「容器弁の安全性」の点検期限が迫っています!!

昭和52(1977)年3月31日以前に設置された
PR66-01A
二酸化炭素消火設備を使用されているお客様へ
「容器弁の安全性」の点検期限が迫っています!!
早めの点検を お奨めします!
● 「容器弁の安全性」の点検は、義務化されています!
平成25年消防庁告示第19号「消防用設備等の点検の基準及び消防
用設備等点検結果報告書に添付する点検票の様式を定める件の一部
を改正する件」において、「容器弁の安全性」の点検の実施期限が次の
ように定められています
■ 不活性ガス消火設備のうち消火剤に二酸化炭素を用いるもの
昭和52年3月31日以前に設置されたもの
平成28年3月31日までに点検終了
昭和52年4月1日から平成5年3月31日までの間に設置
平成30年3月31日までに点検終了
されたもの
設置後又は容器弁の安全性の点検の実施
後25年を経過するまでの間に実施
平成5年4月1日以降に設置されたもの
■ 上記以外のもの(窒素、ハロゲン化物等)を消火剤として用いるもの
昭和63年3月31日以前に設置されたもの
平成30年3月31日までに点検終了
昭和63年4月1日以降に設置されたもの
設置後又は容器弁の安全性の点検の実施
後30年を経過するまでの間に実施
● コンプライアンス遵守のため、 ご計画はお早めに!
昭和52年3月31日以前に設置された二酸化炭素消火設備は、
点検期限(平成28年3月31日)が迫っております。
「容器弁の安全性」点検には、数週間程度必要になり、また
点検期限の間近になると点検の依頼が集中することも予想さ
れますので、お早めに実施されることをお奨めします。
● 「容器弁の安全性」の点検は、メーカーにお任せください!
■ なぜ「容器弁の安全性」の点検が必要なのでしょう?
腐食・経年劣化で破壊した開放封板
従来、消防法令に基づくガス系消火設備の定期点検では、容器弁の
外観点検が行われており、容器弁内部の腐食や経年劣化の状況は
確認できませんでした。このため、過去に経年劣化により封板が破壊
して突然消火剤が放出する事故や、不作動事故が発生しています。
このような事故を未然に防止すべく、「容器弁の安全性」の点検が
義務付けられました。
■ 点検方法をお選びください。
「容器弁の安全性」の点検には、点検要領に定める耐圧点検・安全
装置点検などを行う方法と新品の容器弁に交換する方法、更には容器
二酸化炭素貯蔵容器
を新品に交換する方法があります。点検コストや今後のご使用期間など
をご検討いただき、お客様の設備に合った方法をご選択ください。
点検方法に応じて、容器弁に“新”または“再”のシールを貼付して、
※※
点検済みの旨を表示します。
※※
容器弁に貼付される点検済の表示
■ 「容器弁の安全性」の点検の流れ
「容器弁の安全性」点検の対象容器は、メーカーである弊社工場に持ち帰って点検を行います。その
間は、仮置き容器を設置して消火設備の機能を維持します。
仮置容器提供
工 場
お客様
点検実施後
(数週間後)
工 場
点検済容器搬入
お客様
仮置容器搬出
点検容器搬出
入替え作業
点検容器抽出
容器弁の構造や形状は、メーカーごとに異なります。消火設備の品質を維持するためには、高度な専門知
識と技術・技能を備えたメーカースタッフによる点検が不可欠です。
(株)コーアツ製容器弁(
マーク付き)の点検は、弊社もしくは弊社製品の販売店にお任せください。
本
社 〒664-0836 兵庫県伊丹市北本町1-310
TEL.072-782-8561 FAX.072-782-8511
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20151009