HiSIM_HVのためのUTMOST III ローカル・オプティマイゼーション の

Application Note
HiSIM_HVのためのUTMOST III
ローカル・オプティマイゼーション
のテンプレート
はじめに
HiSIM_HV SPICE コ ン パ ク ト・ モ デ ル が Compact Model
Council (CMC) の 2008 年 12 月の定 例 会 議で標 準モ デ ルと
して選 定されました。それ以 前より、複 数の UTMOST III ユー
ザから Simucadへ、UTMOST III を使 用したパラメータ抽 出の
要 望が寄せられていました。もちろん、UTMOST IV オ プ ティ
マイズ・モジュールを使 用すると、HiSIM_HV モデル・パラメー
タの自 動 抽 出が可 能ですが、UTMOST III 用のローカ ル・オ プ
ティマイゼーション・ストラテジは、そういったユーザの要 望に
応えるために開 発されました。UTMOST III での HiSIM_HV の
パラメータ抽出は、UTMOST IV とは異なり、直 接 的なアプロー
チでない場合もあるので、UTMOST III ユーザは、ストラテジの
背 後にある手 法を理 解する必 要があるでしょう。UTMOST III
のラバーバンド・アルゴリズムは、UTMOST III オプティマイザ
で正確なフィッティングを求めることが困 難なときに、モデル・
パラメータの振る舞いを検 証する最 適な機 能です。
本稿では、HiSIM_HV バージョン 1.0.2のためのUTMOST III
ローカル・オプティマイゼーションのテンプレートについて詳
細に説明します。
測定データ要件
通常の測定データ(線形および飽和領域におけるIds/Vdsおよ
びIds/Vgs)に、いくつかのドレイン電圧値におけるIds/Vgs
曲線を追加することで、HiSIM_HVモデル・パラメータ抽出
を確実なものにします。HiSIM_HVモデル開発の主目的であ
る、LDMOSやドレイン拡張MOS (XDMOS)などの高耐圧ア
プリケーション用デバイスは、強い擬似飽和効果、高ゲート電
圧領域におけるトランスコンダクタンスの低減、および自己
発熱効果などの特性を示します。これらの領域をカバーする
ようにIds/Vgsに対してドレイン電圧条件を選択する必要があ
ります。
UTMOST III 25.1.1.C以降のバージョンには、この目的のために
AL_IDVGBという新しい抽出ルーチンが導入されています。AL_
IDVGBデータは、主としてHiSIM_HVパラメータのオプティマイ
ゼーション用に使用します。ALL_DC Ids/Vds曲線は、最終オプ
ティマイゼーション・ステップ段階で使用します。
ます。分離されたソースとボディ・コンタクトを有するテスト構造
が、HiSIM_HVパラメータ抽出に適しています。それは、正確な基
板濃度パラメータをこのパラメータ抽出が必要としているからで
す。
ローカル・オプティマイゼーション・ストラテジ
BSIM3 や BSIM4 モデルと異なり、HiSIM_HV モデルの初期パ
ラ メータ・セットに対する直 接 的な抽 出ルーチ ンは今のところ
存 在しません。NSUBC や VFBC といった基 本 的なパ ラ メータ
の初 期 値は Cgg 容 量 特 性によって決めることが可 能で、パ ラ
メータ範 囲は初 期 値の周 辺に適 切に定 義されます。
各ローカル・オプティマイゼーション・ストラテジの名称は、い
くつかのアンダースコア ( _ ) を使 用して区 切られ、ターゲット
特 性、バイアス領 域、形 状を示します。
ストラテジ #61 idvg_lvd_lvg_large_hisimhv
図 1、2、3 は、それぞれストラテジ定 義、ターゲット選択、形状
選 択 画 面を示しています。このストラテジは、large デバイスに
おける低 Vds 時および低 Vgs 時の Ids/Vgs 用のものです。
図 1 の 最 初 の 2 つ の 横 列 は、 基 板 パ ラ メ ー タ NSUBC と
VFBC、およびクーロン散 乱による低 電 界 移 動 度パラメータ用
です。ターゲットのド レ イ ン電 流は、強 反 転の始まり前後です
( 図 2)。NSUBC と VFBC を決 定するボ ディ・バ イ ア ス効 果 用
にスイープの始まりと終わりが定 義される必 要があります。
図 1 の 3 番 目と 4 番 目の横 列は、フォノ ンとサーフェス・ラ フ
ネスによる低 電 界 移 動 度パラメータ用です。ターゲットのドレ
イ ン電 流は、電 流の中 央 値からほぼ最 大 値までの範 囲です (図
2)。図 1 の 5 番目の横列は、1 番目の横列のパラメータに加えて、
ドリフト抵 抗のボディ・バイアス依 存 性を含めています。ター
ゲット電 流は、1 番 目の横 列と同じ値です。図 3 の形状選択で
は、すべての横 列に対して large デバイスの低いドレイン・デー
タを選 択します。
LDMOSデータ・セットは、チャネル長が固定され、ボディ・コン
タクトはソース端子にショートされているために、柔軟性に欠け
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ストラテジ #61 のパラメータ・セットは、HiSIM_HV コアモデ
ルで構成されます。NSUBC、VFBC、および低 電 界 移 動 度パラ
メータは、モデルの振る舞いの基 盤を構 築します。
図1: ストラテジ#61のローカル・オプティマイゼーション・
ストラテジの定義画面
図2: ストラテジ#61のローカル・オプティマイゼーション・
ストラテジのターゲット選択画面
図 4 の 1 番 目から 3 番 目までの横 列は、HiSIM_HV モ デ ル
方 程 式とデ フォル ト・パ ラ メータ値から導き出されています。
RDSLP1、RDICT1、RDSLP2 および RDICT2 は、それぞれ 0、1、
1 および 0 のデ フォル ト値を持ちます。RDVG11 と RDVG12
は、それぞれ 0 と 100 を、LDRIFT1 と LDRIFT2 は、同じ値
1E-6 を持ちます。1 番 目の横 列のパ ラ メータは、LDRIFT1 と
LDRIFT2 の有 限 値のもとで得ることが可 能です。というのも、
方 程 式が LDRIFT1 および LDRIFT2 の乗 算だからです。4 番
目と 5 番 目の横 列は、1 番 目と 2 番 目の横 列で得られた初 期
ドリフト抵 抗パラメータを修 正するためのものです。ターゲッ
トのドレイン電 流は、図 5 のように中 央 領 域 以 上です。図6の
形 状 選 択 画 面では、同 一デバイスで、異なる低ドレイン電圧値
を持つ 2 つのデバイスを選 択します。
図4: ストラテジ#62のローカル・オプティマイゼーション・
ストラテジの定義画面
図3: ストラテジ#61の
ローカル・オプティマ
イゼーション・ストラ
テジの形状選択画面
図5: ストラテジ#62のターゲット選択画面
図6: ストラテジ#62の
形状選択画面
ストラテジ #62 idvg_lvd_hvg_large_hisimhv
このストラテジでは、Ids/Vgsに対する低いドレイン・バイアス・
データを使用して、ドリフト領 域の抵 抗パラメータの初 期 値を
得ます。
図 4、5、6 は、それぞれストラテジ定 義、ターゲット選 択、形 状
選択画面を示しています。このストラテジは、large デバイスに
おける、低 Vds時および高 Vgs 時の Ids/Vgs 用のものです。
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ス ト ラ テ ジ #63 idvg_hvd_large_hisimhv-1
図 7、8、9 および 10 は、それぞれストラテジ定 義、ターゲット
選択、および 2 つの形 状 選 択 画 面を示しています。このストラ
テジは、largeデバイスにおける高 Vds時の Ids/Vgs用のもので、
高 電 界 移 動 度パ ラ メータを決 定することを目 的にしています。
図 7 の 1 番目の横 列は、高 電 界 移 動 度パ ラ メータに関 連して
います。BBパラメータはオプションで、HiSIM2 マニュアルに、
値を固 定する方 法について説 明があります。2 番 目の横 列では、
高ドレイン電圧用に XLDLD パラメータが使 用されていますが、
これもオプションです。ただし、XLDLD を介して有 効チャネル
長を変更する場合は、いくつかのド レ イ ン電 圧データ・セット
が必要になります。3 番 目の横 列では、低 電 界 移 動 度パラメー
タを再び取り上げています。望むのであれば、省くことも可 能
です。
定 義 画 面の 1 番 目と 2 番 目の横 列に対しては、図 9 のように
高ド レ イ ン電 圧のデータ・セットを選 択します。3 番 目の横 列
に対しては、すべてのド レ イ ン・バ イ ア ス条 件を含めるように
選択したほうがよいでしょう。
図7: ストラテジ#63のローカル・オプティマイゼーション・
ストラテジの定義画面
ス ト ラ テ ジ #64 idvg_hvd_large_hisimhv-2
図 11、12、13 は、それぞれス ト ラ テ ジ定 義、ターゲット
選 択、 形 状 選 択 画 面 を 示 し て い ま す。こ の ス ト ラ テ ジ は、
large デ バ イ ス に お け る 高 Vds 時 の Ids/Vgs 用 の も の で す。
ス ト ラ テ ジは HiSIM_HV で使 用されているすべてのド リ フ ト
抵 抗パ ラ メータ用です。1 番 目の横 列は、#62: idvg_lvd_hvg_
large_hisimhv ( 低いドレイン・バイアスのデータ・セット用 )で
得た初 期パラメータ値を変 更するためのものです。ストラテジ
#64 では、すべてのドレイン・バイアス・データを選 択する必要
があります。2 番 目の横 列は、ドリフト抵 抗のドレイン電圧依
存 性に対してです。
図11: ストラテジ#64のローカル・オプティマイゼーショ
ン・ストラテジの定義画面(下に続く)
図12: ストラテジ#64のローカル・オプティマイゼーショ
ン・ストラテジの定義画面
図8: ストラテジ#63のローカル・オプティマイゼーション・
ストラテジのターゲット選択画面
図13: ストラテジ#64のローカル・オプティマイゼーショ
ン・ストラテジのターゲット選択画面
図14: ストラテジ#64のローカ
ル・オプティマイゼーション・
ストラテジの形状選択画面
図9: ストラテジ#63のロー
カル・オプティマイゼーショ
ン・ストラテジの形状選択画
面 (横列1と2用)
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図10: ストラテジ#63のロー
カル・オプティマイゼーショ
ン・ストラテジの形状選択画
面 (横列3用)
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ストラテジ #65 idvg_lvd_lvg_larray_hisimhv
ストラテジ#66 idvg_lvd_hvg_larray_hisimhv
図 15、16、17 は、それぞれストラテジ定 義、ターゲット選 択、
形状選択画面を示しています。このストラテジは、length アレ
イ・デバイスにおける低 Vds 時の Ids/Vgs 用のもので、スケー
ラブルなモデル・パラメータ用です。このストラテジで使 用さ
れるパラメータは、HiSIM2 モデルと共 通です。
図 18、19、20 および 21 は、それぞれストラテジ定義、ターゲッ
ト選 択、および形 状 選 択 画 面を示しています。このストラテジ
は、length アレイ・デバイスにおける低 Vds 時および高 Vgs時
の Ids/Vgs 用のもので、ス ケーラ ブ ルなモ デ ル・パ ラ メータ用
です。
1番目と2番目の横列は、短チャネル・モデルのパラメータで
す。LPとNSUBPでは、デフォルト値はそれぞれ0および1e17
ですが、両方の感度は非常に異なるので、別々にオプティマイ
ズするべきでしょう。
パラメータ定 義 画 面では、多 数のパラメータが定 義されていて、
一見複雑そうに見えます。低電界移動度のチャネル長依存性を、
最初の横列でオプティマイズします。それから、2 番目の横列で、
低 電 界 移 動 度のチャネ ル長 依 存 性と共に、ド リ フ ト抵抗パ ラ
メータがオプティマイズされます。というのも、Ids/Vgsの低ド
レイン電 圧 領 域では、低 電 界 移 動 度とドリフト抵 抗効果の境
界が明 確に定 義できないからです。
ターゲットのドレイン電流は、強反転の始まり前後です(図16)。
短チャネル・パラメータ用の形状は、低ドレイン電圧下におけ
るlengthアレイ・デバイスを選択します(図17)。
3 番 目と 4 番 目の横 列は、ドリフト抵 抗パラメータの改善を目
的としています。3 番 目の横 列の RD と RS の影 響が強すぎて、
ドリフト抵抗パラメータの効果を無効にする可能性があります。
結 果が期 待していたものとかけ離れている場 合は、UTMOST
III のラバーバンドでの調 査を推 奨します。
ターゲットのド レ イ ン電 流は、電 流の中 央 値から最 大 値まで
の範 囲です ( 図 20)。
図15: ストラテジ#65のローカル・オプティマイゼーション・
ストラテジの定義画面
形 状 選 択では、低ドレイン電 圧 下における length アレイ・デバ
イスを選 択します ( 図 21)。
図16: ストラテジ#65のローカル・オプティマイゼーション・
ストラテジのターゲット選択画面
図18: ストラテジ#66のローカル・オプティマイゼーション・
ストラテジの定義画面(下に続く)
図17: ストラテジ#65の
ローカル・オプティマ
イゼーション・ストラ
テジの形状選択画面
図19: ストラテジ#66のローカル・オプティマイゼーション・
ストラテジの定義画面
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図22: ストラテジ#67のローカル・オプティマイゼーション・
ストラテジの定義画面
図20: ストラテジ#66のローカル・オプティマイゼーション・
ストラテジのターゲット選択画面
図21: ストラテジ#66の
ローカル・オプティマ
イゼーション・ストラ
テジの形状選択画面
図23: ストラテジ#67のローカル・オプティマイゼーション・
ストラテジのターゲット選択画面
図24: ストラテジ#67の
ローカル・オプティマ
イゼーション・ストラ
テジの形状選択画面
ストラテジ #67 idvg_hvd_lvg_larray_hisimhv
図 22、23、24 は、それぞれストラテジ定義、
ターゲット選択、お
よび形状選択画面を示しています。このストラテジは、length
アレイ・デバイスにおける高 Vds時および低 Vgs時の Ids/Vgs
用のもので、スケーラブルなモデル・パラメータ用です。
1番目の横列のパラメータは、チャネル長におけるIds/Vgsの変
化を制御します。2番目の横列のパラメータは、高電界移動度
用です。XLDLDはlengthアレイ・デバイス用に再びオプティマ
イズされます。それは、largeデバイスよりもsmallデバイスの
方が、より正確な値を必要とするからです。
1番目と2番目の横列に対するターゲットのドレイン電流は、強
反転の始まり前後で、それぞれ電流の中央値から最大値までの
範囲です(図23)。
形状選択では、すべてのドレイン・バイアス条件のlengthアレ
イ・デバイスを選択します(図24)。
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ストラテジ #68 idvg_hvd_hvg_larray_hisimhv
図 25、26、27 および 28 は、それぞれストラテジ定義、ターゲッ
ト選 択、および形 状 選 択 画 面を示しています。このストラテジ
は、length アレイ・デバイスにおける高 Vds 時および高 Vgs時
の Ids/Vgs 用のもので、ス ケーラ ブ ルなモ デ ル・パ ラ メータ用
です。
このストラテジで定 義されるパラメータは、高 電 界 移動度パラ
メータに加えて、ド リ フ ト領 域の抵 抗パ ラ メータです。RD20、
RD21、RD23 などのドリフト抵 抗パラメータを追 加して使用
することも可 能です。
ターゲットのド レ イ ン電 流は、Ids/Vgs 特 性に応じて定義する
必 要があります ( 図 27)。
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形 状 選 択では、すべてのド レ イ ン電 圧 下におけるすべての
lengthアレイ・デバイスを選 択します ( 図 28)。
ス ト ラ テ ジ #69 idvg_warray_hisimhv
図 29、30、31 は、それぞれス ト ラ テ ジ定 義、ターゲット選
択、および形 状 選 択 画 面を示しています。このス ト ラ テ ジは、
width ア レ イ・デ バ イ スにおける低 Vds 時の Ids/Vgs用のもの
で、スケーラブルなモデル・パラメータ用です。
このス ト ラ テ ジで定 義されるパ ラ メータは、低 電 界移動度パ
ラ メータ、そして、チャネ ル幅に関したしきい値 電 圧修正パ ラ
メータです。これらのパラメータは、HiSIM2 モデルと共通です。
図25: ストラテジ#68のローカル・オプティマイゼーション・
ストラテジの定義画面
ターゲットのドレイン電 流は、Ids/Vgs 特 性に応じて定義する
必 要があります ( 図 30)。
形 状 選 択では、低ドレイン電 圧 下における width アレイ・デバ
イスを選 択します ( 図 31)。
図26: ストラテジ#68のローカル・オプティマイゼーション・
ストラテジの定義画面
図29: ストラテジ#69のローカル・オプティマイゼーション・
ストラテジの定義画面
図27: ストラテジ#68のローカル・オプティマイゼーション・
ストラテジのターゲット選択画面
図30: ストラテジ#69のローカル・オプティマイゼーション・
ストラテジのターゲット選択画面
図28: ストラテジ#68の
ローカル・オプティマイ
ゼーション・ストラテジ
の形状選択画面
図31: ストラテジ#69の
ローカル・オプティマイ
ゼーション・ストラテジ
の形状選択画面
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ストラテジ #70 idvg_small_hisimhv
ストラテジ #71 idvd_hisimhv
このストラテジで定 義されるパラメータは、低ドレイン電 圧お
よび高ド レ イ ン電 圧における small デ バ イ スに特 化したパ ラ
メータです。低ドレイン電 圧および高ドレイン電 圧に対するパ
ラメータは、このストラテジで混 合されていますが、分 離 可 能
です。
このス ト ラ テ ジは、Ids/Vds に対してイ ン パ ク ト・イ オ ン化の
パ ラ メータを調 整するのが目 的です。Ids/Vds 曲 線を使 用す
る HiSIM_HV パ ラ メータのオ プ ティマ イ ゼーションは、Ids/
Vgs を用いた前 述の手 順 後に行う必 要があります。正 確な
オ プ ティマ イ ゼーションには、いくつかのド レ イ ン電 圧に
おける Ids/Vgs の結 果が許 容 範 囲 内であることが必 須です。
ターゲットのド レ イ ン電 流を、Ids/Vgs 特 性に応じて定 義する
必要があります (図 33)。
ターゲットのドレイン電 流を、Ids/Vgs 特 性に応じて定義する
必 要があります ( 図 33)。
形状選択では、すべてのドレイン電 圧 下における small デバイ
スを選択します (図 34)。
形 状 選 択では、すべてのドレイン電 圧 下における smallデバイ
スを選 択します ( 図 34)。
図 32、33、34 は、それぞれストラテジ定 義、ターゲット選
択、および形状選択 画 面を示しています。このストラテジは、
widthアレイ・デバイスにおける低 Vds時の Ids/Vgs用のもので、
スケーラブルなモデル・パラメータ用です。
図 35、36、37 および 38 は、それぞれストラテジ定義、ターゲッ
ト選 択、および形 状 選 択 画 面を示しています。このストラテジ
は Ids/Vds 用のものです。
図35: ストラテジ#71のローカル・オプティマイゼーション・
ストラテジの定義画面
図32: ストラテジ#70のローカル・オプティマイゼーション・
ストラテジの定義画面
図36: ストラテジ#71のローカル・オプティマイゼーション・
ストラテジの定義画面
図33: ストラテジ#70のローカル・オプティマイゼーション・
ストラテジのターゲット選択画面
図37: ストラテジ#71のローカル・オプティマイゼーション・
ストラテジのターゲット選択画面
図34: ストラテジ#70の
ローカル・オプティマイ
ゼーション・ストラテジ
の形状選択画面
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図38: ストラテジ#71のローカ
ル・オプティマイゼーション・
ストラテジの形状選択画面
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