(介161 ) 平成27年3月 3 日 都道府県医師会 介護保険担当理事 殿 日本医師会常任理事 鈴 木 邦 彦 東日本大震災により被災した被保険者の利用者負担等の減免措置に対する 財政支援の延長等について 東日本大震災被災地における介護保険の被保険者に係る利用者負担および保険料の減免に 対する財政支援につきましては、 平成26年2月 28 日付(介1 3 6 )「東日本大震災により被災し た被保険者の利用者負担等の減免措置に対する財政支援の延長等について」 等にて ご連絡申 し上げましたとおり、 東京電力福島第一原子力発電所事故に伴う国による避難指示等の対象 地域等ならびに東日本大震災による被災地域においては、 利用者負担および介護保険の保険 料に係る財政支援等が継続されてきたところであります。 今般、 厚生労働省より各都道府県行政に対して平成2 7年度においても当該財政支援等につ いて継続する旨の事務連絡が発出されましたのでご連絡申し上げます。 当該財政措置等の具体的な取扱いは下記のとおりとされておりますが、 介護保険事業所に おかれましては、 利用者が提示する利用者負担額軽減支援事業対象者認定票または利用者負 担免除証明書をご確認の上 ご対応をお願いいたします。 1. 帰還困難区域等および上位所得層を除く旧緊急時避難準備区域等の被保険者 (東日本 大震災発生後に他市区町村へ転出した者を含む) について ①財政支援 利用者負担免除措置 : 平成28年 2月 2 9 日ま で (旧避難指示解除準備区域等の上位所得者層の被保険者については、平成27年9月 30日ま で) 保険料減免措置 : 平成28年3月分まで (旧避難指示解除準備区域等の上位所得者層の被保険者については、 平成27年9月分まで) ②利用者負担額軽減支援事業対象者認定票 (以下、 認定票) 全域が帰還困難区域等である町村※1については引き続き被保険者証の提示を認定票の 提示 に代 えることができる。 (※1富岡町、 大熊 町、 双葉町、 浪江町、 葛尾村、 飯舘村) 2. 避難指示等対象被保険者以外の被災した被保険者および旧避難指示解除準備区域等の 上位所得層の被保険者について ①財政支援について 避難指示等対象被保険者以外の被災した被保険者に対して、 平成27年4月以降も利 用者負担または保険料の減免を行う場合であって、 その減免額が調整交付金の交付要件 を満たす場合は、 減免額の8割以内の額が特別調整交付金の交付対象となる予定。 (旧緊急時避難準備区域等の上位所得者層の被保険者については、 平成27年10月 1日から 平 成 2 7年12月 31日までの間が交付対象) なお、 上記の財政支援の対象となる保険者が、 引き続き平成28年1月1日から平成 2 8 年 3月 31日までの間、 利用者負担または保険料の減免を行う場合には、 減免額の 8割 が 平成28年度の特別調整交付金の交付対象となる予定。 ②利用者負担免除証明書 引き続き、 有効期限が更新された利用者負担免除証明書のみを有効なものとして取り 扱う。 つきましては貴会におかれましても本内容をご了知いただき、 ご協力方よろしく ご高配の ほ どお願い申 し上げます。 (添付資料) ・「東日本大震災により被災した被保険者の利用者負担等の減免措置に対する財政支援の延長等につい て」 及び 「平成2 7年度の介護報酬改定に伴う介護保険施設等の多床室の負担限度額の見直し等にか かる負担限度額認定証の取扱いについて」 の送付について (平 27 2 1 9第1号 厚生労働省老健局介護保険計画課長通知) .2 .19 老介発0 r h んr 、 , ‐ 、 / 、 ノ 老 介 発 0 21 9第 1 号 平成2 7年 2月 1 9 日 公益社団法人日本医師会 常任 理事 鈴 木 邦 彦 殿 厚生労働省老健局介護保険計画課 「東日本大震災により被災した被保険者の利用者負担等の減免措置に対する財政 支援の延長等について」 及び 「平成27年度の介護報酬改定に伴う介護保険施設等 の多床室の負担限度額の見直し等にかかる負担 限度額認定証の取扱いについて」 の送付について 日頃より、 介護保険制度の円滑な実施に御尽力 いただきま して厚く御礼申し上 げま す。 さ て、 標 記 に つき ま して は、 別 添の事務連絡を 平成27年 2月 18 日付けで各都 道府県宛て送付いた しま したので、 その趣旨を御了知いただきますようお願いいた しま す。 また、 傘 下会員に対する周知につきま してもご配慮賜りますようよろしくお願い いた しま す。 事 務 連 絡 平成 27 年 2 月 18 日 各都道府県介護保険主管部 (局) 御中 厚生労働省老健局介護保険計画課 東日本大震災により被災した被保険者の利用者負担等の減免措置に対する 財政支援の延長等について 平成2 6年度における東日本大震災により被災した被保険者の利用者負担及び保険 料 (以下 「利用者負担等」 という。) の減免措置の取扱 い等については 「東日本大 、 震災により被災した被保険者の利用者負担等の減免措置に対する財政支援の延長等 に つ い て」 (平 成 26 年 2月 19 日付け厚生労働省老健局介護保険計画課事務連絡) 、 「平成26年度介護 保険災害臨時特例補助金の取扱 いについて」(平成26年6月 13日 付け老発 0613第3号厚生労働省老健局長通知。 以下 「6月 局長通知」 という ) 「平 。、 成2 6年度における介護保険の調整交付金の交付額の算定に関する省令第7条第3号 の規定に基づく特別調整交付金(介護保険の財政又は介護保険事業の安定的な運営に 影響を与える場合そ の他のやむを得ない特別 の事情がある場合)の交付基準 について」 (平成26年12月 5 日付け老発1205第1号厚生労働省老健 局長通知) 等におい て 、 お 示 し して いる と こ ろ で す。 今般、 帰還困難区域等 (注1) 、 上位 所得層 (注2) を除く旧 緊急時避難準備区域等 (注 3) 及び平成26年度中に新たに 区域指定が解除された1 日避難指示解除準備 区域等 (注 4) における被保険者 (以下、 避難指示等対象被保険者 という。) の利用者負担等 の減 免措置に対する財政支援 の期間を別紙1のとおりと するとともに 上 記以外の東日本 、 大震災による被災地域における被保険者の利用者負担等の減免措置に対する財政支 援の取扱いについて、 別紙2のとおりとす ることと しま したので 管内市 町村 (特別 、 区、 一部事務組合及び広域連合を含む。) 等に周 知を図るようお願いいた します 。 なお、 利用者負担免除証明書の取扱いについては、 別添のリー フ レッ トにより周知 いただくようお願いいた します。 別紙1 避難指示等対象被保険者の取扱いについて 1 各区域等の被保険者の取扱い (1) 利用者負担免除措置 (利用者負担額軽減支援事業) に対する財政支援 ①帰還困難区域等及び上位所得層を除く旧緊急時避難準備区域等の被保険者 (東日本大震災発生後に他市区町村へ転出 した者を含む。 以下同 じ。) 平 成 28 年 2月 29 日まで延長する予定である。 ②1 日避難指示解除準備区域等の被保険者 (東日本大震災発生後に他市区町村へ 転 出 した 者 を含 む。 以 下 同 じ。) 平成 28 年 2月 29 日ま で延長 (ただし、 上位所得層 については 平成27 、 とする予定 である。 なお、 平成27年3月 1日以降の利用者負担免除措 置については、 6月 局長通 年 9 月 30 日まで) 知の別紙 「平成2 6年度介護保険災害臨時特例補助金取扱要領」 (以下 「取扱要 領」 という。) の別記 「利用者負担額軽減支援事業」 と同様 の対応を予定してい る が、 詳 細 につ い て は追 っ て 通 知 す る。 (2) 保険料減免措置に対する財政支援 ①帰還困難区域等及び上位所得層を除く旧緊急時避難準備区域等の被保険者 平 成 28 年 3月 分 ま で 延 長 す る 予 定 で あ る。 ②旧避難指示解除準備区域等の被保険者 平 成 28 年 3月 分ま で 延 長 (た だ し、 上 位 所 得層 に つ い て は、 平成 27 年 9 月 分ま で) と す る 予 定 で ある。 なお、 平成26年度分の保険料の減免措 置について、 平成26年度末に被保険 者資格を取得したこと等により平成27年4月 以降に普通徴収の納期限が到来 するものについても、 その全額を財政支援する予定である。 (3) 財政支援 の財源について (1)及び(2)の措置をと っ た場合の財政支援 について、 平成26年度までは その全額を介護保険災害臨時特例補助金の対象と してきたところであるが、 平 成27年度からは、 利用者負担又は保 険料の減免額の 10分の9に相当する額を 介護保険災害臨時特例補助金の対象と し、10分の1に相当する額の全額を 「介 護保険の調整交付金 の交付額の算定に関する省令(平成12年厚生省令第26号。 以下 「調整交付金算定省令」 という。)」 第7条第3号に基づく 特別調整交付金 の対象と して交付する予定 である。 なお、 特別調整交付金による交付対象額に つ い て、 平 成 27年 4月 1 日 か ら同 年 12月 3 1日までの間に係る利用者負担又 は保険料の減免額は平成27年度の特別調整交付金 の交付対象と し、 平成28年 1月 1 日 か ら 同年 3月 3 1日までの間に係る利用者負担 又は保険料の減免額は 平成28年度の特別調整交付金の交付 対象となる予定である。 平成27年度の特 別調整交付金の具体的な交付方法及び基準 については、 追っ て通知する。 2 利用者負担額軽減支援事業対象者認定票の取扱い (1) 全域が帰還困難 区域等である町村 (富岡町、 大熊町、 双葉町、 浪江町、 葛 尾村、 飯舘村) に住所を有する被保険者については、 引き続き、 平成27年3 月1日以降も、 被保険者証の提示を取扱要領の別記 「利用者負担額軽減支援 事業」 において示 している 「利用者負担額軽減支援 事業対象者 認定票」 (以下 「認 定 票」 と い う ) の 提 示 に代 える こ と が でき る 。 。 (2) (1)に掲げる町村以外の市 町村において、 平成27年3月 1日以降に 避難 、 指示等対象被保険者に対して利用者負担免除措置(利用者負担額軽減支援事業) を行う場合 は、 避難指示等対象被保険者 に対 し、 以下のとおり認定票を交付す る こ と。 ①帰還困難区域等に住 所を有 していた者 (現に住所を有する者も含む ) につ 。 い て は、 平 成 28 年 2月 29 日までの 間のいずれかの日を有効期限と して印字 した認定票を交付す る。 ②旧緊急時避難準備区域等に住所を有していた者 (上位所得層を除く。 現に住 所 を 有 す る 者 も含 む。) に つ い て は、 平 成 27 年 7月 31 日ま での 間 の い ず れ かの日を有効期限と して印字した認定票を交付 し、 所得判定の結果 平成27 、 年8月 1日以降も引き続き免除の 対象となる者については、 平成28年2月 29 日までの間のいずれかの日を有効期限と して更新 した認定票を交付する 。 ③旧避難指示解除準備区域等に住所を有していた者 (現に住所を有する者も含 む。) につ い て は、 平 成 27 年 9月 30 日までの間のいずれかの 日を有効期限 と して印字 した認定票を交付 し、 所得判定の結果、 平成27年10月 以降も引 き続き免除の対象となる者については、 平成28年2月 29日までの 間のいず れかの日を有効期限と して更新 した認定票を交付 する。 なお、 認定票の交付は利用者負担免除証明書 (有効期限の取り扱いを認定票 と同様とする場合に限る。) の交付をも っ て代えることが できる 。 別紙2 避難指示等対象被保険者以外の被災した被保険者及び旧避難指示解除準 備区域等の上位所得層の被保険者の取扱いについて 1 避難指示等対象被保険者以外の被災した被保険者及び旧避難指示解除準備区 域等の上位所得層の被保険者の取扱い (1) 避難指示等対象被保険者以外の被災 した被保険者に対 して、 平成27年4 月 以降も、利用者負担又は保 険料の減免を行う場合であっ て、その減免額(利 用者負担減免にあっては利用者負担額軽減支援事業の事業費を、 保険料減免 にあっては避難指示等対象被保険者に対する減免額を含む。) が調整交付金 算定省令第7条第1 号又は第2号の例による交付要件を満たす場合には、 平 成 27 年 4月 1 日 か ら同 年 12月 3 1日までの間に係る避難指示等 対象被保険 者以外の被災した被保険者に対する利用者負担又は保険料の減免額の1 0分 の8以内に相当する額が平成27年度の特別調整交付金の交付対象となり、 また平成28年1月 1日から同年3月 31日までの間に係る利用者負担 又は保 険料の減免額の10分の8以内に相当する額が平成28年度の特別調整交付金 の交付対象となる予定である。 (2) 旧避難指示解除準備区域等の上位所得層の被保険者に対して、 平成2 7年 10月 以降も、 利用者負担又は保険料の減免を行 う場合であっ て、 その減免額 (利用者負担減免にあっては利用者負担額軽減支援事業の事業費を、 保険料 減免にあっては避難指示等対象被保険者に対する減免額を含む。 ) が調整交 付金算定省令第7条第1号又は第2号の例による交付要件を満たす場合に は、 平 成 27 年 10月 1 日 か ら 同 年 12月 3 1日までの間に係る旧避難指示解除 準備区域等の上位所得層の被保険者に対する利用者負担又は保険料の減免 額の10分の8以内に相当する額が平成27年度の特別調整交付金の交付対象 となり、 平成28年1月 1日から同年3月 31日ま での間に係る利用者負担又 は保険料の減免額の10分の8以内に相当する額が平成28年度の特別調整交 付金の交付対象となる予定である。 (3) (1)及び(2)の財政支援の対象となる利用者負担の減免措置 は、 平成26 年度と同様の内容とする予定である。 (4)(1)及び(2)の財政支援の対象となる保険料の減免措置は、介護保険法(平 成9年法律第1 23号) 第142条の規定に基 づく減免措置及 び市町村民税につ いて同 一 の事由によっ て条例に基 づく 減免の措置を行 っ ていることを要件 と す る。 (5) 平成27年度の特別調整交付金の具体的な交付方法及び基準については、 追 っ て 通 知 す る。 2 利用者負担免除証明書の取扱い 避難指示等対象被保険者以外の被災した被保険者及び旧避難指示解除準備区 域等の上位所得層の被保険者については、 有効期限が更新された利用者負担免除 証明書のみを有効なものと して取り扱う。 (注1) 平成27年4月 1日時点において設定され ている帰還困難区域、 居 住制限区域、 避難指示解除準備 区域の3つの区域をいう。 (注2) 被保険者個人の合計 所得金額633万円以上を基準とする。 (注3) 旧緊急時避難準備区域、 平成2 5年度以前に指定が解除された特定 避難勧奨地 点 (ホ ッ トス ポ ッ ト) の 2 つ の 区 域 等 を い う。 (注4) 平成2 6年度に指定が解除された避難指示解除準備区域 (田村市の 一 部及び川内村 の一 部)、 南相 馬市の特定避難勧奨地点 (ホ ッ トスポ ッ ト) の 2つ の 区域 等 を い う。 9 1 1 1 介 護 サ ー ビス を 利 用 さ れ る 被 災 者 の 皆さ ま へ ①利用者負担の減免を受けるためには、 介護サー ビス利 用 時 に、 有効期限が切れていない免除証明書 の 提示 が必 要で す。 簿 ‐ 現在、 免除証明 書をお持ち の方は、 有効期 限を ご確 認 く ださ い。 ②現在お持ちの免除証明書の有効期限後も、 市町村により、 引き続き介護サー ビス の 利用者負担 が減免されること があります。 勝 利用者負担が免除される場合. ー きi起き誤記ノい 解読種静三 」 愛書 海難層那 覇雲ボ ヨ罰乏 , ‐ を提示 してく ださ い。 ※被保険者証に記載された住所が福島県 富岡町、大熊町、 双 葉 町、 浪 江 町、 葛 尾 村 又 は飯 舘 村 の 方 は、引 き続き、 平成28年2月29日まで免除証明書の提示 が 不要です。 免除証明書に関して ご不明な点があれば、 お住 まいの 市町村の 窓 口に お問い合わせく ださい。
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