平成24年度 区部周辺部環状公共交通 に係る調査 報告 平成25 年7月2 澄蕊 ー - = 弁荻 砦 〈 ミ 区部畷清水 ? 上野 窒 毒造 睡蔚= 詠 r・ 荻窪 ユ 1 I 一 ール如 一 へ Y 鐸鍾麓 才き』」 匙恋 i戯 千露台 季 熱 繕 罫之粛 ご 入 、 国 一 一 一 一 一 一 、 ∼ ̅ 謙 戸いざ. --qy^一 $・トーーーf 期 細 い , 職 溌頚 新末埋 南 西 '&品ル 品川言 二 /一 一 品 満 の■ 尾山台 翌 顧 布 武蔵小 武蔵小キ 呼蔵●杉 、-コ ノ 一 戸 = 、 戸"̅ア 戸へ-/7 / / 1 一 一 一 = 、鋤/ 区部周辺部環状公共交通 1Jノロ』人望ユロpJ示可ノミエミラ *以降「区部環状線」と示す *以降「区部環状線」と 1.調査の経緯 平成12年 運輸政策審議会答申第18号 「今後整備について検討すべき路線」に位置付け 平成13.14年度 地下鉄の導入可能性の検討 平成15.16年度 地上系交通システムの導入可能性の検霊 平成17.18年度 地下鉄、地上系交通システムの比較検毒 平成19.20年度 地下鉄整備における段階的整備、優先着工区借 の検討 平成21年度 地下鉄整備における急行運転の検討 平成22年震 地下鉄整備における需要喚起策、コスト縮減策 の検討、収支採算性の検討 平成23年度 他路線への接続等の課題の整理 事業主体の検討、事業の採算性向上に係る検討 2 2平成23年度調査の課題 (1)地下鉄整備の検討の深度化 施設計画や需要予測の深度化、建設費の精査等を行い、 地下鉄整備における課題の解決に向けた検討が必要 (2)建設費の縮減に向けた検討 技術開発などを見据えた輸送システムを導入した場合の コスト縮減の可能性の検討が必要 3 3平成24年度調査の項巨 、 (1)地下鉄整備における調査。検討 ○計画路線、車両システム等の整理 ○駅構造や線形等の検討の深度化 [ ○概算建設費の算定、コスト縮減効果の把握 ノ / (2)「スマート・リニアメトロ」の導入による調査・検討 三 一 二 へ ○スマート・リニアメトロとは ○基本仕様他軌道系交通システムとの比較 ○運行計画、施設計画の整理検討 ○スマート・リニアメトロの特性による駅部構造検討 、○概算建設費の算出やコスト縮減効果の把握 _/ 4 4.地下鉄整備における調査・検討 4 1 計 画 路 線 、 車 両 シス テム 等 の 整 理 (1)計画路線(検討区間と輸送需要量) 一 区部環状線の東急多摩川線接続箇所 区部環状線路線図 _塞埜室塗 多摩川駅北側 駅数|延長(H23) 区間 西臨海公園∼ 田園調布 ピーク時最大断面輸送量 (平成23年度調査) 4 2 6 0 . 2 k m ¦エイトライナー区間 東急多摩川線への接続箇肩一 東急線田園調布駅∼多摩川駅間の連絡線 メトロセブン区間 卜 I 13.690人/時 7,280人/時 5 (2)車両システム(低コスト断面標準地下鉄) ・東急多摩川線との直通運転を前提とし、車両は多摩川線と同規格 ・トンネル断面の車両からの離隔をリニアメトロ(大江戸線)並に縮ノI 在来地下勢 (半蔵門線〉 リニアメトロ (大江戸線) 低コスト断面 煙進髄下維 単線シールド 断面図 (シールド外径; 6.5 m 5.3 m シールド 掘削断面積比 1 0 0 (33.18㎡ 6 6 (22.06㎡ 6 (3)運行計画等 縛 ¦ 綴区㈲ 1 ' 2本/時(5分間隔) A運行(全区間蛍 12本/時(5分間隔 臨海公園 1列車は3両編成と設定 蕊 区 間 車両数|¦車両基地規模 |工イトライナー区間 43編成129両約3.6 ha メトロセブン区間 22編成66両約2.4 ha 車両数計 65編成195両 了 42駅構造や線形等の検討の深度化 (1)標準駅の検討 ・開肖Ij構造の駅部のコンパクト化 ・既往調査を参考に駅規模縮小化を検討 (2)路線延長、線形計画の検討 ・検討ルートの延長及び駅間距離 路 線 延 一 盾 図 今年度調査 長 過年度調査 西 臨 海 公 園 ∼ 赤 羽 2 8 . 828.k8km m 29.4km エ イ ト ラ イ ナ ー 赤 羽 ∼ 田 園 調 布 3 0 . 930. k9km m 30.8km 区 部 環 状 計 60.2km メトロセブン 西 臨 海 公 園 ∼ 田 園 調 布 5 9 . 7 k m *区部環状線田園調布駅から東急多摩川線乗入れ連絡線による田園調布駅∼多摩川駅の延長は; 1.0 km *過年度の平面図は紙ベースの1/25,000地形図を基にしている。 今年度は東京都1/2,500地形図電子データを基にした平面図作成により、 西臨海公園駅∼田園調布駅間の路線延長は過年度の60.2kmから今回は59.7kmになった。 8 4. 3概算建設費の算定、コスト縮減効果の把握 区部環状線概算建設費(低コスト断面標準地下鉄、 鰹 種 用 土 地 木 別 費 費 建譜警(億円) 平成23年度 4 0 0 西臨海公園∼田園調布〉 減 円 増減の主な理由 5 1 5 115 変電所用地費の計上 シールド延長の縮減 今 ¦回調査 駅間部 3,381 3 , 3 1 5 66 駅部 3,417 2 , 1 6 2 1,255 6,798 5,477 1 , 3 2 1 8 1 0 6 8 7 123 2,73- 4 ; 1,330 21- 車両基地費 その他(建築、軌道、電気、車両 設計費、総係費、消費税等 2,772 1,541 駅開削部規模の縮減 車両数の減少 駅建築面積の縮減 -1,58 1 2 , 3 2 1 10,740 総 計 *建設費には田園調布駅から多摩川線までの連絡線工事費を含む H23調査結果に比べ1,581億円(約13%)縮減 9 5「スマート・リニアメトロ」の導入による調査・検討 5.1スマート・リニアメトロとは ヱ テニ 麹 ・操舵台車やリニアモーター→急曲線や急勾配の円滑な走行が可能 ・低床小型車両の活用→関係施設を縮小化 ★フレキシブルで高速性を発揮できる路線・運行計画が可能 10 5.2基本仕様他の軌道系交通システムとの比較 、、J,鮪屋¦リニアメトロ¦篭茎繍¦在来地下鉄 、卜断 地下 在来地下鉄 一 外観イメージ (写真等の例? (JSA試験線、JSAnンフレット) 車両の長さ 倍 (長堀錘見緑地線) 16m 12 m (都営新宿線) 20 m 車両の幅 2.8 m 2.5 m 単線シールド断面 (シールド外径> 5.3 m 最小曲線半径70 m 100 m 1 1 スマート・リニアメトロ 最急勾配 コスト断面 I準地下鉄 ¦リニアメトロ11麓騨¦在来地下鉄 リニアメトロ 35%0 60%0 リニアモーター駆動 (車両のリニアモーターと地上のリアクショ ンプレート間の推力による駆動) 駆動方式 台 車 リンク式操舵台車 (曲線部の高速化、騒音 やレール磨耗軽減) リアクショ彦 プレート ギャップ9 mm、 リニアモーターの高効率化 その他の 特徴 在来地下鉄 回転モーター駆動 (車輪とレールの摩擦力による 駆動 車軸固定台車 ギャップ 12 mm ・需要に応じた2両今4両 等の自動解結運転 ・最小運転間隔90秒 一 可 一 (1分30秒) ・ドライバーレス運転による 省力化・合理化 12 5. 3運行計画、施設計画の整理検討 (1)スマートリニアメトロを活用した調査の前提条件 ①全線地下 ②駅数(42駅〉 ③多摩川線へ直通可能と仮定 低コスト標準地下鉄と同一条件 <理由>コストの比較をするため ー (2)スマート・リニアメトロの輸送力、編成長 編成のタイプ 1 2 m Mi 定 員 150%輸送力 定 雲 憲畠 )川人44 '人 》 旧 一 1時間あたりの輸送力 6 (150呪) 90秒間隔 120秒間隔 16,560人/時12,420人/時 罰標準駅は、列車長50mとして検討 園 三 噸 》程 一 亜岸 や 一 { 8 12m = 『 = 雨 や ニ リ 麺 1 岬 一 一 回 仰 卯 一 一 一 叩 一 四 国 抑一 》一 討 叩 一 一 0 》 1 3 画 一 一 ・A鰹一 -.J.=ー 一 ワ ー 廼 一 = L 穂 二 A型 12m 利車編成長49.8 rr 13 (3)運行計画等 ①運行系統及び本数(ピーク時) A運行(全区間〕 20本/時(3分間隔 臨海公園 エイトライナー区間 車両数 60編成240両 メ 口セブン区 闇 30編成120両 車 両識計 90編成360両 区 間 ¦車両基地規模、 約3.9 ha 約2.5 ha 【 1 4 5.4スマート・リニアメトロの特性による 駅部の構造検討 識 六町 閥萌園 懲爵7湾 , 江北睦橿、中央本町 陸櫓 へ 新田 田 青辰̅=歪 討浮 、̅I - - - へ Ⅵ 、 、 - 弁荻 、、 区部頂清水 『 涯 勇 蕊 窪 - 4昌: 竿 嘩 ム ー ー 難 津蕊〃轍 豊 ri、ミ 8駅(●)の縦断線形を見直し =駅を浅くできる △ ミ岩凋 上野 一 一 一 一 一 一 一 一一一 西 南 <蕪懲 /宇 j L一 7 西 蓮西醒海公 田圃 布 多 感 A l 武職小膳 〆 ク 、 ー 、 声へ∼/〆冒 1 5 ・急勾配を活用した縦断線形の見直し例 駅部の深さを1 m浅くすることで、平均1.4億円の土木費縮減 メトロセブン区間亀有駅 エイトライナー区間尾山台駅 露が = 1 一 一 = L 一 一 三 一 . . 一一 》 〃 = 一 三 ' 必輪 ー 一 ー 一 訳を6m浅くできる = = 崎.』 も ー 守 一 旦 旦 且 I 一 一 一 = = 一 一 一 = 一 一 一 二 0.7輪 I - -U羊妻= = = ー … 二 =誌 肇 『 室蕎 国 庁 一 斗 一 = 萎全== 一 一 か つ 雪 山 守 寺 | 守 一 鋤 。 一 一 壱 堂 一 今 一 つ マ 零 ② 一 》 一 。 。 一 色 ご 《 。 ○ 一 一 一 二 -号。 16 5 5概算建設費の算定及び コ ス ト 縮 減 効 果 の 把 握 区部環状線概算建設費(スマート・リニアメトロ、 西臨海公園∼田園調布〉 擬 建霞費(億円) 種 別 低コスト断面 標 準地 下 E スマート リニアメトロ 増減 (億円》 刀 シールド断面縮小 醍 駅開肖1部規模の縮減 駅間部 3,315 2,638 6 駅部 2 , 1 6 2 2,076 5,477 4,714 7 軌道費 2 9 3 3 5 4 車両費 2 7 3 4 3 2 車両基地費 6 8 7 7 4 0 その他(用地、建築、電気) 2,680 2,671 設計費、総係費、消費税等 1,330 1,257 10,740 1 0 , 1 6 8 土木費 総合計 増減の主な理由 鯛 6『 5: : 5g 黒 勺9 3 毛葬 1 リアクションプレート設置 車両数の増(単価縮減) 車両数の増(車両寸法縮小〉 *建設費には田園調布駅から多摩川線までの連絡線工事費を含甜 低コスト断面標準地下鉄より約600億円(約5%)縮減 H23調査結果に比べ2.150億円(約13%)の縮減 1 7 6平成24年度調査のまとめ 西臨海公園∼田園調布間(59.7kin、42駅)の建設費 区 分 概算建設費(比率) 縮減額とその理由 平成23年度調査12,321億円(100) 10,740億円(87)平成23年度調査に対して-1,581億円 ①低コスト断面 標準地下鉄 *建設費縮減は開肖!lj駅規模の再検討による効果が大きい 駅部土木工事費(約-1,250億円) 川8億円(")掌譲 鱈筆患L言三瀧胃 ②スマート リニアメトロ *システムの特I性を最大限に活かせば、更なる縮減の可能性あり *建設費には田園調布駅から多摩川線までの連絡線工事費を含む 1 8 7.今後の対応 (1)技術開発を見据えた 輸送システムを導入した整備検討の深度化 スマート・リニアメトロの特性を活かしたコスト縮減の可能性につ いて検討を行う。 (2)過年度調査結果の確認及び整理 次期交通政策審議会答申をにらみ、これまでの調査成果を改め て確認し、整理を行う。 19
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