ま え が き 昨年、環太平洋パートナーシップ協定(略称:TPP協定)の交渉が大筋合意に達 しました。これにより、知的財産関係では、今まで以上に知的財産権の保護と利用推 進が図られることが期待されます。また国内では「知的財産推進計画 2016」の策定に 向けた検討が開始されました。今後、知的財産の活用と国際競争力が更に高まってい くものと考えます。 さらに、日本の多くの企業が海外展開を進め、急速な国際化が進んでおり、このよ うな時代において、変化に対応しこれを乗り越えるのは人間の智恵しかありません。 変化の激しい時代において「智恵」は重要であり、まして天然資源に恵まれない我が 国においては特に重要です。 「智の力」を十分に発揮できるかどうかは、社会変化に適 切に対応できるかどうかの鍵になります。従って、研究開発・創造性活動に対する期 待は高く、これら成果である知的財産を有効に活用することは今後も重要な課題にな るものと考えます。 このような知的財産の外部環境変化にも目配りをしながら、自社に相応しい知財戦 略を考えた、経営に資する知的財産活動がますます求められるようになってきていま す。有効な知的財産活動を進めるにあたって最も肝要なことは「人材」です。この「人 材」としては、知的財産の専門家と共に、知的財産マインドを持った技術者/研究者、 知的財産を事業に活かすことができるリーダーなどが求められます。 日本知的財産協会人材育成委員会では、 「知財人材を育てる」ために、2016 年度も、 ①専門家としての知的財産担当を育成するための基礎コース、専門コース及び海外研 修コース、②発明創出部門である技術者/研究者を対象とした研修コース、③経営感 覚と知的財産マインドをもったリーダー育成を目的とする特別コース、更に、④時代 の変化・ニーズに対応した臨時研修など、数多くの研修講座を開催します。 特に、本年度は、総合コース(Sコース)について、 「知財部門のマネージャ」に特 化した内容に改編し、「知財部門のマネージャ」にとって必須と考える講義課目も新 たに組込み込み、知識・意識・スキルを中心とした内容にて、短期間で修得できるコー スとしております。 他方、 「技術者向け」としては、昨年度より実施した「中堅技術者のための知的財産 Advance 講座」、「技術部門マネージャのための知的財産講座」と技術者向けのコース も充実させております。 さらに海外現地研修コースとして、新たに「アセアン訪問型研修(インドネシア、 シンガポール、マレーシア、ベトナム)」、 「米国アドバンス研修(IPR活用、米国流 知財マネジメント)」を立上げ、国際化にも対応した研修プログラムとしております。 知的財産のあらゆるシーンに対応した研修カリキュラムとなっておりますので、受 講者皆様の効果的研修に結びつくものと確信しております。 各研修コース共に、その分野における専門家を講師として迎え、受講者皆様の必要 知識、実務スキル、マインドの習得に役立つものと考えますので、2016 年度も多くの 皆様の応募をお願い申し上げます。 2016 年 3 月 一般社団法人 日 本 知 的 財 産 協 会 人 材 育 成 委 員 会 委員長 久山 秀人 目 次 1.研修計画の概要 ························································· 1 (1) 研修の全体像 ································································· 1 (2) 協会研修の特徴 ······························································· 2 (3) 人材育成プログラムの見直しポイント ··········································· 2 (4) ご参考 ······································································· 2 2.定例コースの体系 ······················································ 3 3.研修コース一覧表 ······················································ 4 4.2016 年度定例研修会日程一覧表 ····································· 6 5.各コースの概要 ························································· 10 関 東 ·········································································· 10 ★A入門コース ·································································· 10 ★B初級コース群 ································································ 12 ★C中級コース群 ································································ 19 ★D上級コース群 ································································ 38 ★E研究コース群 ································································ 43 ★G技術部門向けコース群 ························································ 49 ★S総合コース ·································································· 57 ★Wグローバルコース群 ·························································· 61 関 西 ·········································································· 72 ★A入門コース ·································································· 72 ★B初級コース群 ································································ 74 ★C中級コース群 ································································ 82 ★D上級コース群 ································································ 102 ★E研究コース群 ································································ 107 ★G技術部門向けコース群 ························································ 109 ★S総合コース ·································································· 117 ★Wグローバルコース群 ·························································· 121 東 海 ·········································································· 132 ★A入門コース ·································································· 132 ★B初級コース群 ································································ 134 ★C中級コース群 ································································ 140 ★D上級コース ·································································· 144 ★G技術部門向けコース群 ························································ 145 ★Wグローバルコース群 ·························································· 149 ★《特別掲載》東海地区開催 臨時研修のご案内 ···································· 151 F海外現地研修コース群 ·························································· 153 T経営感覚人材育成コース群 ······················································ 157 R臨時コース群 ·································································· 164 6.受講に当たってのガイド ·············································· 169 7.受講に当たっての注意事項 ··········································· 177 8.台風等暴風時の研修会開催の取り扱い ····························· 178 9.研修会場一覧 ···························································· 179 1.研修計画の概要 (1)研修の全体像 知的財産 専門家を育成 知財技術スタッフ研修: ≪A~Eコース≫ 知財専門家としての知識、スキルを向上し知財専門家を育成 ・初心者~中堅実務者 → 法律ルールの必要知識を学習 ・上級者~専門家 → 法律解釈、審判決動向など研究 知的財産に強い 技術者育成 技術者対象研修: ≪Gコース≫ 研究開発段階から知財を意識した知財に強い技術者を育成 ・新入社員から技術者リーダーまでの年代別研修を整備 ・知財知識 国内・国外の 知的財産権を知る + 演習によるスキルアップ 総合研修: ≪Sコース≫ 知的財産権をめぐる国内あるいは国際的な環境変化を的確に把握するために必要な重要事項 と動向について、最新の情報、豊富な実例により講義 グローバルに 対応 グローバル研修: ≪W、Fコース≫ ―グローバルコース(Wコース)― グローバル化する企業活動の知財スタッフとして、どのように経営に貢献していくか、支援 していくか等を考え、その企業目的を達成すべく知財関連知識を習得する。 ―海外現地研修コース(Fコース)― グローバル化対応の知財スタッフを事前・事後研修と現地体験研修によって育成。 ・米国、欧州、中国/アジア(中国・韓国・台湾・インド) 経営感覚人材育成研修: ≪Tコース≫ 経営的 視点を養う 経営的視点で知財を考え企業経営に知的財産を活かすことのできる知財リーダー、知財戦略ス タッフなどを育成 ・知財知識だけでなく、経営自体を学ぶ ・自らの意識改革のみならず組織変革を遂行する人材育成 ニーズ・ 話題のテーマ 臨時研修: ≪Rコース≫ 時代の変化・ニーズに対応した各種の話題テーマに関する研修を実施 - 1 - (2)協会研修の特徴 この協会研修の大きな特徴は次の3点です。 ※ 第1の特徴:人物像を踏まえた、体系的な研修である。 知財に係る人物像とそのための研修コースは前項(1)に示す通りです。 ※ 第2の特徴:定例化され、毎年開催される研修である。 約100コースが定例化されています。なお、一部隔年開催のコースがあります。 ※ 第3の特徴:最新状況に応じてアップデートされた、実学の研修である。 制度/法改正や社会事情の変化を踏まえ、人材育成委員会が講師や協会専門委員会の協力を得て、 研修内容を実学に役立つよう常にアップデートしています。特に臨時コースは、時宜に適った 研修の提供と新しい研修の実験として積極的に開催されております。 (3)人材育成プログラムの見直しポイント 【改編】S1コースについて これまで、本コースの受講対象者を主として知的財産部門や研究開発部門の管理職、役員およ びそれらに準ずる方々としてきました。 一方、企業にとって知的財産部門の役割が増々重要視される状況となってきており、その一翼 を担っているのが「知財部門のマネージャ」であることは言うまでもありません。 そこでこの度、本コースをその「知財部門のマネージャ」に特化した内容に改編することに致 しました。この改編S1コースでは、 「知財部門のマネージャ」にとって必須と考える講義課目も 新たに組込み、知識・意識・スキルを中心とした内容を、4 日間という短期間で修得できるよう にまとめました。 【新設】F7コース について 本コースは、アセアン諸国を訪れ、約2週間、現地の事情、文化、知的財産情報に直接触れる こと等を通じて、アセアン諸国に於ける知財情報の収集・整理及び企業における知財実務・マネ ジメントの一翼を担うことを目的に新設されました。研修は訪問型研修で、現地研修の前後に国 内での事前研修及び事後研修を加えた3部構成となり、約 10 ヶ月の期間をかけて行われます。 【新設】F8コース について 本コースは、最新の米国知的財産事情に関連するテーマとして、特に、特許付与後手続きのう ち最も利用頻度が多く注目度の高いIPR(Inter Partes Review)と、IPR活用の際の留意点 を含めた米国企業知財部門出身の弁護士によるマネジメント戦略とに焦点をあてた現地滞在型研 修です。 (4)ご参考 ※コース記号変更 [関東・関西]C4A 国際特許制度と外国特許基礎 → WW1 国際特許制度と外国特許基礎 C4B 米国特許制度 → WU1 米国特許制度 C4C 欧州特許制度 → WE1 欧州特許制度 C4D アジアの特許制度 → WA1 アジアの特許制度 D5 国際契約 → WW26 国際契約 D7 米国特許訴訟 → WU21 米国特許訴訟 [関東] S2 アジアの知的財産 → WA21 知的財産権と企業経営 [東海] C4 外国特許制度 → WU1 - 2 - 米国特許制度 2.定例コースの体系 人材の育つ“木” F(海外現地研修)コース T1(経営感覚人材育成)コース 米国・中国・アジア・欧州・インド 知財変革リーダー育成研修 T2(経営感覚人材育成)コース WA21(グローバル)コース 知財戦略スタッフ育成研修 アジアの知的財産 T3(経営感覚人材育成)コース WA1(グローバル)コース WU21(グローバル)コース 米国特許訴訟 アジアの特許制度 WU1(グローバル)コース WE1(グローバル)コース 米国特許制度 欧州特許制度 企業若手知的財産要員育成研修 WWC(グローバル)コース 国際特許制度と外国特許基礎 E7(研究)コース WW3(グローバル)コース WW26(グローバル)コース 外国商標 国際契約 特許事例の研究 E1(研究)コース 特・実判決例の研究 S(総合)コース D3(上級)コース D6(上級)コース 知財活動におけるマネジメント講座 商標・不競法審判判決例と 企業に於ける対応 特許侵害訴訟 D1(上級)コース 特・実・審判・審決取消訴訟 D15(上級)コース 交渉学 C9B(中級)コース C15(中級)コース 化学分野における 実践特許調査 交渉学入門 C9A(中級)コース 特許情報と特許調査(実践) C11(中級)コース C9E(中級)コース 著作権法 E8(研究)コース 特許情報システムの 導入と活用 C10(中級)コース 英文明細書の書き方 不正競争防止法と 独占禁止法 C8(中級)コース C7(中級)コース 民事訴訟法概要 C6(中級)コース 民法概要 明細書の書き方 C1(中級)コース C2(中級)コース C3(中級)コース C5(中級)コース 特許法・実用新案法 意匠法 商標法 契約の基礎及び実務 B(初級)コース B1 (特許・実案・ 意匠基礎) コース 特許実案基礎実務 /特許の権利活用 外国特許基礎実務 /意匠基礎実務 G(技術部門)コース B3 (商標基礎) コース B5 (知財法務 基礎)コース 国内外商標 基礎実務 /商標を巡る紛争・ 訴訟への基礎実務 対応 知的財産権を巡る法 律基礎/知財契約 基礎/知財紛争へ の基礎実務対応 B9 (特許情報と 特許調査) コース 基礎 中堅技術者のための知的財産Basic講座 中堅技術者のための知的財産Advance講座 本質を考えた発明説明書の書き方演習 G(技術部門)コース 技術系新入社員のためのIPマナー講座 A(入門)コース 企業活動と知的財産権/特許・実用新案制度/外国特許制度/意匠制度/商標制度/知的財産契約概要/著作権制度/不正競争防止法・独占禁止法 - 3 - 3.研修コース一覧表 <知財技術スタッフ研修> 関 東 関 西 東 A入門 A1 入門コース A1,A2 入門コース A1,A2 入門コース B 初 級 基 礎 コ C ー 特実・意匠基礎 B1 特実・意匠基礎 B3 商標基礎 B3 商標基礎 B5 知財法務基礎 B5 知財法務基礎 B9 特許情報と特許調査 B9 特許情報と特許調査 C1 特許法・実用新案法 C1 特許法・実用新案法 C2 意匠法 C2 意匠法 C3 商標法 C3 商標法 C5 知財契約実践 C5 知財契約実践 C6 民法概要 C6 民法概要 C7 民事訴訟法概要 C7 民事訴訟法概要[隔年開催] C8A 明細書の書き方 (化学) C8A 明細書の書き方 (化学) C8B 明細書の書き方(電気・機械) C8B 明細書の書き方(電気・機械) C8C 明細書のあり方(化学)演習 C9A 特許情報と特許調査 (実践) 中 ス B1 級 D 上 級 専 門 コ ス E 研 究 ー C9A 特許情報と特許調査 (実践) C9B 化学分野における実践的 C9B 特許調査 化学分野における実践的 特許調査 C9E 特許情報システムの導入 C9E と活用 特許情報システムの導入 と活用 【隔年開催】 C10 不正競争防止法と独占禁 C10 止法 不正競争防止法と独占禁 止法 C11 著作権法 (著作権法と企業実務) C11 著作権法 (著作権法と企業実務) C15 交渉学(入門) C15 交渉学(入門) D1 特・実、審判・審決取消訴訟 D1 特・実、審判・審決取消訴訟 D3 商標・不競法審判決例と企 D3 業における対応 商標・不競法審判決例と企 業における対応 D6 特許侵害訴訟 D6 特許侵害訴訟 D15 交渉学(応用) D15 交渉学(応用) E1 特・実判決例の研究 E1 特・実判決例の研究 E7 特許事例の研究 (討論形式) E8A 英文明細書の書き方 (化学)(演習形式) E8 英文明細書の書き方 (討論および演習形式) 【隔年開催】 E8B 英文明細書の書き方 (電気・ソフト)(演習形式) E8C 英文明細書の書き方 (機械)(演習形式) - 4 - 海 B1 特実・意匠基礎 B5 知財法務基礎 C1 特許法・実用新案法 C8 明細書の書き方 (化学・電気・機械) C15 交渉学(入門) D15 交渉学(応用) <技術者対象研修> 関 コース群 東 関 西 東 海 G 技術者リーダーのための G1C 知的財産講座(電気・機械) 技術者リーダーのための G1E 知的財産講座(電気・機械) 技術者リーダーのための 知的財産講座(電気・機械) G1B 技術者リーダーのための G1D 知的財産講座(化学) 技術者リーダーのための G1F 知的財産講座(化学) 技術者リーダーのための 知的財産講座(化学) G2X 中堅技術者のための知的 G2X 財産 Advance 講座 中堅技術者のための知的 財産 Advance 講座 G2A 中堅技術者のための知的財 G2C 産 Basic 講座(電気・機械) 中堅技術者のための知的財 G2E 産 Basic 講座(電気・機械) 中堅技術者のための知的財 産 Basic 講座(電気・機械) G2B 中堅技術者のための知的財 G2D 産 Basic 講座(化学) 中堅技術者のための知的財 G2F 産 Basic 講座(化学) G3A 本質を考えた発明説明書 G3C の書き方演習(電気・機械) 本質を考えた発明説明書 の書き方演習(電気・機械) 中堅技術者のための知的財 産 Basic 講座(化学) 【隔年開催】 G3B 本質を考えた発明説明書 G3D の書き方演習(化学系) 本質を考えた発明説明書 の書き方演習(化学系) G3S 本質を考えた発明説明書 の書き方演習(ソフトウェア系) G4 技術系新入社員のための G4 IPマナー講座 技 G1A 術 部 門 向 け 技術系新入社員のための IPマナー講座 <総合研修> S 総合 S1 知財活動におけるマネジメント講座【改編】 <グローバル研修> 関 コース群 東 関 西 W グ ロ ー バ ル WW1 国際特許制度と外国特許 WW1 基礎 国際特許制度と外国特許 WW1 基礎 WU1 米国特許制度 WU1 米国特許制度 WE1 欧州特許制度 WE1 欧州特許制度 WA1 アジアの特許制度 WA1 アジアの特許制度 WW26 国際契約 WW26 国際契約 WU21 米国特許訴訟 WU21 米国特許訴訟 東 外国特許制度 WA21 アジアの知的財産 WW3 外国商標法 WW3 外国商標法 F 海 外 現 地 F2 米国特許制度、法規および模擬裁判の研修 F3 アジア(中・韓・台)の知的財産事情の研修 F4 欧州特許制度、法規、判例および模擬異議申立審理の研修 F5 中国知的財産制度および法規の研修 F6 インドの知的財産事情の研修 F7 アセアンの知的財産事情の研修【新設】 F8 米国研修 「IPR ブートキャンプと米国流知財マネジメント入門」【新設】 <経営感覚人材育成研修> T経営感覚 人材育成 T1 知財変革リーダー育成研修 T2 知財戦略スタッフ育成研修 T3 企業若手知的財産要員育成研修 - 5 - 海 4.2016年度定例研修会日程一覧表(2016年3月3日現在) 【関東】 コース ※開催日が変更となる場合がございます。 ※申込締切日経過後でも空席があれば申込できます。 2016年 6月 7月 8月 9月 10月 11月 無印…終日 A …午前 P …午後 12月 2017年 1月 9:30~16:30 9:30~12:30 13:30~16:30 2月 ・申込締切日 ・キャンセル 期限日 14(火) 15(水) A1 入門コース 16(木) 5/20 21(火) 22(水) 7(水) 8(木) A2 12(月) 入門コース 7/15 13(火) 14(水) B1 特実・意匠基礎 B3 商標基礎 B5 知財法務基礎 B9 特許情報と特許調査基礎 C1 特許法・実用新案法 27(月) C2 意匠法 10(金) C3 商標法 C5 知財契約実践 C6 民法概要 13(月) C7 民事訴訟法概要 17(金) C8A 明細書の書き方(化学) 12(水) 2(水) 24(月) 30(水) 9/14 26(水) 9/14 31(月) 1(火)P 21(月) 1(木) 9/14 6(水) 5/20 27(水) 9(木) 30(木) 1(月) 1(金) 7(木) 4(月) 5/20 26(月) 7(水) 28(木) 27(水) 12(月) 5/20 19(金) 3(水) 25(木) 22(月) 6(水) 26(火) 5/20 12(月) 5/20 26(月) 5/20 13(火) 5/20 30(木) 29(金) 24(水) 28(水) 5/20 10(金) 5(火) 22(月) 5(月) 5/20 24(水) 27(火) 7/15 C8B 明細書の書き方(電気・ 機械・ソフトウエア) C9A 特許情報と特許調査 (実践) C9B 化学分野における実践的 特許調査 C9E 特許情報システムの導入と 活用 C10 不正競争防止法と 独占禁止法 23(木) 12(火) 30(火) 28(水) 5/20 C11 著作権法 (著作権法と企業実務) 8(水) 20(水) 31(水) 14(水) 5/20 15(木)P 7/15 C15 交渉学(入門) D1 特・実、審判・ 審決取消訴訟 D3 商標・不競法審判決例と 企業における対応 D6 特許侵害訴訟 5(水) 11(金) 28(金) 25(金) 9/14 9/14 25(火) 15(火) 13(火) 17(火) 9/14 6(木) 8(火) 7(木) 19(木) 9/14 7(水) 11(水) 12(水) - 6 - 2(金) 8(水) 9/14 2月 ・申込締切日 ・キャンセル 期限日 D15A 交渉学(応用) 2(木) 11/17 D15B 交渉学(応用) 23(木) 11/17 コース E1 特・実判決例の研究 (模擬裁判形式) E7 特許事例の研究 (討論形式) E8A 英文明細書の書き方 (化学)(演習形式) E8B 英文明細書の書き方 (電気・ソフト)(演習形式) 2016年 6月 7月 8月 9月 1(木)P 9(木)P 7(火)A 19(火)A 11月 12月 2017年 1月 25(火)P 17(木)P 15(木)P 26(木)P 16(木)P 5/20 28(水)P 19(水)A 16(水)A 21(水)A 12(木)A 28(火)A 5/20 13(火)P 11(火)A 8(火)A 20(火)A 10(火)A 21(火)A 5/20 4(火)P 11(金)P 16(金)P 19(木)P 17(金)P 5/20 27(火)P 13(月)A 20(水)A 10月 28(火)P 21(木)P 25(木)P E8C 英文明細書の書き方 (機械)(演習形式) G1A 技術者リーダーのための知 的財産講座(電気・機械) 21(木) G1B 技術者リーダーのための 知的財産講座(化学) 13(水) G2A 中堅技術者のための知的財 産Basic講座(電気・機械) 12(火) 5/20 G2B 中堅技術者のための知的財 産Basic講座(化学) 19(火) 5/20 G2X 中堅技術者のための知的財 産Advance講座 G3A1 G3A2 7(火)P 19(火)P 8(火)P 20(火)P 10(火)P 21(火)P 5/20 29(金) 25(火) 9/14 5/20 16(木) 本質を考えた発明説明書の 書き方演習(電気・機械系) G3B1 7(木) 5/20 22(金) 5/20 17(金) 本質を考えた発明説明書の 書き方演習(化学系) G3B3 G3S 本質を考えた発明説明書の 書き方演習(ソフト系) G4 技術系新入社員のための IPマナー講座 S1 知財活動における マネジメント講座 WW1 国際特許制度と 外国特許基礎 5/20 1(金) 5/20 28(木) 5/20 22(水) 5/20 5/20 5(火) 6(木) 13(月) 5/20 5/20 22(金) G3A3 G3B2 13(火)A 11(火)P 11(月) 17(木) 7(水) 18(水) 9/14 29(月) 5/20 WW3 外国商標法 27(木) 30(水) 15(木) 26(木) 9/14 WW26 国際契約 21(金) 25(金) 16(金) 13(金) 9/14 WU1 米国特許制度 11(月) 1(月) 3(月) 29(月) WU21 米国特許訴訟 WE1 欧州特許制度 WA1 アジアの特許制度 14(金) 8(水) 6(水) 2(火) 14(火) 26(火) 23(火)P 5/20 11(金) 14(水) 20(金) 9/14 26(月) 5/20 5/20 5(水) WA21 アジアの知的財産 27(木) - 7 - 6(火) 3(金) 9/14 ※開催日が変更となる場合がございます。 ※申込締切日経過後でも空席があれば申込できます。 無印…終日 A …午前 P …午後 9:30~16:30 9:30~12:30 13:30~16:30 【関西】 コース 2016年 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 2017年 1月 2月 ・申込締切日 ・キャンセル 期限日 8(水) 9(木) A1 入門コース 5/20 10(金) 29(水) 30(木) 6(火) 7(水) A2 8(木) 入門コース 7/15 27(火) 28(水) 15(水) 1(金) 16(木) 29(金) 1(金) B1 特実・意匠基礎 B3 商標基礎 10(金) B5 知財法務基礎 22(水) B9 特許情報と特許調査基礎 C1 特許法・実用新案法 30(金) 14(金) 28(月) 9(金) 7/15 C2 意匠法 14(水) 12(水) 16(水) 7(水) 7/15 C3 商標法 C5 知財契約実践 C6 民法概要 C7 民事訴訟法概要 C8A 明細書の書き方(化学) 5/20 13(水) 5/20 27(水)P 22(金) 3(金) 5/20 5(火) 26(金) 3(水) 5/20 14(水) 13(火) 5/20 18(火) 15(火) 6(火) 7/15 27(月) 25(月) 22(月) 12(月) 5/20 6(月) 4(月) 1(月) 5(月) 5/20 20(月) 11(月) 22(月) 12(月) 5/20 30(木) 21(木) 25(木) 29(木) 5/20 C8B 明細書の書き方 (電気・機械) C8C 明細書のあり方 (化学)~演習~ C9A 特許情報と特許調査 (実践) C9B 化学分野における 実践的特許調査 C10 不正競争防止法と 独占禁止法 13(月) 25(月) 29(月) 26(月) 5/20 C11 著作権法 (著作権法と企業実務) 17(金) 15(金) 24(水) 23(金) 5/20 16(金)P 7/15 17(月) 2(金) 13(火) 17(火) 9/14 13(木) 21(金) C15 交渉学(入門) 14(月) 7/15 25(金) 16(金) 9/14 D1 特・実、審判・ 審決取消訴訟 3(月) 7(月) 5(月) 12(木) 9/14 D3 商標・不競法審判決例と 企業における対応 4(火) 8(火) 6(火) 24(火) 9/14 D6 特許侵害訴訟 7(金) 11(金) 2(金) 13(金) 9/14 D15 交渉学(応用) E1 特・実判決例の研究 (討論形式) G1C 技術者リーダーのための知 的財産講座(電気・機械) G1D 技術者リーダーのための 知的財産講座(化学) 14(火) 22(金) 31(水) 15(木) 7(木) 11(火) 4(金) 15(木) 19(木) 17(金) 11/17 14(火) 5/20 5/20 8(金) 26(火) 5/20 27(水) - 8 - コース 2016年 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 2017年 1月 2月 ・申込締切日 ・キャンセル 期限日 G2C 中堅技術者のための知的財 産Basic講座(電気・機械) 6(火) 7/15 G2D 中堅技術者のための 知的財産Basic講座(化学) 21(水) 7/15 G2X 中堅技術者のための 知的財産Advance講座 23(金) 7/15 G3C1 24(金) 本質を考えた発明説明書の G3C2 書き方演習 (電気・機械系) 5/20 28(木) 5/20 G3C3 1(木) G3D1 7/15 23(木) G3D2 5/20 29(金) 5/20 本質を考えた発明説明書の 書き方演習(化学系) G3D3 19(金) 7/15 G3D4 30(火) 7/15 5(金) 7/15 G4 技術系新入社員のための IPマナー講座 S1 知財活動における マネジメント講座 WW1 国際特許制度と 外国特許基礎 20(木) 6(月) 26(木) 9/14 5/20 WW26 国際契約 29(水) 16(金) 4(月) WW3 外国商標法 WU1 米国特許制度 24(木) 20(水) 24(水) 12(水) 9(水) 7(水) 18(水) 9/14 7(金) 11(金) 2(金) 13(金) 9/14 9(金) WU21 米国特許訴訟 5/20 28(金) 21(月) 9(金) 27(金) 9/14 WE1 欧州特許制度 16(木) 20(水) 25(木) 29(木) 5/20 WA1 アジアの特許制度 21(火) 12(火) 23(火) 8(木) 5/20 2016年 6月 7月 8月 9月 8(水) 6(水) 9(木) 7(木) 【東海】 コース A1 入門コース 10月 11月 12月 2017年 1月 2月 ・申込締切日 ・キャンセル 期限日 5/20 10(金) B1 特実・意匠基礎 B5 知財法務基礎 C1 特許法・実用新案法 C8 明細書の書き方 (化学・電気・機械) 7(水) 5(水) 10(木) 7/15 14(水) 12(水) 17(木)P 7/15 19(水) 8(木) 22(水) 27(水) 31(水) 21(水) 19(火) 23(火) 27(火) C15 交渉学(入門) 5/20 9(金)P 7/15 D15 交渉学(応用) G1E 技術者リーダーのための知 的財産講座(電気・機械) G1F 技術者リーダーのための 知的財産講座(化学) G2E 中堅技術者のための知的財 産Basic講座(電気・機械) WU1 米国特許制度 5/20 13(月) 25(木) 7/15 26(金) 12(月) 7/15 13(火) 23(木) 21(木) 11/17 1(木) - 9 - 13(木) 9/14 21(金) 5/20 ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 5.各コースの概要 関 東 A入門コース(関東)(A1・A2) “知的財産権の存在は企業経営を変える”とも言われるほど知的財産権は企業 Aコース とは? にとって重要なものです。 このコースは、知的財産部門のみでなく企業の技術部門を含むあらゆる部門の 方が、主要な知的財産権の法制度を広範囲に亘り理解し、それらについての基礎 知識を習得することにより、企業における日常業務の中に知的財産権制度がいかに係わっているかを 受講者に理解していただきます。 【A1】第一生命ホール 開催日(5日間) 【A1】 【A2】 600 名 【A2】飯田橋レインボービル 講義課目 250 名 講師 ㈱東芝 6/14 (火) 9/ 7 (水) 午前 1. 企業活動と知的財産権制度 午後 2. 特許・実用新案制度 午前 6/15 (水) 6/16 (木) 6/21 (火) 6/22 (水) 9/ 8 (木) 9/12 (月) 午後 特許・実用新案制度 弁理士 湯山 幸夫 氏 午後 3. 特許情報と特許調査 ㈱日本電気特許技術情報センター 森長 薫 氏 【A1】 横山 貞彦 氏【A2】 午前 4. 意匠制度 東京都知的財産総合センター 小山 雅夫 氏 日本電信電話㈱ 近江 恵 氏 【A1】 ㈱バンダイ 香島 友希 氏【A2】(新任) ㈱ゼンリン 吉田 悟志 氏【A1】 日本アイ・ビー・エム㈱ 野村 真弓 氏【A2】 ㈱日立製作所 茨木 崇文 氏【A1】 ㈱ミツトヨ 園部 寛 氏 【A2】(新任) 午後 5. 商標制度 午前 6. 著作権制度 午後 7. 不正競争防止法・ 独占禁止法 午前 8. 知的財産契約概要 JFE スチール㈱ 川下 洋一郎 午後 9. 外国特許制度 川崎重工業㈱ 井上 忠之 9/13 (火) 9/14 (水) 熊谷 英夫 氏【A1】 東芝ライフスタイル㈱ 久山 秀人 氏【A2】 弁理士 湯山 幸夫 氏 - 10 - 氏(新任) 氏 ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 1.企業活動と知的財産権制度 知的財産関係の諸制度が企業とどのように係わり、企業はどのようにそれを利用しているかを知るため に、特許・実用新案・意匠・商標制度を中心に知的財産権関係の諸制度のアウトラインを具体的な企業 活動と絡めて講義をします。 2.特許・実用新案制度 「技術開発の成果について的確な法的保護を受ける」ことは、企業活動を円滑に行うためにとても重要 です。発明(考案を含む)の捉え方と主な制度上の手法を習得するために、特に出願・審査の手続の概 要を具体的に例を挙げて講義します。また、他人の権利を尊重する上で不可欠な権利解釈の基本的な 考え方についても講義をします。 3.特許情報と特許調査 企業の知財活動においては、特許調査が重要な位置を占めており、調査の際には、目的に合わせて 特許調査手法と特許情報を選択する必要があります。本講義では、特許調査の重要性、各調査方法、 特許情報の活用方法について、講義します。 4.意匠制度 人間の創造的活動のうち、技術的思想の創作は特許法・実用新案法で保護されますが、物品の美的 な外観を求めて創作されるデザインは意匠法で保護されます。ここでは、意匠権について、権利取得か ら権利維持及び権利活用(行使)に至る一連の基礎知識を、企業実務に即して分かりやすく講義しま す。 5.商標制度 商品やサービスの名称、ロゴ等については、使用者の業務上の信用保護の観点から商標法で保護さ れます。ここでは、商標権について権利取得から権利維持及び権利活用(行使)に至る一連の基礎知識 を、企業実務に即して分かりやすく講義します。 6.著作権制度 企業活動が特・実・意・商の四法以外の知的財産関連法にいかに係わっているかを知るために、特に 著作権法の概要について具体例をもとに講義をします。 7.不正競争防止法・独占禁止法 企業活動が特・実・意・商の四法以外の知的財産関連法にいかに係わっているかを知るために、特に 不正競争防止法(営業秘密等)・独占禁止法の概要について自社権利の保護や他社権利の対応の具 体例をもとに講義をします。 8.知的財産契約概要 契約は、当事者である法人の従業員や職員自身がその規定を理解し遵守されるものでなければなりま せん。これを知るために、秘密保持契約、共同研究契約を中心に知財に関連する契約等について具体 例をもとに講義をします。 9.外国特許制度 企業が外国に特許出願する目的や、その目的に応じた特許・国を選択する上で、発明者やその発明 に関連する部門の方が考慮すべきことを知るために、知的財産権関係の国際条約や欧米を中心として 外国特許制度の骨格を講義します。 - 11 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 B初級コース群(関東) B コース とは? とは? このコース群は、A入門コースからC中級コースへのスムーズな橋渡しを目的とし、 短期間(2~4日間)で知的財産の専門ジャンル(特許・実用新案・意匠、商標、知 財法務、特許情報調査)の基礎的な専門知識および実務ポイントを習得していただ くようになっています。具体的には、B1「特実・意匠基礎」、B3「商標基礎」、B5「知財法務基礎」、B9 「特許情報と特許調査基礎」からなり、受講対象者の業務に関わる専門コースを順次、もしくは組み合 わせて受講していただくように構成しております。 ◆知的財産の専門業務に携わる知財部門・法務部門の初級者の方々。 対象者 ◆技術部門や企画管理部門において業務上知的財産の創造・活用に関わる方。 ◆A入門コースを修了し、知的財産権の法制度に関する基礎知識を習得した方。 ◆知財部門において、ジョブローテーションにより新たな業務を始める方、 また業務の視野を広げたい方。 学びの ポイント ポイント ◆知的財産権に関わる法制度を実務の観点から掘り下げて習熟する。 ◆特に、これら権利の取得方法及び活用策を学ぶ。 ◆豊富な経験を持つ講師陣の事例・演習を織り交ぜた講義により現場対応力を 習得する。 - 12 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 2015 年度より B コースを改編 【従来のBコースについて】 従来の「B初級コース」は、特実、意匠、商標、外国、法令、訴訟、管理、調査と多岐に渡る内容を5 日間かけて学ぶコースとなっていました。 「A入門コース」との違いは、Aコースが「法制度の理解」に重点を置いているのに対し、Bコースが 「法制度の活用」を意識した内容になっておりました。しかしながら、このフェーズの違いが受講者の 方々に十分に伝わっていないこともございました。 【改編のポイント】 この度、①「A入門コース」との違いの明確化 ②「C中級コース」内容レベルへのスムーズな橋渡し を目的として「B初級コース」は大幅に改編を行いました。 受講しやすいよう各コースを短期間(2~4日間)に設定し、Bコースを組み合わせて受講していただ いても(例;B1+B5等)結構です。 受講者のニーズに合わせてアレンジしていただけるようにしました。 従来Bコース (総合5日間) 改編Bコース Cコース W(グローバル)コース C1 特許・実案法 WW1 条約 特許実用新案 意 匠 B1 特実・意匠基礎 ①国内特許 ②外国特許 ③意匠 WU1 米国特許 WE1 欧州特許 WA1 アジア特許 C2 商 標 法令知財訴訟 情 報 B3 商標基礎 ①国内商標 ②外国商標 C3 意匠法 商標法 WW3 外国商標 B5 知財法務基礎 ①契約基礎 ②紛争基礎 C5 B9 特許情報と特許調査基礎 C9A 特許情報実践 - 13 - 知財契約実践 ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 B1 特実・意匠基礎 このコースは、これから特許等や意匠に関連する業務に携わる方々を対象に、国 B1 内外の特許等出願・権利化、特許権の活用・紛争対応等を基礎的な実務ポイントを とは? 中心に解説します。また製品のマルチ保護の観点から、意匠の基礎的な実務ポイ ントも解説します。中間処理や侵害事例にも踏み込むため、講義にはミニ演習を取り入れてアウトプッ トすることによる理解の定着や、法律が実務にどのようにかかわっていくのかを実感できるような工夫を 取り入れました。 研修会場:飯田橋レインボービル 開催日(4 日間) 講義課目 午前 1. 特許・実用新案基礎実務 10/12(水) 午後 特許・実用新案基礎実務 午前 2. 権利化プロセスの基礎実務対応 10/24(月) 午後 権利化プロセスの基礎実務対応 11/ 2 (水) 弁理士 古部 次郎 氏 古部 次郎 氏 古部 次郎 氏 古部 次郎 氏 井崎 愛佳 氏(新任) 井崎 愛佳 本田技研工業㈱ 荒井 秀年 本田技研工業㈱ 荒井 秀年 氏(新任) 弁理士 弁理士 弁理士 弁理士 外国特許基礎実務 午前 4. 意匠基礎実務 11/30(水) 午後 講師 弁理士 午前 3. 外国特許基礎実務 午後 募集定員:250 名 意匠基礎実務 氏 氏 1.特許・実用新案基礎実務 企業の知的財産部門では、自社の事業展開に対応した知的財産戦略に基づいて、強力な特許権・実 用新案権を取得しその権利を活用することによって、経営に貢献していかなければなりません。 この講義では、事例や演習を交えながら、経営に資する特許出願を行い、拒絶理由通知に対して適 切に対応し、権利化を推進するための基礎的な実務ポイントを解説します。 また、取得した特許権の侵害判断やその効力、活用視点での権利取得の考え方、他社からの権利行 使への対抗手段についても、事例や演習を交えて解説します。 2.権利化プロセスの基礎実務対応 経営に資する強力な特許権を取得するためには、良い明細書の作成に加えて、拒絶理由通知への対 応など権利化における様々なステップにおいて、適切な対応を行うことが非常に重要となります。 この講義では、拒絶理由通知への対応を中心としながら、効果的な審査官面談や審判請求、さらには 審決取消訴訟の対応を含めた権利化プロセスにおいて、特許担当者が知っておくべき実務対応のポイ ントについて、審査基準や事例を交え分かりやすく解説します。 - 14 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 3.外国特許基礎実務 企業の国際競争力を強化するためには、世界の特許情勢を敏感に感知しつつ、グローバル戦略に基 づき諸外国で有効な特許網を構築していかねばなりません。 この講義では、外国特許にかかる基礎実務に焦点をあて、パリ条約およびPCT条約を含め、米国、欧 州、中国などの重要国への特許出願および権利化について、それぞれの法制度および基礎的な実務ポ イントを解説します。また、外国特許権の効力および活用にも触れていきます。 4.意匠基礎実務 企業では、新製品を多角的に保護するため、特許権・実用新案権に加え、意匠権を取得し企業ビジ ネスに上手く活用することが重要となります。 この講義では、意匠制度の概要(関連意匠や部分意匠等の独自制度を含む)、意匠の登録要件、類 否判断、意匠出願から登録までの手続きについて、事例や演習を交えて、それぞれの法制度および基 礎的な実務ポイントを解説します。平成26年改正を視野に入れ、実務に活用できる程度に国際出願を 含めた外国法制度の概要も触れていきます。 更には、前記手続きを経て取得した意匠権の効力および他社意匠権への対抗手段、並びに意匠を巡 る紛争・訴訟への基礎的な実務対応についても解説します。 - 15 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 B3 商標基礎 このコースは、企業の知財部門および技術・事業部門で商標・ブランドに関わる B3 実務担当者の方々に、国内外の商標実務について、出願・権利化商標権の活用・ とは? 紛争対応など基礎的な実務ポイントを網羅的に解説します。 講義では、事例解説や講師の体験談を交えて、また講義の中でミニ演習も取り入れながら、初級レ ベルの方でも理解し易いようにしています。 研修会場:家の光会館 開催日(2日間) 講義課目 午前 1. 商標基礎実務 10/26(水) 午後 10/31(月) 商標基礎実務 2. 商標を巡る紛争・訴訟への 午前 基礎実務対応 午後 3. 外国商標基礎実務 募集定員:180 名 講師 中国電力㈱ 下須賀 涼 中国電力㈱ 下須賀 涼 弁理士 外川 奈美 弁理士 外川 奈美 氏(新任) 氏(新任) 氏 氏 1.商標基礎実務 企業内の知的財産戦略に基づき的確かつ強力な商標権を取得し活用する手法を知るために、商標 の登録出願、審査、審判、権利化までの過程での対応策や留意点を具体的事例を織り込んで講義しま す。 また商標実務では必須となっている外国での権利取得手続を理解するに当たり知っておくと有効な外 国独自の制度について国内制度との違いを意識しつつ触れておき、後半の講義への橋渡しも行いま す。 2.商標を巡る紛争・訴訟への基礎実務対応 商標権は他の知的財産に比べて容易に侵害されやすく、その回復も容易ではないといわれています。 そこで、商標実務を担う者として必ず要求される、商標を巡る紛争や訴訟への基礎実務対応力をつける べく、営業表示に係る法体系、商標権侵害及びその対抗措置、最新判例の解説及び留意すべき実務点 等をテーマに演習を織り込みつつ商標専門の弁理士がわかりやすく講義をします。 3.外国商標基礎実務 商標を外国で安全に使用したり、保護するためには、当該国における権利化をすることが望まれます。 そこで、当該権利化を行うための基本的知識をお伝えするとともに、昨今、問題になっている冒認商標や 模倣品対応策について解説します。これにより、法律的知識だけでなく、商標・ブランドに関する担当者 として肝要な「気づき」を知るきっかけを提供致します。 - 16 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 B5 知財法務基礎 このコースは、これから知財契約に関連する業務に携わる方々に、知的財産法 B5 務について、まずは法令体系を概括し、法令ベースの知財契約と紛争訴訟を中心 とは? に基礎的な実務ポイントを中心に解説します。 Aコースで学んだ契約概要より専門的かつ広汎に踏み込んだ内容となっているほか、契約や紛争 の知財実務から民法を俯瞰することで、より法律面の理解の充実度が増す工夫がなされています。 研修会場:飯田橋レインボービル 開催日(3 日間) 講義課目 11/ 1 (火) 午後 1. 知的財産を巡る法律基礎 午前 2. 知的財産契約と民法(契約法)について 11/21(月) 午後 知的財産契約と民法(契約法)について 午前 3. 知的財産を巡る民事裁判 12/ 1 (木) 午後 募集定員:250 名 知的財産を巡る民事裁判 講師 弁護士 萩尾 保繁 氏 中町 昭人 氏 中町 昭人 氏 髙﨑 仁 氏 髙﨑 仁 氏 弁護士 弁護士 弁護士 弁護士 1.知的財産を巡る法律基礎 とかく法律になじみが薄く、法律はとっつきにくいものという先入観を持っておられる方も多いと思いま す。本講では、そのような方々にも、法律に親しみ、仕事の上で法律を役立てるために、法令の仕組み、 読み方、用語の解説をはじめ、知的財産法の基礎をなす民法等を、弁護士を講師に迎えて、初心者に も理解できるようわかりやすく講義します。 2.知的財産契約と民法(契約法)について この講義では、契約実務(ライセンス等)に携わる際に留意すべき基礎を明らかにしつつ、契約実務の 遂行という観点からその契約に密接に関連する民法について平易に講義します。契約実務に携わるとき に、知っておくべき契約法の基本と留意点が明確になるよう、具体的事例にふれながら講義します。 3.知的財産を巡る民事訴訟 この講義では、知的財産関係訴訟のアウトラインを理解するために、裁判、裁判所の手続、仕組み、特 に特・実・意・商関係審判および訴訟の種類、ならびに審決取消訴訟、侵害訴訟の進め方について、民 法に関わるところを含めながらわかりやすく講義します。 裁判の仕組みに関しては、和解交渉、調停・仲裁等まで範囲を広げて紛争解決の基礎的な実務ポイ ントを解説します。 - 17 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 B9 特許情報と特許調査基礎 このコースは、これから特許情報調査を行う方々、および特許情報部門をマネー B9 ジする方々を対象に、特許情報および特許調査における、基本的な事項を解説し とは? ます。 Aコースで学んだ特許情報と特許調査の概要を掘り下げ、調査の目的から情報活用までの全般的 な知識の充実がなされるよう工夫されています。 昨今、特許調査を外部に委託する機会が増す状況であり、委託先での調査方法と調査結果を評価 できることが情報部門担当者として重要になってきております。そのため、情報部門をマネージする立 場の方においても、習得いただきたい内容です。 研修会場:科学技術館サイエンスホール 開催日(2 日間) 講義課目 午前 1. 特許調査の目的と特許情報 7/ 6(水) 2. 特許調査・特許分類の アウトラインと法的情報の入手 3. 実務に必要な特許調査用語の 午前 解説と調査実務の流れ 4. 特許調査アウトソーシング 午後 マネジメントと情報活用 午後 7/27(水) 募集定員:300 名 講師 ㈱日本電気特許技術情報センター 奥田 慶文 氏 元 (一財)日本特許情報機構 清水 美都子 氏 ㈱資生堂 高橋 利信 氏 日本電気㈱ 松原 貴久 氏 1.特許調査の目的と特許情報 特許調査は、「なぜ行うのか」「特許調査から何を得たいのか」を見失わないようにしながら進めることが 大切です。この講義では特許情報の特徴を踏まえ、企業活動で必要な特許調査を説明し、調査によっ て得られる成果を紹介します。 2.特許調査・特許分類のアウトラインと法的情報の入手 特許調査を遡及調査とSDI調査という観点からとらえ、遡及調査の際に必要な特許分類(IPC、FI、F ターム、CPCなど)について概要と調査ツールを説明します。次にSDI調査の重要な調査対象である法 的情報の入手方法とツールについて説明します。 3.実務に必要な特許調査用語の解説と調査実務の流れ この講義では、検索実務に深く関わる用語を中心に内容の理解と習得を目的に、特許庁HPでの事 例を交えた解説を行います。 特許調査の流れでは、調査実務のフローの中で、調査を進めるうえで調査目的別に必要なポイントと 留意点を解説します。 4.特許調査アウトソーシングマネジメントと情報活用 近年、社内外のリソースを有効に活用した特許調査の重要性が増しています。また、事業に貢献する ためには、調査結果をタイムリーに社内に展開することが重要です。 この講義では、特許調査のアウトソース先を適切にマネジメントするとともに、非特許文献と組み合わせ た分析結果を効果的に社内に展開する方法を説明します。 - 18 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 C中級コース群(関東) Cコース とは? このコース群は、特・実・意・商の四法の各コースのほか、契約、民法、民事訴訟 法、不競法、著作権法などの関連諸法の各コース、更には、特許情報、明細書の 書き方のコースからなります。 知的財産業務を効果的且つ効率的に推進する中堅実務者に必須の応用知識と実務スキルを養成 することを目的としています。 ◆A・Bコースを修了し基礎知識を習得された方、またはそれに準ずる方。 対象者 学びの ポイント ◆中堅実務者に必須の応用知識と実務スキルを習得したい方。 ◆一流の弁護士、弁理士、大学教授、企業に所属する専門家が講師! ◆法律ルールに関する正確な意味を説明できるようになる! ◆最新の話題や判例、実務に必要な例題を基に講義を実施! ―― ご参考 ―― 2015 年度開催臨時研修 ~Cコース群関連~ R8 「知財担当者のための国内中間処理実務の基礎」(関東・関西) R13 「特許発明の技術的範囲について」(関西) R40 「特許審決取消訴訟と審判決例」(東海) ※2016年度臨時研修の開催については、当会より配信しておりますメールマガジン(JIPA マガ)でもご案内し ております。 ◆ 下記コースは移行しました C4A 「国際特許制度と外国特許基礎」 → WW1 「国際特許制度と外国特許基礎」 P.62 C4B 「米国特許制度」 → WU1 「米国特許制度」 P.64 C4C 「欧州特許制度」 → WE1 「欧州特許制度」 P.65 C4D 「アジアの特許制度」 → WA1 「アジアの特許制度」 P.66 C9A1 「特許情報と特許調査」 → B9 「特許情報と特許情報基礎」 P.18 - 19 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 あなたにおすすめのコースはこちら 知財関連 の法律を 学びたい ・知的財産法の基礎は理解している C1 ・特許法や実用新案を詳しく知りたい 特許法・実用新案法 ・意匠法の基礎は理解している C2 ・意匠実務について理解を深めたい 意匠法 ・商標法の基礎は理解している C3 ・商標実務について理解を深めたい 商標法 ・契約関連実務を詳しく学びたい C5 ・最新のライセンス実務情報を知りたい 知財契約実践 ・知的財産実務を円滑に進めるための民法を詳し C6 く知りたい 民法概要 ・民事訴訟法の基本概念や基礎理論を学びたい C7 ・民事訴訟の実務経験が少ない 民事訴訟法概要 ・知的財産権の中堅実務者として必須知識を得た C10 い 特許 明細書を 学びたい 不正競争防止法と独占禁止法 ・著作権の基礎や著作権の企業実務を学びたい C11 ・これから著作権関連業務を担当する 著作権法(著作権法と企業実務) ・化学、薬学、バイオ分野の特許明細書を作成し C8A ている、または研究、開発部門で関わる 明細書の書き方(化学) ・電気、ソフトウエア、機械等の特許明細書を作成 C8B している、または研究、開発部門で関わる 明細書の書き方(電気・機械) ・情報調査および活用を行っている C9A 特許 ・特許情報調査と活用の基礎知識を理解している 特許情報と特許調査(実践) 情報を ・化学分野の特許調査を専門的に学びたい C9B 化学分野における実践的特許調査 学びたい ・特許情報システムについて詳しく知りたい C9E 特許情報システムの導入と活用 幅広く 学びたい ・ビジネス交渉を効果的に行いたい C15 ・交渉経験が浅い 交渉学(入門) ・独自の方法で交渉を行ってきた - 20 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 C1 特許法・実用新案法 このコースは、Aコース、Bコースを修了する等、知的財産法の基礎について習 C1 得した方を対象とし、特許法・実用新案法について、これを取り巻く法律や世界の とは? 状況等との関係をふまえながら、より詳しく体系的に習得する為のコースです。 最近の話題や判例等を交えながら、法律面と実務面からその理論と実際のポイントをわかりやすく 講義します。 研修会場:第一生命ホール 開催日(4 日間) 募集定員:600 名 講義課目 講師 1. 知的財産立国政策と知的財産権 2. 発明とは何か 6/ 27 (月) 3. 特許を受けることができない 午後 発明と特許要件 1 午前 午前 4. 特許要件 2 8/ 1 (月) 弁理士 午後 5. 出願手続の実際 外川 午前 6. 審判・審決取消訴訟 英明 9/12(月) 午後 7. 職務発明と従業員への補償 午前 8. 特許権の効力はどこまで及ぶか 9/26(月) 午後 9. 特許侵害訴訟 ※テキストには講師の著書『企業実務家のための実践特許法』を使用します。 1.知的財産立国政策と知的財産権: 最近のトピックス等。 2.発明とは何か: 「発明」の定義。発明のカテゴリー。 3.4.特許を受けることができない発明と特許要件: 消極的特許要件、積極的特許要件 5.出願手続の実際: 特許出願の流れと制度の特徴。 6.審判・審決取消訴訟: 特許権の取得・有効性を巡る戦いはいかにあるべきか。 7.職務発明と従業員への補償: 特許権は誰のものか。 8.特許権の効力はどこまで及ぶか: 間接侵害、実施権(特許実施契約)、先使用権。 9.特許権侵害訴訟: 特許侵害訴訟の概要と主要な論点。 特許法の基本から実務まで広範囲に 亘っており、全体像が理解できた。 C1 受講者の声 - 21 - 氏 ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 C2 意匠法 本講座は、(1)意匠法、(2)意匠法に関わる周辺法、(3)外国意匠制度の3部構 C2 成からなっており、デザインを意匠法だけでなく、商標法、不正競争防止法、著作 とは? 権法も活用して保護し、それをグローバルに展開するスキルを身に着けることを狙 いとしています。 意匠法で最も難しいといわれている「意匠の類似」については40件以上の審判・裁判例からなる問 題を実際に解いてもらい、意匠の類否判断のスキル向上を目指します。 研修会場:家の光会館 開催日(4 日間) 募集定員:180 名 講義課目 講師 午前 1. 意匠法(意匠出願の受任と注意点) 6/10(金) 午後 意匠法(登録要件、手続、効力) 午前 意匠法(意匠法特有の制度) 午後 意匠法(意匠の類似) 午前 意匠法(審判、訴訟、税関、管理) 7/ 1 (金) 7/28(木) 弁理士 青木 博通 氏 午後 2. 意匠法と周辺法 午前 3. 外国意匠制度(米国、中南米、中国、 アジア、アフリカ) 午後 外国意匠制度(EU、国際登録制度) 9/ 7 (水) 1.意匠法 意匠出願の受任と注意点、出願手続、登録要件(新規性、創作非容易性等)、意匠権の効力範囲とそ の制限、意匠法特有の制度(部分、関連、組物、秘密、特徴記載、画像デザイン)、意匠の類否判断(ドリ ル形式による演習)、審査、審判、侵害訴訟、税関登録、意匠の管理について、最新の裁判例に基づき 解説します。 2.意匠法と周辺法 意匠法と商標法、不正競争防止法、著作権法等の周辺法との関係及び活用方法について解説しま す。特に、商標法との関係については、全体意匠vs立体商標、部分意匠vs位置商標、動的意匠vs動き 商標について、比較検討します。 3.外国意匠制度 米国、中南米、中国、アジア、アフリカ等の各国意匠制度の特徴、欧州共同体意匠規則(OHIM)、ア フリカ知的財産機関(OAPI)、意匠の国際登録制度「ハーグ協定ジュネーブ改正協定」(WIPO)について 解説します。 - 22 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 C3 C3 とは? 商標法 本コースは、前半1~4で、制度全般及び登録要件の説明を行いますが、特に実 務的に最も判断が困難と思われる「識別力」並び「商標の類否」に関しては、重点的 に説明します。 そして、後半5~8では、前半で学んだ「識別力」及び「類否」その他の考え方を応用し、企業の商標 担当者として実務的に必要な事項に関し、重点的に講義したいと考えています。特に、企業の商標担 当者の業務をみますと、調査ならびに出願の実務を行われている方が非常に多く、中間処理・審判や 侵害事件を直接担当される方はそれ程いらっしゃらないようですので、調査・出願の実務に関しては、 詳細な説明を心掛けたいと考えています。 尚、本コースは、商標法の基礎を理解した商標担当者が、実際に商標業務を行う上で、実務に直結 した知識と技能を習得することを目的とし、可能な限り、具体例に則して講義を行いますので、商標実 務について理解を深めたい方に受講していただきたいと考えています。 研修会場:飯田橋レインボービル 開催日(4 日間) 募集定員:250 名 講義課目 講師 午前 1. 商標制度・商標実務の概説 6/ 9 (木) 午後 2. 登録要件(3条;識別力) 午前 3. 登録要件(4条全般) 6/30(木) 弁理士 午後 4. 商標の類否 午前 5. 商標調査の実務 松田 7/27(水) 午後 6. 商標登録出願の実務 午前 7. 中間処理・異議・審判の実務 8/19(金) 午後 8. 商標権侵害事件の実務 - 23 - 雅章 氏 ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 C5 知財契約実践 このコースは、これから契約関連業務に関与される方にも「契約」とはいかなるも C5 のかを平易に理解いただける講義内容になっています。さらに、現在ライセンス業 とは? 務に従事されている方にも、担当講師の方々に豊富な知識経験に基づいてライセ ンス業務について多角的に講義するとともに、最近のライセンス業務に関する情報が豊富に紹介され ますので、非常に参考になります。 研修会場:ベルサール神田 開催日(4 日間) 講義課目 午前 1. 契約についての基礎知識 7/ 7 (木) 午後 契約についての基礎知識 午前 2. ライセンス契約の実務 8/ 3 (水) 午後 募集定員:450 名 ライセンス契約の実務 午前 3. 各種契約の実務 8/25(木) 午後 各種契約の実務 午前 各種契約の実務 午後 各種契約の実務 9/12(月) 講師 弁護士 中町 昭人 氏 中町 昭人 氏 中町 昭人 氏 中町 昭人 コベルコ建機㈱ 田中 精一 コベルコ建機㈱ 田中 精一 コベルコ建機㈱ 田中 精一 凸版印刷㈱ 増見 淳子 氏 弁護士 弁護士 弁護士 氏 氏 氏 氏 1.契約についての基礎知識 ここでは、契約に密接に関連する民法について、契約との関連という観点から講義をします。契約業務 (ライセンス等)に携わるときに、知っておくべき契約法の基本を、具体的事例にふれながら、講義をしま す。 2.ライセンス契約の実務 企業におけるライセンス契約のあり方から、契約の履行に付随してライセンス業務はいかにあるべきか について、幅広く講義をします。 3.各種契約の実務 秘密保持契約、共同開発契約、共同出願契約、ライセンス契約などの技術関連契約について、ドラフ ティング前に考えること、ドラフティング時の留意点など、実務的な視点から、ケーススタディ等を交えなが ら講義します。またこれらの英文契約についても、実務で直面して戸惑わないように、基本的な構成や読 み方の講義をします。 - 24 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 C6 民法概要 知的財産業務を進めるためには、知的財産法以外にも、関連した法律の知識が C6 必要となります。本コースは、その中でも最も基本となる法律である「民法」について とは? の講義です。民法(特に財産法)の概要について、技術系の方にも分かりやすく講 義をします。 研修会場:家の光会館 開催日(4 日間) 募集定員:180 名 講義課目 講師 午前 1. 民法の意義とその適用 6/13(月) 午後 2. 物権 (所有権・その他の物権) 午前 3. 債権 7/ 4(月) 専修大学法科大学院教授・弁護士 午後 4. 財産取引の通則 良永 午前 5. 贈与と売買 和隆 氏 8/22(月) 午後 6. 貸借 午前 9/26(月) (金銭の貸借と物の貸借) 7. 労務の利用 (雇用・請負・委任・ 寄託) その他の契約と団体 午後 8. 不当利得と不法行為 ※テキストには、講師の著書である我妻榮・良永和隆著『民法〔第9版〕』 (勁草書房、2013 年刊行)を使用 します。 ※全日程を通じて、小六法を必要といたしますのでご持参ください。なお、電子機器類のご使用はご遠慮願い ます。 1.民法の意義とその適用 民法とはどのような法律か、民法の規定の特色、民法上の権利・義務の内容、民法の適用などについ て解説します。 2.物権(所有権・その他の物権) 所有権の内容と効力、所有権の取得原因(取得時効などの原始取得)、共同所有(共有・合有・総有)、 所有権以外の物権(占有権・用益物権・担保物権)などについて解説します。 3.債権 債権の意義と効力(履行の強制方法、債権者平等の原則と優先権確保の方法、責任財産の保全な ど)、債権の取得と消滅(消滅時効と混同)などについて解説します。 - 25 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 4.財産取引の通則 私的自治の原則とその限界(公序良俗違反・強行規定違反・信義則違反など)、取引能力(行為能力)、 意思の不存在(心裡留保・虚偽表示・錯誤)と瑕疵ある意思表示(詐欺・強迫)、代理、契約の成立と契約 の種類(約款など)などについて解説します。 5.贈与と売買 贈与契約の主なポイント、売買契約をめぐる問題について解説します。特に、売主が無権利者であっ た場合に、売買の目的物(不動産・動産・債権)に応じて、どのような結果となるか、また、買主が売買に よって権利を取得したことを第三者に主張するためには何が必要か、さらに、売買の目的物に瑕疵(欠 陥)があった場合の扱いなどについて解説します。 6.貸借(金銭の貸借と物の貸借) 金銭の貸し借り、すなわち借金をめぐる諸問題(借金の契約、借金の返済方法、利息)と借金を確実に 回収するための方法である担保(特に抵当権や保証)などについて解説します。ついで、物の貸借(賃貸 借)の契約についてその主なポイント(特に借地借家法の内容)を解説します。 7.労務の利用(雇用・請負・委任・寄託)その他の契約と団体 雇用、請負、委任、寄託など労務の利用の契約と和解などその他の契約について解説します。ついで、 団体の種類(組合・一般法人・公益法人・権利能力のない社団)やその法的な内容について解説しま す。 8.不当利得と不法行為 不当利得の意義・要件・効果と不法行為の意義・要件・効果について解説します。 - 26 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 C7 民事訴訟法概要 本コースは、民事訴訟法理論の基礎概念と民事訴訟実務に関する基本問題の C7 理解を中心とした内容となっています。民事訴訟の実務経験の少ない方を対象とし、 とは? 民事訴訟手続の流れをふまえた各手続の段階に含まれる民事訴訟法の基本概念 及び基礎理論について解説します。 研修会場:家の光会館 開催日(4 日間) 募集定員:180 名 講義課目 午前 1. 民事訴訟手続の全体像 午後 2. 訴訟の開始 午前 3. 訴訟の審理 午後 訴訟の審理 講師 6/17(金) 7/ 6 (水) 立教大学大学院法務研究科 安達 午前 4. 訴訟の終了 栄司 教授 氏 7/26(火) 午後 訴訟の終了 午前 5. 複雑訴訟、上訴、再審 9/13(火) 午後 複雑訴訟、上訴、再審 ※全日程を通じて、小六法を必要といたしますのでご持参ください。なお、電子機器類のご使用はご遠慮願い ます。 1.民事訴訟手続の全体像 民事訴訟法とはどのような法律か、産業財産権は民事訴訟法とどのように関わるのか、民事訴訟の仕 組みについて、わかりやすく講義をします。 2.訴訟の開始 裁判所に訴える当事者は誰なのか、当事者になるための資格は何か、また裁判所の意義・構成につ いて、演習も交えながらわかりやすく講義をします。 3.訴訟の審理 審理の具体的な流れ、口頭弁論の概要と役割分担、口頭弁論の準備と争点整理について、情報およ び証拠の収集、証拠の評価と証明責任について、演習も交えながらわかりやすく講義をします。 4.訴訟の終了 訴訟終了の総論、訴訟上の和解、判決、判決の効力について、演習も交えながらわかりやすく講義を します。 5.複雑訴訟、上訴、再審 複雑請求訴訟(請求の併合、反訴等)、多数当事者訴訟(共同訴訟等)、上訴、再審について、演習も 交えながらわかりやすく講義をします。 - 27 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 C8A 明細書の書き方(化学) 本コースは、化学・薬学・バイオ分野における特許明細書を実際に作成する上で C8A 必要となる国内特許法の基礎知識ならびに明細書作成上の留意点などを、習得す とは? ることを目的としたコースです。 ※日本弁理士会継続研修対象コース。詳細はP.176 または当協会HPに掲載 研修会場:コクヨホール 開催日(4 日間) 募集定員:290 名 講義課目 講師 午前 1. 特許制度の概要と出願書類の概説 6/30(木) 午後 2. 発明の抽出と請求項の作成 午前 3. 新規性を充足する明細書の作成 7/29(金) 午後 4. 進歩性を充足する明細書の作成 午前 5. 記載要件を充足する明細書の作成 弁理士 大槻 真紀子 氏 8/24(水) 午後 記載要件を充足する明細書の作成 午前 6. ライフサイエンス分野の発明の注意点 9/28(水) 午後 ライフサイエンス分野の発明の注意点 1.特許制度の概要と出願書類の概説 2.発明の抽出と請求項の作成 3.新規性を充足する明細書の作成 4.進歩性を充足する明細書の作成 5.記載要件を充足する明細書の作成 6.ライフサイエンス分野の発明の注意点 第一線で活躍中の講師により、豊富な判例に基づいて体系的に明細書の書き方について解説します ので、侵害訴訟に強い明細書の書き方を習得していただけます。 適宜、審査基準及び同基準にて触れられている判例並びにその他最近の判例についても解説します ので、審査、異議申立、無効審判及び権利行使に耐えられる特許明細書の作成に有益な内容となって おります。 - 28 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 C8B 明細書の書き方(電気・機械・ソフトウエア) 本コースは、特許明細書の意義について理解するとともに、電気、機械及びソフ C8B トウエアに関する特許明細書の書き方についての文章技術などを会得することを目 とは? 的とし、企業の知的財産部門の担当者の他、発明を行う研究・開発部門の研究・開 発者にとっても理解しやすいように構成されています。 ※日本弁理士会継続研修対象コース。詳細はP.176 または当協会HPに掲載 研修会場:飯田橋レインボービル 開催日(4 日間) 講義課目 午前 1. 特許明細書の書き方(総論) 6/10(金) 午後 7/ 5 (火) 特許明細書の書き方(総論) 2. 特許明細書の書き方 午前 (電気、ソフトウエア①) 3. 特許明細書の書き方 午後 (グループ討議) 午前 4. 特許明細書の書き方(発表会) 8/22(月) 午後 5. 特許明細書の書き方 (電気、ソフトウエア②) 午前 6. 特許明細書の書き方(機械) 9/ 5 (月) 午後 募集定員:250 名 特許明細書の書き方(機械) 講師 弁理士 遠山 勉 氏 遠山 勉 氏 土井 健二 遠山 勉 氏 遠山 勉 氏 土井 健二 氏 磯貝 克臣 氏(新任) 磯貝 克臣 氏(新任) 弁理士 弁理士 氏 弁理士 弁理士 弁理士 弁理士 弁理士 1.3.4.特許明細書の書き方(総論・グループ討議・発表会) 特許法の基本的な解説、特許法における特許明細書の意義、特許明細書作成に当たって発明を的 確に理解把握するための分析方法、および分析した発明を明瞭にわかりやすく纏めた特許明細書を作 成するための文書技術の理解を図ります。 2.5.特許明細書の書き方(電気、ソフトウエア) 電気、ソフトウエアに関する特許明細書作成の基本となる特許制度との関係、実務に必要なノウハウの 会得を図ります。具体的な事例も交えて権利行使を意識した戦略的な特許明細書(特にクレーム)の書 き方について、講師の豊富な経験をもとに講義を行います。 6.特許明細書の書き方(機械) 機械に関する明細書作成の基本となる特許制度との関係、実務に必要なノウハウの会得を図ります。 具体的な事例も交えて、権利行使等を意識した戦略的な特許明細書(特にクレーム)の書き方について、 講師の豊富な経験をもとに講義を行います。 - 29 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 C9 コース C9A/C9B/C9E 特許情報 これらのコースは、特許情報の調査と活用について基礎的な知識を保有されている方を対象としていま す。C9Aコースは、特許調査担当者や特許検索実務者が習得すべき実践的な知識を学ぶコースとして構 成しています。C9B及びC9Eの各コースは、業務内容に応じた、より専門的、実践的な知識を習得する コースとして構成しています。 いずれのコースにおいても、特許情報の調査と活用について、十分に習熟し、企業における指導的な役 割を担っている方々を講師として迎え、最新の情報に基づくより実践的な内容にしております。 なお、単年度で、基礎的知識習得のB9(旧C9A1)、実践的な知識習得のC9A(旧C9A2)、さらには専 門的な知識習得のC9B、C9Eの複数コースを受講できるよう開催日程を組んでおります。まずB9(旧C9A 1)を受講され、その後、より実践的なC9A(旧C9A2)、さらに専門性に応じてC9BまたはC9Eを受講され ることをお薦めします。 特許調査の基礎的ポイントの復習も含めて、出願 前、権利侵害、特許無効化等の様々な調査の手法 から、調査結果の分析とその活かし方まで、実践 的な方法を一連の流れで専門家から学ぶことがで C9A 受講者の声 き、大変有意義であった。 知財業務の情報システム化について自身が抱え ている課題を各企業のノウハウを含め学ぶこと ができた。事例など含め実際の業務の流れに従 い、自分なりに課題解決するために有意義な内 容であった。 C9E 受講者の声 - 30 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 C9A 特許情報と特許調査(実践) 特許調査について、より実践的な調査手法を学べるコースです。さらに、調査後 C9A の情報解析・活用方法についても、後半で講義します。情報調査の基礎知識をお とは? 持ちで、情報調査およびその活用を行う方を対象としています。 研修会場:飯田橋レインボービル 開催日(2 日間) 講義課目 午前 1. 特許調査実務の基礎 8/24(水) 午後 2. 出願前調査と権利侵害調査 午前 3. 特許無効資料調査 9/27(火) 午後 4. 特許情報分析と事業への貢献 募集定員:250 名 講師 旭化成㈱ 中村 栄 氏 パナソニック㈱ 戸田 俊之 氏(新任) パナソニック㈱ 戸田 俊之 氏(新任) 日本電気㈱ 菅野 穂高 氏 1.特許調査実務の基礎 特許調査は研究活動、知財活動において避けて通ることはできません。本講では、これから本格的な 特許調査を行っていく初心者の方を対象として、研究開発の各ステージで行うべき種々の目的の特許調 査について解説するとともに、実際の調査(検索)の実務に必要な検索式を構築するための基本的アイ テム(キーワード、特許分類等)の選定法、検索式を構築する際に留意すべき点等を実例を挙げながら 解説します。 2.出願前調査と権利侵害調査 前半では出願前調査について、前提となる新規性・進歩性の考え方を確認するともに、事例を交えな がら調査の基本的な流れを概説します。 後半は権利侵害調査について、抵触判断の基礎、上位概念を含めて検索を行うコツ、公報の読み取 り方等を解説します。 3.特許無効資料調査 特許無効資料調査は、特許訴訟のみならず権利移転やライセンス等、企業活動に直結する分野で多 く利用される非常に重要な調査です。特許無効資料調査の進め方について、調査ポイントの特定や利 用し得る資料の整理、調査の流れ等を解説します。 4.特許情報分析と事業への貢献 特許マップを作成していますか?その特許マップは、作成すること自体が目的化していないでしょうか。 特許マップは、特許情報から得られる事実(ファクト)を整理したものにすぎません。知財部門は、このファ クトから、事業を成功に導く必要があります。この講義では、事業への貢献をキーワードに、特許情報の 分析手法について例を示しながら説明します。 - 31 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 C9B 化学分野における実践的特許調査 特許情報業務経験が 2 年以上程度の特許調査・特許検索業務担当者が、化学 C9B 分野において、より実務的な知識を習得し、さらに講師の実体験に基づいたノウハ とは? ウを学ぶためのコースです。C9Aコースの上位で、化学分野に特有の特許調査の 概論から、有機低分子・高分子・バイオ・非特許文献調査について講義を受けることができます。 研修会場:家の光会館 開催日(3 日間) 講義課目 午前 1. 化学分野における特許調査実務の基礎 10/ 5 (水) 午後 2. 有機低分子 午前 3. 高分子 11/11(金) 午後 4. バイオ関連検索 午前 5. 非特許文献調査 12/ 2 (金) 午後 6. 特許情報活動の実際 募集定員:180 名 講師 三井化学㈱ 佐藤 俊江 氏(新任) 富士フイルム知財情報リサーチ㈱ 佐々木 文彦 氏(新任) 東ソー㈱ 玉井 知二 氏 ㈱Medical Patent Research 竹田 英樹 氏 元 ㈱住化技術情報センター 岡 紀子 氏 三菱レイヨン㈱ 片山 方子 氏 1.化学分野における特許調査実務の基礎 化学分野の特許調査においては、化学特有の調査技術が必要です。本講では、化学分野に必要な 基礎知識とともに、実務における調査の流れと検索式を構築するための手法(特許分類、キーワードの 選択方法など)を解説します。 2.有機低分子 化学物質の調査においては、化合物名、構造式などさまざまな観点からの調査が必要です。それらを 検索する一般的手法について実例をあげて講義します。 3.高分子 高分子検索においては、化合物名と共に、さまざまな分類を活用することがポイントです。これら分類 を理解し、効果的に使うための基本を講義します。 4.バイオ関連検索 バイオ技術の検索では、遺伝子や細胞など天然物の特許審査の考え方を的確に把握した上で、NC BI、EBIなどバイオデータベースも含めた幅広い調査が必要です。それらのバイオ関連検索に必要な全 般的な知識と基礎的なデータベースについて講義します。再生医療やバイオシミラーのための調査など についても講義します。 - 32 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 5.非特許文献調査 特許調査においては、無効化資料調査等で、非特許文献を調査するケースも少なくありません。特に 化学分野では、種々の文献データベースが整備されていることから、これらを有効に使うためのノウハウ を講義します。 6.特許情報活動の実際 特許情報担当に求められる役割や活動範囲は年を追うごとに変化しています。三位一体型知財活動 の潤滑剤とも言える特許情報活動の様々な側面を、講師の実体験を基に講義します。 - 33 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 C9E 特許情報システムの導入と活用 研修会場:日本知的財産協会 開催日(2 日間) 講義課目 午前 1. 知財業務の情報システム化 10/28(金) 午後 2. 管理システムの導入と運用 午前 3. 検索システムの導入と運用 11/25(金) 4. 特許庁次期システムを視野に 午後 将来の知財システム 募集定員:60 名 講師 ㈱日立製作所 松本 智美 富士フイルム㈱ 松本 朋子 ラクオリア創薬㈱ 若林 宏明 パナソニック㈱ 小幡 宗臣 氏(新任) 氏(新任) 氏(新任) 氏(新任) 1.知財業務の情報システム化 知財業務の効率化、知財情報の活用等のために知財業務の情報システム化が図られています。そこ で、本講義では、情報システムの基礎知識や情報システム化を行う上での留意点を解説します。 2.管理システムの導入と運用 管理システムの導入や移行は、会社全体の知財業務に大きく影響を及ぼします。そこで、本講義では、 管理システムの導入企画からシステム稼働後までの留意点について解説します。 3.検索システムの導入と運用 出願時などの先行技術調査ばかりではなく、自社他社事業の現状把握や企業戦略立案のためのマク ロ解析など検索システムは多くの目的で使用できます。現在利用可能な商用サービスの紹介とその利用 例、システム選定~導入~運用時の留意点について解説します。 4.特許庁次期システムを視野に将来の知財システム 特許庁業務・システム最適化計画やグローバル・ドシエ構想等を紹介すると共に、知財を取り巻く環境 変化やIT動向の進展等を踏まえた情報システムの将来像を考察して解説します。 - 34 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 C10 不正競争防止法と独占禁止法 知的財産権の実務に携わる方を対象に、企業間の公正な競争秩序の維持に中 C10 心的役割をなす法規である「不正競争防止法」と「独占禁止法」を学んでいただきま とは? す。 本研修は知的財産権の実務者を広く対象にしており、特許・商標・意匠の実務、営業秘密の管理、 技術関連契約等に携わる方が中堅実務者として活躍するための必須の知識を得ることを目的とした内 容となっています。 ※日本弁理士会継続研修対象コース。詳細はP.176 または当協会HPに掲載 研修会場:飯田橋レインボービル 開催日(4 日間) 講義課目 午前 1. 不正競争防止法概論Ⅰ 6/23 (木) 午後 2. 不正競争防止法概論Ⅱと 営業秘密に関する実務 午前 3. 不正競争防止法概論Ⅰ 7/12(火) 午後 4. 不正競争防止法概論Ⅱと 営業秘密に関する実務 午前 5. 不正競争防止法概論Ⅰ 8/30(火) 午後 6. 不正競争防止法概論Ⅱと 営業秘密に関する実務 午前 7. 独占禁止法概論 9/28(水) 午後 8. 独占禁止法概論 募集定員:250 名 講師 大成建設㈱ 谷合 洋一 氏(新任) カルソニックカンセイ㈱ 稲葉 佳之 氏 大成建設㈱ 谷合 洋一 氏(新任) カルソニックカンセイ㈱ 稲葉 佳之 氏 大成建設㈱ 谷合 洋一 氏(新任) カルソニックカンセイ㈱ 稲葉 佳之 氏 JFE スチール㈱ 山形 純広 氏(新任) アルプス電気㈱ 板倉 綾子 氏 1.3.5.不正競争防止法概論Ⅰ 「不正競争防止法」について、その全体像を把握するために、沿革、関連法規との関係、構成を概説 していただいた上で、周知表示の使用、著名表示の冒用、形態模倣、原産地の不当表示等、営業秘密 を除く不正競争行為類型について講義をします。 2.4.6.不正競争防止法概論Ⅱと営業秘密に関する実務 営業秘密に関する不正競争行為類型と不正競争行為に対する救済手段等の解説と営業秘密の企業 内管理、ノウハウのライセンス等、営業秘密に係わる企業実務の内容を講義します。 7.8.独占禁止法概論 「独占禁止法」について、主として技術関連契約に対する独占禁止法の規制を理解するために必要な 独占禁止法の違法行為類型と、知的財産に関するガイドラインの内容について講義します。 - 35 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 C11 著作権法(著作権法と企業実務) 本コースはこれから著作権関連業務を担当される方を対象に、著作権の基礎か C11 ら著作権に関わる企業実務までが一貫した講義内容となっております。前半の講義 とは? 課目(1~4)では基礎と判例を弁護士の立場から講義し、後半の講義課目(5~8) では企業実務の観点から企業の講師から講義を行います。 ※日本弁理士会継続研修対象コース。詳細はP.176 または当協会HPに掲載 研修会場:科学技術館サイエンスホール 開催日(4 日間) 講義課目 2. 権利の救済、著作権周辺法域の 午後 問題 午前 3. 著作権判例 基本判例 7/20(水) 午後 4. 著作権契約とソフトウエア取引 5. グラフィックス関連を中心にした 企業実務 6. ソフトウエア関連を中心にした 午後 企業実務 7. 企業経営と著作権管理 午前 -企業の著作権戦略- 8. 企業経営と著作権管理 午後 -著作権を巡る動向- 午前 8/31(水) 9/14(水) 講師 弁護士 午前 1. 著作権法の概要 6/ 8(水) 募集定員:300 名 椙山 敬士 氏 小倉 秀夫 氏 小川 憲久 氏 弁護士 弁護士 弁護士 吉田 正夫 氏 凸版印刷㈱ 大野 郁英 氏 日本アイ・ビー・エム㈱ 太佐 種一 氏 (一財)ソフトウエア情報センター 光主 清範 氏 富士通㈱ 亀井 正博 氏 1.~ 4.基礎と判例 著作権の基礎から侵害論、訴訟遂行、契約、他の知的財産権との関係、および典型的な判例を解説 します。 5.~ 8.企業実務 企業における著作権の管理手法及び対策、対応について企業実務の観点から解説します。 - 36 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 C15 交渉学(入門) 本コースは、ビジネス交渉を効果的に進めるために、もっとも効果的なアプローチ C15 を学習し、受講生が実践的な交渉力を習得できることを目指しています。 とは? そのため、前半の講義編では、交渉力を支える3つの力である「論理的思考力」、 「交渉戦略立案能力」、および「問題解決能力」を中心に講義をします。 後半の演習編では、実践的な交渉力を身につけるためのケース・スタディを行い、その結果を振り 返りながら質疑応答を行うことで、受講生の理解を深めることを目指します。本講義では、交渉経験の 比較的浅い方、独自の方法で交渉を行ってきた方が、その手法を見直すのに適した内容となっていま す。 なお、D15「交渉学(応用)」は、「交渉学(入門)」での講義内容を前提として、ケースを用いた模擬 交渉を中心に行いますので、本コースと合わせての受講をお勧めいたします。 ※日本弁理士会継続研修対象コース。詳細はP.176 または当協会HPに掲載 研修会場:ベルサール九段 開催日(1 日間) 9/15(木) 講義課目 1. 論理的に交渉するための論理的 思考力 2. 事前準備の方法論 午後 3. 創造的問題解決に向けた交渉戦略 (三方よし) 4. ケース・スタディ 募集定員:290 名 講師 東京富士大学 教授 隅田 浩司 氏 1.論理的に交渉するための論理的思考力 交渉では、論理的な思考力が重要です。パワープレイから脱却し、論理的に相手の主張や条件を分 析する能力が求められます。講義では、交渉において必要とされる論理力、特に、二分に陥らず過度な 合意バイアスを避け、交渉という緊張状態の中でも適切な推論を維持する手法について解説します。 2.事前準備の方法論 交渉前の準備は非常に重要です。しかし闇雲に準備をしても意味がありません。ここでは認知科学な どに基づくもっとも効果的な事前準備の方法論について解説します。 3.創造的問題解決に向けた交渉戦略(三方よし) 交渉における問題解決では、当事者間の利害が公平に調整されるような合意、日本の近江商人の「三 方よし」の合意を目指す必要があります。しかし、これは安易な「損して得取れ」でもなければ安易な Win-Win でもありません。より戦略的な合意形成の方法論を解説します。 4.ケース・スタディ 簡単な交渉事例をベースにしたケース・スタディを実施します。受講生に実際の交渉事例に基づいた 事例を示した資料を配布し、1対1のロールプレイを行います。その結果や経緯を振り返り分析しつつ、 講師が解説を行います。その解説の中では、受講生との質疑応答も行うことにより、疑問点の解消だけで なく他の受講生の思考に触れることもできます。 - 37 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 D上級コース群(関東) Dコース とは? このコース群は、一流の専門家を講師とし、争訟、審判決例、講義形式としては 最高水準のコースで、Cコース群(中級)修了者またはそれに準ずる実力を有する 方が、より高度な実力を養成するのに最適です。 判例の解説も交えた具体的な講義だったのでわ かりやすかった。訴訟に関する内容は難しいイ メージだったが、よく理解することができた。 D1 受講者の声 こちらが期待している内容が十分網羅されて いた。また、一方的な講義だけではなく、受 講者への質問の投げかけ等、理解を深める工 夫もされ、大変有意義であった。 D3 受講者の声 テキストの内容が充実しており、より 深く理解することができた。判例の技 術的背景の説明は、文系の私にとって D6 受講者の声 もわかりやすかった。 ―― ご参考 ―― 2015 年度開催臨時研修 ~Dコース群関連~ R3A 「知的財産権訴訟における裁判所の審理の実情と最近の裁判例」(関東) R3B 「知的財産権訴訟の動向」(関西) R12 「わかりやすい特許判例の読み方」(関東・関西) ※2016年度臨時研修の開催については、当会より配信しておりますメールマガジン(JIPA マガ)でもご案内し ております。 ◆ 下記コースは移行しました D5 「国際契約」 → WW26 「国際契約」 P.67 D7 「米国特許訴訟」 → WU21 「米国特許訴訟」 P.68 - 38 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 D1 特・実、審判・審決取消訴訟 本コースは、審判・審決取消訴訟の制度全般およびその実務並びに最近の審判 D1 決例について、実務経験豊かな講師により講義をしますので、審判及び審決取消 とは? 訴訟関係の実務を既に行っている方にも、また今後行うであろう方にも大変有意 義な内容です。 ※日本弁理士会継続研修対象コース。詳細はP.176 または当協会HPに掲載 研修会場:飯田橋レインボービル 開催日(4 日間) 講義課目 講師 弁理士 午前 1. 審判制度と実務 10/25(火) 午後 募集定員:250 名 河野 直樹 氏 河野 直樹 氏 牧野 知彦 氏 古城 春実 氏 いづみ 氏 水谷 好男 氏 山本 晃司 氏(新任) 山本 修 弁理士 審判制度と実務 午前 2. 審決取消訴訟の理論と実務(1) 11/15(火) 午後 審決取消訴訟の理論と実務(2) 午前 審決取消訴訟の理論と実務(3) 12/13(火) 午後 3. 最近の審判決例の解説(電気) 午前 4. 最近の審判決例の解説(機械) 1/17(火) 午後 5. 最近の審判決例の解説(化学) 弁護士 弁護士 弁護士 林 弁理士 弁理士 弁理士 氏 1.審判制度と実務 審判の種類、手続方法、特許庁の審理など審判制度全般とその実務について解説します。 2.審決取消訴訟の理論と実務 裁判制度における特許等関係訴訟の位置づけおよび判例を用い、その中での重要な法律問題にも 触れながら(or 重要な法律問題を中心に)、審決取消訴訟の提起から終了までの訴訟制度全般とその実 務について解説します。 3.4.5.最近の審判決例の解説 「電気」、「機械」、「化学」の各分野における最近の審判決例について、それぞれ専門の講師から、裁 判所の判断およびその理由並びに講師の解釈も交えて解説します。 - 39 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 D3 商標・不競法審判決例と企業における対応 このコースは、講師の豊富な実務経験を背景として審判決例に基づいての商標 D3 法および不正競争防止法などの理論と実際を、また、商標事件・不競法事件への とは? 企業の戦略的な対応について講義します。 ※日本弁理士会継続研修対象コース。詳細はP.176 または当協会HPに掲載 研修会場:家の光会館 開催日(4 日間) 講義課目 午前 1. 商標に関する審判決例の解説 10/ 6 (木) 午後 商標に関する審判決例の解説 午前 商標に関する審判決例の解説 11/ 8 (水) 午後 午前 12/ 7 (木) 午後 午前 1/19(木) 午後 募集定員:180 名 2. 商標権侵害訴訟および 不正競争防止法等判例の解説 商標権侵害訴訟および 不正競争防止法等判例の解説 商標権侵害訴訟および 不正競争防止法等判例の解説 3. 商標事件・不競法事件の 企業戦略と実務対応 商標事件・不競法事件の 企業戦略と実務対応 講師 弁理士 櫻木 信義 氏 櫻木 信義 氏 櫻木 信義 氏 大向 尚子 氏 大向 尚子 氏 弁理士 弁理士 弁護士 弁護士 弁護士 大向 尚子 氏 東京都知的財産総合センター 小山 雅夫 氏 東京都知的財産総合センター 小山 雅夫 氏 1.商標に関する審判決例の解説 商標の実務に必須の類否判断と顕著性判断、識別力に強弱の差がある結合商標の類否判断、取引 の実情と類否判断、さらには類似と混同の関係等について、最新の事例を含む豊富な審判決例の紹介 を通じて、実務に直結した解説をします。 2.商標権侵害訴訟および不正競争防止法等判例の解説 商標権侵害訴訟と不正競争防止法の商品表示等に関する紛争は相互に関わりをもっています。著名 商標や商品形態の保護については、不正競争防止法が有利な場面もあります。不正競争防止法が規定 する営業秘密やドメイン名等に関する不正行為、商品形態の模倣行為、信用毀損行為、技術的制限手 段に対する不正行為など、知的財産保護のための周辺法との関連分野も含めて、最近の裁判例の動向 にも触れつつ重要判例を中心に解説します。 3.商標事件・不競法事件の企業戦略と実務対応 企業の事業活動に関連して様々な商標事件や不正競争防止法事件が発生しており、この種の事件に 適切に対応することは経営上極めて重要になります。企業の重要なブランドやペットネームの権利取得上 の諸問題および模倣事件等々への対応にかかる戦略と実務について、事例紹介を交えて解説します。 - 40 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 D6 特許侵害訴訟 知的財産権が重視される今日、特許をめぐる係争の数も増え、話題に挙がること D6 が多くなっております。 とは? 本コースは、企業において特許係争の処理、および予防業務に携わる知的財産 部門の方々を中心に、特許侵害訴訟に興味のある方々を対象として、特許侵害訴訟において第一線 で活躍されている弁護士の方々が要点および実務における必要事項をご講義します。 特許侵害訴訟の提起から終了まで講義した後、重要判例や最新の判例を含めて、判例について各 先生方の解釈を中心に、テーマに沿って講義を行う内容となっております。 ※日本弁理士会継続研修対象コース。詳細はP.176 または当協会HPに掲載 研修会場:コクヨホール 開催日(4 日間) 講義課目 午前 1. 特許権侵害訴訟の概論 10/12(水) 午後 2. 午前 12/ 7 (水) 侵害訴訟における争点整理と 要件事実、証拠調べ 侵害訴訟における争点整理と 要件事実、証拠調べ 午後 3. 侵害成否の論点をめぐる実務 午前 募集定員:290 名 侵害成否の論点をめぐる実務 1/11 (水) 午後 4. 民事保全と差止仮処分 午前 5. 損害賠償と不当利得返還 2/ 8 (水) 午後 6. 侵害訴訟と特許審判制度 講師 弁護士 川田 篤 氏 磯田 直也 氏 磯田 直也 氏 橋口 尚幸 氏(新任) 橋口 尚幸 氏(新任) 牧野 知彦 氏 櫻井 彰人 氏 弁護士 弁護士 弁護士 弁護士 弁護士 弁護士 弁護士 寒河江 孝允 氏 ※全日程を通じて、小六法を必要といたしますのでご持参ください。なお、電子機器類のご使用はご遠慮願い ます。 - 41 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 D15A・B D15A,B とは? 交渉学(応用) 本コースは、C15「交渉学(入門)」の既受講者を対象として想定し、演習の比重 を高めて知財実務に直接役立つ交渉スキルを実践的に習得させることを目指して います。本研修では、交渉力を鍛える上で不可欠となる3つの能力(論理的思考力、 交渉戦略立案能力、交渉マネジメント能力)について、input は最小限に留め、ケースに基づいた模擬 交渉(ロールプレイ)やディスカッションそしてフィードバックを組み合わせた体験的かつ実践的な講義 展開によって習得していただきます。演習では複数のケースを採り上げますが、最新トピックスを取り込 んだ知財を絡めたビジネス交渉の事例を扱います。交渉学に関する基礎的な知識をお持ちの方で、さ らに実践的な知財交渉スキルを学びたい方に好適な内容となっています。 (本コースは、C15「交渉学(入門)」の続編として開催します。このため、受講対象者は「交渉学(入 門)」を受講済みか、それと同程度の知識・経験をお持ちの方に限らせていただきます。) ※D15AとD15Bは同じ内容の研修です。 【D15A】 ※日本弁理士会継続研修対象コース。詳細はP.176 または当協会HPに掲載 研修会場:日本知的財産協会 開催日(1 日間) 講義科目 講師 1. 交渉学の概要と知財ビジネス 交渉のマネジメント 2. 基本的な取引交渉(演習) 午後 3. 事業提携交渉(演習) 午前 2/ 2 (木) 【D15B】 東京富士大学 教授 隅田 浩司 氏 ※日本弁理士会継続研修対象コース。詳細はP.176 または当協会HPに掲載 研修会場:日本知的財産協会 開催日(1 日間) 講義科目 募集定員:40 名 講師 1. 交渉学の概要と知財ビジネス 交渉のマネジメント 2. 基本的な取引交渉(演習) 午後 3. 事業提携交渉(演習) 午前 2/23(木) 募集定員:40 名 東京富士大学 教授 隅田 浩司 氏 1.交渉学の概要と知財ビジネス交渉のマネジメント ・交渉学への招待 ・論理的思考と交渉力 ・事前準備の方法論 ・交渉のマネジメント ・交渉における心理バイアスとその克服 2.基本的な取引交渉【演習】模擬交渉 Part 1(一般ビジネス事例) ・事前準備(ケースの読み込み、グループでの戦略立案) ・1対1のロールプレイ ・振り返り(交渉相手、グループ) ・講評 ・質疑応答 3.事業提携交渉【演習】模擬交渉 Part 2(知財が関連する事例) ・事前準備(ケースの読み込み、グループでの戦略立案) ・1対1のロールプレイ ・交渉相手との振り返り ・質疑応答 ・グループディスカッション - 42 - ・総括 ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 E研究コース群(関東) Eコース とは? このコース群は、一流の専門家を講師とし、争訟、審判決例、明細書の書き方を 受講生自ら課題に取り組む講義形式で行われます。Eコースは最高水準のコース で、Cコース群(中級)修了者またはそれに準ずる実力を有する方が、より高度な実 力を養成するのに最適です。 尚、本コース群では、グループに分かれて演習を行います。 判例をしっかりと読み込んでグループ討議が必要。実際の裁 判と同じような緊張感を持って講義を受けることができた。 また、原告・被告・裁判官を担当するのは良い経験となった。 E1 受講者の声 講師より最新の判例を提示され、事前に判例文を読 んで来て、グループ討議そして全体討議をする事に より、判例のポイントを理解することができた。 E7 受講者の声 企業で実際に経験された講師であり、 理解しやすかった。 E8A 受講者の声 経験豊富な講師の方々がきめ細かく指 導してくれると共に、チャレンジ課題も あり、非常に有意義であった。 E8C 受講者の声 ―― ご参考 ―― 2015年度開催臨時研修 ~Eコース群関連~ R7 「知財高裁重要判例解説と日本の知財裁判のあり方」(関東・関西・東海) ※2016年度臨時研修の開催については、当会より配信しておりますメールマガジン(JIPA マガ)でもご案内し ております。 - 43 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 E1 特・実判決例の研究(模擬裁判形式) E1 とは? 特許係争に関する判例を題材として、模擬裁判形式により研究を進めるコースで す。受講者がグループに分かれ、交代で原告、被告、裁判官役を担当し、講師が 選定した判例を題材として模擬裁判を行います。従って、事前にグループごとに自 主研修を行って、判例にこだわらない新しい主張を探し出し、争点を整理して訴状、答弁書などを作 成する必要があります。 模擬裁判とその後の講師による講評、解説、質疑応答を通して特許明細書の読み方や技術的範囲 の解釈が深まり、また特許訴訟における攻撃、防御、判断の方法を体験を通じて学ぶことができます。 第1回目は講師がオリエンテーションとして訴訟手続について講義をし、第2回目以降は受講者が グループごとに知恵を結集して攻撃防御を尽くしていくことになります。特許訴訟が大きくクローズアッ プされている現代にふさわしいコースです。 ※日本弁理士会継続研修対象コース。詳細はP.176 または当協会HPに掲載 研修会場:日本知的財産協会 開催日(8 日間) 募集定員:42 名 講義課目 6/ 9 (木) 午後 オリエンテーション、事例選定 9/ 1 (木) 午後 Bグループ原告の模擬裁判 9/27(火) 午後 Eグループ原告の模擬裁判 10/25(火) 午後 Aグループ原告の模擬裁判 11/17(木) 午後 Dグループ原告の模擬裁判 12/15(木) 午後 Gグループ原告の模擬裁判 1/26(木) 午後 Cグループ原告の模擬裁判 2/16(木) 午後 Fグループ原告の模擬裁判 - 44 - 講師 弁護士 吉澤 敬夫 氏 早田 尚貴 氏(新任) 橋口 尚幸 氏(新任) 吉澤 敬夫 氏 早田 尚貴 氏(新任) 橋口 尚幸 氏(新任) 吉澤 敬夫 氏 早田 尚貴 氏(新任) 弁護士 弁護士 弁護士 弁護士 弁護士 弁護士 弁護士 ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 E7 特許事例の研究(討論形式) E7 とは? 特許法その他の知的財産法の理解には、実際の判例を検討することが欠かせま せん。しかし、日常的な知的財産法の勉強においては、教科書に紹介されている 判例や、雑誌等に掲載されている判例解説を読むことはあっても、実際の判決文そ のものをきちんと読むことは少ないと思われます。 本コースでは、特許法を中心とする知的財産法の重要論点を含む実際の判決文を題材として、当 事者がどのような観点から主張を行っているのか、何が問題となるのか、裁判所がどのような考慮の下 で結論を出しているか等について、講師と受講者とを含めた討論を行い、判例の理解をより深いもの にするとともに、訴訟の経過を振り返ることにより、実際の訴訟においてどのような攻撃防御がなされ、 それがどのような影響を持つかなど、理解することができます。 ※日本弁理士会継続研修対象コース。詳細はP.176 または当協会HPに掲載 研修会場:日本知的財産協会 開催日(8 日間) 6/13(月) 午前 募集定員:40 名 講義課目 講師 ・知財訴訟の概要と次回課題配布 7/20(水) 午前 9/28(水) 午後 ・課題のグループ討議 弁護士 10/19(水) 午前 ・グループ発表 11/16(水) 午前 窪田 ・解説 12/21(水) 午前 1/12(木) 午前 ・次回課題配布 2/28(火) 午前 - 45 - 英一郎 氏 ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 E8 コース E8A/E8B/E8C 英文明細書の書き方 次のE8A、E8B、E8Cコースは主要外国特許制度に関する知識を習得された方を対象に、英文明細書 (特に米国出願用)のドラフトが作成できる実力の養成を目標として「化学」、「電気・ソフトウエア」および「機 械」にコース分けし、演習形式で行います。 なお、初回は英文明細書のドラフト作成の基礎を講義していただき、その後、与えられた課題について、 受講者自ら作成したものの中から、講師が添削、講義します。 E8A E8A とは? 英文明細書の書き方(化学)(演習形式) 化学分野を中心に、英文明細書の構成の解説、英文明細書の作成、英文明細 書作成における注意事項および外国(主として米国)出願の実務についての指導を して頂きます。日本語の特許公報に基づいて各自が作成・提出した英文明細書 (全文またはクレーム)を講師が添削し、さらにこれを教材としてクレームの作成方法、特許用語の解説 なども含め、英文明細書の書き方を具体的に指導して頂きます。また、米国特許庁のオフィスアクショ ンに対する応答の演習も行います。 受講生自身が課題に取り組んでいただき、個人指導も受けられる演習形式が主体ですから、非常 に実力がつきます。外国出願担当の方はもちろん、特許関連の業務に携わる方にも実務に役立つ知 識や考え方が習得でき、特に英文明細書を正確に理解する上で大変有意義です。 さらに、サブテキストを用いて輪講も行います。 ※日本弁理士会継続研修対象コース。詳細はP.176 または当協会HPに掲載 研修会場:日本知的財産協会 開催日(8 日間) 募集定員:40 名 講義課目 講師 6/ 7 (火) 午前 7/19(火) 午前 9/13(火) 午後 10/11(火) 午前 11/ 8(火) 午前 12/20(火) 午前 グループによる演習形式です。 各回とも 弁理士 「グループ宿題発表と講評」を 行います。 1/10(火) 午前 2/21(火) 午前 - 46 - 田崎 豪治 氏 ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 E8B 英文明細書の書き方 (電気・ソフトウエアを主として)(演習形式) E8B とは? 電気・ソフトウエア分野を中心として、主に米国のプラクティスを考慮した英文明 細書作成の演習を行います。クレームドラフティングを含む明細書作成実務を中心 に、米国特許庁からのOAに対する応答の演習も行います。特に、米国出願を担当 した経験が2、3年以上の方のレベルアップにお勧めです。 演習は、与えられた課題に対し、グループ単位での検討・発表の形式で進めます。各グループの発 表内容に対して受講者によるディスカッションや講師によるコメントを通じて、各受講者に実務の理解 を深めていただきます。 また、演習内容に即した講義として、英文明細書作成における基本的な注意事項や、米国での特 許紛争事件を考慮した注意事項等を解説するとともに、英文明細書作成を考慮した日本語明細書に おける注意事項について触れます。 なお、意欲がある受講者のために、長期課題として、英文クレーム及び明細書一式を作成するチャ レンジ課題も用意されています。 ※日本弁理士会継続研修対象コース。詳細はP.176 または当協会HPに掲載 研修会場:日本知的財産協会 開催日(8 日間) 募集定員:40 名 講義課目 講師 6/28(火) 午後 弁理士 7/21(木) 午後 8/25(木) 午後 村山 靖彦 氏 宏之 氏 演習テーマやトピックスに関する 弁理士 10/ 4 (火) 午後 講義、グループ学習・発表と 11/11(金) 午後 ディスカッション、チャレンジ 橋本 弁理士 古都 12/16(金) 午後 智 氏 課題 特許事務所 萩原 1/19(木) 午後 2/17(金) 午後 - 47 - 昌明 氏 ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 E8C 英文明細書の書き方 (機械を主として)(演習形式) E8C とは? 機械分野を中心として、主に米国のプラクティスを考慮した英文明細書作成の演 習を行います。クレームドラフティングを含む明細書作成実務を中心に、米国特許 庁からのOAに対する応答の演習も行います。特に、米国出願を担当した経験が2、 3年以上の方のレベルアップにお勧めです。 演習は、与えられた課題に対し、グループ単位での検討・発表の形式で進めます。各グループの発 表内容に対して受講者によるディスカッションや講師によるコメントを通じて、各受講者に実務の理解 を深めていただきます。 また、演習内容に即した講義として、英文明細書作成における基本的な注意事項や、米国での特 許紛争事件を考慮した注意事項等を解説するとともに、英文明細書作成を考慮した日本語明細書に おける注意事項について触れます。 なお、意欲がある受講者のために、長期課題として、英文クレーム及び明細書一式を作成するチャ レンジ課題も用意されています。 ※日本弁理士会継続研修対象コース。詳細はP.176 または当協会HPに掲載 研修会場:日本知的財産協会 開催日(8 日間) 募集定員:40 名 講義課目 講師 6/ 7 (火) 午後 7/19(火) 午後 9/13(火) 午前 演習テーマやトピックスに関する 10/11(火) 午後 講義、グループ学習・発表と 11/ 8 (火) 午後 ディスカッション、チャレンジ 12/20(火) 午後 課題 弁理士 清水 雄一郎 氏 弁理士 宮本 龍 氏 弁理士 齋藤 1/10(火) 午後 2/21(火) 午後 - 48 - 崇暢 氏 ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 G技術部門向けコース群(関東) 技術部門向けコースは体系化された定例コース群として開催されております。 ここでのコース設定は、下図に示す通りの体系に沿って行います。 【基本的な考え方】 日本知的財産協会ならではの実務的な技術者教育 企業での階層(経験年数)に対応したコース設定 高 高 管理者コース 管理者コース ←※検討中 G1 技術者リーダーコース 技術者リーダーコース G2X 中堅技術者 -AdvanceG2 スキル マインド G3 中堅技術者 -Basic- 発明説明書の書き方 G4 IPマナー講座 低 5 3 0 新入社員 10 中堅技術者 リーダー 管理者 経験年数の目安 今年度は、次の5コースを開催します。 ≪開催コース≫ ・G1 ≪受講対象者≫ 技術者リーダーのための知的財産講座 ⇒ 技術者リーダー ・G2X 中堅技術者のための知的財産 Advance 講座 ⇒ 技術職経験5~10年の技術者 ・G2 中堅技術者のための知的財産 Basic 講座 ⇒ 技術職経験3~5年の技術者 ・G3 本質を考えた発明説明書の書き方演習 ⇒ 発明説明書作成経験1~2件の方 ・G4 技術系新入社員のためのIPマナー講座 ⇒ 技術系新入社員 自分の研究開発業務を振り返りながら、知的財産に関 する知識を結びつけることで、今後の研究開発活動の 方向性を考える有意義な機会となった。 また、1 日で完結できて日々の業務への負荷も少ない。 G2A 受講者の声 - 49 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 G1A G1B 技術者リーダーのための知的財産講座(電気・機械) 技術者リーダーのための知的財産講座(化学) G1A,B とは? このコースの受講対象者は、研究、開発、設計、生産等の第一線で部下を指導 しながら活躍されている技術者リーダーの方々で、例えばテーマリーダーやチーム リーダー、主任と称されている現場の第一線で管理・監督に携わる方になります。 このコースの狙いは、研究開発の成果を事業の成功に結び付けるために、技術者リーダーが知的 財産に対する考え方や日頃から実践すべき事項を習得し、リーダーとして自らがどのように行動し、ま たどのように部下指導をすべきかを考えていくきっかけとすることです。 このコースでは、技術者リーダーの視点に立ったカリキュラムを、技術分野に応じた事例を交え、高 い知見を持ち現場経験豊富な講師陣が講義します。 また、多忙な技術者リーダーの方が受講しやすいように2日間のコースとし、<電気・機械>と<化 学>との技術分野に分けて開催します。 このコースを通じて最近の動向を踏まえ知財マインドや知財知識の更なるレベルアップを図り、技術 関連部門の業績を一層向上させるきっかけ作りにもご活用ください。 【G1A】 研修会場:科学技術館サイエンスホール 開催日(2 日間) 講義課目 午前 1. 事業と知的財産 2. 特許情報の活用 午後 3. まずは特許出願 午前 4. 問題となる他社特許への対応 5. 事業活動での自社特許の有効活用 7/21(木) 7/22(金) 午後 6. 研究・開発活動と契約 【G1B】 午前 7/13(水) 講義課目 1. 事業と知的財産 2. 特許情報の活用 午後 3. まずは特許出願 午前 7/29(金) 講師 元 ㈱東芝 加藤 泰助 氏 元 日本合成化学工業㈱ 長谷川 治雄 氏 知的財産コンサルタント 吉田 敏男 氏 アズビル㈱ 川越 浩美 氏 研修会場:科学技術館サイエンスホール 開催日(2 日間) 4. 問題となる他社特許への対応 5. 事業活動での自社特許の有効活用 午後 6. 研究・開発活動と契約 - 50 - 募集定員:300 名 募集定員:300 名 講師 元 ㈱東芝 加藤 泰助 氏 元 日本合成化学工業㈱ 長谷川 治雄 氏 中央大学 武田 安弘 氏 ㈱日本触媒 林 隆哉 氏 (新任) ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 1.事業と知的財産 事業活動における知的財産が果たす役割を知り、事業を優位に導く研究・開発活動の進め方を理解 する。また、知的財産活動における技術者リーダーの基本的役割を理解する。更に、事業活動に大きな 変化をもたらしている知的財産を巡る最近の動向を知る。 2.特許情報の活用 情報活用の大切さを認識する。また、情報活用における技術者が行う事項を知り、情報は「知る」だけ では不十分であり「行動する」アクションがリーダーに求められていることを理解する。 3.まずは特許出願 特許出願の目的を確認する。また、「強い権利」が持つ要件を知り、部下の発明創造を促す指導の大 切さを理解する。更に、事業を支える発明に気づき、多角的な観点から出願に結び付ける知財部門との 連携の必要性を知る。 4.問題となる他社特許への対応 他社特許が事業に与える影響の大きさを特許権の本質や判例を通じ確認する。また、問題となる他社 特許とはどのようなものか、またその対応を知り、併せて知財部門や法務部門等との役割分担を理解す る。 5.事業活動での自社特許の有効活用 事業活動を優位にする自社特許活用の意味を理解する。また、事業活動にとっての価値評価の重要 性と観点とを知る。更に、第1発見者としての役割とその処置とを理解する。 6.研究・開発活動と契約 研究・開発活動に関係する契約について、その役割、締結前の注意点、契約の遵守の重要性を知る。 また、知財部門や法務部門との事前協議の必要性を理解する。 - 51 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 G2X 中堅技術者のための知的財産 Advance 講座 本コースでは、中堅技術者の知財・事業への業務拡大を円滑に進める一助とし G2X てもらうため実務で考えなければいけない下記のテーマにつき、技術者の視点から とは? の事例紹介とその実践的対応方法について講義をします。 このコースは、事業部門や研究・開発部門の技術者であって、技術職経験が5~10年程度で近い 将来に技術者リーダーとして活躍が期待される方々を対象としております。 研修会場:ベルサール九段 開催日(1 日間) 講義課目 午前 1. 技術アライアンスと知財リスク 2. 特許の活用法 10/25(火) 募集定員:290 名 講師 ㈱デンソー 駒村 利憲 氏(新任) キヤノン㈱ 木下 達也 氏 パナソニック㈱ 鎌田 健司 氏 午後 3. 外国特許取得の基礎知識 1.技術アライアンスと知財リスク 様々な技術アライアンスの中で、共同研究・共同開発に伴うリスク、委託に伴うリスク、産学連携に関す るリスクの事例を紹介し、技術者の立場でそのリスクを回避する方法、考え方を一緒に考えていただきま す。 2.特許の活用法 特許権を用いて技術・製品・事業を守るための基本的な考え方、そのような場合により有利に使用でき る権利の取得・活用に関するヒント、知的財産部門と共に権利行使を行う場合に、発明者あるいはその リーダーに求められることを説明します。 3.外国特許取得の基礎知識 国内出願との違いとして技術者が知っておくべき各国特許の出願に関する知識、出願国を決める場 合に考慮すべきファクターなどを解説します。 - 52 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 G2A 中堅技術者のための知的財産Basic講座(電気・機械) G2B 中堅技術者のための知的財産Basic講座(化学) G2A,B とは? このコースの受講対象者は、事業部門や研究・開発部門の方であって技術職経 験3年~5年の方になります。 このコースの狙いは、中堅技術者自らが技術成果を創出しまた事業実施に結び つけるために、日常的に実行すべき知的財産事項を何のためにどのように行うかまたその注意点を知 り、自らが主体的に実践していくきっかけとすることです。 このコースは、知的財産の基本事項を研究開発の流れと関連付けて講義し、〈電気・機械系〉と〈化 学〉との技術分野に分けてそれぞれ1日コースとして開催します。 会社内での技術者向け知財研修の事前研修としてもご活用いただけます。 【G2A】 研修会場:科学技術館サイエンスホール 開催日(1 日間) 講義課目 1. 研究開発テーマ選定時の知財情報活用 横河電機㈱ 2. 後で困らないための他社特許の尊重 辻本 3. 事業を支える特許出願と 富士通㈱ 午後 その権利獲得 田中 午前 7/12(火) 【G2B】 研修会場:科学技術館サイエンスホール 開催日(1 日間) 講義課目 講師 光一 誠 氏 氏 募集定員:300 名 講師 1. 研究開発テーマ推進時の知財情報活用 積水化学工業㈱ 2. 後で困らないための他社特許の尊重 鳥居 直美 3. 事業を支える特許出願と ㈱カネカ 午後 その権利獲得 瀧川 和徳 午前 7/19(火) 募集定員:300 名 氏 氏(新任) 1.研究開発テーマ選定時/推進時の知財情報活用 技術や同業者の動向を知り、研究開発テーマを適切に選定/推進していくための特許調査とその活 用について、調査目的に応じた調査手段、調査方法、調査結果の整理法、知財情報の活用等をどのよ うに行うかを理解する。 また、日常的な特許調査は、技術者自身のためでもあることを知る。 2.後で困らないための他社特許の尊重 障害となり兼ねない他社特許を早期に発見するため、特許請求の範囲の基本的な読み方と自社技術 との対比の仕方、技術回避策の取り方、調査のタイミングを理解する。 3.事業を支える特許出願とその権利獲得 演習形式のG3コースで行っている発明の本質的な把握を、講義形式で習得し、加えて群としての出 願や事業化の観点を捉えた出願をどのように進めていくかを理解する。 また、発明者として、出願後に判明した発明の重要性や技術変化を知財部に適切に伝達し、権利化 段階に積極的に関与していく大切さを知る。 - 53 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 G3A1~3 本質を考えた発明説明書の書き方演習(電気・機械系) G3B1~3 本質を考えた発明説明書の書き方演習(化学系) G3S 本質を考えた発明説明書の書き方演習(ソフトウェア系) このコースは、現在、研究や開発、設計等に携わっている技術職経験が3年未満程 G3 A,B,S とは? 度の方であって、発明説明書の作成経験が1~2件程度の方を対象としております。 発明者が発明を届け出るときに作成する発明説明書を演習形式で学ぶコースです。 このコースは発明説明書の書き方テクニックを学ぶのではなく、「発明の技術思想」 や「発明の上位概念」、「必須要件」といった発明の本質を如何に把握するかについて演習により学び取り ます。内容は、発明明細書の作成だけでなく特許明細書作成にも役立ちます。 演習は、演習例題と設問形式で進め、個人学習とグループ学習を講師が個別指導します。講師の方は、 日頃から企業の発明者と接し、「発明説明書はこうあって欲しい」との想いを強く持っておられる方です。 電気・機械系 研修会場:日本知的財産協会 募集定員:42 名(3コース共通) 【G3A1】 開催日(1 日間) 6/16(木) 講師(特許事務所) 中村合同特許法律事務所 【G3A2】 開催日(1 日間) 7/ 7 (木) 講師(特許事務所) 協和特許法律事務所 【G3A3】 開催日(1 日間) 7/22(金) 講師(特許事務所) YKI国際特許事務所 ※3コースは同じ内容のカリキュラムです。 化学系 研修会場:日本知的財産協会 募集定員:42 名(3コース共通) 【G3B1】 開催日(1 日間) 6/17(金) 講師(特許事務所) 太陽国際特許事務所 【G3B2】 開催日(1 日間) 7/ 1 (金) 講師(特許事務所) ユアサハラ法律特許事務所 【G3B3】 開催日(1 日間) 7/28(木) 講師(特許事務所) 志賀国際特許事務所 ※3コースは同じ内容のカリキュラムです。 - 54 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 ソフトウエア系 研修会場:日本知的財産協会 募集定員:42 名 【G3S】 開催日(1 日間) 講師 金沢工業大学大学院教授 6/22(水) 加藤 浩一郎 木越 力 弁理士 氏 弁理士 氏(新任) 講義課目(G3A,B,S共通) 1.ガイダンス 「発明説明書の意味」、「表現する事項」、「発明の本質とは」について講義し、また演習の進め方を説 明します。 2.演習例題と設問形式での演習 ステップ1:個人学習 (例題と設問に従った、発明説明書の作成) (都合により個人学習が2ラウンド行われる場合があります) ステップ2:グループ学習 (発明の本質についてのグループ討議) 3.振り返り 学習事項の整理と質疑応答 ※G3A,G3B,G3Sコースは、“一会員当たり、同一回につき5名まで” との制限があります。 また、演習グループ編成の都合上、知財部門の方のご受講はご遠慮ください。 各コース、1日完結の研修です。 - 55 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 G4 技術系新入社員のためのIPマナー講座 このコースは、技術系の新入社員を対象としております。 G4 このコースは、技術系新入社員への知的財産導入教育にご利用いただけるよう とは? 開催します。 従って、このコースの狙いは、「受講者である技術系新入社員が、技術者として必須である“IPマ ナー”を心得て、技術職としてのスタートを切れるようにする」ことです。 この“IP(Intellectual Property)マナー”とは、「自らの技術成果を権利化し、また他人の権利を尊重 するに際しての、知的財産に対する考え方や行動」を言い、学生から企業人への切り替えが必要な早 い時期に、講義を通じて企業における実際の姿を学び、また研究/開発での基本ルールである「発明 の届出」や「他社権利の尊重」、「日頃からの特許調査」の3点を中心にしたIPマナーを学ぶようにして おります。 このコースの受講対象者は、技術系の新入社員です。そして開催時期も、企業での研究/開発に携 わり始めた時期に合わせて開催します。 講師としては、自らが中心となって研究/開発に知的財産を活用している研究/開発の第一線に 立っておられる技術者の方、及び研究/開発の様子を熟知し、日頃から技術者を知的財産面から指導 育成されている経験の深い知的財産部門の方の2名です。 研修会場:科学技術館サイエンスホール 開催日(1日間) 1.5 7/5(火) 時間 4.5 時間 講義課目 募集定員:300 名 講師 1. 研究/開発における知的財産活用の実際 ㈱東芝 (歴史を変えたオーバードライブ技術) 奥村 治彦 氏 ㈱日立製作所 2. 技術者が心得るべき IP マナー 佐藤 英二郎 氏 1.研究/開発における知的財産活用の実際(歴史を変えたオーバードライブ技術) 研究/開発において知的財産をどのように活用しているか、そのときに技術者はどのような役割を果た し、またどのような問題や悩みにぶつかり解決していったかの実際の姿を、講師ご担当の研究/開発テー マに基づいて講義します。 2.技術者が心得るべきIPマナー 研究/開発での基本ルールである「発明の届出」や「他社権利の尊重」、「日頃からの特許調査」の3点 を中心に、大学と企業との研究/開発の違いや“何のために”、“何を”、“どのように”して行動するかを講 義します。 - 56 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 S総合コース(関東) Sコース とは? このコース群は、各分野の専門家を講師として、知的財産管理、知的財産戦略、 ライセンス戦略など、知的財産権をめぐる国内あるいは国際的な環境変化を的確に 把握するために必要な重要事項と動向について、最新の情報、豊富な実例によ り講義します。 改 編 S1コースの改編について 2016 年度カリキュラムリニューアル これまで、本コースの受講対象者を主として知的財産部門や研究開発部門の管理職、役員および それらに準ずる方々としてきました。 一方、企業にとって知的財産部門の役割が増々重要視される状況となってきており、その一翼を 担っているのが「知財部門のマネージャ」であることは言うまでもありません。 そこでこの度、本コースをその「知財部門のマネージャ」に特化した内容に改編することに致しました。 この改編S1コースでは、「知財部門のマネージャ」にとって必須と考える講義課目も新たに組込み込 み、知識・意識・スキルを中心とした内容を、4日間という短期間で修得できるようにまとめました。 なお、「研究開発部門のマネージャ」を対象にした研修については、臨時研修で対応します。 (ご参考:2015年度実施臨時研修「R26技術部門マネージャのための知的財産講座」) 知財部門のマネージャまたはそれに準ずる 方にフォーカスしたマネジメント講座に改 編致しました。 昨年度までの講義内容を刷新していますの で、過去に S1コースを受講された方も是 非受講をご検討下さい。 S1コース担当 人材育成委員の声 - 57 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 S1 知財活動におけるマネジメント講座 改 編 このコースは、知財部門のマネージャまたはそれに準ずる方に求められる戦略思 S1 とは? 考、リスクマネジメント能力、グローバル対応力などを、各界で活躍されている講師 が、経験談や豊富な実例を交えて講義します。 知財部門のマネージャまたはそれに準ずる方で、具体的には以下に挙げる方 対象者 ○マネージャ候補者 ○マネージャになってまだ経験の浅い人。 ○マネージャになって数年経過しているが、知識を補充したい人、意識改革をした い人、視野を広げたい人。 経済のグローバル化が進む今日において、激化する競合他社との競争に勝つた 学びの ポイント めには、強い知財の創造とその活用が不可欠となるなど、知財部門の果すべき役 割は一層大きくなっています。経営に資する知財部門として機能するかどうかはマ ネージャの意識に因るところが大きく、それにより組織の存在意義が大きく変わって きます。 知財部門に対する社内外からの期待に的確に応えるには、知財マネージャが高い意識と行動力を 備え、チームメンバーをリードし、開発部門や事業部門、また経営層に対して積極的に働きかけること が重要となります。 こうした知財マネージャに求められる、戦略思考、権利活用力、リスクマネジメント能力、税務知識、 グローバル対応力などを、講師の実体験や実例を交えた講義を通じて学んで頂きます。 ※日本弁理士会継続研修対象コース。詳細はP.176 または当協会HPに掲載 研修会場:飯田橋レインボービル 開催日(4 日間) 講義課目 午前 1. 知財戦略概論 10/ 6 (木) 午後 2. 知財戦略の実践 午前 3. ブランド戦略における知財の関わり 11/17(木) 午後 4. 攻めと守りの知財活動 午前 5. 知財活動におけるリスクマネジメント 12/ 7 (水) 午後 6. 知財活動における税務 午前 7. グローバル知財活動における留意点 1/18(水) 午後 8. 知財マネージャに期待すること - 58 - 募集定員:250 名 講師 ㈱日立製作所 戸田 裕二 氏(新任) シスメックス㈱ 井上 二三夫 氏(新任) 弁理士 外川 奈美 氏(新任) 弁護士 近藤 惠嗣 氏(新任) 弁護士 中務 尚子 氏(新任) 弁護士 手塚 崇史 氏(新任) ㈱デンソー 碓氷 裕彦 氏(新任) (一社)日本知的財産協会 久慈 直登 氏(新任) ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 1.知財戦略概論 「知財戦略」の言葉が使われはじめてから久しくたちます。しかし、知財戦略の内容を具体的に問われ ると、現在でも明確に説明することは、易しくありません。 本講義では、知財戦略の狙いと具体的なアクションを体系的に把握するために、 ・戦略とは何か、戦略の種類とそれぞれの関係 ・知財戦略の狙いや基本的な考え方 ・知財戦略の具体的なパターン別アクション について講義し、知財戦略の全体像を把握して頂きます。 2.知財戦略の実践 午前の講義にて、知財戦略を体系的に学ぶことにより、知財戦略の全体像を把握することができます。 しかし、知財戦略を知識として体系的に把握したのみでは、実務に反映させること困難です。 本講座では、ある会社の事例を参考にしながら、実際に知財戦略を遂行していく上での課題を知り、こ れら課題についてどのように取り組むべきかを理解することにより、自社における知財戦略の遂行イメー ジを持って頂きます。 3.ブランド戦略における知財の関わり 知財戦略には、特許戦略、ブランド戦略など、種々の戦略があり、それらが有機的に機能することによ り企業の競争優位につながります。 この講義では、ブランド戦略に関する基礎知識から、コーポレートブランドやプロダクトブランドなどの 種類、さらには商標法、不競法との関係、そしてブランド戦略立案と実践に至るまでを講義することにより、 知財マネージャとしてブランド戦略に対して如何に関わるかを学んで頂きます。 4.攻めと守りの知財活動 知財マネージャとして活躍していくに際し、権利活用や権利行使は必ず経験せざるを得ないアクション です。また、他社から警告を受けた場合のタイムリーな初動体制の構築も、知財マネージャとして必須の 役割です。 この講義では、2社間交渉における心得や、訴訟に発展した際の対応に関して、攻めと守りの両面か ら一通りの知識を習得して頂き、企業内における知的財産権の活用とリスク対策の重要性を理解して頂 きます。 5.知財活動におけるリスクマネジメント 近年、企業の事業活動において他社との連携や協業が定常的に行われるようになってきたことに伴い、 営業秘密、特に技術情報について、他社に開示する際のリスクマネジメントが重要となっています。また、 人材の流動化や情報インフラの発達によって、技術情報が不正に持ち出されるリスクも高まっています。 有用な技術情報を管理する部門として、知財部門は、これらの課題に対して主導的な役割を担うこと が求められています。 本講義は、不正競争防止法を中心として、最新の法令を理解するとともに、事例紹介に基づき対応策 を考えていきます。また、周辺領域として、著作権法、独占禁止法についても講義します。 - 59 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 6.知財活動における税務 知財部門で働く者にとって、知財の権利化や活用などの業務が、どのような課税の対象となっている かを正しく理解することは、知財マネジメントの観点からも重要ですが、税務関係を体系立てて理解する ことは、なかなか難しいのが現状です。 また、昨今の経済のグローバル化を受けて、移転価格税制やパテントボックス税制などの国際的な税 務トピックについても、知財マネジメントを行う上で、非常に重要となっています。 こうした背景を踏まえ、この講義では、知財マネージャが知っておくべき知財活動に関する税務問題に ついて、効率的にその全体像を学んで頂きます。 7.グローバル知財活動における留意点 この講義では、米国特許法改正や欧州統一特許制度などの各国の動向や、TPP、EPA、ACTAな どの国際協定/条約を紹介するとともに、これらの動きに対して各企業がどのような準備・対応をすべきか、 さらにはどのような出願戦略をとるべきかを講義します。 また、事業がグローバル展開したことにより発生する対NPE問題、模倣品対策などについても講義し、 グローバルに知財活動を行っていく上での留意点を、関連する重要情報とともに理解して頂きます。 8.知財マネージャに期待すること 知財部門はともすると、開発部門から上がってきた発明を権利化するだけの、単なる手続き部門となっ てしまう場合があるなど、知財マネージャの意識によって組織の存在意義が大きく変わってきます。 知財部門に対する社内外からの期待に的確に応えるには、知財マネージャが高い意識と行動力を備 え、チームメンバーをリードし、開発部門や事業部門、また経営層に対して積極的に働きかけることが重 要となります。 この講義では、このような意識の高い知財マネージャになって頂くことを期待して、考え方、姿勢、マネ ジメントにおける注意点などを講義することにより、これからの知財マネージャに期待される人物像につい て理解して頂きます。 - 60 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 Wグローバルコース群(関東) グローバル化する企業活動の知財担当として、どのように経営に貢献していくか、 Wコース とは? 支援していくか等を考え、その企業目的を達成すべく知財関連知識を習得します。 本コース群は、世界主要国・地域の知的財産制度、関連法、条約等の概要につ いて基礎知識を学び、国際的視野に立って知財問題を考えるための素地をつくる ことをねらいとしており、外国知財実務に携わる方および外国知的財産に関心のある方に、是非受講 していただきたいコースです。 コース選定の目安 中級レベル (Cコース と同等) 上級レベル (Dコース WW1 国際特許制度と外国特許基礎(旧 WWC) WU1 米国特許制度 WE1 欧州特許制度 WA1 アジアの特許制度 WW3 外国商標法 WU21 米国特許訴訟 WA21 アジアの知的財産 WW26 国際契約 と同等) ―― ご参考 ―― 2015 年度開催臨時研修 ~Wコース群関連~ R2 「米国最新知財判例及び審査基準の最新動向」(関東・関西) R4A 「米国特許をうまく取得する方法」(関東・関西) R4B 「強い欧州特許を取得する方法」(関東・関西) R28A「英文契約書ドラフティング講座Ⅱ」(関東・関西) R28B「国際ライセンス契約模擬交渉講座」(関東・関西) ※2016年度臨時研修の開催については、当会より配信しておりますメールマガジン(JIPA マガ)でもご案内し ております。 - 61 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 WW1 国際特許制度と外国特許基礎 研修会場:科学技術館サイエンスホール 開催日(3 日間) 講義課目 講師 弁理士 午前 1. 知的財産制度の体系 外川 6/13(月) 英明 氏 弁理士 午後 2. パリ条約(1) 午前 3. 特許協力条約(PCT)(1) 7/11(月) 午後 2. パリ条約(2) 午前 3. 特許協力条約(PCT)(2) 8/29(月) 午後 募集定員:300 名 特許協力条約(PCT)(3) 外川 英明 氏 東京理科大学 教授 弁理士 淺見 節子 氏(新任) 弁理士 外川 英明 氏 東京理科大学 教授 弁理士 淺見 節子 氏(新任) 東京理科大学 教授 弁理士 淺見 節子 氏(新任) 1.知的財産制度の体系 ①経済のグローバル化の流れの中でのTRIPS協定を含めた知的財産制度の位置付け。 ②諸条約の紹介③条約と日米欧三極間に生じている知的財産権問題等について。 2.パリ条約 条約とは何かについて概説し、パリ条約の基本精神を表わす三大原則(内国民待遇の原則、各国特 許独立、優先権)を中心に、パリ条約の規定全体について解説。 3.特許協力条約(PCT) 最新の規則改正に基づくPCT制度の概要、及び国際出願から国際調査、国際公開、国際予備審査 を経て国内段階に至るまでの手続、及び実務のポイントについて解説。 - 62 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 WW3 外国商標法 近年、企業活動がグローバル化し、多くの企業が海外で事業を行っており、外国 WW3 での商標に関するトラブルも年々増加するようになってきました。しかしながら、外国 とは? で商標を登録し使用するには、日本国商標法に関する知識・知見だけでは対応す ることが不可能であり、まず、各国別の商標法の基本的な知識と法改正動向、商標の出願・登録にか かる実務ノウハウ、国々の特有の考え方や慣習等を会得しておく必要があります。 企業によっては、外国商標はすべて特許事務所に依頼しているところもあると思われますが、その 場合でも、特許事務所と相談しながら、あるいはアドバイスを受けながら、自社が外国で事業展開をし ていく上での的確な対応、判断ができ、かつ、社内関係部署との調整能力まで身につけた人材の育 成に努めることが必要です。 このコースでは、外国商標にかかる企業での一連の実務と管理方法、そして、重要な市場・生産拠 点である米国・欧州・中国・韓国・インド・ロシア・アセアン諸国における商標出願と商標登録、商標権 の権利行使、およびこれらの国々においてビジネスに商標を効果的に使用する際の留意すべき各種 ポイント、ならびに外国商標を理解する際の背景となる条約・協定、マドリッド・プロトコル(マドリッド協 定議定書)の有効活用法、更には、自社で簡単なスクリーニングを行うための、特異な米国に加えその 他主要国での商標調査の実践的手法等々について、最新の判例紹介や事例紹介を交えて解説しま す。 A・Bコース等を修了し商標制度の基礎を学んだ方々であって、現在または将来に外国商標実務に 携わり、外国商標制度の理解を更に深め且つ外国商標実務に役立つ応用知識と実務スキルを習得し たい方々にお薦めします。 研修会場:家の光会館 開催日(4 日間) 講義課目 午前 1. 外国商標総論 10/27(木) 午後 2. 中国商標制度と実務 午前 11/30(水) 午後 午前 12/15(木) 午後 募集定員:180 名 3. 条約、協定、米国商標、欧州共同体 商標(CTM)、マドリッドプロトコル制度 条約、協定、米国商標、欧州共同体 商標(CTM)、マドリッドプロトコル制度 4. 米国商標調査 (主要国の IPDL 商標調査) 米国商標調査 (主要国の IPDL 商標調査) 午前 5. アジア主要国の商標制度と実務 講師 本田技研工業㈱ 松平 季之 弁理士 岩井 智子 弁理士 竹内 耕三 弁理士 竹内 耕三 弁理士 桶野 清香 弁理士 桶野 清香 氏 氏 氏 氏 氏 氏 弁理士 松本 康伸 氏(新任) 松本 康伸 氏(新任) 1/26(木) 午後 アジア主要国の商標制度と実務 - 63 - 弁理士 ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 WU1 米国特許制度 研修会場:ベルサール神田 開催日(4 日間) 募集定員:450 名 講義課目 講師 午前 1. 米国特許制度及び実務 7/11(月) 午後 米国特許制度及び実務 午前 米国特許制度及び実務 午後 米国特許制度及び実務 午前 米国特許制度及び実務 午後 米国特許制度及び実務 午前 米国特許制度及び実務 午後 米国特許制度及び実務 8/ 1 (月) 弁理士 高岡 亮一 氏 8/29(月) 10/ 3(月) 1.米国特許制度及び実務 米国特許法は、2011年に先発明主義を改め、新法 AIA の施行によって先願主義に移行するという歴 史的転換を行った。しかし、係属/存続中の特許については依然として旧法 pre-AIA が適用されるため、 現在は AIA 下の先願主義の実務と、Pre-AIA 下の先発明主義の実務が並存するという世界的にみても 前例のない異常事態となっている。 本コースは、出願から権利付与までの手続、及びポストグラント手続について、(1)AIA と Pre-AIA の 両方をサポート、(2)実務者としての視点、(3)制度全体の網羅、に特に重きを置いた。 (1)に関して、当面並存する AIA と pre-AIA を比較し、違いを解説する。 (2)に関しては、法律解説ではなく、実務者が現場でどうすべきかという視点を大事にしたい。積極的 に現場の実例、例えば米国特有のクレームドラフティング、米国弁理士とのコミュニケーション、コスト面で の工夫などを織り交ぜたい。 (3)に関しては、制度全体を漏れなく網羅して、過不足なく説明していく。本コースを修了すれば、米 国特許法の実務についてはひととおりすべてを学んだという形まで持っていきたいと考えている。 - 64 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 WE1 欧州特許制度 研修会場:コクヨホール 開催日(4 日間) 講義課目 1. ヨーロッパ特許条約(EPC) およびヨーロッパ諸国特許制度 6/ 8 (水) ヨーロッパ特許条約(EPC) 午後 およびヨーロッパ諸国特許制度 ヨーロッパ特許条約(EPC) 午前 およびヨーロッパ諸国特許制度 7/ 6 (水) ヨーロッパ特許条約(EPC) 午後 およびヨーロッパ諸国特許制度 午前 午前 2. ヨーロッパ各国特許侵害概論 8/ 2 (火) 午後 午前 ヨーロッパ各国特許侵害概論 ヨーロッパ各国特許侵害概論 9/26(月) 午後 募集定員:290 名 ヨーロッパ各国特許侵害概論 講師 弁理士 蛯谷 厚志 氏 蛯谷 厚志 氏 蛯谷 厚志 氏 蛯谷 厚志 氏 岩田 哲幸 氏 岩田 哲幸 氏 岩田 哲幸 氏 岩田 哲幸 氏 弁理士 弁理士 弁理士 弁理士 弁理士 弁理士 弁理士 1.ヨーロッパ特許条約(EPC)およびヨーロッパ諸国特許制度 知財担当者として必要な知識である、ヨーロッパ特許条約の沿革、機構、主要条文並びに権利取得ま での手続について、演習を交えながら講義をします。また、欧州各国の特許制度についても講義をしま す。最新情報をおりまぜながら解説して頂きますので、ヨーロッパにおいて権利取得を図るうえで非常に 参考になります。 2.ヨーロッパ各国特許侵害概論 この講義では、本コース前半の講義である、欧州特許制度の権利取得までの手続を踏まえ、権利取 得後の手続である欧州各国の侵害訴訟の概要を、EPC条約と各指定国との関係に触れながら講義をし ます。次に英・独・仏を中心とする各指定国の特許権の権利行使や欧州連合(EU)との関連、そして国 境を越えた問題(クロスボーダー訴訟等)についても、各国の特許権の判断基準(クレーム解釈等)や判 例に触れながら講義をします。 本講義では、当事者間の侵害訴訟における実務を丁寧に解説しますので、実際の訴訟を進めるうえ で非常に参考になります。 - 65 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 WA1 アジアの特許制度 アジア諸国の特許制度について解説します。特に、中国、韓国、台湾、そしてイ WA1 ンドについては、全く予備知識のない方でも、これらの国・地域での権利化業務に とは? 必要な知識、さらには特許権活用のために必要な知識が習得できるよう、基礎的な 事項から説明します。 また、現地最新情報も背景もおりまぜ解説します。 研修会場:ベルサール九段 開催日(3 日間) 募集定員:290 名 講義課目 講師 午前 1. 中国の特許制度(1) 6/14(火) 午後 2. 中国の特許制度(2) 7/26(火) 弁理士 3. 韓国の特許制度 午前 台湾の特許制度 紺野 昭男 氏 午後 4. インドの特許制度 8/23(火) 午後 5. ASEAN を中心とした東アジア諸国の 特許制度及びまとめ 知財担当になって 3 年目なのですが、アジア主要各 国の特許制度がよく分かりました。アジアへ出願する 際に、今回学んだ留意点は大変参考になりました。 WA1 受講者の声 中国、韓国、台湾、インドなどの特許制度や実務上 のポイントが分かり易く説明され、また、アジアを 巡る諸問題や知財紛争の講義では経験談もあり、大 変有意義でした。 WA1 受講者の声 - 66 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 WW26 国際契約 企業の国際ビジネスには各種契約が関係します。法律や慣習の違う国の大学や WW26 企業との契約においては、その国の諸事情を考慮に入れ、契約に関連する法律や とは? 慣習を理解して、契約交渉、契約条件の取り決め、契約の締結と履行・遵守に対応 していかねばなりません。 このコースでは、国際ライセンスを中心とする各種知的財産契約への実践的な対応について、事例 紹介や実務演習も交えて講義します。 ※日本弁理士会継続研修対象コース。詳細はP.176 または当協会HPに掲載 研修会場:飯田橋レインボービル 開催日(4 日間) 講義課目 午前 1. 特許に関する国際契約の基礎 10/21(金) 午後 特許に関する国際契約の基礎 2. 国際特許ライセンス契約 その考え方と留意点 11/25(金) 国際特許ライセンス契約 午後 その考え方と留意点 午前 午前 3. 国際ライセンス契約の実務 12/16(金) 午後 国際ライセンス契約の実務 4. 知的財産に関する国際契約の ドラフティング1 1/13(金) 5. 知的財産に関する国際契約の 午後 ドラフティング2 午前 募集定員:250 名 講師 凸版印刷㈱ 竹森 久美子 氏 凸版印刷㈱ 竹森 久美子 氏 ルネサス エレクトロニクス㈱ 矢部 正樹 氏 ルネサス エレクトロニクス㈱ 矢部 正樹 氏 弁護士 村尾 治亮 氏 弁護士 村尾 治亮 氏 弁護士 田邊 政裕 氏 キヤノン㈱ 古畑 智之 氏 1.特許に関する国際契約の基礎 特許ライセンス契約の重要事項および判例を中心に、国際契約の基礎的な実務ポイントについて解 説します。 2.国際特許ライセンス契約 その考え方と留意点 米国企業と日本企業との特許ライセンス契約を例に、契約凍結迄の過程を①戦略策定、②契約交渉、 ③契約書作成の三つのフェーズに分け、それぞれのフェーズでの留意点につき、企業実務経験をもとに 実務的視点から解説します。 3.国際ライセンス契約の実務 国際契約の交渉や国際契約の作成にあたり、米国・中国での実務経験を有する渉外弁護士の視点か らみて、知っておくべき基礎的な法律および実務ポイントについて解説します。 4.知的財産に関する国際契約のドラフティング1 英文特許ライセンス契約の実践的なドラフティングについて解説します。 5.知的財産に関する国際契約のドラフティング2 知的財産に関する国際契約の基礎と実務ポイントについて解説します。 技術開発契約やその他の知財関連契約等の事例や、国際契約に特有な条項を挙げて解説します。 - 67 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 WU21 米国特許訴訟 ※日本弁理士会継続研修対象コース。詳細はP.176 または当協会HPに掲載 研修会場:飯田橋レインボービル 開催日(4 日間) 講義課目 午前 1. 米国特許侵害訴訟の実務 10/14(金) 午後 米国特許侵害訴訟の実務 午前 2. 米国特許侵害訴訟手続の概要(1) 11/11(金) 午後 3. 米国判決例の紹介(1) 午前 米国特許侵害訴訟手続の概要(2) 午後 米国判決例の紹介(1) 午前 米国特許侵害訴訟手続の概要(3) 12/14(水) 1/20(金) 午後 4. 米国判決例の紹介(2) 募集定員:250 名 講師 米国弁護士(NY州、NJ州) 三浦 謙浩 氏 米国弁護士(NY州、NJ州) 三浦 謙浩 氏 弁護士 片山 英二 氏 ニューヨーク州弁護士 日野 真美 氏 弁護士 片山 英二 氏 ニューヨーク州弁護士 日野 真美 氏 弁護士 片山 英二 氏 弁護士 服部 誠 氏 1.米国特許侵害訴訟の実務 米国特許侵害訴訟に関する一般知識に加え、訴訟対応として必須なディスカバリー手続き、各種申し 立て手続き、弁護士との付き合い方、陪審裁判を有利に進める手法等、特許侵害訴訟の実務上の知識 について、具体的に講義をします。 2.米国特許侵害訴訟手続の概要(1)~(3) 日本企業が米国で、新製品の開発、製造、販売等のビジネスを展開するに際し留意すべき事項およ び米国で知的財産権紛争が生じた場合、訴訟法上留意すべき事項を、ディスカバリー、トライアル等の 手続的側面から講義をします。また、米国訴訟における制度をその存在理由も含めて概要を理解し、米 国訴訟の諸問題を判断するための知識や考え方を取得することを主眼とした講義をします。また、1コマ は、実際に米国弁護士による模擬裁判を行う予定です。 3.米国判決例の紹介(1) 米国特許訴訟における重要な判例を題材として、無効論を始めとする抗弁、損害賠償等の分野にお ける、米国特許法に関する最近の重要判決について解説します。 4.米国判決例の紹介(2) 上記(1)に続き、米国におけるクレーム解釈、均等論等に関する議論を中心に、具体的な講義をしま す。 - 68 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 WA21 アジアの知的財産 本コースは、権利行使の側面から、経済・政治の激動するアジアでの知的財産 WA21 戦略策定に参考となる知識の習得を目的としています。従って知的財産部門や法 とは? 務・国際事業部門の管理職の方々のみならず、将来を担う中堅実務担当者の方に も適した内容です。 アジアにおける知的財産の分野で活躍されている講師の方々の経験談をまじえて豊富な実例により 講義します。また、最新情報を柔軟に取り入れることで、毎年繰り返しの受講もお薦めできるコースです。 ※日本弁理士会継続研修対象コース。詳細はP.176 または当協会HPに掲載 研修会場:コクヨホール 開催日(4 日間) 講義課目 1. アジアにおける知的財産制度の 動向(1) 10/ 5 (水) 2. 中国における知的財産権の 午後 保護(1) アジアにおける知的財産制度の 午前 動向(2) 10/27(木) 中国における知的財産権の 午後 保護(2) 午前 午前 3. 東南アジアの状況 12/ 6(火) 4. アジアにおける技術移転の 法規制と対策 5. 企業のアジアにおける 午前 権利行使の具体的事例紹介 2/ 3 (金) 企業のアジアにおける 午後 権利行使の具体的事例紹介 午後 募集定員:250 名 講師 弁理士 黒瀬 雅志 氏 弁護士・弁理士 中島 敏 氏 弁理士 黒瀬 雅志 氏 弁護士・弁理士 中島 敏 氏 S&I インターナショナル バンコック オフィス 井口 雅文 氏 大阪工業大学大学院教授 岡本 清秀 氏 弁護士 野村 高志 氏 本田技研工業㈱ 山﨑 克俊 氏(新任) 1.アジアにおける知的財産制度の動向 (1)アジア全般動向とASEAN諸国の知的財産制度の動向 (2)中国、香港、韓国、台湾の知的財産制度の動向 我が国企業の東アジアへの生産拠点の移転、市場開拓が進む中、これらの地域での知的財産権の 活用は一段と重要になっています。東アジアにおける知的財産制度は、自らの特許出願が積極的になさ れている中国、韓国、台湾と、特許出願はもっぱら外国からのみなされているASEAN諸国とは、その運 用状況に大きな差異を生じています。知的財産制度がどのように位置づけられ、運用されているかを認 識すると共に、知的財産権を活用するための留意点について事例を踏まえつつ講義をします。 2.中国における知的財産権の保護 中国における法改正や判例などの最新の動向と権利行使について解説します。 - 69 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 3.東南アジアの状況 流動的なASEAN諸国(特にタイを中心に、マレーシア、シンガポール、インドネシア、フィリピン、ベト ナム)の最新状況について解説します。 4.アジアにおける技術移転の法規制と対策 日本と中国を中心とするアジア主要国との間の技術移転、ライセンス契約に関する法規制ならびに実 務上の諸問題を中心に、幅広く解説します。 5.企業のアジアにおける権利行使の具体的事例紹介 アジアにおける知的財産保護活動、特に模倣品対策の具体的事例について、午前は、講師自身が 扱った案件を素材とするケーススタディ方式を採り、法律規定等の解説を踏まえつつ、問題点、対処方 法の実務的ポイントおよび参考裁判例を解説していただき、午後は、権利行使・模倣品対策の観点から 企業の取り組み姿勢、戦略と権利行使の具体的事例について紹介します。 グローバルの第一線で活躍されている法律 の専門家や企業の実務者の方から最新の情 報を学ぶことができました。 各国行政の実態や国民性の違いなどの話も WA21 受講者の声 大変参考になりました。 - 70 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 【トピックス】 臨時研修ご案内について 時代の変化・ニーズに対応した各種の話題テーマに関する研修を、臨時研修として実施しております。 開催に関しては、人材育成委員会にて検討中です。 随時郵送の「臨時研修会の案内」、ホームページ、メルマガ等で情報を更新いたしますのでご利用くださ い。 詳しくは P.164「R臨時コース群」をご参照ください。 - 71 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 関 西 A入門コース(関西)(A1・A2) Aコース とは? “知的財産権の存在は企業経営を変える”とも言われるほど知的財産権は企業 にとって重要なものです。 このコースは、知的財産部門のみでなく企業の技術部門を含むあらゆる部門の 方が、主要な知的財産権の法制度を広範囲に亘り理解し、それらについての基礎知識を習得すること により、企業における日常業務の中に知的財産権制度がいかに係わっているかを受講者に理解して いただきます。 【A1】 研修会場:大阪科学技術センター 【A2】 研修会場:大阪科学技術センター 開催日(5 日間) 【A1】 6/8(水) 講義課目 【A2】 講師 午前 1. 企業活動と知的財産権 日本合成化学工業㈱ 平井 良明 氏 午後 2. 特許・実用新案制度 バンドー化学㈱ 佐原 哲也 氏 特許・実用新案制度 バンドー化学㈱ 佐原 哲也 氏 9/6(火) 午前 午後 6/9(木) ㈱日本電気特許技術情報センター 9/7(水) 午後 3. 特許情報と特許調査 森長 薫 氏【A1】 ㈱日本電気特許技術情報センター 横山 6/10(金) 募集定員:220 名 募集定員:220 名 貞彦 氏【A2】 米国弁護士 矢部 達雄 氏 新日鐵住金㈱ 浅井 孝仁 氏【A1】(新任) ヤマハ㈱ 大須賀 千尋 氏【A2】 (新任) 弁理士 松井 宏記 氏 弁理士 松井 宏記 氏 午前 4. 外国特許制度 午後 5. 午前 6. 意匠制度 午後 7. 商標制度 午前 8. 知的財産契約概要 ㈱神戸製鋼所 湯澤 啓介 9. 著作権制度 ニフティ㈱ 村上 隆平 氏【A1】 KDDI㈱ 雨宮 信佳 氏【A2】(新任) 9/8(木) 不正競争防止法・ 独占禁止法 6/29(水) 9/27(火) 6/30(木) 9/28(水) 午後 - 72 - 氏 ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 1.企業活動と知的財産権 企業活動と知的財産権との関わりについて、企業活動における知的財産権の意義・役割および企業 活動に連動した各種知的財産戦略や企業で発生し得る技術流出・知財模倣・知財係争の諸問題、更に は、知財管理・知財部門の在り方など、幅広い視点から具体例を採りあげて解説します。 2.特許・実用新案制度 主に特許法に関して、特許発明の要件、審査制度と特許取得手続き、審判制度と審判手続き、特許 権の効力、特許発明の技術的範囲と実施権など、特許実務の各種局面において最低限知っておくべき 基本事項および実務上の留意点を解説します。また、講義に関連して講師が経験し見聞した事例や最 近の事件・裁判例なども採りあげます。 3.特許情報と特許調査 企業の知財活動においては、特許調査が重要な位置を占めており、調査の際には、目的に合わせて 特許調査手法と特許情報を選択する必要があります。本講義では、特許調査の重要性、各調査方法、 特許情報の活用方法について、講義します。 4.外国特許制度 企業活動のグローバル化に伴い、諸外国において特許権を取得し、グローバルビジネスに効果的に 活用していく必要性が高まっています。諸外国の特許制度や権利取得の実務は日本と異なる点も多く、 また、多額の費用を要するため、有効な権利の取得方法、活用方法を習得しておくことが益々重要となり ます。 この講義では、国際的な知的財産権の歴史、国際条約、米国・欧州・中国など主要国の特許制度と特 許実務について、最近の話題や事例も採りいれて解説します。 5.不正競争防止法・独占禁止法 企業活動の秩序を適正に維持する法律として不正競争防止法と独占禁止法があります。産業財産権 の行使との関連も含めて、不正競争防止法及び独占禁止法の概要と留意点について、具体例をもとに 解説します。 6.意匠制度 / 7.商標制度 製品のデザインやブランド・ペットネームを権利保護する意匠法および商標法は、技術を保護対象と する特許法・実用新案法とは違った意味で企業経営にとって重要な法律であります。 知的財産法の視点から、意匠・商標の概要、企業における重要性、意匠法・商標法の目的と権利取得 プロセスの実務ポイントについて、事例を採りあげて解説します。なお、意匠・商標の海外事情にも触れ ていきます。 8.知的財産契約概要 契約の当事者である企業および企業に属する従業員は、契約の趣旨や権利・義務関係を理解し遵守 していかねばなりません。契約の基本事項に加え、知的財産契約の代表例である共同研究開発契約、 研究委託契約、特許実施許諾契約、秘密保持契約について、それぞれの具体例をもとに解説します。 9.著作権制度 企業では製品やサービスの広報活動・営業活動およびインターネットを利用した種々の情報発信に関 連して著作権問題が発生しております。 著作権は産業財産権四法とは異質故にその本質を理解しておく必要があり、著作物および著作権法 のポイントに加え、自社権利の保護や他社権利への対応について、具体例をもとに解説します。 - 73 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 B初級コース群(関西) Bコース とは? このコース群は、A入門コースからC中級コースへのスムーズな橋渡しを目的とし、 短期間(2~4日間)で知的財産の専門ジャンル(特許・実用新案・意匠、商標、知 財法務、特許情報調査)の基礎的な専門知識および実務ポイントを習得していただ くようになっています。具体的には、B1「特実・意匠基礎」、B3「商標基礎」、B5「知財法務基礎」、B9 「特許情報と特許調査基礎」からなり、受講対象者の業務に関わる専門コースを順次、もしくは組み合 わせて受講していただくように構成しております。 ◆知的財産の専門業務に携わる知財部門・法務部門の初級者の方々。 対象者 ◆技術部門や企画管理部門において業務上知的財産の創造・活用に関わる方。 ◆A入門コースを修了し、知的財産権の法制度に関する基礎知識を習得した方。 ◆知財部門において、ジョブローテーションにより新たな業務を始める方、 また業務の視野を広げたい方。 学びの ポイント ◆知的財産権に関わる法制度を実務の観点から掘り下げて習熟する。 ◆特に、これら権利の取得方法及び活用策を学ぶ。 ◆豊富な経験を持つ講師陣の事例・演習を織り交ぜた講義により現場対応力を 習得する。 - 74 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 2015 年度より B コースを改編 【従来のBコースについて】 従来の「B初級コース」は、特実、意匠、商標、外国、法令、訴訟、管理、調査と多岐に渡る内容を5 日間かけて学ぶコースとなっていました。 「A入門コース」との違いは、Aコースが「法制度の理解」に重点を置いているのに対し、Bコースが 「法制度の活用」を意識した内容になっておりました。しかしながら、このフェーズの違いが受講者の 方々に十分に伝わっていないこともございました。 【改編のポイント】 この度、①「A入門コース」との違いの明確化 ②「C中級コース」内容レベルへのスムーズな橋渡し を目的として「B初級コース」は大幅に改編を行いました。 受講しやすいよう各コースを短期間(2~4日間)に設定し、Bコースを組み合わせて受講していただ いても(例;B1+B5等)結構です。 受講者のニーズに合わせてアレンジしていただけるようにしました。 従来Bコース (総合5日間) 改編Bコース Cコース W(グローバル)コース C1 特許・実案法 WW1 条約 特許実用新案 意 匠 B1 特実・意匠基礎 ①国内特許 ②外国特許 ③意匠 WU1 米国特許 WE1 欧州特許 WA1 アジア特許 C2 商 標 法令知財訴訟 情 報 B3 商標基礎 ①国内商標 ②外国商標 C3 意匠法 商標法 WW3 外国商標 B5 知財法務基礎 ①契約基礎 ②紛争基礎 C5 B9 特許情報と特許調査基礎 C9A 特許情報実践 - 75 - 知財契約実践 ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 B1 特実・意匠基礎 このコースは、これから特許や意匠に関連する業務に携わる方々に、国内外の B1 特許出願・権利化、特許権の活用・紛争対応などを、基礎的な実務ポイントを中心 とは? に解説します。また、製品のマルチ保護の観点から、意匠の基礎的な実務ポイント も解説します。 講義の一部にはミニ演習を取り入れ、アウトプットすることによる理解の定着や、法律が実務にどのよ うにかかわっていくのかを実感できるような工夫を取り入れました。 研修会場:新梅田研修センター 開催日(4 日間) 講義課目 午前 1. 特許・実用新案基礎実務 6/15(水) 午後 特許・実用新案基礎実務 午前 2. 拒絶理由通知への基礎実務対応 6/16(木) 午後 拒絶理由通知への基礎実務対応 午前 3. 外国特許基礎実務Ⅰ 7/ 1(金) 午後 4. 意匠基礎実務Ⅰ 午前 5. 外国特許基礎実務Ⅱ 7/29(金) 午後 6. 意匠基礎実務Ⅱ 募集定員:120 名 講師 パナソニック㈱ 中川 文貴 パナソニック㈱ 中川 文貴 弁理士 前田 礼子 弁理士 前田 礼子 弁理士 井崎 愛佳 弁理士 松本 尚子 弁理士 井崎 愛佳 弁理士 松本 尚子 氏 氏 氏 氏 氏 氏 氏 氏 1.特許・実用新案基礎実務 企業の知的財産部門では、自社の事業展開に対応した知的財産戦略に基づいて、強力な特許権・実 用新案権を取得しその権利を活用することによって、経営に貢献していかなければなりません。 この講義では、事例や演習を交えながら、経営に資する特許出願等を行い、権利化を推進するための 基礎的な実務ポイントを解説します。 また、取得した特許権の侵害判断やその効力、活用視点での権利取得の考え方、他社からの権利行 使への対抗手段についても、事例や演習を交えて解説します。 2.拒絶理由通知への基礎実務対応 経営に資する強力な特許権を取得するためには、良い明細書の作成に加え、拒絶理由通知への適 切な対応が必要不可欠であります。そのため、特許実務者は、拒絶理由のパターンに応じて、最適な応 答を進めていかねばなりません。 この講義では、拒絶理由通知への対応にあたり、審査の各ステップにおける考え方を示しつつ事例や 審査基準を交えて、効果的且つ論理的な応答を行うための実務ポイントを解説します。 - 76 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 3.5.外国特許基礎実務ⅠⅡ 企業の国際競争力を強化するためには、世界の特許情勢を敏感に感知しつつ、グローバル戦略に基 づき諸外国で有効な特許網を構築していかねばなりません。 この講義では、外国特許にかかる基礎実務に焦点をあて、パリ条約およびPCT条約を含め、米国、欧 州、中国などの重要国への特許出願および権利化について、それぞれの法制度および基礎的な実務ポ イントを解説します。 また、外国特許権の効力および活用にも触れていきます。 4.6.意匠基礎実務ⅠⅡ 企業では、新製品を多角的に保護するため、特許権・実用新案権に加え、意匠権を取得し企業ビジ ネスに上手く活用することが重要となります。 この講義では、意匠制度の概要(関連意匠や部分意匠の特別制度を含む)、意匠の登録要件、類否 判断、意匠出願から登録までの手続きについて、事例や演習を交えて、それぞれの法制度および基礎 的な実務ポイントを解説します。 更には、前記手続きを経て取得した意匠権の効力および他社意匠権への対抗手段、並びに意匠を巡 る紛争・訴訟への基礎的な実務対応についても解説します。 - 77 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 B3 商標基礎 このコースは、企業の知財部門および技術・事業部門で商標・ブランドに関わる B3 実務担当者の方々に、国内外の商標実務について、出願・権利化商標権の活用・ とは? 紛争対応など基礎的な実務ポイントを網羅的に解説します。講義では、事例解説 や講師の体験談を交えて、また講義の中でミニ演習も取り入れながら、初級レベルの方でも理解し易 いようにしています。 研修会場:大阪科学技術センター 開催日(2 日間) 午前 講義課目 1. 商標基礎実務 6/10(金) 商標基礎実務 午後 午前 2. 外国商標基礎実務 午後 3. 商標を巡る紛争・訴訟への 基礎実務対応 7/ 1 (金) 募集定員:70 名 講師 シャープ㈱ 山崎 博 氏 シャープ㈱ 山崎 博 氏 弁理士 川本 真由美 氏 大阪大学大学院 教授 茶園 成樹 氏 1.商標基礎実務 企業では、コーポレイトブランドや製品のペットネームを権利保護する強力な商標権を取得し、企業ビ ジネスに総合的に活用することが重要となります。そのための商標法は、特許法・実用新案法とは違った 意味で企業経営にとって重要な法律です。 この講義では、商標制度の概要、ネーミングと商標調査、登録要件、類否判断、商標出願手続き登録 後の権利保全、商標・ブランド管理について、事例紹介およびミニ演習を交えて商標の基礎的な実務ポ イントを解説していただきます。また、最近の改正商標法についても触れて頂きます。 2.外国商標基礎実務 企業活動のグローバル化にともない、海外ビジネスに関連して商標・ブランドの価値が高まる一方、外 国での商標・ブランドに関するトラブルも年々増加傾向にあります。これらに対応するためには、主要国 の商標法にかかる専門知識、商標の出願から登録に至る実務ノウハウを習得しておく必要があります。 この講義では、商標にかかる国際条約、日本企業にとって重要な米国・欧州・中国における商標制度、 商標出願から商標登録に至る手続きについて、事例および演習を交えて、それぞれの法制度および基 礎的な実務ポイントを解説します。 3.商標を巡る紛争・訴訟への基礎実務対応 企業活動の熾烈化にともない、商標・ブランドを巡る紛争・訴訟が発生しております。このような紛争・ 訴訟には事実関係および法律関係を精査して、適宜、的確に対応しなければなりません。 この講義では、商標・ブランドにかかる法律体系を概説していただき、商標権侵害の形態・行為および 侵害・非侵害の判断ポイント、商標権侵害阻止の法的手続きについて事例および判例を織り交ぜて解説 します。また、商標権行使への対抗措置にも触れていきます。 - 78 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 B5 知財法務基礎 このコースは、知財部門および事業部門で知財に関わる実務担当者の方々に、 B5 知財契約を中心とした法律の基礎および実務を学んでいただきます。また、企業活 とは? 動のさまざまな場面で生じる知財リスクと紛争が生じた場合の対応方法について、 実務的な観点から解説します。 講義の一部にはミニ演習を取り入れ、参加者に講義の内容をもとに具体的な事例での対応を考え ていただくことによって、理解を深めます。 研修会場:新梅田研修センター 開催日(3 日間) 講義課目 午前 1. 知的財産実務における民法 6/22(水) 午後 知的財産実務における民法 午前 2. 企業活動を巡る法律基礎 7/13(水) 午後 3. 知的財産契約の実務ポイント 7/27(水) 募集定員:100 名 午後 4. 知的財産紛争への基礎実務対応 講師 弁護士 速見 禎祥 氏 速見 禎祥 氏 阿部 隆徳 氏 寺田 明日香 阿部 隆徳 弁護士 弁護士 弁護士 氏 弁護士 氏 1.知的財産実務おける民法 知的財産実務にあたり、知的財産権法はもとより、その一般法である民法について、①知的財産権法 にない取り決めは民法に委ねられること、②民法上の権利と知的財産権とでは異なった取り扱いをするこ とがあることから、それぞれの趣旨および関連性を理解しておかねばなりません。 この講義では、これら①②を含め民法と知的財産権法との関わりについて、民法関連の各種事例に加 え、特に知財関連の契約および紛争に関わる各種事例も多く織り交ぜて、それぞれの実務ポイントを解 説します。 2.企業活動を巡る法律基礎 企業活動の様々な状況において、法令の関わりを理解するため、知的財産法を含めて法令にかかる 基礎知識を習得しておく必要があります。 この講義では、企業活動の主要ステージにおいて起こり得る知的財産諸問題について、事例および 経験談を交えて、法律の適用および基礎的な対応策を解説します。 3.知的財産契約の実務ポイント 企業活動には、複数当事者によるビジネス条件を取り決める契約がつきものとなります。それゆえに契 約の適切な締結および履行遵守のため、契約の基礎および実務ポイントを正確に理解しておかなけれ ばなりません。 この講義では、知的財産契約の代表例を採りあげて、その構成、条文、契約実務上の重要事項につ - 79 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 いて解説していただきます。特に、ライセンス契約については、実施権、実施料その他の契約条文の意 義や具体例について解説します。 4.知的財産紛争への基礎実務対応 企業競争の熾烈化にともない、知的財産を巡る様々な紛争が発生し、これらの紛争には、事実関係お よび法律関係を精査して、適宜、的確に対応しなければなりません。 この講義では、企業活動に関連して発生する権利行使および権利侵害の初期動作、ならびに知的財 産紛争の解決手法について、事例および演習を交えて、それぞれの基礎的な実務ポイントを解説します。 なお、裁判制度の基礎および訴訟手続きにも触れていきます。 - 80 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 B9 特許情報と特許調査基礎 このコースは、これから特許情報調査を行う方々、および特許情報部門をマネー B9 する方々を対象に、特許情報および特許調査における、基本的な事項を解説しま とは? す。 Aコースで学んだ特許情報と特許調査の概要を掘り下げ、調査の目的から情報活用までの全般的 な知識の充実がなされるよう工夫されています。 昨今、特許調査を外部に委託する機会が増す状況であり、委託先での調査方法と調査結果を評価 できることが情報部門担当者として重要になってきております。そのため、情報部門をマネージする立 場の方においても、習得いただきたい内容です。 研修会場:大阪科学技術センター 開催日(2 日間) 講義課目 午前 1. 特許調査の目的と特許情報 7/22(金) 2. 特許調査・特許分類の アウトラインと法的情報の入手 3. 実務に必要な特許調査用語の 午前 解説と調査実務の流れ 4. 特許調査アウトソーシング 午後 マネジメントと情報活用 午後 8/26(金) 募集定員:90 名 講師 ㈱日本電気特許技術情報センター 奥田 慶文 氏 元(一財)日本特許情報機構 清水 美都子 氏 ㈱資生堂 高橋 利信 氏 日本電気㈱ 松原 貴久 氏 1.特許調査の目的と特許情報 特許調査は、「なぜ行うのか」「特許調査から何を得たいのか」を見失わないようにしながら進めることが 大切です。この講義では特許情報の特徴を踏まえ、企業活動で必要な特許調査を説明し、調査によっ て得られる成果を紹介します。 2.特許調査・特許分類のアウトラインと法的情報の入手 特許調査を遡及調査とSDI調査という観点からとらえ、遡及調査の際に必要な特許分類(IPC、FI、F ターム、CPCなど)について概要と調査ツールを説明します。次にSDI調査の重要な調査対象である法 的情報の入手方法とツールについて説明します。 3.実務に必要な特許調査用語の解説と調査実務の流れ この講義では、検索実務に深く関わる用語を中心に内容の理解と習得を目的に、特許庁HPでの事例 を交えた解説を行います。 特許調査の流れでは、調査実務のフローの中で、調査を進めるうえで調査目的別に必要なポイントと 留意点を解説します。 4.特許調査アウトソーシングマネジメントと情報活用 近年、社内外のリソースを有効に活用した特許調査の重要性が増しています。また、事業に貢献する ためには、調査結果をタイムリーに社内に展開することが重要です。 この講義では、特許調査のアウトソース先を適切にマネジメントするとともに、非特許文献と組み合わせ た分析結果を効果的に社内に展開する方法を説明します。 - 81 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 C中級コース群(関西) Cコース とは? このコース群は、特・実・意・商の四法の各コースのほか、契約、民法、民事訴訟 法、不競法、著作権法などの関連諸法の各コース、更には、特許情報、明細書の 書き方のコースからなります。 知的財産業務を効果的且つ効率的に推進する中堅実務者に必須の応用知識と実務スキルを養成 することを目的としています。 ◆A・Bコースを修了し基礎知識を習得された方、またはそれに準ずる方。 対象者 学びの ポイント ◆中堅実務者に必須の応用知識と実務スキルを習得したい方。 ◆一流の弁護士、弁理士、大学教授、企業に所属する専門家が講師! ◆法律ルールに関する正確な意味を説明できるようになる! ◆最新の話題や判例、実務に必要な例題を基に講義を実施! ―― ご参考 ―― 2015 年度開催臨時研修 ~Cコース群関連~ R8 「知財担当者のための国内中間処理実務の基礎」(関東・関西) R13 「特許発明の技術的範囲について」(関西) R40 「特許審決取消訴訟と審判決例」(東海) ※2016年度臨時研修の開催については、当会より配信しておりますメールマガジン(JIPA マガ)でもご案内し ております。 ◆ 下記コースは移行しました C4A 「国際特許制度と外国特許基礎」 → WW1 「国際特許制度と外国特許基礎」 P.122 C4B 「米国特許制度」 → WU1 「米国特許制度」 P.124 C4C 「欧州特許制度」 → WE1 「欧州特許制度」 P.125 C4D 「アジアの特許制度」 → WA1 「アジアの特許制度」 P.126 C9A1 「特許情報と特許調査」 → B9 - 82 - 「特許情報と特許情報基礎」 P.81 ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 あなたにおすすめのコースはこちら 知財関連 の法律を 学びたい ・知的財産法の基礎は理解している C1 ・特許法や実用新案を詳しく知りたい 特許法・実用新案法 ・意匠法の基礎は理解している C2 ・意匠実務について理解を深めたい 意匠法 ・商標法の基礎は理解している C3 ・商標実務について理解を深めたい 商標法 ・契約関連実務を詳しく学びたい C5 ・最新のライセンス実務情報を知りたい 知財契約実践 ・知的財産実務を円滑に進めるための民法を詳し C6 く知りたい 民法概要 ・知的財産権の中堅実務者として必須知識を得た C10 い 不正競争防止法と独占禁止法 ・著作権の基礎や著作権の企業実務を学びたい C11 ・これから著作権関連業務を担当する 著作権法(著作権法と企業実務) ・化学、薬学、バイオ分野の特許明細書を作成し C8A ている、または研究、開発部門で関わる 特許 明細書を 学びたい 明細書の書き方(化学) ・電気、ソフトウエア、機械等の特許明細書を作成 C8B している、または研究、開発部門で関わる ・C8Aコースを受講した方 明細書の書き方(電気・機械) C8C ・明細書に関わる実践的な知識とスキルのレベル 明細書のあり方(化学) ~演習~ アップを図りたい ・情報調査および活用を行っている C9A 特許 ・特許情報調査と活用の基礎知識を理解している 特許情報と特許調査(実践) 情報を ・化学分野の特許調査を専門的に学びたい C9B 学びたい 化学分野における実践的特許調査 ・特許情報システムについて詳しく知りたい C9E 特許情報システムの導入と活用 幅広く 学びたい ・ビジネス交渉を効果的に行いたい C15 ・交渉経験が浅い 交渉学(入門) ・独自の方法で交渉を行ってきた - 83 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 C1 特許法・実用新案法 知的財産戦略に基づき事業の競争力強化と収益拡大に資する強力な特許権を C1 取得することは経営上重要になります。 とは? このコースでは、研究開発により創造した発明の特許出願から権利化迄の手続 きにおいて、法律上の各種要件および重要ポイントならびに実務上留意すべき事 項について、判例や事例を交えて解説していただきます。また、特許権や実用新案権の活用につい て、その技術的範囲の解釈を中心に権利行使を行う場合や権利行使を受けた場合の対応方法につ いても解説します。 研修会場:新梅田研修センター 開催日(4 日間) 午前 9/30(金) 募集定員:150 名 講義課目 講師 1. 特許制度とその意義および 特許要件 午後 2. 新規性と進歩性 午前 10/14(金) 3. 留意する特許要件 (新規性喪失の例外等) 午後 4. 特許に関する手続きⅠ 午前 11/28(月) 5. 特許に関する手続きⅡ、他社権利 排除と審判制度、審決取消訴訟 ㈱島津製作所 江口 裕之 氏 午後 6. 特許権 午前 7. 特許発明の技術的範囲Ⅰ 12/ 9 (金) 午後 8. 特許発明の技術的範囲Ⅱ、実施権 および実用新案登録制度 1.特許制度とその意義および特許要件 特許制度の意義や日本におけるプロパテント政策、特許法の全体像、および特許要件としての特許 法上の発明と産業上利用できる発明について解説します。 2.新規性と進歩性: 新規性と進歩性の判断基準、考え方を判例を交えて解説します。 3.その他の特許要件(新規性喪失の例外等)と特許を受ける権利 その他の特許要件として新規性喪失の例外や先願主義、先願範囲の拡大、不特許事由、および共同 出願違反や職務発明制度を含む特許を受ける権利全般について解説します。 4.特許に関する手続きⅠ: 特許出願書類の記載要件と、発明の単一性について解説します。 5.特許に関する手続きⅡ、他社権利排除と審判制度・審決取消訴訟 国内優先権制度および出願公開、出願審査請求、特許要件の実体審査、手続補正、出願分割、特 許査定と拒絶査定の一連の特許審査にかかる手続きに加え、他社権利排除としての情報提供、審判制 度、審決取消訴訟について解説します。 6.特許権: 特許権の効力とその制限、間接侵害、特許権侵害に対する権利行使、特許権の存続期間、 特許権の共有について解説します。 7.特許発明の技術的範囲Ⅰ: 特許発明の技術的範囲はどのように解釈されるかについて解説します。 8.特許発明の技術的範囲Ⅱ、実施権および実用新案登録制度 特許発明の技術的範囲の中で均等論を中心に解説します。また、専用実施権と通常実施権、さらに 実用新案登録制度について解説します。 - 84 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 C2 意匠法 企業のグローバル化戦略の中で、企業間競争がより一層激化する傾向にありま C2 すが、競争に打ち勝つための戦略としての知財戦略において、意匠権の活用が とは? 益々重視される傾向にあります。 このコースでは、現在あるいは今後意匠を重視する企業のために、意匠に係る保護戦略、保護態様 検討戦略および出願戦略、並びに意匠登録に関係して、類否判断基準、意匠の新規性と創作非容易 性、拒絶理由通知とその対応策、更には、審判・訴訟について、企業実務に役立つよう、多数の事例 紹介や事例演習を通じて解説します。 特に意匠は企業での実施化率が高いため、意匠権侵害紛争が多発傾向にあるので、意匠出願前 の戦略と高価値化権利を獲得することが重要なため、そのノウハウについても指導します。 更には、企業のグローバル化に対応して、日本企業にとって重要な米国、欧州、中国など、主要国 の意匠制度の概要および外国意匠出願から登録までの実務ポイントや日本企業が留意すべき諸事項 について事例を交えて解説します。 A・Bコース等を修了し意匠制度の基礎を学んだ方々であって、更に国内外の意匠制度の理解を深 めグローバルな意匠実務に役立つ応用知識と実務スキルを習得したい方々にお薦めします。 研修会場:大阪科学技術センター 開催日(4 日間) 講義課目 1. 意匠法上の意匠の意義と 創作意匠の保護戦略 9/14(水) 2. 商品開発と出願前の意匠の 午後 保護態様検討戦略 (全体・部分・関連) 午前 午前 3. 意匠の登録要件とその判断基準 10/12(水) 午後 4. 意匠登録出願とその出願戦略 午前 11/16(水) 募集定員: 70 名 5. 意匠の類否判断と意匠登録 出願後の審査対応実務 午後 6. 審判・判定と審決取消訴訟 7. 外国意匠制度概要 午前 8. 外国意匠出願の実務 12/ 7 (水) 9. 意匠権侵害と侵害予防対策 午後 並びに侵害訴訟 - 85 - 講師 弁理士 藤本 昇 氏 藤本 昇 氏 野村 慎一 氏 野村 慎一 氏 野村 慎一 氏 野村 慎一 氏 野村 慎一 氏 藤本 昇 弁理士 弁理士 弁理士 弁理士 弁理士 弁理士 弁理士 氏 ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 C3 C3 とは? 商標法 企業を代表するブランドおよび新製品や新サービスのペットネームは、経営上・ 営業上、重要な役割を果たします。それゆえに商標権によりブランドやペットネーム の価値を末永く法的に保護していかねばなりません。 このコースでは、商標制度の概要、商標権の取得上の重要ポイント(識別力、類否判断、不登録事 由)、商標登録の異議・審判、商標権侵害について、判例紹介や事例演習を交えて講義します。なお、 演習では、講師による答案の添削も予定しております。 A・Bコース等を修了し商標制度の基礎を学んだ方々であって、更に商標制度の理解を深め商標実 務に役立つ応用知識と実務スキルを習得したい方々にお薦めします。 研修会場:協会関西事務所 開催日(4 日間) 講義課目 午後 2. 講師 弁理士 午前 1. 商標制度の概説 6/ 3 (金) 募集定員: 80 名 商品・役務と商標の類否判断 (4条1項 11 号) 午前 3. 商標の識別力(3条) 7/ 5 (火) 午後 4. 商標の不登録事由(4条) 午前 5. 演習-3条関係の意見書の書き方 8/ 3 (火) 勝見 元博 氏 齋藤 整 西津 千晶 齋藤 整 西津 千晶 氏 竹内 耕三 氏 竹内 耕三 氏 勝見 元博 氏 弁理士 氏 弁理士 氏 弁理士 氏 弁理士 弁理士 午後 6. 異議・審判 午前 7. 演習-4 条関係の意見書の書き方 9/14(水) 弁理士 弁理士 午後 8. 商標権非侵害の事由 - 86 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 C5 知財契約実践 契約は、大学や企業との連携および取引において重要な役割を果たします。そ C5 れゆえに対外的な活動にあたり、契約の適切な締結および履行と遵守のため、契 とは? 約の実践ポイントを正確に理解しなければなりません。 契約の実践ポイントを学ぶため、知的財産契約を中心に重要な契約実務および 契約に関連する諸問題や注目判決例を解説します。さらに、このコースの後半講義では、受講生をグ ループ編成し、知的財産契約の仮想例を題材に契約対処策を討議し、その後、講師より解説するグ ループ討議形式で進めます。 契約の実務担当者および法務・知財関係の実務担当者に加えて、法務・知財部門以外であって知 財契約に絡む業務に携わっている方々にも本コースの受講をお薦めします。 研修会場:天満研修センター 開催日(4 日間) 募集定員:160 名 講義課目 午前 1. 知財契約実務Ⅰ 9/13(火) 午後 2. 契約諸問題と判例解説Ⅰ 午前 3. 知財契約実務Ⅱ 10/18(火) 午後 4. 契約諸問題と判例解説Ⅱ 午前 5. 技術連携と知財契約 11/15(火) 午後 技術連携と知財契約 午前 技術連携と知財契約 午後 技術連携と知財契約 12/ 6 (火) 講師 TOA㈱ 下垣 裕一 弁護士 松本 好史 TOA㈱ 下垣 裕一 弁護士 松本 好史 パナソニック㈱ 倉谷 克哉 パナソニック㈱ 倉谷 克哉 パナソニック㈱ 倉谷 克哉 パナソニック㈱ 倉谷 克哉 氏 氏 氏 氏 氏 氏 氏 氏 1.3.知財契約実務ⅠⅡ 企業活動に関連して発生する各種知的財産契約について、それぞれのキーとなる実践ポイント及び企 業実務者が留意すべき重要事項を解説します。更には、産学連携への契約実務対応及び企業における 知財契約管理について、今日的な課題及びその対応にあたっての指針や実践ポイントを解説します。 2.4.契約諸問題と判例解説ⅠⅡ 契約の交渉、締結および履行に関連して発生する様々な契約問題について、その事例や判決例を採 りあげて、契約諸問題の本質および対応策を解説します。事例や判例の解説にあたっては、事件の背景 と争点、判決の趣旨、企業実務者の留意すべき実務ポイントにも触れていきます。 5.技術連携と知財契約 この講義では、受講生をグルーピングし、企業の技術連携にかかる秘密保持、研究開発委託、共同研 究開発、共同特許出願、特許ノウハウライセンスなどの様々な事象を踏まえ、それぞれの仮想事例に基 づき、各グループで知財契約の問題点を抽出し、その解決策を議論していただき、その後、講師より企 業実務の観点から対応策や留意点を解説します。 この様なグループ討議形式により進めることにより、各種知財契約の理解を深めていただきます。なお、 グループ討議結果を他の受講生の前で発表することはありませんので臆せずご参加ください。 - 87 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 C6 民法概要 民法、特にこのコースの対象である「財産法」と呼ばれている部分は、経済的取 C6 引ないし商取引に関する法律の基礎をなすものであり、知的財産権法や契約法な とは? どを理解する上での基礎的法律分野にあたります。 このコースでは、特に重要な「財産法」の基礎を中心に講義していただきます。また、特許との関わり が深い一部の項目については、特許法の考え方を踏まえて解説していただきます。更には、講義に関 連する演習を介して、民法の意義と考え方の理解を深めていただきます。 研修会場:協会関西事務所 開催日(4 日間) 午前 6/27(月) 募集定員:80 名 講義課目 講師 1. 民法総論、権利能力、 制限行為能力者制度 午後 2. 法律行為、代理制度 午前 3. 時効制度 7/25(月) 中央大学 午後 4. 物権変動、共有 原田 午前 5. 担保物権制度 法学部 剛 教授 氏 8/22(月) 午後 6. 契約(1) 午前 7. 契約(2)、不法行為(1) 9/12(月) 午後 8. 不法行為(2) 1.民法総論、権利能力、制限行為能力者制度 民法の意義と民法の基本原則、権利の主体、成年後見制度を中心とした制限行為能力者制度につ いて解説します。 2.法律行為、代理制度 私的自治の最も重要な実現手段である法律行為制度について概説し、法律行為の有効性の限界、 意思表示の有効性、私的自治の拡張・補充に寄与する代理制度について解説します。 3.時効制度 当事者の意思以外で“時の経過”によって権利が発生したり消滅することを認める時効制度について、 とりわけ権利が発生する取得時効、権利が消滅する消滅時効、時効の援用・放棄、時効の中断について 解説します。 4.物権変動、共有 物に対する直接的で排他的な内容を有する物権について、所有権を中心として、物権の変動(所有 - 88 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 権の移転)のための要件、第三者への対抗要件、さらに、所有権の取得原因である共有については、特 許権との比較をしつつ解説します。 5.担保物権制度 民法が規定する典型担保の種類とその特徴(担保物権の共通の性質)を概観した後、特に質権につ いて、特許権との比較を念頭におきつつ解説します。 6.契約(1) 債権発生の原因としての契約の意義と民法上の契約の種類(典型契約)、契約の成立、双務契約の 効力、契約によって発生する債権の効力について解説します。 7.契約(2)、不法行為(1) 契約については、契約の解除と契約違反(債務不履行)における損害賠償、典型契約のなかの重要 な契約類型である売買、賃貸借を、不法行為については、不法行為制度の意義と役割、さらに不法行為 の種類(総論)について解説します。 8.不法行為(2) 一般的不法行為の成立要件と効果、過失相殺制度について、特許権侵害に関する特許法の規定を も視野に入れて解説します。 - 89 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 C7 民事訴訟法概要 本コースは、民事訴訟法理論の基礎概念と民事訴訟実務に関する基本問題の C7 理解を中心とした内容となっています。民事訴訟の実務経験の少ない方を対象とし、 とは? 民事訴訟手続の流れをふまえた各手続の段階に含まれる民事訴訟法の基本概念 及び基礎理論について解説します。 研修会場:協会関西事務所 開催日(4 日間) 募集定員:80 名 講義課目 講師 午前 1. 民事訴訟手続の全体像 6/ 6(月) 午後 2. 訴訟の開始 午前 3. 訴訟の審理 7/ 4(月) 午後 訴訟の審理 立教大学大学院法務研究科 午前 4. 訴訟の終了 安達 8/ 1(月) 午後 栄司 教授 氏(新任) 訴訟の終了 午前 5. 複雑訴訟、上訴、再審 9/ 5(月) 午後 複雑訴訟、上訴、再審 ※全日程を通じて、小六法を必要といたしますのでご持参ください。なお、電子機器類のご使用はご遠慮願い ます。 1.民事訴訟手続の全体像 民事訴訟法とはどのような法律か、産業財産権は民事訴訟法とどのように関わるのか、民事訴訟の仕 組みについて、わかりやすく講義をします。 2.訴訟の開始 裁判所に訴える当事者は誰なのか、当事者になるための資格は何か、また裁判所の意義・構成につ いて、演習も交えながらわかりやすく講義をします。 3.訴訟の審理 審理の具体的な流れ、口頭弁論の概要と役割分担、口頭弁論の準備と争点整理について、情報およ び証拠の収集、証拠の評価と証明責任について、演習も交えながらわかりやすく講義をします。 4.訴訟の終了 訴訟終了の総論、訴訟上の和解、判決、判決の効力について、演習も交えながらわかりやすく講義を します。 5.複雑訴訟、上訴、再審 複雑請求訴訟(請求の併合、反訴等)、多数当事者訴訟(共同訴訟等)、上訴、再審について、演習も 交えながらわかりやすく講義をします。 - 90 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 C8A 明細書の書き方(化学) 特許出願の明細書の書き方を習得することを目的とした、化学・薬学・バイオ系 C8A の方を対象とするコースです。 とは? 化学系の明細書をもとにして、特許法の基本的な考え方から実務上のコツまで、 知識を深めることができます。また、明細書を作成する上で役立つ国内外の事例や、最近の動向を織 り込むとともに、演習問題にも取り組んでいただくことで、明細書の作成能力と特許センスを身につける ことができる実践的な講座であり、知財担当者のみならず技術者にもわかりやすく、興味深い内容に なっています。 なお、受講後、更にレベルアップを図るためのコースとして、「関西 C8C 明細書のあり方(化学) ~演習~」を用意していますので、希望の方は引き続き受講して下さい。 ※日本弁理士会継続研修対象コース。詳細はP.176 または当協会HPに掲載 研修会場:大阪科学技術センター 開催日(4 日間) 募集定員:200 名 講義課目 講師 午前 1. 化学発明における基本的事項 6/20(月) 午後 午前 7/11(月) 午後 午前 8/22(月) 午後 午前 9/12(月) 午後 化学発明における基本的事項 2. クレーム作成と明細書作成の 一般的事項 クレーム作成と明細書作成の 一般的事項 3. 法的要件からみた明細書の作成-1 および化学発明に固有な留意点 法的要件からみた明細書の作成-1 および化学発明に固有な留意点 4. 法的要件からみた明細書の作成-2 および特許戦略的な留意点 法的要件からみた明細書の作成-2 および特許戦略的な留意点 弁理士 細田 芳徳 氏 1.化学発明における基本的事項 化学発明の把握のあり方とクレーム表現の基本的事項について解説します。 2.クレーム作成と明細書作成の一般的事項 クレーム作成と明細書の作成の一般的事項について解説します。 3.法的要件からみた明細書の作成-1および化学発明に固有な留意点 優先権の主張、特許要件(36 条など)からみた明細書の作成および化学発明に固有な留意点につい て解説します。 4.法的要件からみた明細書の作成-2および特許戦略的な留意点 特許要件(新規性や進歩性など)からみた明細書の作成および特許戦略的な留意事項について解説 します。 - 91 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 C8B 明細書の書き方(電気・機械) このコースは、電気・機械関係の明細書について、特許権の侵害判断の観点か C8B らその本質にアプローチし、種々の事例に基づいた解説と演習を通じて、クレーム とは? および明細書の作成上の基礎知識や実務ポイントを習得することを目的とします。 なお、演習では、発明の把握やクレームのドラフトについて、受講者による演習 問題への回答を踏まえ講師より要点を解説していただく方式により進めます。 ※日本弁理士会継続研修対象コース。詳細はP.176 または当協会HPに掲載 研修会場:新梅田研修センター 開催日(4 日間) 講義課目 1. 2. 3. 午後 4. 5. 午前 6/30(木) 午前 7/21(木) 8/25(木) 講師 明細書の作成を取り巻く現状況 特許権侵害判断とクレーム解釈の纏め 講義内演習1と解説 クレームの作成(基礎知識) クレームの作成(具体的方法) 自宅演習問題解説1 弁理士 午後 6. 講義内演習2と解説 午前 募集定員:80 名 7. 明細書の作成 自宅演習問題解説2 酒井 將行 氏 午後 8. 講義内演習3と解説 午前 自宅演習問題解説3 9/29(木) 午後 9. 明細書に関連する判例解説 1.明細書の作成を取り巻く現状況 権利取得および権利行使の局面から、特許法、審査基準、運用の変更、更には、特許審査や特許侵 害裁判の統計について概説します。 2.特許権侵害判断とクレーム解釈の纏め 特許権の侵害判断の構造と仕方、クレーム解釈のルールにかかる考え方とクレーム解釈の課題につ いて、具体例を参照しつつ解説します。 3.6.8.演習 講義に関連して、簡単な対象物についてクレームの作成演習を行い、その講評・解説を行います。ま た、自宅での演習課題を提出いただき、その内容について、次の講義の時間に講評・解説を行います。 4.5.クレームの作成 クレームの基礎知識として、クレームの法的意義、発明の本質、発明概念とクレームについて解説して いただきます。クレームの作成方法としては、発明者とのインタビュー、クレームの起案における留意事項、 具体的な作成方法および法律上の記載要件について解説します。 7.明細書の作成 明細書の基礎知識と補正を考慮したクレームと明細書および図面との関係について解説します。 9.明細書に関連する判例解説 明細書の記載を巡る判決例を講師より紹介いただき、判決例の要点を理解し明細書の在り方を学びま す。また、電気・機械関係の最近のトピックスを紹介します。 - 92 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 C8C 明細書のあり方(化学)~演習~ 「C8Aコース」を受講した方や現在明細書の作成実務に携わっている方であって、 C8C 更に明細書に関わる実践的な知識とスキルのレベルアップを図りたい方を対象とす とは? るコースです。 毎回、演習を中心とした実践的な明細書のあり方について研修します。自ら演習課題に取組み、そ の結果を基にグループ討議を行い、気づかなかった考え方や別の観点からの考え方を認識しつつ議 論を深めます。そして、グループ討議の結果を発表し、その内容につき講師による講評のうえ、事案に 関連する判決例を解説します。 なお、各回の午前には演習課題事前研修を組み入れております。この事前研修では、講師が提供 する演習課題を読み込み、受講者間で意見交換し理解を深めて午後の講義に臨むことを目的としま す。 ※日本弁理士会継続研修対象コース。詳細はP.176 または当協会HPに掲載 研修会場:協会関西事務所 開催日(4 日間) 午前 講義課目 午後 1. 戦略的なクレームのあり方 午後 2. 戦略的な実施例・比較例のあり方 細田 芳徳 氏 細田 芳徳 氏 細田 芳徳 氏 細田 芳徳 氏 弁理士 演習課題事前研修 12/13(火) 午後 3. 用途発明の明細書のあり方 午前 弁理士 演習課題事前研修 11/14(月) 午前 講師 ガイダンス・演習課題事前研修 10/17(月) 午前 募集定員:48 名 弁理士 演習課題事前研修 1/17(火) 午後 4. 進歩性を考慮した明細書のあり方 弁理士 ※このコースは、演習(グループ討議)という研修形態の関係上、定員を48名としていますので、お申 し込みは、一会員当り2名までの受講制限があります。 - 93 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 C9 コース C9A/C9B/C9E 特許情報 これらのコースは、特許情報の調査と活用について基礎的な知識を保有されている方を対象としていま す。C9Aコースは、特許調査担当者や特許検索実務者が習得すべき実践的な知識を学ぶコースとして構 成しています。C9B及びC9Eの各コースは、業務内容に応じた、より専門的、実践的な知識を習得する コースとして構成しています。 いずれのコースにおいても、特許情報の調査と活用について、十分に習熟し、企業における指導的な役 割を担っている方々を講師として迎え、最新の情報に基づくより実践的な内容にしております。 なお、単年度で、基礎的知識習得のB9(旧C9A1)、実践的な知識習得のC9A(旧C9A2)、さらには専 門的な知識習得のC9B、C9Eの複数コースを受講できるよう開催日程を組んでおります。まずB9(旧C9A 1)を受講され、その後、より実践的なC9A(旧C9A2)、さらに専門性に応じてC9BまたはC9Eを受講され ることをお薦めします。 特許調査の基礎的ポイントの復習も含めて、出願 前、権利侵害、特許無効化等の様々な調査の手法 から、調査結果の分析とその活かし方まで、実践 的な方法を一連の流れで専門家から学ぶことがで C9A 受講者の声 き、大変有意義であった。 知財業務の情報システム化について自身が抱え ている課題を各企業のノウハウを含め学ぶこと ができた。事例など含め実際の業務の流れに従 い、自分なりに課題解決するために有意義な内 容であった。 C9E 受講者の声 - 94 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 C9A C9A とは? 特許情報と特許調査(実践) 特許調査について、より実践的な調査手法を学べるコースです。さらに、調査後 の情報解析・活用方法についても、後半で講義します。情報調査の基礎知識をお 持ちで、情報調査およびその活用を行う方を対象としています。 研修会場:新梅田研修センター 開催日(2 日間) 講義課目 午前 1. 特許調査実務の基礎 9/ 2 (金) 午後 2. 出願前調査と権利侵害調査 午前 3. 特許無効資料調査 10/13(木) 午後 4. 特許情報分析と事業への貢献 募集定員:150 名 講師 旭化成㈱ 中村 栄 氏 パナソニック㈱ 戸田 俊之 氏(新任) パナソニック㈱ 戸田 俊之 氏(新任) 日本電気㈱ 菅野 穂高 氏 1.特許調査実務の基礎 特許調査は研究活動、知財活動において避けて通ることはできません。本講では、これから本格的な 特許調査を行っていく初心者の方を対象として、研究開発の各ステージで行うべき種々の目的の特許調 査について解説するとともに、実際の調査(検索)の実務に必要な検索式を構築するための基本的アイ テム(キーワード、特許分類等)の選定法、検索式を構築する際に留意すべき点等を実例を挙げながら 解説します。 2.出願前調査と権利侵害調査 前半では出願前調査について、前提となる新規性・進歩性の考え方を確認するともに、事例を交えな がら調査の基本的な流れを概説します。 後半は権利侵害調査について、抵触判断の基礎、上位概念を含めて検索を行うコツ、公報の読み取 り方等を解説します。 3.特許無効資料調査 特許無効資料調査は、特許訴訟のみならず権利移転やライセンス等、企業活動に直結する分野で多 く利用される非常に重要な調査です。特許無効資料調査の進め方について、調査ポイントの特定や利 用し得る資料の整理、調査の流れ等を解説します。 4.特許情報分析と事業への貢献 特許マップを作成していますか?その特許マップは、作成すること自体が目的化していないでしょうか。 特許マップは、特許情報から得られる事実(ファクト)を整理したものにすぎません。知財部門は、このファ クトから、事業を成功に導く必要があります。この講義では、事業への貢献をキーワードに、特許情報の 分析手法について例を示しながら説明します。 - 95 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 C9B 化学分野における実践的特許調査 特許情報業務経験が2年以上程度の特許調査・特許検索業務担当者が、化学 C9B 分野において、より実務的な知識を習得し、さらに講師の実体験に基づいたノウハ とは? ウを学ぶためのコースです。C9Aコースの上位で、化学分野に特有の特許調査の 概論から、有機低分子・高分子・バイオ・非特許文献調査について講義を受けることができます。 研修会場:協会関西事務所 開催日(3 日間) 講義課目 午前 1. 化学分野における特許調査実務の基礎 10/21(金) 午後 2. 有機低分子 午前 3. 高分子 11/25(金) 午後 4. バイオ関連検索 午前 5. 非特許文献調査 12/16(金) 午後 6. 特許情報活動の実際 募集定員:80 名 講師 三井化学㈱ 佐藤 俊江 氏(新任) 富士フイルム知財情報リサーチ㈱ 佐々木 文彦 氏(新任) 東ソー㈱ 玉井 知二 氏 ㈱Medical Patent Research 竹田 英樹 氏 元 ㈱住化技術情報センター 岡 紀子 氏 三菱レイヨン㈱ 片山 方子 氏 1.化学分野における特許調査実務の基礎 化学分野の特許調査においては、化学特有の調査技術が必要です。本講では、化学分野に必要な 基礎知識とともに、実務における調査の流れと検索式を構築するための手法(特許分類、キーワードの 選択方法など)を解説します。 2.有機低分子 化学物質の調査においては、化合物名、構造式などさまざまな観点からの調査が必要です。それらを 検索する一般的手法について実例をあげて講義します。 3.高分子 高分子検索においては、化合物名と共に、さまざまな分類を活用することがポイントです。これら分類 を理解し、効果的に使うための基本を講義します。 4.バイオ関連検索 バイオ技術の検索では、遺伝子や細胞など天然物の特許審査の考え方を的確に把握した上で、NC BI、EBIなどバイオデータベースも含めた幅広い調査が必要です。それらのバイオ関連検索に必要な全 般的な知識と基礎的なデータベースについて講義します。再生医療やバイオシミラーのための調査など についても講義します。 - 96 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 5.非特許文献調査 特許調査においては、無効化資料調査等で、非特許文献を調査するケースも少なくありません。特に 化学分野では、種々の文献データベースが整備されていることから、これらを有効に使うためのノウハウ を講義します。 6.特許情報活動の実際 特許情報担当に求められる役割や活動範囲は年を追うごとに変化しています。三位一体型知財活動 の潤滑剤とも言える特許情報活動の様々な側面を、講師の実体験を基に講義します。 C9E 特許情報システムの導入と活用 (本コースは隔年開催のため、2016年度の講義は休講とし、2017年度に開催する予定です。) - 97 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 C10 不正競争防止法と独占禁止法 知的財産権の実務に携わる方を対象に、企業間の公正な競争秩序の維持に中 C10 心的な役割をなす法規である「不正競争防止法」と「独占禁止法」を学んでいただ とは? きます。 本研修は知的財産権の実務者を広く対象にしており、特許・商標・意匠の実務、営業秘密の管理、 技術関連契約等に携わる方が中堅実務者として活躍するための必須の知識を得ることを目的とした内 容となっています。 ※日本弁理士会継続研修対象コース。詳細はP.176 または当協会HPに掲載 研修会場:大阪科学技術センター 開催日(4 日間) 講義課目 午前 1. 不正競争防止法概論Ⅰ 6/13(月) 午後 2. 不正競争防止法概論Ⅱと 営業秘密に関する実務 午前 不正競争防止法概論Ⅰ 午後 不正競争防止法概論Ⅱと 営業秘密に関する実務 午前 不正競争防止法概論Ⅰ 午後 不正競争防止法概論Ⅱと 営業秘密に関する実務 7/25(月) 8/29(月) 午前 3. 独占禁止法概論 9/26(月) 午後 独占禁止法概論 募集定員:90 名 講師 サントリーホールディングス㈱ 沖田 良人 氏 三菱重工業㈱ 岩波 泰祐 氏(新任) サントリーホールディングス㈱ 沖田 良人 氏 三菱重工業㈱ 岩波 泰祐 氏(新任) サントリーホールディングス㈱ 沖田 良人 氏 三菱重工業㈱ 岩波 泰祐 氏(新任) JFE スチール㈱ 山形 純広 氏(新任) アルプス電気㈱ 板倉 綾子 氏 1.不正競争防止法概論Ⅰ 「不正競争防止法」について、その全体像を把握するために、沿革、関連法規との関係、構成を概説 していただいた上で、周知表示の使用、著名表示の冒用、形態模倣、原産地の不当表示等、営業秘密 を除く不正競争行為類型について解説します。 2.不正競争防止法概論Ⅱと営業秘密に関する実務 営業秘密に関する不正競争行為類型と不正競争行為に対する救済手段等の解説と営業秘密の企業 内管理、ノウハウのライセンス等、営業秘密に係わる企業実務の内容を解説します。 3.独占禁止法概論 「独占禁止法」について、法全体を概説するとともに、主として技術関連契約に対する独占禁止法の規 制を中心に解説します。 - 98 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 C11 著作権法(著作権法と企業実務) 著作権は、研究開発や営業活動を始め様々な企業行動に関連しています。この C11 著作権は産業財産権四法とは全く異質の権利であり、ベルヌ条約などの国際条約 とは? により、登録等の手続きを要せず自動的に国際的に保護されるものであります。そ れゆえに著作権の本質と権利内容を理解し、産業財産権四法とは異なる視点から適正に管理すること が重要になります。 本コースは、著作権の基礎および著作権に関わる企業実務から構成されており、前半では弁護士 の立場から著作権の基礎および判例を解説し、後半では企業の専門家の立場から企業実務の重要 ポイントを解説します。 ※日本弁理士会継続研修対象コース。詳細はP.176 または当協会HPに掲載 研修会場:協会関西事務所 開催日(4 日間) 講義課目 6/17(金) 午後 著作権の基礎と判例 午前 著作権の基礎と判例 8/24(水) 午後 午前 9/23(金) 午後 小松 陽一郎 氏 小松 陽一郎 氏 小松 陽一郎 氏 弁護士 弁護士 7/15(金) 弁護士 著作権の基礎と判例 午後 講師 弁護士 午前 1. 著作権の基礎と判例 午前 募集定員:80 名 2. グラフィックス関連を中心にした 企業実務 3. ソフトウェア関連を中心にした 企業実務 4. 企業経営と著作権管理 -企業の著作権戦略- 5. 企業経営と著作権管理 -著作権を巡る動向- 小松 陽一郎 氏 凸版印刷㈱ 大野 郁英 氏 日本アイ・ビー・エム㈱ 太佐 種一 氏 (一財)ソフトウェア情報センター 光主 富士通㈱ 亀井 清範 氏 正博 氏 1.著作権の基礎と判例(序、保護範囲、権利内容、侵害訴訟、著作権契約) 著作権法は、一億総クリエーターと言われる時代となっていることからもわかるとおり、今日の高度情報 化社会においては、インターネットを利用したデジタルコンテンツの保護等にみられるようにその適用範 囲は急激に拡大しています。また、著作権法の改正も続いており、平成24年には違法ダウンロード・権 利制限規定の追加等の改正、平成26年には電子書籍に対する出版権の創設等も行われました。さらに 複数主体による著作権の侵害行為や一般不法行為による創作物の保護等に関し産業財産権とは異な る多数の判例も出るようになっております。今日では,知財侵害訴訟全体の1/4程度が著作権法に関 係しており、中国では年間5万件を超える訴訟が起こっているとの情報もあり、実務上の重要性はますま す高まっています。 しかしながら、このような変化が続く中で、企業では、著作権を含む知的財産権の総合的な処理体制 が成熟していないところも多いようです。 - 99 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 著作権は案外と怖い権利です。たとえば、産業財産権のように権利の発生・存続を公示する登録制度 はなく、存続期間もかなり長く、ベルヌ条約等で国際的な保護を受けるという強力な権利でありながら、そ の保護適格性(創作性)や他人の著作物との同一性の判断も難しいという特徴があります。著作権法の 理解抜きでは,総合的な判断が難しい場面も増えています。 この講義では、身近な問題もふんだんに取り入れて楽しく著作権法の基礎を学び、最近の判例の確 認、他の知的財産権との関連性等についても、解説します。できるだけ平易に理解をしてもらうべく、TE Sの方に演奏等をしてもらって著作権侵害の有無を判断してもらうことも考えています。また、ソフトウェア やデジタルコンテンツに関連する著作権法上の契約についても簡潔に触れていきます。 なお、適宜、諸外国の著作権法との比較についても説明します。 2.~5.企業実務 企業における著作権の管理手法及び対策、対応について企業実務の観点から解説します。 - 100 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 C15 C15 とは? 交渉学(入門) 本コースは、ビジネス交渉を効果的に進めるために、もっとも効果的なアプローチ を学習し、受講生が実践的な交渉力を習得できることを目指しています。 そのため、前半の講義編では、交渉力を支える3つの力である「論理的思考力」、 「交渉戦略立案能力」、および「問題解決能力」を中心に講義をします。 後半の演習編では、実践的な交渉力を身につけるためのケース・スタディを行い、その結果を振り 返りながら質疑応答を行うことで、受講生の理解を深めることを目指します。本講義では、交渉経験の 比較的浅い方、独自の方法で交渉を行ってきた方が、その手法を見直すのに適した内容となっていま す。 なお、D15「交渉学(応用)」は、「交渉学(入門)」での講義内容を前提として、ケースを用いた模擬 交渉を中心に行いますので、本コースと合わせての受講をお勧めいたします。 ※日本弁理士会継続研修対象コース。詳細はP.176 または当協会HPに掲載 研修会場:協会関西事務所 開催日(1 日間) 講義課目 1. 論理的に交渉するための論理的 思考力 2. 事前準備の方法論 9/16(金) 午後 3. 創造的問題解決に向けた交渉戦略 (三方よし) 4. ケース・スタディ 募集定員:80 名 講師 東京富士大学 教授 隅田 浩司 氏 1.論理的に交渉するための論理的思考力 交渉では、論理的な思考力が重要です。パワープレイから脱却し、論理的に相手の主張や条件を分 析する能力が求められます。講義では、交渉において必要とされる論理力、特に、二分に陥らず過度な 合意バイアスを避け、交渉という緊張状態の中でも適切な推論を維持する手法について解説します。 2.事前準備の方法論 交渉前の準備は非常に重要です。しかし闇雲に準備をしても意味がありません。ここでは認知科学な どに基づくもっとも効果的な事前準備の方法論について解説します。 3.創造的問題解決に向けた交渉戦略(三方よし) 交渉における問題解決では、当事者間の利害が公平に調整されるような合意、日本の近江商人の「三 方よし」の合意を目指す必要があります。しかし、これは安易な「損して得取れ」でもなければ安易な Win-Win でもありません。より戦略的な合意形成の方法論を解説します。 4.ケース・スタディ 簡単な交渉事例をベースにしたケース・スタディを実施します。受講生に実際の交渉事例に基づいた 事例を示した資料を配布し、1対1のロールプレイを行います。その結果や経緯を振り返り分析しつつ、 講師が解説を行います。その解説の中では、受講生との質疑応答も行うことにより、疑問点の解消だけで なく他の受講生の思考に触れることもできます。 - 101 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 D上級コース群(関西) Dコース とは? このコース群は、一流の専門家を講師とし、争訟、審判決例、講義形式としては 最高水準のコースで、Cコース群(中級)修了者またはそれに準ずる実力を有する 方が、より高度な実力を養成するのに最適です。 慣れない用語や考え方がありましたが、身近な例 に置き換え、かみ砕いて説明して頂いたので、よ く理解できました。 判例についても、ポイントを丁寧に解説して頂い D6 受講者の声 たので、非常にためになりました。 身近な事例や模擬交渉を通じて、自分の意見だけで なく他人の意見も知ることができる貴重な研修で した。講義と演習がベストなバランスで構成されて おり、あっという間に時間が過ぎてしまいました。 D15 受講者の声 ―― ご参考 ―― 2015 年度開催臨時研修 ~Dコース群関連~ R3A 「知的財産権訴訟における裁判所の審理の実情と最近の裁判例」(関東) R3B 「知的財産権訴訟の動向」(関西) R12 「わかりやすい特許判例の読み方」(関東・関西) ※2016年度臨時研修の開催については、当会より配信しておりますメールマガジン(JIPA マガ)でもご案内し ております。 ◆ 下記コースは移行しました D5 「国際契約」 → WW26 「国際契約」 P.128 D7 「米国特許訴訟」 → WU21 「米国特許訴訟」 P.129 - 102 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 D1 特・実、審判・審決取消訴訟 特許権や実用新案権の有効性を巡る争いは企業の研究や事業の進路に大きく D1 影響します。近時、日本の審判および審決取消訴訟のトレンドは変わりつつあり、そ とは? の法制度と実務ポイントを詳しく知ることは知的財産にかかる戦略を策定するうえで 極めて重要であります。 このコースでは、不服審判・無効審判・訂正請求の法制度および方式審査、審理手続等の各種実 務手続き、並びに、審決取消訴訟の法制度および訴訟提起、特許請求の範囲の解釈、訴訟審理、判 決の効力と拘束力、上告手続きなどの各種実務手続きについて、最近の審理傾向にも触れつつわか りやすく解説します。 更には、この分野の専門家から見た電気・機械分野および化学分野の最近の注目審判決例を採り あげて、その争点や裁判所の判断など判決例の重要ポイントを詳細に解説します。 ※日本弁理士会継続研修対象コース。詳細はP.176 または当協会HPに掲載 研修会場:OMM ビル2階 開催日(4 日間) 午前 10/ 3 (月) 午後 午前 11/ 7 (月) 午後 午前 12/ 5 (月) 午後 午前 1/12(木) 午後 募集定員:100 名 講義課目 1. 審判に関する法制度と実務 不服審判、無効審判、訂正請求 2. 最近の注目審判決例の解説Ⅰ (化学) 3. 審決取消訴訟に関する 法制度と実務Ⅰ 手続概要、訴訟提起、請求原因 4. 最近の注目審判決例の解説Ⅰ (電機・機械) 5. 審決取消訴訟に関する 法制度と実務Ⅱ 発明の要旨認定、新規性・進歩性判断 6. 最近の注目審判決例の解説Ⅱ (化学) 7. 審決取消訴訟に関する 法制度と実務Ⅲ 審理、判決、侵害訴訟との関係 8. 最近の注目審判決例の解説Ⅱ (電気・機械) - 103 - 講師 弁護士 松本 司 氏 神谷 惠理子 松本 司 氏 博幸 氏 松本 司 氏 神谷 惠理子 松本 司 氏 博幸 氏 弁理士 氏 弁護士 弁理士 西 弁護士 弁理士 弁護士 弁理士 西 氏 ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 D3 商標・不競法審判決例と企業における対応 企業のブランドやペットネームを巡る紛争および商標侵害事件は近時多様化し D3 益々複雑になる傾向にあります。 とは? このコースでは、重要な判決例に基づいて、商標法および不正競争防止法の理 論と実際ならびに商標事件・不競法事件への企業の戦略的な対応について講義します。 ※日本弁理士会継続研修対象コース。詳細はP.176 または当協会HPに掲載 研修会場:協会関西事務所 開催日(4 日間) 講義課目 午前 1. 商標に関する重要な判決例の解説 10/ 4 (火) 午後 午前 11/ 8 (火) 午後 午前 12/ 6 (火) 午後 午前 1/24(火) 午後 募集定員:80 名 商標に関する重要な判決例の解説 商標に関する重要な判決例の解説 2. 不正競争防止法に関する重要な 判決例の解説 不正競争防止法に関する重要な 判決例の解説 不正競争防止法に関する重要な 判決例の解説 3. 商標事件・不競法事件の 企業戦略と実務対応 商標事件・不競法事件の 企業戦略と実務対応 講師 弁理士 川瀬 幹夫 氏 川瀬 幹夫 氏 川瀬 幹夫 氏 塩田 千恵子 氏 塩田 千恵子 氏 弁理士 弁理士 弁護士 弁護士 弁護士 塩田 千恵子 氏 東京都知的財産総合センター 小山 雅夫 氏 東京都知的財産総合センター 小山 雅夫 氏 1.商標に関する重要な判決例の解説 商標の実務に必須の類否判断、顕著性判断、商標の使用に関する判断基準等について、最新の事 例を含む豊富な判決例の紹介を交えて実務ポイントを解説します。 2.不正競争防止法に関する重要な判決例の解説 商標および不正競争防止法の商品表示等に関する紛争は相互に密接に関わりを持っています。また、 著名商標等の保護および商品形態の保護など不正競争防止法独特の制度もあります。この不正競争防 止法に関わる事件を中心に不正競争行為、商品形態の模倣行為、営業中傷行為など、周辺法との関連 分野も含めて判決例のポイントについて解説します。 更には、不正競争防止法に関連する訴訟事件を採りあげて、受講生によるディスカッションを通じて、 原告の立場、被告の立場から主張の根拠を纏め、その後、講師より解説する演習コーナーを設け、裁判 所における不正競争防止法の運用実態をより深く理解します。 3.商標事件・不競法事件の企業戦略と実務対応 企業の事業活動に関連して様々な商標事件や不正競争防止法事件が発生しており、この種の事件に 適切に対応することは経営上極めて重要になります。企業の重要なブランドやペットネームの権利取得上 の諸問題および模倣事件等々への対応にかかる戦略と実務について、事例紹介を交えて解説します。 - 104 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 D6 特許侵害訴訟 企業の熾烈な競争は特許権を巡る紛争を引き起こし、当事者の交渉が決裂すれ D6 ば訴訟に発展する恐れがあります。この様な事態に備え、特許権侵害訴訟の特質 とは? と訴訟実務を習得しておくことは、その推進役を担う実務者にとって必須です。 このコースでは、特許権侵害訴訟の理論と実務について、事例や判例を織り込み、特許権侵害訴 訟の概論ならびに一連の訴訟手続きにかかる重要な法律、判例および実務ポイントを幅広い角度から 経験談を交えて講義します。 また、最終回では、それまでの講義内容をより立体的に考察して知識を固め、特許権侵害への対応 策(権利者の立場から)および他社による特許権行使への対抗策(被疑者の立場から)について、証 拠収集、侵害警告、訴訟上の重要課題などに関わる戦術および実践ポイントを解説します。 ※日本弁理士会継続研修対象コース。詳細はP.176 または当協会HPに掲載 研修会場:OMMビル 開催日(4 日間) 午前 10/ 7 (金) 1. 2. 3. 4. 午前 5. 午後 6. 12/ 2 (金) 午前 午後 7. 午前 1/13(金) 午後 募集定員:100 名 講義課目 午後 11/11(金) 2階 8. 特許権侵害概論 特許権侵害訴訟総論 特許侵害訴訟手続(1) ・特許侵害訴訟の「訴訟物」と 「要件事実」 特許侵害訴訟手続(2) ・特許侵害訴訟の訴状と答弁書、 審理 特許侵害訴訟手続(3) ・侵害成否を巡る論点 (クレーム解釈) 特許侵害訴訟手続(4) ・侵害成否を巡る論点(均等論) ・侵害成否を巡る論点(間接侵害、 先使用権、消尽) 特許侵害訴訟手続(5) ・救済措置(差止め、損害賠償、 不当利得返還請求) 特許権侵害を巡る訴訟戦術実践 (仮処分を含む) - 105 - 講師 弁護士 伊原 友己 氏 岩坪 哲 氏 岩坪 哲 氏 岩坪 哲 氏 久世 勝之 氏 久世 勝之 氏 伊原 友己 氏 弁護士 弁護士 弁護士 弁護士 弁護士 弁護士 ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 D15 交渉学(応用) 本コースは、C15「交渉学(入門)」の既受講者を対象として想定し、演習の比重 D15 を高めて知財実務に直接役立つ交渉スキルを実践的に習得させることを目指して とは? います。本研修では、交渉力を鍛える上で不可欠となる3つの能力(論理的思考力、 交渉戦略立案能力、交渉マネジメント能力)について、input は最小限に留め、ケースに基づいた模擬 交渉(ロールプレイ)やディスカッションそしてフィードバックを組み合わせた体験的かつ実践的な講義 展開によって習得していただきます。演習では複数のケースを採り上げますが、最新トピックスを取り込 んだ知財を絡めたビジネス交渉の事例を扱います。交渉学に関する基礎的な知識をお持ちの方で、さ らに実践的な知財交渉スキルを学びたい方に好適な内容となっています。 (本コースは、C15「交渉学(入門)」の続編として開催します。このため、受講対象者は「交渉学(入 門)」を受講済みか、それと同程度の知識・経験をお持ちの方に限らせていただきます。) ※日本弁理士会継続研修対象コース。詳細はP.176 または当協会HPに掲載 研修会場:協会関西事務所 開催日(1 日間) 講義課目 募集定員:40 名 講師 1. 交渉学の概要と知財ビジネス 交渉のマネジメント 2/17(金) 2. 基本的な取引交渉(演習) 午後 3. 事業提携交渉(演習) 午前 東京富士大学 教授 隅田 浩司 氏 1.交渉学の概要と知財ビジネス交渉のマネジメント ・交渉学への招待 ・論理的思考と交渉力 ・事前準備の方法論 ・交渉のマネジメント ・交渉における心理バイアスとその克服 2.基本的な取引交渉【演習】模擬交渉 Part 1(一般ビジネス事例) ・事前準備(ケースの読み込み、グループでの戦略立案) ・1対1のロールプレイ ・振り返り(交渉相手、グループ) ・講評 ・質疑応答 3.事業提携交渉【演習】模擬交渉 Part 2(知財が関連する事例) ・事前準備(ケースの読み込み、グループでの戦略立案) ・1対1のロールプレイ ・交渉相手との振り返り ・質疑応答 ・グループディスカッション - 106 - ・総括 ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 E研究コース群(関西) Eコース とは? このコース群は、一流の専門家を講師とし、争訟、審判決例、講義形式としては 最高水準のコースで、Cコース群(中級)修了者またはそれに準ずる実力を有する 方が、より高度な実力を養成するのに最適です。 尚、グループに分かれて演習を行います。 知財経験が数年の私でも、他社の知財部員の方々と 意見交換することが出来ました。 受講前よりも判例について自分の意見を持てるよ E1 受講者の声 うになり、自信をつけることが出来たと思います。 開発部門や特許事務所で経験のある方、技術分野が異な る知財のベテランの方、弁理士資格をお持ちの方など 色々な分野の方が、経験や立場に基づいて意見を出して くださったので、大変参考になり勉強になりました。 E1 受講者の声 事前に受講生が相談して判例を選び、論点抽出・グルー プメンバーでの意見交換を経てから研修会に臨むため、 研修準備と業務との両立では正直苦労した時期もあり E1 受講者の声 ましたが、その分、毎回の研修がとても有意義でした。 最近の判例について受講者全員で討論し、その結 果を踏まえた講師講評でポイントを習得できる点 が面白く、おそらくこの研修を受講しないとでき ない知識習得・経験ができたと思います。 E8 E1 受講者の声 英文明細書の書き方(討論および演習形式) (本コースは隔年開催のため、2016年度の講義は休講とし、2017年度に開催する予定です。) - 107 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 E1 特・実判決例の研究(討論形式) このコースは、特許・実用新案に関連する実務経験者が、さらに高度な専門知識、 E1 および最近の判決動向に対応する考え方等を習得することを目的とします。 とは? このコースの受講者は、いくつかのチームに分れ、特許・実用新案に関する審決 取消訴訟または侵害訴訟など最近の判決例をチーム毎に自ら選定し、自主的に調 査・研究を行いながらその判決における争点、問題点など法的解釈の論点を整理し、当事者の取るべ き論法等を自主研修の中で導き出す全員参加型研究コースです。自主研修当日は一つのチームが 議長団となり、他のチームが原告と被告を担当し、それぞれの立場で活発な論争を展開します。自主 研修の後、講師による講評、判例解説および質疑応答を受けていただきます。従って、前記日程の他 にチーム毎の事前検討を行う必要があります。 ※日本弁理士会継続研修対象コース。詳細はP.176 または当協会HPに掲載 研修会場:協会関西事務所 開催日(9日間) 募集定員:40名 講義課目 講師 弁護士 午前 ガイダンス 6/14(火) 岩坪 哲 氏 井上 裕史 氏 岩谷 敏昭 氏 小池 眞一 氏 岩坪 哲 岩谷 敏昭 氏 井上 裕史 氏 岩坪 哲 小池 眞一 午後 オリエンテーション、テーマ選定 午前 自主研修(A チーム担当:A1 テーマ) 7/22(金) 午後 (B チーム担当:B1 テーマ) 弁護士 午前 A1 講評 8/31(水) 弁護士 午後 B1 講評 午前 自主研修(C チーム担当:C1 テーマ) 9/15(木) 午後 (D チーム担当:D1 テーマ) 弁護士 午前 C1 講評 10/11(火) 弁護士 午後 D1 講評 氏 午前 自主研修(A チーム担当:A2テーマ) 11/ 4 (金) 午後 (B チーム担当:B2テーマ) 弁護士 午前 A2講評 12/15(木) 弁護士 午後 B2講評 午前 自主研修(C チーム担当:C2テーマ) 1/19(木) 午後 (D チーム担当:D2テーマ) 弁護士 午前 C2講評 2/14(火) 氏 弁護士 午後 D2講評 - 108 - 氏 ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 G技術部門向けコース群(関西) 技術部門向けコースは体系化された定例コース群として開催されております。 ここでのコース設定は、下図に示す通りの体系に沿って行います。 【基本的な考え方】 日本知的財産協会ならではの実務的な技術者教育 企業での階層(経験年数)に対応したコース設定 高 高 管理者コース 管理者コース ←※検討中 G1 技術者リーダーコース 技術者リーダーコース G2X 中堅技術者 -AdvanceG2 スキル マインド G3 中堅技術者 -Basic- 発明説明書の書き方 G4 IPマナー講座 低 3 0 新入社員 5 10 中堅技術者 リーダー 管理者 経験年数の目安 今年度は、次の5コースを開催します。 ≪開催コース≫ ・G1 ≪受講対象者≫ 技術者リーダーのための知的財産講座 ⇒ 技術者リーダー ・G2X 中堅技術者のための知的財産 Advance 講座 ⇒ 技術職経験5~10年の技術者 ・G2 中堅技術者のための知的財産 Basic 講座 ⇒ 技術職経験3~5年の技術者 ・G3 本質を考えた発明説明書の書き方演習 ⇒ 発明説明書作成経験1~2件の方 ・G4 技術系新入社員のためのIPマナー講座 ⇒ 技術系新入社員 化学、電気、機械とそれぞれの分野で活躍され ている知財部門の方からお話が聞けることに 魅力を感じて受講しました。自分の分野だけで なく他の業界での活動がとても参考になりま G2X 受講者の声 した。 - 109 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 G1C G1D 技術者リーダーのための知的財産講座(電気・機械) 技術者リーダーのための知的財産講座(化学) G1C,D とは? このコースの受講対象者は、研究、開発、設計、生産等の第一線で部下を指導 しながら活躍されている技術者リーダーの方々で、例えばテーマリーダーやチーム リーダー、主任と称されている現場の第一線で管理・監督に携わる方を言います。 このコースの狙いは、研究開発の成果を事業の成功に結び付けるために、技術者リーダーが知的 財産に対する考え方や日頃から実践すべき事項を習得し、リーダーとして自らがどのように行動し、ま たどのように部下指導をすべきかを考えていくきっかけとすることです。 このコースでは、技術者リーダーの視点に立ったカリキュラムを、技術分野に応じた事例を交え、高 い知見を持ち現場経験豊富な講師が講義します。 また、多忙な技術者リーダーの方が受講しやすいように2日間のコースとし、<電気・機械>と<化 学>の技術分野に分けて開催します。 このコースを通じて最近の動向を踏まえ知財マインドや知財知識の更なるレベルアップを図り、技術 関連部門の業績を一層向上させるきっかけ作りにもご活用ください。 【G1C】 研修会場:天満研修センター 開催日(2 日間) 講義課目 午前 1. 2. 事業と知的財産 特許情報の活用 午後 3. まずは特許出願 午前 4. 5. 問題となる他社特許への対応 事業活動での自社特許の有効活用 午後 6. 研究・開発活動と契約 7/ 7 (木) 7/ 8 (金) 【G1D】 講師 元 ㈱東芝 加藤 泰助 氏 特許事務所 谷口 義昭 氏 特許事務所 生島 博 氏 元 シスメックス㈱ 西野 卓嗣 氏 研修会場:天満研修センター 開催日(2 日間) 午前 7/26(火) 午後 午前 7/27(水) 午後 講義課目 1. 事業と知的財産 2. 3. 4. 5. 特許情報の活用 まずは特許出願 問題となる他社特許への対応 事業活動での自社特許の有効活用 6. 研究・開発活動と契約 - 110 - 募集定員:190 名 募集定員:160 名 講師 知的財産戦略ネットワーク㈱ 宇佐見 弘文 氏 元 日本合成化学工業㈱ 長谷川 治雄 氏 東洋紡㈱ 近藤 英二 氏 ㈱大阪ソーダ 野田 康子 氏(新任) ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 1.事業と知的財産 事業活動における知的財産業務が果たす役割を知り、事業を優位に導く研究・開発活動を進める上 で知的財産業務への関わり方を理解する。そして、知的財産業務推進での技術者リーダーの基本的役 割を把握する。事業活動に影響を与える最近の知的財産関連動向にも言及したい。 2.特許情報の活用 情報活用の大切さを認識する。また、情報活用における技術者が行う事項を知り、情報は「知る」だけ では不十分であり「行動する」アクションがリーダーに求められていることを理解する。 3.まずは特許出願 特許出願の目的を確認する。また、「強い権利」が持つ要件を知り、部下の発明創造を促す指導の大 切さを理解する。更に、事業を支える発明に気づき、多角的な観点での出願に結び付ける知財部門との 連携の必要性を知る。 4.問題となる他社特許への対応 他社特許が事業に与える影響の大きさを確認する。また、重要な他社特許が持つ要件や発見したとき の処置を知り、知財部門や法務部門との事前協議の重要性を理解する。 5.事業活動での自社特許の有効活用 事業活動を優位にする自社特許活用の意味を理解する。また、事業活動にとっての自社特許の価値 評価の重要性と観点を知る。更に侵害品が見つかったときの技術部門としての役割とその処置を理解す る。 6.研究・開発活動と契約 研究・開発活動に関係する契約について、その役割、締結前の注意点、契約の遵守の重要性を知る。 また、知財部門や法務部門との事前協議の必要性を理解する。 - 111 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 G2X 中堅技術者のための知的財産 Advance 講座 本コースでは、中堅技術者の知財・事業への業務拡大を円滑に進める一助とし G2X てもらうため実務で考えなければいけない下記のテーマにつき、技術者の視点から とは? の事例紹介とその実践的対応方法について講義をします。 このコースは、事業部門や研究・開発部門の技術者であって、技術職経験が5~10年程度で近い 将来に技術者リーダーとして活躍が期待される方々を対象としております。 研修会場:大阪科学技術センター 開催日(1 日間) 講義課目 午前 1. 技術アライアンスと知財リスク 2. 特許の活用法 9/23(金) 募集定員:160 名 講師 ㈱デンソー 駒村 利憲 氏(新任) キヤノン㈱ 木下 達也 氏 パナソニック㈱ 鎌田 健司 氏 午後 3. 外国特許取得の基礎知識 1.技術アライアンスと知財リスク 様々な技術アライアンスの中で、共同研究・共同開発に伴うリスク、委託に伴うリスク、産学連携に関す るリスクの事例を紹介し、技術者の立場でそのリスクを回避する方法、考え方を一緒に考えていただきま す。 2.特許の活用法 特許権を用いて技術・製品・事業を守るための基本的な考え方、そのような場合により有利に使用でき る権利の取得・活用に関するヒント、知的財産部門と共に権利行使を行う場合に、発明者あるいはその リーダーに求められることを説明します。 3.外国特許取得の基礎知識 国内出願との違いとして技術者が知っておくべき各国特許の出願に関する知識、出願国を決める場 合に考慮すべきファクターなどを解説します。 - 112 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 G2C 中堅技術者のための知的財産Basic講座(電気・機械) G2D 中堅技術者のための知的財産Basic講座(化学) G2C,D とは? このコースは、事業部門や研究・開発部門の方であって技術職経験3年~5年の 方を対象としております。 このコースの狙いは、中堅技術者自らが技術成果を創出しまた事業実施に結び つけるために、日常的に実行すべき知的財産事項を何のためにどのように行うかまたその注意点を知 り、自らが主体的に実践していくきっかけとすることです。 このコースは、知的財産の基本事項を研究開発の流れと関連付けて講義し、電気・機械系と化学系 の技術分野に分けてそれぞれ1日コースとして開催します。 会社内での技術者向け知財研修の事前研修としてもご活用いただけます。 【G2C】 研修会場:天満研修センター 開催日(1 日間) 講義課目 募集定員:190 名 講師 1. 研究開発テーマ選定時の特許情報活用 ブラザー工業㈱ 2. 後で困らないための他社特許の尊重 桃崎 元博 3. 事業を支える特許出願と オムロン㈱ 午後 その権利獲得 宮浦 宏之 午前 9/ 6 (火) 【G2D】 研修会場:天満研修センター 開催日(1 日間) 講義課目 1. 研究開発テーマ選定時の特許情報活用 東レ㈱ 2. 後で困らないための他社特許の尊重 朝戸 3. 事業を支える特許出願と ㈱カネカ 午後 その権利獲得 瀧川 午前 9/21(水) 氏 氏 募集定員:160 名 講師 久美子 和徳 氏(新任) 氏 1.研究開発テーマ選定時の特許情報活用 技術や同業者の動向を知り、適切な研究開発テーマを選定していくための特許調査とその活用につ いて、調査目的に応じた調査手段、調査結果の整理法、特許情報の活用と共有化等についてどのよう に行うかを理解する。 また、日常的な特許調査は、技術者自身の為でもあることを知る。 2.後で困らないための他社特許の尊重 障害となり兼ねない他社特許を早期に発見するため、特許請求の範囲の基本的な読み方と自社技術 との対比の仕方、技術回避策の取り方、知財部と相談するタイミングやその仕方を理解する。 3.事業を支える特許出願とその権利獲得 G3コースで行っている発明の本質的な把握を講義形式で習得し、加えて群としての出願や事業化の 観点を捉えた出願をどのように進めていくかを理解する。 また、発明者として、出願後に判明した発明の重要性や技術変化を知財部に適切に伝達し、権利化 段階に積極的に関与していく大切さを知る。 - 113 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 G3C1~3 本質を考えた発明説明書の書き方演習(電気・機械系) G3D1~4 本質を考えた発明説明書の書き方演習(化学系) このコースは、現在、研究や開発、設計等に携わっている技術職経験が3年未満 G3C,D 程度の方であって、発明説明書の作成経験が1~2件程度の方を対象としておりま とは? す。 発明者が発明を届け出るときに作成する発明説明書を演習形式で学ぶコースです。 このコースは発明説明書の書き方テクニックを学ぶのではなく、「発明の技術思想」や「発明の上位 概念」、「必須要件」といった発明の本質を演習により学び取ります。 演習は、演習例題と設問形式で進め、個人学習とグループ学習を講師が個別指導します。 講師の方は、日頃から企業の発明者と接し「発明説明書はこうあって欲しい」との想いを強く持って おられる方です。 電気・機械系 研修会場:協会関西事務所 募集定員:36 名(3コース共通) 【G3C1】 開催日(1 日間) 6/24(金) 講師(特許事務所) 新樹グローバル・アイピー特許業務法人 【G3C2】 開催日(1 日間) 7/28(木) 講師(特許事務所) 特許業務法人池内・佐藤アンドパートナーズ 【G3C3】 開催日(1 日間) 9/ 1 (木) 講師(特許事務所) 新樹グローバル・アイピー特許業務法人 ※3コースは同じ内容のカリキュラムです。 - 114 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 化学系 研修会場:協会関西事務所 募集定員:36 名(4コース共通) 【G3D1】 開催日(1 日間) 6/23(木) 講師(特許事務所) 特許業務法人 HARAKENZO WORLD PATENT&TRADEMARK 【G3D2】 開催日(1 日間) 7/29(金) 講師(特許事務所) 特許業務法人三枝国際特許事務所 【G3D3】 開催日(1 日間) 8/19(金) 講師(特許事務所) 特許業務法人 HARAKENZO WORLD PATENT&TRADEMARK 【G3D4】 開催日(1 日間) 8/30(火) 講師(特許事務所) 特許業務法人三枝国際特許事務所 ※4コースは同じ内容のカリキュラムです。 講義課目(G3C,D共通) 1.ガイダンス 「発明説明書の意味」、「表現する事項」、「発明の本質とは」についてご講義頂き、また演習の進め方 を説明します。 2.演習例題と設問形式での演習 ステップ1:個人学習 (例題と設問に従った、発明説明書の作成) ステップ2:グループ学習 (発明の本質についてのグループ討議) (これらのステップは、それぞれ複数回行われる場合もあります。) 3.振り返り 学習事項の整理と質疑応答 ※このコースは、“一会員当たり、同一回につき5名まで” との制限があります。 また、演習グループ編成の都合上、知財部門の方のご受講はご遠慮ください。 各コース、1日完結の研修です。 - 115 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 G4 技術系新入社員のためのIPマナー講座 このコースは、技術系新入社員への知的財産導入教育にご利用いただけるよう G4 開催します。 とは? 従って、このコースの狙いは、「受講者である技術系新入社員が、技術者として 必須である“IPマナー”を心得て、技術職としてのスタートを切れるようにする」ことです。 この“IPマナー”とは、「自らの技術成果を権利化し、また他人の権利を尊重するに際しての、知的 財産に対する考え方や行動」を言い、学生から企業人への切り替えが必要な早い時期に、講義を通じ て企業における実際の姿を学び、また研究/開発での基本ルールである「発明の届出」や「他社権利 の尊重」、「日頃からの特許調査」の3点を中心にしたIPマナーを学ぶようにしております。 このコースの受講対象者は、技術系の新入社員です。そして開催時期も、企業での研究/開発に携 わり始めた時期に合わせて開催します。 講師としては、研究/開発時代に知的財産の取扱いに躓き、その体験を糧に実務を担当している弁 理士、及び研究/開発の様子を熟知し、日頃から技術者を知的財産面から指導育成されている経験 の深い知的財産部門の方の2名です。 研修会場:OMM ビル2階 開催日(1 日間) 1.5 8/ 5 (金) 時間 4.5 時間 講義課目 募集定員:120 名 講師 1. 研究/開発における知的財産 弁理士 光造形法(3D プリンタ)創作までの 小玉 秀男 氏 成功体験と実用化・特許化の失敗体験 パナソニック㈱ 2. 技術者が心得るべき IP マナー 高城 真 氏 1.研究/開発における知的財産 (光造形法(3Dプリンター)創作までの成功体験と、実用化・特許化の失敗体験) 物づくりの画期的な技法としてマスコミでも大きく採りあげられている3Dプリンターに関連して、その原 理発明を創作し、発明の普及と実用化に苦戦し、知財に関する致命的失策を体験した当事者が、一連 の成功体験と失敗体験を披露していきます。更には、「次は成功」に繋がるお話しもしていきます。 2.技術者が心得るべきIPマナー 研究/開発での基本ルールである「発明の届出」や「他社権利の尊重」、「日頃からの特許調査」の3点 を中心に、大学と企業との研究/開発の違いや“何のために”、“何を”、“どのように”して行動するかを解 説します。 - 116 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 S総合コース(関西) Sコース とは? このコース群は、各分野の専門家を講師として、知的財産管理、知的財産戦略、 ライセンス戦略など、知的財産権をめぐる国内あるいは国際的な環境変化を的確に 把握するために必要な重要事項と動向について、最新の情報、豊富な実例によ り講義します。 改 編 S1コースの改編について 2016 年度カリキュラムリニューアル これまで、本コースの受講対象者を主として知的財産部門や研究開発部門の管理職、役員および それらに準ずる方々としてきました。 一方、企業にとって知的財産部門の役割が増々重要視される状況となってきており、その一翼を 担っているのが「知財部門のマネージャ」であることは言うまでもありません。 そこでこの度、本コースをその「知財部門のマネージャ」に特化した内容に改編することに致しました。 この改編S1コースでは、「知財部門のマネージャ」にとって必須と考える講義課目も新たに組込み込 み、知識・意識・スキルを中心とした内容を、4日間という短期間で修得できるようにまとめました。 なお、「研究開発部門のマネージャ」を対象にした研修については、臨時研修で対応します。 (ご参考:2015年度実施臨時研修「R26技術部門マネージャのための知的財産講座」) 知財部門のマネージャまたはそれに準ずる 方にフォーカスしたマネジメント講座に改 編致しました。 昨年度までの講義内容を刷新していますの で、過去に S1コースを受講された方も是 非受講をご検討下さい。 S1コース担当 人材育成委員の声 - 117 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 S1 知財活動におけるマネジメント講座 改 編 このコースは、知財部門のマネージャまたはそれに準ずる方に求められる戦略思 S1 考、リスクマネジメント能力、グローバル対応力などを、各界で活躍されている講師 とは? が、経験談や豊富な実例を交えて講義します。 知財部門のマネージャまたはそれに準ずる方で、具体的には以下に挙げる方 ○マネージャ候補者 対象者 ○マネージャになってまだ経験の浅い人。 ○マネージャになって数年経過しているが、知識を補充したい人、意識改革をした い人、視野を広げたい人。 経済のグローバル化が進む今日において、激化する競合他社との競争に勝つた 学びの めには、強い知財の創造とその活用が不可欠となるなど、知財部門の果すべき役 ポイント 割は一層大きくなっています。経営に資する知財部門として機能するかどうかはマ ネージャの意識に因るところが大きく、それにより組織の存在意義が大きく変わって きます。 知財部門に対する社内外からの期待に的確に応えるには、知財マネージャが高い意識と行動力を 備え、チームメンバーをリードし、開発部門や事業部門、また経営層に対して積極的に働きかけること が重要となります。 こうした知財マネージャに求められる、戦略思考、権利活用力、リスクマネジメント能力、税務知識、 グローバル対応力などを、講師の実体験や実例を交えた講義を通じて学んで頂きます。 ※日本弁理士会継続研修対象コース。詳細はP.176 または当協会HPに掲載 研修会場:大阪科学技術センター 開催日(4 日間) 講義課目 午前 1. 知財戦略概論 10/20(木) 午後 2. 知財戦略の実践 午前 3. ブランド戦略における知財の関わり 11/24(木) 午後 4. 攻めと守りの知財活動 午前 5. 知財活動におけるリスクマネジメント 12/16(金) 午後 6. 知財活動における税務 午前 7. グローバル知財活動における留意点 1/26(木) 午後 8. 知財マネージャに期待すること - 118 - 募集定員:100 名 講師 ㈱日立製作所 戸田 裕二 氏(新任) シスメックス㈱ 井上 二三夫 氏(新任) 弁理士 外川 奈美 氏(新任) 弁護士 近藤 惠嗣 氏(新任) 弁護士 中務 尚子 氏(新任) 弁護士 手塚 崇史 氏(新任) ㈱デンソー 碓氷 裕彦 氏(新任) (一社)日本知的財産協会 久慈 直登 氏(新任) ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 1.知財戦略概論 「知財戦略」の言葉が使われはじめてから久しくたちます。しかし、知財戦略の内容を具体的に問われ ると、現在でも明確に説明することは、易しくありません。 本講義では、知財戦略の狙いと具体的なアクションを体系的に把握するために、 ・戦略とは何か、戦略の種類とそれぞれの関係 ・知財戦略の狙いや基本的な考え方 ・知財戦略の具体的なパターン別アクション について講義し、知財戦略の全体像を把握して頂きます。 2.知財戦略の実践 午前の講義にて、知財戦略を体系的に学ぶことにより、知財戦略の全体像を把握することができます。 しかし、知財戦略を知識として体系的に把握したのみでは、実務に反映させること困難です。 本講座では、ある会社の事例を参考にしながら、実際に知財戦略を遂行していく上での課題を知り、こ れら課題についてどのように取り組むべきかを理解することにより、自社における知財戦略の遂行イメー ジを持って頂きます。 3.ブランド戦略における知財の関わり 知財戦略には、特許戦略、ブランド戦略など、種々の戦略があり、それらが有機的に機能することによ り企業の競争優位につながります。 この講義では、ブランド戦略に関する基礎知識から、コーポレートブランドやプロダクトブランドなどの 種類、さらには商標法、不競法との関係、そしてブランド戦略立案と実践に至るまでを講義することにより、 知財マネージャとしてブランド戦略に対して如何に関わるかを学んで頂きます。 4.攻めと守りの知財活動 知財マネージャとして活躍していくに際し、権利活用や権利行使は必ず経験せざるを得ないアクション です。また、他社から警告を受けた場合のタイムリーな初動体制の構築も、知財マネージャとして必須の 役割です。 この講義では、2社間交渉における心得や、訴訟に発展した際の対応に関して、攻めと守りの両面か ら一通りの知識を習得して頂き、企業内における知的財産権の活用とリスク対策の重要性を理解して頂 きます。 5.知財活動におけるリスクマネジメント 近年、企業の事業活動において他社との連携や協業が定常的に行われるようになってきたことに伴い、 営業秘密、特に技術情報について、他社に開示する際のリスクマネジメントが重要となっています。また、 人材の流動化や情報インフラの発達によって、技術情報が不正に持ち出されるリスクも高まっています。 有用な技術情報を管理する部門として、知財部門は、これらの課題に対して主導的な役割を担うこと が求められています。 本講義は、不正競争防止法を中心として、最新の法令を理解するとともに、事例紹介に基づき対応策 を考えていきます。また、周辺領域として、著作権法、独占禁止法についても講義します。 - 119 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 6.知財活動における税務 知財部門で働く者にとって、知財の権利化や活用などの業務が、どのような課税の対象となっている かを正しく理解することは、知財マネジメントの観点からも重要ですが、税務関係を体系立てて理解する ことは、なかなか難しいのが現状です。 また、昨今の経済のグローバル化を受けて、移転価格税制やパテントボックス税制などの国際的な税 務トピックについても、知財マネジメントを行う上で、非常に重要となっています。 こうした背景を踏まえ、この講義では、知財マネージャが知っておくべき知財活動に関する税務問題に ついて、効率的にその全体像を学んで頂きます。 7.グローバル知財活動における留意点 この講義では、米国特許法改正や欧州統一特許制度などの各国の動向や、TPP、EPA、ACTAな どの国際協定/条約を紹介するとともに、これらの動きに対して各企業がどのような準備・対応をすべきか、 さらにはどのような出願戦略をとるべきかを講義します。 また、事業がグローバル展開したことにより発生する対 NPE 問題、模倣品対策などについても講義し、 グローバルに知財活動を行っていく上での留意点を、関連する重要情報とともに理解して頂きます。 8.知財マネージャに期待すること 知財部門はともすると、開発部門から上がってきた発明を権利化するだけの、単なる手続き部門となっ てしまう場合があるなど、知財マネージャの意識によって組織の存在意義が大きく変わってきます。 知財部門に対する社内外からの期待に的確に応えるには、知財マネージャが高い意識と行動力を備 え、チームメンバーをリードし、開発部門や事業部門、また経営層に対して積極的に働きかけることが重 要となります。 この講義では、このような意識の高い知財マネージャになって頂くことを期待して、考え方、姿勢、マネ ジメントにおける注意点などを講義することにより、これからの知財マネージャに期待される人物像につい て理解して頂きます。 - 120 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 Wグローバルコース群(関西) Wコース とは? グローバル化する企業活動の知財担当として、どのように経営に貢献していくか、 支援していくか等を考え、その企業目的を達成すべく知財関連知識を習得します。 本コース群は、世界主要国・地域の知的財産制度、関連法、条約等の概要につ いて基礎知識を学び、国際的視野に立って知財問題を考えるための素地をつくることをねらいとして おり、外国知財実務に携わる方および外国知的財産に関心のある方に、是非受講していただきたい コースです。 コース選定の目安 WW1 国際特許制度と外国特許基礎(旧 WWC) WU1 米国特許制度 WE1 欧州特許制度 WA1 アジアの特許制度 WW3 外国商標法 WU21 米国特許訴訟 WA21 アジアの知的財産 WW26 国際契約 中級レベル (Cコース と同等) 上級レベル (Dコース と同等) ※WA21 は関東で開催します。詳しくは、 関 東 の該当箇所をご覧ください。 ―― ご参考 ―― 2015 年度開催臨時研修 ~Wコース群関連~ R2 「米国最新知財判例及び審査基準の最新動向」(関東・関西) R4A 「米国特許をうまく取得する方法」(関東・関西) R4B 「強い欧州特許を取得する方法」(関東・関西) R28A「英文契約書ドラフティング講座Ⅱ」(関東・関西) R28B「国際ライセンス契約模擬交渉講座」(関東・関西) ※2016年度臨時研修の開催については、当会より配信しておりますメールマガジン(JIPA マガ)でもご案内し ております。 - 121 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 WW1 国際特許制度と外国特許基礎 企業のグローバル化は益々進化しております。このグローバル化に対応し外国 WW1 特許戦略を推進するためには、各国特許制度の基盤となる国際条約および主要国 とは? の特許制度を広範且つ体系的に理解しておくことが重要であります。 このコースでは、知的財産制度を巡る国際情勢、国際条約であるパリ条約および特許協力条約(P CT)について、判例や実務ポイントを織り込んで解説します。 研修会場:大阪科学技術センター 開催日(2 日間) 講義課目 募集定員:70 名 講師 弁理士 午前 1. パリ条約 6/ 6 (月) 午後 2. 特許協力条約(PCT) 午前 3. パリ条約・国際知財情勢 7/ 4 (月) 午後 4. 特許協力条約(PCT) 久保山 隆 住友化学㈱ 中山 浩次 弁理士 久保山 隆 住友化学㈱ 中山 浩次 氏 氏 氏 氏 1.パリ条約(三大原則) (1)内国民待遇の原則、各国特許独立、優先権(主体要件、客体要件、時期的要件、手続的要件、 効果、優先権に関係する重要判例の紹介を含みます。) (2)特許・実用新案、意匠に関する規定 (3)商標、サービスマーク、商号・原産地表示・不正競争防止等に関する規定 2.4.特許協力条約(PCT) (1)PCTの概要、現状、諸規則 (2)PCT国際段階の手続(国際出願手続、国際調査機関に対する手続、国際予備審査請求手続) (3)国内段階への移行手続 3.国際知財情勢 (1)知的財産制度の位置づけおよび知的財産法に関係する主な国際条約 (2)知的財産制度の国際調和、知的財産を巡る最近の動き - 122 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 WW3 外国商標法 近年、企業活動がグローバル化し、多くの企業が海外で事業を行っており、外国 WW3 での商標に関するトラブルも年々増加するようになってきました。しかしながら、外国 とは? で商標を登録し使用するには、日本国商標法に関する知識・知見だけでは対応す ることが不可能であり、まず、各国別の商標法の基本的な知識と法改正動向、商標の出願・登録にか かる実務ノウハウ、国々の特有の考え方や慣習等を会得しておく必要があります。 企業によっては、外国商標はすべて特許事務所に依頼しているところもあると思われますが、その 場合でも、特許事務所と相談しながら、あるいはアドバイスを受けながら、自社が外国で事業展開をし ていく上での的確な対応、判断ができ、かつ、社内関係部署との調整能力まで身につけた人材の育 成に努めることが必要です。 このコースでは、外国商標にかかる企業での一連の実務と管理方法、そして、重要な市場・生産拠 点である米国・欧州・中国・韓国・インド・ロシア・アセアン諸国における商標出願と商標登録、商標権 の権利行使、およびこれらの国々においてビジネスに商標を効果的に使用する際の留意すべき各種 ポイント、ならびに外国商標を理解する際の背景となる条約・協定、マドリッド・プロトコル(マドリッド協 定議定書)の有効活用法、更には、自社で簡単なスクリーニングを行うための、特異な米国に加えその 他主要国での商標調査の実践的手法等々について、最新の判例紹介や事例紹介を交えて解説しま す。 A・Bコース等を修了し商標制度の基礎を学んだ方々であって、現在または将来に外国商標実務に 携わり、外国商標制度の理解を更に深め且つ外国商標実務に役立つ応用知識と実務スキルを習得し たい方々にお薦めします。 研修会場:協会関西事務所 開催日(4 日間) 講義課目 10/12(水) 午後 2. 中国商標制度と実務 午前 午後 午前 12/ 7 (水) 午後 3. 条約、協定、米国商標、欧州共同体 商標(CTM)、マドリッドプロトコル制度 弁理士 4. 米国商標調査 (主要国の IPDL 商標調査) 弁理士 午前 1/18(水) 講師 マツダ㈱ 土田 弁理士 岩井 午前 1. 外国商標総論 11/ 9 (水) 募集定員:80 名 5. アジア主要国の商標制度と実務 午後 - 123 - 貴志 氏 智子 氏 竹内 耕三 氏 桶野 清香 氏 松本 康伸 氏(新任) 弁理士 ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 WU1 米国特許制度 米国は日本企業の関わりが極めて大きい重要国であり、それゆえに米国の特許 WU1 制度を深く理解し、米国特許戦略に反映しビジネスに役立てていくことが重要にな とは? ります。 このコースでは、米国の特許制度及び特許出願から権利化までの一連の実務手続、更には特許権 の効力と権利解釈、権利発行後の各種制度と実務手続等について、最近の特許庁や裁判所の動向、 特許法改正、及び企業実務に重要な判例を採りあげながら種々の実務ポイントを解説します。 研修会場:天満研修センター 開催日(4 日間) 午前 講義課目 募集定員:160 名 講師 1. 米国特許の歴史と特徴 6/29(水) 2. 実体的特許要件(101 条-103 条) 及び特許出願に必要な書類 3. クレーム・明細書の記載要件(112 弁理士 午前 条) 佐々木 7/20(水) 4. 特許出願及び権利化手続1(出願~オ 午後 フィスアクション対応) 5. 権利化手続2(審判、重複特許、訂正 午前 明細書、再発行) 8/24(水) 午後 6. 特許権(侵害類型、権利行使など) 午後 午前 7. 米国特許のクレーム解釈 午後 8. 特許付与後の特許レビュー制度 9/ 9 (金) 眞人 ㈱島津製作所 江口 裕之 氏 氏 1.序論 米国特許制度の歴史的背景と特長(特有の制度、先発明主義から先願主義への移行など) 2.実体的特許要件及び特許出願に必要な書類 USC101 条-特許を受けることができる発明、USC102 条 a~g-新規性の旧法・新法の対比、USC103 条-進歩性、特許出願に必要な書類(明細書、クレーム等) 3.クレーム・明細書の記載要件 USC112 条-記述要件、実施可能要件、ベストモード要件、クレームの記載要件、実施例 4~5.出願~権利化の実務手続 ①出願手続:出願方法、出願書類、外国出願を意識した日本出願の準備 ②出願後の手続:方式審査、公開制度、オフィスアクション、審判請求、継続出願、再発行など 6.特許権 効力、存続期間の延長制度、侵害類型と制限、特許権の行使(差止請求、損害賠償請求) 7.米国特許のクレーム解釈 文言解釈、均等論 8.特許付与後の特許レビュー制度 再発行特許制度、査定系再審査、付与後異議、当事者系レビューなど - 124 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 WE1 欧州特許制度 欧州は、統一的な特許制度と各国の特許制度が並存し複雑な状況となっており WE1 ますので、それぞれの特徴と関連を正確に理解しておく必要があります。 とは? このコースでは、欧州特許条約および欧州各国特許侵害訴訟において、Q&A やミニ演習を適宜採り入れて講義します。 研修会場:大阪科学技術センター 開催日(4 日間) 講義課目 午前 1. ヨーロッパ特許条約(EPC) 6/16(木) 午後 午前 募集定員:100 名 ヨーロッパ特許条約(EPC) ヨーロッパ特許条約(EPC) 7/20(水) 午後 2. ヨーロッパ諸国特許制度 午前 3. ヨーロッパ各国特許侵害概論 8/25(木) 午後 ヨーロッパ各国特許侵害概論 午前 ヨーロッパ各国特許侵害概論 午後 ヨーロッパ各国特許侵害概論 9/29(木) 講師 弁理士 山尾 憲人 氏 山尾 憲人 氏 山尾 憲人 氏 森住 憲一 氏 岩田 哲幸 氏 岩田 哲幸 氏 岩田 哲幸 氏 岩田 哲幸 氏 弁理士 弁理士 弁理士 弁理士 弁理士 弁理士 弁理士 1.ヨーロッパ特許条約(EPC) ヨーロッパ特許条約(EPC)の沿革、機構、主要条文ならびにヨーロッパ特許を受けるための要件、出 願から実態審査、特許付与手続、EPC指定国移行手続きについて、EPC2000、London Agreement 等 の最新の情報をおりまぜながら、実務に役立つ内容を解説します。 (1)序説、EPC締約国、目的と組織、ヨーロッパ特許出願の諸要件等 (2)ヨーロッパ特許出願およびヨーロッパ特許の効力、特許付与手続等 (3)国内段階への移行手続、特許異議申立手続等 2.ヨーロッパ諸国特許制度 ドイツ、イギリス、フランスを中心として西欧主要国の特許制度の特色と留意点および特許出願から権 利取得手続き等々について、各国の比較を交えながら、実務に役立つ内容を解説します。また、ロシア をはじめ東欧諸国の特許制度の概要にも触れていきます。 3.ヨーロッパ各国特許侵害概論 欧州特許制度の権利取得までの手続を踏まえ、権利取得後の手続である欧州各国の侵害訴訟の概 要について、EPC条約と各指定国との関係に触れながら解説をしていただきます。次に英・独・仏を中心 とする各指定国の特許権の権利行使や欧州連合(EU)との関連、各国の特許権の判断基準(クレーム 解釈等)や判例に触れながら解説します。 本講義では、当事者間の侵害訴訟における実務を丁寧に解説しますので、実際の訴訟を進めるうえ で非常に参考になります。 - 125 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 WA1 アジアの特許制度 アジアは経済成長過程にあり、日本からの製品輸出や技術移転などの関わりが WA1 最も大きい地域であります。それゆえにアジア諸国の特許制度を理解し戦略的に とは? 活用して、製品輸出や技術移転などの様々なビジネスに役立てていくことが重要に なります。 このコースでは、現在および将来においてビジネス関連の高い中国、韓国、台湾、インドを中心に 特許制度、裁判制度および企業実務上の重要なポイントについて、事例紹介を交えて講義します。 研修会場:新梅田研修センター 開催日(4 日間) 募集定員:100 名 講義課目 講師 弁理士 午前 1. 中国特許制度 金高 6/21(火) 午後 2. 中国の特許侵害訴訟と権利解釈 午前 3. 韓国特許制度 7/12(火) 午後 4. 韓国の特許侵害訴訟と権利解釈 午前 5. 台湾の特許制度と侵害訴訟概要 8/23(火) 6. アジアでの知財を巡る諸問題と 実務対応Ⅰ 7. アジアでの知財紛争に対する 午前 企業戦略と実務対応Ⅱ 9/ 8 (木) 8. インドの特許制度および 午後 侵害訴訟概要 午後 善子 氏 弁護士 谷口 由記 氏 韓国弁護士 李 厚東 氏 韓国弁護士 李 厚東 氏 台湾弁護士 林 志剛 氏 ダイキン工業㈱ 松田 淳一 氏 ㈱GSユアサ 宇野 元博 氏 関西大学 教授 山名 美加 氏 1.中国特許制度 / 2.中国の特許侵害訴訟と権利解釈 講義1では、中国の歴史・統計から知的財産諸事情を概説し、専利法および審査指南に基づき、審査 制度、審判制度の実務ポイントを解説していただきます。また、それぞれの手続きにおける企業として留 意すべき重要事項にも触れていきます。 講義2では、中国の知財事件の現状、司法・行政による解決手段の全貌を概説し、その中の裁判制度 と訴訟手続きについて、特許の権利解釈や注目判例に触れて、関連法規と実務ポイントを解説します。 3.韓国特許制度 / 4.韓国の特許侵害訴訟と権利解釈 講義3では、韓国の歴史・統計から知的財産諸事情を概説し、特許法および審査基準に基づき、審査 制度、審判制度の実務ポイントを解説します。また、それぞれの手続きにおける企業として留意すべき重 要事項にも触れていきます。 講義4では、韓国の知財事件の現状を概説し、裁判制度と特許訴訟手続きについて、特許の権利解 釈や注目判例に触れて、関連法規と実務ポイントを解説します。 - 126 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 5.台湾の特許制度と侵害訴訟概要 台湾の歴史・統計から知的財産諸事情を概説し、台湾特許制度の概要、新規性、進歩性の判断基準、 不服審判、無効審判の手続きについて、特許法および審査基準に基づき、実務ポイントを解説します。 更には、台湾の特許裁判制度の概要、権利範囲の解釈、訴訟手続きについて、重要判例を踏まえて 実務ポイントを解説します。 6.アジアでの知財を巡る諸問題と実務対応Ⅰ アジアにおいては、知財権の取得上の諸問題、無断出願、権利侵害、模倣問題など、様々な知的財 産を巡る諸問題が日常的に発生しております。この諸問題をクローズアップし企業の実務対応について、 事例および経験談を交えて解説します。 7.アジアでの知財紛争に対する企業戦略と実務対応Ⅱ アジア諸国での知財紛争・模倣問題の事例や実情を紹介します。そして、知財紛争・模倣問題への対 策として、方針策定から証拠入手、警告状の出状、交渉、関係機関への投訴、同業他社および業界団 体等との連携などの企業の採りえる対応手法および実務ポイントについて、事例や経験談を交えて解説 します。 8.インドの特許制度および侵害訴訟概要 インドは急速な経済成長過程にある一方、歴史、文化、慣習等々は未知なところが多々あります。イン ドの諸情勢を紹介するとともに、特許制度の概要および特異点、特許の出願から権利化における企業の 戦略と実務上留意すべき事項、更には重要判例を交えつつ、裁判制度や侵害訴訟の手続きと実務ポイ ントについて解説します。 - 127 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 WW26 国際契約 企業の国際ビジネスには各種契約が関係します。法律や慣習の違う国の大学や WW26 企業との契約においては、その国の諸事情を考慮に入れ、契約に関連する法律や とは? 慣習を理解して、契約交渉、契約条件の取り決め、契約の締結と履行・遵守に対応 していかねばなりません。 このコースでは、国際ライセンスを中心とする各種知的財産契約への実践的な対応について、事例 紹介や実務演習も交えて講義します。 ※日本弁理士会継続研修対象コース。詳細はP.176 または当協会HPに掲載 研修会場:協会関西事務所 開催日(4 日間) 講義課目 午前 1. 国際契約の基礎実務 10/ 7 (金) 午後 国際契約の基礎実務 2. 国際ライセンス契約の考え方と 留意点 11/11(金) 国際ライセンス契約の考え方と 午後 留意点 午前 午前 3. 国際ライセンス契約の実務 12/ 2 (金) 午後 国際ライセンス契約の実務 4. 知的財産に関する国際契約の ドラフティング 1/13(金) 知的財産に関する国際契約の 午後 ドラフティング 午前 募集定員:80 名 講師 シャープ㈱ 堀 敏幸 氏 シャープ㈱ 堀 敏幸 氏 パナソニック㈱ 青木 潤 氏 パナソニック㈱ 青木 潤 氏 弁護士 藤本 一郎 氏 弁護士 藤本 一郎 氏 大阪工業大学大学院 教授 岡本 清秀 氏 大阪工業大学大学院 教授 岡本 清秀 氏 1.国際契約の基礎実務 知的財産に関わる国際契約について、全般的にはその特長、国内契約にない特殊条項、国際契約を 巡るトラブル対策等、事例と経験談を交えて国際契約の基礎的な実務ポイントを解説します。 国際契約の事例解説として、国際秘密保持契約、国際共同開発契約、関連判例等を採りあげて、企 業実務上の重要事項及び留意すべき事項を含めて基礎的な実務ポイントを解説します。 2.国際ライセンス契約の考え方と留意点 国際ライセンス契約の締結に至る迄の工程を①戦略策定、②契約交渉、③契約書作成の三つのス テージに分け、それぞれのステージにおける具体的な対応手法および留意すべき実務ポイントについて 解説します。 3.国際ライセンス契約の実務 国際契約の交渉や国際契約の作成にあたり、米国・中国での実務経験を有する渉外弁護士の視点か らみて、知っておくべき基礎的な法律および実務ポイントについて解説します。 4.知的財産に関する国際契約のドラフティング 国際契約の事例に基づく実践的なドラフティングおよびその基礎と実務ポイントについて解説していた だきます。米国の主要大学の研究開発委託契約のポイントについての解説と、英文契約の演習もします。 - 128 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 WU21 米国特許訴訟 米国は訴訟社会であります。米国の特許侵害訴訟は日本の裁判制度とは大きく WU21 異なります。また、最近ではNPE(Non-Practicing Entity:特許不実施主体)のような とは? 特異な事例が現れております。 このコースでは、米国の特許侵害訴訟の理論と実務について、弁護士、弁理士、企業の実務家そ れぞれの立場より、経験や事例紹介を交えて講義します。 ※日本弁理士会継続研修対象コース。詳細はP.176 または当協会HPに掲載 研修会場:OMM ビル 2階 開催日(4 日間) 午前 10/28(金) 午後 募集定員:100 名 講義課目 1. 米国特許侵害訴訟の諸問題(1)(2) 講師 弁護士 古川 智祥 氏 古川 智祥 氏 古川 智祥 氏 秋山 文男 氏 古川 智祥 氏 秋山 文男 パナソニック㈱ 吉田 忠弘 パナソニック㈱ 吉田 忠弘 氏 米国の最新トピックス 米国特許侵害訴訟の諸問題(1)(2) 弁護士 米国の最新トピックス 午前 2. 米国特許侵害訴訟の諸問題(3) 11/21(月) 弁護士 弁理士 午後 3. 米国判決例の解説Ⅰ 午前 4. 米国特許侵害訴訟の諸問題(4) 12/ 9 (金) 弁護士 弁理士 午後 5. 米国判決例の解説Ⅱ 6. 企業の立場からみた 午前 米国特許侵害訴訟の実務 1/27(金) 企業の立場からみた 午後 米国特許侵害訴訟の実務 氏 氏 1.2.4.米国特許侵害訴訟の諸問題(1)~(4) 日本企業の米国におけるビジネスにおいて、どのような点に注意すべきか、また、米国での知的財産 権紛争に巻き込まれたとき、訴訟法上、実体法上、いかなる問題点があるかなどについて解説します。 (1)米国特許侵害総論(背景、特徴、近時の傾向) (2)実体法Ⅰ(クレーム解釈、侵害、無効の抗弁) (3)実体法Ⅱ(各種抗弁、救済手段)、手続法Ⅰ(管轄、送達、ディスカバリ) (4)手続法Ⅱ(トライヤル、上訴)、訴訟外の手続(ITC、当事者系レビュー等) なお、講義の一部では、米国のゲストスピーカーより、米国の最新トピックスを紹介します。 - 129 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 3.5.米国判決例の解説ⅠⅡ 有名・著名な米国の知財判例をもとにして、権利行使時における注意点、侵害事件における権利解釈 だけでなく、米国特許出願や中間対応にも役立てるように解説します。 (1)故意侵害と三倍賠償、不正行為 (2)内部証拠と外部証拠 (3)非自明性 (4)均等論 6.企業の立場からみた米国特許侵害訴訟の実務 米国特許侵害訴訟において、企業の訴訟戦略や訴訟対応にかかる実務上の重要ポイントを解説し、 一部グループ討議も行います。また、最近のNPE事情にも触れていきます。 (1)訴訟の戦略と手続対応(方針立案、訴訟手続と実務対応、評決・判決など) (2)訴訟の体制と管理(組織、役割、弁護士との付き合い方、訴訟のマネジメントなど) (3)NPEの実状と対応 (4)訴訟に備えた日常業務の留意点(特許監視、文書管理、対抗特許網など) 米国の最新判例の解説や実務アドバイスもあっ て、米国訴訟に関わる実体法と手続法を体系的に 学ぶことができました。 渉外案件の担当者として押さえておきたいポイ WU21 受講者の声 ントが理解できたと思います。 - 130 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 【トピックス】 日本知的財産協会(JIPA)メールマガジン 日本知的財産協会では、メールマガジン(購読無料:月2回程度)を会員所属員の中でご希望される方 に対して発行しております。 JIPA 活動に関する情報、知的財産に関するニュースなど、会員所属員にとって種々の有益な情報等を お送りしておりますので、ご関心のある方はご利用ください。 本メルマガへの購読(無料)を希望される方は、ホームページ「JIPAメルマガ」バナーより、「メルマガ新規 登録」にてご登録ください。 当協会は非営利団体として活動しておりますので、 本メルマガへの掲載内容は以下のものを中心としております。 1.JIPA の活動の予告と紹介 2.JIPA 提出の意見・要望書の紹介 3.JIPA 機関誌「知財管理」誌の一押し 4.JIPA 発行資料の紹介 5.JIPA 研修についての各種連絡 6.JIPA 後援・協賛等のイベント紹介 7.外部の知財動向等(法改正、重要判決等) 8.その他、会員に有益な情報 ★ お問い合わせ:日本知的財産協会事務局 TEL:03-5205-3321 E-Mail:[email protected] - 131 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 東 海 A入門コース(東海) Aコース とは? “知的財産権の存在は企業経営を変える”とも言われるほど知的財産権は企業 にとって重要なものです。 このコースは、知的財産部門のみでなく企業の技術部門を含むあらゆる部門の 方が、主要な知的財産権の法制度を広範囲に亘り理解し、それらについての基礎知識を習得すること により、企業における日常業務の中に知的財産権制度がいかに係わっているかを受講者に理解して いただきます。 研修会場:愛知県産業労働センター 開催日(5 日間) 講義課目 午前 1. 企業活動と知的財産権制度 午後 2. 特許・実用新案制度Ⅰ 午前 特許・実用新案制度Ⅰ 6/ 8 (水) 6/ 9 (木) 午後 6/10(金) 講師 名古屋大学 学術研究・産学官連携推進本部 福田 雄一 氏 森岡 正往 氏 森岡 正往 氏 中村 知公 氏 弁理士 弁理士 弁理士 3. 意匠制度 4. 特許・実用新案制度Ⅱ 午前 募集定員:80 名 5. 特許情報と特許調査 午後 6. 外国特許制度 午前 7. 商標制度 午後 8. 不正競争防止法・独占禁止法 午前 9. 知的財産契約概要 7/ 6 (水) 7/ 7 (木) 午後 10. 著作権制度 - 132 - 弁理士 森岡 正往 氏 ㈱日本電気特許技術情報センター 横山 貞彦 氏 トヨタ自動車㈱ 香川 和之 氏 弁理士 中村 知公 氏 ヤマハ㈱ 大須賀 千尋 氏(新任) ㈱神戸製鋼所 湯澤 啓介 氏 東芝ソリューション㈱ 小笠原 千織 氏(新任) ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 1.企業活動と知的財産権制度 知的財産関係の諸制度(特に特許制度)と企業活動・イノベーションとの係わり、パテントライフサイク ル・モデルを一例とした知的財産マネジメントの重要ポイント、更には、企業における技術者・研究者、知 財員の仕事の関わりと共同作業の在り方について、事例や経験談を交えて解説します。 2.4.特許・実用新案制度ⅠⅡ 企業において、発明・考案の創作および特許権・実用新案権の取得を的確に行うためには、特許制 度・実用新案制度の要点を理解しておかねばなりません。 特許制度に焦点をあてて、特許制度の意義、特許発明の各種要件、特許出願・審査・審判の手続き について、事例や審査基準を引用して解説します。そして、特許権を尊重するために権利解釈の基本に ついても具体的なケースを例にあげて解説していただきます。更には、実用新案制度のポイントにも触れ ていきます。 3.意匠制度 / 7.商標制度 製品のデザインやブランド・ペットネームを権利保護する意匠法および商標法は、技術を保護対象と する特許法・実用新案法とは違った意味で企業経営にとって重要な法律であります。 知的財産法の視点から、意匠・商標とは何か、企業における意匠・商標の重要性、意匠法・商標法の 位置付け、意匠権・商標権の取得プロセス・実務ポイントについて、事例を採りあげて解説します。なお、 法律改正の状況についてもご説明します。また、外国主要国の意匠制度・商標制度にも簡単に触れてい きます。 5.特許情報と特許調査 企業の知財活動においては、特許調査が重要な位置を占めており、調査の際には、目的に合わせて 特許調査手法と特許情報を選択する必要があります。本講義では、特許調査の重要性、各調査方法、 特許情報の活用方法について、解説します。 6.外国特許制度 企業のビジネス活動がグローバルに進展する中、外国での特許権取得の必要性がますます高まって います。効果的に外国における特許権を取得するために、国際的な特許制度の枠組み(パリ条約、欧州 特許条約(EPC)、特許協力条約(PCT))および米国、欧州主要国、中国等の各国特許制度の要点に 加え、外国特許権取得の実務ポイントについて解説します。 8.不正競争防止法・独占禁止法 企業活動の秩序を適正に維持する法律として不正競争防止法と独占禁止法があります。産業財産権 の行使との関連も含めて、不正競争防止法及び独占禁止法の概要と留意点について、具体例をもとに 解説します。 9.知的財産契約概要 契約の当事者である企業および企業に属する従業員は、契約の趣旨や権利・義務関係を理解し遵守 していかねばなりません。契約の基本事項に加え、知的財産契約の代表例である共同研究開発契約、 研究委託契約、特許実施許諾契約、秘密保持契約について、それぞれの具体例をもとに解説します。 10.著作権制度 企業では製品やサービスの広報活動・営業活動およびインターネットを利用した種々の情報発信に関 連して著作権問題が発生しております。 著作権は産業財産権四法とは異質故にその本質を理解しておく必要がありますので、著作物及び著 作権法のポイントに加え、自社権利の保護や他社権利への対応について、具体例をもとに解説します。 - 133 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 B初級コース群(東海) Bコース とは? このコース群は、A入門コースからC中級コースへのスムーズな橋渡しを目的とし、 短期間(2~4日間)で知的財産の専門ジャンル(特許・実用新案・意匠、商標、知 財法務、特許情報調査)の基礎的な専門知識および実務ポイントを習得していただ くようになっています。具体的には、B1「特実・意匠基礎」、B3「商標基礎」、B5「知財法務基礎」、B9 「特許情報と特許調査基礎」からなり、受講対象者の業務に関わる専門コースを順次、もしくは組み合 わせて受講していただくように構成しております。 ◆知的財産の専門業務に携わる知財部門・法務部門の初級者の方々。 対象者 ◆技術部門や企画管理部門において業務上知的財産の創造・活用に関わる方。 ◆A入門コースを修了し、知的財産権の法制度に関する基礎知識を習得した方。 ◆知財部門において、ジョブローテーションにより新たな業務を始める方、 また業務の視野を広げたい方。 学びの ポイント ◆知的財産権に関わる法制度を実務の観点から掘り下げて習熟する。 ◆特に、これら権利の取得方法及び活用策を学ぶ。 ◆豊富な経験を持つ講師陣の事例・演習を織り交ぜた講義により現場対応力を 習得する。 - 134 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 2015 年度より B コースを改編 【従来のBコースについて】 従来の「B初級コース」は、特実、意匠、商標、外国、法令、訴訟、管理、調査と多岐に渡る内容を5 日間かけて学ぶコースとなっていました。 「A入門コース」との違いは、Aコースが「法制度の理解」に重点を置いているのに対し、Bコースが 「法制度の活用」を意識した内容になっておりました。しかしながら、このフェーズの違いが受講者の 方々に十分に伝わっていないこともございました。 【改編のポイント】 この度、①「A入門コース」との違いの明確化 ②「C中級コース」内容レベルへのスムーズな橋渡し を目的として「B初級コース」は大幅に改編を行いました。 受講しやすいよう各コースを短期間(2~4日間)に設定し、Bコースを組み合わせて受講していただ いても(例;B1+B5等)結構です。 受講者のニーズに合わせてアレンジしていただけるようにしました。 従来Bコース (総合5日間) 改編Bコース Cコース W(グローバル)コース C1 特許・実案法 WW1 条約 特許実用新案 意 匠 B1 特実・意匠基礎 ①国内特許 ②外国特許 ③意匠 WU1 米国特許 WE1 欧州特許 WA1 アジア特許 C2 商 標 法令知財訴訟 情 報 B3 商標基礎 ①国内商標 ②外国商標 C3 意匠法 商標法 WW3 外国商標 B5 知財法務基礎 ①契約基礎 ②紛争基礎 C5 B9 特許情報と特許調査基礎 C9A 特許情報実践 ※B3、B9コースは関東・関西で開催します。 ※Cコース、Wコースの一部は関東地区、関西地区のみの開催となります。 - 135 - 知財契約実践 ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 B1 特実・意匠基礎 このコースは、これから特許や意匠に関連する業務に携わる方々に、国内外の B1 特許出願・権利化、特許権の活用・紛争対応などを、基礎的な実務ポイントを中心 とは? に解説します。また、製品のマルチ保護の観点から、意匠の基礎的な実務ポイント も解説します。 講義の一部にはミニ演習を取り入れ、アウトプットすることによる理解の定着や、法律が実務にどのよ うにかかわっていくのかを実感できるような工夫を取り入れました。 研修会場:愛知県産業労働センター 開催日(4 日間) 講義課目 午前 1. 特許・実用新案基礎実務 9/ 7 (水) 午後 特許・実用新案基礎実務 午前 2. 拒絶理由通知への基礎実務対応 9/ 8 (木) 午後 募集定員:40 名 拒絶理由通知への基礎実務対応 講師 弁理士 10/ 5 (水) 午後 4. 外国特許基礎実務Ⅰ 11/10(木) 午後 6. 外国特許基礎実務Ⅱ 氏 富澤 孝 氏 前田 礼子 弁理士 氏 弁理士 弁理士 弁理士 弁理士 午前 5. 意匠基礎実務Ⅱ 孝 弁理士 弁理士 弁理士 弁理士 午前 3. 意匠基礎実務Ⅰ 富澤 前田 礼子 氏 恩田 誠 氏 森 有希 氏 井崎 愛佳 氏 恩田 誠 氏 森 有希 氏 井崎 愛佳 氏 1.特許・実用新案基礎実務 企業では、知的財産戦略に基づき、経営に資する強力な特許権・実用新案権を取得し、その権利を 経営に有効に活用する諸施策を推進していかねばなりません。 この講義では、経営に資する発明の特許出願および権利化について、事例や演習を交えて、それぞ れの法制度および基礎的な実務ポイントを解説します。 更には、前記手続きを経て取得した特許権の効力と活用および他者特許権への対抗手段について解 説します。 なお、実用新案制度にも簡単に触れていきます。 2.拒絶理由通知への基礎実務対応 経営に資する強力な特許権を取得するためには、良い明細書の作成に加え、拒絶理由通知への適 切な対応が必要不可欠であります。そのため、特許実務者は、拒絶理由のパターンに応じて、最適な応 答を進めていかねばなりません。 この講義では、拒絶理由通知への対応にあたり、審査の各ステップにおける考え方を示しつつ事例や - 136 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 審査基準を交えて、効果的且つ論理的な応答を行うための実務ポイントを解説します。 3.5.意匠基礎実務ⅠⅡ 企業では、新製品を多角的に保護するため、特許権・実用新案権に加え、意匠権を取得し企業ビジ ネスに上手く活用することが重要となります。 この講義では、意匠制度の概要(関連意匠や部分意匠の特別制度を含む)、意匠の登録要件、類否 判断、意匠出願から登録までの手続きについて、事例や演習を交えて、それぞれの法制度および基礎 的な実務ポイントを解説します。 更には、前記手続きを経て取得した意匠権の効力と活用および他者意匠権への対抗手段について解 説します。 4.6.外国特許基礎実務ⅠⅡ 企業の国際競争力を強化するためには、世界の特許情勢を敏感に感知しつつ、グローバル戦略に基 づき諸外国で有効な特許網を構築していかねばなりません。 この講義では、外国特許にかかる基礎実務に焦点をあて、パリ条約およびPCT条約を含め、米国、欧 州、中国などの重要国への特許出願および権利化について、それぞれの法制度および基礎的な実務ポ イントを解説します。 また、外国特許権の効力および活用にも触れていきます。 - 137 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 B5 知財法務基礎 このコースは、知財部門および事業部門で知財に関わる実務担当者の方々に、 B5 知財契約を中心とした法律の基礎および実務を学んでいただきます。また、企業活 とは? 動のさまざまな場面で生じる知財リスクと紛争が生じた場合の対応方法について、 実務的な観点から解説します。 講義の一部にはミニ演習を取り入れ、参加者に講義の内容をもとに具体的な事例での対応を考え ていただくことによって、理解を深めます。 研修会場:愛知県産業労働センター 開催日(3 日間) 講義課目 午前 1. 知的財産実務における民法 9/14(水) 午後 募集定員:40 名 知的財産実務における民法 午前 2. 企業活動を巡る法律基礎 10/12(水) 午後 3. 知的財産契約の実務ポイント 11/17(木) 午後 4. 知的財産紛争への基礎実務対応 講師 弁護士 速見 禎祥 氏 速見 禎祥 氏 高橋 恭司 氏 寺田 明日香 高橋 恭司 弁護士 弁護士 弁護士 氏 弁護士 氏 1.知的財産実務おける民法 知的財産実務にあたり、知的財産権法はもとより、その一般法である民法について、①知的財産権法 にない取り決めは民法に委ねられること、②民法上の権利と知的財産権とでは異なった取り扱いをするこ とがあることから、それぞれの趣旨および関連性を理解しておかねばなりません。 この講義では、これら①②を含め民法と知的財産権法との関わりについて、民法関連の各種事例に加 え、特に知財関連の契約および紛争に関わる各種事例も多く織り交ぜて、それぞれの実務ポイントを解 説します。 2.企業活動を巡る法律基礎 企業活動は、対外的活動・内部関係のいずれについても、法律と深く関わっています。それぞれの場 面において使う法律は異なりますが、考え方や基本的な概念は共通します。また、実務においては、結 論(判決・和解)から逆算した思考と対応が必要となるので、訴訟や各種手続に関する知識も必要となり ます。 この講義では、法学初心者向けに、法律に関する基本的な概念と、「知的財産紛争への基礎実務対 応」の導入講義として、民事事件の訴訟手続の概要を解説します。 3.知的財産契約の実務ポイント 企業活動には、複数当事者によるビジネス条件を取り決める契約がつきものとなります。それゆえに契 約の適切な締結および履行遵守のため、契約の基礎および実務ポイントを正確に理解しておかなけれ - 138 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 ばなりません。 この講義では、知的財産契約の代表例を採りあげて、その構成、条文、契約実務上の重要事項につ いて解説していただきます。特に、ライセンス契約については、実施権、実施料その他の契約条文の意 義や具体例について解説します。 4.知的財産紛争への基礎実務対応 知的財産紛争に適切に対応するためには、知的財産紛争が、その発生から終結までにどのような経 緯を辿るのか、また、各場面において何がポイントになるのかを理解することが必要です。 この講義では、知財紛争対応実務の初級者を対象に、具体的な事例を題材にして、時系列に沿って 一通り紛争の経緯を解説するとともに、それぞれの場面において問題となる法制度・裁判例・考え方のポ イント等についても解説します。 - 139 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 C中級コース群(東海) Cコース とは? このコース群は、特・実・意・商の四法の各コースのほか、契約、民法、民事訴訟 法、不競法、著作権法などの関連諸法の各コース、更には、特許情報、明細書の 書き方のコースからなります。 知的財産業務を効果的且つ効率的に推進する中堅実務者に必須の応用知識と 実務スキルを養成することを目的としています。 ◆A・Bコースを修了し基礎知識を習得された方、またはそれに準ずる方。 対象者 学びの ポイント ◆中堅実務者に必須の応用知識と実務スキルを習得したい方。 ◆一流の弁護士、弁理士、大学教授、企業に所属する専門家が講師! ◆法律ルールに関する正確な意味を説明できるようになる! ◆最新の話題や判例、実務に必要な例題を基に講義を実施! - 140 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 C1 特許法・実用新案法 事業活動を支える知財戦略を実行するには、有効な特許権の取得と実行力のあ C1 る権利活用が不可欠です。出願から権利化までと、権利活用の過程における対応 とは? 策や留意点に付いて、最新の法改正、審査審判基準、判例、及び講師の経験を踏 まえて講義します。法律解釈の解説にとどまらず、より実務的な知識・思考方法を習得するため、演習 や討論を含めて行います。特許法を中心とし、実用新案法にも適宜触れていきます。 研修会場:安保ホール 開催日(4 日間) 講義課目 1. 特許法概説 事業活動を支える知財戦略 7/27(水) 2. 特許を受けることが出来る発明 午後 新規性 3. 明細書の記載 午前 補正、訂正 8/31(水) 午後 4. 進歩性 募集定員:50 名 講師 午前 午前 5. 審査、審判、審決取消訴訟 9/21(水) 午後 6. 特許の属否判断 午前 7. 職務発明、特許消尽、先使用権 10/19(水) 午後 8. 間接侵害、損害額算定 - 141 - ㈱デンソー 碓氷 裕彦 氏(新任) ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 C8 C8 とは? 明細書の書き方(化学・電気・機械) このコースでは、特許・実用新案について基本的知識を有する方々を対象に、明 細書の書き方に関する基本的事項から実務上必要なノウハウまでを解説し、実際 に明細書を作成する上で必要な能力を習得していただきます。 講師には、明細書の書き方に関係する特許法の基本的な解説をはじめとして、「発明のとらえ方」、 「特許請求の範囲の書き方」、「明細書の記載要件」等について、具体的な事例をまじえて講義します。 さらに、「演習課題」を通じて、受講者の方々に「特許請求の範囲」等を実際に作成していただく機会を 作り、より良い明細書を作成するための留意点を踏まえながら、講師より講評していきます。 ※日本弁理士会継続研修対象コース。詳細はP.176 または当協会HPに掲載 研修会場:愛知県産業労働センター 開催日(4 日間) 募集定員:60 名 講義課目 講師 午前 1. 特許制度の概要と発明の捉え方 6/22(水) 午後 2. 特許請求の範囲の書き方(演習1) 午前 3. 明細書の作成手順 7/19(火) 午後 4. 特許請求の範囲の書き方(演習2) 弁理士 岩倉 午前 5. 発明の詳細な説明の書き方 8/23(火) 午後 6. 発明の詳細な説明の書き方 午前 7. 図面、要約書の書き方 9/27(火) 午後 8. 明細書チェック時の留意点 - 142 - 民芳 氏 ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 C15 交渉学(入門) 本コースは、ビジネス交渉を効果的に進めるために、もっとも効果的なアプローチ C15 を学習し、受講生が実践的な交渉力を習得できることを目指しています。 とは? そのため、前半の講義編では、交渉力を支える3つの力である「論理的思考力」、 「交渉戦略立案能力」、および「問題解決能力」を中心に講義をします。 後半の演習編では、実践的な交渉力を身につけるためのケース・スタディを行い、その結果を振り 返りながら質疑応答を行うことで、受講生の理解を深めることを目指します。本講義では、交渉経験の 比較的浅い方、独自の方法で交渉を行ってきた方が、その手法を見直すのに適した内容となっていま す。 なお、D15「交渉学(応用)」は、「交渉学(入門)」での講義内容を前提として、ケースを用いた模擬 交渉を中心に行いますので、本コースと合わせての受講をお勧めいたします。 ※日本弁理士会継続研修対象コース。詳細はP.176 または当協会HPに掲載 研修会場:愛知県産業労働センター 開催日(1 日間) 9/ 9(金) 講義課目 1. 論理的に交渉するための論理的 思考力 2. 事前準備の方法論 午後 3. 創造的問題解決に向けた交渉戦略 (三方よし) 4. ケース・スタディ 募集定員:60 名 講師 東京富士大学 教授 隅田 浩司 氏 1.論理的に交渉するための論理的思考力 交渉では、論理的な思考力が重要です。パワープレイから脱却し、論理的に相手の主張や条件を分 析する能力が求められます。講義では、交渉において必要とされる論理力、特に、二分に陥らず過度な 合意バイアスを避け、交渉という緊張状態の中でも適切な推論を維持する手法について解説します。 2.事前準備の方法論 交渉前の準備は非常に重要です。しかし闇雲に準備をしても意味がありません。ここでは認知科学な どに基づくもっとも効果的な事前準備の方法論について解説します。 3.創造的問題解決に向けた交渉戦略(三方よし) 交渉における問題解決では、当事者間の利害が公平に調整されるような合意、日本の近江商人の「三 方よし」の合意を目指す必要があります。しかし、これは安易な「損して得取れ」でもなければ安易な Win-Win でもありません。より戦略的な合意形成の方法論を解説します。 4.ケース・スタディ 簡単な交渉事例をベースにしたケース・スタディを実施します。受講生に実際の交渉事例に基づいた 事例を示した資料を配布し、1対1のロールプレイを行います。その結果や経緯を振り返り分析しつつ、 講師が解説を行います。その解説の中では、受講生との質疑応答も行うことにより、疑問点の解消だけで なく他の受講生の思考に触れることもできます。 - 143 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 D上級コース群(東海) Dコース とは? このコース群は、一流の専門家を講師とし、争訟、審判決例、講義形式としては 最高水準のコースで、Cコース群(中級)修了者またはそれに準ずる実力を有する 方が、より高度な実力を養成するのに最適です。 D15 交渉学(応用) 本コースは、C15「交渉学(入門)」の既受講者を対象として想定し、演習の比重 D15 を高めて知財実務に直接役立つ交渉スキルを実践的に習得させることを目指して とは? います。本研修では、交渉力を鍛える上で不可欠となる3つの能力(論理的思考力、 交渉戦略立案能力、交渉マネジメント能力)について、input は最小限に留め、ケー スに基づいた模擬交渉(ロールプレイ)やディスカッションそしてフィードバックを組み合わせた体験的 かつ実践的な講義展開によって習得していただきます。演習では複数のケースを採り上げますが、最 新トピックスを取り込んだ知財を絡めたビジネス交渉の事例を扱います。交渉学に関する基礎的な知 識をお持ちの方で、さらに実践的な知財交渉スキルを学びたい方に好適な内容となっています。 (本コースは、C15「交渉学(入門)」の続編として開催します。このため、受講対象者は「交渉学(入 門)」を受講済みか、それと同程度の知識・経験をお持ちの方に限らせていただきます。) ※日本弁理士会継続研修対象コース。詳細はP.176 または当協会HPに掲載 研修会場:愛知県産業労働センター 開催日(1 日間) 講義課目 募集定員:30 名 講師 1. 交渉学の概要と知財ビジネス 交渉のマネジメント 2/13(月) 2. 基本的な取引交渉(演習) 午後 3. 事業提携交渉(演習) 午前 東京富士大学 教授 隅田 浩司 氏 1.交渉学の概要と知財ビジネス交渉のマネジメント ・交渉学への招待 ・論理的思考と交渉力 ・事前準備の方法論 ・交渉のマネジメント ・交渉における心理バイアスとその克服 2.基本的な取引交渉【演習】模擬交渉 Part 1(一般ビジネス事例) ・事前準備(ケースの読み込み、グループでの戦略立案) ・1対1のロールプレイ ・振り返り(交渉相手、グループ) ・講評 ・質疑応答 3.事業提携交渉【演習】模擬交渉 Part 2(知財が関連する事例) ・事前準備(ケースの読み込み、グループでの戦略立案) ・1対1のロールプレイ ・交渉相手との振り返り ・質疑応答 ・グループディスカッション ・総括 身近な事例や模擬交渉を通じて、自分の意見だけでなく他人の意見 も知ることができる貴重な研修でした。講義と演習がベストなバラン D15 受講者の声 スで構成されており、あっという間に時間が過ぎてしまいました。 - 144 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 G技術部門向けコース群(東海) 技術部門向けコースは体系化された定例コース群として開催されております。 ここでのコース設定は、下図に示す通りの体系に沿って行います。 【基本的な考え方】 日本知的財産協会ならではの実務的な技術者教育 企業での階層(経験年数)に対応したコース設定 高 高 管理者コース 管理者コース ←※検討中 G1 技術者リーダーコース 技術者リーダーコース G2X 中堅技術者 -AdvanceG2 スキル マインド G3 中堅技術者 -Basic- 発明説明書の書き方 G4 IPマナー講座 低 3 0 新入社員 5 10 中堅技術者 リーダー 管理者 経験年数の目安 今年度は、東海地区で次の5コースを開催します。 ≪開催コース≫ ≪受講対象者≫ ・G1 技術者リーダーのための知的財産講座 ⇒ 技術者リーダー ・G2 中堅技術者のための知的財産 Basic 講座 ⇒ 技術職経験3~5年の技術者 ・G2X 中堅技術者のための知的財産 Advance 講座 ⇒ 技術職経験5~10年の技術者 ・G3 本質を考えた発明説明書の書き方演習 ⇒ 発明説明書作成経験1~2件の方 ・G4 技術系新入社員のためのIPマナー講座 ⇒ 技術系新入社員 また、関東と関西では、上記の2コースに加え、 を開催します。詳しくは、 関 東 または 関 西 の該当箇所をご覧ください。 - 145 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 G1E G1F 技術者リーダーのための知的財産講座(電気・機械) 技術者リーダーのための知的財産講座(化学) G1E,F とは? このコースの受講対象者は、研究、開発、設計、生産等の第一線で部下を指導 しながら活躍されている技術者リーダーの方々で例えばテーマリーダーやチーム リーダー、主任と称されている現場の第一線で管理・監督に携わる方を言います。 このコースの狙いは、研究開発の成果を事業の成功に結び付けるために、技術者リーダーが知的 財産に対する考え方や日頃から実践すべき事項を習得し、リーダーとして自らがどのように行動し、ま たどのように部下指導をすべきかを考えていくきっかけとすることです。 このコースでは、技術者リーダーの視点に立ったカリキュラムを、技術分野に応じた事例を交え、高 い知見を持ち現場経験豊富な講師が講義します。 また、多忙な技術者リーダーの方が受講しやすいように2日間のコースとし、<電気・機械>と<化 学>の技術分野に分けて開催します。 このコースを通じて最近の動向を踏まえ知財マインドや知財知識の更なるレベルアップを図り、技術 関連部門の業績を一層向上させるきっかけ作りにもご活用ください。 【G1E】 研修会場:愛知県産業労働センター 開催日(2 日間) 午前 8/25(木) 講義課目 1. 事業と知的財産 2. 特許情報の活用 午後 3. まずは特許出願 午前 8/26(金) 4. 問題となる他社特許への対応 5. 事業活動での自社特許の有効活用 午後 6. 研究・開発活動と契約 【G1F】 講義課目 午前 1. 事業と知的財産 9/12(月) 2. 3. 4. 午前 5. 午後 9/13(火) 講師 元 ㈱東芝 加藤 泰助 氏 特許事務所 谷口 義昭 氏 特許事務所 生島 博 氏 元 シスメックス㈱ 西野 卓嗣 氏 研修会場:愛知県産業労働センター 開催日(2 日間) 特許情報の活用 まずは特許出願 問題となる他社特許への対応 事業活動での自社特許の有効活用 午後 6. 研究・開発活動と契約 - 146 - 募集定員:100 名 募集定員:40 名 講師 知的財産戦略ネットワーク㈱ 宇佐見 弘文 氏 元 日本合成化学工業㈱ 長谷川 治雄 氏 東洋紡㈱ 近藤 英二 氏 ㈱大阪ソーダ 野田 康子 氏(新任) ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 1.事業と知的財産 事業活動における知的財産業務が果たす役割を知り、事業を優位に導く研究・開発活動を進める上 で知的財産業務への関わり方を理解する。そして、知的財産業務推進での技術者リーダーの基本的役 割を把握する。更に、事業活動に影響を与える最近の知的財産関連動向を知る。 2.特許情報の活用 情報活用の大切さを認識する。また、情報活用における技術者が行う事項を知り、情報は「知る」だけ では不十分であり「行動する」アクションがリーダーに求められていることを理解する。 3.まずは特許出願 特許出願の目的を確認する。また、「強い権利」が持つ要件を知り、部下の発明創造を促す指導の大 切さを理解する。更に、事業を支える発明に気づき、多角的な観点での出願に結び付ける知財部門との 連携の必要性を知る。 4.問題となる他社特許への対応 他社特許が事業に与える影響の大きさを確認する。また、重要な他社特許が持つ要件や発見したとき の処置を知り、知財部門や法務部門との事前協議の重要性を理解する。 5.事業活動での自社特許の有効活用 事業活動を優位にする自社特許活用の意味を理解する。また、事業活動にとっての知的財産権の価 値評価の重要性と観点を知る。 6.研究・開発活動と契約 研究・開発活動に関係する契約について、その役割、締結前の注意点、契約の遵守の重要性を知る。 また、知財部門や法務部門との事前協議の必要性を理解する。 - 147 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 G2E 中堅技術者のための知的財産Basic講座(電気・機械) G2E,F とは? このコースは、事業部門や研究・開発部門の方であって技術職経験3年~5年の 方を対象としております。 このコースの狙いは、中堅技術者自らが技術成果を創出しまた事業実施に結び つけるために、日常的に実行すべき知的財産事項を何のためにどのように行うかまたその注意点を知 り、自らが主体的に実践していくきっかけとすることです。 このコースは、知的財産の基本事項を研究開発の流れと関連付けて講義し、電気・機械系と化学系 の技術分野に分けてそれぞれ1日コースとして開催します。 会社内での技術者向け知財研修の事前研修としてもご活用いただけます。 【G2E】 研修会場:愛知県産業労働センター 開催日(1 日間) 講義課目 1. 研究開発テーマ選定時の特許情報活用 2. 後で困らないための他社特許の尊重 10/13(火) 3. 事業を支える特許出願と 午後 その権利獲得 午前 募集定員:70 名 講師 ブラザー工業㈱ 桃崎 元博 オムロン㈱ 宮浦 宏之 氏 氏 1.研究開発テーマ選定時の特許情報活用 技術や同業者の動向を知り、適切な研究開発テーマを選定していくための特許調査とその活用につ いて、調査目的に応じた調査手段、調査結果の整理法、特許情報の活用と共有化等についてどのよう に行うかを理解する。 また、日常的な特許調査は、技術者自身の為でもあることを知る。 2.後で困らないための他社特許の尊重 障害となり兼ねない他社特許を早期に発見するため、特許請求の範囲の基本的な読み方と自社技術 との対比の仕方、技術回避策の取り方、知財部と相談するタイミングやその仕方を理解する。 3.事業を支える特許出願とその権利獲得 G3コースで行っている発明の本質的な把握を講義形式で習得し、加えて群としての出願や事業化の 観点を捉えた出願をどのように進めていくかを理解する。 また、発明者として、出願後に判明した発明の重要性や技術変化を知財部に適切に伝達し、権利化 段階に積極的に関与していく大切さを知る。 G2F 中堅技術者のための知的財産Basic講座(化学) (本コースは隔年開催のため、2016年度の講義は休講とし、2017年度に開催する予定です。) - 148 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 Wグローバルコース群(東海) Wコース とは? グローバル化する企業活動の知財担当として、どのように経営に貢献していくか、 支援していくか等を考え、その企業目的を達成すべく知財関連知識を習得します。 本コース群は、世界主要国・地域の知的財産制度、関連法、条約等の概要につ いて基礎知識を学び、国際的視野に立って知財問題を考えるための素地をつくることをねらいとして おり、外国知財実務に携わる方および外国知的財産に関心のある方に、是非受講していただきたい コースです。 コース選定の目安 中級レベル (Cコース と同等) 上級レベル (Dコース WW1 国際特許制度と外国特許基礎(旧 WWC) WU1 米国特許制度 ※東海 定例研修開催 WE1 欧州特許制度 WA1 アジアの特許制度 WW3 外国商標法 WU21 米国特許訴訟 WA21 アジアの知的財産 WW26 国際契約 ※東海 臨時研修開催 と同等) ※東海は、WU1を定例研修として、WA1を臨時研修(詳細は P.151)として開催します。 ※関東は全コース、関西はWA21以外のコースを開催します。 詳しくは、 関 東 または 関 西 の該当箇所をご覧ください。 - 149 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 WU1 米国特許制度と条約 米国は日本企業の関わりが極めて大きい重要国であり、それゆえに米国の特許 WU1 制度を深く理解し、米国特許戦略に反映しビジネスに役立てていくことが重要にな とは? ります。 このコースでは、米国の特許制度および特許出願から権利化までの一連の実務手続き、更には、 特許権の効力と権利解釈、権利発行後の各種制度と実務手続き等について、最近の特許庁や裁判 所の動向、特許法改正、および企業実務に重要な判例を採りあげながら種々の実務ポイントを解説し ます。 研修会場:安保ホール 開催日(4 日間) 募集定員:50 名 講義課目 講師 弁理士 午前 1. 国際条約 服部 6/23(木) 素明 氏 (新任) 午後 2. 米国特許制度の歴史と特長 7/21(木) 午前 3. 実体的特許要件(101 条-103 条) 午後 午前 9/ 1 (木) 弁理士 4. 明細書の記載用件(112 条) 椿 和秀 氏 5. 特許出願手続(出願~権利化) 午後 6. 7. 10/21(金) 8. 午後 9. 午前 特許権の効力 特許発行後の重要制度 米国特許のクレーム解釈 米国特許裁判制度の概要と特長 アイシン精機㈱ 宇野 冨士夫 氏 1.国際条約(パリ条約、特許協力条約) 2.序論: 米国特許制度の歴史的背景と特長(先発明主義、継続審査制度から先願主義への移行など) 3.実体的特許要件: USC101条-特許を受けることができる発明、USC102条a~g-新規性の旧法・新法 の対比、USC103条-進歩性 4.明細書の記載要件: USC112条-記述要件、実施可能要件、ベストモード要件、クレームの記載要件、実施例 5.出願~権利化の実務手続 ①出願手続: 出願方法、出願書類、外国出願を意識した日本出願の準備 ②出願後の手続: 方式審査、公開制度、審査請求、オフィスアクション、答弁、審判請求、継続出願 6.特許権の効力: 排他権、権利侵害行為類型 7.権利発行後の重要制度: 存続期間の延長制度、再発行特許制度、再審査特許制度など 8.米国特許のクレーム解釈: 文言解釈、均等論、判例紹介 9.米国特許裁判制度の概要と特長 - 150 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 ≪特別掲載≫東海地区開催 臨時研修のご案内 ★2016 年 6 月以降 募集開始予定 ※詳細は別途後日ご案内いたします。 ※定例 W グローバルコース群の「WA1 アジアの特許制度」コースを、 2016年度は東海地区で臨時研修として開催します。 R10 アジアの特許制度 アジアは経済成長過程にあり、日本からの製品輸出や技術移転などの関わりが R10 最も大きい地域であります。それゆえにアジア諸国の特許制度を理解し戦略的に とは? 活用して、製品輸出や技術移転などの様々なビジネスに役立てていくことが重要に なります。 このコースでは、現在および将来においてビジネス関連の高い中国、韓国、台湾、インド、アセアン 諸国を中心に特許制度、裁判制度および模倣品対策等の企業実務上の重要なポイントについて、事 例紹介を交えて講義します。 研修会場:愛知県産業労働センター 開催日(4 日間) 講義課目 午前 1. 中国特許制度 9/ 6 (火) 午後 2. 中国の特許侵害訴訟と権利解釈 募集定員: 40 名 講師 中国弁理士 関 英澤 氏 弁護士 黒田 健二 氏 午前 3. 韓国の特許制度と侵害訴訟概論 10/18(火) 4. 台湾の特許制度と侵害訴訟概論 午後 5. インドの特許制度と侵害訴訟概論 午前 6. インドネシア、タイ、マレーシア、 11/15(火) 午後 トヨタテクニカルディベロップ メント㈱ 川島 道紀 氏 その他東南アジア諸国の特許制度お よび侵害訴訟概論 7. アジアでの知財紛争に対する医業戦 略と実務対応 午前 (模倣品対策を中心に) 12/13(火) 8. アジアでの知財を巡る諸問題と実務 午後 対応 日本特殊陶業㈱ 加藤 隆史 氏 ダイキン工業㈱ 松田 淳一 氏 1.中国特許制度 / 2.中国の特許侵害訴訟と権利解釈 中国の専利法の導入と法改正経緯から知的財産諸事情を概説し、専利法および審査指南に基づき 審査制度、審判制度の実務ポイントを解説します。更に、実用新案制度、および拒絶理由の対応策につ いて実務上の留意点などを解説します。 また、中国での知財紛争解決について、解決手段の種別と特長を概説し、その中の訴訟については、 その手続きフロー、権利解釈、救済などを事例や経験談を織り交ぜて解説します。 - 151 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 3.4.5.韓国、台湾、インドの特許制度と侵害訴訟概論 各国の特許法の導入と法改正経緯から出願・審査・審判状況を概説し、出願プロセス、特許要件、拒 絶理由とその対応策、拒絶査定不服審判や無効審判の手続きや留意点などについて、事例や体験談 を交えて解説します。 また、各国での侵害訴訟について、法制度や解決手段の種別と特長を概説し、その中の訴訟につい ては、その手続き、権利解釈、注目判例などについて解説します。更に、紛争解決における日本企業の 留意点についても解説します。 6.インドネシア、タイ、マレーシア、その他東南アジア諸国の特許制度および侵害訴訟概論 インドネシア、タイ、マレーシアに加え、注目すべき東南アジア諸国(フィリピン、ベトナム、シンガポー ル)の特許制度および侵害訴訟について、特徴的な制度、実務ポイントを解説します。 7.アジアでの知財紛争に対する企業戦略と実務対応(模倣品対策を中心に) アジア諸国の特許侵害や模倣品事情、企業における侵害・模倣品対策のための社内体制、発見・阻 止・予防の方策などについて解説しています。更に、日本企業の留意点についても体験談を交えて解説 します。 8.アジアでの知財を巡る諸問題と実務対応 アジアにおいては、知財権の取得上の諸問題、無断出願、権利侵害、模倣問題など、様々な知的財 産を巡る諸問題が日常的に発生しております。この諸問題をクローズアップし企業の実務対応について、 事例および経験談を交えて解説します。 ■R10「アジアの特許制度」 募集スケジュール (1)本研修の募集開始時期は、6月以降を予定しております。 定例コースの募集開始時期と異なりますので、ご留意ください。 (2)研修の詳細については、別途ご案内いたします。 (ご案内時期は5月下旬を予定) 会員代表宛て郵送、ホームページ、メールマガジンで随時ご案内いたします。 - 152 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 F海外現地研修コース群(2~4年毎に開催) 海外コースは原則、当年度に募集し、翌年度に開催となります。 近年の多様なニーズに対応するため、新コースを複数立ち上げ及び開催頻度の見直しを行いました。今 後は各コース2~4年のサイクルで開催を予定しております。 2015年 2016年 F4 欧州「滞在型」 2015年12月募集(終了) 2016年4月~2017年3月研修 新F7 アセアン「訪問型」 2015年12月募集(終了) 2017年 10月(予定)現地研修 2016年6月~2017年3月研修 新F8 米国「滞在型」 2016年1月募集 11~12月(予定)現地研修 2016年7月~2017年2月研修 10~11月現地研修 F2 米国「滞在型」 2016年11月募集 F3 中・韓・台「訪問型」 2016年11月募集 F6 インド「滞在型」 2016年11月募集 F2 米国特許制度、法規および模擬裁判の研修 2016 年 11 月中旬に募集予定 本コースは、米国の知的財産制度及びその関連法を正しく理解し、米国の知的 F2 財産権の問題に対し迅速かつ的確に対応できる能力を有する人材を育成すること とは? を目的としたものです。 現地(ワシントンD.C.)研修では、現地でしか接することができない一流の訴訟弁 護士を含む弁護士による講義、研修生による模擬裁判を約3週間に渡り行います。模擬裁判では、敢 えて質の良くない明細書を使用し、明細書の良否による権利行使への影響を体験することで、権利行 使関連業務ご担当だけでなく権利取得関連業務ご担当の受講生からも高い評価を得ています。また、 受講者の関心課題に基づきグループ毎にテーマを選択し、自主的な学習を行い、その成果を報告書 にまとめることで更に理解を深めます。 研 修 期 間:2017 年 4 月~2018 年 3 月 現 地 研 修:2017 年 10 月~11 月(3 週間強)予定 場 募 集 定 員:40 名 所:ワシントン D.C.周辺 ※ご参考 前回研修費用: 4200 ドル+12 万円 (別途、航空運賃と現地宿泊費が発生します。詳細金額は、人材育成グループまでお問い合わせ ください。) 知財部門所属の人間が3週間もの長期にわたり一緒に過ごす中で、他 の受講生の話を聞いて、自分の業務を振り返るよい機会となった。 日本での英語の事前研修で訓練を積んだので、スムーズに現地研修に F2 受講者の声 参加することができた。 模擬裁判は、実際の裁判のような臨場感と 緊張感のもと、流れを汲み取り、理解することができた。 - 153 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 F3 アジア(中・韓・台)の知的財産事情の研修 2016 年 11 月中旬募集予定 F3 とは? 本コースは、アジアの知的財産制度に関心のある方又は実務を行っている方を 対象に、中国、韓国、台湾の主要都市の知的財産機関等を約2週間かけて訪問し、 知的財産の情報、国情・文化に直接触れること等を通じてアジアにおける知的財産 実務の円滑化を図ることを目的としています。 また、他の海外コースと大きく異なる点として、本コースは自主企画訪問型研修で、予め研修参加者 を主担当の国・地域にグループ分けし、研修生自らが業務での課題などをベースにグループ毎に学 習テーマを設定し、そのテーマについて学習した上で、自ら訪問先を選定し、現地検分を行うことによ り見識を深めることに主眼をおいております。 研 修 期 間:2017 年 4 月~2018 年 3 月 現 地 研 修:2017 年 10~11 月予定 場 募 集 定 員:20 名 所:中国・韓国・台湾 ※ご参考 前回研修費用:20 万円 (別途、航空運賃と現地宿泊費が発生します) 中・韓・台および日本の知財制度を並べて比較することができ、共 通点、相違点が明確にできました。個人ではお話をさせて頂く事が F3 受講者の声 F6 困難と思われる職位の方々とも、JIPAの看板を背景とすること で議論の機会を得て、良い経験となりました。 インドの知的財産事情の研究 2016 年 11 月中旬募集予定 F6 とは? 本コースは、インドのニューデリーを訪れ、約1週間、現地の事情、文化、知的財 産情報に直接触れること等を通じて、インドに於ける知財情報の収集・整理及び企 業における知財実務・マネジメントの一翼を担うことを目的に新設されました。研修 は訪問型研修で、現地研修の前後に国内での事前研修及び事後研修を加えた3 部構成となり、約半年の期間をかけて行われます。 事前研修では、インド情報に精通した講師による知的財産制度・実務等の講義の他、インドの諸情 勢についても紹介していただきます。また、グループ毎で、関心の高いテーマを設定し、自主的な学 習も行っていただくことを予定しております。 現地研修では、各関係機関の訪問を通じて、個々の企業単位では経験し難い、現地官公庁の管理 者や担当者、及び特許事務所の弁護士や弁理士と現地での情報交流等が可能な点に特徴を有して います。 事後研修では、これまでの研修過程で習得した知識や情報をもとに学習成果のまとめを行い、イン ドの知的財産事情についての理解・定着を深めていただきます。 研 修 期 間:2017 年 9 月~2018 年 3 月 現 地 研 修:2018 年 1 月予定 場 募 集 定 員:15 名 所:ニューデリー - 154 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 ◆ 2017 年度以降に募集予定コース F4 (2016 年度の募集はありません) 欧州特許制度、法規、判例および 模擬異議申立審理の研修 2017 年秋募集予定 F4 とは? 本コースは、欧州の知的財産制度及びその関連法を正しく理解し、欧州の知的 財産権の問題に対し迅速かつ的確に対応できる能力を有する人材を育成すること を目的としたものです。現地研修(ロンドン・ミュンヘン)では、欧州の弁護士等の専 門家による講義、研修生による模擬異議申立審理を約2週間に渡り行います。模擬 異議申立審理は権利行使関連業務ご担当だけでなく権利取得関連業務ご担当の受講生からも、高 い評価を得ています。また、受講者の関心課題に基づきグループ毎にテーマを選択し、自主的な学 習を行い、その成果を報告書にまとめることで更に理解を深めます。 研 修 期 間:2018 年 4 月~2019 年 3 月 場 現 地 研 修:2018 年 9 月又は 10 月予定 所:ロンドン・ミュンヘン 現地研修も実務に身近なテーマのため、興味深く拝聴できた。具 体例が豊富で理解しやすかった。非常に気を遣った、ゆっくりと わかりやすい話し方だった。英語が丁寧で説明もわかりやすい。 F4 受講者の声 F5 中国知的財産制度および法規の研修 2017 年秋募集予定 F5 とは? 本コースは、中国において知財案件に対処する時に実務面で役立つ研修と位 置付けております。そのために、中国の知財有識者や、実際に現地でご活躍の駐 在員から現地の知財状況を入手することにより、企業の中国における知財活動を疑 似体験し、会員企業の知財部員として、中国関係の知財実務を行う能力を養うこと を目標としております。研修は、北京、上海、広州にて、約2週間に渡り行います。 研 修 期 間:2018 年 4 月~2019 年 3 月 場 現 地 研 修:2018 年 10 月~11 月予定 所:北京、広州、上海 事前研修では最新の制度の学習と講師との交流ができ、スムーズに現地 研修に繋げることができた。現地の知財関係機関、代理人、日本法人の F5 受講者の声 駐在員等、多方面の方々からタイムリーな情報を得られ、中国の最新知 財情勢の理解はもとより、中国の社会状況をも感じ取ることができた。 現地代理人との人脈形成もでき、 帰国後も情報交換を継続している。 - 155 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 F7 アセアンの知的財産事情の研修 2015 2018 年秋募集予定 新設 本コースは、アセアン諸国(インドネシア、シンガポール、マレーシア、ベトナム、 F7 タイ等)*を訪れ、約2週間、現地の事情、文化、知的財産情報に直接触れること等 とは? を通じて、アセアン諸国に於ける知財情報の収集・整理及び企業における知財実 務・マネジメントの一翼を担うことを目的に新設されました。研修は訪問型研修で、 現地研修の前後に国内での事前研修及び事後研修を加えた3部構成となり、約半年の期間をかけて 行われます。 事前研修は、現地代理人含めアセアン情報に精通した講師による知的財産制度・実務等の講義の 他、各国の諸情勢についても紹介していただきます。グループ毎に関心の高いテーマを設定し、自主 的な学習を行っていただくことも予定しております。 現地研修は、各関係機関の訪問を通じて、個々の企業単位では経験し難い、現地官公庁の管理者 や担当者、特許事務所の弁護士や弁理士と現地での情報交流等が可能な点に特徴を有しています。 事後研修は、これまでの研修過程で習得した知識や情報をもとに学習成果のまとめを行い、アセア ンの知的財産事情についての理解・定着を深めていただきます。 * その時々のトレンドやニーズ、各国の情勢を加味し、訪問国が変更になる場合があります。 研 修 期 間:2019 年 7 月~2020 年 2 月 場 現 地 研 修:2019 年 10 月又は 11 月予定 所:ASEAN4ヵ国程度 2015 F8 新設 米国研修 「IPR ブートキャンプと米国流知財マネジメント入門」 2017 年秋募集予定 F8 とは? 本コースは、最新の米国知的財産事情に関連するテーマとして、特に、特許付 与後手続きのうち最も利用頻度が多く注目度の高いIPR(Inter Partes Review)と、I PR活用の際の留意点を含めた米国企業知財部門出身の弁護士によるマネジメン ト戦略とに焦点をあてた現地滞在型研修です。 本研修は、基本的な米国特許法の知識及び実務経験を備えた知的財産部門スタッフを対象とした ものであり、米国ワシントンD.C. にて、米国一流の知的財産専門家による指導を約2週間に亘って受 けることで、米国における高度な知的財産問題に正しく対応できる能力を育成することを主眼としてい ます。 本コースは、現地での体験研修だけではなく、受講準備と予習のための事前研修、及び、現地での 成果のまとめと発表のための事後研修も用意されておりますので、知識の習得からプレゼンテーション 能力の向上までを包括的に向上させることができます。 研 修 期 間:2018 年 7 月~2019 年 2 月 場 現 地 研 修:2018 年 10 月又は 11 月予定 所:ワシントン DC 周辺 - 156 - ※空席がある場合は初回開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 T経営感覚人材育成コース群 Tコース とは? T経営感覚人材育成コースは、 ・T1:知財変革リーダー育成研修 ・T2:知財戦略スタッフ育成研修 ・T3:企業若手知的財産要員育成研修 とで構成されております。 これら特別コースは、これら研修を通じて、次のような人物像の「知財変革リーダー」と「知財戦略ス タッフ」を育成しようとするものです。 知財変革リーダー人物像 知財戦略スタッフ人物像 ・経営に資する知財活動を行うためのビジョン やコンセプト作りができる「提言」型の人材で あり、その提言を実行する力を持つ。 ・グローバルな経済、政策、知財に対する深い 理解を有する。 ・高い志しを持ち、専門的知識の上に幅広い 教養を備え、グローバルなスタッフを束ねる人 間的魅力を備える。 ・知財リーダーを支える知財戦略スタッフは、複 数の専門領域を理解でき、アプローチやツー ルを自ら選択できる「課題解決」型の人材で ある。 ・知財戦略スタッフは、複数の専門家の専門知 識を共同の課題に向けて結合し、解決のため の創造的な解決策を導き出し、その解決策に 基づいて実行できる人である。 ・自らの狭い専門知識を知識全領域の中に正 しく位置付けられるゼネラリストでもある。 従って、これらのコースでは、他の研修コースと異なり、宿泊研修を含む長期間の研修であり、また 求める研修の成果も異なっております。 募集については、開催時期に応じてご案内いたします。 - 157 - ※空席がある場合は初回開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 T1 知財変革リーダー育成研修 2016 年 6 月募集開始予定 【開催日・研修会場】 募集定員:15 名(論文選考有り) (詳細は別途ご案内) 尚、受講料は 16 万円の予定です。 <第1ラウンド> 「会社への提言書」作成に必要な考え方や知識の習得 ・日時:2016 年 10 月 20 日(木)~22 日(土) ・会場:湘南国際村センター ※今年度は講義研修のカリキュラムを見直しし、知財以外の異分野の講師を招き入れる予定です。 <第2ラウンド> 「会社への提言書」作成 ・期間:2016 年 10 月~2017 年 2 月 ・中間フォロー会:2017 年1月 25 日(水)予定 於:日本知的財産協会 <第3ラウンド> 「会社への提言書」の発表と修了式 ・日時:2017 年 3 月 15 日(水)予定 ・会場:日本知的財産協会 【研修の概要】 1.研修目的 「経営に資する知財」を自ら提案/実践できる人材(知財変革リーダー)を育成する。 2.育成をはかる能力 ☆ 自社及び自社グループ会社の経営に貢献する知財戦略を提言し実践する力(戦略立案実行 力) ☆ 知財・経済・政策に関する情報を収集、把握、整理し、知財マネジメントに活用する力(市場把握 力、情報収集力) ☆ 周囲の共感を得ながら変革を実践できる人間的魅力 3.研修の特徴: 1)「事業成功への知的財産における本質的課題と変革への取り組み」をテーマとする、会社への提 言書を作成する。 2)研修生自身が講義の受講、研修生同士の討議、日頃の会社業務を通じて自己研鑽する、自己 啓発型研修である。 3)様々な業種で知財業務に携わる研修生同士が企業の枠を超えて議論する。 4)企業や大学等の第一線で活動している経験豊富な講師の講義を直接受ける。 - 158 - ※空席がある場合は初回開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 4.研修の進め方: この研修は、約6ヶ月にわたり、次に示す3ステップで行います。 テーマ: 事業成功への知的財産における 本質的課題と変革への取り組み 相互研修 第2ラウンド (5ヶ月間) 第1ラウンド (3日間) 講義研修 (合宿) ・全体討議 ・本質の理解 ・講義と討議 ・演習 ・課題設定 実践研修と 月例フォロー会 中間集合研修 (1日間) 第3ラウンド (1日間) ・グループ討議 ・提言書作成 ・自己研鑽 ・相互啓発 ・人脈形成 ・全体討議 ・進捗確認 ・議論と助言 ・自己変革への取り組み ・全体討議 ・提言書発表 ・吟味と評価 ・最優秀賞選出 会社への 提言書 (研修成果) 約6ヶ月間 5.研修のアウトプット 知財変革ビジョンとしての「会社への提言書」 6.研修修了基準 研修への出席率と提言書の出来栄えの合計評点が基準点以上である場合に修了とします。 経営観点の研修なので、大局的なもの の見方が養われました。 T1 受講者の声 他業種の方々と交流ができ、様々な 事業環境、社風の中での知財活動を 知ることができました。 T1 受講者の声 - 159 - ※空席がある場合は初回開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 T2 知財戦略スタッフ育成研修 2016 年 5 月募集開始予定(詳細は別途ご案内) 【開催日・研修会場】 募集定員:30 名(論文選考有り) 尚、受講料は 16 万円の予定です。 <第1ラウンド> ・期間:2016 年 8 月 22 日(月)~23 日(火) <第2ラウンド> ・期間:2016 年 10 月 17 日(月)~18 日(火) <第3ラウンド> ・期間:2016 年 11 月 14 日(月)~15 日(火) 研修会場:日本知的財産協会 (第 1 ラウンドは都内ホテル 1 泊合宿予定) 【研修の概要】 1.研修目的: 知財部門のビジョンに対して、具体的な課題及び課題達成のための創造的な方策を提言できる 人材を育てる。 2.知財戦略スタッフが持つ資質: ① 知財部門のビジョンを実現する上での問題点の把握および課題設定ができる。 ② 解決のためのアプローチやツールを自ら選択できる。 ③ ①と②により、課題に対して、創造的な解決策を導き出すことができる。 3.育成研修の特徴: ① 経営学の分析手法の基礎を学ぶとともに、分析ツールの基本を学ぶ。 ② ケース・メソッドを通して、研修生間の相互啓発によって、深い気づきを得て、自らのものの見方 や考え方を身につける。 ③ 大学や企業から選出した優秀かつ経験豊富な講師が指導する。 - 160 - ※空席がある場合は初回開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 4.研修の進め方: この研修は、約3ヶ月にわたり、次に示す3ステップで行います。 ①経営学の分析手法に関する授業 ②ケース・メソッドによる研修 ③グループ討議・全体討議による互学互修 ④第3ラウンド修了後、半年後にフォロー研修を実施 第2ラウンド 第1ラウンド ケース・メソッド研修 (2日間) 合宿研修 (2日間) ・ケース分析の応用技術 ・ビジネス面の分析手法 第3ラウンド まとめ (2日間) ・知財戦略提言 ・グループ討議 ・全体討議 ・ケース分析の基礎知識 ・経営分析ツールの基礎知識 約3ヶ月間 5.育成研修の成果物: 知財部門のビジョンに対して具体的な課題及び課題達成のための創造的な方策を提言できる能 力を身につけている。 ケース・メソッドを通じて、経営戦 略をもとにした知財戦略の立て方 T2 受講者の声 が理解できた。 学んだケース分析方法を、実際の自 社の状況、事業戦略に当てはめて、 分析、戦略づくりをしてみたい。 T2 受講者の声 - 161 - ※空席がある場合は初回開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 T3 企業若手知的財産要員育成研修 2016 年 5 月募集開始予定(詳細は別途ご案内) 【開催日・研修会場】 募集定員:関東 30 名、関西 20 名 尚、受講料は 44,000 円の予定です。 <関東> 期間 2016 年 7 月~2017 年 2 月 場所 日本知的財産協会 <関西> 期間 2016 年 7 月~2017 年 2 月 場所 日本知的財産協会 関西事務所(最終回のみ東京の予定です。) 【受講対象者】 企業の若手知的財産実務担当者で、実務経験3年経過程度(25 歳~35 歳程度) 原則として、“1会員1名”での受講をお願いします。 【研修の概要】 1.研修目的 研究テーマを設定し、受講者が相互学習により調査・研究・発表などの実践を行い、「学び方」を 学ぶ。研究内容については、専門委員会の協力を得ております。 2.研修の進め方 研修内容 ・ オリエンテーション:開講の趣旨と研修の進め方 1回 ・ 講義:「知的財産要員の今日的課題と求められる人材像」 今後の進め方:グループ分け、グループ研究課題の選定、役割分担等 ・ 懇談会 2回 3回 4回 ・ グループ研究課題の解説講義 【講師】専門委員会派遣講師 ・ グループ討議 <グループ研究課題に対する自主研修> ・ グループ討議:研究課題検討、議事録作成 ・ グループ間交流ミーティング:研究課題についてグループ毎に進捗状況報告と全 5回 6回 体討議(中間発表を第4回目に予定) ・ グループ成果報告書の作成 ・ グループ成果報告(関東・関西合同の予定):グループ成果発表、質疑応答 【講評】専門委員会委員長、専門委員会派遣講師他 7回 ・ 個人成果報告:個人成果発表、質疑応答、講評 ・ 総括講評:知財協役員 ・ 懇談会 3.研究課題 :専門委員会より提示されるグループ研究課題(募集要項に記載)より グループ毎に第 1 回目研修で選定。 - 162 - ※空席がある場合は初回開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 普段の業務ではあまり触れない判例や参考資 料を読む機会を得ることができ、進歩性に対す る理解が深まった。(国内特許) T3 受講者の声 共同開発契約に関して、他業種の方の意見 を聞くことができ、大変参考になった。 (契 約) T3 受講者の声 他社の方々と、限られた時間でうまく議 論を進行させ、妥当な結論へと着地させ ることについて学ぶ点が多かった。 T3 受講者の声 同年代のメンバーと、普段の知 財業務における悩みが共有で きた。 T3 受講者の声 - 163 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 R臨時コース群 Rコース とは? 時代の変化・ニーズに対応した各種の話題テーマに関する研修を「R 臨時コー ス群」として、実施しています。開催する研修については、会員代表宛て郵送、 ホームページ、メルマガ等で随時ご案内いたします。 【ご参考】臨時研修ご案内方法について 臨時コースの開催案内については、下記スケジュールで実施しております。 (1)会員代表宛て郵送:当協会の機関誌「知財管理誌」に同梱します。毎月中旬頃発送予定。 (2)ホームページ:協会ホームページ「研修」-「研修会のご案内」に随時更新情報を掲載。 http://www.jipa.or.jp/kensyu/seminar/course.html ※更新は毎月 10 日前後です。 (3)JIPA メルマガ:当会より配信しておりますメールマガジン(JIPAマガ、月 2 回発行)に記載 ★メールマガジンの登録は以下のURLよりご登録ください。 http://www.jipa.or.jp/kaiin/melumaga/melumaga.html <新規登録、アドレス変更>(ご登録には会員専用ユーザー名・パスワードが必要となります。) 2016年度開催決定 臨時コース 下記の通り臨時研修を開催予定です。奮ってご参加ください。 ※下記情報は 2016 年 2 月現在のものです。 随時郵送・ホームページ・メルマガ等で情報を更新いたしますのでご利用下さい。 No. 1 研修タイトル R10 アジアの特許制度<東海地区> 詳細については研修案内 P.151 をご参照ください。 東海地区のみで開催予定です。≪2016 年 9 月 6 日より開催。4 日間コース≫ ※定例コース関西 WA1 と同様のカリキュラムを東海地区にて臨時研修として開催します。 【講義課目】 1.中国特許制度、中国の特許侵害訴訟と権利解釈 2.韓国の特許制度と侵害訴訟概論 3.台湾の特許制度と侵害訴訟概論 4.インドの特許制度と侵害訴訟概論 5.インドネシア、タイ、マレーシア、その他東南アジア諸国の特許制度及び侵害訴訟概論 6.アジアでの知財紛争に対する企業戦略と実務対応(模倣品対策を中心に) 7.アジアでの知財を巡る諸問題と実務対応 - 164 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 2016年度開催予定 臨時コース群一覧 ◎人材育成委員会にて開催を検討中です。 ◎開催地・講師・日程・カリキュラムについては未定です。 やむをえず開催中止となることもございますので悪しからずご了承ください。 ※下記情報は 2016 年 2 月現在のものです。 随時郵送・ホームページ・メルマガ等で情報を更新いたしますのでご利用下さい。 【参考】 No. 研修タイトル、2015 年度講義カリキュラム、≪2015 開催地≫ 2015 年度 開催時期 1 R1 中国における知的財産の活用と実務(トピックス含む) ≪関東・関西≫ 中国法制度の概要、特許・実用新案・意匠制度とその活用について 特許・実用新案の出願、審査、拒絶理由への対応について(手続の詳細) 特許明細書作成の実務(クレーム、翻訳)、意匠の出願、審査について 10 月~ 12 月 商標、著作権制度とその活用、反不正当競争法(営業秘密など) 専利(特許・実用新案・意匠)権の活用、侵害概論について(司法、行政) 模倣品対策について 2 R2 米国最新知財判例及び審査基準の最新動向 ≪関東・関西≫ スマートフォン特許紛争に係る最新判決について 12 月 知財活動に関係する最高裁及び CAFC 判例及びこれら判例を反映した USPTO 審査基 準の解説と今後の米国における効果的な知財権利化戦略について 3 R3A 知的財産権訴訟における裁判所の審理の実情と最近の裁判例 ≪関東≫ 特許侵害訴訟の基本的な流れの解説 1月 侵害訴訟及び審決取消訴訟に係る審理の実情等 4 R4A 米国特許をうまく取得する方法 12 月 ≪関東・関西≫ 法改正 AIA を反映した最新 JIPA 資料(米国特許をうまく取得する方法)の解説 5 R4B 強い欧州特許を取得する方法 1月 ≪関東・関西≫ 広い権利行使ができ、無効にならない欧州特許取得のポイント - 165 - ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 【参考】 No. 研修タイトル、2015 年度講義カリキュラム、≪2015 開催地≫ 2015 年度 開催時期 6 R5 事業活動における知財関連法務 ≪関東・関西≫ 企業経営と知的財産(権) 10 月 知的財産法の概要~産業財産(権)、著作権、営業秘密~ 11 月 事業活動と契約問題~知的財産関連契約、共同研究開発契約、ライセンス契約~ 知財関連法無と独占禁止法、その他の関連法律 7 R6 技術者のための特許情報 ≪関東・関西≫ 特許調査の基礎知識、特許情報の調査(各種特許調査の概要と手法) 2月 特許情報の活用(パテントマップ)、特許分類、新規性調査の実務 8 R7 知財高裁重要判例解説と日本の知財裁判のあり方 ≪関東・関西・東海≫ 知財高裁重要判例解説、日本の裁判のあり方 9 R8 1月 ~3 月 知財担当者のための国内中間処理実務の基礎 ≪関東・関西≫ 審査と拒絶理由応答の流れ、審査基準の概要 12 月 拒絶理由の理論と応答(審査官指摘内容の理解とその応答のポイント) 10 R12 わかりやすい特許判例の読み方 ≪関東・関西≫ 10 月 特許法の基本的事例、及び最近の最高裁判所判例・地裁判例の新判例解説 11 R13A 特許発明の技術的範囲について(機械・電気) ≪関西≫ 特許請求の技術的範囲の基本的考え方 11 月 最近の判決例解説と技術的範囲の解釈(均等論、利用関係を含む) 最近の判決例を踏まえた特許実務上の留意点 12 R13B 特許発明の技術的範囲について(化学) ≪関西≫ 特許発明の技術的範囲の基本的考え方、文言侵害および均等侵害の要件 9月 プロダクト・バイ・プロセスクレームの技術的範囲、機能クレームの技術的範囲 13 R15 低コストで欧州特許を取得する方法と欧州知財最新動向 ≪関東・関西≫ 低コストで欧州特許を取得するには 欧州における知財の最新動向について ※上記情報は 2016 年 2 月現在のものです。 - 166 - 1月 ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 【参考】 No. 研修タイトル、2015 年度講義カリキュラム、≪2015 開催地≫ 2015 年度 開催時期 14 R16 中国特許調査講座 ≪関東・関西≫ 中国特許情報最近の動向(早期公開など)、中国特許調査ツール・基本 11 月 中国特許の検索・出力・解析、法律状態検索と重要特許のウォッチング その他の中国特許情報、その他検索便利ツール 15 R23 知財と標準のビジネス活用 ≪関東・関西≫ 標準化のビジネス効果、知財と標準化の関係、 12 月 知財の価値を高める標準化、知財・標準化活用のための戦略立案 16 R26 技術部門マネージャのための知的財産講座 ≪関東・関西≫ グローバルな知財動向、トヨタハイブリットカー プリウス開発の知財活動 11 月 研究開発における知財マネジメントの留意点 17 R28A 英文契約書ドラフティング講座Ⅱ ≪関東・関西≫ 国際研究委受託契約のドラフト完成演習 2 題 2月 国際共同研究開発契約の問題条項抽出と修正ドラフト演習(グループ演習) 18 R28B 国際ライセンス契約模擬交渉講座 ≪関東・関西≫ 国際ライセンス交渉の実践ポイント、国際ライセンス契約模擬交渉演習 7月 (模擬交渉事前準備、模擬交渉、講評と解説) 19 R30A 外国特許中間処理演習(化学) ≪関東・関西≫ 欧州での補正の制限について説明 6月 事例 2 件の紹介と読み込み、米国応答案の検討、欧州応答案の検討 20 R30B 外国特許中間処理演習(電気・機械) ≪関東・関西≫ 欧州での補正の制限について説明 10 月 事例 2 件の紹介と読み込み、米国応答案の検討、欧州応答案の検討 21 R37 CPC最新情報の紹介と調査実務における留意点 ≪関東・関西≫ CPC の基本的内容概要についての説明、 外国特許調査(US,EP,WO,CN,KR)における CPC を使用する際の留意点や活用方法 CPC の各国状況(米国、中国、韓国公報状況) ※上記情報は 2016 年 2 月現在のものです。 - 167 - 11 月 3月 ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 No. 【参考】 研修タイトル、2015 年度講義カリキュラム、≪2015 開催地≫ 2015 年度 開催時期 22 R40 特許審決取消訴訟と審判決例 ≪東海≫ 6 月/7 月 審決取消訴訟に関する法制度と実務、最近の注目審判決例の解説 23 R41 化学系中国語クレームの読解講座 ≪関東≫ 中国語の基礎知識、基本構造、定語、各種品詞、文法について 6 月/7 月 クレームの記載形式(クレームに頻繁に使われる表現、基本的フレーズ) 化学系中国語のクレームの読解実例・演習(点検の基本的手法) 24 R42 中国語研究開発契約書を読解するための基礎実務講座 ≪関西≫ 中国語研究開発契約書の基本構成 中国語研究開発契約書の読み方指南(事例演習と解説) 中国語研究開発契約書の重要事項および対応策の解説 ※上記情報は 2016 年 2 月現在のものです。 - 168 - 7月 6.受講に当たってのガイド (1)協会研修会予約サービスについて 一般社団法人日本知的財産協会の研修会申込は、すべて web にて行って頂いております。 お申込みは、協会研修会予約サービス・利用者登録を完了された方のみ行うことができます。 ※操作方法は「ご利用ガイド」(協会研修会予約サービス左下掲載)をご参照ください。 利用者について 協会研修会予約サービスをご利用できる方は、一般社団法人日本知的財産協会・会員の各会員代表、及び、 登録された方(利用者)のみとなっております。 会員代表または利用者は、以下の項目を行うことができます。 ・利用者の登録・確認・変更 ・受講の申込・確認・変更・キャンセル(変更・キャンセルは一部制限がございます) ・受講票の受取・再発行 ・受講生の出席状況確認 会員代表が利用者登録を完了していなければ、上記の操作はできません。 各種スケジュール 各種スケジュールは下記を予定しております。 申込 開始日 受講票 配信日 ・申込締切日 ・キャンセル 期限日 請求書 発行・発送 6 月・7 月 開講コース 4/1 (金) 5 月上旬頃 5/20 (金) 5 月下旬頃 8 月・9 月 開講コース 4/1 (金) 7 月上旬頃 7/15 (金) 7 月下旬頃 10 月・11 月 開講コース 4/1 (金) 9 月上旬頃 9/14 (水) 9 月下旬頃 12 月・1 月・2 月 開講コース 4/1 (金) 11 月上旬頃 11/17 (木) 11 月下旬頃 開催コース 定 例 研 修 海外研修 特別研修 後日ご案内する研修会開催案内にてご確認ください。 (会員代表宛に郵送、ホームページ、メルマガ等) 臨時研修 - 169 - (2)ご受講までの流れ 受講希望コース選定 ≪STEP1≫ ★研修案内よりご希望のコースを選定してください。 ★空席状況も併せてご確認ください。 受講申込(Web 申込) ≪STEP2≫(☛受講申込に関する詳細は P.171) ★研修会の受講申込はすべて協会研修会予約サービス(web)よりお願いいたし ます。 受講票配信 ≪STEP3≫(☛受講票配信に関する詳細は P.172) ★お申込をされた利用者とメールアドレスを登録された受講生へ、メールで配 信されます。 請求書発行 ≪STEP4≫(☛請求書に関する詳細は P.172) ★請求書は会員代表宛てに郵送いたします。 研修会参加 ≪STEP5≫(☛研修会参加に関する詳細は P.173) ★会場に到着されましたら、受講票を提示し受付にてテキストをお受け取りく ださい。 出席状況報告書 ≪STEP6≫(☛出席状況報告書に関する詳細は P.173) ★コース全日程終了後、出席状況を確認することができます。 - 170 - 《STEP1》受講希望コース選定 各研修案内よりご希望のコースを選定ください。 なお、申込締切日経過後であっても、ご希望のコースに空席がある場合は、研修会の開催2週間前 同曜 日まではお申込可能です。 空席情報は、(一社)日本知的財産協会ホームページ左下「研修」より「空席情報」にてご確認頂けます。 空席情報の表示は照会時点の状況です。満席の場合でもキャンセル等により空席が発生する場合もございま すので逐次ご確認ください。 《STEP2》受講申込 協会研修会予約サービスにログインし、受講申込を行ってください。 ※操作方法は「ご利用ガイド」(協会研修会予約サービス左下掲載)をご参照ください。 申込開始・申込締切 【申込開始】 協会研修会予約サービスにて、各研修の申込開始日 午前 9 時より一斉に受付を開始します。 (1)定例研修:2016 年 4 月 1 日(金)(すべての定例研修会コースが対象です) (2)臨時、特別、海外研修:各研修案内にてご確認ください。 【申込締切】 (1)定例研修:研修会開催月により異なります。P.169 各種スケジュールをご参照ください。 (2)臨時、特別、海外研修:各研修案内にてご確認ください。 受講申込 研修会予約メニュー「新規申込」よりご希望のコースを選択し、必要事項をご入力ください。複数コース または複数人数でお申込の場合は、一括申込フォームよりお申込可能です。ご希望のコースメニューを選択 しダウンロードしてご活用ください。 ※研修会開催後の受講申込はお断りしております。 ※研修開催日が別コースと重複する場合ございます。お一人で複数のコースを申し込む場合は開催日 をご確認の上、お申込み下さい。 ※受講申込の数がきわめて少ないコースについては開催を中止することがあります。 この場合は、別途ご連絡いたします。 キャンセル・コース変更 各コースのキャンセル期限日までは、受講申込のキャンセル及びコース(地区)変更が可能です。キャンセ ル期限日経過後は、理由の如何を問わず、キャンセル及びコース(地区)変更はできませんので、別の受講者 をご選出ください。別の受講者がおらず欠席となる場合は、後日テキストを配布することが可能です。 (P.173 「欠席日のテキストの取り扱い)をご参照ください。) 受講者の変更については、キャンセル期限日経過後でも可能です。研修会予約メニュー「申込後の変更等」 -「受講申込を確認・変更・キャンセルする」よりお手続きください。 ※キャンセル期限日は、P.169 各種スケジュールをご参照ください。 - 171 - 《STEP3》受講票配信 受講票について お申込をされた利用者へ、申込番号毎に1ファイルで全員分の受講票を PDF にてメール配信します。印刷 またはメールにて受講生へ配布ください。申込時にメールアドレスを登録された受講生へは、本人分のみ受 講票を配信します。 受講票配信後に受講生の変更が生じた場合は、研修会予約メニュー「申込後の変更等」-「受講申込を確認・ 変更・キャンセルする」より受講生名を変更し、受講票再発行を行い、変更後の受講生へ配布ください。 受講票を紛失された場合は、研修会予約メニュー「受講票」-「受講票を再発行する」より再発行が行えま す。 ※研修案内に記載の研修会開催日・会場・講師等が変更になる場合がございますので、必ず受講票の内容 をご確認ください。 受講票配信時期 受講票配信時期は、P.169 各種スケジュールをご参照ください。 受講票配信時期以降に申込をされた場合は申込完了後すぐに受講票が配信されます。 受講票配信後でもキャンセル期限日までは他コース(地区)への変更・キャンセルが可能です。他コース (地区)へ変更された場合は、新たな受講票が配信されます。なお、キャンセルされたコースの受講票の QR コードは無効となりますので、返却は不要です。 《STEP4》請求書発行 請求書は会員代表宛に郵送いたします。 請求書発行日は、P.169 各種スケジュールをご参照ください。 請求書の発行について 【請求書宛名(ご請求先)】 請求書の宛名は会員名となります。 請求書の宛名に部署名などを付記されたい場合は、申込時に「請求書宛名等」-「追加部署名」欄に追加 したい部署名等を入力ください。 【発行部数】 受講申込番号毎に 1 部、発行いたします。発行後の分割・統合はできません。 部署毎・受講者毎に請求書が必要な場合は、各部署・各受講者に分けて申込を行ってください。 研修会参加費のお支払い 会員名による銀行振込にて、請求月の翌々月末までにお支払いください。 ※請求書の内容をご確認後、ご入金ください。 銀行の振込金受取書をもって、領収書に代えさせて頂きます。 なお、研修会に欠席された場合でも、参加費入金後の払戻しはいたしません。 - 172 - 《STEP5》研修会参加 受付について 研修会当日は必ず受講票を印刷またはスマートフォン等の画面に表示して受付にお越しください。受付は 受講票に記載された QR コードを読み込むことで行います。 受講票をお忘れの場合は受付でお申し出ください。 受講申込をされた受講生と異なる方が参加される場合は、発行した受講票をご持参ください。 テキストの配付について 開催日に会場でお渡しします。 複数回分を一度にお渡しする場合と開催日ごとにお渡しする場合とがございます。 テキストは申込に対し1セットのみの配布です。別の受講者が出席する場合は、前回出席者からテキスト を引継ぎご利用ください。 欠席日のテキストの取り扱い ①当該コース開催中は、研修会場に保管しておりますので、次回受講時に受付にてお受け取りください。 ②当該コース全日程終了後は、「宅急便(着払い)による送付」か「ご来局での受け取り」となります。 ▼「宅急便(着払い)による送付」希望の場合 (一社)日本知的財産協会ホームページのトップページの左下「研修」より、 「研修案内」-「各種フォーム」をご覧ください。 「研修テキスト送付依頼書(form1)」が掲載されております。 こちらの依頼書をダウンロードまたは、P.180 をコピーの上、必要事項を記載し、メール又は ファックスにてご依頼下さい。 ▼「ご来局での受け取り」の場合 関東地区開催コースについては、人材育成グループ(東京都千代田区大手町)に、 関西・東海地区開催コースについては、関西事務所(大阪府大阪市北区)に事前にご連絡いただき、 受講票持参の上ご来局ください。 ※人材育成グループ、関西事務所の営業時間は平日 9:00~17:00 です。 テキストは、当該年度に限り保管しております。 従いまして、欠席された方のテキストは3月末迄にお申し出があった場合に限りお渡ししておりますので ご了承ください。なお、弊協会では研修会で使用するテキストの販売は一切行っておりません。 《STEP6》出席状況報告書 当該コース全日程終了後、研修会予約メニュー「研修出席状況のダウンロード」より、出席状況をご確認 頂けます。受講生個人毎、コース毎(当年・前年)でご確認頂けます。 受講申込をされた受講生と異なる方が参加された場合は、登録されている受講生名の記載となります。 - 173 - (3)研修会参加費について 研修会参加費は、受講料の他、一部のコースでテキスト代がかかります。 研修会参加費について、お申込のコースを受講されなかった場合でも払戻しはいたしておりません。また、 今年度他コース・翌年度への繰り越しもできません。 研修会参加費詳細は、定例研修は下記一覧を、臨時・特別・海外研修は各研修案内をご覧ください。 定例研修 研修会参加費一覧 ※税込料金です。また、合計額は 1 名あたりの額です。 〔関 東〕 コース 受講料 通貨単位=¥(日本円) 内訳 合計額 テキスト代 A1 入門コース 33,000 5,000 特実・意匠基礎 33,000 5,000 通貨単位=¥(日本円) 内訳 合計額 受講料 テキスト代 E1 特・実判決例の研究(模擬裁判形式) 33,000 5,000 38,000 E7 特許事例の研究(討論形式) 33,000 0 33,000 英文明細書の書き方(化学)(演習形式) 33,000 5,000 38,000 33,000 5,000 38,000 33,000 5,000 38,000 22,000 0 22,000 38,000 A2 B1 コース 38,000 E8A B3 商標基礎 33,000 0 33,000 E8B B5 知財法務基礎 33,000 0 33,000 E8C B9 特許情報と特許調査基礎 33,000 0 33,000 G1A C1 特許法・実用新案法 33,000 5,000 38,000 G1B C2 意匠法 33,000 5,000 38,000 G2A C3 商標法 33,000 5,000 38,000 G2B C5 知財契約実践 33,000 5,000 38,000 G2X C6 民法概要 33,000 0 33,000 G3A1 C7 民事訴訟法概要 33,000 5,000 38,000 G3A2 C8A 明細書の書き方(化学) 33,000 5,000 38,000 G3A3 C8B 明細書の書き方 (電気・機械・ソフトウエア) 33,000 5,000 38,000 G3B1 C9A 特許情報と特許調査(実践) 33,000 0 33,000 G3B2 英文明細書の書き方 (電気・ソフトウエアを主として) 英文明細書の書き方 (機械を主として)(演習形式) 技術者リーダーのための知的財産講座 (電気・機械) 技術者リーダーのための知的財産講座 (化学) 中堅技術者のための知的財産 Basic講座(電気・機械) 中堅技術者のための知的財産 Basic講座(化学) 中堅技術者のための知的財産 Advance講座 22,000 0 22,000 11,000 0 11,000 11,000 0 11,000 11,000 0 11,000 本質を考えた発明説明書の書き方演習 (電気・機械系) 22,000 0 22,000 本質を考えた発明説明書の書き方演習 (化学系) 22,000 0 22,000 C9B 化学分野における実践的特許調査 33,000 5,000 38,000 G3B3 C9E 特許情報システムの導入と活用 33,000 5,000 38,000 G3S 本質を考えた発明説明書の書き方演習 (ソフトウエア系) 22,000 0 22,000 C10 不正競争防止法と独占禁止法 33,000 5,000 38,000 G4 技術系新入社員のためのIPマナー講座 11,000 0 11,000 C11 著作権法(著作権法と企業実務) 33,000 5,000 38,000 S1 知財活動におけるマネジメント講座 33,000 5,000 38,000 C15 交渉学(入門) 11,000 0 11,000 WW1 国際特許制度と外国特許基礎 33,000 5,000 38,000 D1 特・実、審判・審決取消訴訟 33,000 5,000 38,000 WW3 外国商標法 33,000 5,000 38,000 D3 商標・不競法審判決例と企業における 対応 33,000 5,000 38,000 WW26 国際契約 33,000 5,000 38,000 D6 特許侵害訴訟 33,000 5,000 38,000 WU1 米国特許制度 33,000 5,000 38,000 交渉学(応用) 22,000 0 22,000 D15A D15B WU21 米国特許訴訟 33,000 5,000 38,000 WE1 欧州特許制度 33,000 5,000 38,000 WA1 アジアの特許制度 33,000 5,000 38,000 WA21 アジアの知的財産 33,000 5,000 38,000 - 174 - ※税込料金です。また、合計額は 1 名あたりの額です。 〔関 西〕 コース 通貨単位=¥(日本円) 内訳 合計額 受講料 テキスト代 A1 E1 入門コース 33,000 5,000 38,000 A2 B1 コース G1C 特実・意匠基礎 33,000 5,000 38,000 G1D B3 商標基礎 33,000 0 33,000 G2C B5 知財法務基礎 33,000 0 33,000 G2D B9 特許情報と特許調査基礎 33,000 0 33,000 G2X C1 特許法・実用新案法 33,000 5,000 38,000 G3C1 C2 意匠法 33,000 5,000 38,000 G3C2 C3 商標法 33,000 5,000 38,000 G3C3 C5 知財契約実践 33,000 5,000 38,000 G3D1 C6 民法概要 33,000 0 33,000 G3D2 C7 民事訴訟法概要 33,000 5,000 38,000 G3D3 C8A 明細書の書き方(化学) 33,000 5,000 38,000 G3D4 C8B 明細書の書き方(電気・機械) 33,000 5,000 38,000 C8C 明細書のあり方(化学)~演習~ 33,000 5,000 C9A 特許情報と特許調査(実践) 33,000 C9B 化学分野における実践的特許調査 C10 特・実判決例の研究(討論形式) 技術者リーダーのための知的財産講座 (電気・機械) 技術者リーダーのための知的財産講座 (化学) 中堅技術者のための知的財産Basic講座 (電気・機械) 中堅技術者のための知的財産Basic講座 (化学) 中堅技術者のための知的財産Advance 講座 通貨単位=¥(日本円) 内訳 合計額 受講料 テキスト代 33,000 5,000 38,000 22,000 0 22,000 22,000 0 22,000 11,000 0 11,000 11,000 0 11,000 11,000 0 11,000 本質を考えた発明説明書の書き方演習 (電気・機械系) 22,000 0 22,000 本質を考えた発明説明書の書き方演習 (化学系) 22,000 0 22,000 G4 技術系新入社員のためのIPマナー講座 11,000 0 11,000 38,000 S1 知財活動におけるマネジメント講座 33,000 5,000 38,000 0 33,000 WW1 国際特許制度と外国特許基礎 33,000 5,000 38,000 33,000 5,000 38,000 WW3 外国商標法 33,000 5,000 38,000 不正競争防止法と独占禁止法 33,000 5,000 38,000 WW26 国際契約 33,000 5,000 38,000 C11 著作権法(著作権法と企業実務) 33,000 5,000 38,000 WU1 米国特許制度 33,000 5,000 38,000 C15 交渉学(入門) 11,000 0 11,000 WU21 米国特許訴訟 33,000 5,000 38,000 D1 特・実、審判・審決取消訴訟 33,000 5,000 38,000 WE1 欧州特許制度 33,000 5,000 38,000 D3 商標・不競法審判決例と企業における 対応 33,000 5,000 38,000 WA1 アジアの特許制度 33,000 5,000 38,000 D6 特許侵害訴訟 33,000 5,000 38,000 D15 交渉学(応用) 22,000 0 22,000 〔東 海〕 コース 通貨単位=¥(日本円) 内訳 合計額 受講料 テキスト代 A1 入門コース 33,000 5,000 38,000 B1 特実・意匠基礎 33,000 5,000 38,000 B5 知財法務基礎 33,000 0 33,000 C1 特許法・実用新案法 33,000 5,000 38,000 C8 明細書の書き方(化学・電気・機械) 33,000 5,000 38,000 C15 交渉学(入門) 11,000 0 11,000 D15 交渉学(応用) 22,000 0 22,000 22,000 0 22,000 22,000 0 22,000 11,000 0 11,000 33,000 5,000 38,000 G1E G1F G2E WU1 技術者リーダーのための知的財産講座 (電気・機械) 技術者リーダーのための知的財産講座 (化学) 中堅技術者のための知的財産Basic講座 (電気・機械) 米国特許制度と条約 - 175 - (4)日本弁理士会継続研修について(弁理士登録をされている方のみ) 一般社団法人日本知的財産協会は、日本弁理士会継続研修の認定外部機関に認定されております。 つきましては、会員所属の弁理士の方々が当協会の認定対象研修コースを申込の際に所定の申請を行い、 受講されますと、継続研修の受講として認定されます。 本年度弁理士継続研修の対象コース(申請中) 現在、継続研修の対象として次のコースを 2016 年度認定対象研修コースとして申請中です。 [2016 年度弁理士継続研修の対象コース] 関 (申請中) 東 関 C C8A, C8B, C10, C11, D D1, D3, D6, D15 E E1, E7, E8A, E8B, C15 E8C 西 C8A, C8B, C8C, C10, D1, D3, D6, D15 東 C11, C15 C8, 海 C15 D15 E1 S S1 S1 W WA21, WW26, WU21 WW26, WU21 継続研修の申請及び単位の取得について 継続研修の申請は、受講申込時にお申込ください。研修会予約メニューより対象コースを選択されますと、 「受講者情報欄」-「弁理士番号」が入力可能となりますので、ご入力の上、お申込ください。 弁理士番号をご入力なく申込を完了した研修会については、継続研修の対象となりません。 申込締切日経過後の申請は、お受けすることができません。 研修会申込時に申請がない場合は、継続研修としての単位を取得することはできません。 ●単位の取得について 講義終了後受付にて、受講証明書をお渡しします。受講証明書を受領後、日本弁理士会へ所定の手続を行 うことで単位が取得できます。なお、次の場合は受講証明書をお渡しできないため、単位を取得することが できません。 ① 研修会申込時に申請がない場合。 ② 15 分以上の遅刻をした場合。公共交通機関等の遅延等、自己の行為に起因しない理由であっても同 様となります。 ③ 中座・早退した場合。 ④ 講義終了時に受講証明書を受領しなかった場合。後日配布はできませんのでご注意ください。 - 176 - 7.受講に当たっての注意事項 (1) 受講票の確認および持参 お手元に届いた受講票にて事前に研修会場・日程等を十分にご確認ください。 研修会には、毎回必ず受講票を持参し、受付を済ませてください。 (2) 研修会の開催時間 開催時間は、原則として、終日は 9 時 30 分より 16 時 30 分まで、午前は 9 時 30 分より 12 時 30 分 まで、午後は 13 時 30 分より 16 時 30 分までです。詳細につきましては受講票をご確認ください。 (3) 開催日等の変更 やむを得ない事情により、開催日や会場、講師等を変更する場合がありますので、あらかじめご了 承ください。 受講票発行後の変更は、“協会ホームページ「研修」内”に掲載します。 (4) 参考資料の持参 講義に使用する法令集等の参考資料が必要な場合は、受講票にてご案内しますのでご持参ください。 案内が無い場合は、各自が必要に応じご持参ください。 (5) アンケート等への協力のお願い 研修内容をより充実させるために、アンケートをとる場合があります。積極的にご協力願います。 (6) 講義中の呼び出し 急用等での受講者への連絡が必要な場合は、会場の運営スタッフ(当協会の研修運営スタッフ(TES) または事務局人材育成グループ員、あるいは関西事務所員)にご連絡ください。休憩または昼休みの 開始前、講義終了時に、受講者にアナウンスします。 代理で受講される場合は、呼び出しに支障が生じないように、受付に代理の方のお名前をお伝えく ださい。 研修会場への連絡先は、P.179 の“研修会場一覧”をご覧ください。 (7) パソコン・IC レコーダー・携帯電話等、電子機器類の使用 研修時間中のパソコン・IC レコーダー・携帯電話等、電子機器類の使用は他の受講者への影響や著 作権法の関係から禁止します。 (8) 不測事態時の対応について 研修会実施中において、万一の急病や事故発生に際しては、会員とご連絡をとりながら可能な限り の態勢で臨みますが、当協会としては対応に限度があり、特に法的、金銭的補償などについては、無 力でありますのでご承知おきください。 (9) 台風等暴風時の研修開催の取り扱い 「8.台風等暴風時の研修開催の取り扱い」に示す基準の通り対処します。 (10)研修コースの運営担当者 研修コースの運営は、それぞれ研修コース担当の運営スタッフが行います。研修会場におりますの で、不明なことは遠慮なくお尋ねください。 また、緊急時等で運営スタッフから指示、協力依頼があった場合は、宜しくご協力くださるようお 願いいたします。 - 177 - 8.台風等暴風時の研修会開催の取り扱い 次の基準で、開催か中止を決定します。この基準に従って各自でご対応ください。 1.午前開始の場合は 6 時 30 分~8 時 30 分、午後開始の場合は 10 時 30 分~12 時 30 分の間に「開 催場所の属する地域」に気象庁から「暴風警報」が発令されている場合は、講義を中止としま す。その後警報が解除されても講義中止に変更はございません。 ※気象警報・注意報等は以下気象庁ホームページよりご確認ください。 http://www.jma.go.jp/jp/warn/ 2.上記1.以後(研修時間中も含む)に「暴風警報」が発令された場合は、状況により講義を中止 する場合があります。会場にて研修運営スタッフよりアナウンス致しますので、その指示に従っ てください。 3.中止になった講義の振替日時については、後日協会ホームページに掲載いたします。 問合せ先(受付時間 9:00 ~ 17:00) (関東)人材育成グループ :03(5205)3437 (関西・東海)関西事務所 :06(6341)3900 - 178 - 9.研修会場一覧 研修で使用する予定の会場は、下記の通りです。 研修会場へのアクセスは“協会ホームページ「研修」内”の「会場案内」をご覧ください。 <関東> 会 場 所 在 地 当日の連絡先 第一生命ホール 東京都中央区晴海 1-8-9 03-3532-3535 ニッショーホール 東京都港区虎ノ門 2-9-16 03-3503-1486 家の光会館 東京都新宿区市谷船河原町 11 03-3260-4791 飯田橋レインボービル 東京都新宿区市谷船河原町 11 03-3260-4791 科学技術館 サイエンスホール 東京都千代田区北の丸公園 2-1 03-3212-8448 コクヨホール 東京都港区港南 1-8-35 03-3474-6092 ベルサール神田 東京都千代田区神田美土代町 7 03-5281-3053 ベルサール九段 東京都千代田区九段北 1-8-10 03-3346-1396 東京都中央区八重洲 1-3-7 八重洲ファーストフィナンシャルビル 東京都千代田区大手町 2-6-1 朝日生命大手町ビル 18 階 ベルサール八重洲 日本知的財産協会 03-3548-3770 03-5205-3437 <関西> 会 地 当日の連絡先 新梅田研修センター 大阪市福島区福島 6-22-21 06-4796-3371 大阪科学技術センター 大阪市西区靭本町 1-8-4 06-6443-5324 OMMビル 大阪市中央区大手町 1-7-31 06-6943-2020 天満研修センター 大阪市北区錦町 2-21 06-6354-1927 大阪市北区堂島 1-6-20 堂島アバンザ 6 階 06-6341-3900 日本知的財産協会 場 関西事務所 所 在 <東海> 会 場 所 在 地 当日の連絡先 安保ホール 名古屋市中村区名駅 3-15-9 052-561-9831 愛知県産業労働センター (WINC あいち) 名古屋市中村区名駅 4-4-38 052-571-6131 - 179 - (送付方法は、郵送、FAX(関東:03-5205-3391、関西・東海:06-6341-1118)、 E-Mail([email protected])のいずれか) (電子フォームは、協会ホームページの「研修」>「研修会のご案内」>「各種フォーム」) 依頼書送付先: □ 関東地区開催コースの場合 → 日本知的財産協会 人材育成グループ御中 □ 関西・東海地区開催コースの場合 → 日本知的財産協会 関西事務所御中 研修テキスト送付依頼書 下記の研修会を欠席したため、使用したテキストを送付くださるようお願いいたします。 依頼日: 20 年 月 日 依頼者:(下記の表にご記入下さい。) コース番号 地区 関東・関西・東海 受講番号 テキストが必要な 講義日 受講者名 講師名 受講者電話番号 〒 送付先住所 会社(事務所)名 事業所/部署名 ※ “コース番号”は、例えば“A”や“C8A”のように、コース名の先頭についている 英数文字を指します。 ※ 全日程終了後に、着払いにての送付となります。 (全日程終了前の開催期間中は、会場にてお受け取り下さい。) キリトリ (知財協使用欄) 知財協 → 依頼者 様 日本知的財産協会 人材育成グループ <テキスト送付状> ご依頼のあった コーステキストを、同封してお送りいたします。 送付者 - 180 -
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