http://www.city.neyagawa.osaka.jp/ 携帯サイト http://www.city.neyagawa.osaka.jp/mobile/ 「 笑 顔 が 広 が る ま ち づ く り 元 年 」の市政を 推進 3面 市人口ビジョン、市まち・ひと・しごと創生総合戦略を策定 4面 財務書類4表を作成 5面 軽自動車税の税額が変わります もくじ 3.15 編集・発行=経営企画部広報広聴課 Tel 072-824-1181 (代) 寝屋川市本町1番1号 (〒572-8555) Fax 072-825-2637 平成 28 年 (2016 年) No.1356
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