平成27年度 東日本大震災復興研究等助成

公益信託
平成27年度
下水道振興基金
東日本大震災復興研究等助成要項(再募集)
1.助成の趣旨
公益信託下水道振興基金は、公益社団法人日本下水道協会の30周年記念事業として
将来の下水道事業の振興を図るため、みずほ信託銀行を受託者として設定されました。
この基金は、下水道に関する研究を行う研究及び研究団体に対して助成を行い、もっ
て環境保全に資する調査研究や学術交流が促進されることを目的としています。
平成23年3月11日に発生した東日本大震災は、東北地方と関東地方の太平洋沿岸
部に壊滅的な被害をもたらしました。
下水道施設についても、東北から関東地方にかけ、広範囲で大きな被害が発生しまし
た。国をあげて、下水道施設の復旧を進めていますが、下水道事業は地域の復興に不可
欠な事業であり、今後とも継続的な事業実施と人材育成が必要となります。さらに、今
後は下水道施設の老朽化が進行するとともに、大地震が再び発生することも予想されて
おり、地震・津波等に強い下水道施設の整備を進めることが国民から求められています。
このため、公益信託下水道振興基金では、積水化学工業(株)からの寄付を基に、平
成25年度から、東日本大震災復興に役立つ調査研究等に関する助成を行っています。
2.助成対象調査研究等
調査研究
①
復興方策研究
東日本大震災により被災し、未だ復興がなされていない地域の下水道施設について
の復興方策の調査研究
②
大震災対応研究
今後の大震災に対応するための助成の趣旨に沿った調査研究
(詳しくは別添資料「助成対象調査研究テーマの基本的な考え方」をご覧下さい。)
3.応募資格者
復興方策研究および大震災対応研究においては、応募者は個人または研究グループ
(公共団体を含む)とし、応募者の所属や資格は問いませんが、本人の所属する機関の
承諾が得られている人とします。
研究代表者は、当該研究組織を代表し、その中心となって研究のとりまとめを行い、
研究助成金の管理および報告事務等を含めて、研究計画の推進に責任を持ちうる方で、
原則45歳未満の方とします(共同研究者からは、申請に先立ち必ず当該研究への参加
の承諾を得ておいてください)。
1
4.助成金の金額と期間
(1)復興方策研究および大震災対応研究助成金総額
500万円程度とします。(申請件
数、額により総額の内から一部を助成します。)
(平成26年度は、3件について、50万円から100万円の助成を行いました。)
(2)助成期間は、原則として助成金給付日より1年間とします。
(3)ただし、継続助成を希望される方は、毎年申請書の研究内容欄に前年度までの研究進
捗状況も記入のうえ、申請書を提出していただき、そのつど審査の対象とします。
なお、その継続研究に対する助成期間は最長3年を限度とします。
5.助成金の使途
復興方策研究および大震災対応研究については、調査研究に関係した費用であれば、
機材費、会場費、消耗品費、旅費、謝礼金等を含め、その内容を問いません。ただし、
人件費は認めません。
6.助成金の返戻
申請研究が中止または継続不能となった場合は、助成金の全部または残りを返戻して
いただきます。
7.報告の義務
復興方策研究および大震災対応研究助成金を受けた研究者または研究団体は、助成期
間終了後、3ヶ月以内に研究報告書及び研究結果概要並びに会計報告書を提出していた
だきます。なお、当該研究報告書及び研究結果概要については、下水道協会誌等におい
て公開いたしますので、あらかじめご了承下さい。
8.選考方法及び通知
学識経験者からなる運営委員会において厳正に審査・選定いたします。
また、その結果は、文書でご通知いたします。
9.選考に当たっての勘案事項
(1)本基金が助成するにふさわしい調査研究
東日本大震災による下水道の復興に資する調査研究であること。
(2)研究遂行能力
調査研究目的に照らして調査研究の計画・体制がしっかりしていて、かつ調査研究
者の意欲・能力も高く、高水準の研究成果が期待できること。
(3)経費の合理性
研究目的並びに研究計画に照らして、経費の見積が合理的かつ適正であること。
2
10.応募方法
(1)所定の申請書に必要事項を記入し、捺印の上、事務局宛て書留でお送り下さい。
なお、提出された申請書は、返却いたしません。申請書は、下水道協会HPをご覧
下さい。
(2)申請書提出にあたっての留意事項
申請書は、助成対象の選定に当たっての審査資料となりますので、研究計画の作成
にあたっては、変更の生じることのないよう十分検討の上、作成願います。
11.応募締切日
調査研究
①
復興方策研究 及び ② 大震災対応研究
平成27年10月31日
12.助成金交付
調査研究
①
復興方策研究 及び ② 大震災対応研究
平成27年11月~12月を目途
13.申請書の送付先
〒103-8670 東京都中央区八重洲1-2-1
みずほ信託銀行 信託総合営業第五部
電話:03-3274-9177
FAX :03-3274-9302
14.問 合 先
・調査研究等課題ならびに助成使途に関すること
〒101-0047 東京都千代田区内神田2-10-12 内神田すいすいビル
公益社団法人 日本下水道協会 総務課
電話:03-6206-0251
FAX :03-6206-0265
・申請一般・報告に関すること
〒103-8670 東京都中央区八重洲1-2-1
みずほ信託銀行 信託総合営業第五部
電話:03-3274-9177
FAX :03-3274-9302
3
助成対象研究テーマの基本的な考え方
下水道事業における地震・津波対策に関する研究
平成23年3月11日に発生した東日本大震災において、東北地方から関東地方
にかけ、広範囲で被害が発生し、特に、東北地方太平洋沿岸部に立地する下水
処理場が津波により甚大な被害を受けるともに、東京湾沿岸部の埋立地域等で
地盤の液状化により管渠が大きな被害を受けた。被災地においては、復旧・復
興に向けた取り組みがなされているところであるが、現在、地震に伴い地盤沈
下が生じた臨海地域、福島県内の警戒区域等においては、未だ本格的な復旧・
復興が行われているとは言い難い状況である。
わが国は環太平洋地震帯に位置し、地殻変動が激しく地震活動が活発であり、
東北地方のみならず、全国的に、首都直下、東海、東南海・南海地震等の地震
の発生が予想されているが、災害時においても、トイレ機能の喪失、都市内の
汚水の滞留・浸水被害の発生、公共用水域の水質汚濁、更には下水管の損傷に
起因する交通機能の阻害の防止等を行うために、下水道として、地震・津波対
策を実施することが求められている。具体的には、下水道施設の耐震化を図る
「防災」、被災を想定して被害の最小化を図る「減災」を組み合わせた総合的
かつ効率的な対策が必要である。
このような観点から、東日本大震災の被災地における下水道施設の復旧・復
興、さらには、今後発生が想定される大震災時における下水道機能の確保に資
する、下記のような研究に対して助成を行う。
記
○効率的な管路(性能)の点検・調査手法及び診断手法
○被災時における迅速な下水処理場の簡易処理方法(水準アップを含む)
○放射能物質を含んだ下水汚泥の適切な処理・処分方法
○復興まちづくりにおける効率的・効果的な下水道整備(復旧を含む)手法
○既設マンホール及び管路の効率的な液状化対策(浮上防止等)
○地震・津波対策を踏まえた下水道BCP(事業継続計画)の効果的な構築手
法、及び効率的なBCM手法
4
お客さま各位
東京都中央区八重洲 1-2-1
みずほ信託銀行株式会社
お客さまの個人情報の取扱いに係る利用目的
みずほ信託銀行株式会社(以下、
「当行」といいます)は、お客さまの個人情報を下記の業務内容および
利用目的の達成に必要な範囲において取扱うこととし、その範囲を超えて取扱いはいたしません。
記
業務内容
○銀行業務(預金業務、為替業務、融資業務)、両替業務、外国為替業務、投信販売業務、保険募
集業務、金融商品仲介業務、社債業務等、法令等により銀行が営むことができる業務およびこれらに付
随する業務
○信託業務(金銭信託、金銭信託以外の金銭の信託、年金信託、団体信託、財形信託、公益信託、
特定贈与信託、証券信託、従業員持株信託、金銭債権信託、不動産信託、動産信託等)、併営業
務(信託契約代理業務、信託受益権売買等業務、証券代行業務、相続・遺言業務、会計の検査、
財産の取得・処分または貸借の代理事務、公社債もしくは株式の元利金または配当金支払の取扱い業
務、債権取立の代理事務、債務の履行、不動産の仲介、分譲、鑑定、管理等)等、法令等により信託
銀行が営むことができる業務およびこれらに付随する業務
○その他、当行が法令等により営むことができる業務およびこれらに付随する業務(今後取扱いが認められる
業務を含みます)
利用目的
当行、みずほフィナンシャルグループ各社(注)、当行の関連会社や提携会社の各種商品やサービス等に関
し、下記利用目的で利用致します。
○各種金融商品の口座開設等、金融商品、信託商品やサービス等の申込の受付のため
○法令等に基づくご本人さまの確認等や、金融商品、信託商品やサービス等をご利用いただく資格等の確
認のため
○預金取引や融資取引、信託取引、有価証券・金融商品取引等における期日管理等、継続的なお取
引における管理のため
○融資のお申込や継続的なご利用等に際しての判断のため
○適合性の原則等に照らした判断等、金融商品、信託商品やサービス等の提供にかかる妥当性の判断の
ため
○与信事業に際して個人情報を加盟する個人信用情報機関に提供する場合等、適切な業務の遂行に
必要な範囲で第三者に提供するため
○他の事業者等から個人情報の処理の全部または一部について委託された場合等において、委託された
当該業務を適切に遂行するため
○お客さまとの契約や法律等に基づく権利の行使や義務の履行のため
○市場調査やデータ分析等による金融商品、信託商品やサービス等の研究や開発のため
○ダイレクトメールの発送等、金融商品、信託商品やサービス等に関する各種ご提案やご案内のため
○提携会社等の商品やサービス等の各種ご提案やご案内のため
○各種お取引の解約やお取引解約後の事後管理のため
○各種リスクの把握および管理のため、その他お客さまとのお取引・ご契約(信託契約、委託契約等を含む)
を適切かつ円滑に履行するため
(注):株式会社みずほフィナンシャルグループならびに同社の有価証券報告書等に記載する連結子会社および持分法
適用関連会社をいいます。具体的な会社の名称等の最新の状況につきましては、株式会社みずほフィナンシャル
グループのホームページ(http://www.mizuho-fg.co.jp/)に掲示いたします。
なお、特定の個人情報の利用目的が法令等に基づき別途限定されている場合には、以下のとおり、当該利用目的以外での
取扱いはいたしません。
○銀行法施行規則等により、個人信用情報機関から提供を受けた資金需要者の借入金返済能力に関する情報は、資
金需要者の返済能力の調査以外の目的に利用・第三者提供いたしません。
○銀行法施行規則等により、人種、信条、門地、本籍地、保健医療または犯罪経歴についての情報等の特別の非公開
情報は、適切な業務運営その他の必要と認められる目的以外の目的に利用・第三者提供いたしません。
また、ダイレクトメールの発送等について中止を希望されるお客さまは、お取引のある当行本支店までお申し出ください。
共 510-260-00 利用目的(明示) 2013.10
10 ○