「猪狩信浩理事長年頭のご挨拶」

◆ 平成27年
年頭のご挨拶
「猪狩信浩理事長年頭のご挨拶」 平成 27 年 新年のご挨拶 NPO法人宮崎県防災士ネットワーク 理事長 猪狩信浩
新年明けましておめでとうございます。
防災士ネットワーク会員の皆様には、日頃より当ネットワーク活動には深いご理解とご協力を賜り厚く感謝
を申し上げます。
防災士制度の誕生の原点となる阪神淡路大震災の惨禍から本年の 1 月 17 日で 20 年を経過します。
あれから 20 年。全国的に大規模災害の増加と災害の種類の特異性が出現しています。
超高齢化社会の到来を含めた時代環境の変化とそれに伴う人々の意識の変化が今後の減災対策の方向
性を模索していくのかもしれません。
行政側の防災社会資本の充実には限界があり、それを補うものは「地域防災力」です。その地域防災力を
高める担い手となる人が防災士であると思います。
防災士の方々は、防災士を志した最初の理由や目的は各個人で様々であり、防災士取得後は地域、職
場、家庭やその他の場所においてそれぞれの立場で日頃から防災・減災活動にご尽力されていることに敬
意を表します。
その様々な場で防災力を高める活動を行う際に、十分な意識や知識・技能をさらに充実したものにするため
のスキルアップ研修を行い、また行政等の関係機関、他の防災士との連携を行うために当ネットワークの活
用があります。
平成 19 年に設立した当ネットワーも昨年はNPOとして組織変更を行い、さらなる組織の強化と県はもとより
各自治体との連携の強化に力を入れています。
本年は防災士個人の資質を高めて「頼りになる防災士」「信用ある防災士」さらに「活用される防災士」へ
と住民の期待に沿える防災士の役割を担って欲しいものです。
本年も宮崎県にとって災害の無い年になりますようご祈念を申し上げ、防災士の皆様の益々のご活躍を
ご期待いたします。
平成27年 年頭