SMB Cloud InsightsTM

2015
SMB Cloud Insights
TM
日本版
定義
クラウドサービスの定義
この調査では、中小企業(SMB)にとって重要なクラウドサービスである IaaS、ウェブプレゼンス
およびウェブアプリケーション、ユニファイドコミュニケーション、そしてその他一般のビジネスア
プリケーションに焦点を置いています。
Infrastructure-as-a-service (IaaS):
• クラウドサーバ(以前の日本版レポートでは調査対象外)
• 専用サーバ
• 仮想専用サーバ(VPS)
• マネージドホスティング
• ホスト型インフラ用アドオンアプリケーションおよびサービス:
• コントロールパネル
• 開発プラットフォーム
• LAMP スタック
• セキュリティ
• サーババックアップ
ウェブプレゼンスおよびウェブアプリケーション:
• ウェブホスティング
• ドメイン登録
• ウェブアプリケーション:
• コンテンツ配信ネットワーク(CDN)
• コンテンツ管理システム(CMS)
• e-コマース
• ヘルスモニタリング
• モバイル最適化ツール
• 検索エンジン最適化(SEO)
• サイト作成ツール
• SSL
• ウェブサーババックアップ
• ウェブサーバセキュリティ
ユニファイドコミュニケーション:
• コミュニケーションおよびコラボレーションアプリケーション:
• ウェブ会議および電話会議
• インスタントコラボレーション
• モバイルデバイス管理(MDM)
• ビジネス向けのメールサービス:
• メールセキュリティおよびアーカイブ
• ビジネスボイスサービス:
• モビリティおよびホスト型電話サービス(ホスト型 PBX など)
一般的なビジネスアプリケーション:
• オンラインアクセス可能な主なソフトウェアアプリケーション:
• ファイル共有
• オンライン会計
• オンラインバックアップおよびストレージ
• オンライン顧客管理(CRM)
• 給与管理および人事管理
• サポートおよびヘルプデスク
• 仮想デスクトップ(VDI)
SMB の定義
本書では、従業員が1~250名の企業を「SMB」
(別名「SME:Small and Medium Enterprise」)と
定義します。日本には現在、約 180 万社の SMB が存在しています。 SMB のカテゴリには、
マイク
ロ SMB(従業員 1~9 名)、小規模 SMB(10~29 名)、中規模 SMB(50~250 名)があります。
1
d
日本の SMB 向けクラウドサービス市場の概況
3,390億円
2015年
Odin SMB Cloud Insights™ は、中小企業(SMB)によるクラウドサービス
の利用状況について調査を開始してから 5 年目を迎えました。日本の
SMB の IT 意思決定者 400 名以上を対象に聞き取り調査を行った結果、
この市場で多くの重要なトレンドが明らかになっています。
世界各地で、様々な業種の SMB が業務のクラウド化を進めています。開
発者が SMB 市場に特化したサービスを提供するようになり、かつては
大規模企業向けであったツールやソリューションを中小企業も導入する
ようになっています。
本書は、クラウドサービス事業者にクラウド市場のトレンドを紹介
し、SMB のニーズの変化に対応するための参考情報を提供することを
目的としています。今年は新たに、SMB がクラウドサービスを調査、購
入、利用する過程に関する調査も実施しました。このデータを参考に、
サービスプロバイダは顧客との関係をより良くするためのヒントを掴む
ことができます。
1,300億円
530億円
590億円
970億円
IaaS
(Infrastructure-asa-Service)
ウェブプレゼンス
ユニファイドコミュ
ニケーション
ビジネスアプリケー
ション
2
Infrastructure-as-a-Service
日本の IaaS(Infrastructure-as-a-Service)市場は、近年目覚ましい成長を遂
げています。予算上の制約と、IT を柔軟に利用する需要の増加により、日本の
SMB は社内インフラからホスト型インフラへと移行を進めています。
サーバを利用している SMB の半数以上がホスティングサーバを使用しており、
サーバを社内で管理している SMB の多くが、今後ホスト型ソリューションに移
行する意向を示しています。
54%
46%
サーバを利用している SMB のうち、
Total Server Add-ons
by Industry
ホスティングサーバを利用している企業
サーバを利用している SMB のうち、
社内サーバを利用している企業
IaaS の購入
ホスト型インフラの導入障壁
92%
38%
価格
38%
マイクロ
3
41% 22%
25%
レガシーシステムおよび
その他の技術的懸念
小規模
39%
47%
36%
セキュリティまたはプライ
バシー上の懸念
中規模
IaaS に関する調査方法
46%
17%
オンライン
信頼できるアドバ
イザーに相談
16%
以前から利用してい
るサービスプロバイ
ダから
15%
ビジネス系の
業界ニュース
IaaS の購入先
ウェブホスティング
事業者
地元の IT 業者(VAR)
専業のクラウドインフラ
/サービス事業者
コンピュータ販売店
テレコム事業者/
ケーブル事業者
62%
8%
8%
8%
7%
サービスプロバイダ選定の決め手となった要因
50%
価格
17% 16%
拡張性がある、
または契約が
迅速である
管理しやすい
10%
以前からのつ
きあい
7%
セキュリティまた
はプライバシー
上の懸念
4
IaaS の利用
実際に利用している機能
35% 31%
26% 22%
21% 36%
19% 19%
11% 23%
10% 17%
コンテンツ
管理システム
データベース
アプリケーシ
ョン
データマイニ
ング/アナリ
ティクス
顧客関係管理
(CRM)
給与管理、
人事管理、
福利厚生管理
会計/財務
マイクロ/小規模 (1~49 名)
中規模 (50~249 名)
主に利用しているホスティングサーバアドオン
28% 36%
23% 40%
17% 32%
12% 23%
11% 14%
コントロール
パネル
セキュリティ
サーババックアップ
開発プラット
フォーム
LAMPスタック
2015年
5
2018年
カスタマー・エクスペリエンス
IaaS サービス事業者の満足度
16%
満足していない
44%
どちらでもない
40%
満足している
改善を期待する点
2
1
3
4
5
31%
22%
21%
19%
7%
パフォーマン
ス(速度、可用
性)
サポート
ユーザビリ
ティ
セキュリティ上
の脆弱性
セルフサー
ビス管理
36%
41%
Total Server 高可用性のために
Add-ons by Industry
月1,000円までなら増額する
無制限のストレージのために
月1,000円までなら増額する
6
SMB は問題にどう対処しているか
現在のベンダーに
改善を要求する
他の代替オプション
を探す
サービスを社内に
移す
サービスを
キャンセルする
47%
33%
10%
9%
IaaS 市場のビジネスチャンス(2018 年まで)
7%
年平均成長率
€487M
1,300億円
2015年
7
€706M
1,610億円
2018年
クラウドを導入する可能性
15%
クラウドから始める企業
(新規導入)
29%
クラウドに移行する企業
(社内システムからの移行)
日本の IaaS 市場は、今後数年間安定して成長する見込みです。企業は
ホスト型サービスへの移行に価値を見出していますが、同時に懸念も感
じています。
例えば、日本の SMB にとって、価格は大きな障壁となっており、IaaS 購
入の意思決定に影響を与える重要な要因です。サービスプロバイダは価
格競争力のあるパッケージを提供することにより、この市場で成功を収
めることができます。
顧客満足度については、利用している IaaS プロバイダに満足している
SMB はわずか 40% です。満足度自体は低いものの、SMB の多くは、他
社への移行よりも現在のサービスプロバイダに問題の改善を望んでい
ます。一方、日本以外の国では、SMB は問題の改善を要求するよりも、
サービスプロバイダの変更を考える傾向があります。日本のサービスプ
ロバイダは、顧客の懸念に対処することで顧客離れを防ぐことができる
でしょう。総括すると、SMB 顧客を獲得したいサービスプロバイダにと
って、IaaS 市場は価値のある市場であると言えます。
8
ウェブプレゼンス
オンラインで認知度を高めたい企業が増えるに従い、ウェブプレゼンス
市場は着実に拡大しています。近年のスマートフォン利用者の爆発的増
加に伴い、モバイル最適化は SMB にとってますます重要になってきてい
ます。
さらに、ウェブサイト制作の外注は費用がかかるため、ウェブサイト作成
ソフトウェアを利用したいと考える企業が増えています。他国の市場と
比べて成熟度が高いものの、日本のウェブプレゼンス市場規模は 530
億円で、まだ大きなビジネスチャンスを見出すことができます。
ウェブサイトを開設している SMB
54%
79%
マイクロ
小規模
92%
中規模
ウェブサイトのホスト場所
25%
社内
ウェブサイトの 25% は
社内でウェブサイトを
運用している。そのう
ちの 18% は、今後 3 年
以内にホスト型ウェブ
サイトを追加する予定
と回答。
9
75%
ホスト型サービス
75% はホスト型
サービスを利用
ウェブサイトの購入
ウェブホスティング事業者選定の決め手となった
要因
68%
価格
24%
カスタマー・エクスペ
リエンス/サポート
22%
以前からの
つきあい
14%
セキュリティ
9%
ブランド認知度
注:39% の SMB が、ウェブホスティング事業者選定の決め手となった
要因を 2 つ以上選んでいます。
ウェブホスティングを提供するサービスプロバイダ
ウェブホスティング
事業者
テレコム事業者
地元の IT 業者に相談
(VAR)
専業のクラウド事業者
その他
68%
17%
8%
5%
2%
10
主な購入方法
1
74%
オンライン
2
16%
対面
3
10%
電話
4
2%
店舗
ウェブサイトのデザイン
66%
ウェブサイト
を社内でデザ
イン
29%
サイト作成ツールを利用
ウェブサイトのモバイル最適化
11
36%
モバイル最適化済み
26%
最適化していないが表示に問題なし
38%
PC表示でのみ対応
34%
外部のウェブデザイナ
ーにデザインを依頼
ウェブサイトのアドオンおよび管理
アドオンの購入先
ウェブホスティング事
業者から:ウェブサイト
のバンドルとして購入
ウェブホスティング事
業者から:ウェブサイト
購入後
アプリケーション
開発者から直接
サードパーティ
プロバイダから
45%
17%
25%
13%
62%
注:合計 62% のアドオンがウェブホスティング事業者から購入されてい
ます。
主なウェブサイトアドオン
19% 29%
17% 32%
16% 33%
14% 28%
10% 22%
バックアップ
SSL
SEO
セキュリティおよび
ヘルスモニタリング
e-コマース機能
2015年
2018年
12
ウェブサイト管理
5%
ウェブデザイナー
3%
ウェブホスティング事業者
92%
社内
カスタマー・エクスペリエンス
ウェブプロバイダの満足度
18%
満足していない
44%
どちらでもない
38%
満足している
13
改善を期待する点
パフォーマンス
(速度、可用性)
セキュリティ上の
脆弱性
サポート
セルフサービス管理
ユーザビリティ
43%
23%
22%
6%
5%
SMB は問題にどう対処しているか
現在のベンダーに
改善を要求する
他の代替オプション
を探す
サービスを社内に
移す
サービスを
キャンセルする
49%
35%
7%
7%
14
ウェブプレゼンス市場のビジネスチャンス
(2018年まで)
4.8%
年平均成長率
530億円
610億円
2015年
2018年
クラウドを導入する可能性
15%
クラウドから始める企業
(新規導入)
18%
クラウドに移行する企業
(社内システムからの移行)
日本のウェブプレゼンス市場は、年平均成長率 4.8% で成長を続け、
2018 年には市場規模が 610 億円に達する見込みです。この市場の成長
を牽引するのは、モバイル最適化の需要の高まりと、サイト作成ツール
の利用拡大です。ウェブサイトおよびウェブサイトアドオンの主な購入先
は従来と変わらずウェブホスティング事業者ですが、通信事業者とクラ
ウドサービス事業者が市場参入を進めており、競争が高まっています。
需要が高まっているモバイル最適化に対応しながら、顧客との良好な関
係を維持することが、この競争の激しい市場で立場を強固なものにする
カギとなります。
15
ユニファイドコミュニケーション
社内外とのコミュニケーションにホスト型ソリューションを利用する
SMB が増加しています。ホスト型メール市場は、主にセキュリティに対す
るニーズに牽引され、ホスト型ビジネスボイスサービス市場は、コスト削
減ニーズに牽引されています。現在、SMB の多くが従来の固定電話と無
料メールサービスを利用していますが、今後数年以内に、多くの企業が
クラウドに移行すると予想されます。
メール
48%
34%
サービスプロバイダの
ホスティングを利用
無料サービ
ス
4%
社内サーバを利用
注:14% の SMB がメールを利用せず
有料のホスト型メールの導入を後押しする要因
1
セキュリティ
ニーズの高ま
り
2
3
価格の
手頃さ
プロフェッショ
ナルなルック&
フィールが必要
16
メールサービス事業者の満足度
26%
満足していない
30%
満足している
44%
どちらでもない
54%
ウェブサイトホスティングまたはホスティング
Total Server Add-ons
by Industry
サーバにバンドルされたホスト型メールを利用
改善を期待する点
パフォーマンス
(速度、可用性)
セキュリティ上の
脆弱性
サポート
ユーザビリティ
17
40%
33%
22%
19%
SMB は問題にどう対処しているか
現在のベンダーに
改善を要求する
他の代替オプション
を探す
サービスを
キャンセルする
サービスを社内に移す
39%
27%
17%
8%
ホスト型ビジネスボイスサービス
14%
ホスト型
ホスト型ビジネスボイスサ
ービスを利用
16%
社内
70%
社内のビジネス
ボイスサービスを
利用
利用せず
ビジネスボイスサ
ービスを利用して
いない
ホスト型ビジネスボイスサービスの導入障壁
42%
価格
30%
ホスト型ビジネスボイスサ
ービスについて知識不足
16%
技術上の懸念
12%
セキュリティ・プライ
バシー上の懸念
18
ホスト型ビジネスボイスサービスの導入を後押し
する要因
30%
価格の手頃さ
25%
ビジネスの成
長が著しい
事業内容の変更
生産性の向上につながる機能
1
2
シングル・ナン
バー・リーチ
スマートフォン・
クライアント
顧客満足度の向上につながる機能
1
2
自動応答
19
従業員のモバイ
ルデバイスとの
統合
20%
ホスト型ビジネスボイスサービスプロバイダの満
足度
13%
満足していない
32%
満足している
55%
どちらでもない
改善を期待する点
パフォーマンス
(速度、可用性)
セキュリティ上の
脆弱性
サポート
ユーザビリティ
38%
25%
20%
12%
20
SMB は問題にどう対処しているか
現在のベンダーに
改善を要求する
他の代替オプション
を探す
サービスを
キャンセルする
サービスを社内に移す
48%
34%
15%
3%
コラボレーションアプリケーション
5%
12%
ウェブ会議
9%
インスタントコラボレ
ーション
2015年
21
16%
2018年
3%
10%
モバイルデバイス
管理
クラウドを導入する可能性
19%
7%
8%
クラウドから始める企業
(新規導入)
メール
30%
クラウドに移行する企業
(社内システムからの移行)
ホスト型 PBX
ユニファイドコミュニケーション市場のビジネス
チャンス(2018 年まで)
8%
年平均成長率
€487M
590億円
2015年
€706M
740億円
2018年
ユニファイドコミュニケーション市場は、2018 年までに市場規模が 740
億円に達する見込みです。前述のとおり、価格はクラウドサービスの普
及を阻む大きな障壁となっていますが、手頃な価格で提供することで、
より多くの SMB がこれらのサービスを購入すると期待できます。ホスト
型メール市場の成長は、現在メールシステムを利用していない SMB が
大きく牽引するのに対し、ホスト型ビジネスボイスサービスの成長は、
従来の固定電話から移行する SMB が牽引します。年平均成長率が 8%
と予想され、SMB から の関心が高いことから、今後数年間ユニファイド
コミュニケーション市場はサービスプロバイダに大きな価値を提供する
と考えられます。
22
ビジネスアプリケーション
現在、ビジネスアプリケーション市場は、日本のクラウド市場で 2 番目に
大きいカテゴリとなっています。ビジネスアプリケーションを利用する企業
は、ホスト型アプリケーションの柔軟性および低い間接費に価値を見出し
てます。
企業の規模に応じて、いくつか傾向の違いが見られ、特に調査方法に関
する違いが顕著です。規模の小さい企業はオンラインでの調査に大きく
依存しているのに対し、より規模の大きい企業では、信頼できるアドバイ
ザーや利用しているサービスプロバイダに相談する傾向が強くなっていま
す。
ビジネスアプリケーションに関する調査方法
50%
29%
26%
19% 24%
オンラインで調査
5%
6%
16%
業界ニュース
12%
地元の IT 業者に相談
23%
9%
12%
29%
25%
信頼できるアドバイザー
に相談
15%
以前から利用しているサービス
プロバイダに相談
マイクロ
小規模
中規模
ビジネスアプリケーション選定の決め手となっ
た要因
48%
価格
23
31%
機能
12%
ビジネス
ニーズ
9%
カスタマー・エ
クスペリエンス
ソフトウェアの試用版
36%
無料の試用版を
使用してから購入
64%
無料の試用版を
使用せずに購入
購入
バンドル購入の割合
12%
バンドルで購入
88%
個別に購入
バンドルで購入したサービス
1
ホスティング
サーバ
2
With bundle
ブロード
バンド
24
24
人気の高いビジネスアプリケーション
(2018 年まで)
21% 29%
ファイル
共有
17% 26%
オンライ
ンバックア
ップ
16% 21%
給与管理・
人事管理
8% 14%
オンライン
会計
2015年
6% 11%
VDI
4%
9%
サポート・
ヘルプデス
スク
3%
8%
オンライン
CRM
2018年
ビジネスアプリケーション市場のビジネスチャンス
(2018 年まで)
20%
年平均成長率
970億円
2015年
25
1,660億円
2018年
ビジネスアプリケーションは、今後 3 年以内にクラウド市場で最大のカ
テゴリになる見込みです。これは市場に高品質な製品が充実してきた結
果です。SMB は、予算の制約で大掛かりなソフトウェアの購入が困難で
あることから、このようなトレンドは有利に働きます。サービスプロバイ
ダは顧客数の拡大を期待できますが、品質の高いサービス提供と明確
な価格設定が必要となります。総括すると、拡大を続けるビジネスアプ
リケーション市場は、クラウドサービスの様々なメリットを SMB にもた
らします。
クラウドサービス市場全体のビジネスチャンス
(2018年まで)
1,660億円
1,610億円
年平均成長率7%
年平均成長率20%
1,300億円
610億円
年平均成長率5%
530億円
IaaS
740億円
年平均成長率8%
970億円
590億円
ウェブプレゼンス ユニファイドコミュ ビジネスアプリケ
ニケーション
ーション
2015年
2018年
26
26
日本のクラウド市場は、3 年間の年平均成長率が 11% で成長を続ける
見込みです。この成長の原動力となるのは、主にビジネスアプリケーシ
ョンとコミュニケーションツールです。この調査を通じて、日本の SMB
が非常に価格に敏感であることや、ビジネス上の関係を重んじているこ
とが明らかになりました。サービスプロバイダは、価格競争力のある製
品を上質な顧客サービスと組み合わせて提供することで、成長を続ける
この市場でビジネスチャンスを掴むことができます。
4,620億円
2018 年
3,390億円
2015 年
27
11%
年平均成
長率
さらに詳しく
Odin は、パートナーが SMB 向けクラウド市場で最高のビジネスチャンスを認
識できるよう支援をしています。
本書には、Odin SMB Cloud Insights™ 調査から得られた豊富なデータの一部
が抜粋されています。ご質問は、[email protected]までお気軽にお問い合わせ
ください。
Odin について
Odinは、小規模のホスティング事業者から、大規模なテレコミュニケーション
業者に至るまで、クラウドのエコシステムを強化するソフトウェアを提供しま
す。サービスプロバイダは、Odin とパートナーシップを結ぶことで、業界の専
門知識、需要の高いアプリケーションカタログ、そしてウェブサーバ管理、サー
バ仮想化、プロビジョニング、課金の自動化を含む、もっとも包括的なソフトウ
ェア群にアクセスできます。
15 カ国に事業所を持つ Odin は、1 千万以上の中小企業(SMB)にアプリケー
ションとクラウドサービスを提供している 1 万社以上のサービスプロバイダを
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