板倉研究室の研究紹介 ●視線入力インタフェース ●VEPを用いた脳波入力インタフェース ●多チャンネル表面筋電図の伝播波解析 はじめに 重度肢体不自 由者(ALS患者) 手の怪我 手作業中 Wearable端末 (google glass) 意思伝達が困難 手が使えない 手を使わない 目を用いた意思伝達や入力 視線入力インタフェース 従来の視線入力インタフェース 角膜反射像 赤外線 CCDカメラ 角膜反射法 利点 欠点 ・非接触 ・高い測定精度 ・部屋の明るさ ・頭部拘束 ・メガネ等が不可 ・測定準備 ・装置が高価 注視位置入力 ⇒ Midas touch Eye Gesture入力インタフェース Gesture :身振りや仕草による意思伝達 Eye Gesture: 視線移動パターンによる意思伝達 (視線が動いた方向の組合せと順番) ⇒視標を順番に見ることによる視線移動入力 入力画面 水平方向 垂直方向 差分眼電図 Eye Gesture入力画面 問題点 垂直方向信号 < 水平方向信号 垂直信号→上下視線移動方向の判定困難 水平と垂直信号の最大振幅→斜め方向 斜め視線移動→水平・垂直信号の方向判定 小型端末における文字入力の問題点 • PC キーボード(QWERTYキー) キーボードの小型化 (1文字選択領域が狭い) マルチタッチの不使用 • 小型化及びタッチパネル搭載の場合 キー位置が感知不能 入力のタイムラグ 6 小さな画面なのに 入力操作自由度 = 表示選択肢数 選択肢数が多いと ・入力操作領域が小さくなる 少 入力操作自由度 ≠ 表示選択肢数 多 小さな画面に適した 入力画面デザインが必要 7 入力画面デザイン①(入力方式) デザイン① 入力操作自由度4 A = 左上+左上 I = 左上+右上 E = 左上+右下 U = 左上+左下 マルチタッチ入力 4 × 4 = 16 文字 + 4 共通選択肢 ♯1or2本指で2回連続にタッチ ♯1本指で1回のみ長押し *入力操作自由度4によるマルチタッチ入力の20選択 8 入力画面デザイン② 入力操作自由度 ≠ 表示選択肢数 デザイン② 情報表示画面と入力操作領域が独立 接触の入力方式 非接触の入力方式 タッチパネル機能 視線移動による入力 9 Eye glance入力インタフェース 差分眼電図 水平方向 垂直方向 0.08 [mV] 0.04 上 右 [s] 左 下 -0.04 Eye glance入力インタフェース -0.08 を用いた入力画面(点・矢印が非表示) 利点 1回入力 1回入力 • 短時間(約0.5s)の1回入力が可能. • シンプルな入力により、誤入力が減少. スマートフォン利用における視線入力が可能 10
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