競 技 の 条 件 1.ゴルフ規則 日本ゴルフ協会ゴルフ規則と各ゴルフ場のローカルルール、および本競技のローカルルールを適用する。 2.参加資格 競技者は競技規定に定められた資格要件を満たさなければならない。 3. 大会事務局の裁定 大会事務局は競技の条件を修正する権限を有し、すべての事柄についてこの事務局の裁定は最終である。 4.プレーの条件 18ホール・ストロークプレー 5.使用クラブの規格 『適合ドライバーヘッドリストの条件・ゴルフ規則付Ⅰ(c)1a』を適用する。(ゴルフ規則 174 ページ参照) 6.使用球の規格 『公認球リストの条件・ゴルフ規則付Ⅰ(c)1b』を適用する。(ゴルフ規則 175 ページ参照) 7.スタート時間 正当な事情がない場合、プレーヤーが自分のスタート時間から 5 分以内の遅刻はそのホールで2打罰を与える。 5分を超えた遅刻の罰は、競技失格となる。 8.不当の遅延 1 回目の警告 1 罰打、2 回目の警告は競技失格とする。 プレーヤーは不当に遅れることなく大会事務局がプレーのペースについてのガイドラインを決めているときは それに従ってプレーしなければならない。前の組と著しく間隔があいた場合、大会スタッフによりプレーのペー スを速めるよう警告をする。ハーフ終了時に前組より 1 ホール開けて前半 9 ホールを終了した組は休憩時間や昼 食時間を短縮するものとする。正当な理由が無く前組より 2 ホール以上開けた場合は競技失格とする。 9.プレーの中断と再開 (1)プレーの中断(落雷などの危険を伴わない気象状況)については、ゴルフ規則 6-8b、c、d に従って処置す ること。 (2)険悪な気象状況にあるため、大会事務局の決定によりプレー中断となった場合、同じ組の競技者全員がホ ールとホールの間にいた時は、各競技者は大会事務局よりプレー再開の指示がでるまでプレーを再開してはなら ない。1ホールのプレー途中であった時は、各競技者はすぐにプレーを中断しなければならず、そのあと、大会 事務局よりプレー再開の指示がでるまでプレーを再開してはならない。競技者がすぐにプレーを中断しなかった ときは、ゴルフ規則 33-7 に決められているような、罰を免除する正当な事情がなければ、その競技者は競技失 格とする。 (3)プレーの中断と再開の合図について 通常のプレーの中断:大会事務局を通じて競技者に連絡する。 険悪な気象状況による即時中断:本部より大会事務局を通じて競技者に連絡する。 再開の合図についても大会事務局を通じて競技者に連絡する。 10.練習 ホールとホールの間の練習禁止(規則7注2) 『付属規則Ⅰ(C)5b』 (ゴルフ規則 179 ページ参照) ホールとホールの間では、最後にプレーしたホールのパッティンググリーン上やその近くで練習ストロークをし てはならないし、球を転がすことによって最後にプレーしたホールのパッティンググリーン面をテストしてはな らない。この条件の違反の罰や処置は『ゴルフ付属規則Ⅰ(C)5b』を適用する。 また、ハーフターン待ち時間の「指定練習グリーン」におけるパッティング練習は認める。ハーフターン時の打 撃練習場及びアプローチ練習場の使用は不可。 11.移動 プレーヤーは、正規のラウンド中、常に歩いてラウンドしなければならない。ただし、乗用カート使用のコース においては、乗用カートの乗車及び運転を認める。 この競技の条件の違反の罰は、違反があった各ホールに対し、2 打。ただし、1 ラウンドにつき最高 4 打までと する。ホールとホールの間で違反があったときは、罰は次のホールに適用する。 12.順位の決定 (1)スクラッチ競技の順位の決定方法は、18 番ホールからのカウントバック方式により順位を決定する。決着がつかない 場合、年齢上位とする。 (2)ハンディキャップ競技の順位の決定方法は、グロススコアを上位とし順位を決定する。決着がつかない場合、18番 ホールからのカウントバック方式により決定する。 13.競技終了時点 大会事務局による成績発表がなされた時点をもって終了したものとみなす。 14.競技の短縮 大会事務局は、コースの状況により適正なるプレーが不可能と判断した時、プレーの条件に定めてあるラウンド 数を短縮することができる。 ロ ー カ ル ル ー ル 1.アウトオブバウンズ(規則27-1) アウトオブバウンズの境界は白杭をもって標示する。 2.ラテラル・ウォーターハザード(規則26) ラテラル・ウォーターハザードは、赤杭又は赤線をもってその限界を標示する。線と杭が併用されている場合は 線がその限界を標示する。 3. 修理地(規則25-1) 修理地は青杭を立て、白線をもってその限界を標示する。 4. 動かせない障害物(規則24-2) (a)排水溝 (b)人工の表面を持つ道路に接した排水溝(その道路の一部とみなす)は動かせない障害物とし、これらの障 害物の上に球がある場合、又はプレーヤーの意図するスイングの妨げになる場合は、ゴルフ規則24-2bの救 済を受けることができる。 (c)集水口 (d)樹木の支柱 5. 樹木保護の巻網はコースと不可分の部分とする。 6.目的外のグリーン(予備グリーン)の扱い クローズド(closed)の標示のある予備グリーン(カラーも含む)または目的外のグリーン(カラーを含む)は プレー禁止の修理地(スルーザグリーン)とし、その上に球がある場合やスタンスがかかる場合、プレーヤーは ゴルフ規則 25-1b(i)を適用しなければならない。このローカルルール違反の罰は、2 打。 7.電子機器の使用 (レーザー式距離測定器・コースナビゲーション) プレーヤーは距離やホールレイアウトを確認する目的でこれらの機器を使用することができる。 (高低差も含む) a これにより得る情報の交換はアドバイスとはならないものとする。 b 使用に際し不当にプレーを遅延させてはならない。 c コンパス機能をストロークの補助とする行為やコース上へ機器を置き水平測量機能を使用することはできない。 このローカルルール、b の違反は初回の警告で 1 罰打、2 回目 2 罰打、その後さらに同じ違反があった場合は競 技失格とする。c の違反は競技失格とする。
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