平成26年度 恵み野商店街活性化活動通信 №.11

平成26年度 恵み野商店街活性化活動通信 №.11
平成26年度恵み野商店会が(一社)北海道まちづくり協議会(以下、
「北まち」と言います。)の賛助
会員として入会しました。
昨年度に引き続き、北まちの街の中心地区活性化研究会と平成 26 年9月以来に恵み野商店会の方々
と意見交換を行いましたので、その概要をお伝えいたします。
第 11 回
恵み野商店街活性化意見交換会
開催日:平成27年3月17日(火)19:00~21:00
場 所:恵庭リサーチビジネスパーク
参加者:恵み野商店会(7名) 恵庭市(1名) 北まち(7名)
意見交換会のテーマ
○商店会今年度の活動状況等の報告と今後の取組みについて
主な内容
今年 2 回目となる恵み野商店会との意見交
換会は、平成26年度の活動について状況の
確認と商店街としての今後の取組みについて
意見交換を行いました。
恵み野商店会は平成26年度の主な活動と
して恵庭市による駐車帯の整備と花壇整備に
よるハード事業と商店街マップやマップと連
動するスマホサイトの作成、新たなイベント
(ハロウィンイベント)への取組みなどのソ
フト事業を展開してきました。なお、花壇整
備やマップやスマホサイトなどについては、
商店会としては初めて経済産業省の補助金を活用させていただきました。
始めに商店会から今年度の活動や変化があった点についてお話を伺いました。
商店会からは以下のような報告がありました。
○マップ作成に関して
・マップメンバーのやりたいこと、イメージを伝えるのが大変だった。
・マップメンバーは、最初は受け身だったが、積極的に関わるようになり意識に変化が現れた。
・実際にマップが大変好評で、恵み野商店会全店舗をはじめ、恵みの町内会の全戸、恵み野の小中学校
の、合わせて 1 万部ほど配布した。
・マップは手書き風であったかい雰囲気があるので、来店者が手にとってくれる。
・中身を読んでおもしろかったから、他の人にもマップを渡したいと言ってくれる人もいた。
・マップ配布後、リスボンではランチタイム満席の状態が続いており、きゃろっとも売上げが去年を大
きく上回り、新規顧客が倍になるなど、目に見えて効果が出ている。
・20 年来入店したことがなかった方が、マップのコラムを読んで来店してくれて、商店街と顧客とを
つなぐツールになっていると思う。
○イベントについて
・今までは商店会の予算の中でイベントを実施していたので、今回補助金の使い方を学ぶことができた。
・イベントも補助金のお陰で少し財源に余裕ができ、キャンドルナイトは内容を拡充したことにより、
島松など周辺地域からの参加者も多く見られた。
・ハロウィンイベントは今までやすらぎストリートだけで行っていたが、今回は補助を使うことですべ
ての通りで行うことができ、300 人ほどの子どもたちが参加し、大変賑わった。
○補助金活用など活動全体を通して
・補助金有りきでは商店がダメになるので、どうしても必要なときに補助金を使うべきだと思う。
・完成して終わりではなく、これからどう活用するかが大事だと思う。
・恵み野駅西口に大型スーパーができるので、恵み野商店街は今が正念場であり、今回の補助金の活動
でひとつ対向策ができたのではないかと思う。
○今後の取組みについて
・マップにクーポンがついてなくても、文字が多くても読んでもらえることがわかったので、今後マ
ップをつくるときには参考にしたい。
・スマホサイトの運営方法、更新方法については、今後ワークスタジオでマニュアルを作り各店舗に
配布する予定である。
・自分たちの身の丈に合ったかたちで活動を継続・実施していきたい。
・商店会の若い人が積極的に企画し、先代が協力する体制ができればよい。
・学校の子供達が放課後商店街に遊びに来るようなまちの在り方が理想。
・広くなった花壇のスペースを活用しビアガーデンを開催したい。長沼町の「夕やけ市」のような飲
食店でなくても、気軽に出店できる企画にして、商店会に利益還元できるような仕組みをつくりた
い。
・商店会のイベントだけではなく個店でも店舗前でイベントをやりたいが、日程調整や備品管理など
詳しい状況がわからない。
北まちからは課題や今後の取組みついて以下のような意見が出されました。
・マップとスマホが連動している点も宣伝して欲しい。
・マップはすぐに更新できないが、スマホサイトは随時情報更新できるので、商店街の状況に応じた
更新に加え、新たな活用方法も考えていく必要がある。
・スマホサイトの各個店のページには 3 枚まで写真を掲載できるので、花の写真や見頃情報を掲載す
ると効果的だと考える。
・マップ、スマホサイトは商店会の会員加入に役立てるなど運営資金の捻出も考えるべきである。
・自分たちの手で運営していくという意識が薄い商店主もいたので、意識の共有が必要だと思う。
・イベントの情報共有方法として、まずは商店会の年間行事表を作成するとよい。
・イベントの予定を把握すると計画的に準備できる。集客のために、イベントの事前予告は行うべき。
・補助金は基本的にはイニシャルコストであること、継続していくためのランニングコストは自分た
ちで捻出しなければならないことを理解してほしい。
・これからの商店会での取組みにおいては、会費に頼らず、商店会が自立して資金を稼ぎ、活動を行
って欲しい。
・取組みや、その情報共有について、中心メンバーだけで背負うのではなく、他に働いてくれる人材
を育てる事が重要。
・課題は話してみないと出てこないので、商店会会員の情報共有の場を設けて欲しい。
発行:恵み野商店会
事務局:恵庭市恵み野西6-21-5ベーカリーハウス ピーコック内
本紙や意見交換会の会議録、平成24年度の成果品(報告書・資料等)などは、以下の URL からダ
ウンロードできます。
http://kitamachi.org/megumino/wp/