セクハラ労災 行 政 訴 訟報告集会 6 29 ▶ パネリスト 月 日(月) 淺野高宏 2015 年 18:30 ∼ 東京都文京区春日1-16-21 文京シビックセンター 文京区立アカデミー文京 地下 1 階 学習室 戒能民江さん:お茶の水女子大学 名誉教授 さん:弁護士(ユナイテッド・コモンズ法律事務所) 佐藤 香 :セクハラ労災行政訴訟原告、 パープル・ユニオン執行委員長 職場でセクハラ被害に遭い、精神障害を発病しても労災の壁は厚かった。 平成 22 年 1 月、日本で初めて「セクハラ労災不支給決定取消し訴訟」が提起された。 平成 23 年 2 月に精神障害の労災認定の基準に関する専門検討会の元に「セクシュアルハラスメント事案に かかわる分科会」が設置され、同年 12 月、セクハラ労災の新たな認定基準が出された。 しかし、職場のセクハラ被害の実態は、運用面にまでは届かなかった。 原告は、労災申請をしてから労災認定されるまでに4 年間。安心して療養できる機会を奪われ、生活を維持す るために短期間のアルバイトをせざるを得なかった。平成22年の行政訴訟で労災は認められたものの、短期 間のアルバイトを行ったことで就労可能だと判断され、休業補償は一部のみ給付すると判断された。 労災認定がされない間、原告は、どのように命を繋げたら良かったのだろうか。労災 の役割とは何か。原告は、平成 24 年 4 月、「労働者災害補償保険不支給決定の変 更決定取消し訴訟」を提起した。 なかなか理解されないセクハラ被害者の精神的後遺症と労災の運用のあり方を訴え 続けた。そして、平成 27 年 3 月 6 日、原告の訴えが認められ、請求した全期間の 休業補償給付が決定。画期的な勝利判決となった。 主催:パープル・ユニオン 問合せ先:03‐5689‐7040 プログラム 18:30 ∼開会 18:35 ∼原告からの報告 18:45 ∼パネルディスカッション「セクハラ労災行政訴訟の意義と課題」 パネリスト 戒能民江さん:お茶の水女子大学 名誉教授 淺野高宏さん :弁護士(ユナイテッド・コモンズ法律事務所) 佐藤 香 :セクハラ労災行政訴訟原告、 パープル・ユニオン執行委員長 20:15 ∼会場発言 20:45 ∼閉会 パネリスト 戒能民江さん お茶の水女子大学 名誉教授 淺野高宏さん 弁護士(ユナイテッド・コモンズ法律事務所) 北海学園大学法学部准教授。 専門:ジェンダー法学 NPO法人・職場の権利教育ネットワーク理事。 厚生労働省「精神障害の労災認定基準専門検 著作:「就業規則の最低基準効と労働条件変更 討会 セクハラ事案分科会」委員、厚生労働省 「婦人保護事業等の課題検討会」座長、等多数 (賃金減額)の問題について」『経営と労働法 務の理論と実務』、「労働時間の文書による適 著書:『ドメスティック・バイオレンス』不磨書 正管理」日本労働法学会誌 110 号、判例評釈「セ ム法学』( 共著 ) 明石書店 2004 年、『危機をの 判例評釈「杉本商事事件」速報判例解説 vol 3、 房 2002 年 < 山川菊栄賞受賞 >、 『フェミニズ ントラル・パーク事件」季刊労働法 220 号、 (法律文化社) (共著・ りこえる女たち−DV法10 年、 支援の新地平へ』 『変貌する労働時間法理』 編者)など。 (編著)信山社 2013 年、等多数 アクセス 参加費:500 円 文京区立アカデミー文京 地下 1 階 学習室 東京都文京区春日1-16-21 文京シビックセンター ○東京メトロ後楽園駅・丸の内線(4 a・5 番出口) 南北線( 5番出口)徒歩 1 分 ○都営地下鉄春日駅三田線・大江戸線(文京 シビックセンター連絡口)徒歩 1 分 ○JR 総武線水道橋駅(東口)徒歩 9 分 主催:パープル・ユニオン 問合せ先:03‐5689‐7040
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